【血の系譜】キャラまとめ2引き続きキャラまとめ
【スピノザ】
無数の角と獣じみた容貌を持つ異形の「魔王」。「ファレン」の保護者。照禅のモデルにした子。
シキドウと共に白い家で育った孤児。
「世界の心臓」の適合者として三人一緒に育ったが彼と仲の良かった少女に秘かに恋をしていた。
少女が次の適合者に選ばれたのを知り、シキドウと彼女が逃げるのを助け、代わりに自分が適合者として実験体になる事を選択した。
「魔王体製造計画」によって普通の人族だったが異形の姿へと変貌し、このモデルケースをもとにのちに「魔族」が作られるようになった。
*この時に複製された魔王体の一つがギル
「世界の心臓」は継承する為に所有者を殺さねばならず、その異形の姿から「魔王」として名付けられ、『魔王の心臓を奪い世界を救済する』と言う教会のシナリオで「英雄」に殺され続ける運命に縛られた。(心臓は名目上、魔王が奪った宝玉とされた)
見せしめもかねて「英雄」にされたシキドウを心配しており、何世代交代しても変わらず彼を友として慕っていた。
次の継承が近づく頃に森に捨てられた少女「ファレン」を拾い、そこに恋した少女の面影を見つける。
居場所を失った彼女を保護し、いつしか家族のような絆が生まれるが、次第に別れの時が近づいてしまう。
そんな折に「英雄」シキドウが妻を奪った教会に復讐するために協力を求めてやってくる。
彼の血族の少女の事を知らせようとするが機会に恵まれないまま、今度は教会が少女を人の世界に戻すことを条件に保護を約束する。
結果、スピノザはこれまでのシナリオ通りに「英雄」に討たれることを望みファレンの目の前で首を落とされるが、「その時」を待ち続けていた天使がファレンに憑りつき「世界の心臓」を奪い去ってしまった。
完全に取り込まれる寸前に首だけになってなお意識を持ったスピノザが継承権を奪い、全身を焼かれる致命傷を負ったファレンに「世界の心臓」を残したまま「生きろ」と告げて深い眠りについてしまう。
ギルの目的は眠りについた魔王から継承権を引き継ぐ事。
ただし「世界の心臓」がシンにあることは知らない。
シンの目的はスピノザに「世界の心臓」を返し、彼を開放する事。
その為に世界が滅びても構わないし、魂ごと消滅してもいいと思っている。
【女神】
人工的に作られた能力者で事象の書き換えを自在に行うことで世界そのものに干渉することが出来る。
「世界の心臓」と呼ばれる結晶器官を心臓に宿しており、それらを移植された人造の「女神」たちがたくさん作られた。
この世界では病弱な八歳の少女が「女神」となっており、天使との戦いでその命を落としている。
女性のみしかこの器官に適合できず、男性に継承するためにはスピノザのように肉体改造するしかなかった。
『原初世界(旧文明)』から避難する時に「お友達のぬいぐるみ」や「大好きな絵本」を持ち込んでおり、これらを基に「創世器」を作り上げた。
移民船団ごと生存可能な星を見つけ、「庭園」と呼ばれる結界を作り上げ天使から隠れていたがこいつが女神ガチ勢だったので見つかっちゃった。ロリコン怖い。