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GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。

作品 - 視

 : 653件
  • No.681 いぬこうもり軍用、麻薬探知、警察犬、番犬。警戒心や忠誠心が強い犬種を更に行動範囲を広げるべくコウモリと交配して生み出された種。体長30~40cm、小さすぎず大きすぎないその体は犯罪を防ぐために逃げる犯罪者を飛んで追いかけ一定の効果は残せたが繁殖力が高すぎるうえ、訓練やコミュニケーションが間に合わずみるみるうちに数は激増、洞窟や深い森に集団で住む。昼間は逆さまにぶら下がり休息しているが、何かあれば速い足を活かし助走をつけて一気に遠くまで飛ぶことができる。後ろ足を弱らせないために夕方、部活動のように走って鍛えているのだとか。夜間に行動、視力は弱いが犬の強みである嗅覚は健在で危険を察知する力も餌を見つける力も匂いで判断する。知能は高く麻薬を知り尽くしているからだろうか?縄張りを荒らそうとする敵の脳を混乱させる呪文を巧みに使う。

    #イラスト #アナログイラスト #オリジナルキャラクター #アクリル絵具 #モンスター #怪物 #お化け #ドーベルマン #犬 #警察犬 #コウモリ #交配種
    ts198806095666
  • 和田京平(全日本プロレス)最近第1試合の解説で京平名誉レフェリーが孫を見るような視点で若手の闘いを解説している。
    そして地方のメインとかではエースの宮原と因縁の対決を繰り広げると。
    この感情表現の振り幅を若手の方々もぜひ学んで頂けたら(笑)。

    #プロレス  #全日本プロレス
    #和田京平  #イラスト  #Illustration
    玉本秋人
  • 本丸の日常 #刀剣乱舞 #宗三左文字 #大倶利伽羅 #髭切 #膝丸  #本丸視察くろや
  • 858D♀/ヴィヴィアン「かわいいかわいいアヴァロニアのこどもたち。今は泡沫の夢のなかで、ただただ微睡んでいなさいな。」

    理想郷=アヴァロニアの大魔女。ガラルの地にはるか昔から存在する魔女で、ラウンズと協定を結んでいる魔女。ガラル地方を見守る者であり、見送る者である。普段はワイルドエリアに存在する森に囲まれた湖で暮らしており、人前に実体を現さず陽炎のような幻影で現れるか眷属のル・フェイを代理として動かしている。
    ラウンズによる監視を受け、空の柱の人員の仕事の助力をする代わりに存在することを赦されている。愛しいこどもたちを救えずなお神の手によって生かされているアンブローズのことを嫌っている。
    一人称は私(わたくし)、二人称は貴方。
    #ポケ擬 ##アヴァロニア ##[アンヌン]
    智月上也
  • 858D♀★/ル・フェイ「アタシはヴィヴィアンの眷属。彼女の代わりにこの地を見回るのが仕事。でもこれって、”退屈”じゃない?」

    三相=モリグナの魔女。理想郷の大魔女ヴィヴィアンの眷属で、ラウンズと協定を結んでいる魔女。拠点から動かないヴィヴィアンの代わりにワイルドエリアを実際に歩き回って監視する者であり、立ち位置的にはロロと同じワイルドエリアの管理人の一人。イタズラ好きで、よくキャンプしているトレーナーの料理を盗み食いする。
    ヴィヴィアンの代理人であるが、思考等はヴィヴィアンから完全に独立しており、ワイルドエリアの監視は基本彼女の意思によって行われている。最近の悩みはロロとサミュエルの親友ムードについていけないこと。
    一人称はアタシ、二人称はアナタ。
    #ポケ擬 ##アヴァロニア ##[アンヌン]
    智月上也
  • 2812♂/ハロルド=クラーク「僕が大ケガをしたあの日、医者になろうと思ったんだ。友人たちのため、僕を支えてくれた人たちのために。」
    ヴェスパー学園で学校医として働く男性。アメストと同じ保健室で働いており、かつ元生徒。ドラム演奏が趣味で、たまにシトラインと共に演奏しているのを見かけられる。視力がめちゃくちゃ低いためメガネがないと生活できないが、怒るとついメガネを破壊してしまうのでできるだけ怒らないように気を付けている。
    ラナとは同郷の幼馴染。幼少期はよくエベニーザと共に駆け回ってはケガをし、遊んではケガをし、という感じで保健室の常連客だった。一度大けがをしたときに必死に手当てをしてくれたアメストに憧れて医者を目指した。ついメガネを破壊してしまう理由は自分でもよくわかっていないらしい。やめたい。
    一人称は僕、二人称は君。
    #ポケ擬 ##アヴァロニア ##[ヴェスパー学園]
    智月上也
  • 867♂/アンブローズ「誰かに入れ込んだところで、後で苦しくなるのは自分だけ。いきものっていうのは儚いものだねェ。」

    常に不気味な笑みを湛えている怪しい雰囲気の男性。ガラル地方の循環者であり、理想郷の大魔女ヴィヴィアンの監視者。なおそのヴィヴィアンには嫌われている。基本誰にでも親しく接するが決して踏み込まず踏み込ませない。アーサリンを回収し、いち早くガラルでのアルマゲストの動向に気づき協力を要請した。
    はるか昔のガラルの王に仕えていた魔導士。主を失ってなお生き続けていることに苦しみ続けており、それが理由でわざと誰にも思い入れないようにしている。それでも主の忘れ形見のようなものであるアーサリンに対して感情を捨てきれていない。サミュエルと船員たちの魂を回収してスカディに循環者として推薦した人でもある。
    一人称はワタシ、二人称はキミ。
    #ポケ擬 ##アヴァロニア ##[アンヌン]  ##ラウンズ ##[循環者]
    智月上也
  • 26某所からの引っ越しです。
    うっかり時限式にしていて消えてしまったので再掲
    「42番機」と称されるテムジンにまつわる話。

    ※年末開催のエアコミケ向けに出す総集編に収録予定の一つです。
    ※当方のチャロン二次創作は「後の記録には残らないような世界の片隅の人々の話」でモブの話ばかりです。
    オリジナルキャラばかり出てくるので苦手な方は無視していただくようお願いします。

    #バーチャロン #二次創作
    raiga707
  • おざなりダンジョン モカ■おざなりダンジョンより、主人公の戦士モカ。
    ■漫画の線と塗り重視の線を両立させようと「細めの線をエアブラシで補強」した。漫画の雰囲気を崩さず馴染んだ塗りになったと思う。

    #おざなりダンジョン #モカ #こやま基夫 #二次創作 #女の子
    タマネギーニョ
  • No.836♀/ロロ年齢:22 身長:158㎝
    一人称:私 二人称:あなた、〇〇さん
    ----------------------

    シュートシティガラル警視庁本部の若手エリート刑事。真面目で正義感の強い女性だが少々抜けたところがあり、度々ドジを踏んでいる。仕事では気を張っているがオフでは普通の女の子らしいところも。若くしてガラル騎士となった弟がなによりの自慢。

    #ポケ擬 ##盾旅パ
    黒蜜
  • 光の花と舞う風虫 微風 暖かな陽射しと優しい視線とても久々の投稿となります。
    9月の終わり頃にコンテスト応募用として描いたものです。
    #オリジナル #オリキャラ #女の子 #ファンタジー
    星屋
  • コスプレまつざか先生富沢美智恵さんのキャラが大好きすぎるあまり
    描いてしまった絵です。
    まつざか先生の声は当たり前のように聞いてたけど、
    レイちゃんの声を久々に聞いたらこんな声だっけ?って思ってしまった事が。
    演じ分けられるって凄いな。
    まつざか先生のこのコスプレ、セラムンの視聴層を狙ってるような、、、

