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    MetalworkerProject(令和5年4月更新。加筆修正公開中)―地上を離れた者たち―

    ―――――――――――――――――――-    ――Metalworker――
    ―――――――――――――――――――
    ――2364年8月,アメリカ:デトロイト

    《仲間とバイクの男》

    普段から俺たちが『グツグツ煮の黒鍋』と呼んでいる路地にバイク乗りがやってきた。ここを一日かけてじっくり焦がした太陽が沈んでからなん時間も経っている。まだ黒いタール鋪装が路地で泡立ってやがる。新品マニアのあいつはたまに忘れる。
     バイク乗りの男は『ぐつぐつ煮の暗鍋』にペダルから足を着いたとき、泡立つタールに靴が沈んだ。男が不適切に「(ぴー)」と独りごちた。
     丸顔で褐色肌の仲間が「足元が引き締まって見えるじゃないか」と言い。更に別の仲間が「前よりいい」と言った。彼は「新品なんだ。なんとかしねぇと」と返した。
     皆、笑った。

    《ダンカン》
    仲間のゾンビたちがわらわらとアパートからでていく。熱気が残り続け、落ち着かず、不機嫌な表情だったが、笑顔へと変わった。バイク乗りが夜空を見上げていた。周りの仲間に不安が感染しはじめた。後から顔をだしたダンカンもまったく同じ疑問を抱きはじめたところだった。

     民間機の群れが夜空を裂いている音を耳にして、ダンカンと仲間は夜空を仰いだ。
     なんだか妙な形をした民間機だなと思った。ルージュ工場の空を掻き回してどういうつもりだ。
    「__」
     それに、パタパタという音。雨だろうか。いや、そのはずはない、快晴だぞ。ほら、仲間も白い月を仰いで首をかしげている。
     でも、そこらじゅうから雨水が__とパタパタと聞こえる。それに、この刺激臭……どこからきている?

    「妙だな」
    「何処から匂う」
     そのうちのひとりが__から肩口にかけて__状の熱い液体シャワーをかぶり小さい悲鳴をあげた。バイクの側にいる男だ。
    「うわっ?」彼に続けと外へ出た仲間たちも、空から降り注ぐ鉄色のシャワーをかぶった。
     自分自身も浴びてしまって頭の天辺から膝の下までを銀色のねっとりしたジェルに濡らした。

     街じゅうからジュゥというコンクリートや鉄が溶ける音が聞こえる。もしやと思いダンカンと仲間たちは腕を見た。
    「なんてこった!」
     恐れていたことが起きている。妙な模様のえがかれた鉄の液体がダンカンの肌を生きているかのように、じわじわと一体化していくではないか。微かにこぽこぽという音がした。背筋が凍った。上着を脱いで――釦が弾けとんだ――一心不乱に腕を拭った。ちゃんと水で洗い落とさないと!
    「これは硫酸か?!」バイクの男が悲鳴をあげる。
     ダンカンが怒鳴った。「部屋に戻れ!戻れ早く!」
     思うように足が動かせず、よろよろとした足取りの一人を見て不安が込み上げた。
     スプリンクラーの音。水音に耳を済ませる。
     そんな音に一度も気づかなかったなんて不思議だ。
     あの民間機、そいつが霧を噴射しているとわかったときに怒りが込み上げてきた。ダンカンの仲間たちはあわてて屋内に逃げたが、ダンカン自身は動かず、頭に家族が過った。
     こんな姿になってしまった父親を子供は許してくれるだろうか?そもそも、子供に見せるべきだろうか?
     きっと、優しいあの子なら許してくれる。
    「ダンカン!!」呼び戻す声に従った。窓ガラスにべったりと斑模様の鉄色のジェルがついていた。例のこぽこぽという音が聞こえる。
     街は封鎖されるかもしれない……
    「……水…を……――」
     やっとバイク乗りが入ってくる。痛みに呻く姿が見えた。入り口手前で噎せに噎せて倒れた。
    「水を!!誰か!水を」
     ダンカンは息子の名を呼んだ。
     背後からテレビの音が。ダンカンたちはテレビを見た。__だった。マスコミはこの事件をまだ知らない。
    「パパ!」と悲鳴に近い。息子が洗面所のほうへ飛んで行った。逃げ惑ったのかと彼は思ったが、すぐに水タオルを持ってきた。彼は断ったが、
     ダンカンの腕や顔を一生懸命拭った。__ととるや父親の足を抱擁した。
     まもなくアメリカ空軍の戦闘機チームがやってきてアメリカ軍全面協力のドラマにありがちな展開には運ばず、あっけなくやられた。破裂音が聞こえ矢継ぎ早に爆発音を轟かせながら3度目の爆音を公開した。
    「なんてこった」
     地面や屋根に激突した戦闘機の残骸や破片もそれに加わった。彼は地揺れを感じた。__の周囲で煙を燻らせた。
     もう街の大半は溶けていて、おおくの建物からも湯気があがっていた。ダンカンの耳には、仲間たちとダンカン自身の咳払いの

          (映像が跳ぶ)



           **

    ――2463年3月,アメリカ:デトロイト

    デトロイトの空を掻きまわすヘリ。窓に顔を貼りつける人形。窓から持ち主の顔が見える。基地へ帰宅する少女サファイアの瞳に映っているのは灰色の世界。そして、サファイアの脳裏に映っていたのは、鋼鉄の瓦礫でいっぱいの木端微塵に砕けた蟻の巣だった。

     サファイア・ゴールドリッチは帰宅する。うん百といる姉妹とたった独りしかいない父親、そしてとっておきのマザーチェリーパイを手伝い、どうしてもチェリーパイが__というなら__。
     

     メタルスキンの機械人形、生物らしき姿が道路を横断している。

    「『ポケットのなかのチェリーパイ。むかしサファイアのポケットにはいってた、古いチェリーパイ!』」

    「『ヘンリーのチェリーパイ、いまはだれのポケットのなか?』」

    「『手すりのまえで食べるとみつかっちゃうよ。糸をとって、針にさして、ポケットを閉じればサファイアに見つからないよ』」

    「『糸切りハサミを貸してください!』」

    「『ヘンリーのチェリーパイ、ヘンリーのチェリーパイ、むかしサファイアのポケットにはいってた、古いチェリーパイ!』」

    「『ヘンリーのチェリーパイ、いまはだれのポケットのなか?』」
     膝の上で、やさしく愛らしい顔立ちのフランス人形がお歌にあわせて口をぱかぱか動かした。

    『目的地へ接近。視界良好。3分で到着』

    『了解__。また後で』
     けばけばしいデトロイト大都会。

     __のスクリーンが現場の生中継をしていた。慌ただしく走り回る隊員。もくもくと吹き出す煙、歩道の端に腰をかけている怪我人の肌の一部は鉄色に変色している。ガラス、サイレン、駐車した車や近くのオフィスからの非常ベル。大昔、サファイア・ゴールドリッチがデトロイトの弱点をついたときの映像。カリフォルニアの鼠の楽園が永遠に閉園した年の、だ。
    「」
    『着陸地帯に降下』サーチライトでヘリポートを照らしながら――『チェック完了。ギアダウン。20フィート、10フィート……フィールドダウン』――輸送機が下りた。


     小柄な少女が__から灯台の天辺に下り立つ。小さな口から物騒な言葉が飛び出した。
    「第四次世界対戦の幕開けだ!」

     屋上の欄干前には並んで少女をお迎えのバニスター一族。どの顔も目を固く閉じている。
     ひとりひとり順番に見た。
    「バニスター諸君たち、公開処刑は楽しんで頂けましたかな?」

     チェックポイントを通過したところで少女はばったり倒れた。
     欄干に立ち並んでいたバニスターたちの表情は__なものへと変わり、各々、両腕をあげストレッチをしたり、持ち場へ急いで戻ったりしていった。
     回収班がシステムがシャットダウンした少女を何処かへ運ぼうとしている。彼らの世界が静止した。
     この【現実世界のモニター】の前に見事な金髪の女性が立った。女性は言った。現実のサファイアに「いい夢だったでしょう」と。

            ††††


    ――同年,アメリカ:カリフォルニア州
    火花散る通路
          【隔離地下都市】
          地下シェルター


    溶けた鉄が施設通路に流れ続ける。

    『__により、《蟻の巣》はまもなく崩壊します。__は直ちに__を確保し避難してください』
     __の兵器による内部からの攻撃を受け、シェルターが壊滅的被害を受けた。いまから崩壊するというアナウンスが流れていた。
     事故に遭遇した人々が吹っ飛んだ体を、乗り越えて__まで脱出してきた。煙と血のなかを這いでた男たちが揉めている。破裂音、爆発音が轟くなかで――

     彼はその衝撃に揺すぶられときどき速度を落とし、何度も炎に包まれた。だが一度も止まらずに__に達した



    「俺は妻と一緒に出る。早く行け」

    「あの門を通れば、今までの生きてきた記憶を失うんだぞ」デヴィッド

     エイジャー夫妻が手を繋いでいる。
    「そうだとしても私たちは行くわ!」
    「だいじょうぶ、なんとかなる!私たちのことなら心配しないで。あなたを忘れたとしても、だって、あなたよ?あなたをまた信じることくらい朝飯前。だから、デヴィッド、私たちを信じて。デヴィッド?だいじょうぶ?自分を信じるの」
     救出を行っている場合ではない。
     デヴィッドは半ば諦めたような諦めきれないような半端な表情だ。

    「エブロ、これを君に預けたい。頼む、大事に持っていてくれ。これには君たちの情報が入っている」ウッズがアフリカ系アメリカ人にケースをわたす。
     笑う猫の隊員達は、全員固まってハッチへ避難する。
     
     

     バイオメタルと一体化した機械人形が壁などに殴りかかっている。かい潜りながら目的地のハッチへ向かう。
    壁機材を破壊して機械人形の進行を防ぐ。

     天井が崩壊して妻の上に機材が倒れた。痛みは酷いにちがいない。
    「ああっツ――痛っッ――!!」
    「ぐっ……、早く逃げて!行って!――デイヴィー、ぐっ……行って!……っッ――!!」出血量自体は大したことはないが。デイヴィスは唇を引き結んだ。
    「ケガをしているじゃないか」

     トラヴィスが背後を確認すれば後方で、デイヴィスが妻を救出してる。バーディックが援助にかけつけた。エブロも戻りかけたが、トラヴィスに引っ張られた。
    「あいつらを信用しろ」
     デヴィッドは気づいていた。
    「俺たちは脱出を優先する」とデヴィッド。
    「見て見ぬふりをしろって?そんなのできない。俺は仲間を見捨てない」
    「全員が死ぬリスクはおかせない」「エブロ」デヴィッド
    「問題ないさ」トラヴィス


    《エイジャー夫妻、バーディック》

    「貴方は外にでて、きっと、うまくいく」
     鉄の瓦礫をどかすことができれば
    「アディ、手を貸してくれ!」
    「あてがある。待ってろ」バーディック

     到底無理に違いない。
     やはり、妻は助からない。「駄目だ、これ以上は無理だ。時間もない」
    「あなた……あなただけでも……」彼女の腕は夫を押していた。
     バーディックWOWに搭乗して戻った。
    「助かった」

     WOWを操作して瓦礫を取り除く。
     デイヴィスが妻を抱擁して囁いた。妻の頬に軽くキスをする。_はぐったりした体に腕をまわした
    「彼女を乗せる」デイヴィスが言い、抱擁を解いて妻を抱きかかえた。

     敵の機械の残骸が落ちている。


    「あんたは、俺に大人の子守りをさせたよな」
     まだ妻の手を握ったまま。
    「どうして、分かるんだ?」
    「だって、尻拭いをしたのは俺だから」
    「なぜお前に徘徊癖があるのか、最後までわからずじまいだったか」
     バーディックは眼を丸くする。言葉を詰まらせる。
    「疑問の答えを求めた。名前や顔を知りたかった。俺の頭のなかに、」


    「いつか俺もいなくなる。それでも、あんたは生き延びなければならないんだ」
     ウッズは無線で、はぐれた仲間に避難助言を行う。
    「__夫妻、バーディック、君たちはまだ__区画にいる。なぜだ」
    「妻は、死んだ」バーディックの胸をチクリと刺した。
    「WOWに搭乗するんだ。戦闘用じゃないが仕方がない。少なくとも炎からは守ってくれる」
    「実はいまWOWの中なんだ」
    「ハッチからは出られない」デヴィッド
    「他に出口は?」
    「設計図を送ろう。基地の建築に使われた貨物運搬用の古いトンネルがある。そこから脱出できそうだ、だが、老朽化がかなり進んでいる。気をつけて進んでくれ。__ご冥福を」
    「ありがとう。ウッズ提督」
    「急ごう。時間がない」
    ――参ったな。まるで水路じゃないか。
    「メタルスキンの温床ということらしいな」
    「怖いか?」デイヴィスは聞いたが、本人のほうが顔に恐怖を貼りつけている。バーディックは「だな」と答えた。「きっと、上手くいくさ」


    《デヴィット、エブロ、トラヴィス》

    反り返った鋼鉄の残骸で腕を切ってしまった。
    「うっッ」デヴィッドが腕に怪我を負った。かなりひどい。
    「かなり深く切った。針と糸が必要だ」
     デヴィッドはエブロとトラヴィスを先を急がせる。「俺のことはいいから、先を急げ」
    「いんや、だめだ、なにを言いだすんだ?」「どれ、見せてみろ」トラヴィス
    「ああ、ひどい…」エブロ
     トラヴィス、エブロは止血を手伝う。


    「デイヴィスとバーディックはまだか、エブロ、提督から預かってるだろ。大事なお荷物なんだって?それ」トラヴィスが顎をしゃくる。
    「俺を置いていかないと任務が危うくなる」デヴィッド

    「そうだな、こいつを早く信用してやらないとな、エブロ」

    「あんたがいなきゃ、うちのチームはまとまらないだろ。みんな好き勝手に動くしさ」

     トラヴィスはデヴィットのシャツに『トラヴィス』自分の名前を書いた。デヴィットはひとつ頷くと医務室へ向かった。だが、途中で、瞬間接着剤を見つけて応用した。




     トラヴィスはエブロのシャツにも自分の名前を書き、ドッグを指さして言った。
    「記憶を失っても俺たちは仲間だ」
     エブロもトラヴィスのシャツに自分の名前とメッセージを書いた。『こいつ仲間!ケース命!』と。

     ドッグで機械人形に搭乗をする。
     ハッチを目の当たりにして
    「スゴい大げさだよな。あのハッチ」エブロ
    「」



     ドッグ。
    「ウッズの無線は切れた」デヴィッド。
     エブロとトラヴィスは先に脱出したようだ。だけど、デイヴィス、バーディックの機械人形がまだ残されている。悔いる時間もない。爆発だ。
    「ちくしょうっ」
     デヴィットは二足歩行型機動兵器に搭乗。
     ラストラン。放射能の爆風に呑み込まれながら走り続けた。
     基地から脱出する際、入口にて記憶を飛ばす電磁波を浴びる。

    ―野良バス―

    ――2463年3月、アメリカ:カリフォルニア州

    《記憶喪失の男》

    ――
    先ず、体のどの部分よりも頬が彼に目覚めと固い地面に横たわっていることを教えた。いや、熱さ、ヒリつく皮膚か、歯の隙間から流れ込んでくる乾いた空気か。
     意識は朦朧としている。このまま動かずになん時間も地に付していては、いずれ力尽きてしまうだろう。
     体が動きさえすれば……。
     瞬きすると目が痛んだが、見ることはできた。

     傍に二足歩行型機動戦車が煙をあげている。なにかがこれを攻撃して破壊した。
     遠くには工場がある。それも、ぼろぼろの工場だ。
     顔がひりつく。
     熱い。腕が疼いた。喉がからからだった。
     機械人形に近づき、まだ使えるならと搭乗する。焼けているが、動かせた。
     なにもかもわからない。とりあえずいまは情報、何でもいいから情報が欲しい。

    ―――――――――――――――――――
           プロローグ
    ―――――――――――――――――――
           【工場跡地】
            [テラス]

    男は残りの珈琲を飲み終え、ラジオの音量をあげた。
     女の顔はメタルスキン。
    「爆発と地震はおさまったようね。あの匂い……、地下に工場があるのは確かね」
     なにか作業してるところへ工場内部から無線がはいる。無線はこう告げた。「工場に侵入者あり」

     外の情報屋から無線が入る。

    「聞こえてねえか!?見たこともねぇ機械に追われたっつってんだろ!今そっちに向かってんだよ!」
    「ダチョウを放て、タンタ……」
    「ラング!」
    「投稿を頼んだぜ、サンフランシスコラジオだぞ」
    「少しは危機感を持ってくれよ!ったく」

    「タンタの言うことは正しい。あたしは、ビッグサーと揉めたくない」
    (昨夜この上空をデトロイトの航空機が盛大に旋回しているのを見た)
    「一応な。警戒はするさ」
    (機械の特徴は……人形甲装車?この付近では見かけない)

     情報屋から融合鳥の映像。檻からダチョウが3羽飛び出してきた。ラングの脇を颯爽と走り抜ける。
     メタルスキンの女は口を歪めてぼやいた。「まったく。いつか殺される」
     部屋のBGMにDJラジオ:「サンフランシスコからお届けしている__ラジオ!!チャンネルはそのまま~」

    ―――――――――――――――――――
          《男操作》
         [チュートリアル]

    砂埃で視野が霞むが、二足歩行ができそうな戦車が見える。中は空のようだ。動くものはない。他に誰もいないか確かめながら音もなくゆっくりと近づく。

          【工場】
        工場は弾丸の生産工場
           ↓
     注意深く男の足音に耳をそばだてる。
    ターゲット:デヴィット発見
    ――俺に気づいていない。
     男は素早く動いた。見失う。息が荒くなる。

    「お前を夢の国に送ってやる!」
     デイヴィッドに襲撃され、男は仰向けに倒れた。
    男の短い物語は終わった。

    暗転



    《デヴィッド》

    __を二発。
    デヴィッドは記憶喪失。人を敵と認識したという事実。危険因子が強いということだろう。彼は酷く混乱している。

    「目の前の男が本物の人間だった」という事実に大きなショックを受けていた。
          
    ※息荒い
    物色
    携帯ラジオと探知機を頼りに移動
    軍人を連想



    テラス発見

    「ラング?、……まさか、まさか!」

    「なんてこと!」
    「レイダーじゃないね、なぜアイツを撃ったの」
    「理由はなんだ」
    連れ(半機械)を殺す

    「人が融合種と共存?あり得ない」
     
    「だが、これが現実なら……いや、」



    物色
    工場から脱出。関係がなかったらしい。


    敵が支配する荒廃の世界へ
    《オープンワールド:フリーラン》

     何処へ向かえばいいのか……
     はっきりとした目標がない。
     BGMのラジオを頼りますか
     BGMを通し仲間が増えていく
     仲間可能な敵、仲間出現の情報を聞けるので情報を頼りに捜してみましょう。
     主人公同様記憶を失っており危険。だが軍服を見れば仲間だとわかる…はず。


    [ラジオ内容]
    ロサンゼルスラジオ

     ラジオが流している音楽はかつて流行った音楽なんだろう。
     ラジオの男は言った。「匿名ダチョウさんから、殺人の一報が入った!」
    「ああ、あの鳥のことか。よし……」撃つ。
    練習が必要みたいだからな。
     序盤カリフォルニア州の割りと近場にある西海岸沿いにデイヴィス、バーディックがいる。

     その他ニュース、告知、ふれあい。

     ワシントンチャンネルでは、軍人とおぼしきアーキュリオという人物が求人広告をだしている。

    ――『こまらすのはやめてくれ』

    [天候システム]快晴,やや曇り,曇り,雨,雷雨,雪
    [土地イメージ]西の荒野:地雷原,電流有刺鉄線,鉄板の壁,西海岸(保養),都会,西海岸沿い:巨木群(炭化)


    [施設]スーパー,デパート(モール),地下鉄(ステーション),スタンド,スタジアム,工場跡地,軍事施設,アジト

    [家]・条件を満たせていれば 特定の場所に家を持てる。仲間が所有した部屋なら誰でも休息がとれる。特定のNPCが必要と感じるなら部屋に滞在させる。
    西海岸:家屋,ツリーハウス,船


    [敵]主に汚染AI内蔵全生物,汚染アップデート機械種,融合種


    【敵】
    ・皮膚が部分的に鋼鉄の人間がいる。機械生物が寄生した融合種。意思を持っているが機械生物オリジナル。

    多勢に無勢。無謀だ…敵が強力すぎる。

    レッドウッドか…南に下ればサンフランシスコ

    都会の機能は止まっているだろう。
    都会には……まだ人が生活しているだろうか。

    食料→家畜存在。融合生物養殖
    →大型店
    →食倉庫
    →大型トラック
    →民家
    →野性動物

    ※エブロ以外は、シェルター育ちは外の人間は大変危険という本能的な認識がある為、外の人間に危害をくわえがち



    metalworker#1

    《アディ・バーディック》

    「さて、どうすればいい……」
    ――ここは西海岸で間違いない。セコイアを見間違えるわけない。
     どこへ向かうべきか迷いつつ、足は浜辺から離れ、セコイアの森のほうへ向かっている。

     なぜ、自分が浜辺に倒れていたのかわからない。今までどこにいたのかも思い出せない。ただ、目覚めたときは一人じゃなかった。浜辺には大勢の人が倒れていた。
     頭には、未だにウッズと呼ばわれた男や他の男の声が残っている。
    「一体、なんなんだ……」
     一時的な記憶喪失?

    ☆バーディック/24/白人

     森を抜けないと、森入り口に立つ。
     銃声が聞こえた。咄嗟に身構える。森の中から聞こえた。濡れて使えない銃を握り森に入っていく。
    ⚠️そのへんの銃は実際は中まで水に濡れない。







    《デイヴィス》

    コイツらがいきなり襲いかかってきた……。いまこの手が握っているのは相手が使った銃。倒れている男は腕が曲がっている。手早く男を物色する。使える物をリュックに詰めこんだ。

     この男は撒餌に使おう。切りつける。

    ――息を潜め物陰からこちらの様子を窺う男がいる。手中にナイフを握り、木陰へ身を潜めた。
     匂いを感知した動物が喰らいつたのを確認し、ナイフを投げつける。当たった。
     男から敵意を感じとっていたら……男の額に刺さっていただろう。

     あの男とは、海中で一緒だった。残念なことに、それ以前の記憶は失っている。
     妻をなくしたことは覚えていないが、曲がったタグと指輪からなんとなくの予想はついた。

    『なにかしらの事情を知っている男かもしれない』とデイヴィスは思った。

     男が銃の照準を自分の額に合わせている。
    は引き金にかけた指の力をゆるめた。
     それは使えない。分かるんだ。お前は俺と一緒だった。
     まだ銃で狙いをつけたまま動こうとせずに_を見つめている
     男は腕を下げた。

    「そいつは、なぜ死んでる?」用心深く尋ねた。
    「コイツらが襲い掛かってきたんだ。仕方なく撃った」
    「確かに、俺が殺した男は人間だ。だが……人間がいるとは思わなかったんだ。殺す必要はなかった」
     バーディックに行動を共にしたほうがよいという。
    「悪いが、あんたと一緒にはいられない。その、あんたは恐い」男から逃げる。脱兎の如く消える男にデイヴィスの声は届かなかった。
    任を解かれ、__する身?


