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作品 - 勉強

 : 308件
  • 3二次創作(デジタル練習用イラスト)/妖精なっしー&いもむっしー(ふなっしー&ふなごろー?)結構前にドローソフトの勉強&練習用に描いたベクターイラストです。

    二次創作(デジタル練習用イラスト)/妖精なっしー&いもむっしー(ふなっしー&ふなごろー?)
    【使用画材/ソフト】 Microsoft Expression Design 4
    【簡易メイキング】http://64cat64-illustration-design-art.ldblog.jp/archives/52429716.html
    【タグ】 #ふなっしー  #ふなごろー  #梨の妖精  #梨  #妖精  #Microsoft_Expression_Design_4  #MicrosoftExpressionDesign  #ベクターイラスト  #ドローソフト  #二次創作
    むしとりねこ
  • 5二次創作(デジタル練習用イラスト)/サッカー女子にゃっきい(しまじろうのわお!)結構前にドローソフトの勉強&練習用に描いたベクターイラストです。
    塗り絵がありますのでもし塗りたい方がいらっしゃいましたらどうぞ。

    二次創作(デジタル練習用イラスト)/サッカー女子にゃっきい(しまじろうのわお!)
    【使用画材/ソフト】Adobe Illustrator CS3(体験版)
    【簡易メイキング】http://64cat64-illustration-design-art.ldblog.jp/archives/52416322.html
    【ホームページ】
    【販売】
    【タグ】 #しまじろうのわお!  #しまじろう  #桃山にゃっきい  #にゃっきい  #サッカーボール  #ぬりえ  #塗り絵  #Adobe_Illustrator_CS3  #Illustrator  #ベクターイラスト
    むしとりねこ
  • Burnoutやる気が著しく低下してしまう状態を「燃え尽き症候群」といいます。しかし、ただエネルギーが足りなくなるということよりも、そもそも何のために力を尽くしたのか、心身を削ってきたのかがわからなくなってしまうことの方が怖いことではないでしょうか?今回はそんな周りが分からなくなった状態のイメージを煙に巻かれるということで描いてみました。普段あまりやらない心象風景中心の制作です。やったことないことをやってみるのは、勉強になりますね。
    ニュアンスの強いイメージも描けるように、精進せねば…!

    <Content:詳細はこちら>
    http://www.c1upp.info/burnout

    <Official:公式まとめ>
    http://www.c1upp.info

    <Twitter:最新情報>
    https://twitter.com/c1upp

    #オリジナル #厚塗り #心象 #煙 #炭
    0.1
  • 11花言葉落描きと…我が家の猫を描いたもの(笑)こちらのポーズなどは「キャラが映える構図イラストポーズ集」からトレスしてします!
    勉強のためにも本丸々トレスで絵を描いてみたい!と最近は思っていたりします。

    真宵ちゃんの周りの花は「まんさく」意味は「霊感」や「不思議なチカラ」

    まことちゃん(子供)の花は琵琶 意味は「内気」より

    そして自分の愛猫も描いてみていました(笑)動物は苦手ですが、自分の愛猫くらい上手に描いてみたい…というのが夢でもあります…

    1番下の落描きは、TwitterでAKR(@bou128)さんがぬり絵の配布をされていた線画に愛猫の模様をあてたものです。
    mu海(むぅme)
  • 瀬戸内サンセット『駅メモ!5周年記念イラストコンテスト』応募作品。
    2019年の初夏に瀬戸内海の島々を巡ったのですが、夕暮れ時に乗ったフェリーの甲板から眺める光景がとても美しく感じられ印象に残っていたので、それを絵にしたいと思い立って描きました。甲板を吹き抜ける風が強くはあれど清涼で心地よかったので、「風」を象徴する存在として岩国みづほというキャラクターを登場させました。
    結果は落選。パースのつけ方などもっと工夫してインパクトのある絵にできればよかったのですが力及ばず。塗りの勉強にはなりました。
    2019.6 制作

    #過去絵を晒す #ステーションメモリーズ! #駅メモ #駅メモ! #二次創作 #岩国みづほ #海 #女の子
    冒漫
  • 6創作の設定適当に ゆっくりゆっくり追加します

    かなた
    本編の主人公その1。元おぼっちゃまで元旅芸人で誰にでも優しいおちゃめさん。クソほど美形。か弱そうに見えて割と腕っ節が強くてしたたか。
    常に笑顔で明るいがそれは誰にも弱い所や努力してる所を見られたくない為の演技。幼なじみのきっどと弟分のオランジェのその家族の事は大事にしているものの、本当は割と自分の殻に閉じ籠る性格。というのも実はアンデッドで自らの消滅を願って動いているから。魔法道具で色々誤魔化していたものの、シスターやらってやログ達に見破られた。日光には弱いし満月の夜にはテンションが上がるし吸血衝動もある。武器は鉄扇と体術。炎魔法も使える。

    きっど
    本編の主人公その2。ヤンキーくさいけど根は純情で良い子。子供好きで面倒見が良くて家事が得意。女性耐性が皆無。周囲があんぽんたんなのでよくキレてる。
    赤ん坊の頃に捨てられて、親に残されたと思われる耳飾り3つが宝物。本名はルカ(耳飾りに書いてある)。赤ん坊の頃から自分を育ててくれた母のシスターと兄でもあり父でもあるようなログが大好きだけどログには度々いじられたり子供扱いされているので反発してる。バンダナと剣はログから貰ったし剣の師もログ(あまりにスパルタだったのでトラウマと化してる)。イメージとは程遠く回復魔法も少しだけ使える。かなたの秘密には感づいているものの、かなたを信じてあまり突っ込まないように決めている。

    メルラッテ
    実年齢不明な見た目幼女。口が悪く女好きで酒好きでサボり魔なクソシスターだが思慮深く心優しいおねいさん。
    元は荒くれ者だったり聖職者向きの人物ではないものの、過去におじいちゃん神父様と大司教に命を助けられて、おじいちゃん神父様を大好きになり彼の亡き後の教会を守る為にシスターをやっている。一応ログの上司らしく、何かと波長の合うログには割と辛辣。生粋のオカルトマニアということもあってアンデッドが大好きで保護したがる。同居人でお手伝いさんのリートを溺愛しているし、かなたの事も甘やかし気味。武器は銃。今更戦ったりする気はないが、知識と回復魔法で皆をサポートしてくれる。お洋服作りが趣味。

    タルフィ
    通称たる姉。魔法道具屋さんの機械人形看板娘。何故か少年が大好きで典型的オタク口調で喋るでござる。
    元々半壊の状態で廃棄されていたが、おやじさんとその嫁さんに拾われ嫁さん亡き後も愛娘として大事に育てられてきた。過去に何かあったのかイケメンが苦手で過剰反応する以外はすごくいい子。かなたとオランジェと出会い『プログラムではない本当の自分の気持ち』を探す為におやじさんにも背中を押されて冒険の仲間になる。ログはイケメンだけどお得意さんで優しいので苦手ではないし、きっどに関しては自分より小さい子だしおかんみたいだから苦手ではない(好みのショタでもない)。武器は魔法道具。たまに腕や足も変形したり飛ぶ。