    #セーラームーン
    #クレヨンしんちゃん
    すわろふすきー💎
  • 深海の天秤〈第一章 ファースト・インパクト⑨〉その女性は、入ってきた二人に背を向けている状態で座っていた。
     女性の前にはテーブルを挟んで、白衣姿の医者と年配の看護婦が一人づついる。
     女性は落谷たちが入って来たことに気づいているようだが、振り向く様子は無い。代わりに医者が阿妻の顔を見るなり軽く頷く。
    たぶんその意図は、健康上問題無いという意味だろう。
     阿妻は隣の落谷に、子声で「引ったくりに襲われたさいに頭を打ったようなので、念のため細かく検査を受けてもらいました」と説明する。そしてすぐに、医者と看護婦に向かって「すみません。彼女と話がしたいので、少し席を外していただきますか?」と言った。
     医者たちはそれに素直に従い、阿妻たちが入ってきたドアから廊下へと出ていく。
     これは医者たちに事前にそういう状態を作ってもらうことを伝えてあったのだろう、女性と阿妻たちが残った部屋は診察室出はなく、病院内でも医療に関係しない少し狭い応接間といった感じの部屋だった。

    (…なかなかの手際の良さで)

     新人刑事とは思えない阿妻の配慮に少しばかりの気持ち悪さを感じながら、落谷は医者たちが出ていったドアから視線を本題の女性に戻す。
     そこには、アップにしている茶髪の髪からスッと伸びるうなじ。座っていても判る小柄な背丈。OLにしては少し派手目の装飾が施されたスモーキーピンクのワンピと、その上に羽織っているべージュのレザージャケット…といった後ろ姿があった。
     女性の前のテーブルには、病院から出されたと思われる紙コップのお茶と、お財布と少数精鋭の化粧道具しか入らさそううな小さめのバッグが無造作に置いてある。
     顔が見てないのではっきりしたことは言えないが、容姿からして若そうな女性だ。

    「ッ……」

     落谷はム~と口をへの字に曲げ、首筋のハートのアザを人差し指でポリポリ掻いた。
     この時点で落谷の頭の中に『二つ』。なにやら思うところがあった。
     その一つ目は…。
     先ほどあげたとおり女性が身に付けているものは、どれも高額なモノばかりだ。
     髪型もヒールの先の先まで相当気を使っている。というか、過剰過ぎるぐらいだ。
     かなり金回りの良い生活をしているのだろう。
     …が。
     だからといって引ったくりが狙う物件としては些か疑問がある。
     世の中は今、キャッシュレスに移行している。
     特にこの手の若くお金持ちの女性となれば、何を支払いするにもカードかスマホからの決済が主流で、手持ちの現金などほとんど無いに等しい。
     まだ、商店街を買い物しているお年寄りのほうが現金を持っているだろう。
     カードから現金を引き出す技術がある、犯罪システムがしっかり構築された「なりすまし」ならまたしも、引ったくりのほとんどが足がつけづらい現金主義の場当たり的なモノが多い。
     それも犯行は平日の、通勤で人の動きがまだまだ頻繁な時間…。

    (…とは言っても、何事にも例外はあるけどね)

     落谷は一旦浮かんだ疑問を保留にし、阿妻とともに医者が座っていた女性の相向かいの席に回り込む。そこでやっと女性の全貌を拝むことができた。
     すると落谷は、ここでまた表情を変化させる。
     その顔は驚きとも納得ともつかない、なんとも言い難い顔だ。原因は、女性の顔と手首にあるようだった。
     そしてそのまま、視線を流すようにチラリと阿妻を横目で見る。
     見られている当の本人は、視線に気づいているのか?いないのか?ピッと伸びた姿勢で席に座り、女性を直視していた。
     だが、先に現状の進行の口火を切ったのは女性のほうだった。

    「あのッ、もう帰っていいですかッ?!」

     派手めな紅を塗った口から、尖った口調が発せられた。が、すぐに阿妻が、冷静に「ダメです」と一刀両断する。

    「何でですかいッ?お医者さんには「何にも異常は無い」と言われましたッ。このあと用があるんで、早く向かいたいんですけどッ!」

     まくしたてるような早口。口紅のみならず化粧全体が濃いので、更にキツい印象に感じる。
     阿妻は掛けている眼鏡の中央を人差し指と中指でクイッと上げると、女性をジッと見直した。

    「今の状況を解ってますか?貴女は引ったくりに遭ったんですよ?」

     その眼力に女性は一瞬たじろぐ。が、すぐに応戦に出る。

    「そんなの解ってますよッ。でも、何も取られなかったしッ。本人がいいって言ってるんだから、いいじゃないですかッ」

    「それでも貴女は犯罪に合い、怪我をしました」

     阿妻の視線が、女性の顔から右手に移動する。そこには、阿妻の頬に付いているガーゼと同じ大きさのモノが付いていた。
     引ったくりに突き飛ばされた頭を打ったといっていたから、その時に手を擦りむいたのかもしれない。

    「私が通りかからなければ、もっと酷いことになっていたかもしれないんですよ。どうか犯人検挙に、ご協力ください」

    「酷いこと」っと阿妻が口にしたとたん、女性の体がビクッと反応した。
     強気だった顔は曇り、正面を向いていた視線がテーブルに置いてあったバッグに流れる。

    「…助けてくれたことは感謝してます。だけど、私にだって都合があるんです」

     声も小さく弱々しくなる。引ったくりに会った恐怖は、十二分に感じているようだ。
     まあ、普通の反応だろう。反対に今までがおかしかったのだ。

    (…となれば、その恐怖よりも上回る『何か』が、その『用』にはあるってことだな)

     今まで口を挟まず二人の様子を伺っていた落谷だったが、ここでやっと口を開いた。



    #オリジナル #創作 #オリキャラ #刑事 #小説 #挿絵 相棒 #バディ #ミステリー #推理 #事件
    神嘗 歪
  • 2イオイオ(★nいんfいあ♂)
    れいせい/こうきしんがつよい
    一人称:私/俺
    二人称:お前/あんた

    「……」
    「邪魔だ。退け。私に慈悲など求めるな。ロクな対価もないのに人助けなどするものか」
    「妖精は……好きじゃない。悪魔の方がマシだろう」
    「あんた魔術師だよな!?多くの世界を見て回った俺だがあんな魔法見たことない!!なんだアレは?あんたが作った魔法か?教えてくれ!!」

    アントンポレルのリーダーを務める特級観測者。紺色の蝶の形をした魔力を持ち、魔法を使うときに漏れ出す魔力を外套として纏うことから"紺の魔術師"と呼ばれるようになった。
    ある時悪魔との契約という禁忌を犯し、故郷を追い出された後も好奇心の赴くままに行動していた結果要注意人物に認定され、観測者によって拘束された。
    妖精と魔法使いの混血であるが、禁忌を犯した代償として妖精王直々に呪われ妖精としての力を封じられている。腹いせに妖精の根城を燃やしたので妖精達とは絶賛敵対中。

    魔力・技量共に優秀な魔術師であり、魔術の研究がなによりも好き。彼が創作した魔術の多くは危険視され上から禁術指定を食らっている。基本的にどんな魔術でも使うことはできるが、特に好むのは幻術や精神操作等の人を惑わすもの。今までは魔術による認識阻害で観測者達の目を欺いていたが、残った僅かな魔力の残滓によって居場所を特定されてしまった。
    人に対する興味は薄いが魔術に対する興味は人一倍。普段は無口な一方で、見たことない魔術を使う魔術師には興奮気味で話しかける不審者になる。
    呪いが無ければ星一つ滅ぼすのも容易い、と自負するが本人にその気はない。少なくとも今のところは。

