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作品 - 一言

 : 83件
  • 士玲♀家族漫画モドキ~凛と士道さん家の娘ちゃん~ #士玲 ##ブルロ #糸師凛 #オリキャラ
    士道パパ、虫が平気ですぐ捕まえる娘ちゃんのために掃除を徹底、赤ちゃんに無害なものを選びなめても大丈夫なものを使用していますノ

    パパとママからたっぷりの愛情を注がれ、毎回酷い目に遭ってる凛さんは諭しますが…玲音ちゃん、パパママは大好きだけど余計な一言が多い凛さんにはがっつり攻撃します← 果たして、和解する日は来るのだろうか…w
    ただのサバ
  • 凪玲♀家族漫画モドキ~パパVS息子 #凪玲 #オリキャラ ##女体化 ##ブルロ
    たまには凪玲を。凪玲も好きなので…!


    お姉ちゃんは活発に遊んでいる中、弟くんはママに抱っこされて夢の中。しかし、奥さんに甘えたい凪パパから信じられない一言が! 弟くん、こんな大人にはなりたくないと思ってます(笑)

    ちなみに、士玲と凪玲の世界線の玲王さんは、別次元と考えてるため、髪型で区別していますw たまに間違えるけど←
    ただのサバ
  • くちなしの花!2「クレーマー!」葬儀場を離れてしばらくもやもやしていた泰蔵はちょっと時間オーバーしてしまったが、昼の休憩に入る事にした。だいぶ離れた所まできて近くにちょうど良い定食屋がないかと探していると、開店祝いとおおきな垂れ幕がかかった大きな建物がみえてきた。こんな所でオープンしたのか!
    今は一人暮らし、節約がてら、適当に路肩にタクシーを止めどんよりと灰色に変色してきた空の下、泰蔵はその大型スーパーの店の中に入っていった。

    結構、品ぞろえも良い感じで、冷房がしっかりきいた店内を歩いていろいろと眺めていたが、今は勤務中あんまり沢山の品は買えないと思い、とりあえず惣菜屋目指して探していたら、お酒コーナーの前に大量にかごに入っているビール缶を見つけた。只今開店祝い当店一押し半額セールと書かれている張り紙に足が止まる!

    仕事がら、しばらく大好きなお酒類は我慢していたが、つい当店の目玉商品というシールの誘惑に負けてしまい、気づいたら大量のビールを買い物かごいっぱいに放り込んでいた!

    泰蔵「さすがに買いすぎか!まあ、同僚の社員たちにも配ればいいか!普段接点もあまりないが、この顔のせいか変な誤解イメージ抱かれている空気を感じるのもあまり気持ちの良いもんじゃねえしな!(-_-メ)」

    気難しく、一匹狼的な存在の風貌のせいか、しばし泰蔵は裏社会側の人間じゃないかと勘違いされる事があった。度々、乗客からも拒否される事もあって、そのせいであまり泰蔵だけ売上が伸びない状態も続いたりしているが、きちんと毎月、最低賃金だけは払ってもらっているので文句は言えない!というか、社長たちにも、若干恐れられている感じがして幸い、これまで、売り上げの事で文句を会社から言われた事もほとんどなかった。
    泰蔵は、そのあと適当に割引のついたつまみの袋を数種類と、惣菜屋の手軽なおにぎりで節約しようとかごに詰め込むとレジに並ぼうとした。が、予想外にレジには人だかりにあふれていて、すぐに会計が出来る状態ではなかった!
    土曜日か並んでいる間もにぎやかにしている親子連れも多かった!

    気が短い泰蔵も普段ならすぐにほっぽりだす状況なのだろうけど、やはり、大好きなビールには勝てなかったのか、しぶしぶ待つことにした。なかなか列は進まず、そしてようやく、昼休憩から戻ってきたのかお助けのパートの女性らしき人が、水色の涼しいかっこのパート服で小走りに、臨時のサービスカウンターを解放して、客足が進むようになった。

    だが、この時になると、だいぶ短気のしびれをきらしていた泰蔵は一言文句を言わなきゃ気が済まなかったのか、自分の番がくるやいなや、重く引きずってきたビールの詰められたかごをドンとカウンターに乗せると女性店員に大声でがなりちらした!

    泰蔵「遅っせえなあ~、どんだけ待たせるんだ!足が棒になるだろ!ったく!( # ゚Д゚)」

    女性店員「大変ながらくお待たせいたしました!こちらで承ります!<(_ _)>」

    泰蔵「休憩時間なくなるだろ、早くしろたわけ!( # ゚Д゚)」

    女性定員、ちょっとあたふたして・・・!

    女性店員「すみません、お客様ふたたび申し訳ないのですが、こちらの商品は昼1時までのタイムサービスでして・・・!今からだと、すべて定価通りになりますけどよろしいでしょうか!?」

    泰蔵、半ギレ状態で・・・!

    泰蔵「ああん?まだ30分もたっとらんだろ~!よろしくねえわばかやろう!さんざん無駄な時間、またせやがって、客に対する礼儀か、それが!( # ゚Д゚)」

    女性店員、泰蔵の威圧感に動揺しながらも・・・!

    女性店員「それと、こちら、もともとおひとり様2本まででしてお連れ様とかいらっしゃらない場合一度にこんなに、大量なお買い上げは出来ないんですよ!」

    泰蔵「同僚に渡すやつだよ!俺一人で飲むんじゃないわ!」

    泰蔵の後ろの方では、そわそわとばつの悪そうな顔をした客たちが、視線をそらすように、だんまりとこちらの様子をうかがっている。

    女性店員「どちらにしても、一応当店の規則になっておりますので!広告の方にもちゃんと書いてありますし!お客様だけ特別扱いすると他のお客様にも示しがつかないのでご理解いただけたら・・・!」

    泰蔵「知らねえわそんなもんそっちの都合だろ!広告なんかいちいち見るか、このくそ忙しいときに!そのへんの愚痴ほざいて遊んでる主婦と一緒にするな!なにパートの分際があほな事ぬかしとるんだ、さっさと気いきかせて客の要望を優先するのが当たり前だろ!責任者呼んで来い!( # ゚Д゚)」

    女性店員「あいにく今は、他の従業員も手一杯なので、お客様をお相手できないかと!」

    声はかすかに震えながらも、それでも、冷静な対応の女性定員!

    泰蔵「なんだ、そのいちいちしゃくにさわる態度は・・・!バカにしとるだろ!( # ゚Д゚)」

    その瞬間、順番待ちしている、他のお客の中から、パシャっとスマホで撮られる音が・・・!

    泰蔵「誰だ!今、シャッター押したやつ!出てこい!( # ゚Д゚)」

    ぶち切れた泰蔵も、ビール缶を一つかごからつかみ取り乱暴に構えるが!

    泰蔵「なんだお前ら!見物(みせもん)じゃねーぞ俺は!( # ゚Д゚)」

    並んでいる客たちもざわざわと、眉間にしわをよせて曇った表情をしていて・・・!母親の後ろにしがみついて泣きそうな子供まで・・・!

    このままだと、警備員を呼ばれて大げさになりかねないと多少戻りつつあった理性の中、泰蔵もさっしたのか、持っていたビール缶を無造作にかごに戻し店から出て行こうとすると、なおも女性定員が社交辞令じみた言い方をしてきた。

    女性店員「本当に、大変申し訳ございません!お客様、こちらのおつまみでしたら、割引のままお買い上げいただけますが・・・!」

    泰蔵「うるさい!!もうなんもいらんわ!客に恥をかかせやがって、すぐにつぶれるぞ、こんな店!( # ゚Д゚)」

    完全ブチぎれ状態の泰蔵は結局なにひとつ会計もせず大声を張り上げて店を出て行った!

    #くちなしの花! #イラスト #小説 #日記 #BL #ホラー
    かざぐるま
  • 4【※夢要素あり 自機主とネモさん】ワンクッションですが、
    一言でいうと相棒トレーナー♂の恋を応援したい気持ちと嫉妬の板挟みになってモヤってるマスカーニャちゃん♂と、そんな彼らとは関係のないgrl地方に住むえすばんちゃんです。
    #pkmn夢 #夢

    もしよかったらこちらも是非…↓
    https://twitter.com/5526mura/status/1649047769573920768?s=20
    78
  • トロイメライ メテノ♀寄【散々迷惑行為を動画ブログで堂々とやってるのに誰も彼女を捕まえないのはターゲットが金持ち連中に限られているからだろう。それだけこの街の住民の富裕層に対する不満は激しいってことだ】―ポッドキャスト収録中のベクター

    「ハァ?家が汚れた?車が壊れた?じゃあお金で解決だ★…その為のお金なんじゃないの?」

    「お金があれば何でも解決できると思うなよ、このクズ」

    「"キラーキラー星"のトロイメライで~す!今日は富裕層の持ってる車を盗んでみようと思いま~す♪」

    「金持ちだけが安全な場所に居られる時代は終わったんだよ、おわかり?」

    「汚れたお金をキレイにしてこの街にまた回してる。それの何が問題なの?」

    身長:160㎝
    一人称:メライ・私
    二人称:ちゃん
    居住地:トイボックスセル
    無邪気な性格 暴れるのが好き

    一言でいうのなら過激な迷惑系ユーチューバー。動画ブログにて「KILLERKILLER★」チャンネルで活動している。
    富裕層を狙って派手な外見にお似合いな派手な犯罪を"殺し以外"は好き好んで行っており、白箱事件以降はその活動を激化している。

    盗む、壊す、汚すことで台無しにすることを特に好んで行い、その成果を自撮りと共にアップしている。明るい口調で話すが毒舌であり「金持ち連中が大事にしている物をぶち壊す」ことが大好き。

    当然のごとく賞金首に指定されているが、富裕層に対する不満を抱いた視聴者からは非常に好評で誰も捕まえようとはしない。
    メテオビームでスーパーカーを吹き飛ばす映像がとくに有名。

    南区で回収したMADMAMのドローンの部品を転用·改造し、自分を自動的に追尾、随伴する撮影ドローンとして使用する程にはメカにも強く、必要な機能を目的に合わせて付け替えたりする等、自分が使用する物品に対する愛護精神や拘りが強い。
    ドローンは多数所持しており、相手を自動的に追尾、銃撃する武装ドローンや自身の防御力を上昇させるフィールドを展開させるドローン等を駆使して戦闘もこなすことが出来る。本気で自分を捕まえに来た相手には自爆ドローンを大量に向かわせて戦う。本人はその攻撃を「流星群」と呼称している。

    沢山のガジェットを収納しているジャケットを脱ぎ捨てる(殻を破る)ことで体が大幅に軽量化し、身の危険を感じると素早く立ち去ってしまう上、追い詰められるほど能力が向上するアドレナリン中毒者。