    ロジャー
    きっどの義兄。愛称はログ。なんか強くてなんかエロくてやたらモテる人当たりの良いブラコンお兄さん。飄々と振舞っているが過去が重く、真面目でかつ冷静。武器は双剣。実は聖堂騎士団の試験にも受かってるすごい人。今はアポストルという大司教直属の聖騎士をしてる。ちなみにNo.3。
    元々は洋菓子店の子。本人はパティシエ目指して普通に生きていたが、やたら強すぎるので両親から気味悪がられるようになって殺されかけた際に両親を死なせてしまいシスターに保護される。昔すなぎもにベタ惚れしてて長いこと文通と赤ペン先生をして貰ってた過去があるので、今もすなぎも先生の事を大事に思っているものの照れくさくていじめたりセクハラしては喧嘩している。実は可愛い物に弱くてオランジェ(ぬいの姿)が大好き。

    すなぎも
    エルフの父親とウンディーネの母親とのハーフ。生物学上男だけど色々な面で女の子なすなわち男の娘。生真面目クールに見えて素は泣き虫ドジ。よく可愛い女物の服を着せられてるけど本人は女物だと知らされていないまま着せ替え人形にされている。
    異種族婚で行き場を失った両親が魔界に逃げたので魔族として育てられてはいたものの魔族というよりかは精霊寄り。シスターの使い魔だが今はログが仮の主。魔界でずっと虐げられてたせいでやや皮肉屋で自分を卑下しがち。身体にも傷がある。そんな自分を褒めて大事にしてくれるシスターとログが大好きでログの事は愛してる。武器は大鎌で水魔法と空間転移魔法が使える。ずっと名無しだったので昔ログにつけられたすなぎも(ログの好物)という名前がお気に入り。ログは後悔してる。

    ―――

    キューステル
    エルフの国の王様ですなぎもの従兄弟。黙ってれば絶世の美少女なのにこいつもまた男の娘。どうやらこの世界のエルフというものにはあんまり性別という概念がないらしい。
    父親である前の王様がすなぎもパパを国から追い出した事を知り、すなぎもを連れ戻すべく必死に勉強して父親亡き後国のルールを作り替えた。まだまだ子供くさくてアホだけど実は凄い王様。なんかんやあってログに惚れてるので大好きなすなぎもとどっちも自分のお后様にしようとしてる。色んな意味で無理。我儘で強引で不遜な所もあるけど素直で皆の事を一生懸命考えている。かなたに「おひめちん」ってあだ名をつけてもらった。

    #オリジナル #創作 #設定 #オリキャラ
    きりん🦒
  • 結果論の人生の中で事前に言いつけられる正解のどれぐらいが本当に正解なのだろうか?

    パソコンで絵を描いたのがめちゃくちゃ久しぶりでソフトの使い方再勉強しなければと奮闘してなぜか使ったこと無いツールを使うという意味不明な行動をとった一枚

    #オリジナル
    とろこ
  • ピュアソング #ジャケット #女の子 #オリジナル #失恋
    失恋ソングのジャケットをイメージしてイラストとロゴを制作してみました。
    感情が高ぶって心が震えるような様子を描写する事が少なかったので
    今回描いていてとても勉強になりましたね。
    agira
  • 不信アイビス練習。
    AUは勉強中です。
    阿瀬ネヨシ
  • 紅しょうが姉さんと。『やろうか』
    『まだ早いか』、
    少々悩んでいる。

    「千景姉さん、おはようございます!」
    「ご苦労さまです、千景姉さん!」

    楽屋に入るなり、
    見たことの無い2人に挨拶をされた。

    1人はメガネ、もう1人は髪がボサボサの切れ目の男子。

    「バカヤロ、初めて会うんだから名前を言いやがれ」

    阪神タイガースのキャップと着物姿。
    そして近くにくると香ってくるおでん出汁の匂い。

    辛子家おでん兄さんである。
    となるとこの2人は・・・。

    「失礼しました!辛子家じゃがいもです!」
    「辛子家いかぼーるです!」

    メガネがじゃがいもで、ボサボサがいかぼーるか。新しく入った兄さんの弟子2人、なかなか真面目そうである。

    本日は我々が所属する芸談協会の定例寄席。
    スタッフカードを首に下げた関係者が通路でバタバタしている。
    最近オンライン上で寄席演芸の人気が急上昇中という事で、演芸チャンネル運営会社に我々芸談協会の面々もガッツリと協力する運びとなったのだ。

    『オンライン上での公開生中継!あなたのお家が寄席になります♪』
    という事で、やり直しの利かない一発勝負である。

    収録は2日あり、今日は初日。
    明日2日目は頭取や鶴々先生、ほくほく亭じゃがばたあ師匠、山椒斎こ粒大先生と、協会の大幹部が一同に集結する。

    アプリでも視聴できますので、良かったらダウンロードしてくださいね♪

    楽屋入り。
    私が脱いだ履物をいかぼーる君がすぐに整えてくれた。
    悪いなあ、なんか。

    お礼を言おうとしたら、逆に深々とお辞儀され、じゃがいも君と2人で楽屋から出ていった。
    前座の時分はやる事が沢山あるからね、懐かしいな。

    私のように歳の近いスタッフと浅草の人気スイーツの話で盛り上がっていたら、出番の先輩を呼び出すのを忘れて大目玉を喰らった、なんて事のないように気をつけて欲しい。

    畳の楽屋。
    奥には今にも死にそうな顔のいも太郎兄さん(体調は良さそう)と、紅しょうが姉さんが机に肘をついて大きなビンを眺めていた。

    山椒斎(さんしょうさい)紅しょうが姉さんは、真打講談師になって10年の人。
    年齢は聞いた事はないが、
    「人間(じんかん)50年って、そのぐらいが生きるにはちょうど良いかしらね、色々ともう疲れたわ」
    と以前お酒の席でつぶやいていたので、何となくぼやけた数字が頭に浮かぶ。

    主に江戸時代の遊女や、吉原を舞台にした話。
    怪談物だと『妲己のお百』など、女性が噺の肝となる読み物を得意とする人だ。

    姉さんの講談は男性ファンが多い。
    美しくも怪しい江戸の遊女に惑わされた後は、姉さんのサイン会には目もくれずに帰っていくのだ。

    ため息をついているので擬音にするとスススっと、姉さんの横に座りビンの中を覗きこんだ。

    大きなビンはハブ酒だった。
    黄色く濁った酒の中に、大きなハブが沈んでいる。

    ほほお、これはこれは・・・、こんなに間近にハブを眺めるのは初めてかもしれない。

    身を乗り出してもっと良く眺める。
    そんな私に横目で気づいた姉さん。

    おっと、挨拶を忘れていた。

    「姉さん、おはようございます」
    「飲む?頂きもの」
    「飲めません、未成年ですので」

    コレは姉さんが仕掛けるちょっとした「試し」である。
    相手が未成年と知ってて、酒やタバコをやるかを敢えて聞いてくるのだ。

    今のように挨拶がてらいきなり聞いてくる事もあれば、楽しく話が盛り上がった所で間髪入れず聞いてきたりする。

    仮に未成年でコッソリやってしまっている人の場合、不意打ちで
    「やります」
    「"今日は"結構です」
    などと答えてしまう場合があるのだ。

    「ビール専門です」とクールに答えた若造もいたとか。

    ソレを師匠や先輩、時には頭取に報告する事で協会の秩序を保つという、姉さんの燃えるような正義感からくる言動である。

    ちなみに念を押すが、私は今の所本当にやっていない。

    勇ましいなあ!
    ハブ酒のハブに目を戻すと、何とも厳かな形相をしていた事に気づいた。

    確か、ハブ酒を作る際には生きたままのハブをビンに入れ、焼酎などを注ぐと聞いた事がある。
    酒の中でハブがもがけばもがくほど、美味しいダシが取れると言うのだ。
    飲めないが、以前おでん兄さんが美味い美味いと言ってたから、味を想像したりして羨ましいとは思った。