    【アントンポレル】
    通称「アンポレ」。観測者と呼ばれる星(世界)の守り手。
    星を荒らした犯罪者や、星の脅威になり得る要注意人物に認定された者達で構成された観測チーム。
    特級観測者に認定されており空白の空及び他の星に渡る権限の他、いくつかの特権を持っているが本部には逆らえない。要は手がつけられない問題児達が暴れ出さないよう、ある程度の自由を与える代わりに首輪をつけた状態である。
    成り立ちが成り立ちのため、他の観測者達には疎まれがち。  ##いーてん
    こわらじ
  • ヨコハマvsナゴヤ昨日放送のヒプバラリアル視聴が面白かったので視聴前に急いで描きました。
    「うちの子感情豊か」とじゅうしを庇うくうこうとひとやさんに萌えました

    #ヒプマイ  #ヒプノシスマイク
    pire23ika
  • オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑧誘導するように前を歩いていた阿妻に、落谷は横に並ぶ。
     病院内は人が多いはずなのに、遠くで打ち寄せる細波程度の音量しか周囲の雑音は入ってこない。代わりに、薬剤や除菌アルコールなどの混じった独特の匂いが鼻につく。
     落谷たちは長く白い廊下を歩きながら、受付の前から始まった会話を続ける。

    「まあ、資料見て知ってると思うけど一応自己紹介ねっ♪俺、落谷 皐(おちや さつき)、ピチピチの35歳。丁度、ヒナちゃんとは10歳差だねっ」

    「ご丁寧にありがとうございます。でも、35はピチピチとは言わないんじゃないですか?」

     阿妻は眼鏡越しに、横目で落谷を見ながら歩く。どうやら阿妻は、話す相手をガン見する癖があるらしい。

    「気持ちが若々しければ言うでしょ」

     おどけたように首をすくめる落谷。

    「「若々しい」と言っている時点でアウトでは?」

    「ヒナちゃんてば、初対面でもハッキリ言うね~~ぇ」

    「その点に関しては、あまり周りから注意されたことがありませんでしたから」

    (……いや、たぶん遠回しにイヤミ混じりに言われてるとおもんだけど。)
    「ん~~っ、『官房長の息子』だから言われない?」

    「でしょうね。」

    (やっぱり。気づいてないのか、流しているのか…)

     淡々と喋る阿妻。
     先ほどもそうだが、自分が『七光り』だということに、まったく優越感も劣等感も感じていないようだ。
     ただただ『七光り』という利点を、ハサミやペンのように「そこにあるから使う」「必要だから使う」といった感じだ。
     だが、感じてないということに関しては落谷も負けてない。
     落谷の視線が、阿妻の頭の天辺にいった。

    「俺、身長188cmだけど、ヒナちゃん低いよねーぇ。175ってところ?」

     普通なら、背の低い男性はこのての話は嫌がるのでタブーとされているが、落谷はあえてする。
     阿妻の反応は…?

    「いいえ、171cmです。」

    …と、何の感情の含みもなく、更に低い実身長をサラと答えた。

    「へーぇ、そうなだー。そうすると、その着ているカーディガンもオーバーサイズに見えるけどM?ってか、何でシャツの上にカーディガン?」

    「朝、考えごとしていたら、部屋着で羽織っていたカーディガンのままで家を出てしまいました。あとこれは、元々オーバーサイズで売られていたものです」

    「アハッ…天然かッ!」

     吹き出して笑う落谷が、裏手で阿妻の肩にでツッコむ。阿妻は、また淡々と「それも、よく言われます」と返した。

    「でもそうだよね。ヒナちゃんて、ヒョロく見えるけど、さっき触った感じ結構筋肉質でガッチリしてるよね。何か運動でもやってんの?」

    「運動というほどではありませんが、刑事ですからそれなりに体は鍛えてます」

    「何か武術系もやってるんじゃない?」

    「はい。少々」

    「少々?それにしては引ったくりたちから受けた怪我も、しっかりガードしたうえでの急所を外したモノだよね?それなりに経験が無いとできないよ」

     覗き込むように聞く落谷。だが「そうですか」と返した阿妻の目は、まったく揺れない。

    「落谷さんの話し方は、まるで取り調べみたいですね」

    「そう?」

    「いや、合コンかな。そんなにグイグイ行くのが、お持ち帰りのコツなんですか?」

     そう言った阿妻の視線が、ここでやっと少し斜め下にずれた。

    「んっ?」

     小首を傾げる落谷。どうやらその視線は、落谷の首筋に止まっているようだ。

    「ああっ、コレっ?言っておくけど、キスマークじゃないから。昔からあるアザだから」

     落谷はそう言って、自分の首筋を触る。
     その首筋には、蚊に刺されて腫れた程度の大きさの赤紫のモノが見える。場所は落谷がクセでよく掻く場所だ。
     確かに見ようによってはキスマークに見える。というか、落谷のチャランポランな性格がそう見せているともいえる。
     それもそのアザ、見ればハートのような形をしていた。

    「つーぅか、なに合コンに行きまくっている定になってんの、俺?資料で既婚者じゃないって知っているだろうけど、それでもただ彼女とラブラブ~~ゥ♪ってだけかもしれないじゃんっ。良くないな~~、そういう片寄った見方」

    「そうですか?さっきの受付の女性の対応もそうですが、落谷さん、あえて特定の人間関係を作るのを避けている振る舞いをしているように見えたので」

    「……へえーっ、ヒナちゃんてはよく見てる~。それこそ、俺が取り調べでもされているようだっ♪」

     ニコッと笑う落谷。

    「…………。」

     足を止め、ジッと見返す阿妻。その手が真横のドアを指す。

    「着きました。ここに引ったくりにあった女性がいます」

    「んでもって、今回の殺人事件に関連してる…ってぇ子?」

    「はい」

     返事をすると、阿妻は引戸をゆっくりと開けた。



    #オリジナル #オリキャラ #創作 #刑事 #小説  #挿絵  #深海の天秤  #バディ  #ミステリー  #推理  #相棒
    神嘗 歪
  • 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑦「っ♪」

     そして今、落谷は澤木課長の命令どおり、新人刑事・阿妻と引ったくりの被害者が手当てを受けている病院に来ている。
     乗ってきた車を駐車場に停めると、鼻歌まじりで人差し指にかかった車のキーをグルグル回しながら入口から受付に向かう。
     建物内は、ここら辺では一番大きな総合病院の午前中とあって、来ている患者が多い。そして平日だけあって、待合所に座っている人々は年寄り率が高い。

    「どうも-っ♪ここに、引ったくりで怪我した二人が来ているって聞いたんだけど、どこに行けば会えるかなっ?」

     内容に反して、落谷の軽いノリに不信がる受付の女性。落谷はそんな反応に慣れているのか、すぐにジャケットの内ポケットから警察手帳を出して、自分の顔と手帳内の写真の顔を照らし合わせて見せた。
     ニコッと笑う落谷。手帳を見せても、それでも受付の女性の信用度は78%と微妙な上昇で停滞してしまう。
     すると急に訝しがっていた受付の女性の表情が、「あっ」という口の開きとともに一変する。
     「んっ?」と思った落谷は、女性の視線を辿るように振り向いた。


    「落谷刑事ですよね?初めまして、阿妻 陽向(あづま ひなた)です」


     受付の女性に聞こえるように、やけに「刑事」のところを強調した言い方。そして、目の前で深々と下げた頭がゆっくり上がる。
     そこには眼鏡と猫のようなつり目が視野に飛び込んできた。

    (……澤木課長に聞いた話だと、確か25才だよな?)