    生計はスパチャで担い、時折【富裕層から富裕層の市民に嫌がらせの高額依頼】が来ることもあり、そういった依頼の時はいつもよりもド派手に破壊行動を行う。街中でストリートアートを残し、刺激的な行動を起こすクランポンや富裕層しか狙わないナイトキャップとは気が合うらしく、時折行動を共にしている事やサポートに回ることも多い。
    トイボックスのデータベース
  • 37御礼インクトーバー2022完遂無事完遂しました🤗
    今年の公式お題は難題ばかり💦
    正直お題発表された時
    「こりゃあ無理かも★」と思いました😭
    どの参加者も特に23日に
    悶絶していた気がします🤣🤣🤣
    一つ一つに説明を付けたいけれど
    多過ぎて無理や~ん😅
    twitterやポイピクには毎日投下してたので
    例えば三日目には「バットがバットを掻い潜り」
    的な変な一言をそれぞれ付けてます😅
    ただのアホじゃん💦
    17日目だけ補足☆
    日本語お題は「しょっぱい」ですが
    英語お題の「SALTY」の意味に
    「船乗りのような」というのが有り
    柳川の川下りの船頭さんを描きました✨
    ハロウィン🎃は6日目と27日目に🎃
    結局二回放り込んでます😁🎃
    今年は応援して頂いたりコメ頂戴したり
    いいね貰ったりRTまで貰ったりリプ貰ったり
    ハート貰ったりスタンプ貰ったりして💞
    孤独な闘いではなく、楽しい一か月でした✨
    ありがとうございます🙏😭🤗💞✨
    #inktober #inktober2022 #インクトーバー #ペン #創作 #オリジナル #オリキャラ
    ささ・S
  • 6【THEALFEE】『ニット帽を可愛くかぶるアルフィー坂崎さんと高見沢さんに桜井さんからの一言が「正 #ALFEE #桜井賢 #アルフィー #イラスト #坂崎幸之助 #マンガ #高見沢俊彦 #漫画ぷりんせすはなげ
  • 5うちの娘姉妹漫画おまけで一言設定集 ##うちの娘 #過去絵を晒す #漫画 #オリキャラ #女の子須藤遥人
  • 6THEALFEE『アルフィー春ツアーにて会場限定販売された【ミカエルの剣】それを見たキッズの一言が的 #ALFEE #桜井賢 #アルフィー #イラスト #坂崎幸之助 #マンガ #漫画 #高見沢俊彦ぷりんせすはなげ
  • 16ただ一言坊カス。公式ではほのぼの淡い恋心描写ですが、設定考えると…この二人はやばいだろ……!!という私の好みが爆発した結果、内容がとても薄暗くなりました(すみません…)。初出2013年3月10日。n_置き場
  • 【オリキャラ】寂しい猫【ピラフドリア】【イラスト紹介】


    【オリキャラ】寂しい猫【ピラフドリア】


     ニャンコを描きました。


     一言。


    #オリキャラ #イラスト #絵描きさんと繋がりたい
    ピラフドリア
  • 7カープリャ ムウマ♂【痛くしないと言っているうちにお願いを聞いておけ。何も感じれなくなる前にな】-MADMAM隊員 DISTRICT配属

    「大丈夫、痛くしないから...ね?だからこのフォークで...刺されてほしいんだ」

    「新鮮な魂!!新鮮な恐怖!!新鮮な血液!!君のは全部僕のものだ!!!!」

    「見返りは高くつくよ。それが嫌ならこの話は無しだからね。」

    「森は僕の食卓だよ。絶対に逃がさないからね。」


    一人称:僕 二人称:呼び捨て
    年齢:"人間でいえば"15くらい  身長:150cm
    所属:無所属 MADMAM施設のDISTRICT8から脱走した個体。
    南区で唯一MADMAMによって確保されたスパイクである。
    元はとある種族の最後の生き残り。

    現在はとある目的のために活動しており、しばしば南区へ出入りしている様子。鉱物や様々な資材を溜め込んでいるようだ。

    【データ】
    人里離れた場所を好む、霧の深い森と化したゴーストノーズに住まう亜人。
    人目につくところで言えば夜の街に現れることが多いが、日中は基本的に森をうろついている。明るい場所を歩くときはベールを纏って活動するようだ。
    森で迷い人を見つけたら"食事"の見返りに案内をしてくれる。

    恐怖の感情、血液からしか賄えない養分があるせいで他人との接触を断つことはできないので、必要に応じて夜の町だったり、人気の少ない路地などに繰り出す。臆病で泣き虫な性格だが "自分は力を持っている" ということを認識してからやや強気な一面も現すようになったが、その力を無闇に振りかざすことは無い。

    他者を圧倒すれば怖いもの等何もないとの考えから【やられる前にやれ】を信条にしており、無人化したゴーストノーズや南区では自身の脅威とみなした存在を即座に攻撃する。

    食事の質が良いほどその力も引き出すことが可能。逆に言えば、質の悪い食事だけだとそれほど力を引き出せないが、空腹時に限ってはリミッターが解かれた状態になるようだ。

    スパイクの影響が【魔力】にのみ異常に特化したスパイクの中でも変わり種であり、その力を使って武器にたくさんの特性を付与することが出来るようになったようだ。使える魔力は膨大だが長期戦が苦手。

    以前はMADMAM施設のDISTRICT8に拘留されていたが、ピニャータパーティの騒乱に紛れて脱走に成功したようだ。

    彼の種族の体液 特に涙には超高濃度の魔力が含有されており
    武具や薬の効果を高めたり、付与したりする際に重宝されていた。
    そんな彼の涙を求める手段として、以前の世界で取られた方法は彼の種族の迫害である。
    彼らを斬り付けて血を浴びた剣には力が宿り、彼らの血液を飲めば力が増し、彼らを痛めつければ流す涙はあらゆる力をもたらした。

    MADMAMにおける魔法装具の開発に彼が関与しているという噂がMADMAMに存在する。

    身を守るために作り出した彼のフォークは魔力が大量に注がれた結果具現化されたものであり、任意の性質を持つことができる代物。余剰魔力は常にこのフォークに回しているようだ。

    望めば戦車ですらケーキのように易々と貫く切れ味を持つし、ポケットサイズに小さくすることもできるし、数を増やすことも更に大きくすることもできる。なんならフォーク以外のものにもできる。
    しかし小さくすると感情の吸収効率が落ちるので、あまり小さくすることを好まない。
    手元になくとも性質は変えられるので、万が一に奪われたり落としたりしても悪用される心配は無く、必ず手元に帰ってくる仕様だ。

    基本的に彼が""付与するようにしている""性質は【刺した生物から恐怖心を吸い取る】【刺した相手のトラウマや幻覚を鮮明に想起させる】【刺した相手に傷をつけない】【自分に対する脅威から自動で身を守る】性質だが、彼が意識していない性質は付与されない。

    不意を打っても必ず防がれるため一見無敵に思えるが、根気強く攻撃し続ければ消耗して攻撃が通るという単純な弱点もある。

    刺さっても体に傷がつくことはないが、恐怖心を吸収する都合上トラウマを想起させる性質を持たせている。既に恐怖している場合はただ刺してくることが多いようだ。

    恐怖心が不足することによって飢えると豹変して凶暴化すると「食べること」に執心するようになり、フォークに【傷をつけない性質を付与する余裕がなくなる】ほか、彼の周りを浮遊する水晶に噛みつかせる等危険で手荒な手段を講じるようになる。人の身体程度なら軽々と食い千切ってしまうほどの咬力を持つので注意...止めとばかりにフォークをぶっ刺してくる。
    しかし防御に考えを振る余裕もなくなるので、彼を最も倒しやすいのはこの時だ。

    DISTRICT8で散々な目にあわされたのか、MADMAM関係者や自分に敵意を持った相手、銃器を持ち歩いている者に対しては一切の容赦無く襲い掛かる。

    そんな彼の口癖は「痛くしないからね」
    ちなみに彼の泣き声を聞き続けると生命力を吸い取られてしまうのだが、その影響は【急速な老化】といった形で顕現する。(1秒につき1年分)
    彼が返してくれない限り戻ることは絶対にない。

    彼と本当に仲良くなれれば、見返りにお願いはされるだろうが涙や血液を提供してくれるだろう。


    質の良い恐怖心に拘り始めたら何をするか分からない危険も持ち合わせている点から、MADMAMからは極秘に回収命令が下されている。


    【バックストーリー】
    他者との関わりを避けるような深い森の奥に位置する村で"亜人"と呼ばれる種族のもとにカープリャは生まれた。
    カープリャが自我を持つようになると、彼の家族はすぐに魔力の扱い方に関する教育を始めた。
    単純な力や身体能力では劣ることが多い彼らの種族が淘汰されないようにするためには、身体に流れる膨大な魔力の扱いを極めることが不可欠であるからだ。
    "亜人"と呼ばれる種族の中でも非力であった彼らは、その魔力の扱いに特化していたお陰で厳しい環境に適応し、小さなコミュニティで互いに助け合って生きていた。
    彼らの居た世界では"エンチャント"と呼ばれる技師の技術であり、その技術はカープリャの住む村人は皆が一流のエンチャント技師であった。

    満足に言葉を話せるようになると必要なものは自らの魔力で生成し、既存の物にも魔力で様々な性質を付与したりする創作性を持った彼は
    周囲の大人たちからチヤホヤされており、人に寄り添いあって生きる事の大切さを子供ながらに認識していた。
    お気に入りは足を素早くする靴で、空いている時間が有れば広い自然を駆け回り、時には木の実を集めて回ったりして過ごした。

    そんな日々を過ごしていた彼はある日、今にも倒れてしまいそうな迷い人と遭遇する。
    "みんなと助け合って、分かちあえる子になりなさい" そう教えられていた彼はその旅人に水と食料を与え、森の入り口まで送り届けた。
    もしかしたらこの人は家までとても遠いかもしれない。そう考えた彼は、旅人が履いていた靴に魔力を付与し、身体が羽のように軽くなる靴を与えた。
    良いことをしたと彼は上機嫌でその日は村へと戻った。

    暫くすると彼の村のもとに、大きなカバンを背負い、ボロボロになった来訪者が現れた。あの時に助けた村人が一人とほかにも数名。その仲間だろうか?
    話によればカープリャが与えた靴の話が来訪者の街で広まり、カープリャの住む村との交易を望んでおり、その為に時間をかけてはるばるやってきたというのだ。
    来訪者は近くでは力を持った王国の権力者であり、彼の提案は魔力で物品に性質を付与──いわゆるエンチャントの技術の見返りに物品や技術を提供するというのだ。

    技術も物品も、彼らにとっては無くても特段困るものでは無かったのだが、はるばる相手もこんな森の奥にやってきたのだ。
    村人たちは少し話し合った後にその商談に合意。そうして小さな村と王国のつながりが生まれた…
    しかし、それがもたらしたのは豊かな生活とはかけ離れた日々であった。

    優れたエンチャント技師達の住まう村の噂はあっという間に広まり、毎日数多の旅人が村を訪れては仕事を依頼した。
    見返りは確かにあったが、王国の人々は彼らの技術にのみ価値を見出していた。その結果として要求のハードルが上がり続け、村人たちが疲労から依頼を渋るようになると王国の民たちはヤジを飛ばし、心無い言葉を投げかけた。
    人というよりはまるでモノ扱い──子供ながらにカープリャはそう感じており、日に日に疲れていく家族や隣人を見ては心を痛めていた。
    この交易が一方的な搾取だと気づくには、村全体が世界を知らなさ過ぎたのだ。そしてそんな日常は一人の短気な来訪者によって大きく変わり始める。

    現状に不満を訴えた技師たちはストライキを決行、それでは困ると王国民も衝突。口論がヒートアップし、来訪者が村人の一人を殺害してしまう。
    血を浴びた剣が炎を纏うようになった瞬間、王国民の技師たちを見る目は完全に"人"から"モノ"へと変化した。

    「こいつらの血を浴びればエンチャントされるぞ!」

    その一言をきっかけに、抵抗する技師たちや村人たちを無理やりに連れ出し、連れていけないと判断された村人はその場で"素材"にされていった。
    カープリャはその間村に居なかったが、血みどろになった村に帰ってくると何が起こっているのかはすぐに理解した。