    ただ、ハブ酒の味を想像したりするのはもちろん人間側の事であり、当のハブにとって正に今際の際である。

    さぞかし苦しみ、あるいは我々を睨みつけて死んだのだろうと思っていたのだが、このハブはまるで眠りについたかのように静かに佇んているようだった。

    きっと酒を注ぎ込まれた瞬間、いやもしかしたらもっと早く、それこそ野生の大地を元気に這っていた所を捕らえられた時だったのかもしれない。

    早々に己の運命を悟り、見苦しく足掻くのは却ってハブの恥と想い、堂々と
    『我はハブ酒なり!』
    と言って昇天したのではないだろうか?
    それくらい堂々とした死に姿だ。

    このハブ酒の銘柄は「は武士(ぶし)」、
    うむ!名前に偽りはなし!
    まるで忠臣蔵の主人公、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)の魂が乗り移ったかのようである。

    「忠臣蔵にしよう」
    ハブを見ていてインスピレーションが湧き起こる感覚を私は覚えた。
    実は今日来る前に悩んでいた事として、最近覚えた赤穂浪士伝を高座に掛けようか迷っていたのだ。

    その中でも大石内蔵助が出てくる、
    『大石東下り(おおいしあずまくだり)』
    という、忠臣蔵の噺の中でも取り分け面白い部分がある。

    仇討ちを果たすため、京から江戸へと向かう大石内蔵助達赤穂浪士。
    ちなみに、江戸時代の地図では今では言う西の方角が北側となっていたため、東は南側だから「下る」と言うわけだ。

    道中、垣見左内(かきみさない)という近衛兵の親玉みたいな人が待ち構えている。
    大石さん、よりによってこの垣見左内に対して、
    「私が本物の垣見左内です、通してくれ」
    と言う。

    「ふざけた奴だ!」
    と刀を取ろうする左内だったが、
    『大石内蔵助 行年(享年)四五』
    という奉書を見つけた瞬間、この方は亡き忠君への義のため、命をかけて江戸の吉良邸に討ち入りに行くのだなと悟る。

    そして何と本物であるにも関わらず、
    「私が偽物でした」
    と言い、左内は大石さん達赤穂浪士を通す・・・という筋である。

    噺の筋は覚え稽古を重ねたのだが、やはり人前で大石内蔵助を演じるとなるとハードルが高いなあと思って、高座にかける事に足踏みしていたのだが、今日演る事にしよう。

    仮に不評だったとしても、批判も自らの不出来も飲み込めば良いじゃないか。

    それは苦しい事かもしれないが、酒が口に入り命が絶たれたハブほどの苦しさではないだろう。

    まさかハブを眺めた事で、今悩んでいる事に対する光明が見え肝が据わるとは思わなかった。

    視線に気づいて顔を上げると、紅しょうが姉さんと目があった。

    「何十年も演るもんなんだから、難しかろうが大ネタだろうが早い方が良いよ」

    そして姉さんの黒目はまた私から離れていった。
    まさか私のためにハブ酒を持ち込んで・・・。

    ・・・私も弟子を取ったら、
    さり気なくこういう事ができる人になりたいな。

    「千景姉さん、お願いします!」
    じゃがいも君が入り口から現れて私を呼んだ。

    演る噺は決まった・・・、このハブのように勇ましく行くとしよう。
    「いっちょカマしてこい!」
    いも太郎兄さんと話し込んでいたおでん兄さんが威勢良く私に声をかけてくれた。

    いも太郎兄さんは・・・えーと、うつむきながら何やらブツブツと。
    確か今日のトリだったな。
    目に怪しい光を宿しながら、両手を刀に見立て何やらズブリズブリと言っている。
    『お富与三郎』でもやるつもりかな?
    あんな暗い噺をオンライン中継のトリに・・・、まあいいか。

    通路に出て振り向くと、片手にハブ酒を抱えた姉さんが手を振ってくれていた。

    そんな姉さんに

    「お先に勉強させて頂きます」

    と頭を下げると、
    私はじゃがいも君といかぼーる君に案内され、小劇場の袖へと向かったのだった。

    (6月某日)


    #講談  #舞波千景
    #イラスト  #illustration
    #山椒斎紅しょうが
    #ハブ酒
    玉本秋人
  • きゃばばばーーい💓(謎)お久しぶりです。体調不良でまたも床に伏しておりましたが、今また少しずつ描くことが出来るようになってきましたので投稿させて頂きます\(^o^)/

    前作同様キャバ嬢さんです😄
    目指したのは、「日本人女性」です。
    欧米系の人種との違いを描き分けてみようと思いまして…。
    意識してみたのは顔の輪郭と鼻の高さです。
    美術書を開けば、東洋人と西洋人の骨格の違いは載っていますが、それを知っていて描いてみたものです。
    表現力の勉強です。これを、中国人女性にしたら?あるいは韓国人女性にしたら?など、似ているものをどこまで現せられるか。こんなことを思って描いてみました。

    キャバ嬢さんなのは、特に理由は…ない…かな?(笑)


    #アナログイラスト  #モノクロイラスト  #習作  #キャバ嬢  #女性  #鉛筆画
    Sho_24
  • 破滅のたまご少女は、生まれながらに天才だった。

    その頭脳は、スーパーコンピューターをもしのぐ超越した頭脳だった。

    そんな少女がありとあらゆる計算式を用いり、とある結論を導きだした。

    それは、“この世は、存在する価値に値しない”という、前代未聞な話し。

    そこで少女は、『破滅のたまご』を作った。

    『破滅のたまご』とは、読んで字の如く、世界を破滅へと導く恐ろしい爆弾である。


    この展開に、人々は異論を唱えないのだろうか。

    いや、もちろん反対する者もいたが、少女の論理立てたわかりやすい説得により、説き伏せてしまったのだ。


    そして今日、時は来た。

    起爆スイッチは、少女の奥歯にセットされている。

    少女が奥歯をグッと噛み合わせた時、この世は一瞬で消滅する。


    この世がキレイさっぱりなくなった後には、何が残るのだろう?

    それは、天才的な頭脳を持つ少女にも、わからなかった……。


    〈解説〉
    自分の描いた古い絵を、修正してみました。

    80年代ヒットソングを聞きながら、修正しました。

    80年代は、名曲揃いです。

    ちょっと、“メランコリーな気分”になってしまいました。

    にしても自ら描いた絵も、時間を置いてみると、客観的に見れます。

    どこが良くてどこが悪いのか、どんなふうに直せば良くなるのか、わかります。

    自分の絵を後日描き直す作業は、絵の勉強にもなると思います。


    #古い絵
    #少女
    #宇宙
    #80年代
    #破滅
    #たまご
    #天才
    松橋まいのまいの
  • パンツが!朝、意気揚々と学校に行こうとしたら
    親からまさかの衝撃のお知らせが…!
    恥ずかしいッ~~!!