     落谷は直立な姿勢の阿妻に歩み寄りながら、あからさまに品定めをするように頭の先から足の先にかけて視線を動かす。
     だが阿妻はそれに動じることなく、落谷の返事をジッと待っているようだった。
     その顔は落谷が疑問符を浮かべるほど童顔。十代だって言っても信じてしまいそうなほどだ。
     髪は色素の薄いブラウン。動きでフワフワ揺れるほどのカールがかっている。仕事上、染めることもパーマをかけることも基本御法度なので、たぶん地毛なんだろう。
     服装は、シャツとパンツが黒。形よく絞められたネクタイは麦藁色。ここまではキッチリしているのだが、何故か羽織っているのはオーバーサイズのクリーム色のカーディガン。これが更に幼さに拍車をかける。
     人のこと言えない落谷だが、服装だけいえば阿妻も刑事には見えない。
     けれど落谷と全く違うのは、その雰囲気。
     強く結ばれた口元に、ピッと伸びた姿勢。顔も減点が見つからないほど、洗練され整っている。
     一言でいえば、誰もが阿妻に持つ第一印象は「生真面目そう」だ。片や落谷は、何もかもが浮草のようにユルユル過ぎる。
     そんなユルユル落谷は「ん"~~…」と唸りながら、
    上下に動かしていた視線を阿妻の顔の正面で止めた。その整った顔の右頬には5cm × 5cmほどのガーゼが貼られている。
     カーディガンの袖から見える左手にも、白い包帯が微かに見える。
     服も汚れが目立ち、たぶん引ったくりともみ合ったときに全部負ったものなのだろう。
     ここでやっと落谷の口が開く。
     その第一声が…。


       「……陽向というより日陰じゃね?」


     これが小野塚だったら絶対にドデカい怒りマークが点灯し、澤木課長が「要らんことを…」と苦笑いする事例だ。
     が、阿妻はピクリとも表情を変えず…。

    「はい。よく言われます」

    …と言った。
     声色にも不快や初対面の緊張とかは感じられず、若人特有の感情の揺らぎが無い。
     落谷の戯言を肯定するのもなんだが、「陽向」の名前からくる暖かみを感じられない。どちらかというと、波の無い冷たい湖面…といったイメージだ。

    (これが『七光り』で『元悪ガキ』…ねぇ?)

     落谷は、阿妻の顔を覗き込む姿勢から状態を伸ばし、一歩引いた。

    「いきなり、ゴメンっ♪ゴメンっ♪君が『阿妻官房長の息子さん』?」

    「はい」

    (……反応無しかぁ)
    「いいなーぁ。お父さんが偉い人だと、色々と得することも多いでしょ?」

    「得かどうかは分かりませんが、父の親しい方々には良くしてもらってます」

    (…スゴいな~ぁ。自分で『七光り』のコネを、有効活用しちゃってますって言っちゃってるよ、この子っ)

     それでいて落谷の頭半分低いところから見上げる阿妻の目には、上位に立つ優越感といったものも一切無い。

    「俺も、ヒナちゃんのお父様の恩恵にあやかりたいものだよっ」

     両手を胸の前で開いて、軽口を続ける落谷。ここで初めて、阿妻の表情が微かにピクッと反応した。

    「………『ヒナちゃん』?」

     「おっ?」と思いながらも落谷は続ける。

    「うん。陽向だからヒナちゃんっ。それに刑事になりたてだって聞いたから、ヒヨコでヒナちゃんっ」

     今までジッと落谷を見ていた阿妻の目が、斜め下に流れる。

    「……………恩恵のほうは、落谷さんには不必要ではないですか?」

    「えっ?何でっ?」

     小首を傾げる落谷。

    「昇進とか興味無いでしょ?貴方を動かす原動力は、ただの『正義感』ですよね」

    「プ…っ!」

     新人らしからぬ阿妻の言葉に、思わず噴いてしまった落谷。刑事ではあるが、『正義感』なんて自分には程遠い言葉だろう。

    「ククク…ッ。ヒナちゃんてば表情筋死んでるのに、言うことは面白いねっ」

    そう言うと落谷は阿妻の横に回りこんで、馴れ馴れしく肩に腕を回して体を揺さぶる。

    「それもよく言われます。あと、負傷しているところが痛いです」

    「あっ、ゴメン」

     ハッと離れる落谷。阿妻は左腕をカーディガンの上から擦った。

    「少なくとも昇進目的で仕事をしているのなら、上の命令を無視して、警視庁が追っている犯罪組織【ブラッディ・ヴィーナス】のドラッグ製造工場を単身で潰したりしないでしょ?」

     ここでまた横に立つ落谷の顔をジッと見上げる阿妻。
     落谷は「ヴッ」と唸る。
     阿妻が言っているのは、約半年前。落谷たちの署管轄内で、大量殺人が起きたことから始まる。
     ここではそこまでの経緯の説明を省くが、最終的にその殺人には犯罪組織【ブラッディ・ヴィーナス】のドラッグ製造工場が関係していることが判った。
     落谷はそれを阿妻が言ったとおり、警視庁からの制止を振り切って一人で潰してしまったのだ。
     いくら落谷でも、この後の責任問題に発展するのは覚悟した。でも不思議なことに、澤木課長含めた多数の上司にコッテリお説教食らったぐらいで、後は大したお咎めは無かった。
     「まあ、日頃の行いが良かったんだろうっ♪」と、一課の部屋で呟いた落谷に、周りの人間は全員「それは絶対に無いッ!」と心のなかで叫んだものだ。

    「……ヒナちゃんてば、よく知ってるねー。」

     なんとも言えない顔で阿妻を見返す落谷。

    「はい。これから組むバディの人となりを知るのも仕事の一環と思い、事前に澤木課長から落谷さんの資料をいただきました」

     それを聞いた落谷は、勢いよく阿妻がいる側とは反対方向を向く。

    (やっぱ澤木さんッ。初めからヒナちゃんと組ませる気だったじゃないかよッ。それも要らんことまで教えてッ)

     ここにはいない澤木課長に向かって、口を尖らす落谷。でもすぐに顔を戻し「まっ、いいや」と投げた。

    「で、澤木課長に聞いたんだけど「引ったくりにあった被害者が、今回の殺人事件に関係している」って、進言したんだって?」

    「はい」

    「その心は?」

    「引ったくりの被害者に会っていただいてからお話します」

     そう言うと阿妻は受付の女性に「お世話になりました」とばかりに軽く一礼をし、方向を変えると落谷に「こちらに」と促して歩き始める。
     頭を下げられた受付の女性は阿妻の紳士的な対応に頬をうっすら桃色に染めた。が、次に落谷が「じゃねー♪」とチャラく片手を振ると、一気に冷めたようにゲンナリとした。
     どうやらこの受付の女性の好みは、誠実な男性のようだ。


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #小説  #挿絵  #刑事  #相棒  #バディ  #深海の天秤  #ミステリー  #推理
    神嘗 歪
  • 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑥弾かれたように顔を上げた小野塚。その大きく開いた口に、一口チョコがポンッと放り込まれた。放り込んだのは、もちろん落谷だ。

    「モグッ…!」

     上質なミルクチョコレートの甘さが口いっぱいに広がる。そして落谷は気づいているか分からないが、放り込まれたさいに、小野塚の唇に落谷の長い指がかすった…。

    「使った脳に糖分充電っ。駅に行くんだろ?いってらっしゃい」

     手を胸の前でヒラヒラさせる落谷。

       ガタッ!
    「…~~~~ッ!…はい」

     小野塚は顔を真っ赤にして、勢いよくイスから立ち上がる。すると、どっからともなく長岡が凄い形相で二人の元に駆け寄って来た。

    「小野塚さんッ!捜査に行くんですよねッ?俺も同行しますッ!!」

     目の前にいるのにもかかわらず、大声で発言する長岡。ポー…としていた小野塚は、ひとピシャ遅れでハッと我に返り、「そ、そうね。お願い」と言ってワタワタと用意を始める。
     小野塚が用意している横で、長岡が落谷をキッと睨んだ。その目は『ライバル視』している目だ。
     でも落谷のほうは軽く笑い返すのみ。その余裕な態度が、更に長岡をイラつかせる。