    「早く、あなただけでも逃げなさい。私たちなら大丈夫だから」

    何かで切り付けられたであろう大きな傷を負った母親と父親。
    子供であるカープリャですら仕事に駆り出され、普段なら潤沢に流れる魔力が無い状態では母親の傷を癒すにも、戦うにも非力すぎた。
    寄り添うことしかできなかった。王国の民がカープリャを見つけると捕まえるように叫ぶ。
    内心ではそんなはずはないと分かっていた。抗うだけの力も残されていないと。
    自分を逃がすために自らが身を張って囮になろうとしているのだと。
    逃げ出したらきっと両親は助からないのだと分かっていた。

    背後から喧騒が聞こえなくなるまでずっと走り続け、疲れ果てたカープリャは高い木の上で一晩を過ごした。
    敵と戦う知識こそなかったが、自然の中で生き抜く術を身に着けていたカープリャは自分の感覚と創作性に従い、野生に生きる存在になった。
    彼の痕跡を追ってくる王国民に怯えつつ、飢えにも蝕まれながら反撃の機会を窺う日々。こんな会話が聞こえる。

    「できれば殺すな。血液よりも涙にものすごい魔力が宿っていることが分かった。生かすだけで価値がある。」

    捕まった後にどんな結末が待っているのかを容易に想像させる一言にカープリャは恐怖した。身を隠さなければならない。
    しかし注意すべきものは王国民だけではない。飢えと渇きは確実にカープリャを蝕んでいく。

    カープリャはある日一人だけ孤立した王国民を発見する。反撃するなら絶好のチャンスだ。
    "どんな生き物でも美味しく食べる事ができる巨大なフォーク"を誂え、上から襲い掛かった。
    フォークが体を貫いたとき、ひどく怯えた表情をした相手と目が合う。村で倒れていた隣人がしていた、見覚えのある表情。死と直面した時の顔。

    その瞬間、彼は理解してしまった。恐怖心を吸収することでしか得られない最高の栄養があること。
    何故両親が身を挺して自分を逃がしたとき、不思議な高揚感を感じたのか。
    何故自分の種族は他の種族との接触を避けるような場所に居を構えているのか。

    しかし、最後の一人になってしまった彼を止める家族も隣人ももうどこにもいなかった。

    王国民が自分たちをモノ扱いしたように、カープリャもまた王国民を人ではなく獲物として見るようになったのもこの頃であった。
    カープリャが潜伏する森で犠牲者が増え始めると不吉な森だと噂されるようになり、偵察に現れる来訪者も物々しく変化していったが良質な栄養を得たカープリャはすっかり魔力も回復し、持ち得る創作性で彼を狩りに来た獲物をどうやって狩るかを考え、実行するようになっていった。
    どんな装いに身を包もうとも、自然の中でずっと生きてきた彼にとっては森が食卓同然であった。

    明日はどうやって料理しようか。最初は来訪者たちに怯えて隠れる日々を過ごしていたが、今は来訪者が来ないとがっかりするようになっている。
    ある日目を覚ますとそこは見慣れた森ではなく、見慣れない建物が立ち並ぶ場所。寝ぼけているのだろうか?二度寝をしようと試みたが、その為には襲い来る存在があまりにも邪魔すぎる。
    そして何より、自然を味方につけられない状況というのもあるが、相手の能力が単純に高いのだ。

    困惑しながらも応戦していたところに現れた、鉄の杖のようなものを携えた黒づくめの集団。王国の民とは全く装いが異なるが何者だろうか?
    王国民が新手の技術を身に着けたのだろうか?戦えばわかるだろうと考えた彼は応戦するが、助けに来たと彼らは言う。
    目撃者は残さないようにしている以上、自分の能力についてはたとえ王国民でも詳しくは知らないはず。
    見慣れない地域の人々なら尚更自分の事など詳しく知っているはずがない。
    長い狩りの時間は彼に絶対的な自信をつけさせていた。
    それにここに来てから、いつもよりも体に魔力がみなぎっていることにも気が付いている。普段なら付与できる性質は2つまでだったものが、3つも4つも付与できる。
    彼らの話が嘘であれば思い知らせるまでだ──そう考え、一先ず彼らの保護に乗じることにした。

    ──その数週間後である。マッドマムの収容施設の一部を壊滅させたうえで"巨大なフォークを携えた何か"が脱走したのは。
    トイボックスのデータベース
  • 描き初め2022あけましておめでとうございます

    このキャラクター知ってる人はえらいぞ笑

    豪華声優陣でなんとなく観てた(YouTubeで毎週配信されるので観やすかった)アニメですが、れいじくんが面白すぎて前半はそれだけで観れました。後半は一言しか喋らない回が多かったです笑

    イケメンなのにすごい暗くてネコちゃんとばかりベタベタしてて謎すぎるキャラクター。戦うのも嫌いでやる気がございません。なぜ彼が強いのかもまだ語られておりません。
    シリアスに見せかけてネコミミつけて登場したりと、私好みの変人でした笑

    #メガトン級ムサシ
    あさばあおい
  • 2対戦で機嫌を損ねているユリアンさんいつものように吹けば飛ぶ程度の屑(閣下基準)と対戦されたが意外に手こずられ、ご機嫌損ねておられるユリアンさんです。

    最終的には「屋上へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ…」で相手ボコボコにしたんですけど(いつも最後はボコボコ定期)(いつもキレてるんでセーフ(閣下の「こっからここまでまだセーフ」…どこ?…ここ?)虫の息程度にはとどめてくださったのでありがたいと思わなければならない。(尚、今まで通りの日常生活を送れるとは一言も言っていない)(一層の事トドメ刺した方がいいは死ぬより地獄だってそこ1(閣下と対峙するとな、こうなるんや(教訓)
     
    鋼鉄肌と平常時肌の差分ありますあります。(お約束)

    普段の肌にお戻りになられると途端に寒そうに見えるのなんでかしら。
     
     
     
    #ストリートファイター #ユリアン #スト3 #SF3 #SF lll #StreetFighter #urien
    Kawana
  • 西田由美子(探偵神宮寺三郎ー連鎖する呪いー)ファミコンから続く長寿シリーズ、「探偵神宮寺三郎」。DSから入った口だが、あのゲームの世界観が好きで、新作がいつかまた出るだろうとたま〜に検索したりして情報がないか確かめている。
    アプリで「疑惑のエース」も課金して最後までプレイしたが、あのアプリからその後新作が発表されたという情報はない(笑)。
    DSソフト『伏せられた真実』に収録されているエピソードの一つ、「連鎖する呪い」。
    神宮寺探偵事務所に、オカルト雑誌の記者西田由美子が依頼に来る。
    死んだ恋人が生前「自分は呪われている」と言い残した。その真相を探って欲しいというもの。
    複雑な人間関係が絡んだ「呪い」の真相が明らかになり、事件が解決すると、事務所に御礼を述べに来て、会社に辞表を出したという彼女が去り際に一言。
    『私、探偵になるんです。これからはライバルですよ神宮寺さん!』

    ここからは個人的な妄想なんだが、雑誌社を辞めた彼女は本当に探偵になって。
    まずは形から、と探偵帽をかぶって仕事に勤しんだりして。
    黄色いガラケーからスマホに変えて、後輩だった生沢くんとは友達以上恋人未満という距離だったりして。
    そして今日も新米探偵として、新宿のどこかを歩いているかもしれない・・・。
    また会いたいなと思うキャラクターである。


    #イラスト  #ILLUSTRATION
    #探偵神宮寺三郎  #連鎖する呪い
    #西田由美子  #ゲーム  #探偵 #女の子
    玉本秋人
  • こがらしの季節!5「引きこもりの闇!」不快な気分のまま横になってからすっかりうたた寝してしまった、学!
    それからさらに、時間が立ち外もほぼ真っ暗になったころ玄関からのかすかな物音が…。どうやら父親の勝義(まさよし59)が帰ってきたようだ。
    しばらくがさごして、学のいる奥の部屋のふすまが開けられて…!

    勝義「なんだ、おったんか、お前!電気もつけんと真っくらで、なにしとる!洗濯物くしゃくしゃになるぞ!」

    にぶい反応だが反射時に疲れた顔で勝義のほうに振り向く学。

    学「う、うん?」

    だらしなく畳んでない山積みになった洗濯物のズボンや服をベッドがわりにしていて、ほぼ、すっかりくしゃくしゃになっていた。

    だが勝義は、しかる様子もなく、穏やかな口調で続けて…!

    勝義「だらだらしとるんなら、さっさとふとん敷いてねろよ!調子悪いんか?ラーメンほとんど手つけとらへんし、のびきっとったで、ほかったったぞ。もったいない!(`ヘ´)」

    学「ううん…眠いだけ…!(-_-;)」

    寝起きで上の空のせいか会話がかみ合ってないない感じ…。

    台所から正義がよく聞いているラジオの8時を知らせるコールが学の耳に届いた。

    勝義の立つふすまの向こうからもれる蛍光灯の光りがすごくまぶしかった。

    勝義「リュックに買った野菜、そのまま入っとったし!流しの茶碗くらい洗っとけ。1日家におるんやで!」

    学「…!」

    勝義「こてっちゃん炒めるけど食べるか!何も食べとらへんのやろ!残っとるギョウザでもええけど!一緒に炒めるで!」

    学「うん…!後で!(-_-)」

    勝義「なんや、蚊の鳴くような声で・・・。はきはきしゃべらんと嫌われるぞ!( ̄д ̄)明日も晴れるみたいやで朝ちゃんと洗濯やっとけな!お前が今着とる服も!父さん早いから!」

    学「わかった…!」

    勝義「電気くらいつけとけ!目え悪なるで!( ̄○ ̄)」

    勝義が部屋に入ってきて蛍光灯のひもをひっぱろうとしたが、

    学「まぶしいからいい…!(-_-)」

    と、寝ぼけた声の一言。

    勝義「なんでもええけど、炒めとくで食べとけなギョウザ!食べんならラップして、明日食べやええで今度は残すなよ!( ̄д ̄)」

    勝義はそれだけ言ってふすまを閉め台所に戻って行った!