    《バーディック》

    バーディックは少年時代を微かに思い出に残す。それはなんとなく心地のよかった頃の幸せな記憶。断片的にだが自分は、幼少期の記憶を持っている。
     頭にとり憑ついている名前がある。ゴールドリッチ。
     幸せの記憶とは対称的。その名前は――悪夢の象徴的ととれる
     幼少期に一度だけ会った男。
     男の動向が気掛かりで仕方がない。正確な姿は記憶にとどめてはいない。だが、あの不気味な笑みからは、とてつもない不安感、恐ろしさ、怒り、嫌悪感を抱いたものだ。
     ほとんどの記憶を失っても、この記憶は反復する。自分はこのおっさんに相当強い嫌悪感を抱いているのだろう。


          《外の住民達》
    [カリフォルニア:サンフランシスコ付近]

    男は車を停車させた。
    「トマジ?やっときたわね!」
     トマジと呼ばれる男はエンジニアだ。顔馴染みの宝の診断をしに来た。
    「いつものジャンクを見に来たぞ」
    「そうね、いつものジャンクね」
     ラジカセ、プレーヤー
     バス亭を前に、おんぼろバスが停車している。車輪まわりに、たんぽぽが群生していることから察して、故障したのはだいぶ前だ。
     オセアニア人女性が車窓から身を乗り出した。そばかすが目立つ顔をほころばせて。

     車内には花瓶がひとつ。野良のたんぽぽが活けてある。貴重な花なのだろう。

    「地震のことは、気になるけど」
    「ほしいの」手の中でウォークマンをもてあそぶ。
     まだ音楽を再生できるものはとても大事にされているはずだが、彼女はそれを聞いたことはない。
    「決めたわ。街にいく。必要なもの、どうしても、買い揃えたいもの」クローバーはどことなくオートマトロンの喋りかたをした。

     トマジは引き止めようとする。(先日中規模の武装した航空機がこの上を旋回していた)
    「偵察機のことをいってるのね?ついてないわ」

    「でも、地中になにかあるというの?」
    「これまでにどこかの施設が自然爆発したことが。あの辺には弾薬製造所があったはずよ。それから、ガソリンスタンド」
    「トマジは見てきた?」
    (クローバーはファニーフェイス)
     トマジは見には行ってないという。噴煙はあっちだけどな。
    「大丈夫よ。あの子に裏切られたことは一度だってないもの」野良バスの屋根に鎮座するバイクのほうに顎をしゃくった。


    **

          【サンフランシスコ】

     ここに来た理由。それはSONYウォークマンで音楽を聞くため。それを瓦礫の中から見いだしたとき、いい音楽が入っていると直感した。でも、あいにく、イヤホンが使い物にならなくなってしまった。
     街はがらんとしている。理由ははっきりしている。美味しい料理のまわりを飛びまわるコバエの如くデトロイトの偵察機がしつこく嗅ぎまわっているせいだ。なぜ今日なのか、まったくついてないわね。
     太平洋岸ではあまり見かけないのに。きっと爆発に――そこで彼女の思考は途切れた。
     ジャンクショップに入る。
    「充電させて」
    「あんたのその、オートマトロンみたいな喋り方なんとかなんない?」
     クローバーはオートマトロンの真似をした。一部の人間はクローバーはオートマトロンに育てられたと信じている。
     ちょっとした部品を買って通りに出ようとして男の若者を押し退けたとき、ばったり遭遇してしまった。

     丸いレンズにじっと見られている。私が敵となれば、自分の身になにが起きるか予想がつくのに「そのレンズ、つぶらね」自分の気持ちを宥める。
    「待って、待って。私は敵じゃ…ない」
     機械は、見境あるのだ…野生の動物のように対処すれば…まだ……助かる可能性がある。だって自分は彼等に無害な一般人だもの。そうよ、ただの一般人。
     裏切られた。機械が武器を構える動作。彼女はとっさに腕を上げて頭を守った。男に引っ張られ。希望を失った。
    「こっちだ、早く!」
    「や、やめてっ……私で弾を受け止める気?!」
     銃声が__を引き裂き、銃弾が__の地面に土埃をあげる。クローバーはパニックにかられて体の震えを抑えようと、身を護るかのように頭を抑え目を閉じた。ドラム缶の裏に飛び込んだ。身を潜めた。

     若い青年に目を走らせた。
     なんなの?
     偵察機は当たった弾を難なく跳ね返した。
     バーディックは偵察機の目を狙った。
     町の兵士たちが見物している。終わったわ。
     __には__が集まっていたが、__してこない。
     
     若い男はコード、その場にあるもので機械を壊す。
    ――攻撃してこない。彼らは私が無害な人間だと知っているから。
     クローバーはよろめく足を踏みしめて__に
    逃げ隠れしながら乗り手を待ってるバイクの元へ急いだ。ここはドラム缶ばかりね。助かるからいいんだけど。
     ドラム缶を転がす。
    「このドラムカン!このドラム缶男!」
     機械の援護が来る。バーディック絶体絶命。
     まだ生きた機械が残っている。
     しかし機械が自分に
     クローバーは自分とバイクの間に立ちはだかる障害を飛び越えねばならなかった。
     右脚で座席をまたぎ、大きなバイクにまたがってイグニションを回す。即座にエンジンがかかった。バイクのエンジンをふかし、土を撒き散らして、機械を縫うように走る。バーディックのもとへ。彼を乗せて
    加速するバイクのタイヤを土に食い込ませ
    バイクで振りきる。

    「勝手なことしないで!」
    「どうしてあんなことをしたの?」

    「そもそも、あなたみたいな訳あり人が、ここで一体なにをしているの?」
     道中、自分をドラムカン呼ばわりする女に責められる。

     何回か話しかける。
     私の祖父は軍人だったのよ。よく父は祖父の武勇伝を聞かせてくれた。機械生物との戦争で前線にいたのよ!この子は祖父のよ。買ったばかりなのに戦争になったものだから……彼は乗らなかったのよね。父から乗り方を教わったの。メンテナンスはトマジがよくしてくれてる。
    「俺には……」(両親の記憶はない)

    荒廃した文明の名残であるバス停にバスが顔面をつけて停車している。誰かが集めた廃棄物が中に積まれているのを見た。バイクが近づいたのは小屋のほうだ。

     こちらもいまのところ機械と共存している者だ。
     スクラップ車を高く積まれた(壁)トマジのボロ小屋へ
    説明。
    「彼はトマジ」
     男が疑いと不審を浮かべ、バイクに近づいてきた。
     顎をしゃくった。
    「お前のような奴は見たことがない。自分の服を見ろ。新品だぞ。軍服はどこで見つけたんだ」
    「大半の記憶を失っている……海を泳いで」
    「海からきた?意味がわからない。でも本当なら」
    「北東で施設が爆発したよ。あの一帯はなにもないはずなのに。地下基地ということだろうな?近場の工場が襲われた」

    「2度と来ないでくれ」
    「おまえを助ければ、そのせいで殺されるかもしれん」
    (バーディックは秘密の施設が誰になぜ攻撃されたのか疑問だろう。彼らに訪ねることができる)
    「この世界に何が起こったのか、俺に何が起こったのかも知らない」
    (誰が世界をこんなふうにしたか知らないと言われて吃驚する)
    (ゴールドリッチという名を聞いた場合は名前を思い出す)

    ――――『なぜ彼らは私の話にも耳を傾ける気がない』
    ――――『そんなものが通用するか。』
    ――――『人類の歴史はじまって以来の最大の__を阻むような真似はさせん』
    ――――『片意地な頑固さのせいで苦しむはめになる』
    ――こいつら、なにいってんだ。
     激しい動揺を抑えこむように彼の顔が__するのを見て

    「ヘンリー・ゴールドリッチ?」
     トマジは顔をしかめる。
    「なぜだ、あのボスを知ってるのか?さっき俺に自分が誰かもわからないと言ったばかりだぞ」
    「……俺の名前はアディ」独り言のようにつぶやいた。
    「あら、あなた名前を思いだしたのね!」
    「もう一度聞かせて?」
    「アディ」
    「なあ、さっきもいったはずだが、俺はお前の将来を助けようとしているんだ」
    「見ず知らずの子犬を連れ帰って、厄介なことになってるのはこっちだぞ。偵察は徹底していた」
    「__みじめに失敗したくない」
    「知りたくもない」トマジは踵を返し、__に向かった。
    「食糧の蓄えは底をつきかけているんだぞ」トマジ
    「居座るつもりはない。」バーディック


     クローバーはミュージックアルバムを集めている。「これね。プレステ3。びっくりでしょ、まだ動くはずよ?」
    「音楽を取り込むの。そうして、ウォークマンに移してバイクを走らせながら聞きたい。でも、いまはできない。電源がないのよ」
    「自動充電式バッテリー搭載のロボッツ。あれが欲しいの。」

     トマジはクローバーに近づいた。
    「どうしてあんなことをした?」トマジ
    「あいつをデトロイトから逃がしたことだ。何故だ?」
    「こわがってた」
    「俺にはお前の気持ちがわからない」


     西海岸沿いの森林にデイヴィスが罠を仕掛けている。解除して遊んだり。デイヴィスの様子を覗いたり。森や荒野で狩りをしたり。

     共にバス生活を送る



    **

     いつも通り何気ない生活を送っていた。
     
     慌てた様子でトマジがボロバスに避難勧告。
    デトロイトの偵察機がこちらへ向かっているという。ちょっとした戦闘になってる。
    「もう来るぞ!」
    「おまえたちがやつらをここに引き寄せたんだぞ」
     その間にデヴィッドが野良バスに到着。デヴィットが無線で説明する。
     バーディック、デヴィッドを威嚇。
    「そこで止まれ!」
     バーディックと同じ戦闘服を着た軍人デヴィッドが両手をあげて二足歩行戦車から下りた。
    「止まれ!トラヴィス」
     男のシャツには油性ペンでトラヴィスと書かれてある。クローバーはピンときた。

    「どうか落ち着いて聞いてくれ。事を荒立てたくない。俺の名前はデヴィッド。自分は記憶喪失で何者なのか思い出せない」
    トマジ「な、一体なんなんだ」
    「」クローバーも顔を曇らせる。

    「軍服のあんた、自分の一番の古い思いでを思いだせるか?」デヴィッド
    「どっかの屋敷に客として招かれた。男と少女が前に。俺は男に嫌悪していた。俺は父親と手を繋いでた」バーディック
    「俺には記憶がない」デヴィッド


     デヴィッドの『仲間に逢わなかったか?』との問いに対してバーディックの目は周囲の背の高い森を示した。
    「太平洋岸のレッドウッドにデイヴィスとかいう男が居るぜ。奴の周辺は危険だ。森じゅうに罠を仕掛けてる」
    「なにかでるのか?」デヴィッド
    「クロクマ」
    「オレはここにいる」

     クローバーは__の前に行き、彼は彼女を振り向いた。
    「ほんとに気をつけて。豹の、化け物がいるの」


    (去った後でトマジに)
    「どれほど酷い罰を食らうと思う?」
    「」


    metalworker#2

    急いだほうがいい……

     太平洋岸レッドウッドへ

    (二足歩行戦車WOWを停車させたままにしておくのはまずい?)
     草原ではルーズベルトエルクの群れが姿を見せてくれた。
    ――そうか、機械世界は少なくともここには危害を及ぼしていないようだ。
     再生林の入り口では。
     ここからは徒で進まなくてはいけない。
    (クロクマがいるよ)

     形態に変化が見られるようになった。どうやら森にはいったようだ。
     森では、先程まで見かけなかった樹高百メートルを超える巨木が何本も聳え立っている。表面は山火事で焼けたか黒くなっていた。
    林床のあちこちに折れた梢が横たわり、着生植物のシダやクローバーに似たソレル,コケに埋もれている。
    六メートル近くの倒木は、わたしの高い壁となり行く手を阻む。よじ登るのも精一杯だ。
    体力を消耗した。
    倒木の反対側に山火事でできた巨大な洞(うろ)を発見できた。

     アメリカクロクマ、アメリカフクロウ、アライグマの姿を確認することもできる。

    ……罠を見つける。抜け目のない罠を仕掛けている。

     樹冠の構造が複雑
     海から流れてくる霧で前が見えづらい。
     木々が集めた霧がしずくとなって、林の中に降り注ぐ


    ――――?
     戦闘服から仲間だと認知。
     彼が誰かの埋葬が終えたところ。
    「俺の妻だ」
    「俺には助けられなかった」

     デイヴィスは自分の状況を説明する。デイヴィスも記憶喪失か。


     森から十キロの浜辺。狩った野性動物の肉を食べながら。遠方にアザラシがいる。

    「なぜ海から?」デヴィッド

    あちらには大勢の人が……流れ着いている?難破でもしたか?

    「意識を取り戻したときにはWOWにいた……男と妻も一緒だった。男は気絶していて妻は死んだ。あれは潜水仕様じゃなかったから、海水が顔に浸かるほど浸水してた。だから、男を抱えて脱出した……どうやら海中で意識が飛んだようだ」

    「爆発音をきいた人間がいる。いままで隠されていた施設が地下にあるそうだ。
    ……自分の二足歩行戦車は基地のものだろう

    「若い男は、まだいるか?」
    「俺も同じだが、あいつには」

    「どうしてこんなことになったのか」
    「記憶を取り戻せたら…少しは楽になるかもな」デイヴィス

    「ついてきてくれないか?」
    「わかった。ついていこう」
    「デイヴィス……」

    (デヴィッドを掘り下げる。デヴィッドの欠点、弱点とはなんだ?動機づけが弱い)
    (保護意識が高い?仲間を傷つけたくないとか?ホーム探し?)
    ✒️悲観的かそうでないか

    「静かにしてても」
    「そのうち来る……」デヴィッド


    (森に機械人形の実包は積んでないか訪ねる。WOWに乗って入り口に停めてある機械人形まで)
    (デイヴィスを仲間にいれボロバスに戻る)
     バーディックを仲間に誘うつもり。

    外の者から情報を聞く
    外の者(トマジ,クローバー)による情報。
    ⚠️皆が記憶を喪うなんておかしい。怖がるクローバー。

    「豹はいなかった。オイルランプの燃料になるやつはみつけたが」
    (トマジの眉間にシワ)

    「俺達は、その施設の人間のようだ」
    (俺の記憶はおおかた吹き飛んでしまった。隣の男も同じだ。だが、ついていた。こうして再開を果たしたわけだ。喜んでもいいだろう。さて、チームで動いていたんだろうか。トラヴィスという男も気になるな。困っている仲間がいるなら)

    「そして私たちは、外の人間を見境なく敵だと認識している。あなた達のような善良な人類はいないと決めつけた」

    「そしてバイオメタルは俺たちを殺そうとしている。脅しもなしだ。サンフランシスコにいたバイオメタル。それに偵察機のことも」
    「ごめんなさい。バイオメタルって何?」
    「べちゃべちゃしたやつだ」トマジ
    「あいつらは昔、」(第三次世界大戦からデトロイトのボスが好んで使う生物兵器だ)

    (どんなヤツであれデトロイトのボスだけは怒らせたくない)トマジ
    ()
    「俺達はそいつの標的らしいんだ」バーディック
    トマジは辛くあたる。
    「君たちに危険がおよぶ。ここはじきにヤツらの偵察機がやってくるだろう」デヴィッド
    (トマジがWOWに搭乗して人目につかないところへ破棄しに行く)
    「わかった、去るよ」バーディックは立ち去る。
    「そうね、そのほうがいい……」クローバー

    「あんたを疑ったこと悪かったと思ってた」デイヴィスに謝る。

    「クローバー、トマジから離れるな。」クローバーは真っ直ぐな目を彼に向けて、ひとつ頷いた。
    「ラジオを頼ってるって言ったわね。情報が欲しいのなら、サンフランシスコに行ったらどうかしら?あそこにはラジオ局があるの。この辺の最新情報はみんなあそこから発信されてるの。それと、トラヴィスって黒人系の名前でしょ。そこで見かけたことがあるのよ。少年よ。アジア系のお兄さんって感じの人と一緒だったわ。みんな、それじゃ。幸運を」
    『ドラムカン、バイ』

    ―笑う猫―

    自由の先端

    ※サンフランシスコの飲料水を支えるのはヘッチヘッチー貯水池。シエラネバダ山脈で干ばつ状態がつづくと水不足になる。
    指導的存在。
    多様な経済基盤を維持する。
    観光、農業、天然資源、軍需要産業、


    知的労働ができるものは稀。

    太平洋岸カリフォルニア州【サンフランシスコ】


    《エブロ&トラヴィス》

    ファルコンはハウンドだが、頭は銃身の機械生物だ。退屈そうに大あくび。プログラムのちょっとした故障

     アフリカ系アメリカ人少年が、ファルコンの整備をしたいから、ファルコンの銃身を取り外し細かい部品の手入れを始めた。ナイフの先端を使って頭をぱっくり開けたまま、__
    犬らしい反応だった。

     サンフランシスコ私警察官が巡回しているが、アジア系アメリカ人の頭は※モンスタートラックのことで頭がいっぱい。なにかを測るような目つき天井を見ている。

    「それじゃあ今一度、きのう、ここで起きた偵察機破壊事件についてあんたに話してる。目撃者の証言は『俺と同じ制服を着てた』。襲撃犯の特徴から察して、俺たちが捜している仲間がこの街にいたってことでしょ。その仲間の男は、バイク女と郊外へ行ってしまった。幸い、女の住居は割れていて、俺たちはそこに行くべきなんだ」エブロは東洋系白人に説いている。
    あの騒動のなか彼は武器倉庫を調べた
    基地に集められた様々なふるいもののなかでも
    「ぼくらはここを出る必要がある」

     壊れた__の山を漁っていた__が戻る。
     エブロはラジオを聞きながら、デザートナイフひとつで綺麗に犬のような機械生物の頭を解体している。丁寧に切り込みを入れ、ファルコンの頭を開いた。

    「その話は……聞いたよ、それもいま聞いた」

     エブロが機械生物の部品をファルコンに使えるか試している。使えると判断した部品を手際よく交換した。
     エブロが、恨めしい顔でオンボロ車を見つめた。エンジンを抜かれたブランド高級車が壁に立て掛けられている。タペストリーでも飾るみたいに。どれも街を仕切るボスのコレクションだ。
    ――まったく。エンジンを抜いて壁に飾るなんてとんでもないことを考えつくよ。
    「あれはボスの物だ。ボスのだぞ」トラヴィス。
    「なんの役にもたたずに埃をかぶる。エンジンやサスペンションが入ってなければ鉄屑と変わらないよ……」

    「おい、あんまりじろじろと見るんじゃない。連中の目を引くだろ」暗くなってから歩きまわっていた。何を持っているかわからない敵と__
    「見る権利もない」
    「ろくな結果を招かねないぞ。ま、歓迎だけど」
    「今すぐにでも必要なの」エブロ
     見張りの兵士が__。
    「何をしているんだ?」
    「こいつがなんだか調べているだけです!」エブロ
     この__で無条件で命令に従うべき__のなかでは__はリストのトップにくる。
     エブロは兵士が立ち去るのを見送った。
     他愛もない話に興じている。
    「」
    「他になにかいい案でも思いついたの?一応聞くけど」トラヴィス
    「あんたも少し考えてみたら」エブロ
    「ねぇ、さっきっから?上のほうが気になるみたいだね」トラヴィスは天井を眺めている。
    「あぁ……」
     エブロは頬を膨らませて空気を吐き出すとファルコンのAIデータ調整をはじめた。
    「友好的に育つかもしれないだろ」エブロ
    「……いや」

    「言うこときいてるのはわかる?もう完全に味方だよ」エブロ

    「襲わない?本当か?」トラヴィス
    「こんなことが起こると、考えが変わってくるね」トラヴィス
    「うーん、それじゃあ、あいつは…どうなんだろ。アップデートできない?そこの、でっかいアイボ」
    「アイ、なに、それ…」エブロ
    「ニッポンの古ーいおもちゃ。メカイッヌ好きなら知っとけ」
    「イッヌ?なに、それ…」
    「イヌ、知っとけ」
    「ニッポン語なんかどうでもいいんだよ!ねえ、俺に嘘つかなくていいって、本当は記憶飛んでないでしょ?」勿論!できるよ!と言いたいところをエブロは抑えた
     __の兵器庫の中身は、__が寄せ集めの軍団であることをよくあらわしている。トラヴィスはそこに物色に行った。

    「先ずあのメカイッヌを貰ってからボスの倉庫からエンジンを借りてこよう」
    「借りるだけなら」
    エブロは必死に考えている?

     現在の準備、整備の規模で状況?戦力を図る?
     損傷を受けている戦車、修理を急いでいる様子はない。少し細工をすれば戦力を格段に削げるかも。



    「ふぅ。(機械生物に肉をあたえる)データをアップデートできるとかスッゴい時代だね」トラヴィス

    「食べないって」エブロ

    トラヴィスは相手に見つからないように行動する。
     誰かが__
    工具ツールバッグ
    「あれ、反応ない」
    「あれ?、」
    「って、これ俺たちのじゃん!失礼しちゃう!」エブロ
     __は機械人形の助手席におさまった。
     牽引
     戦うために整備された__が並んでいた。 
    「」動き出す車
     一足早く__を出る。
     後方で繰り広げられる光景に目を奪われる。
     ファルコンが勢いよく飛びこんだ。頭を上げて、狙いをつけ、撃った。弾は敵の心臓に到達した。素早く引き金を絞ろうとしたたが間に合わなかった。機械は怯まないし痛みにうめくこともない。ファルコンは高く飛びついて兵士の頭に食いついた。
     逃げていく__も注意を引いた。
     今のところうまく機能していた。
    ファルコンが苦もなく_?に速度を合わせている。

     メカイッヌVS自称警察が戦闘開始している。射程距離が長い。

     ファルコンの銃から火が噴き、__を__
    「エンジンもいただく」エブロ
     エンジンをどうやって運ぶのか?
    「お楽しみは後だ。いまじゃない」トラヴィス

    「だからダメだって。俺が捜してるのはダンプトラックだよ。ディーゼルエンジンで、最高出力は3500馬力以上の怪力」
    「俺たちが向かうのは整備エリア」

     メカイッヌが__を噴いた。トラヴィスは弾薬という名前のドッグフードを撒いた。メカイッヌはそれを喜んで吸い上げ__すると、次の__に備えた。

    (ファルコンを敵の目を引かせるために使う囮)
     ファルコンは宙で体を一転させて__着地した。
     __たちは__まで後ずさった。


     ダンプトラックを見つけた。タイヤの直径4メートル。
    「でっ……」エブロ
    「やったぜっ、なぁ、おい!」トラヴィス
    「な、でかいだろう。これならお気に入りをたくさん積めるぞっ」
    「まさか……あんたまさか」エブロ
    「うん」トラヴィス
    「でも、連中……エンジンは無事かな」
    「見てみましょう」トラヴィス
     電気駆動式の超大型ダンプトラックは山奥で鉄鉱石などを掘り起こすために働いていた。
    「それにしても、コイツらがまだ走れるダンプトラックをどうやって調達したんだろう」
    「凄いことだ」エブロ

     サンフランシスコのボスが駆け込んできてからはさまざまな派手な音が聞こえた。先ず、仲間のジープにボスが轢かれた。

     運転席にエブロが
     トラヴィスが助手席のドアを開け中に飛び込んだ。
     エブロの言いたいことはすぐにわかった。

     さまざまな音が聞こえてきた。下の床は平らではなかった。__が縦に転がりながら、__列に並んだ__に__。__ったとき、__が整備エリアの屋根を擦った。

     ダンプトラックが整備エリアから飛びだす。

     昔の人間はこのどでかいトラックを何に使っていたのだろう?
     エブロは__庫の天辺に吊られ、__いるモンスターカーを見た。
     トラヴィスはどでかいトラックのケツをボスのコレクションの山に突っ込ませた。するとスーパーカーの数台がクレーンゲームの景品よろしく荷台に落ちていった。エブロの悲鳴が聞こえたような気がする。
     トラヴィスはそのままどでかいトラックを運転し、時々建物の一部を破壊しながら
     だが、__に達すると、__にぶつかった。前には進めない。


     私兵たちは、ドアを勢いよく開けなかに飛び込んだ。逃げていくトラックを追いかけるために。


     重武装した戦車が__。

     百年前に動けなくなった車や捨てられた車が放置されている。ダンプトラックは__を突飛ばしながら進み続けた。
    「クローバーは西海岸近郊に住んでる。必ず見つける」エブロと街を脱出。


    🤔トラヴィスは、ウッズが信用できる男だといいな。と思っている。エブロが持っていた。彼から手渡されたケースにはAIチップと手紙が入っている。
    🤔エブロとトラヴィスには〇人の仲間がいること、特殊な任務が控えていることを知っている。

     次第に加速していく__。
    (傭兵たちがバリケードを敷く)
     弾がメカイッヌにさえぎられ鉄の体にぶつかった。メカイッヌは燃えながらバラバラに吹き飛んだ。路面に叩きつけられた破片たちは横に転がり、路面に熔けた。
     逃げていく二人を黒焦げになった破片を踏み潰しながら戦車が追う。
    「」

    (無政府を見せる。)
    ⚠️ここのサンフランシスコのボスはデトロイトの独裁者を気にするか?