    「早く行きましょうッ!」

     そう言うと、長岡は小野塚を先導するように大股で部屋を出ていった。
     残った落谷はデスクに顔をうっ伏して、肩を震わせながら笑いを堪えている。
     部屋の上座では、デスクの前でその一部始終を見ていた澤木課長が、ヤレヤレといった表情を浮かべていた。


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #刑事 #小説  #挿絵  #深海の天秤  #ミステリー  #推理  #バディ  #相棒
    神嘗 歪
  • 2小説表紙『猫人紳士な魔法使い〜BLゲームの世界にトリップしたようです〜』小説『猫人紳士な魔法使い〜BLゲームの世界にトリップしたようです〜』著・アヤさん
    https://www.alphapolis.co.jp/novel/127149028/981382227
    小説表紙描かせて頂きました。
    (小説コピーできなかったので・・説明文から文章頂いています(^-^;

    ****

    異色のBLゲームが発売された。主人公は魔法学園の生徒に召喚される使い魔。ステータス、魔法、特殊スキルが重要視されて、バトルに勝利することで恋愛イベントがおこる。あまりの難易度の高さにプレイする人が減り、発売して数ヶ月で生産終了となった。ゲームを手にした猫人族の青年がいて……。


    #獣人 #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #小説 #小説表紙 #表紙 #ファンタジー
    朔羽ゆき
  • 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑤「落谷さんッ。今の今まで何していたんですかッ?!」

    「何って…今回の事件の捜査に決まってるじゃん」

     腹立つほどキョトンとした顔で返してくる落谷。今度は小野塚の左拳も震えだす。

    「捜査といいますが、一通り現場と被害者を見た後、すぐにいなくなったじゃないですかッ」

     そう、落谷が現場にいたのは十五分程度だ。
     それも小野塚含め六人ほどの一課の刑事が初動捜査にいたが、仲間たちの事件の見立てには加わらず、被害者の身体中にある無数の外傷を一点一点確認していた。
     本当に、被害者は酷い有り様だった…。
     ほとんどが酷い打撲痕。顔は赤紫に腫れあがり、打撲から裂傷したところから血が滲んでいる。たぶん泥だらけの服の下も骨が折れていたりと、酷いことになっているだろう。
     だが最終的な死因はその後の検視によると、まるで鎌のような鋭利な刃物で、右脇を引っかけるように太い動脈を切り裂いたことによる大量出血だった。
     「変わった刺傷だな。まあでも財布が無くなっているし、複数で揉み合った形跡もある。たぶん集団で物取りをして、被害者をリンチしたあげく刺し殺した…ってとこだろう」と、落谷の後ろに立っていたベテラン刑事の一人が言った。小野塚もそれに同意見だ。
     でも落谷は返事をしなかった。そして、そこからフラ~ァといなくなったと思ったら、その後一度だけ、現場付近の立ち入り規制を掛けている初老の地域警察官とくっちゃべっているところを見かけただけで、今の今まで落谷の姿を見ることはなかった…。

    #深海の天秤  #オリジナル #創作 #オリキャラ  #刑事  #小説  #挿絵  #相棒  #バディ  #事件
    #ミステリー  #推理
    神嘗 歪
  • 小説挿絵『桃紅柳緑』小説
    『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由─』著・当麻咲来さん
    https://estar.jp/novels/24931169

    P231~【第十四章 (14)】
    挿絵描かせて頂きました。
    https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=231


    ***

    「アキ……好きだ……」
     俺をおかしくさせる、闇を映した漆黒の瞳をまっすぐに見つめる。

     もう何度目かすらも忘れた告白を繰り返す。アキは一瞬困ったように視線を揺らした。

    「……慶は、ほんま阿呆やな……」
     そう言いながら、ゆっくりと艶やかな睫毛を揺らしてまばたきをし、睫毛の縁にたまった涙を、ポロリとこぼす。

     そっとその頬の涙に唇を寄せる。苦くてしょっぱいその味は、アキが今まで一杯、流してきた涙の味だ。

    「阿呆でもいいよ……」
     俺がそっと覗き込んだアキの瞳は、すごく優しい色合いだった。

    「阿呆でも、好きな人の涙ぐらい拭えるし……」
     もう一度、今度は涙で潤む目元にくちづける。

    「阿呆でも、アキが好きだし。阿呆でも、アキのこと護ってやりたいし……」
     囁きながら、その男子にしては紅い艶めいた唇に視線を落す。一瞬ためらってアキの瞳を見つめる。ふっと艶やかに、でもどこか優しげに笑って……アキが瞳を伏せる。

    「まあ、阿呆でも……」
     アキが瞳を伏せたまま、呆れたように囁く言葉が、艶めいた唇の中で小さく吐息としてもれた。

    「俺も……」
     小さく唇に柔らかい笑みが浮かぶ。

    「……慶が……」
     言葉にならず、唇が形だけで言葉を紡ぐ。我慢の効かない俺は次の瞬間、触れ合った唇でそれを感じる。微かに動く唇は……。

    「……好きや……」
     って囁く形を……していると、
     ……俺は、そう思った。



    ****
    (小説お借りしています。



    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #小説 #小説挿絵 #創作  #高校生
    朔羽ゆき
  • 視線これも構図は書いたけれども気に入らなかったので放置
    #オリジナル  #ラフ
    XF-2
  • オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵④〈小説「深海の天秤」の文章〉

     テレビに映し出されたのは……夜、民家の玄関先のようだった。
     画面の中央には、家の前の道と玄関先との間ギリギリのスペースに停められた白のワンボックスがある。が、人など写っている様子はない。
     それも、駅の防犯カメラから比べるとその映像は荒く、始めてこの映像を目にする捜査官たちは「コレが、なんだっていうんだ?」と訝しげに目を凝らした。
     周りの思っていた通りの反応に、落谷は下げた手で頬杖を付きながら薄笑みを浮かべる。それを横目で睨んでいた小野塚は何か嫌な違和感を感じ、『一度は見た映像』だが着席しながらもう一度凝視した。
     少しすると映像の隅、ワンボックスの後ろの道を誰かが横切った。
     薄ぼんやりした外灯が照らしたのは、濃紺のブレザー。その前の駅の映像を見ていた皆、それがあの山口さんに向かって怒鳴った女子高校生だと連想した。それを確信させたのは、十数秒遅れて現れたスーツ姿の男性。
     こちらも見覚えのある服装から、たぶん駅から追ってきたであろう山口さんだろうと思う。
     でも確信しているのに、『たぶん』だ。
     何故かというと、肩から上が見切れている。会議室の中から誰となく「なんだよッ。顔、映ってないのかよッ」とボヤきが響いた。
     唯一駅と違うのは、女子高校生の肩から下げているカバンがカメラの正面を向いているので、それに猫のヌイグルミのチャームホルダーが着いていると確認できたことぐらいだ。

    「これは、公園から100メートルほど離れた民家に設置してあった防犯カメラの映像でーす。日にち的にも時間的にも、駅から歩いてきた女性とそれを追ってきた被害者と思ってもいいでしょう。以上でーす」

     急に話が終わり、捜査員ほぼ全員が「はッ?それだけッ?」という顔をした。
     確かに、公園には防犯カメラが設置していなかったので、そこまでの被害者の足取りを確定させる証拠にはなるだろう。だがそれなら、始めの駅の映像を見るだけで、これは口上で言うだけで十分だったのでは…と思ってしまう捜査員。
     署内検挙率No.1の落谷だから、どんな証拠を見せてくれるのだろうと期待していた分、怒りを覚えるほどそれはヌカ喜びに終った。落谷の映像はそのまま受け流され、別の捜査員が自分の捜査内容を発表し始める。