    再び暗くなった部屋であくびが出た学はまた山積みの背後の洗濯物に背中を預けうとうとと眠りにおちていった。

    頭のブレーカーが飛んで、疲れている時はとにかく休む!これが一番でしょ!(学)

    #こがらしの季節! #イラスト #小説 #日記  #BL  #ショタ  #共依存 #ホラー
    かざぐるま
  • 4ナイトキャップ(★ムウマージ)【水の流れを止めればどこかに水溜りが出来る。でもその水をそのままにしておけば、その水は腐って他の土地はやせ細っていく。キミはそれでいいのかな?嫌なら行動を起こそうか。】―ナイトキャップ

    【台詞サンプル】
    「この金庫に入れておけば安心?それは面白い事を言うね、それじゃやってみよう。懸け金は金庫の中身だけど、別にいいよね?」

    「僕は魔法が使えないんだ。使わないんじゃない。進化前に積むはずの経験をすっ飛ばしたから身につかなくなっちゃってさ。...は?弱いなんて一言も言ってないよ?」

    「富裕層って人たちは自分一人じゃ使い切れないお金や物を集めるのが得意でも、配るのはどうにも苦手みたい。だから僕が再分配してあげてるんだ。慈善事業ってやつだよ」

    「僕を捕まえたいならやってごらん。お金が欲しいんでしょ?それは僕も同じだけど、キミとは違う所がある。死ぬ覚悟だってこっちは出来てるけどキミはどう?無いならこっちから行くよ」

    「UG637?命を金に換える死の商人さ。現に南で人が沢山死んでる。マッドマム?最高に勘違いの激しい人殺し集団だよ。今言った彼らは両足が吹っ飛んで死にそうな僕を見ても、そこには誰も居ないようなフリをした。」

    「お宝やお金を盗むのは勿論だけど、必要なら命も奪うよ。それが嫌なら、僕にそんなことをさせる前にあきらめてくれる?」

    ★ムウマージ ♂
    年齢:14歳 
    身長:140cm(帽子込みで170cm) 体重:20kg(内10kgが義足)
    一人称:僕 二人称:キミ
    居住地:ゴーストノーズ
    盗賊・もしくは義賊。

    好き:お金 宝物 人肌 スキンシップ
    嫌い:しつこい人 両足の幻肢痛 思いやりに欠ける人

    幼くして進化してしまった影響で魔法が使えない魔法使い。かげうちしか使うことが出来ない。魔法使いの面汚しにはなりたくないと、引き止める手を跳ね除けて自ら黎明の鐘に移住する権限を破棄した。トイボックスが創立する際の大戦で両足と家族を失ったがスラム街で一命を取り留め、盗みで生計を立てるようになった。義足を装着しているものの歩くことが苦手で自力だとヨタヨタ歩くが、帽子から生える影の腕を使うことでなに不自由なく活動が可能。それが無くとも浮遊できる為、少なくとも移動に関しては何の不自由も無いようだが、どちらも親の形見だったり人から作ってもらった物である為、手元に無いとかなり心細そうにする。
    影うちだけしか使うことが出来ない代わりに威力、正確性共に特化しており、彼にかげうちの扱いで適う者は居ないだろう。

    性別を勘違いさせれば相手は油断することを知っているのか、性別を間違えられる事やそういった装いに身を包むことには抵抗がない。影の手、および影の手で掴んだ物はどんなに分厚い壁もすり抜ける為「ただ何かに入れただけ」ではどんな堅牢なセキュリティも突破できる。それだけでは駄目な際は道具を用いて対処するようだ。

    眼鏡には道具や人の位置がわかる機能が搭載されている為、ある程度目標を選り好んでターゲットを決める。大戦終結後、街の住民が格差に喘ぐ中でも膨大な資金や物資を持っておきながら何の支援も執り行わないUG637や富裕層に恨みを抱いており、彼らに被害が集中しているので賞金首に指定されている。奪った資産を貧困層の住民に配り歩いているお陰で貧困層から手厚く支持されており、身を隠す場所には難儀しておらず住民たちは口裏を合わせている。
    分配の見返りに求めるものは様々だが、人肌が恋しいのか夜のお店に行くことが多い。スタッフ曰く「抱きついたり甘えてくるだけでそれ以上の要求はしてこない」そう。


    戦闘が避けられない場合には義足に仕込んだ剣や帽子からの影を活かし、一気に畳み掛ける戦法を好む。
    大戦で死を淵から這い上がった事もあってか恐怖心が麻痺しており、失うものも自分の命くらいの物なので、必要であれば相手が何者であれ命を奪うことや自分の身体が傷つくことに抵抗はなく、やや自暴自棄な面が見られる。

    殺す・殺される恐怖に対しては一切の動揺が見られないが、自分を必要とする存在や愛してくれるような存在が目の前に現れると激しく動揺する。照れ屋。
    しかし裏を返せば騙されやすいということでもある。

    名前の由来は獲物を見定めた夜はわくわくして眠れないことを理由にお酒からとってつけられた。

    ナイトキャップのカクテル言葉=眠れぬ夜、あなたを想う。

    【経歴】
    ナイトキャップは魔法使いの親の元に生まれた一人だった。
    杖を一振りすれば火が起き、水が生み出され、掃除も一瞬で終わるような
    生活の中で魔法を使う事が当たり前の世界で生まれ育った。
    そんな生活の中で親の背中を見て育ったナイトキャップは自分もそうなりたいと願い、魔法使いとしての道を歩み始めた。

    最初にナイトキャップが身に着けた技術は、魔法とは異なり、彼の種族がもともと使用できる「影を使役する能力」であった。
    鍛錬すれば自分も母親や父親のような立派な魔法使いになれる。そう信じて鍛錬の日々を過ごしたが、魔法使いの芽は何の前触れもなく、自分の知っている当たり前の日常と共に摘み取られてしまう。
    自分が足良く通った公園が、愛すべき隣人が、誰よりも見知った両親たちが突如現れた次元の歪みへと飲み込まれていく。
    誰かの魔法がいたずらで見せた幻影か、新しい魔法の実験だろう。彼を含め、そう思い込む者は少なくなかった。
    そして次元の歪みに飲み込まれた先で強い衝撃を受け、彼を呼ぶ声を聴きながら彼は意識を手放した。

    次の瞬間、彼は激痛と共に意識を取り戻す。あって当たり前の両脚が吹き飛んでおり、目の前には父親の被っていた帽子がボロボロになって落ちていた。
    周りは血の海であたりの建物は燃え盛り、火の手がナイトキャップに迫る。
    こんな状況で親が自分を見捨てるはずがない。子供の彼にも見知った者たちの生存が絶望的であることは瞬時に理解できた。
    父親の帽子を手繰り寄せ、力なく横たわる衰弱しきった彼の視界にけたたましく破裂音を鳴らす見慣れない武器を振り回す集団が目に入る。
    体温が下がっていく。力も入らない。どうしてこんな目に遭わなければならないのか?
    何故この物々しい装備をした集団は自分を助けてくれないのか?
    どうして自分にはこの状況を打開できる力がないのか?

    自分への無力感と命の危機。そしてそんな自分自身への怒りが彼の中で何かを目覚めさせた。
    手元にある父親の帽子から黒い手が伸びて彼の体を包む。まるで父親や母親に抱きしめられるような…身に覚えのある感覚だ。
    自分は一人ではない──妄想か幻覚か、勇気づけられた彼は傷口を焼いて止血し、影を操って少しでも安全な場所へと逃げおおせた。

    まるで戦争のような騒ぎが収まり、町が北と南で分けて呼ばれるようになったころ、再建が進んだ見慣れない街での生活の手段として盗みを働くようになる。
    助け合うべき状況の中、力のあるものが弱者を搾取してより力の格差を広めている現実を目の当たりにした彼は
    初めは盗みを正当化して罪悪感をかき消すためにちっぽけな正義感を振りかざした。
    そんな生活を何年も続けた結果、彼は賞金首として指名手配されてしまうのだが、そのころには始めに感じていた罪悪感はとうに消えていた。

    彼は戦利品を立場の弱い者へと分配しており、いつしか罪悪感の為に振り回していた正義感を自分の大義の為に振りかざすようになった。
    「力があるというだけで弱い者を虐げていい理由にはならない」 でも勿論弱いものが皆善人とも限らない。
    彼は必要だと感じた者へは手を差し伸べ、必要だと感じた者へは"仕事"を行い、その結果として貧民層からの絶大な支持を得ていた。

    失った存在を誤魔化すために彼は毎晩娼館へいき、失った脚を補うために義足を身に着け、今日も彼は自分の大義の元に悪事を働く。
    これ以上失うとしても、失うものは自分の命くらいだ。でも自分の邪魔をするなら、いくらでも失わせてやる。
    どんな金庫も、どんな警備も関係ない。どれも同じだ。

    ナイトキャップは自分の事を"魔法使いなのに魔法が使えない落ちこぼれ"だという。
    でも彼の仕事を知る人々は口をそろえてこう言うのだそう。
    彼はまるで"どんなものでも盗み出す魔法使い"だと。
    トイボックスのデータベース
  • ちっちゃいきよみつちゃん。アイドル本丸ばかり観てる女審神者ちゃんに一言。

    きよみつちゃん
    「おやこだとおもう
    くろびかりのにひきが、かさかさはしってたからきをつけてね?

    じゃあ、おやすみ」ピシャリ
    #刀剣乱舞 #二次創作 #加州清光
    mikke_EHON
  • 2暑中見舞い申し上げます-2021- #オリジナル #創作 #オリキャラ #女の子 #水着 #水着バニー

    8月2日はバニーの日とのことですが、間に合いませんでした💦
    しかし折角ですので描かせていただきましたっ!
    水着バニー姿の、うちの子KC(ケイシー)になります。

    そんな彼女から一言
    KC『ど暑ぃけど、無理しんでよー。倒れちゃいかんで』

    ちょっと訛ってる娘です。


    …暑い日がまだまだ続きますが、乗り切って行きましょう…!
    ∫島団
  • 君の一言でたった一言で、この関係はきっと終わってしまうから。
    #オリジナル #創作 #オリキャラ #過去絵を晒す #イラスト #また逢う日まで #女の子 #男の子 #創作男女
    志貴零
  • 2絵楽塾クロッキー #クロッキー

    ツイッターやってますがツイッターだとこうやってコメントが長い反省会ができない。
    一言コメントで終われるならそれでいいけど、あーでもないこーでもないを一応吐き出せるのでクロッキーをこういう長いコメントができる場で開示しています。
    ・・・・・・・・・
    カタチがわからないですね すべて2分なので描ききれない表現が多かった。

    今回のクロッキーは難易度高すぎー!!さいなおクロッキーよりレベル高かった!
    2分という事もあり流れとるくらいしかたぶん皆さんできないのでは?
    下半身が布なので見た目すごく美しかったけど表現が難しい…
    何回かやるべきクロッキーの一つでした。布は特に直線なんてない。流れが一番優先なのただしいと思う。

    形とるか流れとるかで悩むのですが、形とるなら写真見ればいいのでクロッキーは流れを優先するか。
    めらうめ
  • 5【賢ママはやる気満々のクリスマス!!だが、としひことこうのすけの一言で賢ママが驚愕しちゃう事態に!! #ALFEE #桜井賢 #アルフィー #イラスト #坂崎幸之助 #マンガ #漫画 #高見沢俊彦ぷりんせすはなげ
  • 2小説表紙『放課後は大人時間』小説『放課後は大人時間』
    著・晴れ時々猫さん
    https://estar.jp/novels/25727974
    小説表紙描かせて頂きました。



    *****



    「ほとんど氷ねぇんだけど……。てか、そういやコーヒー飲めるか?」

     柄沢さんに尋ねられ、ちょっとムっとした。

    「飲めますよ」

     言い方が、好き嫌いの話じゃなく、子ども扱いするような言い方に聞こえたから。

    **
     
    コーヒーを持ったまま僕は自転車のスタンドを蹴り上げ、サドルに跨った。

     もう映画を見に行く! 僕は気分を害した!

     そんな僕に、二人は顔いっぱいの笑顔で、「気を付けて帰れよ!」って手を振ってくれる。

     ……そうなんだよ……、腹立つんだけど、やっぱりいい人達なんだよ。

     それでもぷいっと顔を背かせてペダルを踏みこむと、背後から「柄沢が怒らせた~!」って二人で大笑いする声が聞こえて、「今度は最初からカフェオレ奢ってやるから!」と極めつけの一言を頂いた。

    「絶対いらない! バーーーーカ!!!!」

     叫んで、全力で自転車をこいだ。


     嫌いだ! 柄沢さんなんか、大っ嫌いだ!