    フォロワーさんにパンツが見える絵を描いてほしいと言われたので
    頑張って描きました!今までこういう構図で描いたことないので
    本当に難しかったけどいい勉強になりました! #うちの子 #女の子 #オリジナル
    #オリキャラ
    マドカマリサ(まどまり)
  • 勉強会(オリジナル) #オリジナル #創作 #オリキャラ #アナログ #水彩 #ファンタジー
    算数の出来ない脳筋王子(18)と演説絶望レベルの国王(24)と家庭教師もやってる一般市民の万能情報屋(24)
    りのせ
  • カルチェグランマルシェの迷宮から

    絵の勉強にたまには模写しよう!と色塗ったまではいいけど力尽きたもの

    #グランマルシェの迷宮 #女の子 #過去絵を晒す #二次創作 #アナログ #コピック #ゲーム
    ぽっぽ(🐙旅)
  • みずしぶき僕勉の武元うるかです。

    #僕たちは勉強ができない#武元うるか #泡の中 #シャボン玉 #裸足裏 #裸足 #足裏 #スクール水着 #水着 #女の子
    キシロキ
  • 2小説表紙『微熱』小説『微熱』著・葉月めいこさん
    https://estar.jp/novels/25023138
    小説表紙描かせて頂きました。


    *******

    「俺、もしもの時は先生の傍がいい」

    「……縁起でもないこと言うんじゃないよ」

     図太そうな見かけに寄らず、身体がひどく弱い穂村は絶対安静ではないが、本当は学校なんかに来ている場合じゃない。それでも一日半分だけ、勉強を名目に学校へ登校してくる。
     特別教室はいつも一人で、ほかの生徒と交わることがない。迂闊な行動で穂村の体調が崩れてしまうからだ。でも具合が悪くなって保健室に来る穂村はなんだか満足げな顔をする。

    「もしもなんてこと私が見逃すと思うか」

    「ううん、思わない。でもさ、先生の顔を見たら俺すげぇ元気になんの」

     ひどく嬉しそうな顔で笑う穂村を見ていると心が軽くなる気がする。いつの間にかその笑顔から目が離せなくなって、彼を見ていると不思議と安堵してしまう。

    「気持ちが元気でも、身体が追いつかないことはあるんだよ。それで熱を出してたら意味ないじゃないか」

    「それでも先生がいてくれるだけで俺は幸せなんだよ」

     ニコニコと無防備で言葉のままに幸せそうな顔で笑われると、強く言えなくなる。いままでこんな風に笑っていた人間は、自分の傍にいただろうか。

    「おかしな奴」





    *******
    (*小説お借りしています。


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #小説 #小説表紙 #表紙
    朔羽ゆき
  • スキルカード風にゃんにゃんカードゲームのスキルカードをイメージして制作しました。
    いろいろ勉強になりました。 #オリジナル #創作 #オリキャラ #女の子
    大福黒団子@絵仕事募集中
  • 地星座お勉強中+
  • あなたが頑張っていることを知ってるよ「勉強や仕事、大変だった事いろいろあったよね?
    全部知ってるよ。私は、私だけは。あなたが頑張ってきたこと…」

    そんな感じの包み込むような優しさを持つ子をイメージしました!
    最近荒んだ世の中だけど少しでもほっこりして貰えれたら嬉しいです。
    03/15解像度上げてみました!

    #オリジナル #女の子 #金髪 #ツインテール #たれ目
    マドカマリサ(まどまり)
  • 勉強きつね勉強をおしえてもらうきつねです。 #女の子 #オリジナル #狐竜原ドラク
  • #勉強  #制服  #高校生
    勉強が退屈でしょうがない少女を描いてみました。
    自分も昔は視力が悪くて黒板見えづらかった事もあいまって勉強するのいつの間にか辞めてた気が…、退屈だったしw
    agira
  • 待つ少女夜型人間は、髪の毛が伸びるのが早い、という話を聞いたことがある。

    その伸びた襟足から、お風呂上がりで湯冷めしてしまった。

    幸い、インフルエンザではなかったけど、38度台の熱が下がらず、体がダルい。


    夜ふかしは、中学受験の受験勉強のため。

    中学受験は、「高校へ、エスカレーター式に上がれる」とお母さんが決めた。

    自分の意思とは関係なく、あたしはお母さんに従う。

    言う通りにしていれば、お母さんは機嫌がいい。


    受験当日、受けた試験問題は、拍子抜けするほど簡単だった。

    これなら、塾に通ったり、睡眠時間を削ってまで勉強する必要もなかったのに、と思った。

    そして合格通知は、翌日ネットで確認できた。


    合格は、素直に嬉しかった。

    だけど、学区内の中学校へ進学する小学校時代の友達と別れるのは、やっぱりさびしい。

    中学からは、女子トイレでクラスメイトの陰口をたたくSちゃんと、話をあわせなければならない苦痛がなくなるのは何よりだけど、親友のトモミちゃんと会えなくなるのは、悲し過ぎる。


    お母さんが会計を済ませるのを、待つ。

    診察時間は5分くらいだったのに、待ち時間がやたらと長い。


    会計を済ませ、薬局で薬を受け取り、その足でスーパーへ買い物へ立ち寄った。

    スーパーの催事コーナーでは、バレンタイン企画のチョコレートが、うず高く陳列されていた。

    そこで、思い出す。

    やはり学区内の中学へ通うことになるトオルくんとは、学校が別々になってしまうことを。

    だから、今回が“ラストチャンス”だ。

    この機会を逃したら、もうトオルくんへあたしの想いを伝えるすべが、絶たれてしまう。


    ああ神さま、あたしに少しばかりの勇気を下さい。

    そんなことを、頭のなかで繰り返し考えていたら、自分で顔が赤くなるのがわかった。

    案の定、買い物帰りのお母さんは、あたしの顔を見るなり、「まだ、熱下がってないみたいね」と、心配していた。


    〈解説〉
    “進路”というのは、なかなかに悩ましいものです。

    明確な目標や夢があるでもなし、ましてや、本人はまだ十代前半。

    結局、親の言う通りに従うケースも多いかと思います。

    だいだい親は、我が子の友人関係や恋愛事情には疎い。

    それで子どもが、どれほど悲しい思いをしていることか……。


    バレンタインは、年に1度の『ドキドキイベント』です。

    今話に登場する女の子も、このラストチャンスを逃したら、後がありません。

    うまく行くといいな、と願わずにはいられないのですが、さてはて。


    イラストは、ブログ用に描いたえんぴつ画です。

    掲載前に、デジタルで少し修正を施しました。

    慣れたえんぴつで描いた方が、自分の持ち味が色濃く出せるような気がします。

    描いた場面は、病院の待合室にて、会計をする母親を待つシーン。

    本文にも書いてある通り、病院は待ち時間が長く、診察はあっという間(;^∀^)

    #少女
    #インフルエンザ
    #中学
    #受験
    #進路
    #お母さん
    #友だち
    #バレンタイン
    #恋
    松橋まいのまいの
  • 5自分自身をしまっちゃうおじさん(ぼのぼの)結構前にドローソフトの勉強&練習用に描いたほぼベクターイラストです。
    ぬりえあり。

