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    CAn'T◇CAn'T

     ――猫を飼うのが夢だったんだ。

    「ぼく、手、きれいかな?」
    「知らねぇよ!」

     ぱっ、と指までいっぱいに広げた手を見せられても。大きな手だ。まぁ、白くて、手垢のついているようには見えないが。「ちゃんと見て!」と怯えたような焦ったような声に急かされる。知らねぇよ、見て分かるワケあるか?

    「こちらで消毒してください」

     エプロンをつけた女性店員のうながしに、「あ、ウン」と二人の返事がハモった。

     そういえば、猫を飼うのが夢だったんだ――まるで大切な用事を忘れていたかのように振る舞い、その実はただの気まぐれで、早く早くと人を連れ出す手口はいつもと同じだ。そうして(まずは保健所という俺の意見はガン無視されて)急きょ訪れた保護猫カフェで、猫を抱かせてもらう前にはまず手を消毒する、という作法を知った次第だ。

    「わぁ、ぁ……!」

     そっと手渡された猫はおとなしく大柄な長毛種だった。イヴァンの腕に抱かれたとたん、ふにゃ、と溶けたように力を抜く。その毛並みはふわふわというより、とろとろ、艶めいている。
     あー、イヴァンが好きそうな感じがする。

    「ずいぶん人慣れしてるんだな」
    「…………」

     猫は、興味深そうに目線を上向けてイヴァンの顔を見て、かと思えば腕の匂いを嗅いだ。自分を抱く人間に関心をもっていることが様子で分かる。
     対するイヴァンは、よく分からない。緊張しているにしては静かすぎる。感動しているにしては、どこか目が泳いでいる。

    「で、ご感想は?」
    「……か、軽い」
    「へー、ほとんど毛なんじゃね?」

     聞けば、飼い主の不慮の死で家を失くした猫だという。抱っこは好きだし、気性は穏やか。ただ他猫との関係には難あり、臆病ゆえに先に手が出るタイプ。多頭飼いは推奨できない。

    「あとは、お前は? 訊きたい事ないのか?」
    「えっ、あ、ぼくのこと、好き……?」
    「猫に訊くなよ、キモいな」

     まぁ、イヴァンとの相性に問題は無さそうに見える。ここからは俺はあまり喋らないでおくか。
     決定責任は本人にもたせるため、なるべく是も非も言わないようにしつつ、これは〝決まり〟かもしれないなと一人と一匹の姿を静かに見守った。

    「あっ」

     急にのびあがった猫が、もっと抱っこ、と言いたげに肩へよじのぼる。そうして思いきり首にすりつく。

    「見て! えへへ」

     ようやくイヴァンが笑った。

    「はは、良かったな」

     うん、この猫は、犬派の俺が見ても可愛い。親しげに頬を合わせ、尻尾までぴっとりくっつかせているのが微笑ましい。猫の尻尾がまとわりつく、イヴァンの太い腕――。

    「んっ……‼︎」
    「ギルくん?」
    「なんでもねぇ、むせた」

     あぶない、猫じゃなくてイヴァンに萌えてしまった。
     けっこうクる光景でうっかり悦に入ってしまった。イイ。咳払いで誤魔化してしまうほど、良かった。
     えへへ、と笑っている俺の男。かなり可愛い。ぶっとい腕で、ふわふわの毛むくじゃら抱きやがって。LLサイズ級に可愛い。あー、ムリだ。あー。やっぱり俺好みだ。

     俺が密かに息を整えているあいだに、イヴァンは猫の体を脇持ちして顔の前へと掲げた。獣と獣の瞳がしばし対峙する。そして少し考え込んだような間の後に、なぜだか笑みを見せた。気持ちを吐き出すような、溜め息に近い笑みを。

    「ごめんね、猫くん」
    「えっ?」

     この猫で決まりだろうと思ったのに。あぁ、他のも見てみるってことか?
     そっと差し出すように猫を戻すイヴァンを見守る。

    「やっぱり、いいや」

     しかし、俺の予想はまたも外れた。

    「帰ろ、ギルくん」
    「え、あっ、おい……」

     俺の返事を待つことなく歩きだす。まるで大切な用事を忘れていたかのような性急さで――でもそれは気まぐれなのかどうか。強引さが悲しげに見えるのは、どうしてか。
     俺は頭を掻きながらあとを追った。

    ***

    「やっぱり、いいや」

     六月の木漏れ日のなかを、足速に、まるで何かから逃れるように歩きながら、イヴァンはもう一度そう言った。
     風が雨を乾かしたあとの、緑の匂いが清々しい。木漏れ日ごしに、汗のにじみすら魅力的な白いTシャツの背を見る。光からも影からも祝福をうけるような大きな背中だ。