    「…チッ。勿体ぶってコレかよッ」

     そんななか、落谷の前の席で悪口がボソッと聴こえる。
     声からして、次の日に七光り新人刑事の噂話で恥をかくことになる刑事だろう。

    「だーかーらぁ、「オマケ」って言ったじゃ~~ん♪」

    「……「オマケ」って、それ、私に対してのイヤミですかッ?!」

     なぜか悪口を言われた落谷は鼻歌まじりで、駅の映像を見つけた功績を称えられているはずの小野塚が隣で機嫌を悪くしていた。
     心の中で「ただの「オマケ」とは思えないッ」と呟く小野塚。そう、落谷が意味なくこんなことをするとは思えない。

    (…だって、あの時だって…)

     小野塚は、さっきの民家の防犯カメラの映像を『初めて』見せられたときのことを思い出していた…。
     ……………
     ………
     …


    #オリジナル #オリキャラ #創作 #刑事 #オリキャラ #小説  #挿絵  #ミステリー  #推理  #バディ  #相棒  #深海の天秤  #警察
    神嘗 歪
  • オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵③「山口さんが通勤に使用していた駅の防犯カメラから、午後10時過ぎ、犯行時間と思われる一時間前に山口さんの姿を確認しました。そのとき山口さんは、女子高校生と思われる人物と何か言い争いをしていたようです。近くにいた駅員も、それを目撃していました。」

     事件発生から三日後。
     この事件で初めての、一課全員で情報共有する捜査会議で、凛とした立ち姿で小野塚が自分の捜査した内容を発言する。

    「コレがその時の防犯カメラの映像です。」

     小野塚は続けてそう言うと、澤木課長が座っている会議室上座の斜め横、設置してある大画面のテレビの横に立つ長岡に向かって目配せをした。
     長岡は小さく頷くと、持っていたリモコンを操作する。
     黒い画面からパッと切り替わり写し出されたのは、帰宅ラッシュから比べると人がまばらになってきた駅入口付近の映像。ちなみに、その映像には音声は入ってない。
     その場にいる捜査員たちの鋭い眼光が、皆映像内に山口さんの姿を探した。が、映像冒頭にはそれらしい姿は無い。
     その山口さんが現れたのは、映像が流れ始めて三十秒ほど経ってからだった。
     駅利用者の一定の出入りの流れの中、それを横切るように映像の右隅から左隅に駆け込んでくる鞄を持ったスーツ姿の男性が一人。その横顔が山口さんだと気づいた捜査員たちは視線で追う。
     すると山口さんは、駅入口隅に立っている濃紺のブレザーを着た女性の元に駆け寄った。
     どうやらその女性は、映像が始まる前からそこにいたらしい。多分コレが小野塚が言っていた女子高校生だろう。
     髪型は肩から二十センチほどのロングストレート。体型は細みの中背。肩には学校指定と思われるカバンを掛けている。けれど顔は、残念ながらカメラの方向とは真逆を向いていた。
     そして山口さんは女子高校生の正面に回り込み、話始めた。が、段々と二人の様子がおかしくなる。
     どうも女子高校生のほうが、山口さんのことを嫌がっているような態度を見せ始めたのだ。


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #刑事 #小説  #深海の天秤  #挿絵  #ミステリー  #相棒  #バディ  #推理
    神嘗 歪
  • 9あなただけをキバカブssでっす!(全9p)フォロワー様から頂いたお題『向日葵』で夏の日/約束の場所/視線の先を盛り込みました。たぶん盛り込められたはず……!以前書いたプロポーズ話の続きのようなものです。甘い&格好良い2人はいません。ゲスト出演はメロンさんにお越し頂きました。キャラ崩壊注意。 #キバカブ石榴
  • 芸術で戦う! #オリジナル  #アナログ  #ファンタジー  #色鉛筆
    秋ですね。
    芸術の秋を題材に、黒赤緑紫橙を描きました。
    真面目な雰囲気ではなく、面白さ重視です。
    戦いは武器や魔法でなくても、戦えます。

    いつも観てくれて、ありがとう!
    お陰で頑張れてます。
    battleみーこ
  • オリジナル小説「深海の天秤」一章・ファーストインパクトの挿絵①オリジナル小説「深海の天秤」の文章

    「あれ?今日じゃなかったか、あの例の『七光り』が俺らの一課に来るの?」

     デスクが並ぶ捜査一係の部屋。二十人近いスーツ姿の厳つい男たちが今日の捜査会議が終わり、慌ただしく捜査に出るための準備をしている。その中の一人が思い出したかのように声を上げた。

    「『七光り』…ああ、官房長の息子かぁ。何だーぁ、初日から重役出勤か-ぁ?!」

     声を上げた男の隣が、部屋の柱に掛けてある置時計を睨んで言った。不規則な刑事の仕事上、あってないような仕事開始時間だが、その時間を一時間以上過ぎている。
     それを皮切りに周囲の四人ほどが混じって、まだ見ぬ官房長の息子への不平不満が漏れ始めた。

    「つーうか、なんでキャリアのボンボンがこんな地方の警察署に来るんだ?パパのお膝元でヌクヌクと机の前に座っていればいいだろッ。どうせ目を瞑ってたって昇進するんだから」

    確かに同じ関東エリアではあるが、男たちの職場は東京の喧騒にはほど遠い。

    「反対に父親の目が届かないから、コッチに来たんじゃないのか?偉いパパの真下だと、手へ抜けねぇからなぁ」

     それを聞いていた内一人が…

    「なんかそれだけじゃないらしいぞ。……噂だが」

    語尾を小さくしながら、口角の片方を吊り上げて周囲に向かって手招きをする。どうやらここからは、もっとディープな話になるみたいだ。
     話に加わっていない周りの刑事たちも、聞き込みをする刑事の性か「馬鹿馬鹿しい」と思いながらも耳をそばだてている。
     その中には、刑事にしては一人だけ長Tにシャケットというラフな格好の落谷も自分のデスクでパソコンに視線を向けたままで聞いていた。

    「その『七光り』、実は養子らしんだ。だが養子ってぇのも表向きで、官房長が外に作った子で、本妻に子供ができなかったから引き取ったって。そんな生い立ちだからか、昔はかなりの悪ガキで、いくつも警察沙汰を起こして全部親父にモミ消してもらったらしい」

     聞いていた全員の表情が一気に歪む。

    「はぁっ?何でそんなヤツが刑事になってんだよッ!」

    「親父のコネを使えば人生も仕事も楽勝と思ってんだろ、そのバカ息子は」

    「親父の方も、そんな恥さらしを近くに置きたくなかったんじゃないか?だから一旦地方に飛ばした…とか」

     どんどん沸騰する噂話。聞いていた落谷は、パソコンから視線をズラすことなく小さな溜め息をつく。
     どこで仕入れたネタか知らないが、憶測ばかりで聞くに絶えない。真実を追いかけて事件を解決しなければいけないはずの刑事とは思えない内容だ。
     とは言え、そんな同僚の幼い思考をたしなめる…なーぁんてしちめんどくさいこと、これぽっちもする気は無い。
     そういうことは真っ当な人間がすればいい。そう、人徳のある捜査ー課の課長、澤木などが適任だろう。
     そう思っている落谷の目の前を、巌のような体つきに、大仏様のような顔を乗せた澤木課長が横切った。
     向かった先は案の定、汚水のような噂を垂れ流している部下のところだ。

    「お前たち、まだ捜査に行かないのか?」

    声がしたとたん、部下たちは驚いて座っていた椅子から跳ね上がる。
     気配を消して近づく。澤木課長の得意技だ。話に夢中になっていた奴らは、真後ろで声を掛けられるまで気づかなかった。
     その様子にたまらず失笑する周囲。