    二次創作(デジタル練習用イラスト)/自分自身をしまっちゃうおじさん(ぼのぼの)
    【使用画材/ソフト】Adobe Illustrator CS3(体験版)
    【簡易メイキング】http://64cat64-illustration-design-art.ldblog.jp/archives/52416314.html
    【ホームページ】
    【タグ】 #ぼのぼの  #しまっちゃうおじさん  #Adobe_Illustrator_CS3  #Illustrator  #ドローソフト  #ベクターイラスト  #過去絵を晒す
    むしとりねこ
  • 5鬼型宇宙人のラムりん(うる星やつら)結構前にドローソフトの勉強&練習用に描いたほぼベクターイラストです。
    ぬりえあり。

    二次創作(デジタル練習用イラスト)/鬼型宇宙人のラムりん(うる星やつら)
    【使用画材/ソフト】 Microsoft Expression Design 4、Inkscape
    【簡易メイキング】http://64cat64-illustration-design-art.ldblog.jp/archives/52428991.html
    【ホームページ】
    【タグ】 #うる星やつら  #ラム  #Microsoft_Expression_Design_4  #Inkscape  #ドローソフト  #ベクターイラスト  #過去絵を晒す
    むしとりねこ
  • まふゆ #ぼくたちは勉強ができない  #桐須真冬日向真沙樹
  • りず #ぼくたちは勉強ができない  #緒方理珠日向真沙樹
  • 2キツネひこうきうちゅ~~から集団でやってやってきた謎のせんとう機。。。
    彼らが空からばらまいたブロマイドを拾った!
    どうやら。。。自慢したいらしい。。。。。
    先っちょはゴムになっていて、ぶつかってもいたくないんだってさ!
    。。。きつねびって書きたかったのに 気持ちが先走って間違ってる事。。。
    ばらまいた後に気が付いて、恥ずかしくなってかえっていきましたとさ~~!

    らいとうぇーぶとゆう3Dソフトで作った絵を並べてみました~~。
    今はぶれんだ~勉強中~~~
    #オリジナル #創作 #オリキャラ  #3D #SF
    quuchin
  • マシュマロマシュマロ(ペロリーム♀)
    年齢:10代後半
    ・関係:
    「ご主人様にケーキをあ~んしてあげるぅ。」
    「カステラちゃんどうしたのぉ?お顔がこわいよぉ?」

    ▼詳細
    無邪気な性格で天性のぶりっ子ちゃん。彼女が通り過ぎた後はほんのりと綿菓子の香りがする。
    普段の様子からは想像できないが、モエールのメニューのすべてを担っているのがマシュマロである。定休日は研究のためにスイーツの食べ歩きを欠かさないのだが、その量が食べ歩きと呼べる範囲の量を超えているという噂。

    人間の作るお菓子に興味を持ち、独学で勉強したのがはじまり。
    そのうち人間に食べてもらいたいと思うようになり、正体を隠して店の面接を受け、採用。そこがメイド喫茶ということもよく知らないでいた。
    お菓子を作り続けたいため、自分が人間ではないことは秘密にしている。

    カステラとは同じ時期に入ったため、よく絡んでいるがカステラはイライラしている。それほど険悪ではなく、第三者から見ると完全に漫才。
    ##かぼはた宅 ##ポケ擬 ##メイド組
    かぼはた
  • my doll, your doll他所様から頂いたリクエストでした
    勉強になりました、いろいろ

    #ナイトメアー・ビフォア・クリスマス #二次創作 #tnbc #イラスト
    Ramiru
  • [2017]藍と蘭が二人でテスト勉強してるとこ残念なことにこの二人、相性最悪です。蘭は勉強しなくても成績良い天才タイプです。これ以降藍ちゃんは勉強が分からない時、一夜を頼るようになりましたとさ
    ##2017リクエスト企画 #創作 #オリジナル #彼女の彼氏を募集します
    はとごろTIMES
  • 『蜀山人』 #舞波千景  #講談  #イラスト 

    #drawing

    「つ離れ」という言葉がありまして。

    1つ、2つ、3つと数えて、つで数えられるのは9つ、10から10人と。お客様が沢山いらした時に使う言葉でございます。

    前座がコッソリと舞台端、袖(そで)からお客の数を数える際に、
    「師匠!早くも、つ離れしました!」
    なんて言ったりしますね。

    つ離れができない日は「どうも」と落ち込みたくもなりますけれど、却って人が少ない時には、いつも以上のモノを見せよう、意気込んだりなんてする。

    「近き者説び(よろこび)、遠き者来る」
    と言いますから。
    目の前のお客が、次にいらした時に別のお客を連れてくる。

    それを知っていたせいか、師匠に対して
    「力の見せどころですね!」
    と言って叱られた前座がかつていましてね・・・。

    わたくしです。

    (パンパンッ)


    とんちの名人といえば三人。
    一休宗純(いっきゅうそうじゅん)、曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)、そして本日読みます蜀山人。

    一休宗純は、
    「正月は 冥土の旅の一里塚
    目出度くもあり 目出度くもなし」
    と詠んだ句があります。
    割とひねくれた人で、正月なんかメデタくない!と、言ってしまうような方。
    だから物事の見え方も他人とは違うのでしょうか。

    曽呂利新左衛門は落語家の始祖と言われます。
    初代は太閤秀吉の幇間(たいこ)持ち。
    二世と書いてニセと読ます2代目は上方落語で一斉を風靡した方。

    初代の辞世の句は、
    「ご意向で 三千世界が手にいらば
    極楽浄土を 我に賜る」
    御人柄が現れておりますね。


    江戸時代の末は、文化文政期の頃でございます。

    近世文化が日の目を見、関東という新しい風土が生まれまして、それが中心地の江戸によって洗練されていった爛熟(らんじゅく)の時代。
    果物も肉も、腐る寸前が一番美味いとされる。


    姓は大田、名は直次郎。号を南畝(なんぽ)と言いまして、寛延は2年の、3月3日、桃の節句に御徒町の役人の元に生まれました大変目出度きお方。

    いくつもの名前を持ちます方で、杏花園(きょうかえん)、巴人亭(はじんてい)、四方赤良(よものあから)、四方山人(よもさんじん)などなど。

    19の頃に、寝惚先生と名乗り義文を出してその界隈で名を馳せていましたという事で。
    天才は若いうちから頭角を現すものなんですね。歳をとって天才というのは、確かにあまり聞きません。

    川端康成は「伊豆の踊子」を23、山本周五郎は17で小説を発表しております。
    寝惚と聞くと、山本周五郎の寝ぼけ署長を思い出しますが、頭の切れる方は、普段はみんなああして眠たそうにしているものなのでしょうか。人物画の蜀山人もまるで寝起きのような表情をしております。

    (パンパンッ)

    世の中に蚊ほどうるさきものはなし
    ぶんぶ(文武)といひて夜もねられず

    これも夜寝られない時に考えたような気が致しますね。その勢いで田沼藩に捕らえられるという、おちおち寝言も言えない時代。

    (パンッ)

    蜀山人という名は、師匠平賀源内が風雷山人と名乗っていたので、四方山人(よもさんじん)。
    そこにある時、中国、昔は唐(から)と言いまして、そちらの役人に
    「唐人へ ここまでこいよ 天野原 三国一の富士が見たくば」
    と、手紙を書きましたら、礼状の宛名に「蜀山人(しょくさんじん)」
    と書いてあったのが由来とされております。