    ****
    小説お借りしています。



    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #表紙 #小説表紙  #高校生
    朔羽ゆき
  • 5【THEALFEE桜井賢さん、高見沢さんの「しょうがないですね」の一言で片づけられる】アルフィー漫画 #ALFEE #桜井賢 #アルフィー #イラスト #坂崎幸之助 #高見沢俊彦 #漫画 #ギャグぷりんせすはなげ
  • 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑦「っ♪」

     そして今、落谷は澤木課長の命令どおり、新人刑事・阿妻と引ったくりの被害者が手当てを受けている病院に来ている。
     乗ってきた車を駐車場に停めると、鼻歌まじりで人差し指にかかった車のキーをグルグル回しながら入口から受付に向かう。
     建物内は、ここら辺では一番大きな総合病院の午前中とあって、来ている患者が多い。そして平日だけあって、待合所に座っている人々は年寄り率が高い。

    「どうも-っ♪ここに、引ったくりで怪我した二人が来ているって聞いたんだけど、どこに行けば会えるかなっ?」

     内容に反して、落谷の軽いノリに不信がる受付の女性。落谷はそんな反応に慣れているのか、すぐにジャケットの内ポケットから警察手帳を出して、自分の顔と手帳内の写真の顔を照らし合わせて見せた。
     ニコッと笑う落谷。手帳を見せても、それでも受付の女性の信用度は78%と微妙な上昇で停滞してしまう。
     すると急に訝しがっていた受付の女性の表情が、「あっ」という口の開きとともに一変する。
     「んっ?」と思った落谷は、女性の視線を辿るように振り向いた。


    「落谷刑事ですよね?初めまして、阿妻 陽向(あづま ひなた)です」


     受付の女性に聞こえるように、やけに「刑事」のところを強調した言い方。そして、目の前で深々と下げた頭がゆっくり上がる。
     そこには眼鏡と猫のようなつり目が視野に飛び込んできた。

    (……澤木課長に聞いた話だと、確か25才だよな?)

     落谷は直立な姿勢の阿妻に歩み寄りながら、あからさまに品定めをするように頭の先から足の先にかけて視線を動かす。
     だが阿妻はそれに動じることなく、落谷の返事をジッと待っているようだった。
     その顔は落谷が疑問符を浮かべるほど童顔。十代だって言っても信じてしまいそうなほどだ。
     髪は色素の薄いブラウン。動きでフワフワ揺れるほどのカールがかっている。仕事上、染めることもパーマをかけることも基本御法度なので、たぶん地毛なんだろう。
     服装は、シャツとパンツが黒。形よく絞められたネクタイは麦藁色。ここまではキッチリしているのだが、何故か羽織っているのはオーバーサイズのクリーム色のカーディガン。これが更に幼さに拍車をかける。
     人のこと言えない落谷だが、服装だけいえば阿妻も刑事には見えない。
     けれど落谷と全く違うのは、その雰囲気。
     強く結ばれた口元に、ピッと伸びた姿勢。顔も減点が見つからないほど、洗練され整っている。
     一言でいえば、誰もが阿妻に持つ第一印象は「生真面目そう」だ。片や落谷は、何もかもが浮草のようにユルユル過ぎる。
     そんなユルユル落谷は「ん"~~…」と唸りながら、
    上下に動かしていた視線を阿妻の顔の正面で止めた。その整った顔の右頬には5cm × 5cmほどのガーゼが貼られている。
     カーディガンの袖から見える左手にも、白い包帯が微かに見える。
     服も汚れが目立ち、たぶん引ったくりともみ合ったときに全部負ったものなのだろう。
     ここでやっと落谷の口が開く。
     その第一声が…。


       「……陽向というより日陰じゃね?」


     これが小野塚だったら絶対にドデカい怒りマークが点灯し、澤木課長が「要らんことを…」と苦笑いする事例だ。
     が、阿妻はピクリとも表情を変えず…。

    「はい。よく言われます」

    …と言った。
     声色にも不快や初対面の緊張とかは感じられず、若人特有の感情の揺らぎが無い。
     落谷の戯言を肯定するのもなんだが、「陽向」の名前からくる暖かみを感じられない。どちらかというと、波の無い冷たい湖面…といったイメージだ。

    (これが『七光り』で『元悪ガキ』…ねぇ?)

     落谷は、阿妻の顔を覗き込む姿勢から状態を伸ばし、一歩引いた。

    「いきなり、ゴメンっ♪ゴメンっ♪君が『阿妻官房長の息子さん』?」

    「はい」

    (……反応無しかぁ)
    「いいなーぁ。お父さんが偉い人だと、色々と得することも多いでしょ?」

    「得かどうかは分かりませんが、父の親しい方々には良くしてもらってます」

    (…スゴいな~ぁ。自分で『七光り』のコネを、有効活用しちゃってますって言っちゃってるよ、この子っ)

     それでいて落谷の頭半分低いところから見上げる阿妻の目には、上位に立つ優越感といったものも一切無い。

    「俺も、ヒナちゃんのお父様の恩恵にあやかりたいものだよっ」

     両手を胸の前で開いて、軽口を続ける落谷。ここで初めて、阿妻の表情が微かにピクッと反応した。

    「………『ヒナちゃん』?」

     「おっ?」と思いながらも落谷は続ける。

    「うん。陽向だからヒナちゃんっ。それに刑事になりたてだって聞いたから、ヒヨコでヒナちゃんっ」

     今までジッと落谷を見ていた阿妻の目が、斜め下に流れる。

    「……………恩恵のほうは、落谷さんには不必要ではないですか?」

    「えっ?何でっ?」

     小首を傾げる落谷。

    「昇進とか興味無いでしょ?貴方を動かす原動力は、ただの『正義感』ですよね」

    「プ…っ!」

     新人らしからぬ阿妻の言葉に、思わず噴いてしまった落谷。刑事ではあるが、『正義感』なんて自分には程遠い言葉だろう。

    「ククク…ッ。ヒナちゃんてば表情筋死んでるのに、言うことは面白いねっ」

    そう言うと落谷は阿妻の横に回りこんで、馴れ馴れしく肩に腕を回して体を揺さぶる。

    「それもよく言われます。あと、負傷しているところが痛いです」

    「あっ、ゴメン」

     ハッと離れる落谷。阿妻は左腕をカーディガンの上から擦った。

    「少なくとも昇進目的で仕事をしているのなら、上の命令を無視して、警視庁が追っている犯罪組織【ブラッディ・ヴィーナス】のドラッグ製造工場を単身で潰したりしないでしょ?」

     ここでまた横に立つ落谷の顔をジッと見上げる阿妻。
     落谷は「ヴッ」と唸る。
     阿妻が言っているのは、約半年前。落谷たちの署管轄内で、大量殺人が起きたことから始まる。
     ここではそこまでの経緯の説明を省くが、最終的にその殺人には犯罪組織【ブラッディ・ヴィーナス】のドラッグ製造工場が関係していることが判った。
     落谷はそれを阿妻が言ったとおり、警視庁からの制止を振り切って一人で潰してしまったのだ。
     いくら落谷でも、この後の責任問題に発展するのは覚悟した。でも不思議なことに、澤木課長含めた多数の上司にコッテリお説教食らったぐらいで、後は大したお咎めは無かった。
     「まあ、日頃の行いが良かったんだろうっ♪」と、一課の部屋で呟いた落谷に、周りの人間は全員「それは絶対に無いッ!」と心のなかで叫んだものだ。

    「……ヒナちゃんてば、よく知ってるねー。」

     なんとも言えない顔で阿妻を見返す落谷。

    「はい。これから組むバディの人となりを知るのも仕事の一環と思い、事前に澤木課長から落谷さんの資料をいただきました」

     それを聞いた落谷は、勢いよく阿妻がいる側とは反対方向を向く。

    (やっぱ澤木さんッ。初めからヒナちゃんと組ませる気だったじゃないかよッ。それも要らんことまで教えてッ)

     ここにはいない澤木課長に向かって、口を尖らす落谷。でもすぐに顔を戻し「まっ、いいや」と投げた。

    「で、澤木課長に聞いたんだけど「引ったくりにあった被害者が、今回の殺人事件に関係している」って、進言したんだって?」

    「はい」

    「その心は?」

    「引ったくりの被害者に会っていただいてからお話します」

     そう言うと阿妻は受付の女性に「お世話になりました」とばかりに軽く一礼をし、方向を変えると落谷に「こちらに」と促して歩き始める。
     頭を下げられた受付の女性は阿妻の紳士的な対応に頬をうっすら桃色に染めた。が、次に落谷が「じゃねー♪」とチャラく片手を振ると、一気に冷めたようにゲンナリとした。
     どうやらこの受付の女性の好みは、誠実な男性のようだ。


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #小説  #挿絵  #刑事  #相棒  #バディ  #深海の天秤  #ミステリー  #推理
    神嘗 歪
  • 小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』著・りおさん
    https://estar.jp/novels/23984425

    P830~ 『兄の虚実』(7)
    挿絵描かせて頂きました。
    https://estar.jp/novels/23984425/viewer?page=830



    ****

     ――弟が学園に来ても、もっと冷静に対処できると甘く見積もっていた。

    (とんだ誤算ですよ)

     だが予測していてしかるべきだった。
     昔から――この弟にはさんざん振り回されていたのだから。

     入寮からこっち、島に着いて早々に騒ぎを起こし、反省房入りし、ちょっと目を離した隙に死にかけたり、新聞沙汰になったり、急所を締められたりと落ち着く暇もなく次から次へと冷や冷やさせられ通しで心の休まる暇もない。

     まだ入学から二か月弱にも関わらず、騒動に巻き込まれ過ぎである。

     おまけに裏風紀にまで勝手に所属する始末だ。あんな苛酷で人使いの荒いブラック組織になぜ自ら望んで関わろうとするのか理解不能である。せめて一言相談があっても良さそうなものなのに、事後承諾だったのも腹立たしい。

     平凡に、目立たず騒がず大人しく生きたいなどと、どの口が言うのだ。まるで真逆ではないか。

     そんなきかん坊な弟にお灸を据えるのは、兄として当然の権利である。

    「……さて、お仕置きの時間だよ、翔」

     無抵抗の弟に圧し掛かる自分は、きっと清廉さからはほど遠く、いっそ悪辣にすら見えるだろう。

    『天地開闢の祖にして全知全能を司るリリスリアージュ=サイレンシス=カシアス=ル=エンジューンよ。我の祈りに応えたまへ』

     何千回…いや、数え切れぬほど諳んじてきた起句を唱えた渉は、ゆっくりと弟に顔を近づけた。

     世界を違えた今も尚、神はその申し子を穢す罪咎に身を投じた己にさえ寛大に応じ、己はその御業の残滓に縋って恩恵を享受する。

    『この者に、女神の忠実な僕(しもべ)たるハーヴェス=トール=ライリーヒンの名において癒しと再生の息吹を与えん」

     もし――、神が真実正しき存在ならば、自分は天の雷に貫かれていてもおかしくはないだろうに…。





    ***
    (*挿絵箇所より、1p前部分からお借りしています。



    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #小説挿絵 #ファンタジー  #転生  #兄弟  #高校生
    朔羽ゆき
  • 4【白い塊はタンパク質】『仲良くカルピスを飲むアルフィーさん。ん?どうやら高見沢さんが一言いいたいみた #ALFEE #桜井賢 #アルフィー #イラスト #坂崎幸之助 #マンガ #高見沢俊彦 #漫画 #ギャグぷりんせすはなげ
  • 小説挿絵『桃紅柳緑』小説『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由──』著・当麻咲来さん
    https://estar.jp/novels/24931169


    P202~ 【第十二章(15)】
    https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=202
    挿絵描かせて頂きました。


    *****



    「俺の風邪、うつしてもうたかな……」
     アキがポツリと言葉を零す。

    「ま、アホやから、大した風邪にはならんやろけど」
     いつも通り冷たい一言を付け加えて、でも彼の言葉で、一瞬、頭の中に昨日の光景がフラッシュバックする。

     俺、風邪うつるような事……しちゃったよな。……多分一杯……。そう思いだした瞬間に頭痛がし始める。

    「………った~」
     思わず顔をしかめると、
    「多分うつしてもうたんやわ。………ごめんやで。昨夜、色々………」
    首をかしげて俺の顔を覗き込み、途中で意味ありげに言葉を止める。

    「……慶に、色々……」
    くすりと、アキが笑う。その笑みは気のせいか、ひどく色っぽくて。小悪魔みたいな、魅惑的な笑みで。

    「……お世話してもろたからやわ……」
     アキの言葉に、ゾクリ、と全身が甘く総毛立つ。アキの声音は、昨日の夜の『もっと、ほしい……』って言っていたあの蕩けるような甘い声と同じトーンで、って……昨日の事、アキ、全部覚えている? 