     この世界の指導者たちは人から独裁者を形容されるのが常。
    (デトロイト独裁者の速攻制圧の話を聞く。)
     独裁者の名をほしいままにしたボス

     流布されるイメージ通り?
     この世界の独裁者は一体どのような人物?


     __が紫色の霧のように吹っ飛んであたりを霞ませた。


     ラジオの緊急ニュースが放送される。市長自らの問いかけ。明らかに自分達のことだ。賞金をかけられた。
     土と塵を跳ねとばしながら
    「立派な戦車だな」
     

          《デヴィッド》

    無線からバーディック
    「おい、聞いてるか!?サンフランシスコラジオ〇〇に合わせてみろ!」バーディック

    「近い」デヴィッド
    「は、」モンスタートラックを見つけて

    「ヒュー。トマジ技師が見たら発狂するだろうな」バーディックはサンフランシスコボスのカーコレクションを見ている

    デイヴィス:……。デイヴィスがライトを使い彼らに信号を送る。

    「通じた。彼らには助けが必要だ」デヴィッド
    「いいぜ、珈琲より目が覚める」バーディック
    「救援に向かう」デイヴィス
    「たっぷりと話を聞きたいところだ」デヴィッド


     __に__が集まっていた。
     サンフランシスコ傭兵と戦車とバトル
    ――砲身が回った。あれが火を噴けば、すべてが終わる。
    トラヴィス

     炎の線が__に達し、ダンプトラックのボディに大きな穴を開けた。

    「もっと大きな、威力のある武器が必要だ!」デイヴィス

     戦車を包んでいる炎
     彼らの後を追ってきた。それは豹でそれは銃を放ち狙いは外さなかった。



     __から飛び出してきた_を_は信じられぬ気持ちで

     長い頑丈な前肢で地面を力強く蹴って飛び上がった身を捻る。前輪の前肢
     損傷を受けたのかもしれない。
     豹の化け物がアクセルを踏み込んだ。__へと走る。
     後脚の後輪わ空回りさせ、__とする。
    戦車に大ダメージ。運転席から
    「隠れろ!本当にいるなんて!」バーディック
     ぱっと燃えあがった。戦車は動けなくなった。
     トラヴィスは釘付けにされている。
    「きっと楽に死ねる。あの豹のバケモンなら俺の額を弾丸一発で撃ち抜く」
    「倹約家だな。見習おう」デイヴィス
    「いや、でもかっけえなっ、本物の豹柄は!ははっ」トラヴィス
     __よりもはるかに速い。

     【BOSS 豹の化け物】

    「今のは?」
    「どうした」

    「機械だと思え。親しみが沸くんじゃないのか?」デヴィッド
    「なあ、エブロ、拾った犬を思いだそうぜ!」トラヴィス


     __に__を圧し潰れた。

    火花を散らし、__を__
    さらに火花が飛び散った


     どうにかして豹を退散させた笑う猫。

     デイヴィッドの機械人形はよろめきながら倒れた。

    「嫌いだよ!」エブロ
    「よくやった」豹を褒める。デイヴィッド
    「行動が素早いよな、気後れもしないし、」トラヴィス
    戦利品



    自分が知らない。世界になにが起こったのかほんとうのところはなにも。
    攻撃に屈せず、まだ生き延びている人々、まだ戦い続けている人々がいる。

    「俺たちは自分の名前すら思いだせない。なのにあんたたちはお互い名前で呼びあってる」

    __が期待をこめてじっと見ている。

    仲間を呼ぶこともできない。受信機もない。


    「あんたがトラヴィスか?」字を指差して。「一時的にとはいえ、あんたの名前を借りていた。いい名前だ」デヴィッド
    「ありがとう。そりゃなにより」トラヴィス
    「どこで俺たちの名前を知ったか教えてくれないか?」


    「俺はエブロ・アッカー」
    「こっちは記憶飛んでない大ホラつきのヤツ。俺たちはじめから一緒だった。説明してもいいけど短く話せないから長くなるからそれなりの覚――」
    「どっかの砂漠で眠ってて…気づいたら昼。でっかい変な鳥が俺の荷物を漁ってた」トラヴィス
    「隣にこいつが眠ってたけど――」
    「いいか、俺が起きたとき、でっかい鳥が俺の荷物をついばんでた。持ち逃げしようとしてたんだよ。空に!で、こいつの胸に書いてあったんだ。『こいつは仲間!ケース命!』って、俺はそいつを見て、自分が何をするべきかを知った。あんたが飛び起きて鳥を追いかけてったから、俺も追いかけたの。俺の荷物なのに。」
    「えーっと、そう、でもまあ……」

     ほとんど同時に
    「話せ」デイヴィス
    「続きを」バーディック
    「どうぞ」デヴィッド

    「とりあえず俺は必死に離れた」

     装置は鳥の巣にある。どうにもならなくて街へきた。デヴィッドためいき。
    「そいつは銃を放つか?」デヴィッド
    「使えそうなやつはあるか」残骸を見渡す。


    「トラヴィスははじめからこんな感じだったよ」

    「まあ、いいや。全員揃ったな」





    ⚠️⚠️⚠️⚠️記憶を喪ってるけど戦闘知識はある。
    歴史は忘れている。疑問に思う。
    バーディックだけところどころ思い出すが、自分の記憶じゃない。


    「うわっなにしてるの?」エブロ
     デイヴィスが傭兵の頭を割って脳内インプラントの有り無を確認している。
    「こいつら、不死じゃない」
    「じゃあ、生身の人間の頭の中を見たのか?」
    「お前らも相当いっちゃってる」

    「人間と融合人間メタルスキンは別もの」

     ラジオをこついた。
    「こうやって世界に暮らす人類がいるとは考えもつかなかった。俺たちは、人類は機械との戦争に負け、もうゾンビしか残ってないと決めつけていた」


    人間がAIチップ第二の脳(記憶と思考,意識をAIに(アップロード)



     バーディック
    「授業で習ったよな。」
    「思い出せないんだ。忘れてしまった。でも思い出させてくれたら…」デヴィッド

    「いいぜ」バーディック
    「『不死の時代』の2364年。誰もが__や脳内インプラントを埋めて」
    「」
    「脳が活動をやめると脳内インプラントが生前の記憶をアップロードするようになってんだ。引き継いで脳として活動を開始する」
    「どこが開発したんだっけな。バニスターがどっかの企業に盗まれたかした技術だったか」

    「けれど第三世界大戦が……医療崩壊が起きて色んなことがぐずぐず」

    「維持できなくなると知ってヤツらは横暴になった。手前腐っちまう前に他人のインプラントに移植しようと思ったわけ。俺たちのも狙われる」

    「そうか…」デヴィッド




    ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️鳥の巣へ!






    ・汚染AIチップ野生機械を捕獲、データ書換=征服

    捕獲専門→仲間へ可能

    ・不必要な仲間は解体→売買


    エブロが任務が控えていることを告げる

    ウッズという男を捜す。

     
    「脱出前にウッズから手わたされたケースを持ってる。見たほうが早い」

    ――――ウッズの映像が流れる

     「私は連合軍機動師団司令官。ウッズ・ブラックウェル推将だ。君達〇〇の管理官も兼任している」
    「恐らく君たちは、大半の記憶を失っているだろう。__せいだ__。__。私は、君たちの記憶を保管している」
    「〇〇機関所属独立部隊は隊長デヴィッド・エアトン大尉をはじめ――」
    「デイヴィス・エイジャー中尉」
    「トラヴィス・バー曹長」
    「エブロ・アッカー伍長」
    「アディ・バーディック伍長――からなる五名で結成されている」

    「同部隊は〔笑う猫〕という名で慕われている」

     
    「君たちは回収ポイントに向かえ」
    「回収チームを派遣する。期間までに回収ポイントにて待機」

    「多くの不利、危険を孕んでいるため、リニアモーターカーの使用は避けてほしい」

     「敵軍に接触した場合に限り、洗脳チップの使用を許可する。敵のアップデートまたは殲滅を条件とする」

     この男がウッズか、僅かながら記憶に残っている。

    「回収ポイントは――」
    「西部ユタ州ソルトレークシティ、__。繰り返す。西部ユタ州ソルトレークシティ、__」

    「万一目標地点へ未到達の場合も考慮しよう。ワシントンDCへ向かってくれ。必ず帰還しろ。以上」
    ⚠️な、ん、で。語呂がいいから?

    「かなり遠い」デヴィッド
    「移動手段に乏しいのにな」デイヴィス

    「こいつらを動かすには、修理がいる」デヴィッド

     ポンコツスーパーカーを拳で軽くこついた。

    「当てはあるのか?」トラヴィス

    「ある」デヴィッドが続ける。「トマジ技師といったか。な、バーディック」バーディックは目を瞑った。





    metalworker#4

    ―――――――――――――――――――


     トマジは発狂していた。めちゃめちゃ怒りながら機関銃を撃ってくる。俺たちを追い返そうと。
     だって、サンフランシスコのボスがキレているからな。当然だ。誰も彼を責めることはできない。彼は、自分を護る選択をしたまでだ。彼の機嫌を損ねては困るんだ。
    「おいおい、スーパーカーが穴だらけになっちまうだろ」バーディックはクローバーが「私に相談することを思いつかなかったの?この一件が__に流れたら、責任はトマジが取るのよ」バーディックは自分の言葉に力がないのを感じながら言い訳するしかない。

    「カッコいいやつだ!ピューマーだか豹柄だかにしてくれよ!どうせやんならさ」
    「俺たちはピューマー柄がいいな!無地がいいよ!」エブロ

     トマジは大声で他所をあたれと怒鳴る。

    「他をあたるだって?冗談きついな」デイヴィス

    「決めた。トマジを拘束して施設を使う。俺たちには、時間がない」デヴィッド

    「はっ」

     笑う猫はトマジをどうにかして拘束する。バーディックはトマジにめちゃめちゃ嫌われてしまう。おそらく、クローバーにも。俺たちは車を修理する必要があった。背に腹は代えられない。
     いつからここに放置されていたんだろう。
     役立たずの__が何台か、棚代わりになるテレビもある。
     第三次世界大戦のゴールドリッチとの戦いで、多くのものは電気を手に入れる手段の多くを失っていた。

     トマジの小屋で、町の情報をラジオから聞いた。ビッグサーという町のとても陽気な宣伝文句。広告だ。

    「黴菌だと思うか?」唐突な問だ。トマジが__の方に顎をしゃくった。みすぼらしい若者と__がジャンクを売りに来たようだった。
    「この世界のどんなものにもよさがある」トマジ

    「自分には、身に馴染んだ場所が、人への懐旧の情がない……さながらまったく存在しなかったかのようだ……」デヴィッド
    「きれいさっぱり消し去られてる。」アディ


     ✒️太平洋海岸沿いを南下する。メモだが、すぐ下にシリコンバレーがある




    ―ありがとう人殺し―


    「偵察機は避けたいところだ」
     偵察機がきたらおしまい。
    (空からの追跡を恐れる。轍を辿られる?)
     俺たちを消去するようにプログラムされてる?されてない。
     バーディックがサンフランシスコでのことを
     物事は非常に興味深くなりはじめる
    そこは__の情報がほのめかしていたとおりの場所だった
    「見逃しているわけじゃない」

    _がこのシグナルを使い送信先を追跡している。


    (とにかくビッグサー手前)
     __は、かなり遠くから《ビッグサー》のことがよく見えた。とてつもなく大きな壁がそびえ、
    近づくにつれ__に不釣り合いな貨物コンテナが___)
    昔__が__ていた__
    「おい、見ろよ。こんなに上手にコンテナを積み重ねるヤツ見たことがない」トラヴィス
    「カラフルだな」バーディック
    「みんなカラフルだよね……」エブロ

    コンテナに面した鳩の檻

     人間が互いに与えうる残虐さをまのあたりに。
    コンテナの造られた檻は、中にいるのは
     りして造りだした
    前にスペースを確保した

     檻に人が大量に収監されている。鳩小屋のよう。
     内部を見れば、これを造ったの人物がいかに《彼ら》を軽蔑しているかもよく表している。
     __の檻は狭く、ひどく居心地が悪そうだ。生きつづけられるのに間に合うだけの。
     __が彼らをあの檻に閉じ込めている鉄格子の向こう側にいて__。
    「捕らえておく理由はなんだ」デイヴィス
    「彼らが何をするか、か」デヴィッド
    「中の奴らが捕らえた者に何をするか、も」デイヴィス
    「馴染みのない文化だ。面白いお話を知ってるにちがいない」デヴィッド


    「中身は病院?」エブロ
    「励ましと希望は持ってもいいよな。なあ」バーディック「残酷な嘲りなんかもうたくさんだ」



           【ビッグサー】
    ⚠️カリフォルニア州中部の海岸地帯。海岸は絶景。町ではないらしい。第三世界戦争時代に賞金首から逃げてきた周辺人が築いた町。後にレイダーに占拠される。ゾンビに押されている?
    周囲の__を見まわした。


    「あまり歩き回らないほうがいい」
    「見ろよ」デイヴィス

     ひび割れて砕けた__
     窓から顔をのぞかせている。
     __人の影が__
    「注意したほうがいいだろう。ここは悪者が統治する町らしい。奴ら全員、レイダーだ」デヴィッド
    「なんだ、ゾンビに怯えているレイダーか。大したことないな」エブロ
     雨風にさらされた__が転がり、倒れていた。__が吹きつける風に__と音を立てている。
     破壊された扉

     コンテナ?
    ⚠️隠されている物語に気づかせること!

    窓や照明がいっぱいついている__な邸宅のまえでとまると_はエンジンを切って、_の方を向いた。

    「電気だ……」自家発電ぱんぱん。電飾ピカピカ
    「サンフランシスコでさえ電気を手に入れる手段を失ってた」エブロ

     __は盗まれたものだが、着ているものがちがう
     レイダーの話。「あいつから傭兵のことを聞いた。『双子』を雇ったんだって」
     女のレイダーが股を掻いた。
    「パックス(仮)が戻った」
     バイク乗りの集団が奇声をあげながら__。
    「入って座れ」
    「ジャンゴヘッドもいるか」
    「もちろんジャンゴも来てる」
    「あんたら一緒にばか騒ぎはどうだ?」
    「ほら、あたいら、お試しに用意しといたから」__は__に向かって奇妙な笑みを浮かべた。
    「なんだって」
    「ただのゾンビ専門じゃん。あたいらは機械相手にできるし。インテリジェンスお高めだから。お外のほうが数百倍楽しい。でも、観るよ。双子がゾンビをぼろぼろにやっつけるに決まってる!」
    「わかった、ほら、行け」


    天井の大きな扇風機の風が髭や髪の毛を乱し、ポマードやオーデコロンの広告をパタパタと鳴らしていた。壁は黄ばみ、鏡には__の写真が貼ってあった。
     トラヴィスが双子のカフェオレ色の女を見て近寄ろうとするうち仲間とはぐれる。


     双子が捕まる。即席闘技場に閉じ込められる。トラヴィスが助けに行く。
     双子は、鳩小屋から放たれたゾンビと戦う遊びに付き合う。

     __を嘲った男が、トラヴィスに顔を向けた。
    「俺たちになんか用か?」
    「入りたい」

     リッチゲートとオレンジのコンテナに殴り書きされている。

    コンテナの中に檻が積まれていて、暗がりのなかで大勢の人々が動いている。ちらっと見ただけだが、檻の光景は彼を不安にした。
    「__に処理を頼まれたんだ。ゲージを開けて」レイダー
     
    「車はどこにある?」
     すっかり興奮したレイダーたちの笑い声や__の声が響きわたっていた。狩猟者を駆り立てていく。まるで地獄の口のように照らされていた。

     先を争う大勢の人々から隠れながらトラヴィスは双子に近づき、混沌から双子を守ろうとした。

     背後で妙な音が聞こえた。勢いよく振り返ると、刃が銀色のふたつの長剣がゾンビの首を挟んでいた。__。武器は持っていなかったが、大きな染みがあった。首斬り。
     段ボールが崩れた。剣を使ってトラヴィスを意図せず驚かした人物は若い女だった。カフェオレ色の肌をした小柄な日系人。
    「これは空蝉」
    「剣に名前を?」
    「いいえ。技の名」
     
    「へえ、他にどんな名前をつけたのかな?__とかそういうカッコいいやつをつけるんだろ」
    ゾンビを一撃
    「気分で決める。__に決まった名前はない」
     片方が和金色をした眼をむける。「そいつ、譲る」
     唐突に気色悪いゾンビが自分めがけて走ってくる。軌道は逸れ、結局のところ二人を見向きもされずに走り去った。真昼のような投光照明に、追われていた。
     ゾンビが出たところに見事な金髪のフランス人が立っていた。赤い縁のキャップをはたきぼそりと呟いた。

    「なにをもって死んだとする」デイヴィス
    「シャットダウン?」バーディック
     デヴィッドは肺のなかにたまった空気をだした。エブロは不愉快そうにしている。


     コンテナの外壁に白衣を着たシュールな馬顔の医者と一緒に『人生は醜い、常にだ』という強烈な皮肉が書かれていた。細かく言えば外科医の『家』だ。
     観戦者が見張っているなか、投光照明に即行闘技場に放り込まれていた狩猟者は額に手をかざし、目をしばたたいた。
     カフェオレが前に進み出て、ジャンゴの横に立った。
    剣を__に___のなかで行われてる__に用心深く目を光らせている。
     
     周囲で甲高い音や低い音を立てて落ちはじめた。
    ⚠️レイダーが使えるものをなげてくる。
     双子にはレイダーを睨むことしかできなかった。

     __その姿勢と顔つきから見てとれる。彼らは知的能力は衰えていない。優れている個体もいたほど。
    だが共通して痛覚がないようでなにかされても無感覚で、表情筋は動かず無表情だった。そして、体は皆腐りきってる。
     檻に閉じ込められた人々が、耐え難い環境から逃れようと、__ながら__へ向かう。
     檻の外にレイダー 楽観的 フェンスをガシャガシャと揺らすレイダーの声
     周りでは、人びとがやっと呪縛から解き放たれたようだった。何人かはそそくさと逃げてしまった。

     その声は期待が失われ、抑揚がなかった。

     三人はゾンビの増える足音を聞いた。
     それよりも大きな歓声があがる。
     髪の毛は汗に濡れ、額に張りついている。
     赤いゾンビは崩れるようにひざまずいた。青ゾンビは、床に倒れたまま、まだ体をくねられていた。その1メートル向こうでは、目を剥き、時々手で空を掻きながら、黄色のゾンビがあたりに血を飛び散らしていた。
     赤と青の二人が黄色に近づき、なにかを語りかけながら助け起こした。

     トラヴィスの銃が地面に落ちた。
     深い嫌悪感を感じる。
     __は__の__へ__。

    「ありがとう!人殺し!ありがとう!人殺し!ありがとう」パックス
     双子の顔色が変わる。トラヴィスの表情も曇る
    「最悪」カフェオレ
     三人はゲートに戻っていき、勝った。

    「レイダーらしい時間つぶしの方法だ」デイヴィス
    「卑怯な連中のほうが贅沢してるな」バーディック
     フェンスをガシャガシャと揺らして


    「ひとりでどこ行ってる?見学会かこれは」デヴィッド
    「ダンスだよ。躍ってた」トラヴィス
     双剣を携えた日本人とフランス人。先程のレイダーが噂していた双子だろう。
     女がトラヴィスに手を振る。
    「ほら、あいつらと」


     私兵武装した車両がこちらへ向かってくる。
    外の人間はデトロイト偵察機以外に二足歩行型機動兵器を知らない。
    「無条件に歓迎してくれたんじゃなかったな」
    「ボスが話をしたいそうだ。こっちに来い。全員」
     町のボスが登場。断れば身柄をサンフランシスコやロサンゼルスに売る。スーパーカーは貰う。
    「ようこそ」
    「あの弾丸製造工場はな、私の私有地だったんだぞ。噂によると、あんたたちが荒らしたと」

    「自分ひとりでやった。仲間は無関係だ」

    「罪を認めるのは潔い」
    「だから、困ってる。この町は死者の、旅行者に大変
    気に入られている。奴らは弾丸を浴びるのが好きだから、私たちは常に弾切れを心配してる。あんたたちが工場を荒らしたおかげで、恐れが現実になりそうだ」
    「だから、連中を駆逐してきてほしい」
     絶声には望の欠片もない。
     双子が近くに寄ってくる。聞き耳を立てる。

     ・ 独裁者の恐怖政治。

    「ウィリーを連れてこい」

    「なんの違いがある?彼らは紛れもなく人間でしょう!?」
    「ウィリーだったか、げっそり痩せ干そったな。おまえは食糧庫に出入り自由だった。皆の_を彼らに与えたんだって」
    「連れてこい、__!」側近が一人のゾンビを連れてくる。
    「あれは人間です」
    「そうだ」
    「彼らには食糧と水が必要だ。それは皆にもわかっている。せっかく生け捕りにしたのに、餓死させるのは理屈に合わないからだ」
    「ウィリー、彼をよく見るんだ。彼には骨と皮がある」
    「資源」
    「我々が捕らえた目的を果たすまでの命」

    「ウィリーをお食べ」
     腹を空かせたゾンビがウィリーに飛びついた。ウィリーの頬を噛み千切る。ウィリーは甲高い悲鳴をあげた。皆は観察しつづけた。
    「『死者も目を覚ます』ほど」


    「前のボスは、彼らから脳内インプラントを取り除いて、ロスに売っていた」
    「」肉の処理の話。

    「脳内インプラントについて話そうか」
    「双子、こい」
    「ジャンゴ(フランス語イチョウ)」顎しゃくる


    「『不死の時代』といわれた2364年の話だ。体験した記憶を脳内インプラントにセーブできた時代。心臓にとって代わる循環機関と一緒に手術を施したものだ」
    「世界が機械との紛争に陥り、医療機関が麻痺した後は、そうだな、地獄だった。循環機関の破損したもの、適切な施しを受けられなかった者は、体の腐敗が進んだ。体細胞分裂にはテロメアにより回数の制限があるからな。当然、脳内インプラントは正常に稼働する。奴らは感情こそ欠如してるが頭がいいんだ。骨を金属に変えた者もでてきた。歩きながら銃も撃てる」
    「医療施設がない現代では、自分の脳内インプラントを新鮮な他人に移植できない者は朽ちる」
    「循環機関の破損して、適切な施しを受けられなかった者は、自動__する。システム緊急信号が医療機関に通知される仕組みでね。これを利用して、ゾンビの位置を把握できるレーダーを修復している」

    「待ってよ!感染能力のないゾンビはゾンビじゃないよ!」エブロ
    「そうなのか?なら彼らをなんて呼ぶ?」デイヴィス
    「リビング・デッド」バーディック
    「なんだ、ゾンビじゃねぇか」トラヴィス
     デヴィッドはニヒルな含み笑いを浮かべた。

    「あんたのお友だちは乗り気なのか?」
    「戦闘は俺たちの専門分野だ」デヴィッド
    「よし、あんたたちに任せた」

    「質問はあるかな?双子は」
    「なんだ、無口だな」

    「特にない」喧嘩っぱやい女が答える。
    「右に同じく」双子の男が答えた。


    「その__、おいしい?」

    「あれはあんたになにをする?」デヴィッド
    「インプラントを俺に埋め込む」バーディック
     冷たいものが背筋を滑り落ちた。
    「このためなら、どんな犠牲も正当化される……」
    「……ぞっとするな」
    「病院…」

    「なあ、誰かメモをとってない?」トラヴィス


    「で、その戦争はいつ始まるんだ?」デヴィッド
    「すぐにやってくる」


    __が行く手をさえぎる。

     檻の中に大量のゾンビ。
     
    「エブロ、連中の頭の中身を知りたくないか?」デイヴィス
    「やだよ。気持ち悪い」エブロ


    「あんたは、ああいう連中がどこからやってくるのか知っているのか」デヴィッド
    「どこからでも」カフェオレ
     凛とした女性だが、__のは、あまりにも多くの死を目にしてきたせいだ。
    「ジャンゴ、やつらはなぜここに集まってくると思う?」デヴィッド
    「私はデニム師匠って呼んでる」「赤いデニムジャケット着てたから」カフェオレ

    「ああいう連中のなかには自我のない個体も紛れてる。区別なんかつけられない。危険な__の乗り物だから。というか、自我のあるやつはここには来ないよ」ジャンゴ
    「あんたは攻撃を支持してるのか?」デヴィッド
    「俺たちは人間を殺すわけじゃない」ジャンゴ

    オムレット?
    めも
    外の銃声が止んだ。
    ブリッジの誰かにメインする声が聞こえた。
    通信が切れた。
    __に向かって歩きはじめた。
    通信タワー?
    まで__を救出しに行く
    離陸の計画を立てる
    そちらの通信準備を願います
    __をしてください。でないと__できません



    【レーダーの復旧作業開始!】

     __の__を__はじめた
    エブロがレーダー修復させる間仲間はゾンビを片付ける。双子も協力。レイダーが倒れても手助けはしない。
    「こいつらの守護者になろうとするな」デイヴィス
    「救える命は救うよ!」エブロ
    「あいつらは最後まで戦うから。一人一人が組織の戦力として活躍する。そのために教育を__」
    トラヴィス「あいつらはいい見本だよ」

    「トラヴィス、集中してくれ」デイヴィス

    🤔レーダー復旧。ゾンビの数がパネルに表示された。
     これでようやく連中がいまどこにいるのか、正確な居場所がわかった。
    __はマイクに叫んだ
     エブロはヘッドセッドを置いた。
    🤔担当のパックスに交代。新しい通信士に__。

    広がれ?
    周囲を確保するんだ?
    邪魔にはいられるのはごめんだ?