    縦書きの四方山人の四方の字が、「蜀」に見えたので「蜀山人」と名乗りなさいとしてあり、こりゃ面白いと雅号に用いたのが始まりとされております。「明治のおもかげ」を書きました鶯亭金升(おうていきんしょう)も、「おうて いきんしゃい」から、ニ葉亭四迷(ふたばていしめい)も、「くたばってしまい」から来ましたしね。名前の由来を辿ると意外な成り立ちに出会えます。

    (パンパンッ)

    豪気な方で、当時の文句は
    春のに、
     澄さんも 富士のつく間も一同に
     どっととわろう 

    春の一国を
     千金ずつに締め上げて六万両の春の曙

    夏のに、
     いかほどに 堪えてみてもホトトギス   鳴かねばならぬ村雨の空

    秋のに、
    もみじ咲く 菊やススキの本舞台  
    まずは今日のこれ切りの秋

    冬のに、
     雪降れば 炬燵やぐらに閉じこもり
     打って出べき勢いは無し

    紀州の殿様に呼ばれ、歌に五色を入れ詠めと言われ、

    色白く 羽織は黒く裏赤く
    ご紋は葵(青)紀伊(黄)の殿様

    借りて着(黄)る 羽織は黒し裏白し
    ここは赤坂行は青山

    を詠んだ。

    蜀山人先生、お酒が好きな方で家来はいつも大変な目にあっていましたそうで。

    ある夜、履き物を履こうとしたら、
    その上に短冊が置いてあった。

    いつ来ても 夜ふけてよもの長話
    あからさまには申されもせず


    本郷に差し掛かって来ますと、加賀様水戸様のご家来がいまして、

    小石川 本郷を指して鳩が二羽
    ミトッポにカナッポ

    武士が蜀山人先生とぶつかった。足がもつれた蜀山人先生、水溜まりに飛び込みそのまま寝込んでしまった。

    家来が慌てて屋敷に連れ戻し、先生に禁酒の願いを持ち出しますと、先生は紙に、

    黒金の門よりカタキ我が禁酒
    ならば手柄に破れ朝比奈
    (朝比奈三郎の門破りのもじり)

    としたためて神棚へと上げます。

    そこに馴染みの魚屋さんが鰹はどうですかと来ましたが、禁酒宣言をした先生、鰹だけ食べても美味くないからと断った。

    しかし、魚屋さんに「酒が飲めて人生ですよ」と言われ、先生あっさり禁酒をやめてまた飲み始めた。

    鎌倉の海より捕れし初鰹 みな武蔵野の腹に入れ

    家来が来て先生約束したじゃありませんかと言われますと、神棚に上げた誓いの紙は書き直されておりました。

    家来が読み直しますと

    我が禁酒 破れ衣になりにけり
    やれツイでくれサシてくれ

    こういった具合で例外を沢山作りまして、春は桜、夏は星、秋は満月紅葉、冬は雪を肴に酒を飲む。
    友がいればいつもより飲み、二日酔いの時も調子を整えばと長薬代わりに飲む。

    生憎わたくしは未成年ですが、酒はそこまで飲みたくなるものなのでしょうか?以前タバコをお吸いになる寄席の案内の方に「タバコってそんなに良いものなのですか?」とお聞きしたら、
    「良いかというより、吸わないと落ち着かないんだ」
    と返された事があります。
    お酒も同じような気がしますけどねえ、講釈を演るにあたり、やはり成人したら芸の勉強のために飲むつもりですが、良く聞くあの言葉。

    「酒は飲んでも飲まれるな」

    蜀山人先生の生き様を、反面教師とする事で次にいきたいと思います。

    (パンパンッ)

    今例に出しましたが、蜀山人先生、煙草も同じでやめられない。

    煙草の火玉、当時は煙管(きせる)でこざいますから夢で火玉が襲ってきたので先生逃げます。かろうじて逃げたらそこは鉄火場で、ここで一服。その火玉がまた襲って自業自得。なんて夢を見たとか見ないとか。
    (パンパンッ)

    博打も大好き。
    しかし自戒の念がありました蜀山人先生、もう博打は止めようと、愛用のサイコロを橋の上から捨てました。
    どんな目が出たのだろうと橋からのぞきこむ始末。何もやめられておりません。

    (パンパンッ)
    旅が大好きです蜀山人先生。

    俳句の名人、松尾芭蕉が芭蕉と知らず、爺さん何か詠んでみろと、訪れた農村でゴザを敷いた村人達に無理難題をふっかけられた事がございました。

    ムッとした芭蕉さんが
    「三日月の・・・」と書いた。
    その時は満月の晩。そんなときに三日月とは何だよ!と笑われておりましたら、その後に、

    三日月の 頃より待つ 今宵かな

    と詠んで、村人達を黙らせたという話がございます。

    近江八景に来たときに蜀山人先生も、籠屋に近江八景をお題にして、全ての場所を詠んだらただで乗せてやると言われました。芭蕉さんと同じ無理難題、無茶ぶりというヤツです。そしてムッとしたというところも同じでございます。

    そりゃあ、詠むのはタダですが大変なんですよ?

    わたくしも講釈を読んでおりますが、知り合いに読売ジャイアンツの坂本勇人選手が大好きな子がいましてね・・・。

    坂本選手と自分の馴れ初めを講釈にしてと頼まれまして。

    断っておきますが、その子は坂本選手とは知り合いでもなんでもなく、観客席でただ見ていて応援をした事しかない、ただのフアンでございます。
    しかしつぶらな瞳で、
    「お願い!舞波さん♥」
    彼女もわたくしを舞波さんと呼びます。屋号(亭号)だからやめてって。

    (パンッ)

    そこをなんとか、「to be or not to be 」
    ハムレットの独白みたいにしたりなんかして。

    「いったいどうしたらよいのか?」
    坂本選手とお近づきになるには。

    「問題はそこだ、荒れ狂う運命の矢先を
     心で受けて耐え忍ぶのがよいのか」
    会いたくても遠くで見つめるしかできない乙女心を、こう表しましてね。

    「それとも敢然と立ち上がり寄せ来る苦難を跳ね除けて終わらせるべきなのか?」
    史上初の読売ジャイアンツ女性選手を目指す彼女の戦いが始まったとか、ストーリー仕立てにしてみましたり、


    「死ぬことは眠ることそれ以上ではない 眠ってしまえば心の痛みも肉体に付きまとう苦しみも終わらせることができる
    これこそ願ってもないことではないか」

    その切り口から始めてみたけど、ネタに困って行き詰まる。
    とりあえず寝て明日また考えよう。
    それを繰り返して、現在でございます。

    嗚呼っ!

    (パンパン!)

    ムッとした蜀山人先生ですが、次の瞬間!

    乗せたから 先はあわづかタダの駕籠
    ひら石山や はしらせてみい

    瀬田、唐崎、粟津、堅田、比良、石山、矢橋、三井

    近江八景全てが入ってぇおります。
    どうだい!