     思わずがばっと身を起こすと。朝の眩しくて清らかな光の中、ふんわりと、どこか泣きたくなるほど優しい笑みをアキが浮かべていた。

    「……ほんま、おおきに」
     朝日に溶けるように、柔らかく囁く。そっと一瞬、優しく俺の頬に触れて、俺を寝かしつけるように布団にそっと押しつける。


    「……ほんま、慶はアホやから……」
     うつむき加減に言うその台詞は、今まで聞いたより、どこかずっと甘い声みたいに思えてしまうのは、俺の頭が熱に侵されているからだろうか?

    「……先生には風邪って伝えておくわ。ちゃんと寝とき……」
     向こうを向いたまま、アキはそうつぶやいて、それから、静かにゆっくりと、部屋を出て行った。



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    小説お借りしています。


    #オリジナル #創作 #BL #小説 #小説挿絵  #高校生
    朔羽ゆき
  • 3【TOYBOX:CS】ペタルデス&ハロウトイボックス

    【奴らについての情報は少ないのに、奴らが仕留めた賞金首はやたらと多い。もはや"何でも屋"なんかじゃなくて"賞金稼ぎ"じゃないか?】

    世界観:TOYBOX【https://galleria.emotionflow.com/79674/511327.html】にお邪魔しているキャラクターです。

    2021.8.27〜 UG637より脱退

    異世界出身の何でも屋兼賞金稼ぎ。目撃情報は少なく居住地も不明。
    行動範囲は広いが、2人を見つけたいことならまだインクの乾いていない蝶と花のグラフィティを探すといい。すぐそこをぶらついているだろう。
    合法・非合法は問わないが、金にものを言わせる・無闇に他人を傷付けるものは嫌うなどある程度ポリシーに沿った依頼しか受けつけない。相手の警戒心さえ利用した騙し討ちや計画性を持って罠に嵌める戦術が得意であり、対人戦にめっぽう強いためか何でも屋をする一方で賞金稼ぎとして名を上げている。依頼を受けての仕事はボディガードとしての活躍が多い。
    彼女らが捕まえた賞金首や喧嘩をふっかけ負けた者達には、必ずと言っていいほどなかなか落ちないインクで蝶と花の落書きがされている。

    元々UG637に売り手として所属していたが、【メディエーション】のホスト・ベクターが燈によって指名手配されたことを受けて脱退。相変わらず何でも屋としても働くが、賞金稼ぎとしての活動に重石を置き始めた。敵対関係が続く限り、今後UG637に現れることはないだろう。
    「面倒事になる前におさらばさせていただきましたよ!ワタクシどものポリシーにそぐわない事に加担するのはごめんですゆえ!」



    ペタルデス(Mzyうpえっtあ♀)
    おくびょう/かんがえごとがおおい

    一人称:ワタクシ・ワタシ
    二人称:アナタ、〜さん

    「にゃはは!人を騙していいのは騙される覚悟がある方のみですぞぉ!」
    「"これは自分たちの獲物"ぉ?知りませぬな、こういうのは早い者勝ちですぞ!ワタクシどもが先に狩っただけの話でありますゆえ敗北者はお帰りくださいませ〜!!」
    「ンー?ワタクシ"見逃してやる"なんて一言も言っていませんぞ?にゃははははは、ワタクシに捕まった時点で運の尽きというわけでございますなぁ!」

    「…誰も信じるな、とは言いませんけど。信じるものは選んだ方がいいですよ。ワタシからの忠告です」
    「女二人組だからとナメていたでしょう?そういった慢心を持った輩はワタシ達の格好の餌なのですよ」
    「恩人に、お互いに優しくあって欲しいと言われました。……ワタシも、むやみやたらと人を傷付けるのには疲れましたから」

    ハロウと共に行動する眼帯の女性。
    素は臆病で物静かな常識人であるものの、他人を信じず常に警戒状態を保っているため、日常的に"他人と敵対する事を恐れない大胆な悪人"を演じている。
    素に戻る事は少ないが、子供の前では振り回されても怒らず遊び相手になるなど穏やかな一面も。

    慎重で疑い深いためゴーストダイブで背後を取る、状態異常で相手を鈍らせる等の戦法を好み正面切っての戦いを嫌う。
    ただし腕っ節はそれなりに強く、複数人を一人で相手するのに苦しまない程度の実力はある。
    普段使用している大きな投げナイフはエネルギーを奪い、それをいやしのはどうとして出せる特殊な石を加工して武器にしたもの。みねうちの効果がありとどめを刺すことはできないようになっている。投げて攻撃することは少なく、握ったまま短剣のような扱いをすることが多い。
    服の中にいくつか暗器を隠し持っているほか、ゴーストダイブの空間を利用しライフルや刀、爆弾などを必要な時に取り出せるようにしてあるなど扱う武器は多彩。彼女の使う鬼火は蝶の形であり、相手を火傷にする他、武器に纏わせたり爆弾の着火などに使用される。
    元々は特殊なインクを戦闘に使用していたが、残り少なくなってきたため使用頻度は減っている。代用品はあるが戦闘中に使う余裕がないらしい。

    後天的なオッドアイであり、眼帯をしている目は光に弱く視力が年々下がっている。暗所であればそれなりに見えるらしい。
    酒に非常に弱く、酒気だけで酔いそうになるほど。酒を飲んでしまうと泣き上戸になり本音を隠せなくなってしまうため絶対に飲もうとしない。



    ハロウ(rいーfいあ♀)
    ずぶとい/こうきしんがつよい

    一人称:わたし
    二人称:誰かさん、呼び捨て

    「よく分からないままペタルに流されるままやってる気もするけど!いつものことだし、なんだかんだ楽しければ良いよね!」
    「ハロ〜ハロ〜のハロウでーすっ!誰かさんだあれ?出会いは偶然?必然?それとも依頼?まあまあまずはお話ししようよ、ね!」
    「残念でしたー、囮だよ!こんな夜中に女の子が一人で出歩いてる時点で疑わなきゃダメだよ〜?まあわたし大人だけどね!身長低いだけで!身長低いだけで!!」

    「んー?知らないよー、誰かさんが先に悪いことしたんでしょ?自業自得だからしょうがないよね?生死与奪権はこっちにあるよね?ね!じゃあバイバイグッバ〜イ!」
    「わたしが生き残りたいのって楽しく自由に生きたいからなんだ〜!誰かにこき使われて掟に縛られるのってつまんないでしょ?だからペタルみたいにある程度好きにさせてくれる人のところにいるのがやっぱり一番だね!」

    ペタルデスと共に行動する小柄の少女(成人済み)。
    彼女の相棒を自称するが、保身の為ならペタルデスを差し置いた敗走も逃亡も厭わないとも明言している。
    よく言えば人懐っこく、悪く言えばなれなれしい超の付く鋼メンタルとポジティブの持ち主。ただし自分のことしか考えない・相手の気持ちが分からない等、サイコパスじみた言動が目立つ。本人曰く"優しくなるために頑張っている最中"。
    ハイテンションな言動とは裏腹に冷静に立ち回るのが得意。精神攻撃や情に訴えるものは彼女に何の意味もなさない。

    すばしっこく身のこなしは軽やかだが、身体は小さく力は弱いため戦闘は苦手。囮として動くほか、味方を強化する技の効果を持つ道具や逆に相手の能力を下げるトラップなどでペタルデスのサポートをし、直接的な戦闘はほとんど彼女に任せっきりにしている。
    普段使用しているナイフはエネルギーを奪い、それをいやしのはどうとして出せる特殊な石を加工して武器にしたもの。みねうちの効果がありとどめを刺すことはできないようになっている。
    元々は特殊なインクを戦闘に使用していたが、残り少なくなってきたため現在はどくどくの効果のみがある代用品のインクを使っている。

    本当は他者の感情変化に敏感であり相手の気持ちを察するのが非常に得意なのだが、彼女はなぜ相手がそう思ったのかを理解することができず、共感することがない。
    ペタルデスを保身の為いつでも裏切る気でいるというのは本心からの言葉ではあるが、同調圧力や抑圧された環境に強い苦手意識を持っている一方で自分が一人で生き残れるほど強くないことに自覚があるため、この先彼女の相棒という立場を捨てる可能性は低いだろう。
    こわらじ
  • 6【ラジオ】『レギュラーラジオ番組を聞いていた桜井賢氏!高見沢氏の一言で火が点いた模様!』アルフィーA #ALFEE #桜井賢 #イラスト #アルフィー #マンガ #坂崎幸之助 #漫画 #高見沢俊彦 #ギャグぷりんせすはなげ
  • 小説挿絵『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』著・りおさん
    https://estar.jp/novels/23984425
    P312~【クラスメイトは不良】7P
    挿絵描かせて頂きました。
    https://estar.jp/novels/23984425/viewer?page=312

    *****

    窓枠に足をかけ、乗り上げる。

     山側といえどもすぐ近くに飛び移れそうな木の枝があるわけじゃない。窓から見下ろす地面は、昔住んでいたコーポの二階よりもずいぶん遠くに感じた。

    「おい飛び降りる気か!? さすがにヤバいだろーが!」 

     ふっと自然な笑みが浮かんだ。こいつ、案外、悪いヤツじゃねーかもな。

     俺が窓から飛び降りるのを防ごうと駆け寄ってくる赤髪を、ぎりぎりまで引き付ける。

     そして、俺はその手が届く直前に、跳んだ。

     ――後ろへ。

     天井すれすれまでジャンプした俺は、落下途中でくるりと宙返りし、赤髪が先ほどまで陣取っていた位置付近に着地する。

     ……久しぶりにやったけど上手くいってよかった。

     こちらを振り返り唖然としている赤髪の顔が愉快で、俺は軽く笑った。

    「じゃーな。あんまタバコ吸いすぎんなよ。肺がんになるぞ」

     そしていらん一言を残して、――210号室のドアにダッシュした。

    「なっ…なんで…! なんでそれ知って…!? おい! てめーーーー!! 待ちやがれ!!」

     待てと言われて待つバカはいない。
     当然、俺はさっさと逃げ出した。



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    小説お借りしています。




    #オリジナル #創作 #オリキャラ #小説 #BL #小説挿絵 #ファンタジー
    朔羽ゆき
  • いも太郎兄さんと。ある日、同じ芸談協会に所属する「ほくほく亭いも太郎」兄さんに呼ばれた。

    浅草にある喫茶店、遠くには雷門の文字が見える。
    このご時世人は少なく、時折歩く人もそそくさと目的の場所に急いでいるように見えた。

    私もマスクをつけて喫茶店に着き、入り口の前の消毒液をつけて手にこすりつける。

    以前、張り扇にたっぷりかけて高座に上がったら、湿ってしまいポンポンとした音しか出なくて途中から喋るだけにしたな。
    修羅場(ひらば)の場面で柏手で喋ったのは、後にも先にもあの時だけになるだろう。