     噴水通りを、カフェにも寄らず過ぎていく。テラス席には気の速いアイスドリンクも見えた。ベンチで読書をする若者も、老婦人のつれた仔犬も、景色はどこも爽やかだった。
     普通こんな気持ちの良い日に歩いたら、何ひとつ欠けたところのないような、充実して晴れ晴れとした気分になるものだが。イヴァンの声の辛気くささといったら。

     正直、面白かった。なんで落ち込んでるのだか、意味が分からん、だから俺は意地悪く笑う。

    「なんで? 夢だったんだろ」
    「今じゃないかも、って、思っちゃった」
    「だから、それはなんで」
    「……ちゃんと想像できてなかったかも、って」

     なるほど、生き物を飼う前にはありがちなことだ。

    「例えば、お前が想像してたことってどんな?」

     歩き続けていたイヴァンが、ついに行き止まりが見えて諦めたように、止まった。空いていたベンチにちんまりと座る。続けて俺も腰を下ろした。

    「うん、帰ってきたら、走って出迎えにきてくれるとか……」
    「ははっ、それは犬だろ」
    「…………」
    「あーー、いるよな、そういう猫も‼︎」

     僕は今とても悲しいです、という目でじとじとと見つめられる。はいはい、どうせ俺は面白がって人の傷口に塩をぬりこむ男だよ。
     溜め息をつき、再び笑い、イヴァンの頭をがしがしと撫でる。

    「だからさ、なんで? って聞いてんだよ。夢なら夢のままにしとけばいい。どうせ長く生きるだろ。またいつか、で良いのに……ヴァーニャは何をしょげてんだ〜?」

     がしがし、がし。俺好みのふわふわの頭を、わざと雑に手荒に撫でていると、嫌そうに手を押し退けられた。
     俺はそれをまた笑い、立ち上がって身の置き場を変えた。縁石に乗って、道向かいの花屋を眺めてみる。白い小花が風に揺れていて、目を細めれば、ぼんやりと霞がかる。

    「……エルミタージュの地下には、猫がいてね」

     ようやく、イヴァンが口を開いた。

    「有名な話だな」
    「〝美の番人〟って呼ばれてる。でも、実は、捨て猫なんだ」
    「まぁそれも、有名な話だよな」


     女帝エリザベータは宮殿に大量に猫を移住させ鼠を獲らせたという……逸話にかこつけて、エルミタージュに猫を捨てにくる不届き者が出てきた。美術館が保護した猫たち――美の番人という呼び名をわざわざつけたのは、捨て猫をこれ以上増やさないための策だったという。〝ここが捨て場所だ〟と認識させてしまったら、不届き者をさらに呼び寄せてしまうから。


    「捨てるんなら、なんで飼うのかな、って思った。ううん、違うな。――あぁ、人間ってやっぱり猫を捨てるんだなぁ、って思った。どうして人が猫を飼うのか不思議だったんだ、ずっと」

     あっ、犬はなんとなく分かるんだぁ。と、犬好きの俺をフォローするように付け足される。あまり嬉しくない。

    「家畜をさ、飼うのとは違うじゃない、食べないし。犬はまだ役に立ちそうだけど、今の都市生活で、猫はほとんど役に立たない。愛玩用に飼って飽きたら捨てるのかぁって。要らなくなっても食べない、殺しもしない。」
    「え……えっ? こっわ!」
    「要は罪悪感と向き合いたくないから、見えないところに捨てて、無かったことにしたいんだなぁ、って」

     さすがは恐ろしいを体現する男、思考が違う。食べるとか殺すとか物騒だ。

    「でもね、それを知ったとき、人間のことがまた一つ分かった気持ちになれた。……人間はただ、猫を愛したいんだなぁって!」

     だが、真をついている部分もあって、まるきり穿った見方とも言いきれない。

    「愛するためだけに飼っているから、愛せなくなったら捨てるしかないんだ……」

     どこか無邪気に嬉しそうに、でもやはり悲しそうに、複雑な顔でイヴァンは続けた。

    「それが分かったら、なんだか僕も、人間みたいに猫を飼ってみたくなった。ただ愛したいってどういう気持ちなんだろう? って、知りたくなったんだ」

     木漏れ日のライトの下で、遠くを見つめて夢を語る。舞台を見ているような気がしてきた、揶揄でなく。

    「僕もいつか一匹の猫を好きになってみたい。ただただ愛して、愛せなくなるまで愛して、それで……! 愛せなくなったら、僕も猫を捨てに行くのだろうか、って……想像しちゃったら怖くなったんだ……」