    わたくしがエバる事ではないんですが・・・。

    籠で雑談しておりますと、蜀山人先生、煙草が吞みたくなります。
    火を借りようとしたら、狂歌を詠んでくれたらと・・・。

    入相(いりあい)の 
    鐘の合図に撞きだせば いずくの里も日(火)はくるるなり。

    入相とは日没、夕暮れに鳴らす鐘でございます。籠の中ですから火玉が追いかけて来たら逃げられませんが、外に出した火玉が追いかけてきたら、籠かきの足と火玉、どっちが速いのでしょう。

    火玉に足はありませんから、これは文字通り蛇足ということで、場面転換。

    (パンパンッ)

    京の三条大橋に来てみれば、さぞ立派だと思っていたのだろうが、穴が開いて継ぎ接ぎだらけ。
    しかし蜀山人先生、橋を見てすぐさま思いつきましたのが

    来てみれば 流石都は歌所(うたどころ)
    橋の上にも色紙短冊

    わたくし、蜀山人先生の歌でこれが一番好きでございます。
    口幅ったいですが、『粋(すい)』でございますね。

    文政の6年頃、身体が弱ってきた蜀山人先生。
    病床に伏せる日々が続いておりまして、いよいよもってという時に詠んだのが、

    冥途から 今にも使いが来たりなば
    九十九までは 留守とことわれ

    この世に未練タラタラでございます。

    もっと狂歌を詠みたかった。
    もっと孫と遊びたかった。
    もっと芝居を見たかった。

    もっと旅をしたかった。
    もっと花見をしたかった。

    もっと酒が飲みたかった。
    もっと煙草を、もっと博打を。
    まだやり足りないのか・・・。


    留守といわば またも迎えに来たならば
    いっそイヤじゃと言い切ってやれ


    最後まで洒落ておりました。
    耳を傾けた家来に対して、最期に小さい声で、

    時鳥(ほととぎす) 
    鳴きつるかたみ初鰹
    春と夏との入相の鐘

    江戸の利口者と言われました狂歌名人、大田蜀山人という方のお話し。
    この辺で読み終わりでございます。

    (パンッ)(了)

    (上野講釈亭にて 
     出囃子 船漕ぎ娘)
    玉本秋人
  • 鞠(まり)鞠/まり(デデンネ♀)
    年齢:不明
    ・先生:ヒトトセ
    「わたしになんでもまかせてください!」

    ▼詳細
    がんばりやな性格で「神の使い」を名乗っているが、正式に使いとしての仕事を任されたのはつい最近の新人。
    任務としてあるトレーナーに力を貸してもらう旅の途中で、うっかり船から落ちて漂流したり、少し褒められただけで調子に乗ってしまうところがあるがどこか憎めないマスコットのような存在。
    旅の初めはバトルもできずお荷物同然だったが、仲間の戦う姿を見て勉強してからはそれなりに頼もしい。
    人型にあまり慣れておらず、ほとんど原型でちょこまかと動き回っている。

    ヒトトセやシヅカノは同じ神の使い。鞠は一番下っ端のため、頭が上がらない。
    しかし見習いの青隈や黒斑には先輩風を吹かせたりする。
    ##かぼはた宅 ##ポケ擬
    かぼはた
  • 渋谷すばるくんと∞のみんな以前ツイッターでイラストのリクエストを募集していたときに、渋谷すばるさんを!といただきました。
    それまでは詳しくなかったのですが、せっかくなので∞のメンバー全員勉強して似顔絵かいてみました!
    ふろの@furonyan
  • 222018年8月頃~Mu海(むぅme)式落描きの日々ギャレリアさんをお休みしながら何をしていたかというと、まず気になっていたゲームをしていました。…とはいえ3DSの「新絵心教室」という絵の勉強でもありました(笑)。
    このゲーム、私はとても面白かったです。時に、先生の言うことを聞かず自流で描いた絵もあります…(笑)。 #新絵心教室
    mu海(むぅme)
  • 2パン屋、バースデーおめっとさんですはい、毎年恒例のお絵かき‼︎
    今年もまたパーカーかよ‼︎と思わないでもない感じでパーカー姿であります。油断するとすぐフードも被せたくなるんですが、それではあまりにも昨年と同じなので自重しました。
    最初オールバックをラフであてたら「???」ってなったんで急遽小野寺ぎしちょ風に←風なのかよ
    いやだってあの髪型むずくない……??どういう構造……??ってなりながらオールバックから毛先を跳ねさしてほらこのとーり……はい、御察しの通り髪型の描き方も探り探りですね!←
    でも、瞳の塗り方(だけ)はイラスト本のノウハウをなかなか投影できた感じ。勉強はするもんだ。
    原作の方が技師長は描いてたのでそれ見て「これが至高だろうがよ……(今年の誕生日絵はこのネタ使えなくなったな……だってあまりにも巧い)」ってなってたんで技師長ルックスは避けるはずだったんですよ、ええ。ど う し て こ う な っ た 。
    ああ、あと、羽根は自分で描いたよ!羽根だけ描いて放置してたんだ!←なんだと

    とまあ、余談はさておき、えっと心は乙女だし年齢の事はあんま言わない方がいい感じ?(きくな)
    58なんだねえ、ほうほう。もしかして、ベテラン……?(もしかしなくてもとうの昔からベテランです)いや、そういうのをほんと忘れさせる感じなんで……笑
    いい一年にしろよな!
    小声で添えておくとメジャー路線が続いてるんでそろそろ鬼神みたいな表情見られる設定で何か一つ……一つ……(なんだよ)

    とまあ、絵を描いてるバヤイなのか的な万年原稿中のジルニトラさんがお送りしました。
    絵を描くのも時には大事な事なんだよ……?(何)
    リフレッシュと脳内の整頓とその他もろもろのためにな!へへへーい
    今年も誕生日絵描けたし大人しく原稿にもどりますよって。だから許して(誰も何も責めちゃいねえよ)
    ……ともあれ、よい誕生日を!
    さーて原稿原稿〜

    2019/06/28 0:41 煙に背景色を塗ったバージョンを追加しました
    zirnitra99
  • まくら④(上野講釈亭にて) #イラスト #drawing
    #オリジナル   #舞波千景
    #講談  #講釈
    #浅草名物絵葉書クイズおじさん

    空板(からいた)という、講釈師ならではの言葉があります。

    寄席小屋で、講釈師がお客様がまだいらしていない時間に、机を貼り扇で叩き、声を出したりする行為でございます。
    野天での寄席場が盛んだった時代にやっていた事なのだそうで、ホール芸能が中心の今はあまり見られないでしょうね。

    張り扇を叩く音や発声を聴いた外の人達が、「やってるね」と言って、寄席に入って来る。
    朝の稽古と、催し物の宣伝をいっぺんにできる、一石二鳥というやつでございます。

    両国から浅草、田原町から上野までの浅草通りは別名仏壇通り。
    浅草寺と上野寛永寺、仏と仏を繋ぐという事で、仏像屋さんが軒を連ね、今に至るという事ですね。

    店で扱う仏壇は主に北側。
    直射日光があまりささない北向きにしていて、商品が傷まないようにという配慮、ビジネスというものでございます。

    「最近不景気でねえ」
    と丸眼鏡の主の方が言ってましたね。仕事柄、勉強のつもりで伺うのですが、知識欲は働くものの、確かに学校帰りの遊び場や小洒落たデートスポットにはあまり向かないでしょうね。

    空板の話ではありませんが、
    「木魚でも鳴らして御経でも唱えたらどうです」
    と聞いたのですが、
    「坊さん呼ぶ金はないし、適当に唱えて宗派の方を刺激したら面倒だ」
    とすぐに切り替えされました。
    何か良い方法はありませんかね?