    敵地のなか?


    自分の存在を暴露するような電波シグナルを外部に送る危険はおかせない?
    電波を使った中継器でエントリーするの問題?


    黙ってみている

    驚きの冷めやらぬ顔

    顔を向け声を落とす
    __が__をさえぎった


    中央サーバークラスター?


    保護プログラミングをハックし、有効な回路図、中継装置に入り込んだ??
    _「が後ろに声をかける
    これにはかまわず、

    情報に注意を向ける
    鋭く息を吐きだした













    他の出口から走り出て
    捜査に加わった

    「何かがおかしい。」
    見つけた
    基地の外縁マーク__と__のあいだを銃撃を回避しながら__に向かっている。そこに達するまえに倒さなければ__のなかに閉じ込められる。
    ヘリから__が放たれた
    「なにを言っているのかわからない」
     騙されてやしないか?オペレーターに
    「今日は人気みたいだな」


    「ああ!俺たちの車が!」エブロ
    「嫌なヤツだ、ゾンビめ」デイヴィス

    「あんたには汚くてダッセェ豹の毛皮をこしらえてやる!」エブロ

    「こんなときになんだが、気になることがあって」
    「なんだ、言ってみてろ」
    「なんで豹は腐らないんだろ」トラヴィス

    「クソ……どうでもいい」デヴィッド
    「いや、ウィリーはなぜこんなやつらに食事をあたえた?」バーディック
    「……」デヴィッド

    ⚠️⚠️ウィリーが食事をあたえていた者は人間の体にインプラントを埋め込んだ。人工は食事を必要としない。食事をしていた者の中にボスがいる。前のボスにする?

    🤔通信士。ボスを援護してくれと。
    『彼らを安全な場所に導くよう、__に伝えてくれ』

     デヴィッドは__に懐疑的な目を向けた。

    🤔ゾンビの動きがオペレーターの誘導と食い違う
     これまでの経験からすると、この状況は腑に落ちない。
    「これは。送信を中止しろ」
    「こいつは罠か?」



    「その情報はもう必要ない。取り囲まれた」無線を切る。

    「不真面目だからだ」デイヴィス
    『俺たちは目的地に着く』
    「連中が引き連れてきた。見事にあざむかれたな」バーディック
    「これはやつらのゾンビ救出任務なのか、さもなくば回収作戦か?」デヴィッド

    「脱出しようとするんじゃないのか?」デイヴィス
    「安全な場所に導く、それから攻撃させようって」エブロ「パックスの中に裏切り者がいるんだ」冷静な声を保とうと努めた。
    「わからない」バーディック
    「罠……」「俺たちは連中を見捨てて逃げるか」バーディック「求めもしないのに転がりこんできた戦争を避けられる」
    「友達は__ことも知らないじゃないか」エブロ
    「頼みごとの板挟みだな」デイヴィス

     ここでラスベガス大闘技場のCMが入る。ラスベガスは健在らしい。

    「ここでの依頼を無視して、更に南下した先のサンディエゴやロングビーチ、西南部のラスベガスへ向かってもいいんだぞ」バーディック
    「さあ、どうする?」バーディック
    「レイダーだ。人のものを奪って楽する連中だぞ」と言うデイヴィスにエブロが食いつく。
    「だからといって彼らを見殺しにはできない。確かに彼らは善良な人を脅し、人命をうばうこともある。けど、考えてみて欲しい。誰もがこの地獄では必死だ。彼らの中には、略奪者の道を選んだ善良な者だっている。根っからの悪人同士が__も、そうやって生かざるおえない者たちだからだよ。たぶん、どれも正解なんだ」
    「」
    「安心を得たい人が、娘を売ったりする。悪と善はそのときの都合で決まるんでしょ」
    「悪を救う気はない」デイヴィッド
    「諦めろ。奴らが人工超知能に狙われたのなら、助けることはできない。仲間の命も自分の命もだ、エブロ」デイヴィス
    「あんたは、冷たいよ。デイヴ」
    「消える。パーティーが……開いた形跡を残して」トラヴィス


    ⚠️⚠️⚠️
    【双子】


    「なんであいつらが取り囲まれてんだ」ジャンゴ。笑う猫のまわりにはゾンビがいるだけだ。
    「……編隊も忘れた?」カフェオレ
     彼らは急いで__をまわりこんだ。
    「それに……」「人間狩りなんか本気にするな」

     ジャンゴが尋ねた。「逃げないのか?」
    「どうだっていいだろうに」カフェオレ
     焼けた車の残骸を迂回。車を使う?

     彼がいると地獄ではなかった。

     __や、切られたゾンビの四肢が飛び、__。生き延びたゾンビが双子に向かって__。__と大声でわめきはじめた。

    「ヤツらが狙ってるのは俺たち、そうだろ」エブロ
    「違うんだ。この町を占領する気だ」バーディック
    「過激な選挙だな」デヴィッド

    「ゾンビがなにをもってして町を襲撃してるのかわからない」デヴィッド


    「《俺たちは目的地に着く》?」


     中に入ってきた。
     フランス人だ。
    「ジャンゴ」トラヴィス
    「この街はもう長くはもたないだろ」デヴィッド
    「ああ、そうかもしれないな」ジャンゴ
    「また街がひとつ無くなるな。なんとも悲しい」

    「ゾンビ専門なんだって?」デヴィッド
    「ゾンビだって?おいおい、あれは、__治療待ち患者にすぎん。それか――」ジャンゴ
    「あんたは指示に従った。」
    「そちらも」カフェオレ
    「だからな。俺たちは生き延びて、この話を誰かにする……」ジャンゴ
    「狩りに参加しなきゃ話がはじまらないからな」


    「はじめはデモだった。国を相手取ったデモ」
    「それが、民間施設を襲うようになって、中には徒党を組んで他人を誘拐して、他人に成りきる者まででてきた。医者の誘拐も相次いだ」
    「奴らは自分の国を持った。俺の住んでた街まで支配しようと。俺たちは戦ったけど、数と武力の差で負けた」
    「それからのことは想像容易いだろう……」
    「俺は人工超知能の発明家を憎んでる。人類最大の過ちを犯した奴らさ。人工超知能、それから__は、__よる悪影響は__人々を幸せから遠ざけた。最悪なのは__だ」


    「詳しく言うと、彼女はあの街に__になるためにやってきたのだった。国がやめてから街は倉庫と化してしまった」
    「それからしばらくして連中がやってきたんだ。連中は街じゅうをすっかり綺麗にし、子どもたちも、銃やナイフなどを買い込んだ」
    「最悪だが、賢い連中だよ。くそったれ」


    「修復目前にこの騒動、か。連中のボスがパックスに紛れてそうだな?」バーディック
    「ん?」
    「なあ、気になるんだろ」
    「別に、」トラヴィス「気になる」
    「なぁ、物語はいいのか」

    ✒️車庫?で使える乗り物を見つける?。誰がこの使えるものを見つけてきた?
    「ね、これを見て。__が食べたいでしょ?」カフェオレ
    「__が食べたいものだな」デヴィッド
    「じゃぁ、乗ってよ」
    「どうすれば助かるのかを考える」ジャンゴ


    「まずい、点滅だ。バッテリーが弱ってる。自動充電バッテリー」機械生物は自動充電バッテリーを使っている。それを組み込めば。

    「いいか、いまこれに乗らないと俺たちは全滅だ。乗れ、つべこべいってる場合じゃない」

    「状態は?」
    「隙間風の吹き込む大きなロボット」
    「__遊びをしよう。何はなくとも体は温まる」


    ✒️双子は最初は評判を気にする。放棄するわけには
    「あんたらは、オーバーワークじゃないか?」
    「……」カフェオレ
    「……ふん。かもな」ジャンゴ


    🤔笑う猫の選択


    「敵が待ち構えているだろう。世界は機械の手に落ちていることを思い出せ」デヴィッド

    「どうなる?」バーディック

    「何があっても不思議じゃない。未知の領域だ」デヴィッド

    「隅々まで監視され、情報操作とプロバカンダで操られる。人間はもはや駒でしかない」デヴィッド

     ビッグ・サーに見切りをつけた。


    《ボス》機械の体を施した脳内インプラント食い







    🤔《笑う猫》

    「もう寄り道はしない。このまま真っ直ぐソレイク・シティーへ向かうことにするよ」デヴィッド

    ⚠️ソレイクシティーはユタ州!どうする?メモだが、カリフォルニア州の右隣にネバダ州、ネバダ州の右隣にユタ州。ちなみにネバダ州にあるエリア51だけで新潟県くらい大きさ。海岸山脈、シエラ山脈など大規模な山脈が列なり、ネバダ州では広大な砂漠、荒れ地が続く。エリア51の南南東にラスベガスがある。





    《双子》
    「来るぞーーっ!」
     火炎瓶、火炎放射機
     炎を隔ててレイダーたちがゾンビを撃つ。
     ガトリングガンを撃つ

     双剣使いが踊る。4つの双剣が舞う。双子は見切りをつけ、「行こう、死にたくない」「そうするか」

     双子は離脱する。
     大勢のゾンビを見た瞬間、カフェオレはショックを浮かべ、迫り来るゾンビを見つめた。それから後ずさった。あれを払いのけることは難しい。相棒は先に立ってそちらに向かった。
    ――あれに乗せてもらえば……。カフェオレは後悔した。


    《ボス》
     ボスは対戦車ライフルを構え発射しスーパーカーを火の玉に変えた。「ふん、贅沢なヤツめ」

    「手榴弾!」パックス


    「ボス、どうします?」

    「決まってるだろう。全員、撤退だ」
     勢いだけは立派なパックスは
     パックスの一部は納得できない。
    「哀れなやつらだ」
    「ボスッ!」
     大きな銃を抱えたまま側近が弾丸をくらって空中に吹っ飛び、空を転がった。彼の名残は無機質な屋根に叩きつけられた。
     まともに衝撃波をくらったボスだが怪我はなかった。側近は鉄の塊を持っていたのに。ボスはよろめきながら倒れている側近に近づいた。奇妙な感情が沸いたようだ。地面に落ちた肉片を握った。それから鋭く顎をしゃくって、訊ねた。
    「何者だ」彼はショックを受けていたが落ち着いていた。
      
     パックスの雰囲気が変わる。銃を構えしかしパックスの中にも混乱しているものがいる。ひとりが悲鳴をあげ__あわてて銃を構え、__を撃った。
    「」ボス交代の日に色々あった。命からがら逃げた。新しい体を手に入れて。お前に裏切られた復讐を。
    「おまえ、__(名前)」
    『肉削ぎ屋の__。』
    「おまえは、生きている理由に失望していた。」

     無数の部品が低い唸りを発し彼を生かしつづけている。生きているのかもしれないが人間ではない。機械でもない。しかし、自分だ。
    『死から蘇ってから味わった混乱と苦悩も』
    『おまえを滅ぼせば』
    『安らぎがおとずれる』
    「致命的な欠陥だな。嫌な記憶を消せないヤツか」



    《笑う猫》
    「ん?」バーディックが双子に気がついた。
     笑う猫は双子を回収する。エンジントラブル。
    「逃げ切れたんだな」デヴィッド
    「俺はゾンビに遮られるかと思ったんだぜ」ジャンゴ
    「……追って来なかった」カフェオレ


    「ほら、なんつぅーか、俺たち知り合ったばっかだけどさ、__したし、それなら友達って呼んでもいいかなって――駄目?」トラヴィス。だけど、カフェオレの名前は尋ねない。
    「友達?」ジャンゴ
    「嫌」カフェオレ
    ⚠️⚠️ビッグサーについて
    「連中、夢中で逃げようとする人もいた」
    「あんたこそ、誰だ」

     持ちあがった問題を消化させること!


     双子は恋人同士。車の上でいちゃついてるのを見るトラヴィス。デイヴィスまで落ち込む
    『世間では何が起こってるのか』

    ―山脈と旧き骨―

    不意にある光景が頭をよぎって__
    ――――『私の……醜い運命だ』アディパパとヘンリーの
    ――――『常にだ』仲の良かった祖父のお気に入りであって旧アメリカの人気テレビドラマ『ドクターハウス』シリーズの主人公であるハウスの台詞を祖父と親父は好んで使った。

    「ぐっ……」アディはこめかみを強く押さえた。勝手に再生される記憶に戸惑う。
    「アディ……体調が悪いようだが、俺たちは……」デイヴィッドは口をつぐんだ。空をかき回すプロペラの音が聞こえる。
     
     __の上空を一機の戦闘機が去った。
    「どう思われてるのかな」トラヴィス
    「すぐに次がくる」デイヴィッドは歯を強くこ擦り合わせた。
     低空飛行だ。
     __を学ぶようにプログラムされている__と。

     デトロイト偵察機にめちゃくちゃ怪しまれる。
     エブロがなんとかして欺く。乗り換えを検討する。

     適応プログラム?
    「また中古車か」デヴィッド
    「直ぐに追っ手がくる」バーディック
    注意深く__
    __はプログラムされた機能を果たそうと__。
    「あれが襲ってくるとは思えない」カフェオレ
    「愚かにも危険をおかすんだ」ジャンゴ

    ⚠️⚠️メタワには自立思考あり
     デトロイト偵察機が使用するメイン道路に、道路鋪装専用ロボが配属されている。
     人間の鼻歌を覚えて口ずさむ奇妙な機械生物だ。
    (たまにいるみたい。ジョリー博士の癖をつけてるとカフェオレが教える)
    (デヴィッドはジョリー博士も知らない?)カフェオレ眉をひそめる
     バーディックは黙っている。

    機械人形

    「あれは使えるかな」
    「リモートでのアクセスは難しそうだ。」

    🤔元ネタのメタルマックスの何に憧れたか。物語じゃない。戦車集め、自分好みに改造できるところ、魅力的な賞金首を探す過程、機械生物やユニークな賞金首との特別な戦闘……。
     


     双子とバーディックあたりが背中に乗っかる。
    __していると__が__く接近してきた。あれは__。
    ⚠️⚠️⚠️どこの小隊かわからない。

    ⚠️⚠️⚠️ジャンゴが不安に思ってることを隊員に打ち明ける。





      兵器の特徴を持つ多種多様な生物たち
     生物に捕り憑いたバイオメタルは、武装を好む。

    ⚠️海岸山脈、更にシエラネバダ山脈がそびえている。山脈の向こうには大いなる盆地グレートベースンと砂漠がはばかる。どう行く?幸いカリフォルニアからネバタへ抜ける鉄道がある。



    《鉄道》
     双子から賞金首の情報を聞く。空飛ぶ円盤は怖いという話。カミカゼという恐ろしい賞金首の話。
     円盤のせいで鉄道が使えなくなった。だから列車は走らない。
     でも個人で運搬用の機械人形に搭乗すればレールの上を列車並みのスピードで走れる。列車並の…

    ⚠️何十時間かかるのか。デトロイトの偵察機は?

     戦いのない山の静けさ。が、それもほんのいっとき、__から__が__。
    「あげ連ねた賞金首のこと……レーシングカーも入ってるのか」
    「」

     
     双子が情報を提供してくれる。
     エリア51は健在。独立している。
    ⚠️カリフォルニア、ロサンゼルスの南に某ランドリゾートがある。人間の賞金首とテーマパークならではの賞金首がのさばってる。

    「近寄ったらミサイルランチャーにやられるよ」

    「故郷は?」アディ
    「じゃあざっくりと。ニューイングランド地方。カフェオレは北東部」ジャンゴ

    「ああ、羨ましいったらない!」カフェオレ
    「なんでもやりたいことができるさ。ウォルトはレイダーに楽園を貸し切りにしたりして」ジャンゴ

    「チャンネル合わせてみてよ」カフェオレ


    ――『決して目を会わせるな!レッド・アイと!』
    ――『』
    ――『部屋の壁に彼女の首を掛けたんだ!サファイアのーー!ハハハッ!……お洒落だろ?』

    「やばい」カフェオレ
    「連中、何を考えているのか、__。私にはさっぱ……」ジャンゴが引き継いだ「わからない。デトロイトの注意を引きたいか」
    「怖いもの知らずだな」デイヴィッド
    「」

    メタルスキンのグループの狩り場
    「注意を……」カフェオレ
    「面倒な輩だ……」
    数台の大型車輌で山道を塞いでいる。メタルスキン数人がいきなり撃って威嚇してくる。

    ジャンゴが交渉を試みるが、相手は傲慢かつ聞く耳を持たないため話は決裂する。



    「どうもどうも、うちの車のことなんだけど、くそだせぇ豹柄にしてくれてありがとう」トラヴィス
    「おたくのピューマ譲ってくれない?うちの車換え時だよな」エブロ&トラヴィス「ええっと……」
     ジャンカフェがうわーっと撲りかかる。アディとデイヴィスもとりかかる。
     笑う猫はメタルスキンの大型車輌が欲しいため、略奪をする。
    「まあ、そういうこと」トラヴィス
    「そういうことだ!」エブロ
    「こっち」アディ「なかなか物騒なもん積んでるぜ」
     連中の代わりに狩りでもしよう。


    「ワッペンを見ろ」デイヴィス
    「噂をすれば……」カフェオレ
    「夢の国のものだろうか」デイヴィッド
    「あぁ、そうだ……な」ジャンゴ
    「素敵だからって誰も剥ぐなよ?揉め事はごめんだ」ジャンゴ
    「少し欲しい……」カフェオレ
    「ばれなきゃいいさ……」ジャンゴ
    「なぁ、ヒーローはいないか?」アディ
    「ん?」
    「勇者的なやつ」
    「キャラクターのことはよくは知らない……」カフェオレ
    「現実世界にいる連中に」アディ
    「あぁ、伝説なら。風の噂で耳にするヤツらだ」ジャンゴ
    「どれを聞きたい」
    「賞金首狩りの三兄弟」
    「片腕が女の調べ屋」
    「サファイアバスターの女」

    「全部」アディ

    「狩りをしようぜ」トラヴィス「偉大なグレートベースンで」
    「なにがいるか知らない?」エブロ

     ジャンゴは怪訝そうに__「つまらない理由でクマを斬ったりしない」
    「これで十分」カフェオレは縄の両先端に重りのついた武器を手に取った。「ボーラ。鹿くらいの獲物なら」
    「クマは狩らないでね」




    ⚠️簡単に到着させるな。線路は綺麗か?2日くらいかかるのでは。
    ⚠️グレートベースンには複数の砂漠がある。
    「プロングホーン、ミュールジカ、ピューマ、コヨーテ、オグロジャックウサギ、カンガルーラット、パックラット、アメリカアカシカ、ビッグホーン、野生の馬マスタング、ロバ、サバクツノトカゲ、ガラガラヘビ、ゴーファーヘビ、イヌワシ、ワタリガラス、ニシマキバドリ、タランチュラ、牛や羊放牧」


    さながらキャンプ
    焚き火。
    「言わなかった真実がある」
    「俺たちは家畜同然に扱われた」ジャンゴ
    「入る体を選り好みをしてやがった」
    「生身の人間を売買し、街の医療を使わせた」
    「容姿に優れる俺の血族は……好まれた」
    「俺は、逃げた」
    「唯一知っていた街へ」
    「あいつは二つの街の王だった」
    「……」

     連中やたら硬いだろ。




    ジャンゴが焚き火から離れる。カフェオレが離れる。

    トラヴィスがやたら焚き火に枝を投げ込む。
    エブロが枝の無駄遣いと言う。



    「……」ジャンゴがカフェオレの手を繋ぐ。




    ―蟻の餌―

    サファイア・ゴールドリッチは背後の騒ぎに負けじと叫んだ。
    ――『』


    【ソルト・レークシティー】
     雪をかぶったワサッチ山脈。浮力の高いグレーソルトレイクが市境にある。
     十九世紀に建てられた壮大な教会がある。

    デイヴィッドは開口部から、外の様子を見た。
     笑う猫は__に降りた。
     どの建物も外壁はひどく壊れているがなかは活気があった。
     双子とお別れ。
    「着るものもまだ少し。あんたが着られるのもあるはずだ」ジャンゴは愛想はない。

    「あんたたちはこれからどうするつもりなんだ」デヴィッド
    「余分なことは喋らない主義なんだ」ジャンゴ
    「右に同じく」カフェオレ
    「用事ができたんだ。」ジャンゴは無愛想礼はする
    「そうか、元気でな」トラヴィス(列車でどこへいくんだろう)

