【アポロン×パーシー】お昼寝【腐向け】【まえがき】
今回の作品はアポロン×パーシーという特に需要のない上に緩いBLという非常にアレなものです。
キャラ崩壊はもちろんの事、捏造なんてどんと来いみたいな状況です。
時期はアポロンの歌手の後くらいですかね。知りません(白目)
私の書くものは駄文しかないから面白さは皆無だよ!!
それらが嫌な人は戻るボタンで戻ってね!
大丈夫な人もつまらないことを覚悟して読んでね。(∵)
それはある晴れた午後の出来事。
いつもより学校が少し早く終わることになり暇を持て余したおれは静かな公園に来ていた。
近くの池から魚たちがどんな餌が好みかを話し合っているのが聞こえてくる。
木陰の下、足を前にほっぽり出すとおれは後ろにごろりと体を倒した。
わずかな木漏れ日と暖かなそよ風に吹かれおれの中の眠気が頭をもたげた。
「ふぁ……あ」
あくびをするとさらに眠くなってきた。
目を閉じてこのまま少し眠ろうか――そう思っているとふいに背後から声を掛けられた。
背後といっても、おれの真上にある木の後ろ側から。
「やあ、パーシー。今から昼寝かい?」
聞き覚えのある声に目を開けると、そこにはアポロンがいた。
「……こんなところで何してるんです?」
「たまたま通りかかったら君が寝転がっているのが見えてね」
「はあ」
神の言う偶然なんて絶対偶然じゃないだろ、と思いつつ気にしないことにした。
アポロンはおれの隣に腰を下ろすと同じように寝転んだ。
「大丈夫なんです?」
「何が?」
「……いえ、なんでも」
汚れることに関して特に気にした様子はなくアポロンは目を閉じている。
おれも真似して目を閉じた。
心なしかさっきよりも暖かい気がする。
「これで寝やすい?」
「あ、はい」
……どうやら暖かかったのはアポロンのおかげらしい。
しばらく目を閉じていると本当に眠ってしまっていた。
目を覚ました時にはもう夕方だったらしく空が赤い。
体を起こすと腹の上あたりに何か温かいものが置かれていることに気付いた。
視線を下げると腕が巻きつけてあった。隣に寝ていたアポロンの腕だ。
「アポロン、もう日が沈みますよ」
軽く揺すって起こすとアポロンはぐぐ、っと腕を上げて背筋を伸ばした。
「いやーたまには昼寝をするのもいいね! 普段は仕事中だからねぇ」
そういうと服に付いた汚れを払って立ち上がる。
おれも近くに置いておいたリュックを拾い、腕を通す。
「邪魔したね、パーシー。また今度!」
「はあ、それじゃあ失礼します」
アポロンは指を鳴らすとまばゆい閃光とともにその場から消え去った。
今度っていつなんだろう、と疑問に思いながら帰ることにした。
「……そういえばお礼言い忘れた」
おれは誰に言うでもなしにぽつりと呟いた。
【あとがき】
第三弾とか書いちゃって本当にすみませんでした(白目)
でもこれあと5人は確実に書くからね。
許してね!!^q^
もしここまで読んでくださった方がおられましたら本当にありがとうございます!!
ページ開いてくださっただけでもありがとうございます!!
次はヘパイストスが相手だよ!!お題がちょっとアレなんだけどね!
とりあえず大方書けてるけど完成はいつなのか分からぬ_(:3ゝ∠)_