    中国では老子が向いた方角という事で西。
    昔の地図では西の方角が上に配置されています。
    だから将軍家の先、西の大阪から来たものは「くだりもの」といって質の良い上品なものとして重宝されたわけでございます。

    逆が、日常でもよく使います「くだらない」と、毎日くだらないという人がどれくらいいるかわかりませんが・・・。

    このあたりの話は、以前ジョイジョイカムカムホールで話しました、浅草名物絵葉書クイズおじさんが教えてくださりまして。

    本名非公開の方なんですが、浅草だったらおじさんに任せてね!とそう言って胸をトンと叩いて咳き込みながらそう言っておりました・・・。

    パンパンッ(張り扇の音)

    雷門通り、あのあたりについても話しましょうか。

    かつては「浅草広小路」と言いましたそうで、ジョイジョイカムカムホールで読みました『浅草風土記』の著者、久保田万太郎氏の生まれたところです。

    両国、上野とかつて3つの広小路がありましたが、今あるのは駅名上野広小路のみでございます。

    広小路は元々江戸時代、江戸の大半を焼いたという振り袖火事の影響でできたものです。

    昔は木造長屋、町の構造上一度火がついたら隣の民家へ次々に燃え移ってしまいまして、建物を壊すしか対処がなかったそうですね。だから広い小路を作ったわけでございますね。

    雷門通りには食べ物屋が沢山ありますので、野球部のチームメイトを誘って食べ歩きをした事があります。

    中でも猛威をふるったのが、
    矢車翔子(やぐるま しょうこ)さんと、尾仲愛(おなか めぐみ)さんの二人でございます。

    「お嬢様っぽいものが食べたいですわ!」
    「浅草で一番美味しい唐揚げを食べさせて、舞波さん!」

    えー、説明しなければならない事が沢山ございます。
    玉本秋人
  • まふゆ #桐須真冬 #ぼくたちは勉強ができない日向真沙樹
  • まくら③(上野講釈亭にて)この間ふらふらと東京散策をしておりました。
    つらつらとまとまりなくも喋ってみましょうか。

    両国から、浅草、そしてこの上野と、時間をかけて歩いてみれば、頭の中には聴いた俗謡が浮かびます。

    夏の涼みは 両国の 出船 入船 やかた舟 あがる流星 星くだり 玉やがとりもつ 縁かいな

    根岸の兼業家、徳永里朝(とくながりちょう)のこしらえた俗謡で、講釈小猿七之助(こざるしちのすけ)で使われるものですが、聴いているとフラッと江戸時代に行きたくなります。

    両国国技館を望みまして裏手に江戸東京博物館もあります。
    高校生で300円。一日かけても全部見れるかわからないほど中は広いので、前座の時分は暇つぶしと勉強という矛盾する行動をやっていました。
    英語でオクシモロン(oxymoron)とか言うそうですね、こういうの。

    ちなみに今わたくし、踊りと唄を少々習っております。
    雅(みやび)先生と言う、わたくしとそんなに歳の変わらない方に、
    「千景どの!基本的な事を申し上げます、人には手と足が2本ずつあるんですよ!」とか、
    「講釈師をやめて、田んぼの案山子になるおつもりですか!?」
    とかいつも言われますが、お偉いさんの道楽ではありませんので、弟子の方で師匠に文句を言うわけにはいきません。

    いつか見てろよ、と稽古に励んでおります。てやんでばろちきしょー。

    両国から浅草を徒歩で、昼の隅田川の屋形船を眺めながら反対のアサヒビールのモニュメントを欠かさずチェックし、浅草寺へ。わたくしの足で30分くらいでしょうかね。

    途中やたら大きな荷物を担いだオジサンや、郵便物のオートバイ、昔で言う飛脚です。2、3時間ほど江戸東京博物館にいましたから頭の中が江戸時代に変わっておりますので、道行く人を脳内で勝手に江戸の登場人物にして楽しんでおります。
    平日の屋形船も満席なんですとか。
    夏の恒例花火大会の日の予約はもう瞬殺という勢いだったみたいですね。


    以前に、頭取、海遊亭ほん鮪(かいゆうてい ほんまぐろ)が娘の葵さんのお誕生日会を屋形船で行ないましたので、他の落語家さんや講釈師、葵さんのお友達としてわたくしも乗せて頂いた事があります。

    落語家や講釈師は贔屓にしていただいてる実業家や、会社の社長さんのお座敷で呼ばれたりしますが、ああいう風な感じなんでしょうかね。

    プライベートタイム、報酬はお金ではなく、舟盛りに敷き詰められたお刺身を好きなだけ食べろという、大変に素晴らしい時間でこざいました。
    タッパを忘れたのが心残りですと後で頭取に申し上げましたら、呆れた顔をされました。波の上の失敗り(しくじり)というタイトルでドラマ化でもされませんかね。

    ビンから移し替えました、ガラスコップのウーロン茶の氷をガリガリかじっておりましたら、せっかくだから聴いてやる、何か読めと頭取に言われましたので、両国ではありませんが、屋形船繋がりで小猿七之助の話の中から、網打ちの七蔵を抜き読みしようとしたら、娘の誕生日にグロいところを読むなと頭取に大変叱られました。

    悪ふざけで演ったわけではなく、船に乗りながら「これが風情と言うやつだ」と葉巻を楽しむ頭取の横でつまらなそうにしている葵さん、つまらなそうという言い方は、頭取に失礼ですから良くありませんね。

    「現状を打破する刺激を求めている葵さん」に変更させていただきます。

    その葵さんが隅田川の波を眺めながら、「つまらん、死体でも流れてないかなあ」
    と物騒な事を言っていたので、その時ピーン!と、七之助が田島の幸吉を船から突き落として殺す場面が浮かび、その動機になった七之助の親、七蔵が幸吉の財布を盗む場面(七之助が七蔵の息子と知らない幸吉に舟の上でそれを明かされて、親の罪を隠そうと七之助は幸吉を殺す)、ここからやろうとしたのを、頭取に叱られたのでございます。

    片付けを手伝いまして、誕生会終わりに帰ろうとしたところをビニール袋を持っている葵さんに呼び止められました。

    キッと、鋭い眼差しで見ておられましたので、「あ、切られるな、目の前に川もあるから始末も楽だろう」と思ってましたところ、
    「誕生会の余興だからやったんだな?小猿七之助は神田派の売り物なのは知ってるはずだ。高座にはかけるなよ」
    とビニール袋をわたくしに差し出して、目を輝かせながら帰っていかれました。

    ビニールの中にはタッパが入ってまして、中にはお刺身。

    それも無造作に入れられたわけではなく、底に大根のツマを敷き詰め、大葉と、飲み物に使用する氷の上にお刺身が沢山乗せられておりました。

    葵さんを慕ってるのは、こういう振る舞いをわたくしなんぞにもして下さるからでございます。

    #オリジナル #舞波千景 #講釈 #講談
    #夕月葵  #イラスト  #小猿七之助
    玉本秋人
  • きりすせんせー #ぼくたちは勉強ができない  #桐須真冬日向真沙樹