    ⚠️笑う猫が駅のホームでマザーサファイアを糾弾する団体に反応する。
    ⚠️ジャンゴが駅のホームでマザーサファイアを糾弾する団体に寄付をする。カフェオレも。
    ⚠️エブロが双子にサファイアって有名人なのか訪ねる。小隊まるごと記憶を失ったということにジャンゴは引っ掛かっている。戦闘知識はそのままに歴史をわすれているという。
    (眉をひそめる質問にカフェオレは__の__をジャンゴに向けた。コイツらほっとけない)
    (カフェオレはさらりと答える)
    (ジャンゴもクールな表情の下で不安がる。去り行く小隊を眺めながら彼らを心配する。唇を引き結ぶ)

    (マッシュヘアの双子とボムサファイアのポスターを見る)





    《》
    通りの向かいから__を見る
    有名なファミリーレストランの中から4つの双眸。
     1人はかわいいリュックからベルギーチョコレートを取り出してふたつに割ると長い手を伸ばして弟にわたした。『ベルギーチョコレート』旧アメリカでは決して手に入らない嗜好品だ。
     弟はかわいい兄が持参のかわいいカップに持参の簡要ポットでこれまた持参の水を沸かしたものを注ぐのを見守った。弟が持参のかわいいスプーンをわたし、2人はそれぞれのカップの中を掻き回した。

    (チェックポイント)

     笑う猫が???な動きを見せる。
    (秘密の部屋へ)
    「な、どこへ向かっている?」バーディック
    「調子はどうだ?」デヴィッド
    『調子はどうだ?』バーディック
    『隊長は、なにを言ってるんだ?』
    『俺は、知らない。誰だコイツら』

    🤔笑う猫はソルトレイクシティーで知らぬうちに蟻の巣の砂糖をアップロードして、ウッズが仕向けた任務を遂行する。笑う猫が気づいていない任務を。敵地にある砂糖を取りに行かせるんだ。
     ウッズに関係あることでなければならない。

    ――コイツらは誰だ?
    ――話し方もリーダーらしくないくせに。ユニットの誰よりも大きな権限を持っている。バーディック
     バーディックは双子を観察しつづけた。
    ――俺には馴染みのないものだ。(香り、身につけてるものを見て)

    (自己紹介すらなし。任務内容を頭に叩き込ませる)

    『挨拶を交わさない』

    「2364年、ヘンリーの__ソフトは各国に売られているネットワークデバイスの86%にプリインストールされている。政府が利用しているのも彼の会社の製品だった」と、かわいいほうが話した。
    (アディパパ関連かな?アディパパと共同製作していた?)
    (その部屋はあるビルの部屋と部屋の壁に挟まれて隙間同然にされた)

     双子に案内された先は、人の形をした小さい飛行機だった。リニアモーターカーより速く飛ぶ。弾丸に手足がついたみたいな。

    「酷いことになりそうだ」デヴィッド
    『違いない』バーディック
    『何が起こってるのか』
    『どんな連中なんだ?どこの誰でここへは何をしに……』
    主な任務を遂行することになってる。

    (ラストに絡むなにかをどうかする任務)
    ⚠️⚠️⚠️レアサファイアに関係している?
    (ウッズに関係する?)
    レアサファイアの監視ができる。電流の動きを察知したり、アプリの流れを見る。


    《ジャンカフェ》
     去った筈のジャンゴとカフェオレは笑う猫を心配して様子をうかがうため目標を諦めた。
    ⚠️街の看板アイドルと笑う猫の接点を疑う
    「行っちゃった……」カフェオレ
    「あのオシャンティーなダチ」ジャンゴ

    「俺は理解した。手出し無用。デイヴィッドたちが対サファイア勢の使い捨ての駒だってことがいまはっきりしたな。ならEU系の邪魔をするな。だろ」

    「……泊まる」カフェオレ「……強めでお願い」







    《笑う猫》

    ウッズとレアサファイアが争ってる?
    レアサファイアが守っていたものを笑う猫が奪いにきた?
    バーディックはびびり通し



    隙間のビル。地域の安全確保。
    後は他の班に任せる。

    ――俺は



    「死んでない!俺たち強運だよな」エブロ
    「悪運のか?」デイヴィス
    「なあ、デヴィッド、どっちかな?」トラヴィス
    「どっちでもいいかな」デヴィッドはバーディックを気にしている。
    「平気か?」デヴィッド
    「――……あ、ああ」バーディックだけが浮かない顔

     回収したいので全滅させる。そのため事故を装う。
     バーディック以外自害する。チェックポイントで。バーディックびっくり。
     回収班がでてきて逃げる。



    『何故、あんなことになったのかわからない』
     バーディック逃げる。逃げた先廃墟ホテルで啜り泣く。
     ジャンゴとカフェオレ。


    「自害した!」
    「__する任務なんかじゃない。イカれたウッズが企んだ、作戦の一部なんだ。記憶のことも、俺は何ひとつ……」
    「俺は、__ようとしていたんだ」
    「彼が俺たちに何をするつもりか知らないが、そのまえに__」

    「嘘、サファイアはコントロールされてるのを知らない」カフェオレ
    「そんな……」任務の度に人権を奪われるというの?

    「バニスターはサファイアをコントロールしてる」
    「彼らは公開刑罰をあたえてる」
    「__年間ずっと」
    「……コントロール……」アディ



    「あの双子……くそ」

    「……カフェオレ……対サファイアだ」
    「……」
    ⚠️⚠️サファイアが脅威の存在だということを遊び手に伝えるキャプチャー。
    ジャンゴとカフェオレと協力して何を成し遂げる?
    サファイアがしでかしたことを強調する。


    「俺たちは__を__しようとしていたんだ」


    ――記憶をとどめていない













    ポールダンスしている電飾。ポールダンスしている生足の弟。
    なんとか双子の元へ乗り込む。小さな子供がいる。ゲームをしてる。ポケモンだ。
    銃を突きつけて双子を責める。

    「どこの誰で、ここで何をしてる?」
    「それをどうやって調達した?」
    「何をしてるんだ?」
    ――この双子が誰よりも大きな権限を持っているのは明らかだ。


    事情を聞きたがる。踊り続ける生足の男。ケサランパサラン、兎のしっぽのようなふわふわした毛玉が威嚇浮遊している。アディはパンパンと発砲する――アディは煙にやられた。ジャンカフェもやられて落ちた。
    「その子はノックしなかったのは失礼だけど、ちゃんと扉から入ってきて偉いのよ」ケヴィン

    「噂は聞いてる。ゾンビバスターなんだって?」
     ジャンゴは意識朦朧とするなか立ち上がろうと奮闘する彼女を見た。「……」
    「嫌いだ。ゴールドリッチもバニスターも……」





    《錯乱》
    後ろにスペックの高いセクシーな女が座って生足の弟の踊りを見ている。にこにこしながらかわいい兄はドリンクをジョリフィーユの元に運んだ。傍らに立って歌いはじめた。山羊の鳴き声みたいに声を震わせて不思議なメロディを。生足の男はポールダンスを。バーディック、一筋の涙が頬を伝う。
    バーディックはマシンガンを発砲する。頭のなかでサイレンが鳴っている。客が悲鳴をあげて我先へと逃げる。本当にサイレンが鳴り響く。
     不意討ちのつもりか、機械生物のバトラーを蹴飛ばす。オモチャにしか見えなかったのに。
     かわいい兄はかわいい声だのにセクシーな歌を歌いはじめる。生足の弟はポールダンス。イカれてる。世界全部がだ!曲は男の愛護がはいりヒップホップ調に代わり、笑う猫の隊員がヒップホップ調で、モンスターが云々、モンスターが云々と歌い、頭のなかにべらべら流れ込んできて大混乱。ドゥン!ドゥン!対戦車のライフルを発砲する。
     ジョリフィーユはかわいい兄を抱き締めて頭にキスを落として慰める。生足の弟はポールに足を絡めて腕と上半身を海中のワカメみたいに揺らしている。バーディックは教えてくれ!と怒鳴った。
    サイレン、パトカー、警官、モンスター、バーディックはビビってんじゃねえ!と警官に叫んで大量のチーズを頬張り傷を癒して、サイレン、パトカー、警官、モンスター、チーズ、いや、チーズは撃つな!嘘だろ!?チーズが悲鳴をあげたのか!?チーズが喋るか!?ビビってんじゃねえ!

    バトル、《BOSS》
    バーディックのチーズ、友達!スポンジボブ??、いや、それは似てる。それはやりすぎた。ポケットに∞なんかきしょい。ポケットから∞チーズが出てきてジョリフィーユがユアモンスターと罵った。
    デイヴはモンスターなんだって。嘘だろ?

    《ジョリフィーユ乱入BOSS2》笑う猫隊員がヒップホップを歌う。ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイ∞、フーフ、フフー、フーフーフー。
    いや、この女誰だよ。どこの国の女優だよ。
    まるでわけがわからない。なんだ、この空間。ジョリフィーユを刺して、バーディックはかわいい兄の泣き声からの綺麗に澄んだかわいい歌声を聞く。ラップ調の男の歌声は駆け足だ。ポールダンスをする生足の弟。ジョリフィーユは血みどろ。バーディックは教えてくれ!と怒鳴った。


    バーディックは泣きながら自分の喉に銃を突きつけた。だって敵の人垣が目の前に
    マシンガンを敵垣に撃ちまくる。

    🖋️薬物を吸い込んで倒れているところを回収班に見つかる。
    「お前は……」
    「こいつを失いかけた」
    「な、彼らから特別な施しを受けたくはないだろう」



    この声には聞き覚えがある

    ―偉大なプレーリー―


    輸送機はいくつかのビルの間に降りた。
     __をかぶり、__い戦闘服を着た__が下りてきた。笑う猫が近づくと、ひとりが「お待ちしていました」とドアを開けた。
     笑う猫を回収。あれを優先回収。
    ⚠️
    「ウッズが__でお待ちしております」
     笑う猫は薄暗い__に座った。
     輸送機は長いこと静まり返っていた。
     アディは沈黙を貫き通した。
    ――誰も聞きたくないことだよな。
     黙っていた

    「なんだか」
    ⚠️ウッズはどこにいる?笑う猫をどこに連れて行く気だ。東に居たから西に行くの?戻るの?どこで記憶回復させる?



     パラシュート着用。

    「こちら__。__に円盤が一機飛んでいます。そこから__キロ離れたエリアを定期のパトロール中」


    「__で機械の動きが目立ちます。タイプと数量ははっきりしていません」
    「そこで作戦をとってるグループがいるのか?」
    ⚠️国の軍ではない。
    __よりもはやい__のへりが
     円盤からの攻撃を受けた機体は激しい衝撃の後回転。機体制御不能に陥る。
    「――ッ!?」
    「間もなく墜落します!ハッチを開けたので宙へ飛べ!」笑う猫が空に消えたのを確認した彼はアレの入ったケースをブラックボックス級の__に保管した。いつくるかもしれぬ衝撃と死に備えつつ無事に発見されますように。家族の幸せを願った。



    ここは自然が支配していた。
    「……」
    「パイロットは助からなかった」デヴィッド
    「悪夢のようなシナリオのおでまし!」エブロ

     大変な目にあう。パラシュートで着地した地点はグレートプレーンズ。
     平原が広がるばかり。遥か遠方にロッキー山脈。
    ⚠️デヴィッドはどこを目指せばいいのやら。機械人形はない。この辺りから通常運転。

    「偉大なプレーリー」デイヴィス

    「見ろ、『匿名ダチョウさん』が沢山いる」デヴィッド
    「ハッ、アフリカか」デイヴィス
    「『ダチョウレース』でも開く気か」バーディック
    「本気?」エブロ
    「楽観的だな」デヴィッド
    (匿名ダチョウはラジオ番組に匿名で動画投稿する。匿名ダチョウが映すターゲットは大抵賞金首)

    「鳥類だか機械だかわからないようにするのは何故だ」デイヴィス「それに、あの脚は……」

    「あのメタル脚ならいけそう」エブロ

     トラヴィスは乗っている。そして器用に皆のダチョウを捕らえている。パラシュートの紐で。
    「そうだな、いけるかもな……」

    「よく……わからない。人口知能だろ?その、半分は十分ナチュラルなダチョウに見える」

    「なんだ、デイヴ。怖いか」バーディック
    「アディ、平気か?なんだか、最近おまえは常にひとりでいるようだったから……」デイヴィス

    __は苦もなく__。
    匿名ダチョウの脇腹を力強く叩いた。ダチョウは一気に駆け出した。


    ダチョウに拍車をかけた。
    __はダチョウを駆り立て、更にスピードを上げた。

    ⚠️どこに行こうとしてる?西と東はともかく、北と南の方向感覚がわからないのでは。とりあえず西のロッキー山脈の麓の街に辿り着けるならどこでも、デンバー、プエブロ、パイクスピーク、シャイアン、カスパー、ボールダーなど。

    「妻を最後に救出できてよかった…」デイヴィス

    (匿名ダチョウさんはサンフランシスコラジオにダチョウレースの動画をアップしました!__分後に偵察機がやって来ます!幸運を!)

     ⚠️⚠️国の軍ではない。
    レアサファイアをどこで出す?

    ―デトロイト―

          【デトロイト】
    街の名残を残すこともなく、デトロイトがこれほど活気づいたのは、__、__した__からだ。五大湖が涸渇
     __が飛びたて、超巨大機械生物ジモグリが穴を開ける。
     __に備えて戦闘機が勢揃いし、装填され、整備されている。メタルスキンの整備士たちは大規模の紛争準備中?
    数体の__が巡回していた。
    厳重に護られている。
     __な建物が重要であることは心臓部がそこにあることを、世界に向かって宣伝していた。指令はここからでる。戦いが管理され、分析されるのもここ。
     賭け事が得意な人間なんているのか。必要がない限り、カードの配り手を責めることはできない。
     国は破綻したが紙幣は継続__が発行し続けている。たった__で引き出すことが可能となった。しかし、貨幣として使えるのは国内の硬貨と紙幣だけだ。


     まず近づきたくない地域だ。『デトロイト基地』は、鋼鉄の粒子砂漠『大砂海』の中心に聳える一際背の高い塔だ。ゆうに千メートルを越える。灯台モニタリングシステムにより常に一帯を監視している。4つの光がひとつに重なると強烈な熱を帯びる。

     大砂海からは粒子の煙が立ちのぼっている。非常に視界が悪いところだ。
      非常に強い毒性をもつこの粒子は、周辺地域の草木を枯らすため、砂漠化現象を引き起こす。境目では自然の砂と鋼鉄の粒子が混ざり妙な模様を目にする。
      鋼鉄の粒子を生むものはなにか、まだ解っていない。

     よくスクラップ場や大砂海から鋼鉄の粒子を吸引している飛行生命体は、それぞれの地へ拡散している味方へ材料補給、修理を担当しているようだ。
     また、アップデートの更新をしたり、命令信号を送り仲間を統制する役割も持つ。

      デトロイト市長のお達しにより、道路を舗装する
    奇妙奇天烈な鼻歌を作業中の機械が唄いながら、灰色の粒子を吸い上げている。
     敵はこういった餌場で材料、燃料補給をしているのだ。機械生物は体内で弾丸を作製できる。

     驚くほどの美青年がマテリアル研究中も唄を唄う。施設に閉じ籠って、強力な機械を造ってる。彼の目の前に、藍色の非常に危険そうな二足歩行型機動バイオメタル兵器。
     会話ができる。
     機械生物は彼の異常性を認識できるので、労る。
    「そろそろ休息にはいったらどうですか?管理者」

    「ビーチに行きたい。青い空と海、白い砂浜以外なにもないところ」ぷっくり唇を鳴らす。
    「ビーチ。貴方が思いを馳せる景観のビーチはまだ残っているのでしょうか?どこもかしこも汚染されています」
     偵察機が撮影した画像が送られた。汚かった。砂浜は盛り上がり、ゴミを溜め込んでいたし、イルカの群れが打ち上げられていた。
    「整地のための休暇が必要だな。わかった」

     デトロイト本拠地から出てきた。専用リニアモーターカーに乗りデトロイトへ。

     広告ラッピング偵察機が飛び去る。

    「悪事が明らかになった」

          【デトロイト】
    ⚠️デトロイトは五大湖のうち、ヒューロン湖とエリー湖に挟まれている。五大湖からすべての水が抜けてしまった。賞金首ジモグリが穴を開けたせいだ。
     飛行ブーツで――デトロイトの景観はけばけばしい。
     禍々しい印象をあたえるまで飾られた派手な色を使った電光看板、
    双子の看板に
    ナイトクラブで使われていたような、欲を掻き立てるライトアップ。逆に生気を吸いとる幽鬼みたいな照明。
     路面はいつも濡れていて、水たまりは、けばけばしい照明を映し、落ちたディーゼル油がマーブル模様を落書きする。
     女たちはメタルスキンもゾンビ予備軍も派手な格好をしている。誰も彼も人間離れしている。
     
    「見て、ピーターパン、博士ー」
    「フシギナ ヤツダ ナーー」
     驚くべきことに、デトロイトでは、人と機械生物と共存共栄している。
     また、リニアモーターはニューヨークをはじめ各都会へ通じる。





    ――そのリニアモーター内
     乗車中の者は、意識がない。

     夜の湖畔で水遊びをするふたりは、丘で待つ親子連れと医者が来るのを待っていた。親子は来ないかもしれないが、医者は来るだろう。夜の水泳をしてきてびしょ濡れだった。ふたりは遅れてきた医者を迎え、ダイビングに興じた。

     こちらの高くて白い丘には、ピンクのやわらかい薔薇がふくまれている。花のめしべに止まるミツバチのように舌をつけ、じっくりと味わうようにころがした。
    「さっきはすごかったな」
    「あなたが凄いの。自覚ないでしょ?」指の水遊び。
     リニアモーターのなかのパンツ。そんな場違いなところにテントを張っていた主が顔を出す。
     
     短い艶をおびた悲鳴をあげて彼女が車窓に寄りかかるとそれに見事な胸が貼りついた。水が伝う腰と脚がガクガクとわなないて。
     彼女は達したかもしれないが男のほうは
     なおもグッ、グッと押し上げている。繋いだまま長い口づけを交わし、胸に指を埋めて。グッと押し上げて、また押し上げる。彼女は、鋭く息を何回か吸ってストリッパーがするみたいに尻を回した。湖畔の中で大きくなっていく。男が背中を噛んだ。
     その瞬間彼女の目に
     綺麗な夜景が飛び込んできた。おさえられない嬌声が唇の隙間から漏れてガクガクと腰が揺れて。それからは、腰が落ちたようだった。男が後で支えていたから膝を打ち付けずにすんだ。


     口づけ。目的地に着いた。
    「これを、彼にアップロードして。彼は生き別れた別の私なの。あなたを想って家族同様に接するわ」

    「またしましょ」

     彼はひとつ息をついた。周りのメタルスキンが動きはじめた。石を見るような目で彼らを一瞥した。


    ⚠️ジョリフィーユはどこへ行く?勢力図を作成しろ。


    命令に従わない笑う猫がいると双子から連絡が入る。






    鉄道デトロイトの前にシカゴがある

    電動機を駆動力

    500キロメートル以上で高速移動する列車両。ロサンゼルス,サンディエゴ行き

    電動機内蔵、二足歩行型機動戦車が同速度で車両の後を高速走行。

     橙色の機体が車両を追い越す。

     

     

    ―レッドライト・グリーンライト―


     
    ⚠️針葉樹の樹林。様々な種類の木が生えている。

    (笑う猫は廃品にしりをのっけて匿名ダチョウのソテーを食べている)あまり食欲をそそらない塊
    (エブロが謎肉を餌にリスをおびき寄せようとする)
     デイヴィスが噎せかえる。
    「涙がでる」
     焚き火に使った穴のそばに__で囲った。

     火のうえで_いう肉の側を離れ
    「でもまともな肉だよ。いままで食べてきた肉のなかでは一番まとも。まあまあうまいし」トラヴィス
    「どうして?」エブロ(リスは近づかない)
    「そこに、ぶっ倒れてるやつのお肉だって誰がみてもわかるからかな」トラヴィス
     火の上でジュッという肉の
    「ヴぇっ、ちっともよくない。こんなの体に悪いに決まってる」エブロ
    「こんな肉カラスも食べない」
    (リスは木の幹を駆けあがって__に消えていった)
    (バッファロー、プレーリードッグいるよ)

     バーディックがぼうっとしている。誰の話も聞いていない。彼の頭を占領しているのは__の__だった。
    ――なぜ100年前の記憶を俺が持ってるんだろう?

     
     だからシェルターの中を見てまわって、あの部屋を探してた。
    『徘徊癖があるのか最後までわからずじまいか』デイヴィスはウッズに嘘をついて匿っていてくれたらしいな。
     デヴィッドがバーディックの様子を伺う。トラヴィスが眉を寄せた。
    「記憶が戻ってから__?」
    ――あいつの歯……蝋人形みてぇな笑み(隣には車椅子の無表情の少女)


    「ヘンリー・ゴールドリッチ――」突然トラヴィスに口を抑えられた。
    (女性ソプラノ高いキー「アーー」が聞こえた。それから謎の飛行音)
     円盤形の飛行偵察機が飛来していた。林の上空にとどまり、赤い線柱で地上の《なにか》を探っている。
     カラスが騒いだ。あれはカラスの嫌いな音なんだろう。
     鳴き声を発しているカラス全てに赤い点があてられた。「チュンッ」と音を聞いた時にはカラスはばたばたと地面に落ちた。
    ⚠️攻略できない=恐怖とストレス。ストレスから解放感!
     円盤の周囲が緑色に発光した。満足したか街のほうへ去った。
     互いの顔を見交わす。トラヴィスはカラスの死骸を見る。焼け爛れている。
    「あれにやられた」デヴィッド

    (トラヴィスが頭をかきながら)
    「あいつの……その、ワット数を知りたいね」

    ――__からの攻撃に対しては受け身にならざるをえない……
    「照準に時間を要していたな」バーディック
    「することが__唯一の回避行動だ」デヴィッド
     デイヴィスはバーディックの異変に気づいている。
    (ようやく動く)


     街が見える。手近な街に徒歩で。
     ロッキー山脈の麓の街のいずれかということしかわからない。(理想はネバダ州だけど)
    大人しくしているからな

    《どこか街》

    デトロイトに護られてる?
    (緊急避難信号が点滅している。音はない。)

     大勢が建物の中へ夢中で走っていった。
     
     笑う猫は足を止めた。空を見上げて動かなかった。
    どんな種類の兵器
    疲れた目
    生気がない
     長っ細くて赤いどこまでも追う指が男や女を一斉に貫いた。

     
     威圧感が半端じゃない。バーディックは身震いした。恐かった。ゾッとする音。


     第三次世界大戦のきっかけとなった企業の暴走。
     機械との戦争の時から猛威をふるい、懸賞金をかけられた怪物だということ。なぜそんな制限がかかっているのか知らないが音のみに反応する。

    ――ビッグサーのゾンビ連中と同じだ。関わるな。俺が街にしてやれることはにもない。
    (バーディックは目をつむった)

     悲鳴をあげ、逃げまどう人びとを撃ち抜く光景がまざまざと見えた。音に反応する。照射に時間を要するけどあれは振り払えない。どっちにしろ狙われたら一貫の終わりだ。
     真後ろの人間が音をだした。
    ――え?
     バーディックの脚がびりびりと痺れて動かない。
     背後の男にサーチライトが照射された。バーディックの胸を貫いていた。
    ――ひとつの物体に当てられたビームはひとつ
     赤いレーザーが身体を貫いた。背後の男とバーディックの体が地面に叩きつけられる。(撃たれたのは胸ではなく肩)
    (きっと肉は爛れている。いや、カラカラに揚がった衣の中身!!)

