【血の系譜】キャラまとめ登場人物
お話自体が何世代にも渡っているので凄く複雑
今回は本編内の関係性とかのみで。
≪主人公≫
【ギル=ウェイド】
魔族の少年。紫の髪と金色の目。赤いメッシュ有。
19歳。気難しく、幼馴染のファリン以外にはぶっきらぼうな態度をとる。
辺境の老人ばかりになってしまった村で育ち、「黒の大陸」に居るという同族と暮らすように言われファリンと共に村を旅立った。
その旅の途中でシンに出会い、護衛として同行を求めるうちに剣を習うようになった。
しかし自分が「魔王」の生まれ変わりであるといわれ、その力を得ようとする残党と管理下に置こうとする「教会」に狙われるようになってしまう。
一緒に旅をするうちにシンに心惹かれるが、同時に知らない記憶が蘇りだし、己が何者か求めるようになる
正体は「魔王体」と呼ばれる世界の心臓を収める器として作られた何百という数の生贄の一体。
過去に怒り狂った「英雄」によって魔王体は滅ぼされたが、研究所に保管されていた一体がたまたま土砂で生き埋めとなり難を逃れていた。
(単なるクローンや現身でなく、魂と記憶ごと完全再現されたもの。ギルの場合は事故で記憶は失われている)
いまだに生きているという先代魔王と代替わりすることで世界の存続を目指そうとする。
【ファリン】
魔族の少女。柔らかい金髪と青い目。非常に庇護欲を誘う容姿。
ギルと共に同じ村で育った少女。彼に恋心を抱いている。
ギルよりも幼い姿だが、両親を失った火事に巻き込まれたトラウマで成長が止まっているために実際は年上。
無垢で幼い言動が目立つが献身的で、足手まといになる自分に悩んでいる。
自分の知らない面を見せ始める彼に不安を覚え、恐怖心を煽るシンを警戒していた。
治癒の力を発現したことから「教会」に連れていかれそうになったのも村を出る要因の一つになった。
【シン】≪もう一人の主人公≫
不死者。灰のような白い髪、紫と灰色の目。黒化の兆候で髪の一部が黒く変色している。
大罪人として教会の管理下にある『死神』の配役を持つ青年。
無口でめったに喋らない。感情を表す事もほとんどなく、淡々とした言動が目立つ。
黒衣に全身を覆う鎧を纏っており、非常に整った容姿をしているにも拘らず、「この世界」の人間は見ただけで必ず恐怖心と嫌悪を抱く。
魔族の二人を魔獣から救い、旅に同行するようになる。
配役の『死神』は不死刑に落とされた同じ大罪人に死を与えることから付けられた称号。
言葉を喋る剣「ガープ」を所有しており、凄まじい剣技で敵を圧倒する。
本当の名は「シグ=ファレン」。金髪に青い目の女性。実は男装していたという話。
天使に囁かれ、魔王から世界の心臓を奪った為に大罪人になった。
本来はそのまま投獄され続けるはずだったが「英雄」が役目を放棄して姿を消した為、代役として不死者の処刑を行うようになった。
髪の色も瞳の色も失った際に名前も捨て、たった一つの目的の為に生きている。
アースラとはこの世界を滅ぼし、世界の敵となる為手を組んだ。
【アースラ=ヴァルトレット】
青い髪と緑の目の偉丈夫。エロゴリラとかエロ船長と言ったらコレの事。
世界で唯一の飛空艇ギネアネメッサの乗り手で、黒の大陸に渡るものを次々と撃ち落としてきた「空の悪魔」の異名を持つ。
船を沈めることは彼自身が望んだものではなく、ギネアネメッサとの契約で死ぬ事も出来ず無理やり生かされ続けてきた。
絶望し生きる事に飽きる度に自害を繰り返していたが、シンに一目惚れし、大陸を渡る手段として船に乗せる代わりに自分のものになる事を望んだ。
似た境遇なのに絶望しないシンを何とか引き留めるために一緒に「世界の敵」になる約束をする
見た目にそぐわぬロマンチストでシンが大好き。
【ガープ】
シンの持つ神器、喋る剣。
獣を司った意匠がされた長剣で、不死者を殺せるただ一つの手段。
その正体は『獣のガープ=ドレイア』。女神が作ったオリジナルの創世器。本体は動物のぬいぐるみ。
(創世器→神器→魔道具。創世器を模倣したものが神器で、魔石を使った誰でも扱える道具が魔道具)
名前の通り巨大な獣の姿を持つ存在で、不死者が殺せるのはガープ自身が眷属化したものがその不死者だから。マッチポンプ!
正当な契約者は「英雄」だが、今は監視の名目でシンを保護している。
尚剣形態の時は口調はセクハラ親父そのもの。本人曰く、契約者を参考にしたとの事。
【ガーウィン=シキドウ】
隻腕の壮年の剣士。シンの師匠。同じ名前の黒ゴリラエルフがいるけど別個体。こっちが元のモデル。
「英雄」の配役を持つ。黒髪に青い瞳。
失われた女神の代わりに世界の心臓を宿す器として「白い家(教会)」の施設で親友ともう一人の少女と育てられた。
少女が一番の候補として「聖女」に指名された為彼女と共に施設を逃げ出すが、残った親友が代わりに「魔王体」として名乗りを上げ身代わりの生贄になってしまった。
世界の心臓を次代に移す為にはその依り代を殺さねばならず、適正者の見つかりにくい依り代問題も魔王体を複製することで解決。
己の子を宿した聖女を人質に「英雄」として「魔王」を殺し続ける役割を与えられた。
何体も親友の顔と記憶を持った「魔王体」を殺すうちにそれらを親友の偽物と扱うようになり、教会を打倒するために画策するようになる。
シンは聖女の遠い子孫、シキドウにとっても娘のような存在。
髪の色は染めているが、本来のシン同様の金髪。
長いので一旦切ります