    「いえ…ッ。今、行こうと…」

     噂をしていた一人が、しどろもどろに言い訳をする。その様子はまるで、担任に怒られている生徒のようだ。
     だがそこは小ズルい大人。別の一人が話の矛先を変えようと澤木課長に質問を投げた。

    「あ…あのッ。今日来るはずだった新人はどうしたのですか?」

     新人の遅刻。いくら警察庁の御偉いさんの息子とはいえ、初日からの問題行動に澤木課長も頭を痛めているはずだ。
     澤木課長がそのことを嘆くにせよ、庇うにせよ、「課長も苦労が絶えませんね」と同調の一つでもみせれば問題をすり替えただけでなく、周囲に自分たちが喋っていた噂の信憑性が高まる。まだ見ぬ甘ったれ七光りの心象を最大限まで悪くすることで、自分たちを正当化することができる。
     そんな見え見えの小細工を落谷は半笑いを浮かべ「さて、どう返ってくるかな」と見物していた。
     けれど澤木課長からの返答は、その場にいた全員が思っていたものとはまったく別のものだった。


    「ああ。阿妻ならさっき連絡があって、今病院にいる」 


     まさかの展開に噂していた者たちは沈黙。代わりに近くにいた捜査一課唯一の女性、小野塚が犬の尾っぽのような一つ縛りの黒髪を揺らしながら聞く。

    「病院…というと、何かの病気ですか?それとも事故?」

     澤木課長は首を横に振るう。

    「いや、事件だ。」

    「ッ!?」

     「事件」という言葉に、室内にいた刑事たちが一斉にザワつく。そのなかで澤木課長は話を続けた。

    「阿妻は署に向かっている途中で、複数の男による引ったくりの現場に遭遇したそうだ。そこで阿妻は犯人を捕まえようともみ合いになり、身体の数ヶ所を負傷。被害者の女性も、そのとき犯人たちに突き飛ばされて横転。犯人たちはその場から逃走したそうだ。今、二人とも近くの病院で手当を受けている」

    「それで新人…阿妻の容態は?」

    「大丈夫、軽傷だ。歩行もできる。」

     ホッと胸を撫で下ろす小野塚。
     犯人を取り逃がしたことは残念だが、複数の犯人相手に立ち向かっていったことは新人の刑事として称賛に値する。そしてこのことで、例の噂は腐食されたどころか七光り阿妻の心象は180度一変した。

    「阿妻みたいな正義感溢れる有望な新人が、この課に入って来てくれたことは喜ばしいことだな」

     元々細い目を更に細めて笑う澤木課長。
     噂を流した男たちは、周囲からの白い目にいたたまれなくなって「そ、それじゃあ俺たち、捜査に向かいます…」と子声で発っしながら、すごすごと部屋を出ていった。
     それを見て他の刑事たちも我に返ったように準備を進め、次々と各捜査に向かうべく退室し始める。
     そんななか、まだ部屋にいた落谷の背筋に嫌な予感がゾワッと走った。
     見なきゃいいのに、嫌な予感がする方向に顔を向ける。……すると澤木課長が、先ほどより更に仏のような慈悲の笑みで此方を見ていた。

    (………ヤバい)

     落谷は「何も見ませんでした」といった澄ました顔をユックリと戻し、デスクから立ち上がると出口に向かって歩き出そうとする。

     そんな落谷の背後から…

    「落谷。ちょっといいか?」

     澤木課長の声が肩を叩く。

    #深海の天秤  #刑事  #オリジナル #創作 #オリキャラ  #小説  #挿絵  #ミステリー  #相棒  #バディ  #推理
    神嘗 歪
  • オリジナル小説「深海の天秤」のプロローグ挿絵オリジナル小説「深海の天秤」プロローグ文章

     「許さないッ!
          許さないッ!
           『お前』を絶対に許さないッ!!」

     
     そう叫んで、腹這いの状態で伸ばす手の先。赤く揺らめくボヤけた視界の中心に、黒い人影が立っている。
     人影は、腹の底から汚濁を吐き出したようなその叫びに一度だけ振り向いた。
     憎悪に染まった瞳で睨みながら人影に向かって必死に手を伸ばす。が、身体全体は極端な酸素欠如から力が入らず、起き上がることもできない。
     人影はきびき返すと、自分に向けられた手を背に歩き出した。
     
     
    「…待てッ!…ま…てッッ……」


     脳にも酸素欠如の影響が出始め、声が弱々しくなり意識が朦朧としていく。伸ばした手も力を失い、上げていた顔とともに地にパタリと伏した。
     そして遠ざかっていく人影が視野の隅でフェイドアウトしていきながら、ここでこの過去の記憶は一旦終演の幕を閉じた……。


    #オリジナル  #創作  #オリキャラ  #刑事  #小説  #挿絵  #ミステリー  #推理  #深海の天秤  #警察  #事件
    神嘗 歪
  • 小説挿絵『桃紅柳緑』小説『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由──』著・当麻咲来さん
    ://estar.jp/novels/24931169

    P214~ 第十三章【12】
    挿絵描かせて頂きました。
    https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=214




    ***



     その匂いに眉をしかめ、思いがけず眩しい光に目がなれるまで、一瞬の間があって、それから、ゆっくりと視界が晴れてくる。

     そこに居たのは……。

     最初は大きな蝶が蜘蛛の巣に囚われているみたいに見えた。
     力なく足掻く蝶の、なまめかしい紅い羽根が、ゆらゆら揺れている。

     次の瞬間、状況を判断する前に声にならない悲鳴を上げながら、俺は本能的に部屋へ駆け込んでいた。

     目に飛び込んできたのは、紅い古風な着物を着たアキだ。

     ゆらりゆらり、と揺れているように見えたのは、肘のあたりから、釣り上げられるように捉えられた腕の下で揺れる振り袖だ。男がその肘を捉えている。

     俺は目の前の光景を理解するより先に、こちら側にアキを引っ張っていた。アキの両肘を掴んで押し倒すようにのしかかっていた男を引き剥がす。

     瞬間、ぬらりと光る屹立したものが、目の端に見えた気がしたけど、それは全力で脳内から消し去った。そうでないと、このままこの男を殺してしまいそうだ……。

    「何を………」
     突然の乱入者に行為を止められて、状況が理解出来てないのであろう男の視線を見ないようにして、俺は半ば呆然としたまま、本能で男の喉元に竹刀の先を突きつける。
    「そういうお前こそ、何してんだよ、自分の息子に!」




    ***

    *小説お借りしています。


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #小説挿絵 #BL  #男子高校生
    朔羽ゆき
  • 創設者作のトレスで御座います。
    『仮面ライダーゼロワン』より主人公ライダー『ゼロワン』を、本編完結を記念してトレスしたとの事です。
    私めは特撮についてあまり知らないのですが興味自体はあり、
    創設者や広報担当の勧めもあって視聴を試みてはおりますが如何せん作品数が多く何から視聴すればよいやら迷っております。
    その辺り詳しい方がおられましたら是非ともお勧めの作品を教えて頂きたく。

    #特撮  #仮面ライダー  #仮面ライダーゼロワン  #ゼロワン  #トレス
    八幡ヤマブキ@害獣会
  • 13在処偽音加工まとめ2(十二支)子.蟲殻形態/風船型
    丑.翼弦形態/光刃型
    寅.潜航形態/機雷型
    卯.怪樹形態/跳躍型(フォロワーさんのデザイン9割)
    辰.獣面形態/伏竜型
    巳.怪樹形態/暗視型(フォロワーさんのデザイン5割)
    午.形像形態/凍土型
    未.蟲殻形態/腐廃型
    申.形像形態/傀儡型
    酉.擬人形態/薬衣型
    戌.零骸形態/感染型
    亥.獣面形態/山嶺型

    #オリジナル #アナログ #創作 #一次創作 #オリキャラ #色鉛筆 #人外 #コピック #人外 #加工
    キョーカ
  • 小説挿絵『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』著・りおさん
    https://estar.jp/novels/23984425

    P823~【勇者は捕獲】(28)
    挿絵描かせて頂きました。
    https://estar.jp/novels/23984425/viewer?page=823



    *****


    ――完全に油断していたし、そもそも疑ってもいなかった。
     
     
     コーヒーを飲み切った俺は、脱力感と急速な眠気に襲われた。

    (なんだ…これ…?)