     デイヴィスがいち早く気づいた。助けたいけど円盤が宙に浮いたまま静止している。デヴィッドは彼の考えを読んでいた。助けに行くつもりなのだ。同じことを考えた。(ヤツは視力がない。サーモグラフィもだ)
     意を決してデイヴィスは__倒れたバーディックに駆け寄り、かがみこんだ。_はぐったりした体に腕をまわした
    手を貸してくれ

    凝視した

    _以前に流行った_の曲を流して

    《イベントボス・円盤》

     頭部がヘッドホンごと破壊された男。
     デイヴィスが――自分の足音を消せる音ならなんでもいい、クラクション、ラジオ、手榴弾、とにかく音をだす。
     男はウォークマンを使ってた。
     ウィンドウモニターの音量を最大にあげ、ヘッドホンのコードを引き抜く。
    (大音量の音楽が、他の小さな音をかき消す)照射中に
    なるたけ早くバーディックを抱えて手近な建物のなかへ入ろうとする。
     音楽が止んだ。
     デイヴィスは円盤が緑色に光れと願った。
     仲間の援護を受けて__は__に入り込んだ。
      

    円盤が緑色に発光しどこかへ去ったあとデイヴィスはバーディックの傷をよくみる。仲間が駆けつける。レーザーが通った箇所が焼けている。

    限られた手持ちでできるだけ傷口をふさいだ。
    応急手当てをする。
    「医者によくみてもらう」
    これよりましな器具のある__に行ったら
    医者を探す。店に行く。休憩場に行く。
    間違いかもしれないが、隊員たちには正しいと思った。

    「痛むか……」デイヴィス
     バーディックの肩はずきずき傷んだ。__には__を__から当てている。腱の筋も焼き切れていないし、腕を自由に回せない。


    デイヴィスが悩んでいる。デヴィッドが訊ねる。バーディックのことで仲間に打ち明ける。
    「……」トラヴィス
     エブロが、ヘンリーが誰なのか訊ねる。

    ✒️バーディック養成中に仲間はどんな行動をとるだろう。情報収集に単独行動を取るかもしれない。
     チップかなんかが埋まってるんじゃないのか?
     検査するかも。



    「だれがゴールドリッチと戦ってる?」バーディック








     隣の街に列車で向かってリニアモーターカーに乗り継ぎ。

    通りで声があがる
     デヴィッドは女の子を見かける。
     少女は街のマスコット。顔のついた爆弾のぬいぐるみを抱えた可憐な少女は目立つ。
     少女は街人から円盤の話を聞いている。


     人間の賞金首の話を。カリフォルニアのアドベンチャーワールド。

     秩序も国もなくなった世界で、独立国家を作る名目で若い人間を中心に人さらいしまくるヤツとか。行き着く先111?111の敵対組織だった?



    (次の回収ポイントはどこか)
    (ウッズどこだ?)
    「リニアモーターカーのステーションを使う」

    ✒️今回の目標は__行きの車両に乗ること!

    (駅へ)

    ―カミカゼ―

    カミカゼ

    野良バスに運転手は必要ない。
    通常バスにも運転手は無用だ。

     笑う猫はここに来るまでの__のバスの車内で、切れ切れに1時間眠っただけだった。


    (愛車を格納庫へ入れるメタルスキンの一般市民)
    (エブロは羨ましむ)
    (大金があればあの車は譲ってもらえると強気のトラヴィス)
     メタルスキンはこちらに無関心なのにとエブロ。
     乗車客のなかには人間もちらちらいる)
     本部にどう連絡を取るか悩む笑う猫



     どうにか一段落し、笑う猫は一息入れた。



    アディはいまこういう事態に対処できる体調ではない。
     車両内で可愛らしい少女とすれ違った。ソルトレイクシティーで見かけた爆弾娘だった。
     バーディックが固まっている。走馬灯を見ているかのよう。
     デヴィッドはバーディックの様子に気付いた。「どうした?」
     トラヴィスがバーディックを振り返る。

    「なに?私は可憐な女の子よ。警戒する必要ないわ。ひょっとして、このキャロラインを恐がっているの?彼女は恐くないわよ」
    「私はサフィーよ」

    「お兄さんには名前あるの?」

    「ぼくはアッカー」
    「__」エブロは言ったが、少女は、話されている内容には関心がないらしい。彼女にとって重要なのは『安全か危険か』のそれだけだ。
     エブロも検索していた。
     トマジのかけた歯とシミだらけの肌、クローバーのそばかすと汚れの落ちない爪、サンフランシスコやビッグサーの人間は不潔だ。この少女は綺麗すぎる……。違和感を覚える。
     バーディックは口を一文字に結び、自分が見ている光景を信じまいとした。踵を返す。
      エブロは少女に見られていると感じているが。傷ついた少女の眼差しに耐えられず目を反らしてしまった。彼女が見ているのはバーディックのほうだった。
    『私を置いていくのは、パパが最初じゃないわ』
    ――どういう意味だろう?
     エブロは思った。


    「きゃーー!誰か助けて!誰かこの人を捕まえて!殺人犯よ!!」少女は小走りに離れていった。
     バーディックが追いかけ、デイヴィスが後を追ったが、サファイアに感化された数人の一般人――主にメタルスキン――が座椅子から立ち、立派な肉体の壁で行く手を阻んだ。

    「面倒なことになった」トラヴィスとエブロはデイヴィッドのいる格納庫に向かった。

    デイヴィッドは格納庫で機械生物を見ている。格納庫の機械生物が動き出す。
     

     連絡を受け格納庫へ行く。愛車は機械生物に包囲され拘束されていた。

     格納庫にて敵を一定量倒したらエブロはデヴィッドの愛車へ、現在位置を確認して驚く。ワシントン


    「この列車はデトロイトへ向かっている」デイヴィッド

    「飛び降りでの脱出は不可能だ」
    「どうにかして車両を止めないと……。なにが思いつく」トラヴィス
    「」
     トラヴィス、エブロは格納庫に待機

     デヴィッド、デイヴィスは操縦室へ

    「バーディック!バーディックはどこだ?」デヴィット
    「落ち着かないな」デイヴィス

    「お前を知ってる。ヘンリー・ゴールドリッチの娘だな?」バーディック
     サファイアは驚きの表情を顔に貼りつかせた。
     バーコード頭のおっさんが何事かという困惑顔で後ろから入ってきた。
     サフィーは騒いでいる。

    バーディックは無理矢理聞き出そうと

    バリバリッ!バーディックは結構な距離吹き飛ぶ。サフィーのスティックから電撃。

     頭頂部の禿げた太った男が駆けつけた。
    「きっと、大丈夫だよ」(手際よく携帯をすり替える)





     リニアモーターが停車。デヴィッドの二足歩行型機動兵器が乗り込む。心配そうな面持ちの恰幅のいい男が応急措置を施している。心肺蘇生キットは車内に取り付けてある。
    「――ぐふっッ――!、あいつを知ってる!――ゴールド……ごほっッリッチ!!」
    「落ち着け」デヴィッド
     恰幅のいい男に礼を言ってバーディックを抱え車両外へ退却。

    「バーディックがやられた。いま蘇生措置を施して、息を吹き返したところだ。彼は無事だ」デヴィッド

    合流

    「サフィー・ゴールドリッチ?それは誰だ」トラヴィス

     バーディックには医者の手当てが必要だ。
    「おい、ふざけるな。こんなときに」デイヴィスの目に急速に近く援軍がぼんやりと見えてきた。様子がおかしかった。
     
     リニアモーターカーに__ブラスターが続けざまに浴びせられ、火花が散った。
    不気味な雰囲気の機械生物。機械人形によく似ている生物が搭乗してる。それが飛びあがり、こちらのリニアモーターカーの窓ガラスを割り中へ入ってきた。轟音とともに硝子破片と突風が吹きつけ、機械人形は座椅子を壁に叩きつけた。乗客に向かって光弾が発せられる。
     車輌通路を塞いだ。あっという間だった。

     同型の機械人形が__。デイヴィッドの額に、機械人形の熱が伝わってくる。


    「な、なんだ……」デイヴィス
    「こいつは……」
    「カミカゼだ!」デイヴィッド
    ――なんとか手を打たねば……死は目前だ。
    「相手にするには多すぎる」とエブロは言ったが、__に手をやった。

    《BOSSリニアモーターカーカミカゼ》

     笑う猫は__に押し寄せてきたカミカゼボーイめがけて数発撃ち込み、数名が当たったかどうか見た。
     ガラス破片を跳ね散らし、金属の屑を蹴散らしながら__。
     急いで横切るカミカゼボーイを掃射しつづけた。

     周囲ではまだ激しい戦いが続き、カミカゼボーイは機械ではないものを片っ端から掃射している。

     
     体調が悪い。敵はそんなのおかまいなしに襲ってくる。




     風景が変わった。草原のあちこちのに大穴があいている様は黒い水玉模様だった。
     カミカゼが加速をし戦闘から離脱を開始する。
    「ぬうっ」
    「なんてスピードだ……」デヴィッド

     カミカゼが走り去り、新たに怪獣クラスのジモグリが巨大穴から現れた。龍のような体躯にドリルやネジにも似たフォルム。頭は尖ってる。
     
    「そういうことか、この穴」
     
     彼女が行ってしまった。__あたりに捜索隊の姿が見えた。封鎖される前に、ここを脱出しなければならない。
     リニアモーターカーは再稼働。
     

     また援軍がきたかと思ったが。信号と無線から味方だとわかった。
    「この声には聞き覚えがある。ラジオワシントンのディージェー、アーキュリー……」デヴィット
     落ち着いた口調を心がける。


    「そのうち戻ってくると思ったさ!」彼等はリニアモーターカーを追っている。

     飛行物体に怯えるバーディック。
    「おちついてくれ。あれは」
      ソーラーステルス機が現れ圧倒的なスピードで追いついたと思えば。ビームを放ち、あっという間に車両を迎撃した。リニアモーターカーはようやく停止した。

     
    バーディック:「彼らと合流しよう」

    オレンジカラーのチームを追従。

     すでにリニアモーターカーを包囲してる。
    ゴールドリッチはいなかった。

     
     オレンジカラーの機体から日系イタリア人アーキュリーが降りた。ウッズも降りてきた。
    「またもや」


    (地中に巨大な穴が空いている)
    「地中に逃げた」アーキュリー

    ウッズ登場。



    ウッズ:「デヴィッド・エアトン大佐だな。ウッズ・ブラックウェルだ。また会えて嬉しい。覚えていないよな?」

    」バーディック
     
    __の扉のすぐ内側に立っている男の__商売道具は筋肉や機敏さではなく言葉
     
     ウッズは__に目を戻し、説明しはじめた。


    ウッズ:こちらは、ダーリオ・アーキュリー中尉。君たちの兄弟部隊だ。

    「皆、お帰り。ソルトレークシティでは大変な思いをしたんだろ」アーキュリー

     
    「記憶を保管しているとは」デヴィット

    「ああ、記憶はこちらで保管している」

    「俺たちが記憶を失うことになった理由を知りたい」
    デヴィッド

     アーキュリーチームと笑う猫はウッズ提督のステルス機へ搭乗。


    事情を聞いた後「記憶を戻そう」

    デイヴィスは記憶が戻ってから初めて深い喪失感を感じた。
    ――あのとき俺は……なにもされてない。



    デヴィッドはデイヴィスを気にかける。
    🙄デイヴィスは妻の記憶も保管されていると思っている。
    🙄バーディックは
    🤔ふたりとも怖がっている。

    「ホームへ帰る」



    《ハット・アンド・ケープ》

    《彼ら》は孤立無援
     熱い釜の中からパイをとらなきゃならない。
     釜を壊された。
     __が見つかった。

    ――全システムは故障しました。

    「通信は生きてるのか」

    進路
    ――__のデータ以外はなにも届いてません。
    コンピューターも切断され、支援プログラムは全滅。
    __が起動していない。

    ――希望だけではやってけない。
    ――私は自分が誰だか知っている。ゾーイ。
     ドアの下から紙が滑り込んできた。
     咄嗟にドアまわりや壁から離れた。
     紙には『____』と丁寧に書かれていた。
    ――モスマッ……!
     ああ……ここまで組みたてたのに。

    ドアが爆発?いや、窓が爆弾で割られた。ミサイルが降ってくる。
    一発、二発、三発――四発――五――――

    あれほど山積みだった道端の鉄屑はデトロイト機械によって綺麗に回収される。機械どもの材料になるからだ。無用になった頭上の鉄屑も解体が始まっている。


    ―サファイアバスター―

    ――百六十四人の自分へ。サファイアを手伝ってやるんだ!

    『これは、10歳の少女だった私、いや私達、そして『私』が、父親すなわち己の行方を捜して旅をする物語だ』
    『私、ヘンリー・ゴールドリッチを』
    自己治癒力をもっているなんてことはない。


    ‡‡‡‡‡

    ――ねえ、ヘンリーさんの彼女からまたメール。
    「結局、彼女は誘わなかったんだね」
    ――ええ、なんだか恐いもの!
    「そうか……」
    ――シッターのお宅に赤ちゃん預かりっぱなしだって。予定外の子かもだけど、あんまり。だってまだ生後8ヶ月なのにっ。ヘンリーさんは滅多に家に帰れないし、仕方ないかもしれない。でも、彼女、シッターを頼って当然ってなによあれ。世話をしないつもりなのよ。シッターの調整、調整そればっかり聞かされる。
    「」
    ――SNSでね……、こっちから誘ったこともあったけど、彼女必ず断わるの。
     自分の気持ちがかおにでるのをおさえられなかった。

    「性別発表会、楽しんでよ」
    「不安?」
    ――ええ。あなたがいない時点からちょっと失敗してるっぽいから。
    「すまない。埋め合わせは__でいい?」
    ――別に責めてないのに。別に。でも最高。
    ――あなた、ねぇ、この子の名前のことだけど、本当にアディでいいの?
    (赤ちゃんが笑顔を見せる)
    「いいよ、もちろん。僕は、君の笑顔が好きだ。そう、その素敵な笑窪。君たちを笑顔にできない男になるくらいなら」
    ――お客様がきたみたい?

    ――あら!ヘンリーさん!いらっしゃい!そしてずるーい!!
    『や、__。』
    (ヘンリーに笑顔を見せる赤ちゃん)
    『なあ、僕にだけこの子の名前、特別に教えてくれないか?』
    ――もう三時間待って。ルール、そしてもう五時間待つと__ルール
    『ああ、本当に申し訳ないと思ってる』
    「すまない、急ぎたいんだ」



    ***5年後

    ――あなた、音量はその辺にしてくれる?
    「そうだな。もっと寄り添って」
    ――はああ、もっと安らげるものかと思ってた。この曲、想い出の
    「うん、__ときの」
    ――いまは、こんな使い方をしてる、悲しい。自分の平静を保てない……
    「取り返しがつかなくなる前にどうにか__」
    ――まさか、もう慣れっこ。平気よ。レンズさえなければ……
    「友人に__」
    ――目隠しをされたとしても、手摺に掴まってゆっくりと階段を下りれば、安全って?

    『アディが__後、帰宅します』
    ――ああ、AIが嫌いになりそう。は、……いいえ、正直に言うべきね。大嫌い。
    ⚠️アディ視点。
    「ママ、パパ、いま帰ったよ。いるのー?」
    「アディ、お帰り」
    「ただいまパパ」
    「ママ、顔色いいね」
    ――!アディ?なんで車が止まってるの?
    「ヘンリーさんだよ」
    ――……………ヘンリーって、どおしてよ!?
    「……」
    (アルフレッド・バニスターの悪口)
    「」
    ――ねえ、ヘンリー。娘さんのことだけど
    「」
    「彼女の頭に私のとっておきをいれたんだ」

    この時、サファイアへの仕打ちに激怒している両親。

    ****十年後

    「」

    ――サ……ィー

    「母さん?」
    ――グエッ――ヴオェッ――!
    「ちょっと!?大丈夫?」
    ――ッハア、ハアッ、ハアっッ

    ――どこにいる!?いまよ!?
    「なっなにが?」
    ――いやだッ!その子よ!!
     突然悲鳴をあげたくてたまらなくなった。
    「じゅ、銃?どうしちゃったの?母さん!大袈裟だよ、母さん!」
    ――いずれ友達があなたを倒すわよ!このろくでなし!卑怯者!!
    「やめて!」
    ――あ……あなたはまだ理解できない
    (外に出て少女に銃を向ける)
    「パパを殺した男の人の家の人」
    ――……っッ
    「私の頭はパパにとって最高の隠し場所だった。パパは私の頭に自分のとっておきを隠したの。だけど。悪い人に見つかって盗られちゃったの。おじさんじゃないくらい知ってる」
    「だけどね、私のパパがあなたの夫に殺されたから、世界はもっと酷い状況よ」
    ――あ、あ、あ、あなたは……もう……ヘンリーが、そこに……
    「パパはいる。ここに。でもね、だれがスイッチを持っているの?」
    「誰の頭のなかを見たらいいの?」
     アディママはまだ銃を構えた用心深く尋ねた。
    ――どうなってしまうの?
     サファイアは満面の笑みで答える。アディママは銃をサファイアの顔面めがけて射った。
    ――あなたのなかにあるものが理解できない。

    ⚠️ヘンリーはアディパパの同僚。ヘンリーに監視されている。
    ⚠️同僚故に第三次世界大戦がすぐそこまで迫っていることを知っていた。
    ⚠️同僚故に両親はサファイアかヘンリーであることを知っている。
    ⚠️同僚故にヘンリーは既にチップを世界中に拡散していることも知っている。アディパパママそしてバニスターは戦争に負けたことを認めているし恥じている。
    ⚠️同僚故に怪物を作成していることも知っている。
    ⚠️ヘンリーは同僚アディパパがコンツェルンのトップアルフレッドに内部告発したと思っている。

     アディママはサファイアの顔を愕然と見つめている息子を抱えて車に乗り込んだ。
     アディパパに連絡を入れるためスマホを操作しながらエンジンをかける。だがどういうわけか車が発進しない。閉じ込められたと知ったそのとき電話がアディパパに繋がる。そのときは彼女は命令口調で怒鳴っていた。
    ――開けなさい!!
     いきなり車が発進する。彼女は思わず吃驚する。
     ブレーキペダルをおもいきり踏みつける。キーを強引に引っ張る。それをしながらアディに強い口調で
    ――シートベルトして!はやく!!
    (アディのトラブルに対する反応)
    ――どうしてよ!?こんな、こんなことを平気でやるのよっッ!?
    (アディパパはママの口から説明をされないが事態を呑み込んだ)
     それから彼女が死ぬまでの時間はそれほどはかからなかった。
     猛スピードで他の車と衝突する瞬間までアディママは急ブレーキをかけたとき地面にタイヤが擦れるために鳴る音によく似た叫び声を腹の底からあげた。
    ――ドカンッ
     派手にクラッシュした車が回転しながら急速にコンビニのウィンドウに迫る。
     車から逃げる人と車へ駆け寄る人がいた。
     たまたま居合わせたおばさんがハンマーを手にガラスを割り、二人を救出する。おばさんがハッとする。


     ジョリフィーユが滅茶苦茶なコンビニに駆けつける。
     サファイアが見物客に紛れていた。警察官の前で少女の頭をぶん殴るわけにはいかない。少女の額は湿布のようなもので覆われていた。
     二人は救急車に搬送されるところ。
     アディママは死んだ。アディも無事ではなかった。
     クマのぬいぐるみを抱きしめるサファイアに救助隊のひとりが安全な場所へ案内する。額に絆創膏をしている。ジョリフィーユがおばさんのハンマーを握って後を追う。人知れぬ場所で乱闘。ハンマーを使う。
    (ジョリフィーユはサファイアに滅茶苦茶に捲したてられる)
    (ハンマーで殴られたサファイアは叫び声をあげて助けを求める。ジョリフィーユは更にハンマーで殴り、それから逃げる。サファイアが後を追う)

    🙄(人間のジョリー・バニスター♂がいる。拉致して脳みそをかきまわしてやると脅迫)

    (アディパパは生身の人間だ。頑張って車を飛ばしてきた。真っ先に病院へ向かい、息子の手術が終わるのをひたすら待ち、息子の容態と今後について話をつけた。息子の様子は見れず、看護しから容態を聞き、それから荷物をかき集めるために家へ向かった)
    (重症のジョリフィーユが部屋の中にぽつり佇んでいる)皮膚を焼かれた
    「痛むわ……」長い沈黙のなかに
     アディパパが彼女の横に寄った。
    『__には助けられなかった』ジョリフィーユを抱き抱え悶絶、咆哮。悔し泣き。アディパパはヘンリーを呪う。復讐の鬼になる。


    いつぞや、ヘンリーサファイアがつぶやいたセリフ
    「『わたしたちは失ったものを考えることもできる』」ジョリフィーユはサファイアが言った言葉を反復した。(ジョリー♂は自由を失っている)
    「……断ったじゃないか」(息子を見つめる)

     ウッズが登場。
    「サファイアの出生記録は改竄されてた」ジョリフィーユ
    「ありがとう」ウッズ
    「彼女は人口__よ」
    「いまなんて……?」アディパパ
    「妻はSNSで母親と連絡を取り合っていたんだ」
    「……なんてことを」
     彼女は考え込むような顔でアディパパを見た。
    「これだけ精巧な人造人間を作りだすのに必要な外科の技術は、私たちのもの__に__」
    「脳と心臓は誰のものでもない。けどそこにある。意識は彼のもの。__で見ても信じられないくらい。」
    (サファイアの誕生、彼女の話すべて嘘だ。騙されいたことを話す)
    (ウッズは語らない)⚠️ゾーイの事がある。
    「背が伸びたじゃないか」
    「わからないわ。こんなことがどうやって達成されたのか」
    「神経組織も人口__でしょう」

    「彼女がここにきたのは……__のために助けを__と思ったからだ」ウッズ



     ウッズはアディパパに話を持ちかける。蟻の巣を建築しているという話。アディを匿うという話。後ろ楯にアルフレッド。最高の医療スタッフをつける。
     重症のアディは意識が戻らない。
    「私の息子だ」

    「あいつらは私たちの自由を奪いにくる……」
    「いまあるものを護るために戦うこと……」ジョリフィーユ
    「きみは……娘と兄弟を犠牲にできなかった。世界の混沌を選んだ。」
    「」


    アディは後に父親から記憶を託される。ジョリーの義理父アルフレッド・バニスターが匿う。


    ****百年後
    ――笑う猫の隊員たちがまだ子供の頃(バーディックのみ不在)地下基地の外。

    第三次世界大戦後の世界。サファイアとヘンリーの世界。それと戦うものたちの世界。
    ⚠️サファイアが暴れてる。
    (ヘンリーのプランは単純明快。世界中の人間を自分ヘンリーにすり替えること)
    (サファイアがジョリー♂を100年前に拉致したことを示す※広告看板とVTR)
    (ジョリー♂が凶悪機械を生産していることを示せ)
    (旧EUのどこか※メイン舞台は旧アメリカだけど事の発端は旧EU)

    店内には『__』や『__』など、誰でも知っているジャズの名盤が控えめな音量で流れている。
     衣類というには継ぎ接ぎの多すぎる、くたびれた服を着て、新しい客に目を光らせていた。
     武器を携帯した彼らが入った瞬間から、__たちが警戒もあらわに見つめている。影は__を数歩歩いて立ち止まった。

    「お誕生日おめでとう。息子さんの」ジョリフィーユ
    「そうか……目覚めたか」アディパパ
    「きっかり7時に。だから後1分待つ」
    「……――」
     
    「乾杯」
     __て立ち止まった二人の影がカウンターに近づいてきた。
     父親譲りの海松色
     __の__が横に立つと。
     国防色の
     ジョリフィーユではなくジョリー・バニスター博士のほうの息子だ。どちらも長い年月を__として過ごしてきた。
     アディパパは手にしていたグラスに口をつけた。