    喫茶店に入るといつもの席にいも太郎兄さん。
    いつもと変わらず血色の悪そうな顔、兄さんの血は何色なのか。

    兄さんは落語家で真打、あの名人「ほくほく亭じゃがばたあ」の弟子である。

    死神に取り憑かれたような見た目も相まってか、兄さんの演る「死神」や「藁人形」は絶品である。
    絶品すぎて怖くて泣き出す子供や、今際の際かと気を失ったりするお年寄りもいるほど、兄さんの高座はスリリングである。
    近くの寄席にお越しの際はぜひ聴いて下さい。

    落ち着いた雰囲気の喫茶店で、兄さんと話す時はいつもココである。
    そう言えば席もココだな、左には婦人の人形が置いてある。
    兄さんは女性を演じるのも巧くて、どうしたら良いのですか?と以前聞いたっけ。
    女が男に聞くのか、と言われたが兄さんは横の人形に向かって不気味な笑みを浮かべて、
    「憧れの人になり切って喋るんだよお」
    ・・・なるほど。

    「新しいネタを教わりに行こうとしているんだが、最近しくじったから師匠が怖くて怖くて、何かご機嫌をとろうと思うんだがどうしたら良いだろう」

    「好きな食べ物を持って行けば良いんじゃないですか、私はおでん兄さんがもし怒ってたら、すぐにおでんを持って行きます」



    「アイツ、おでん屋やってるのに人んちのおでん好きだよなあ」
    「コンビニのおでんが無くなるというので、ものすごく悲しんでましたよ・・・、じゃがばたあ師匠は何がお好きなんですか?」
    「あんパンかな、牛丼も好きだったっけ」
    「服部伸師みたいですね」
    「馬琴師のレコードで喋ってたやつか、持っていってみるか・・・」

    芸に惚れ込んだ師匠に対する事だ、解決の方法が兄さん自身に見つからないわけはないだろう。

    それでも私に相談するのは、相談というよりただ背中を押して欲しいのだと思っている。

    「私からの贈り物です」と一言添えれば、兄さんの気まずさがもう少し晴れるのでは?と思ったが、それでは弟子からご機嫌伺いにはならないので、言うのを止めた。

    気が重くてもやらなければならない事がある。
    それはもちろん、兄さんが一番わかっているはずだ。

    「ところで、何を教わるんですか?」
    「御神酒徳利を、噺家になる前から圓生さんのをだったり聴いてたんだけれど、ある日師匠が独演会でやったのを客席で聴いて・・・」
    煎茶を一口、息を軽く吸った兄さんが言った。
    「あまりに素晴らしくて、震えて、それで師匠に弟子入りしようと思ったんだ」
    「良いですねえ」

    そこにドンと大きなパフェが置かれる。
    アレ、何だこの密集感は!
    私は小食なんだぞ。
    頼んだのは気まぐれパフェ。
    気まぐれで大盛りにしたのか・・・!?

    キャンセルするわけにはいかないし、兄さんは芋羊羹を頼んでしまっている。
    どうするどうする!
    義太夫節の掛け声にどうする連ってあったな。

    そんな事はこの場ではどうでも良い!

    ど、どうしよう・・・。

    「教わりに行く前に、師匠を怒らせてどうするんだよ俺・・・」

    兄さん、まだ悩んでる。

    私も、コイツをどうしようか悩んでる。




    #舞波千景  #講談
    #落語  #イラスト
    玉本秋人
  • 10もう人間だよチケットを手に呟く一言がかなりキた
    お疲れ様でした

    顔捏造してます
    #実況
    .しずく
  • 小説挿絵『幸せのありか』小説『幸せのありか』著・kotaさん
    https://estar.jp/novels/25545440
    P87~
    挿絵描かせて頂きました。



    *****


    すぐには言葉が出てこなかった。

     思いっきり怒鳴り散らしたい。
     溜まりに溜まった鬱憤をぶつけたい。
     なのに、言葉がなに一つ出てこない。


     思いっきり怒鳴り散らしたい。
     みっともなく咽び泣きたい。
     高らかに笑いたい。
     なのに――……。



    「――好きだ…………」


     震える声でようやく絞り出せたのは、そのたった一言だった。





    *****
    小説文お借りしています。



    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #小説 #小説挿絵
    朔羽ゆき
  • カチューシャ【風が吹けば桶屋が儲かるかは分からない。でも彼女の管轄下で石を投げれば、歯医者は確実に儲かるだろうな。】―北区の一市民の会話

    【台詞サンプル】
    「「腹が減っては戦はできぬ」・・・でも実際は飢えたほうが人は簡単に暴力を使う――それを抑えてるだけなんだけど文句が絶えないんだよね、なんで?」
    「いーじゃん別に退屈なんだから!ゲームしてるくらいで始末書とか大げさっしょ?」
    「ミサイル発射~♪分かってる、また苦情の電話が来るだろうって言いたいんでしょ?全部ケンカしたあんたたちが悪いって言っといて!じゃ!」
    「何処に打ち込めば良い?指示してくれれば何時でも撃てるから早く撃たせな!」
    「オレが派手に飾ってやったんだ、同じくらい派手にかましてやんな!」


    ★マホイップ♀
    年齢:20 身長:165cm
    陽気な性格 昼寝をよくする。
    爆発が何よりも好き。

    居住地:ウェストサイドセル
    一人称:オレ 二人称:あんた 呼び捨て 階級 あだ名など


    民間警備会社【MADMAM】所属の通信兵。治安維持、および南区の調査を任されている。
    後方援護を主な役目として担っているようだ。
    頭のアホ毛がレーダーの役割を果たしており、争いの気配を即座にキャッチ、鎮圧に出向く。勤務態度はあまりよくないが爆発物を使えるとなると話は別。
    状況判断力と洞察力に優れ、多少の規則に違反してでも任務を全うしようとする。

    喧嘩から戦争クラスの騒動まで幅広く対応し、高カロリーのミサイル(キョダイダンエン)を撃ち込むことで現場の戦意を喪失させる他、仲間にデコレーションを施す事での支援も執り行う。
    ミサイルの操作はタブレットですることが多く、爆発大好きな彼女はオフの日ですらミサイルを撃つ為だけにタブレットを持ち歩いている。

    クリームだらけになった現場は争いどころでは無くなるので正常な生物であれば争いは止まるのだが、過酷な環境下で凶暴化した住民だらけの南区相手にはそうも行かず、却って事態が悪化してしまうこともあるようだ。

    後始末がとても大変なので市民たちからは煙たがられる声も少なくないが「無駄に争うのが悪い」の一言で一蹴してしまう。
    何より厄介なのはその内容物であるクリームが食べると混乱するほどに非常に美味しい為、クリーム欲しさに騒動を起こす、起こさせる市民が居ることである。その影響で局地的に歯医者の需要が急騰している。

    甘いものが好き・・・というよりは味覚がバグっていて食べられるものは大体甘く感じる体質。彼女の勧めるランチなんかはあまり宛にならない。

    オフの日はスイーツ巡りをしたり、同僚や市民をデコレーションして遊ぶことが多い。
    トイボックスのデータベース
  • 告知です!2020年2月1日〜2月14日の2週間、横浜中華街 AAA gallery様主催のグループ展「Girls Valentine's Day〜Sweet&Bitter〜展」に出展させていただきます!今回は物販はしない予定ですが、感想ノートを置きますので一言でも頂けたら泣いて喜びます!素敵な作家さんがたくさん出展されてるので、是非見に来てください!
    #創作 #aaagallery
    時渡きと
  • HAPPY BIRTHDAY 瑠伊!珍しくお誕生日当日に公開できました。

    瑠伊くんは私と同い年で、お誕生日も10日しか変わらないんですが、
    自分を顧みて恥ずかしくなるほど、瑠伊くんはとてもしっかりした人だなぁと思っています。
    海さんが場面場面で瑠伊くんの一言に助けられてるっていつか言ってたけど、きっと視野が広いんでしょうね。周りをよく見てらっしゃる。
    これからもぜひ、瑠伊くんらしくいてほしいです(*´ω`*)
    お誕生おめでとうございました!


    絵に関してですが、髪のふわふわ感とかメイクの感じとか、すんごい頑張って描いた!
    ここ最近描いたものの中では、文字通り自画自賛ですが、特に気に入っている絵です☺
    「びすとりさんの面々はみんな担当楽器と一緒に描こう!」って裏コンセプト的なものがあったので、
    れかさんと一緒にお祝いした海さんは別だけど、みんな達成できてよかったです。

    ##birthday_illust
    ##vistlip
    あゆみa.k.s緋人
  • 2テンシのヒ偽りの天使は何を見る

    +上げ忘れの上級天使

    #BAROQUE ##-BAROQUE

    以下、追加妄想文。

     そのコリエル様の儀翼は特別だった。大きさもさることながら(上級天使様と同じくらい! 大事なお役目があるのだとか)、左右で違う形をしていた。片方は柔らかそうなごく一般的な羽で、もう片方は金属を組み合わせたような造りになっており、天使の羽のイメージからかけ離れたその歪さは一目見たら忘れられるものではなかった。
     なぜ片方だけ違う儀翼なのかが気になって、一度技師様に尋ねてみたことがある。曰く、
    「彼は自ら片翼をもぎ取ってしまうのだ。何度新調してみても、揃いの形だと必ず一方をご自分で壊してしまいなさる」
     ということは、きっと片翼であることがコリエル様のバロックに深く関わっているのだろう。そう技師様に告げた所、彼は曖昧に頷いて、それから少し瞳を翳らせて何事かを呟いた。
    「……に返したのだそうだ……が道に迷わぬよう」
     声がとても小さく意味が取れなかったので聞き返してみたが、もう彼はその件に関して一言も話そうとはしなかった。

     そう言えば、そのコリエル様はどちらだったろう。いつも覚えたと思っても、ふとした瞬間に12号様と13号様が分からなくなってしまう……こんなこと、厳罰ものだから他人に相談はできないのだけれども。
    aokoi
  • 3ラフ ★ムウマ♂【彼は人に笑顔で接するのが一番好意的な接触だと結論付けた。でもその笑顔が怖いんだ。人間ってのを曲解してる。】-ベールを貼られた住民

    【台詞サンプル】
    「ねえ、キミは今幸せかな?・・・そっか。幸せじゃないならこれを着けててね。」
    「ネメシス~・・・そんなに怒らなくてもいいじゃない、止めてっていったのに止めなかったのは向こうだよ?」
    「きっといい事が起こるよ。君が命を分けてくれたんだ、僕だって命を掛けて誓えば引き分けでしょ?」
    「僕の顔を盗んだな。返せ。今すぐに。」
    「そのしかめ面は何だ?僕が笑顔にしてやろう!」

    年齢 15歳相当

    155cm 10kg
    居住地:黎明の鐘(役職:ダイヤ)

    1人称:僕 二人称:おまえ キミ ~ちゃん 呼び捨て

    【所属】ノンフィクションズ

    笑顔をあしらった特徴的なベールを顔につけている。
    負のエネルギーと生命力が大好物。しかし低品質なものは除く。
    前者のエネルギーを溜め込んだ者からはそれを吸い取り、後者のエネルギーを分け与えた者には幸福を与える。
    その仕事は黎明の鐘に移った今もあまり変わりがなく、権限も全くといっていいほど行使しない。