     紙製のカップが手から滑り落ち、軽い音をたてて床の上を転がる。

     しかし、落としたカップを拾おうにも、もう俺の身体はソファーから立ち上がることが出来なくなっていた。

     まさかと思いつつ向かいの席の兄を見ると、無機的なレンズ越しにこちらを観察する冷静な双眸と目が合い、――その眼差しを見て確信する。

     この体の変調は、兄の仕業であると。 

    「てめ…クソあに…き…」

     ブラコンが聞いて呆れる。

     コーヒーになんか盛りやがったな…!?

    「無茶な真似をしたらお仕置きだよって言ったよね」

     正しいのは自分だと言いたげな口調だった。当然の顛末だと揺らぎなくこちらを見下ろす瞳がそう語っていた。


    頭を振り、額に手をあてがってこめかみを指で押さえても眠気は失せず、意識よりも先に身体の方が負けてソファーの上を滑りおちようとする。

     それを片腕で必死で支え、かすんできた目で平然と端座する兄を睨んだ。

    「やりすぎ、だろーが…っ」

     いくらなんでも本気で薬を盛るとか、うちの兄貴はマジ頭おかしい。

    「おとー…とに…なに…してん……だ…」

     ――最後まで言い切れたかどうかわからない。
     すでに焦点が定まらないほどに視界が歪んでいた。





    ****
    小説お借りしています。



    #オリジナル #創作 #オリキャラ #BL #創作 #小説 #小説挿絵  #転生  #勇者
    朔羽ゆき
  • #オリ棒 #オリキャラ #オリジナル
    もはやこれシリーズ化してもいいのでは??←寝不足で変なこと言ってるんで無視してください。
    アドバイス等ありましたら言ってくださると嬉しいです。
    ライ麦パン
  • 焦り、脚つり、平泳ぎ海水浴に行った時、彼女が昔水泳部だったと言うので、じゃあチャレンジしてみるかと、競争を挑みました。普通は男の方が速いのですが、クラブ所属者が相手となると....?  結果は .... " は、速えーーー  ! " かくてはならじと焦って思い切り脚を動かしたら ...  つってしまいました。 " ま、待って、タイム !! "  と先ゆく彼女を呼び止め、痙攣した旨を言うと "  まさか今、本気だったとか ?? "  と 一瞬軽蔑の視線を頂戴してしまいました。やっぱちょいと無謀だったか? その時の思い出を絵にしました。

    #オリジナル  #海水浴  #海  #平泳ぎ  #競争  #脚  #麻痺  #痙攣  #脚つり  #夏  #8月
    松田伸一郎
  • #日記 #読書 #視聴

    作家さん知ってたけど、ネギたぬの人だったとは知らなかったな。
    そっちの電子書籍も読んだわ、書き忘れ。いいなぁ・わかる・ごっそさんですわーが絶妙な割合で絡み合う。やっぱ自分はセクマイという大きな括りのあくまで一つでしかないという考え方だから、素直に共感出来ない部分もあった。

    「ヒトゴトですから!」
    百合とこれくらいの塩梅の他のテーマの話好き。

    やが君はアニメの終盤に追いついてきた。アニメのこよみの家まで自転車で向かうシーン好き。

    ノボさんはいいやつ〜と思ってたら、いやそれは女の子勘違いするで!?という
    部分もあってカノジョ余計ハラハラだろうなってかんじ。結構気楽に読めるのが良いっす。

    ねほぱほは、色々考えさせますね。自分だったらこれは出来ない、とか
    やっぱビアンカップルに限っても十人十色だなって。
    らりっこ
  • 13在処偽音まとめ(十二支)子.蟲殻形態/風船型
    丑.翼弦形態/光刃型
    寅.潜航形態/機雷型
    卯.怪樹形態/跳躍型
    辰.獣面形態/伏竜型
    巳.怪樹形態/暗視型
    午.形像形態/凍土型
    未.蟲殻形態/腐廃型
    申.形像形態/傀儡型
    酉.擬人形態/薬衣型
    戌.零骸形態/感染型
    亥.獣面形態/山嶺型

    #オリジナル #創作 #オリキャラ #アナログ #一次創作 #色鉛筆 #コピック #十二支
    キョーカ
  • 14スポ基の青髪と布袋さん挨拶してくれ妄想など「スポーツ基準の脳筋のくせに生徒会の一員なんてスゲェ~」って他のスポ基から神聖視とか尊敬されててほしいな、って並べるY学の推し。
    で、布袋さん何のスポーツ野郎なん。空手?PDS?

    形態: ##感情*喜楽・平和  ##加工・コラージュ  ##手書きブログ  ##まとめ・シリーズ等
    ジャンル: #妖怪学園Y
    どベ3(My art Do not Repost)
  • #過去絵を晒す
    第五人格の墓守。アンドルー・クレス。
    お隣の手抜きハスター様と上のよくわかんない人は無視してください。
    ライ麦パン
  • 2HAPPY BIRTHDAY RUKA!! 2020瑠樺さんお誕生日おめでとうございました!の絵!🎂🥁💜

    柩さんのお祝い絵にメンバー全員描いたときから、今年のメアバはみんなでお祝いスタイルで行こうと決めてました。
    で、瑠樺さんだったらメンバーが自分のコスしたら面白がって喜びそうと思ったのでこんな感じに。
    瑠樺さん自身もFCグッズのト瑠カでメンバーコスしてたし(笑)
    各メンバーのコス衣装は2枚目参照!

    RRのインタビュー+Stuppy漆黒エディションのインタビュー読んで、やっぱり瑠樺さんは瑠樺さんでナイトメアを大切に思ってるし、リーダーならではのバンドに対しての視点も持ってるなぁと思いました。
    またナイトメアで瑠樺さんの新しい曲も聴きたいな(´ω`*)

    あらためてお誕生日おめでとうございました✨


    ##ナイトメア
    ##birthday_illust
    あゆみa.k.s緋人
  • 2576♀/アストラ「…あなた達はこれから、どれだけ高く髑髏を積み上げるつもりなの?私は、止めないけど……闇に飲まれないよう…祈ってるわ。」
    「彼らのことは友人だと思ってる。私はそれでも、彼らの未来を、彼らの往く道を、見たくない…いえ、見てはいけない。」

    セフィロト第3階位『ビナー(理解)』の顕現者。

    アスモス・レーヴ・アイオンの友人。

    物静かな女性。3神によって不死の呪いをかけられている不死者の1人。未来を視る目を持ち、視た未来の星辰に干渉することによって未来を捻じ曲げる権能を持つ。神によって不死の呪いをかけられ目ごと保管されており、裏世界入りはアイオンやアスモスより早い。未来を自分の手で捻じ曲げること、未来を視ることがあまり好きではないため、普段はアイオンが作成した制御用の護符を顔につけている。目と権能を持つ以外は普通の女性であるため、基本的にナイトグランドの業務には直接的には関わらず、研究所の雑務などを行っている。まれに仕事で未来を視ることはあるが、干渉はしない。また、レーヴとアスモスの未来だけは仕事であっても視ないようにしている。一人称は私(わたし)、二人称はあなた。

    #ポケ擬 ##ナイトグランド ##顕現者
    智月上也