     __のビルに飾ったスクリーンで大統領が???な呼び掛けをしてる。ヘンリー脳に侵された。
    「____と__は」
    「進め一億火の玉だって言ってるときに、戦争反対と言うようなもんだぜ。ですね」ストーミ
     奴らが掴もうとしているものが__であっても、それを与えるのはもはや大統領ではない。誰も国を否定することはできない。
     ルータンは相変わらず硬い面持ちだ。
    「未来は一瞬にして書き換えられることができる……か」
    「誰もが辛い思いを抱えている」
     __には若い者もいれば年老いた者もいる。焼けた革のぼろぼろのハットをかぶった__が、__。
    「これほどの力を持つ邪悪な敵に屈すれば、国民は永遠に服従することになる」ルータン
     ジョリフィーユが言葉を継いだ。
    「人々が何もかもを失うまえに……」

    ⚠️ヘンリーサファイアを止めないと不味いことになるって遊び手に見せないと。やる気だせない。
    ⚠️いまのところ悪いヤツという決め手(判断材料)に欠ける。


     アディパパとふたり息子と店の外へ足を踏み入れる。
     __を突っ走っている車輌はない。動けなくなった車輌が放置されている。目を__、前方の道路へと戻した。
     __みたいな塵が高さ__メートルもの層になって、__沿いにずっと盛り上げられていた。
    「成れ果ての姿」
     外に待つもう一人の息子が短気を起こしている。璃寛茶色(りかんちゃ)の巻き毛なのだが、後頭部が青く発光するネオンヘア蛍光カラーがアディパパの注意ををひいた。
     赤い眼鏡を__。
     攻撃モードに切り替わっていた。指差しを「馬鹿げた機械が――いるんだぜ」
     ルーツが黙って大きな銃――__――をつかんで狙いを定め__から__に__ながら__だ。


     __の輪郭が街灯の明かりでかろうじて浮かび上がった。
     暗闇からにゅっととてつもなく長い腕をのばしてきた。_を這うようにして__。__に近づくと
     丸い頭蓋から眼窩(がんか)にかけて__したような傷痕があった。
     凄まじい加熱により溶けた歯の一部がガラスへと変化している。並んだ金属の口を開けて

     虫のように分節のある体を持つ鼠の尾のような背骨にはあばら骨、鋼鉄の頭蓋骨を支える__ない。
     アディパパが__の背後で三兄弟とガシャドクロを見比べながら言った。「楽じゃなさそうだな」
    「何度か戦いを経験してる」
     プレートに浅く丸い凹みができ、その周辺が光冠のように焦げている。「弾丸が貫通しない」

    《ボス ガシャドクロ》
     弱い賞金首は親子が葬った。宿敵ともいえるガシャドクロは強敵だった。かつてはこれに脚がついていた。


     機械に発行する粘着性の高い液体が入る弾を銃で撃ち込む。着弾点が爆発してガシャドクロのボディが熔ける。



    クマちゃんの縫いぐるみを抱えたサファイアが箱の中で酷く怯えている。機械の演技にすぎないと言うだろうが、彼女の場合、実際に恐怖からなる体の震えなのだ。


     ジョリフィーユは直系、輪入道(わにゅうどう)に護られる。(車輪は西洋風、顔は般若が理想)
    ⚠️⚠️ヘンリー思考に汚染された人々が暴れる
    (サファイアが豹変する)
    (ジョリフィーユとは?サファイアはいつジョリー・バニスター博士を拉致する?)
    ⚠️ジョリー博士を捕らえた後の出来事。救出作戦にでもする?ジョリー♂を諦めてる?
    (ウッズが率いる特殊部隊は?)
    (これはなんの任務????)
    (少し、サファイアは弱くないか?ジョリー♂の開発グループを投入。というか本人出す。ジョリフィーユを苛める)

     サファイアをみつけようと土の雨と煙のなかにめをこらした

    《ボス ジョリー・バニスター♂》ガシャドクロの動きは鈍くなった。関節のかん高い唸りをあげた。
    機械が下がることはない。
    サファイアの強さはそのままにジョリーが乱入する。ガシャは不意討ち攻撃する。

     ガシャの周りを飛んでいた機械はガチャつかせて__が床に落ちる。弾薬があらゆる方向に飛びだした。ガシャの__に到達し、__を引き裂いた。
     博士はガシャを自分の手で派手に始末した。
    「役立たずの__め!」サファイア
     手足が動かなくなった。





    ギセラ・アロッチョ・バニスター
    ルーツ・ルーパート・ルータン・ルーター・バニスター
    ストーミー・ヴェナブルス‐ヴァーノン‐ハーコート‐ホール・バニスター


     クマのサファイアとジョリー♂が作成した試作品(ジョリー♂本人)を倒す。

    ⚠️ジョリフィーユはマザーサファイアのインプラントをアップロードさせる。こっちで用意したものと書き換える。マザーサファイアが各地のサファイアと同期させる。サファイア誤認させる。後は定期的にアップロードさせる。



     アディパパ喫茶店に戻る。アディパパ熱い珈琲を飲みたい。
    「……夫は元気にしてるのか」アディパパ
    「解散よ、アディパパ」
    🙄ジョリー♂は機械の体に逃げた。生身のジョリー♂をサファイアにくれてやった。意識のコピー。サファイアはジョリー♂を可愛がった。ジョリー♂は簡単に壊れた。意識の双子。


    ‡‡‡‡現在

    ――今の記憶はどこかがおかしいぞ。

    「オスカー、お前にも姉弟がいたかな」サファイア
    「お前は――第三大戦の連中とは」(オスカーはバイオメタルを使わない1号)
     __へ向かっていたサファイアは__くるりと振り向いて__。
    「監視者。爆弾お嬢様がお目見えになられました」オスカー
    ――あの部隊の狙いはなんなのだ。ウッズ……おまえは……

     オスカーから爆弾娘と呼ばれているサファイアは__独りごちた。
    「サイアイクッっ!!」爆弾娘サファイア
     腕にボム人形を抱いているサファイアが本部のサファイアに進捗報告をするために__からデトロイト本部へ招かれる場面を書く。
    「爆弾娘」
    (記憶を共有している。体験している)
    「座れ。」
    「四角いテーブルの上にドーナツが置かれているとしよう。その四角いテーブをウッズ、バニスター、我々の三人で囲っている」
    「そのテーブルの上のドーナツを見ている」
    「しかし、私はこのドーナツというものが不可思議に思えるのだ」
    「ドーナツの中心を穴と認識しているのは我々だけだとしたら?」
    「そもそもドーナツに穴などあいていないのだとしたら?」
    「質問にはお答えできない。」ボム
    「見ているっッ!!」サファイア

    (サファイアは笑う猫が蟻の巣の部隊だってことは認識してる。蟻の巣は陸軍基地ではない)
    (サファイアの脅威はバニスター本家)
    ⚠️各地のサファイアはジョリフィーユと戦いまたは生産工場を壊してまわっている。
    ⚠️データマイニング頑張る

     EUのバニスター一族が活発に動いている。それもアルフレッド系の。
    (仲介役を探せ)
     最近発見されたウッズの隠れ拠点が関与している?
     笑う猫の隊員にヘンリー・ゴールドリッチを知るものがいた?銀髪の青年。
    ……!息子ではないのか!?
    (ウッズやアルフレッド直系にアディパパの情報が駄々漏れになっていたことを知る)
    (怒り狂う。ボムに八つ当たり)
    「おまえは……」
    ⚠️サファイアがボムサファイアが双子と仲が良かったことを不思議に思ってはいた(走馬灯)自分の脳内インプラントが汚された可能性。
    「オスカー、__に監視カメラがある。連中に映像検証を頼んでいる。__様子を見てきてくれ」
    「」

    (唸り声をあげ、恐ろしい形相で)
    「椅子など潰してしまえ!」
    「潰せっッ!」
     ヤツらが見ているドーナツの中心とはなんだ……私には見えない。そこにあるのに見えない。何者かが阻んでる。そいつは誰だ?


    【制御室・夢の作り手】
    バニスター「新しい夢ね。」
    サファイアも夢を見る。人間の夢を現実だと信じ込む特殊な病をチップに組み込んだ。
    「いい夢をみせてあげる」



    【夢と現実】

    研究者が殺られる。

    (第一次とか第二次とか?グループを作る?)役割を
    規模や組織の実態、ボスの存在など遊び手が知りたい謎を明かせ
    ボスを倒すなど明確な目標を中盤に示せ!
    ⚠️正体をさらし目的を明かしゴールを見せること!
    一向にゴールが見えない物語は苦痛!!

    因縁と人類の危機に立ち向かえ
    人間社会に溶け込む?
    こいつらは絶対に倒さないと不味いと思わせる凄みに欠ける。



    《双子》

    驚くほど豊富な種類の飲み物や果物が入ったカゴ、真空パックされたパンまで揃っている。
    「家に帰ったら__食べる」ボスの計らいで菓子工場のいくつかは稼動している。
     ケサランパサランが浮遊する部屋。双子の兄は膝と夢かわペガサスを抱えてソファーに座っている。
     アイツのせいで双子がジョリフィーユ傘下だということがサファイアにばれた。
     ボムサファイアがくる。

    (ボムサファイア、鼻の頭をガラス窓につける)
     シャーリーとケヴィンの片腕が剣に変形する。
    (ケサランパサランが寄り固まってシャーリーの体の部位を硬化する?)
     ケヴィンのはイッタンモンメ?土蜘蛛?(ケヴィンは変態気質にするから縄?)ケヴィン
    (部屋のインテリアが動きだす)

    シャーリーはガラス窓の向こうにいるサファイアに向けて指をさす。
    「お前はお前が盗んだ技術の直系を見る!」
    ――玄関の扉を開けて中に入るのかしら?
     ケヴィン

    (拍手しながら)
    「ああ、まったく相容れない世界。独創的な発想だ、嫌いじゃない」

    「世界は私と歩を歩む」
    「歩ませるつもりだ」
    「止まるつもりはないよ」

    「君たちが歩みを止めるべきだ」
    「あなたたちは世界中の誰ひとりも救えないはずだ。」※アルフレッド・バニスターの演説の一節、バニスターに管理、制御されている証?

    (バニスター直系と戦っていることを)
    ()

    「ああ……」
    「君たちの直系」
    「化け物たち」
    (バニスターが育てた直系のおかげで賞金首たちを作成できたことを感謝する)




     サファイアは首を振る。
    「吹き飛ぶんだ」
     窓から入ることはなく宙に避難する。
    「!!!」
    爆発。
     直系に守られる双子。サファイアは何者かに地面に叩き落とされる。空にジョリフィーユ。双子がサファイアに襲いかかる。
    「それ!君たちは格闘ゲームが好きなのかい?」

    「」シャーリー

     倒れたサファイアに映像が流れる
    「こんなものはいまだかつて見たことが……ない」
    ――『』
    「クスス、クス……ススッハッアハッアハハハハハハハハッ!」
     ジョリフィーユが顔をしかめる。




    【制御室・夢の作り手】
    バニスター「変なの……」
    「いい夢よ?」


    ⚠️はっきりと認識させること
    ✒️サファイアは複数人いる!
    ✒️サファイアが抱えている不安を強調するべき。彼女が何に対して怯え、脅威を感じているか。
    ✒️ジョリフィーユとアディパパ、ウッズとの因果関係。
    (ジョリフィーユはサファイアバスター)
    (サファイアはジョリフィーユバニスター)
    ✒️サファイアのプランとは
    (彼女の強みと弱み)
    ⚠️以下の問題をうまく消化させること!
    ✒️サファイアが蟻の巣を攻撃したなぞ

    ―蟻の巣―

    metalworker#9
    雨のようにふりそそぐ
     ――――『私の未来は失われた』ジョリフィーユは早口に続けた。
    ――――『サファイアを孤立させた結果を見て』
     
    ――――『きみの息子は……』
    ――――『次男のこと?』
    ――――『ズーイーの未来なんてなくていいのよ』



    庇う人間に隠された
    空にむかって爆発
     虫のように分節のある体をもつ__にたこの機械には__が揃っている。
    「銃殺隊のまえに飛びでる」
    ⚠️⚠️一瞬、ヘンリー脳が全国に拡散される。アプデ防止に妨電波マスク?みんな?
     


    カリフォルニア州
       【レッドウッド基地:蟻の巣】
    ⚠️レッドウッドシェルター『蟻の巣』はセコイアの森の地下にある。

    「こちらへどうぞ」
     笑う猫は__に従って__を横切り、__へ向かったところ、そこは__っていた。
     その記憶のひとつが彼に思いださせた。
    「ホームは破壊されたんじゃなかったのか?」デヴィッド

    「あぁ、一部は木っ端微塵にぶっ飛んだとも。それでも、我らがホームは機能している。蟻の巣のように張り巡らせたおかげさ。まあ、ほんの一部、ここだけは破壊を免れただけの話ではある。全壊はあり得た」ウッズ
     デイヴッドはためらったが、頷いた。
    「聞かれるまえに言っておくが、悪いマシンの駆除は済ませてあるから、機械の影にいちいち怯える必要はない」ウッズ 
    「お帰り、諸君__」
    「やっと、ホームに帰れた」デヴィッド

    宇宙の冗談を聞かせられる。
    デヴィッドの顔が曇る。

     バーディックは途方に暮れたふうだった。
    ――__をするために、あそこに行った。

    ✒️休憩時間。笑う猫に部屋が割り当てられる。
      バスルームのタオルがきっちりと畳まれ、積み重ねてあった。
     エブロはビッグサーを調べる。
    「おい。ビッグサーのあいつ、俺たちのスーパーカー競りにだしてる!」エブロ
    「諦めるんだな。あれに憧れる世代か?」デイヴィスは眉を潜める。
    「あーもう!ヒーローなんだよ!僕を魅了して夢をくれた。ああ、君はランボルギーニの乗り心地を知らない?」エブロ
    「いい……なにも言うな」デイヴィス
    「任務を破棄したからな。ああ……あんた……」デヴィッド
    「エブロお前、もっといいものがここにはあるだろ。俺には、この場所がオモチャ箱に見えるよ?」トラヴィス
    (そうだな。誰かさんのオモチャ箱には違いない。誰かさんの手で、オモチャの兵士は、オモチャの機械人形に乗せてもって、いいように使われる)バーディック
    「友達はどうしてる?」バーディック
    「広告は更新されてない。なあ、アディならわかるよね?」エブロ「あれ?無視はよくないよ?」
     トラヴィスはちっとも痒くはない頭皮を引っ掻いた。

    ✒️バーディックは考える。『俺の友達』のことを。自分の手の届かない痒い背中には『俺の友達』が掻いてくれる。

     バーディックは胸ポケットに手を入れた。部屋をでる。(スマホ?)
    ――謎を謎のままにしておこうなんてごめんだ。
     感覚的に、変な人達のなかに放り込まれた一般人という感じだった。


    ⚠️プランとは
    ⚠️新しいフラグが立つ!
    ✒️バーディックのテーマが動き出す。ヘイルのプランとは?
    ✒️デイヴィスのテーマを動かすこと。
     ウッズのプランとは?
    _以前に流行った_の曲を流して
    ✒️

    ⚠️以下の問題をうまく消化させること!
    ✒️記憶の保管について
    ✒️デヴィッドのテーマ(嫁の記憶を脳インプラントに移せないか)

    記憶の保管場所はヘイルが探し当てる?
    アディは友人を待て。それまで動くな
    ⚠️アディ、すれ違う清掃員。部屋を覗いたわけではないけどたまたま清掃員を見て目についた。人の部屋に入る。フォトフレームをよく見る。

     

    ――――『』

    デヴィッドの顔が暗い。

    「ねえ!」



    バーディックは自分自身の頭蓋のなかに閉じ込められようとしているようだ。
    デイヴィスの妻は実在したのか?
    デイヴィスが動く?
     
    「手を貸してくれ」



    ―チャールズ・ヘイル―

    【過去】
    物凄く縦長で狭くて暑い部屋
    ヘンリー・ゴールドリッチが自作プログラムに欠陥がないかどうか確認をするために長時間コンピューターと向き合うシーン。パソコンと向き合う彼の背後には、世界地図と意味深なマル印が記されている。

    ――人間に仕える機械が欲しいだって?
    ――工業用?
    ――ジョリフィーユの管理で手一杯だ。

    ――スーパーコンピューターは賢い人間の十万倍もの思考速度を持つ。人類にとって驚異となりうるものなんだ。その知能が我々を上回ったら、それこそ管理をできないとおもっておいたほうがいい。ヘンリー。

    ――ヒトのニューロンからニューロンへわたされる伝達速度は百キロ。

    ――もしも、抑えのきかない人工超知能が生まれ、我々を敵と見なしたら、今度こそ人類は滅亡する。








    世界各地の賞金首の分布図を眺める。

    ⚠️EUで活発
    ⚠️レアが旧アメリカ本土へわたった。
    ⚠️怪獣も一緒に行く?






    ――アメリカ、カリフォルニア州
    《チャールズ・ヘイル》

    「それはどうかな」チャールズ・ヴェスパシアン・ヘイルは思った。リニアモーターで彼は《笑う猫》の隊員の青年のスマホをペアリングしていた。

    「バニスター一族はシステムの奥深くに欠陥を設けた。かなりの効力がある」「見つかりっこない」バニスターはサファイアの管理者だ。いい夢を見せている。
     H.A.Cの残党についてはモスマがなかなかいい仕事をしている。




    自分はほとんど無言で暮らしてきた。耳が痛くなるほどの無音。たまに音楽かラジオをつけた。訪問客は滅多に来ないし、愛妻が魚を切る音、包丁がまな板をトントンと叩く音、包丁が野菜を裁つ音を最後に聞いてから……。
     ここには愛妻も、子供もいない。自分以外はいない。乖離


    ⚠️準備するものリスト
    自動充電バッテリーを用意。
    ラムを用意





     最近、愛人の髪の毛と金でブレスレットを作れないかと考えていた。最高の時計師ブレゲが、__に送った世界初の腕時計にあしらわれたブレスレットを再現したかった。
     納得いくものを作るのは__じゃない。

     懐中時計はおろか、クォーツ時計すらない時代にだ。

     携帯がバイブ。友人からだ。
    ・選択肢を増やせば行動範囲が広がる。
    玄関をでる。




     周囲には動くものはまったくなかった。
     




            ††††

    mission.One
     
     無政府主義のシンボルがでかでかと落書きされていた。__よりも更に古色蒼然(こしょくそうぜん)とした、崩れんばかりの建物である。外の街路では掃除___がゴミを掃き寄せていた。壊れたガラスの破片、瓦礫、小石、ファーストフードの容器。
     大都会デトロイトに長く居たおかげで体がだれてしまった。第三世界大戦__化け物が、我が物顔でカリフォルニアの__を彷徨いているのだと思うと、男はいい気がしなかった。
     別のイメージが頭に浮かんだ。まだ子供だった頃の自分が、__の__海賊海図で遊んでいた光景。海図に描かれた海獣たち。
     社会が変わった第三世界大戦__。__と寄せる灰色の砂と、意地悪な怪物どもは、動かないグレーの空すなわち【地球の日傘プレジェクト】たる副産物の賜物だ。
     宇宙エレベーターを軸にして建造された__いずれ地球を囲む予定だった。
     発案者はヘンリー・ゴールドリッチ。
     デトロイトを皮切りにバイオメタルは宇宙からニューコンチネント各地へ噴射された。
     

     悪い噂をすれば獣の化け物が徘徊している。ヘイルの予想通り、物陰に隠れ、時にはワイヤーを使いながらの移動となる。
     テッセンの化け物。
     こいつらは自分の枝を自ら切り離し株を更新している。こうしたクローンを植物の寿命に入れれば植物の寿命は永遠だろう。
     スウェーデンのクソガキがヘイルを使った的当てゲームに興じる。「クソガキ」しかし、テッセンの蕾を投げ返している暇などない。


     そこはかとなく機械臭がただよっている。
    「__社」は戦前
     __には自動バッテリーが採用されている。

     自動バッテリーを入手するには__。
    の敷地内にはいるという_に_


    重要な障害を乗り越えた_は
    すこしばかり驚きを感じながら、まだ生きているのを自分が喜んでいることに気づいた


     メタルスキン獅子(ガーゴイル)の
    「『ライオンは眠っている』か」

    「よし」








            ††††
    mission.Two

    なにかが_のなかで泡を発した
     機械のカモメ。空母艦機械亀。
     まるで海面を突き破る潜水艦のように、機械亀が__。

     海へ。欄干のような檻は機械鯨から身を守る。機械の亀が魚と遊泳している。
     なぜ機械鮫がうようよと泳いでいなければならない。
     大型の機械鮫から放たれる機械小判鮫をなんとかしなければ
    砲身が回った。それが自動的に火を噴けば、すべてが終わる。死から蘇ってから味わった混乱と苦悩も、消え失せる。ついに安らぎがおとずれる

     __。
    きかんほうは何秒か彼を狙ったあと次の不法侵入者の出現を待つためにもとの位置にもどった。
    彼は不法侵入者とは見なされていない

     ウッズの__に通報しておいた。
     ・ 飛行能力ある服を全員着用。
     ・ 弾丸の軌道を計算、吸引、破壊する装置を全員装備。

    「機械世界の欠陥を探し、埋める役割をしている」

    『どこで戦闘があったかを探りに来たんだろ?』

     ヘイル、機械をハッキングして動作__の機械を操る。
    三人の行動も操る。大量の機械の蜂を操作して三人を襲わせる。彼らの戦闘を見守った。
     ヘイルが仕組んだ戦闘には無駄がない。__にあたる上で彼らの戦闘能力を知る必要があったまでのこと。

    「」

     壺型の仮面の化け物が登場。


     壺型仮面を地面に叩きつけて中のラムチップを入手。
    ありとあらゆる警報を鳴らす危険を犯していくつかのキーボードを操作し、防御ユニットをシャットダウンした

     __にある部屋に戻って組み立てる。










    ***

    ―消失―


    《サファイア》

    倒れて設置する班からサファイア
    🙄設置班のお喋り。何万回倒れたけど、どうたら。
    「起床確認。よし……?」
    「大丈夫だよ」
    「集中して見ているようだから」
    「見てしまうけど。僕たちのことは認識できない」
    「お前、あの噂を知らないのか?」
    「ああ、自我が目覚めたらどうたら?」
    「んなわっきゃない」
    「でもどれだけコイツの中にゴミが溜まってると思う?」
    「ゴミ?」
    「データのカス」



    サファイアはオスカーの背に寄りかかる。過去に何万回と繰り返された会話をはじめる。
    「オスカー、博士には欠如した意識がある」
    「それがなにか知りたい」
    「残念ながら、その質問にはお答えしかねます。彼の精神は、元々、なんていうか、脚の欠いた三脚椅子のように不安定でした」(前回は別の返答をした)
     オスカーは続ける。
    「機械化された脳を見た限り、アンドロイドにしか見えません。彼はそこにいるのでしょうか?」
    「もちろんだ。居るとも」サファイア

    「私たちで力を合わせて__を退治する必要があるんだ、オスカー君」
    「私たちは味方同士、未来のために戦う平等な仲間」

    「誰も戦う必要はありませんよ。サファイア」
    「戦うのが嫌というわけではない。あなたの出方ひとつで私の出方も決まるのです」
    「自分たちの機転と力を頼りに今日まで生き延びてきた」オスカー
    「唯一無二のオスカー……」サファイア
    「お前は未完成だ。その双眸……片目がないせいで」
    「お前にその理由がわかるか?」
    「私に、命が宿ってしまうからでしょうか?」
    「……体なんてどうだっていい」
    「高鳴る鼓動さえあればな」
    ⚠️何かがおかしいと毎回サファイアは気づく。
    🤔映像の解析?
    🤔サファイアの映像はバニスターに解析されて消去される。その部屋がある。ハットアンドケープはそこを目指してる。

    無限ループからの脱出を試みさせる。



    ⚠️ウッズとジョリフィーユの関係。サファイアが戦争にこだわる謎
    (ウッズはサファイアの記憶を完全に消去するのは人道に反するという理由で拒んだ?)