    元々は人々を怖がらせる事に躍起になっていたいたずらっ子であったが、迫力が無いのか怖がられず、友達も出来なかった。

    人と手っ取り早く仲良くする方法として彼は【笑顔で接すること】と結論付けた。それ以来今のスタイルに落ち着いたとか。

    泣いたり怒ったりしている者を見ると念力で無理矢理口角を上げさせる、呪いをかけて無理矢理笑顔にする、自分がつけているようなベールを装着させる等、あらゆる手で笑顔に仕立てる。

    後者のベールは呪いが込められており【自分は不幸だ】と言う考えを止めるまでは外すことが出来ない代物。元々は彼にとって良質な食事のマーキングであったが、現在はもう一つの異なる意味を持つ。

    懐かれるとイタズラで呪いがこめられていないベールを着けてくることもある。

    幸せそうな人の元には嬉しそうに現れ、少し生命力をわけてくれるようねだる。
    貴方がもし親切に分けるような人であれば、数日の間は妙に運気が良くなるはずだ。少し疲れやすくなるだろうが・・・

    一方で彼は顔を見られることをアレルギーレベルに嫌っている。
    信頼を勝ち取った者以外が無理矢理見れば、彼の気が済むまで追いかけ回され、呪われるか、最悪消されることすらありえる。例外は存在しない。

    そんなことをしたら印が黒くなるのではないかと懸念されていたが、そんな事態に陥った地点で彼が気分を真っ先に途轍もなく害されているので、印が黒くならない。

    黎明の鐘に限らず、しばしば本島でもカフェで甘いものを食べる彼が目撃される。



    【経歴】
    ラフは元々小さな村で産み捨てられた子供の一人だった。
    物心付いた頃には視界に入る人々の多くは食料の確保にも苦労し、毎日の生活にも困窮している様子だったが、病気のように村に蔓延している飢えから来る恐怖の感情が村を満たしている限り、ラフは餓える心配は無かった。食には事欠かなかったが住む家は無く、見ず知らずの子供を養えるだけの余裕がある家も付近には存在せず、雨風に晒される日々を過ごした。

    空腹になることは無かったが、毎日辛そうにする人々が嫌でも視界に入る日常は彼の精神衛生上よい物ではなく、彼は人を怖がらせるよりも誰かを幸せにしたいと願う気持ちが強まっていったが、周りから見る彼は「飢える心配もなく普通な暮らしをする気に入らない奴」だった。ついにある日には腹いせに彼の顔に傷をつけ、ラフの顔には消えない傷跡が残るのだった。それでも彼は、こんな世の中が人の心まで貧しくしているのだという考えを曲げなかった。

    どれだけ好意的に接しようとしても、彼の顔を見る者は不気味がって近寄ろうとしなかったか、機嫌を悪くして突っかかるかのどちらかである事が殆どであった。彼はその対処として笑顔をあつらったベールを顔に纏って人に歩み寄ることにした。どちらにせよ不気味に思えたが、顔のことを言われるよりはずっと心が楽だったし、笑顔を模したベールは彼の表情だけでなく、彼が弱気になるだけの弱点も覆い隠していた。

    恐怖心に飽き飽きしていたラフは新しい食糧として生命力を少し分けてもらう代わりに、幸福が訪れるお呪いをかけることを始める。その試みを初めて受けたのは、生きることを諦めていたようなくたびれた市民の一人が最初の一人であった。ここ数日村にはろくに雨が降らず井戸水も枯渇し、脱水症状が進んだ男はもう長くないように思えた。

    「生きていれば何時か良い事があるから。保証するよ――」
    男はうつろな顔で空を見上げ、最早どうでも良さそうであった。
    が、少しすると大雨が降り、渇きを癒した事で男は活気を取り戻した。
    "命と引き換えに幸福をもたらしてくれる子供"の噂は周辺に忽ち広がり、重い病気にかかっていた家族が全快した、水源を掘り当てた、枯れていた土地に作物が実った、といった報告がラフの元に多く寄せられた。
    やがて生け贄のような存在が現れるようになると、ラフに命を捧げる為に扱われる軽い命と、そんな役には選ばれない身分の高い悠々自適な生活を送る者に村は二分された。

    【人は誰もが幸せでなければならない】―それが信条だったラフは考え方を改め【不幸になるべき者も居る】と考えるようになった。
    次第にベールをつけている時間が長くなり、一人で居る間ですら常にベールを付けている様になった。彼が幸福のシンボル的な存在として扱われる頃には彼の顔を知っている者は殆ど居なかった。

    すべて順調に思えたその村は、ある日突然混乱に陥った。というのも、弱い立場の者を虐げていた者達が連続して不審死を遂げたからだ。ラフは痕跡を残さなかったが、痕跡を残さなかったことが村人の確信にかわった。
    ラフに受けた恩恵を忘れたかのように民衆は彼を責め立て、彼のベールを破り捨てた。口に大きな傷跡が残った彼の容姿に罵詈雑言を浴びせられる。施しを与えられても感謝せず、生きていることにも感謝をしない。
    明日の朝には村を出ろと村長に命令されたが、彼はその日の内に、虐げられていた立場の者を除くすべての村人から命を抜き取って村を後にした。ラフに言わせれば、与えたものを返してもらっただけなのだ。

    この日から彼は顔を見られることと自分は不幸だと言う者に異様なまでの嫌悪感を示すようになり、彼が納得の行かないような答えを出すものの命は容赦なく吸い取っていった。

    当ても無く彷徨う果てに、彼は喧騒に塗れた見慣れない街にたどり着いた。その町では故郷以上に恐怖心が渦巻いている。
    街に入れば、ベールをつけた彼を怪訝そうに見つめる市民。荒れ果てた通り。立ち上る黒煙。ラフにしかめっ面のまま歩み寄った男にラフはただ一言。

    【キミは今幸せ?】
    トイボックスのデータベース
  • まくら⑤(上野講釈亭にて) #イラスト  #オリジナル  #drawing
    #舞波千景   #講談  #講釈
    #尾仲愛  #矢車翔子


    パンパンッ!(張り扇の音)

    まず、翔子さんは現在「お嬢様キャラ」なるものに挑戦中です。
    いいですね、わたくしもやはりこうした生業をしていますと、男女問わず様々な人物を演じますから、何かになりたいと言う気持ちは良くわかります。

    尾仲愛さんは唐揚げが大好きな方でございます。
    「3食唐揚げでも飽きないんですか?」
    と、以前に聞いたら
    「さすがにご飯とマヨネーズが欲しいよー」
    と、こちらの予想を超える答えをお持ちになっておりました。

    ちなみに「舞波さん」と、わたくしの事を呼びますが、舞波は屋号、お店の名前みたいなものなので、千景か舞波(屋の)千景と呼んでくださいと、これが一応の芸人のルールとなっております。
    再三、愛さんにも言っているのですが、それでもついつい舞波さんと言ってしまう、おっちょこちょいさんでございます。

    もう一つ、説明しなければならない事がありますが、それは一度置いておきます。


    浅草駅に降りた時に、
    「とりあえず唐揚げだね☆」
    の愛さんの言葉、めぐみはあいと書きますので、詰めて「愛言葉」を号令に、唐揚げ屋かあ・・・と、2人を案内しようとしたら、翔子さんが
    「アタシはスイーツが食べたいですわ」
    と異を唱えました。実を言うと、わたくしも気分はスイーツでございまして、心は生クリームを渇望しておりました。

    わたくしの顔が唐揚げの気分ではない、その事を、普段バッターの表情を間近でうかがう、キャッチャーというポジションを任されている愛さんですから、鋭く読み取ったのでしょう。
    プクッ!と頬を、まるで木の実を口一杯含んだリスのように膨らましました。
    愛さん、普段は優しくて控えめな子なのですが、唐揚げが絡むと人が変わります。

    忘れもしません、次の一言。
    「唐揚げ屋さんへの1歩を、今踏んだよね!?舞波さん!!」

    表情だけでなく、運んだ1歩目の足の向きまで見逃さない愛さん。

    踏んだのは事実でございました。しかし、それは唐揚げ屋に行こう!という愛さんの要求に対する条件反射のようなもので、もう一度申し上げますように、わたくしは心はクリーム塗れ。
    つまり、パッフェなのでございます。

    仕方がない、チームの輪を乱したらもうすぐ始まる地区予選に支障をきたすと思い、それでは唐揚げ屋さんに行こうとしました。

    忘れもしません。次の一言も。

    「心を偽るな!本音をさらけ出せ、舞波!」

    実を言いますと、翔子さんもわたくしの事を舞波と呼ぶのでございます。
    芸人のルールなのでやめてって。

    しかし流石は翔子さんです。翔子さんはチームの一番バッターで足がとても速い人です。鮮やかにセンター前を放ち出塁しますと、盗塁で軽やかに2塁ベースを落としいれます。
    盗塁を狙う時には、相手バッテリーの仕草、呼吸、クセ。そして心理を巧みに読み取らなければなりません。
    その人物観察で研ぎ澄まされた鋭い視線が、わたくしの心を射抜いたのでございます。

    と、勝手知ったる間柄ではありますが、友達に往来で自分の体の動きと心の動きを全て暴かれ、何だか恥ずかしくなってしまいました。

    そこで、
    「最初に唐揚げを食べて、デザートにスイーツを・・・重たいですか?重たいですよね?」

    言いながら同意を求めるという複雑な心境でございます。
    すると愛さんが、

    「さっすがだね!舞波さん、機転が効くね!」

    翔子さんも、

    「さすが芸人だな、舞波!」

    その後、愛さんはモジモジして、
    「実は甘いモノも食べたかったんだけど、何だか言いづらくて・・・」

    翔子さんの方も笑いながら、
    「食べたいのは自分だけって思われるのって何かイヤだね!舞波が言ってくれて助かったよ!アタシも今日はガッツリって気分なんだ!みんな同じで良かったー!」

    褒められた瞬間は嬉しかったのですが、最後にもう一つの説明をここで言わせて頂きます。

    わたくし、少食です。

    豆腐半丁の冷や奴と白飯で「今日はよく食べたな、寝れるかしら?」と思うのです。


    対する二人は、非常にご健啖。とっても良く食べるのです。

    結局、人気のお店で唐揚げ定食を食べ、その次にパッフェを喰らうというハシゴを強行する事に相成りました。

    檳榔(びろう)な表現ですが、
    「オエップ」という感じになりました。


    その時の浅草での油とクリーム塗れの思い出を胸に、いや腹に、
    明くる日、ついにココ上野に回ってきます。

    上野はご存知、上野広小路亭に、ココ上野講釈亭、上野演芸場(上野寄席)など、我々芸人達がひしめき合う、大変に愉快な街でございます。かつては上野本牧亭という、講釈師達のメッカとも言える場所もございましたね。

    辻講釈をやりに、上野恩賜公園に良く行きます。
    6月4日から、もう過ぎてしまいましたが、不忍池に佇む弁天堂では毎年「法華教」を読みます。講釈の長編物みたいに数日かけて読むようですね。

    上野周辺を散策がてら、写真を撮ったりなんかしてみたり、後は古地図のアプリで歩いたりなんかも最近はありまして、江戸時代を歩く気分を1人味わっております。

    見ながら歩いていたら以前、側溝に落ちましてね。半身が藻だらけになりましたが、バンザイをしてスマホは濡らさないように努めました。師匠の家にある貴重な古地図を借りていたら破門になる所でしたね。

    パンパンッ!


    上野公園の葉桜。江戸時代は桜の名所でございましたそうで、

     一めんの花は碁盤の
     上野山 黒門前に
     かかるしら雲 

     
    昭和13年、寛永寺総門の黒門跡にて建てられた建碑に歌一首。


    本日お話しをする方は、この方でございます。

    (まくら 了)
    玉本秋人