     こいつの、こういう芝居がかった美しさを、俺はぼんやりと眺めている事がままある。眺めていると、懐かしいような新しいような気持ちが、胸の内側を通り過ぎていく。無邪気だった日々を振り返るような一瞬や、もっと曖昧な明滅する光のようなものが。

     ずっと浸っているわけにもいかず、無理やり現実に戻ってくるしかない。意識的に頭を研ぎ澄ませて、言葉を探した。
     まったく、お前と居るとやたら頭を使う。

    「隣に目をやれば猫がいる、そういうありふれた日々というか、生活? を手に入れてみたいと思うこと自体は、とても自然なことだよな」
    「……うん」
    「俺だって犬がいない生活は考えられねぇし。でも、何故なんだ? って考えたことがないわけじゃない」

     イヴァンみたいな考え方はだいぶ極端な例だが、〝なぜ?〟を考えること自体は至極まともだと思った。
     動物の中でもペットを飼うのは人間という生き物だけだ。
     世の中には、何かを飼わずにはいられない人間がいる。そしてそれぞれに理由はある。寂しさを埋めるためであったり、アクセサリーとして他人に見せびらかすためであったり、いろいろだ。イヴァンの言う通り、ただ美しい生き物を愛したい、愛さずにはいられない、という感情ももちろん分かる。

    「俺の場合の話だけどな。俺が犬を飼うときは、こいつを幸せにするって決めて飼う。それは、幸せそうな犬の姿を見て、俺様が幸せを感じるためかもしれない。でもそもそも俺様が幸せじゃないと犬も幸せじゃない。……そういうことだろ」
    「えーー?」
    「べつに曖昧なままでいいんじゃね? っていう話だ、ばか」

     縁石から降りて、さりげなくまた隣に戻りつつ、頭を小突く。

    「幸せにするためでもあるし、幸せな僕がいるから、猫も幸せになる……?」
    「そうそう、どっちが先かなんて無いし。それでうまく回ってたら、手放そうなんて思わないもんだぜ。信じろよ」
    「……捨てたくならないかな?」
    「お前のことは知らねぇけど」
    「えっ!」
    「自分のことは、自分で信じるしかないんだよ! ばーか! ちなみに俺は、お前が生き物を捨てるような男なら幻滅する。もう絶対クチきかねぇ」
    「そうだよね、ギルくんは、そうだ……」
    「はぁ? なんだその顔は」

     怒ろうとしたのに、逆に笑いが吹き出した。

    「ははっ、なんて顔してんだよ!」

     幸せになるために、幸せそうな姿をそばに置いておきたいのか。幸せにするために、幸せになるのか。
     俺だってさっきは、猫にときめいているのか、猫を抱くお前にときめいているのか、分からなかった。視界の中で幸福はすぐに混ざりあってしまう。すぐに境目がぼやけて曖昧になる。
     笑いながら、どさくさにまぎれて金髪をぐしゃぐしゃ撫でていると、頬を赤くしたイヴァンに見つめられた。

    「……ギルベルト、今日はよく笑うね」
    「ん? そうだな、お前が面白いから」
    「僕、おもしろいこと言ってる?」
    「猫を飼いたがってるのか犬を飼いたがってるのかナゾだしよ」
    「ひどいなぁ」
    「猫を抱いてるお前も、落ち込んでるお前も見れた。俺様は満足だ」

     不意に、降ろそうとした手を捕まえられてしまった。その体温の熱さはすっかり慣れ親しんだものなのに、いつでもどこか新鮮だ。

    「ギルくんて、たまに、僕のことすっごい見てる」

     当たり前だ。俺様ほどお前をガン見している男もいないはずだ。

    「悪かったな、見てて」
    「ううん、うれしい」

     ――君の目って怖いけど、だから、好きだよ。
     矛盾した言葉も、声も、木漏れ日に入り混じる緑の匂いも、ありふれたものなのに特別で、心地よかった。甘えた声色にかすかに混じる男っぽさは、もっと心地よい。

    「もっと見て、僕も見るから」
    「……ん、そうする」

     この声が好きだ。浸りたくなってしまう。

    「目、閉じてよ」
    「見ろって言ったく、せ、に……」

     結局、言い終わる前にくちづけられて。触れた、と思った瞬間、吸われた。目を開けたまま身じろぎもできない。急に心臓が鳴りだす。

    (あーあ……ドキドキさせられちまった)

