新しい道私、キュット!SSカンパニーのキュート担当!今日は幼なじみのスーリムとムチオと一緒にキノコ王国のお祭りに行くことになったんだ!!とっても楽しみ(≧▽≦)
SSカンパニーのシェアハウス
キュット:うーんどれにしようかな~。
今日着ていくお洋服選びに時間をかけるキュットであった。
スーリム:キュット!いつまで待たせてんだ!
スーリムとムチオが部屋に駆け付けてきた。
キュット:あっ!グッドタイミング!スーさん!このお洋服、どっちが似合うかな?
スーリム:どっちでも良いだろ。
キュット:こういう日はオシャレして行かなくちゃ!
スーリム:ムチオはどっちが良いか検討はあるか?
ムチオ:……右…
キュット:ナイス!ムチオ!センスあるー!!すぐに着替れるからちょっと待っててねー!
スーリム:やれやれ女の子は時間をかけるもんですなー
キュット:メイクもバッチリだし行こ!!混んじゃう前に!!
スーリム:そうだな。ムチオ!出発するぞ!
キノコ王国にて
キュット:わぁ~!!タピオカミルクティーに電球ソーダもある!!どっちを飲もうか迷っちゃう~!あと写真も撮ろうっと!!
スーリム:キュット!!あちこち回るな!!
ムチオ:…!ハリエットフェスティバルライブ1時公演…今だ…。
ムチオはステージ会場を目撃した。
キュット:なぁに?ムチオアイドルに興味ある???あむっ( ˙༥˙ )キュットは屋台で買ったものをすでに食べていた。
スーリム:買うの早っ!!どうりで人も沢山いると思ったらこれが目的なのか?
そしてハリエット本人が現れた。
ハリエット:みなさーん!こんにちわー!!今日は私のステージに来てくれてありがとう!!私と一緒に盛り上がりましょう!!
ファン:わーーーーーーーー!!
そしてSSカンパニーはハリエットのステージを観ることにした。
会場裏にて
ハリエット:いつか私とフレンズを組むのに相応しいアイドルが現れるのを願うばかりだわ…。
ハリエットはアイカツマシンにアイカツカードをはめ込んだ。そしてステージが始まった。
トップアイドルを誇るハリエットには目を奪う程のオーラで満ち溢れていた。
キュット:なんて凄いんだろう…見る度に心がキラキラしてくる…
ハリエットのステージに衝撃を受けるキュットであった。
キュット:私もなってみたいな…アイドルに!
すでにキュットの目は丸くなっていた。
帰宅後…
キュット:ふむふむ…ウェディングプランナーブルーダルズの紅一点ハリエット…アイドル学校トゥインクル学園に通う高校3年生…頂点に存在するトップアイドル…
キュットはハリエットのライブに心を奪われハリエットについて黙々と調べていた。
キュット:はぁ~私もアイドル学校トゥインクル学園に入れるかな~
スーリム:キュット!!ご飯だぞー!!
キュット:あっはーい!
スーリム:どうしたキュット。しーんとしちゃってるぞ。
キュット:そう?そんなことないよ💦とりあえずごちそうさま!!
キュットは急ぎ足で自分の部屋に向かった。
ムチオ:キュット…何か隠してる…?
キュットは部屋にこもりハリエットの画像を眺めていた。
キュット:トゥインクル学園に入りたいけれどスーさんとムチオにどう伝えれば良いの…?
そのときスーリムが部屋に入ってきた。
スーリム:キュット。どうしてじっとしているんだ?いつもなら元気になっている筈なのに
キュット:!?出てって!!
スーリム:どうしたんだよ!キュット!!話さなきゃ分かんないだろ!!
キュット:!!スーさん…許してくれる…?
キュットは事情を全て話した。
スーリム:アイドル学校トゥインクル学園に入りたいだって!?
キュット:うん…今日祭りで行ったハリエットさんのステージに魅了されちゃって…それでアイドル活動アイカツがしたいって思ったの!!スーさんはどう思う?
スーリム:でもトゥインクル学園に入るにはオーディションが必要だ。それにお前、ここに入ったら徹底的にSSカンパニーをやめることになるぞ!!
キュット:そんなっSSカンパニーをやめちゃうって…今までやってきた事だし…あぁもうどっちを選べば良いの!!
その後キュットはSSカンパニーを続けるべきかアイカツをやるべきか毎日考えていた。そして答えを出す日が来た。
キュット:スーさん!!私、アイカツがしたい!3年半SSカンパニーを共にやってきたけど、これは私の夢なの!お願い!!
スーリムはじっと黙った。
ムチオ:スーリム…?
スーリム:良いだろう。これはお前の夢ではない。お前の新しい道だ。分かれ道になってしまうがこれも運命だ。アイカツがしたいと思ったきっかけはハリエットだろ。キュット、アイカツが出来るよう精々頑張ってこい。
ムチオもスーリムの言葉にうなづいた。
キュット:スーさん…ムチオ…ありがとう!!
キュットは泣きながら感謝の気持ちを伝えた。
それからキュットはオーディションに合格する為に必死で特訓をした。発声練習や振り付けの練習までコツコツとやった。そしてオーディション当日…
スーリム:キュット、ついに本番だな。当たって砕けろよ!!
キュット:うん。もしも不合格になったら私はSSカンパニーのままでいるつもり、でも今は私のやりたい事に一歩近づけた!2人の分まで頑張るからね
ムチオ:キュットなら出来る…
キュット:ありがとうスーさん、ムチオ!それじゃ行ってくるね!!
キュットは走りながらトゥインクル学園のオーディション会場へ向かった。
沢山の希望者がステージを披露していった。そしてついにキュットの出番が来た。
キュット:私、この為に頑張って来たんだもん。ここで諦めたりなんかしない!!
キュットはステージで使うアイカツカードを3枚手に取った。
キュット:このアイカツカードはスーさんとムチオが懸命に選んでくれたもの。
前日
スーリム:キュット、練習を頑張っているみたいだな。このアイカツカード明日のオーディションに使って欲しい。ムチオと一緒に厳しい目で厳選したものだ。
ムチオ:キュットに似合うドレス。
キュット:わぁ!!2人ともありがとう!!
キュットは2人を抱きしめた。
エントリーナンバー45番!準備をお願いします!!
キュット:この友情、決して無駄にしない!!
キュットはアイカツマシンにアイカツカードをはめ込んだ。
着替えを終えたキュットはついにステージに立った。
キュット:これが…アイカツ…
気持ちを切り替え今までの成果をオーディションにぶつけた。
学園長:うむ。本番の為に練習を沢山してきたのが伝わって来ますね。
ハリエット:えぇそうですね学園長。(もしかしてこの子私の目的に当てはまるアイドルかしら…)
そしてキュット初のステージに幕が閉じた。
キュット:ふぅ…終わった。合格してると良いな…。
希望者の審査が全て終わった時合格発表が来た。
キュット:45番がある…合格したーーーー!!゚ 。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。 ゚
曇り空から澄み切った晴空になるかのように喜んだ。
キュット:スーさん!ムチオ!私、合格したよーー!!
ムチオ:おめでとう…!
スーリム:良かったなキュット!!よーし今日はお祝いパーティだ!!
キュット:わーーい!ありがとうスーさん!!(*≧▽≦)
こうしてキュットの新しい道、アイドル活動が始まりました!!
to be continued…
9/23 学校名急遽変更 ルミエールってペパマリにおったやん!!