ドーバー
20代男性
仕事は女性を殺すことにしか情熱を持っていない。
女性に対して美しいだの綺麗だの言って褒めて愛すが、
とてつもない不細工に対しても本気でそうする。
本当に綺麗だと思うし本当に愛しさ全開で落とそうと思って口説いたりする。
けど最終的には殺す。絞殺が多い。
普段は普通にナンパな物腰柔らかなお兄さん。
良家のお坊ちゃんだったが、女性殺害愛好趣味が出てすぐに、
父親が事件をもみ消し別荘に隔離した。
良家の面目が潰れるのを避けるため、
また息子が情報名簿を自分しか知り得ないところに隠してしまったために、
父親は息子のしていることに対して黙殺せざるを得ない状況だった。
別荘に隔離されてからも、身寄りのない娘を連れ込み世話させて殺害していた。
「今夜も星が綺麗だ!」
「僕の最愛の人を殺してしまった……こんな゛に悲じい゛事は無い……ズビッ……」
「何て言うかこう、珍しく俺の範疇じゃない」
「ねえねえ聞いてくれる、本当、あの人すごくね綺麗だったんだよ」