     ほんの軽いキスでも永遠のように感じるのは、何年経ってもいつも変わらない。

    「……今日は、ありがとう。付き合ってくれて」
    「お、めずらしい」
    「何が? 僕、いつもありがとうって言うよ」

     意味なく二人で笑い合いながら、なんとなく同時に立ち上がる。
     先ほど見かけたアイスドリンクを思い浮かべる。アイスティーの清涼な香りが恋しくなった。

    「おごれ! 猫飼うはずだった金でメシ行こうぜ」
    「駄目だよ、猫貯金にするんだから」
    「へー、前向きな言葉だな、褒めてやる」
    「ふふ、うれしい。撫でていいよ?」


     本人が本気で飼うと決心しないことには始まらないし、今まで猫がいなくても生きてこられたのだから、これからも居なければ居ないでどうということもないだろう。
     でも、猫を愛し愛されるイヴァンなんて、とても〝らしい〟し、確信めいたものを感じた。きっと飼う。いつの日か、そう遠くない気もする。

     この世に、何かを飼わずにはいられない人間がいるのは事実だ。
     幸せになるためなのか幸せにするためなのか、答えのない曖昧な問いかけを人の一生は繰り返す。良いことなのかどうか、それすら分からない。
     それでも俺は、何かを〝愛さずにはいられない〟という心情だけは、分からないでもないと思ってしまうのだ。






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    2022 HAPPY62DAY

    /////@juouj_off 雨子
    Thanks BGM ≪All The Same≫
    雨子 Link Message Mute
    2022/06/11 15:23:41

    CAn'T

    #6月2日は露普の日  #露普の日  #露普

    猫にときめいているのか、猫を抱くお前にときめいているのか、分からなかった。

    more...
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    • 夕陽のカナリア 前編「図書館で恋に落ちるパロ」呟きを元に書き下ろした話でした。違いを知り、正反対だからこそ惹かれあう二人に希望を感じたい、そういう願いで書いた話です。

      夕陽のカナリア | 夏と図書館と初恋

      ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

      ・先天性難聴のイヴァン×片腕ギプスの高校生ギル
      ・本田とルッツ(&アルがほんの少し)
      ・全年齢

      ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

      後編は紙の同人誌とDL版にのみ収録しておりますので、よろしければご覧ください。
      通販()※一時停止中です;;

      本作品「夕陽のカナリア」は、他の作品と違い、今後一切web再録等しないことにしています。

      マシュマロ(http://tiny.cc/1zh6vz)感想をいただけますと幸いです。


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      #露普  #全年齢
      雨子
    • 2 #6月2日は露普の日  #露普の日  #露普
      小説です
      雨子
    • 4挿画用(浴室のアイスベーア)小説の挿画にするために作りました。
      写真はいずれもpublic domainのものを使用、加工したものです。
      二次配布は許可されていないため、無断使用・無断転載はおやめください。

      #浴室のアイスベーア
      雨子
    • 5夜の待ち合わせ、少しだけ【SS】習作として書いたものですが、実は小説本編の後日談になっています。合わせてお読みいただければ幸いです。
      (◇菊有は喧嘩ができない https://galleria.emotionflow.com/111499/694818.html)

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      初出 2022.8/24
      Twitterにて上げていた菊有SSです。
      もったいない精神で再掲しました。
      
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      #菊有  #現パロ  #文庫ページメーカー  #腐向け
      雨子
    • 菊有は喧嘩ができない「 たまらなくなって、ぎゅうっと抱きしめかえす。痛い痛い、と菊田が笑う。 」

      菊有・ゲスト寄稿【再録】
      +α

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      <並盛牛丼/寝てるちゃん>様の同人誌に寄稿した小説を再録します。

      +α 同軸設定でTwitterにのみ上げていたSSがあったので、そちらは画像で上げています。(https://galleria.emotionflow.com/111499/694841.html)


      ***

      ◇拍手(https://rb.gy/mybc3)

      ◇マシュマロ(http://tiny.cc/1zh6vz)

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      ◆くるっぷ(https://crepu.net/user/juouj_off) にてお返事を上げています。
      

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      #菊有  #WEB再録  #現パロ  #腐向け
      雨子
    • 眠れる森の香り(更新日:7/27)
      前後をつけたしました! 時系列ばらばらです。
      あともう1つだけ小さなエピソードあるので、そのうち書けたら書きます。

      ・・・・・・

      (投稿日:7/19)
      Twitterで思いつきで書いていた掌編です。
      清書しました。前後が思いついてるので書きたいのよな……。


      7月からSNS移転してます。

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      ◇マロ http://tiny.cc/1zh6vz
       ,,とても嬉しい お返事をくるっぷに上げます

      ◆くるっぷ https://crepu.net/user/juouj_off
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       ,,日常生息地


      #露普 #イヴァギル #全年齢
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