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〈地名〉【ヘルダ地区】
ルベスガルド国第一郭内にある地区。主にヘルダ族が住んでいる。
〈魔術〉【式層(しきそう)】
魔術式を描く為の専用の紙のようなもの。術者が属する魔術の流派や、行使する魔術の種類によって使用・干渉出来る層は様々に異なり限られまた重複し合ったり、同時に存在したりする。領域とも呼ぶ。
〈魔術〉【汎用魔術(式)層】
汎用魔術を行使する際魔術式を展開する専用の層。
〈魔術〉【帝国(魔術)式層】
帝国魔術(フィル式ともいう)を行使する際魔術式を展開する専用の層。帝国の要人・軍人しか使用・干渉権が発生しないよう鍵が掛かっている。
〈魔術〉【力場(りきば)】
魔術を行使する際必要不可欠な基盤。これを布いて(限定するともいう)からでないと魔術は使えない。力場=魔術の効果が及ぶ最大範囲でもある。
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〈魔術〉【ウデット】
魔力不適合者。魔力が引き起こす現象をほぼ感知出来ない人のこと。社会的少数派。魔術を扱えず、魔術に干渉されず、魔術を視認することがほぼ出来ない。その為魔術至上主義傾向の現代社会に於いて、特にその傾向の強いルベスガルドやオルファネスでは人間扱いされないことも珍しくない。
〈地名〉【デオ地区】
主に帝国への帰属意識が低い極めてタチの悪い移民が住んでいる荒れた地区。帝都でも1、2を争う危険な場所。
〈地名〉【ヘルガ地区】
憩いの場として公開されている地区。市場が開かれていたり、旅芸人が芸をしたりしている。
〈名称〉【ヨド】
流れの民の蔑称。
〈名称〉【流れの民(イツェネ・ラァッダ)】
ルベスガルド周辺で昔から存在が確認されている、国籍、人種、民族が異なる難民などからなる放浪民の集まり。入れ替わりが激しく、出自が不明な者が大半。大まかな目的ごとに別れて集団を作り(集団ごとにその集団の特徴を文字って、~の流れと呼ばれる)、旅をしている。定住民からはあまり快く思われていない。
〈名称〉【薬師の流れ】
流れの民の中でも有名な流れの一つ。薬師イエンが属する。腕っ節に自信のある者が多く、傭兵や盗賊の間で恐れられている。別名追い剥ぎ殺しの流れ。
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〈人名〉【ヲルフェド】
ルベスガルド防衛軍魔術師団所属。ヲルフェド隊の隊長。偶に特務で副隊長。「ヲルフェド」は尊称であって名前は別にある。建国戦争の英雄。ルベスガルド建国戦争時に新体制樹立の為尽力した若き魔術師。防壁・補助魔術を得意とする。狡賢く強かなルベスガルド人にしては大変人が良く、民に慕われ(舐められ)ている。
※この時点では本来特務の隊長であるヴォルトが居ないので隊長代行をやってるんだけどアン婆さんはそれを知らないので(ヴォルトが帝都に居ないのは知ってる)何時もの肩書きで呼んでます
〈人名〉【アンバー】
自称帝国裏路地の主という、知る人ぞ知る帝都の名物放蕩お姉さん。愛称はアン婆さん。日がな一日裏路地を徘徊しながら絵を描いている。
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〈名称〉【魔(術)連(合)】
正式名称はファレディル魔術連合。かつての旧ルベスガルド帝国が起こした魔術戦争で、魔術による大虐殺が起こった。戦時を良いことに、捕虜を使いありとあらゆる人体実験や、奪った土地の魔術循環、生態系を壊す研究が横行し、ファレディル大陸を疲弊させた。魔術が二度とこのような悪しきことに乱用されないよう、魔術の平和利用を達成するという理念のもと、個人は勿論国家をも監視する為、旧ルベスガルド帝国崩壊後成立した機関である。魔術に関するあらゆる取り決め事を行う。魔術師を監視し、行き過ぎた使用をした者は、処罰される。ルベスガルドは現在この組織の要監視対象国となっている。
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