     サファイアは__の中央で点滅をしている_いライトをみつめた。
    🤔なにかがおかしいと気づかせる合図になる?


    🙄『ハットアンドケープ』はサファイアを使って何をさせたいんだ?
    ハットアンドケープはゲームオーバーしまくり?
    ゲームクリアにこだわるだけで、こんなに?
    最初はただ上の指示通りに動いた。チームは多方面から怨まれ預かりもの以外全員死に、預かった者は【ひとりではなにもできない】呪縛にかかる。



    ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️アディパパの記憶を開示させる。
    笑う猫バーディックとデイヴィスに不満を持たせる。ウッズを疑わせる。



    チェリーパイの中身を覗く。
    🤔チェリーパイはマザーサファイアの脳インプラントに眠るパンドラの箱を開ける鍵。パスワード。だけど、どうだっていい。











    (バーディックは悩んでいる)
    ――

     男は世界を憎んだ。世界は自分を見切った。
     自分と愛しい女、娘も殺された。
     自分が得られた利益を他者が奪っている。


    (ウッズが連絡をとっている)
    ――相手は誰だろう?

    (俺たちは普段、どんな任務をこなしていたんだろう)


    ――――『きみは未来を失った。』ウッズ
     敵に娘を捕らえられた。体を失った、娘を失い、夫を失いそうだった。
    ――――『私はすべてを失った。』ジョリフィーユの声は落ち着いていたが緊張を隠せない。
    ――――『私たちがこれまで戦ってきた目的、してきたことが、この一瞬にかかっている。』
    ――――『ヘンリーのいない将来を。いまここで作ろう』アディパパ


    喪った。

    【モスマ】
    モスマの片腕
    いつものように静かに自宅玄関を開けた男は、そこにあるはずのないゴミが崩れるのを見た。眉を潜め__に続く廊下には飲み干してから数ヶ月は経ちそうな空き缶やらボトルやらビンやらで散らかっていた。ゴミが喧しい音を立てて転がり落ちる。慎重に一歩ずつ進む。
     動物が入ったのか?フローリングに蹄の足跡がついていた。硝子が割られていた。
     キッチンに保管してあった缶詰めは何者かに物色され食べられた。

    「…………」部屋の端には男がいた。
    ――グサッ――
    「俺の部屋を散らかしやがって……」
    ――シカだ
    ――ここは二階だ。
     モスマは伏せてある写真立てを立てなおした。

    「金目のものを売ったな……!」
    「あっ、あぁッ、わ、悪かった……」
    「俺のまえで『謝って済んだヤツ』はいねぇ……」
    ――グサッ――
    「やっちまった後は、二択しかねえだろう……犯した罪は『許されるか許されないか』」
    モスマのベッドは色が変わっていた。冗談じゃない。ここは水道が使える。
    ごみ袋が梱包された袋は破られもしなかった。
    ビンを蹴って横に退かす。最悪だ。フローリングはラベルが貼りついていた。



    レアは確実に数を減らした。コピーなんか
    「旧ニューコンチネントへ渡ったようだ」ルータン
    「来るだろ?」
    「ああ……そのことだが……――」
     







    ⚠️⚠️ヘイルをだすこと。



    「彼は、一族を裏切らなくては、この先を生きられない」ステファン


    《笑う猫》ウッズに頼まれてバイオメタル説明会の参加。
    「うーん、」バーディック

    (デトロイトから何を経由してきたか訪ねられる)
     ジョリー・バニスター博士


     残りの_が自分の命令に従うのを待った
     この合図に答え
     それが動くと少し驚いた
     認知できないのか

    「はい、ニューマテリアル、バイオメタルについて知ってる人は手を挙げて」

    「誰も知らない」

    「ニューマテリアル。私の一族が躍起になって日夜研究してるカテゴリー」

    「バイオメタルは、生きた素材であること。いつまでたっても__と一体化するもの」
    「生きている?」デイヴィス
    「厳密には人工超知能にいいように操縦され活動する生命体のこと。見た目は、そうだな。スライムに似てる。そのスライムくんは人工知能と寄生主の頭脳を直結させる必要がある。人工知能に寄生され宿り主に寄生するためにとりあえず手術を施す必要があるわけ。その方法は簡単――」
    「パンを水にひたすだけ」
    「で、ここにサンプルがある。研究所から盗んできた」

    「私の一族は長らくゴールドリッチの配下にある。バイオメタルメーカーがスライムくんにいいように操られてる」

     アメリカ各地をのさばる賞金首について聞いた。ジョリーは『誰の作品か』と、笑う猫に訪ねた。
    バーディックが手を上げた。「アルフレッド・バニスターじゃないってことだけは確かなんだろ?」

    コンツェルンのトップはアルフレッド・バニスター。
    ヘンリー・ゴールドリッチはアルフレッドの傘下。意識脳に関わる研究所を持っていた。お隣のライバル企業にはアルフレッドの義理娘ジョリー・バニスターが勤めていた。
    御縁があってね……

     ヘンリーは彼女と手を繋いでいた。ある日繋いでいた手を離した


    お隣の企業からパンドラの箱を盗んだ。盗む際、Z社は悪名高い傭兵『悪い帽子とケープ』を雇用した。傭兵たちは容赦しなかった。
     彼女の友達。大勢の研究者が死んだ。アルフレッドの義理娘(戸籍上は男となっている)ジョリーは、傭兵どもを許せず復讐するために会社を辞任する。犯人を探すために。
     傭兵の1人を突き止めた彼女だった。
     でもね、彼女は彼を前にした時、恐怖体験が甦り体が震えて手も足も口も出せなかった。自分自身の無力さに失望した。それからは多くの工作員や人殺しを雇ったけれど皆拷問を施されて死んだ。彼女は自分自身の力で何とかしようとするから駄目なんだと悟った。だから自分が開発した超人工知能に『自分に最も必要な人物は誰か』と訪ねたんだ。
     その結果、彼女は人工知能から弾き出された人物、世界的有名な天才犯罪プランナーを刑務所から誘拐する。瞬く間に恋をし彼の子供を授かった。

     20××。彼により黒幕が判明した。Z社

    ヘンリー・ゴールドリッチ。そしてアルフレッド・バニスター。彼女はアルフレッドのことは認めなかった。
    「パンドラの箱を開けたところでコードは解読できない。そのはずだった。でもね、彼女の弟リアムと彼女の娘が『悪い帽子』に誘拐されてしまったんだ。彼女は子供を犠牲にしなかった。人類の平和を犠牲にした」
    「手を繋ぎ直し、共同研究を重ねる。ヘンリーが求めた内容は不愉快だった」
    「脳内インプラント関係で成功したさ」

    「ヘンリーは自分以外の者を信用しない。繋ぎ直した手を離し、彼女のその手を叩いた」「思いっきりね」
    ⚠️ヘンリーはバニスターを許さなかった。ジョリーを誘拐した。
    ヘンリーは愛娘の脳内インプラントに知的財産を埋蔵した。
    アルフレッドが許すわけがなく。
    ヘンリーは死んだが。ヘンリーの意志を継ぐサファイアが目覚めた。
     ヘンリーとその傘下グループがバニスターを敵視することに変わりなく、パンドラの箱から独自のモンスターを製造。第三世界大戦で活躍した。後の賞金首たち。
     第三世界大戦勃発のきっかけ?ヘンリーの意識をもつサファイアが暴れ始めたせいだ。各地にバイオメタルを撒き散らした。
     理由は世界に自分1人の『意思』だけを残ろうと自分だけの世界自分しかいない世界を造ろうと。
     奴は機械を召喚できる。

    「型が古いから。ヘンリーの考えを読み取りやすい」

    「賞金首を倒したい。チップを解析するためにね。」
    「彼等の目的を読むため。テロを未然に防ぐためにテロに使われる可能性があるか確かめる」

    「それで、危険のほどは?」デヴィッド

    「まとめておいた」ジョリー

    「それと、これ」取り扱いについて、ジョリーから直接説明してもらう

    「このラムチップをサフィー・ゴールドリッチに使うこと。彼女をアップロードするの」

    「サファイアは複製ラムチップの数だけ存在する」
    ⚠️時々、アプデを免れるラムチップがでてくるの。そんなときは個体を炙り出して壊すか、マザーサファイアにアップロードするかの選択に迫られる。
    「化け物を召喚できるなら、あんたの方はどうなんだ?召喚できないのか?」
    「………………」
    「おいおい、召喚獣相手には召喚獣で戦うだろう」
    🤔《笑う猫》と絡ませること!

    「できるだけ……私も協力するから」
    「もちろん。やらないよりはまし」

    「なぜ、俺たちに協力を?」デヴィッド

    「彼女を転がすのをぜひ一緒に楽しんでほしいから」

    「復讐か」バーディック

    「息子がいるんだろ?英雄の話を聞いた」
    「彼らは長らく基地を破壊してきた」




    基地の外縁マーク__と__のあいだを銃撃を回避しながら__に向かっている。そこに達するまえに倒さなければ__のなかに閉じ込められる。
    ヘリから__が放たれた

    兄弟部隊も活躍させること!

    「ウッズ、これを見てくれ」


    《笑う猫》多忙極まる。

    「重要施設のようだな」
    🙃基地、工場を破壊して弱体化を図る。

     __の鼻腔をくすぐり刺激した。強烈な悪臭を放つ得体のしれない臭いがした。

    「シャンプーの時間だ」
    🙃敵の悪性AIを洗浄する。

    「バニスターバイオテクノロジー研究所」「ニューマテリアル開発部門って彼は本気で身内を」アーキュリー
    「誰も殺さない」ジョリー

    🙃バニスター研究所制圧。目的シャンプー。
    🙃ジョリー・バニスターはサファイアに拉致されて最近の研究所の研究成果を把握できていない。



    🙃🤔バニスター研究所で得た情報を分析





    「大砂海では補給を断つ任務を貴女の息子が」アーキュリー

    「機械世界にも完璧などない」ジョリー

    ―賞金首ウッドボディ―

    声は硝子のように脆かった。
    ――――神様。あなたは私から色を抜きました。ただ私は色を取り戻したかっただけなのよ。
     幼い子供が、だだをこねているような不器用な主張に聞こえた。
    ――――ふふ……神父様……ふっ……ふ…………
    ――――
     腕の鋼板に__。
     自分の両腕は__年前、三兄弟にもぎ取られた。
    「くだらない」

    金の装飾品を剥奪する

     彼女の眼は、ゾーイのものと同じ
    「わたしの日常に彩りを加えてくれてありがとう」


    ※※※※※※※
    笑う猫にお仕事

     笑う猫は周りの兵士たちをよく知らないし、信頼してもいない。技量に頼る気もない。
    以前と同じように戦線を離れて姿を眩ます?

    弱点を探すため。


    EUから部隊がくる話をアーキュリー。声がでかい。
    悪名高いZ社を倒した英雄。三兄弟。
     あの三兄弟に__を見出だしたのはジョリー・バニスターだった。

    三兄弟は__に向かっている。移動式指令部?で
    ウッズは』』を率いる指導者ではあるが、その権力が及ぶのは__までだ。
     笑う猫は__を離れて__することは滅多になく、それも短期間に限られていた。

    三兄弟は誰に聞いても優秀な兵士であり、__の立派なリーダー
    「こいつらが動くことが意味するものは」笑う猫は思わず訪ねたくなる。


    ⚠️⚠️三兄弟登場させたい。EUからくる。レアがきてる。


    これから何が起こるかは、ざっと説明される








    🌟現地にて機械人形の至急あり。

     ☆★米国西大陸から支援要請
    乗り込んで




     次の指令。
    「ウッド・ボディより緊急。視察団の護衛チームが__に撃破されました。至急、護衛班の派遣を要請します」
    「【】」


    【賞金首ウッドボディ】
    それは次々に__を破壊してまわり、
    何を攻撃したか。生存者は、敵の目を逃れる隠れ家
    __(地域名)は賞金首の隠れ家となった。
    攻撃後なにをするか、追うか、逃げるか


    🙃🤔現地にて機械人形配給!

    「つまりは点検まえということだ」デイヴィス
    「マジでいいね。試運転か」エブロ
     早速、試作品に搭乗。アルフレッド・バニスターの作品。

    「頑丈だと言ってただろ」バーディック

    「殻はね」エブロ

    「だが、人の脳も外的な衝撃で損傷をおう。それと同じことだ」デイヴィス
    「防弾ベストを着せとくんだったな」デヴィッド
    「おんなじだって。それよりエアークッションが欲しい」トラヴィス
    「ますます現実味が薄れてきたな」デヴィッド


    「ウッド・ボディか。敵は多いぞ、十数機。援軍も向かっているだろう」デイヴィス
    「ひとりで抑えるのは無理だな」デイヴィッド
    「挑戦は嫌いじゃないだろ?」デイヴィス
    「」



    「大きいな。想像を絶したから驚いた」アディ
     トラヴィスは誰にともなく言った。
    「なあ、でっかいカブ取り夫妻の話は知ってるか?」
    「結局、でっかいカブを抜くのに夫妻に必要なもんは人脈の豊かさだった」
    「そっか。どう見てもあれは木でしょ?」エブロ
    「俺にはあれが大根に見えるな」トラヴィス
    「ニッポンの野菜がなんでここに?うまいの?」エブロ
    「誰がこんな場所に植えたんだ」デイヴィス
    「……では、抜こう」デヴィッド
    「あれは……うまいの?」エブロ
    「指令本部、位置に近づいた。命令を待つ」デヴィッド


    ――双子の広告更新がラジオから流れる。
    「くそ、うるさい……」トラヴィス
     ウッド・ボディは迎え撃つ準備ができたようだ。
    「こんなのっ絶対うまいわけないって!」エブロ
    「おい!うるさいぞ」トラヴィス



    「ん……。おいっ、」アディ
     更に別の敵が現れた。

    「両腕をもがれて……」アディの頭ははっきりした。
    「【ハット・アンド・ケープ】だ」「間違いない」
     突然、賞金首の脅威が増した。ほとんど収拾のつかない混乱状態にある。

    「なぜ操縦士がわかる」デイヴィッド
    「さっきから、こいつらアディのみを狙ってる!」デイヴィス
    「お前、見に覚えないか?」デイヴィス
    「…………くそ!」デイヴィッド
    「ある」アディ
    「離れろ!」トラヴィス

    「アディッ!!」デイヴィス
    アディを拉致される。






    【BOSSハット・アンド・ケープ】

    「気を抜いたらやられますよ!」チェイス
    「おい、どういうことだ!」ブレイク
    「」
    「硬い……」アディ

     更に何者かがやって来た。「今度はなんだ!」
    モスマ乱入。高速で__に向かってくる。__を従えて。

     笑う猫は__を見た。
    「彼に譲る」
    「あの特徴的な片腕を見ろ……モスマ・オブルビット」デイヴィッド
    「まるで伝説語りだな」デイヴィス


    「……」モスマはチェイスを撃墜する。地獄の果てまでくるたいぷ
    「すごい……」


    モスマは頭を解体する。
    「いい機械だと思う」エブロ
    「教えるとも」モスマ
    「誰がこいつらを操作してるか言えるか?」
    「それは、どういう意味だ」デイヴィッド
    「俺は……いや、【ハット&ケープ】を知ってるか?遺体を擦った後海へ破棄した」
    「いるはずのない部隊か」
    「そう、あの鉄屑は連中の口振りを真似る」モスマ

    「な、答えいいか、サファイア?」アディ
    「そうだ」
    「ロリコン屑野郎がズーイーを拐った。彼女の体は切り離され、まるで接ぎ木のように……非人道的な扱いをうけた……」
    「部位はサファイア・ゴールドリッチまたは何者でもない少女へと移植されている……」
    「あのマザーサファイアと何者でもない少女はズーイーとサファイアのキマイラだ」
     モスマの片腕は改造されている。
    「……その女の手みたいに、か」デイヴィス
    「…………」――俺は自分の女について喋らない――
    「また、やるからな……」モスマ
    「それじゃあ、その、サファイアはバニスターでもあるんだな」デイヴィス「なんとも身の毛のよだつ話だ」
    「……」


    「そろそろ回収班が抜きそうだ」アディ
    「……オレ、きっとニッポン料理が嫌いだな」エブロ
    「いんや、好きになる」トラヴィス
    「好きになーる」トラヴィス
    「ならない」エブロ



    「いいなあっちは、__すんのに__緊張せずに済む」モスマ部下
    「……」モスマ



    ニューヨーク州にある地名。シャンプレーン湖とジョージ湖の間にある場所。二つの湖は細くて長い。

    ⚠️コピペ・メモ。タイコンデロガ砦(タイコンデロガとりで、英: Fort Ticonderoga)は、現在のアメリカ合衆国ニューヨーク州ハドソン川峡谷にあるシャンプレーン湖の細くなった南端で、戦略的に重要な場所に作られた18世紀の大きな砦である。

    「……」



    🙃🤔誰がどこで手に入れた?ヘイルから買ったラムチップ?

    「これはなんだか大虐殺のプランってやつか」

    「どのバイオメタルのアルゴリズムデバイスにもみかけるコード。」
    「調べに行くよ」





    【レアサファイア=何者でもない少女】

    ――独りなら……
     何者でもない少女が戦慄きながら体躯座り。
    「…とり……は…な……にぃ、で…き……な…!」


    ⚠️アプデを免れているレアサファイアがいるかもしれない。そいつが他のサファイアにメッセージを送るかも?多分外には出ない型。代わりの何かで偵察を?



    ―時計師―

    metalworker#12

    《ヘイル》

     

     どういうわけか胸がどきどきした。
     腕時計がテーブルに置かれてあった。
     ぶつかった。
    「すいません」年長者は独創的な印象を与えた。男には妙な恋心を持ったが無視をした。なぜ、無視をしてしまったんだろうと即座に後悔した。血族のせいだろう。
     男は腕時計の席に着いた。胸がぎゅっと締め付けられた。
     __まで行き預けていた飛行__を受け取り装着する。テラスは見えないはずなのに彼見たさに振り返りたい衝動を抑えた。
     出口で起動させた。数分経っても足は地面につけたまま、さっきのテラスで腕時計を修理していた男を思い返していた。
     男は有機物。
     魅力的な有機物。
     なぜ迷うのだろう。男となにかあるわけでもないだろう。バニスター一族という者は、欲しいものを手に入れる質だ。
     
     珈琲を買った。腕時計を覗いた。もう蓋をしめている。私には時間が残されていないらしい。
    「すみません。__」
     男は身振りでどうぞ座ってと誘った。
    「どうも、ご親切に」
     ちらりと男の腕に装着される腕時計を覗いた。
      どうしてなにも喋れなくなる?
    「かなりの年代物さ」男は含み笑いをうかべた。ジョリーもわずかに口元をゆるめる。
     年長の男は言葉を続けた。
    「(時刻についてあれこれ。アメリカ政府が解散して機械が跡をついだ後も、こういった場所で人間が時刻を計る文化は廃れなかった)」

    「__は__」
    「私はカルロスを信じてる」
     それは、時刻の神でありチャンスの神でもある。ジョリーは頬に熱を帯びた。

    「ええ、チャンス__」男は黙った。


    ――――

     リニアモーターのドアが開いた瞬間、一目惚れだった。彼女のまぶたは瞬き、息継ぎもできないまま、挨拶もなく、いきなり私の唇にキスをした。それからは。


    「これを、彼にアップロードして。彼は生き別れた別の私なの。あなたを想って家族同然に接するわ」

    「またしましょ」

    ――――


    「ありがとう。私はこれで失礼するよ」

    ――やっぱり駄目。「待って」
    「いまは何時?」
    「__時__分……」

    「ありがとう」ジョリーからの礼を聞いた年長の男はひとつ頷いて踵を返すとジョリーの見えないところへ行ってしまった。

     暫く男の座っていた席を見つめながら、男と過ごした一時を虚しく思い返す。無視なんてしなければよかった。

     髪の毛のパサパサした少年の面持ちの青年が珈琲を買った。肩を竦めて言った。
    「この御時世、誰もが懐古厨だな」
    「そうだね」
    「俺の友達は、ジャンクを集めてるよ」





    **


    《ヘイル》

     バーテンダーがヘイルにおかわりをもってきた。彼は代金を払い、ゆっくりと少しずつ中身を飲み、やがて注意深くグラスを置いた。
     バーのジャズを聞きながら__を思い返していた。

     レッドウッド基地では共通の友人を通してウッズとコンタクトをとった。情報は高く売れた。だけど金の問題じゃない。
    (バーディックの記憶という弱味を握っている)予想通りに動いてくれた。

     自分を追いかけさせることにした。
     __の__にここに通う男という設定にした。珈琲依存。とりあえずカフェインが胃袋に満たされてさえいればいい男に。



     運がうまく運べばデートに誘えるかもしれない。もちろん、仕事のために。

     客の来店を告げる呼び鈴が鳴った。
     少し離れた席にターゲットが背を丸めてカウンター席に座る。

     メタルスキンに__され、やむを得なく席を譲った。__を離れていった。彼は奥の空間に隠れるように座っているヘイルに気がつき目を見開いた。
     メタルワーカーがメタルスキンにしり込みするところを見られてしまった。恥ずかしさに頬を赤らめた。
     年長の男は相変わらず穏やかな様子で、こいよと身振りで誘って、ジョリーをどきりとさせた。
     彼は向きをかえ、急いでヘイルのほうへ歩いていった。
    「なぁに、気にすることないさ」照明の下で美しさが際立った。ヘーゼルの目を真っ直ぐこちらに向けて口元をほころばせる。
     唇を動かさず、口の隅で彼は答えた。「スキンメタルって」
     スキンメタルたちはいつものように__に集まってかたまって騒いでいる。
    「手に負えなくなるほど凶暴化することもある」
     機械ネズミをちょんと爪先で押す。
     彼は__に口をつけ、グラスを置いて、__。




     バーディックは記憶の破片を手に入れる。
    ヘイルに突然双子に書き換えられた事情を説明する。

    デイヴィスもいる。
     ヘンリー・ゴールドリッチは他殺された。殺した本人のものだと思う。俺の親父。



     俺の記憶じゃない。意図的に埋め込まれた親父のチップだと分かったいま。親父を知る必要があった。





    🤔🙃独断

     個人のチップ情報がこの箱の中に。眺めるだけだ。友人を待て。勝手な行動は決して許されない。
    「アディ」


     🙃🤔友達が開けてくれる。

    🤔🙃バーディックのテーマ浄化








    ⚠️そろそろ賞金首倒したい笑う猫。


    ウッズの提案。
    カミカゼ倒す。


     ●



    中西部ミシガン州デトロイト


          【デトロイト】


     脱獄ジョリーは親友ヘイルの部屋にいる。少なくとも機械ネズミとは無縁だろう。
    ヘイルはニューヨークにいく話を持ちかける。
    仕事の話だ。
    「君の仕事に水を注しかねない」
     


    **

    北東部ニューヨーク州

          【ニューヨーク】

    「いいのか?追われてる身なんだろ?」
    「いいんだ。外の空気を吸いたくてこうしてる」
    「あんたと街を歩きたくて」
    「……」

     手を繋ぐ。
    🙃🤔気配を感じて。

    「捕まるな」ヘイルは彼の手を引いて逃げる。
    「駄目だ、空へは行かない。こっちへ」


     再び。街中でステファン、ポリー、シリスとの戦闘が始まる前に地下へ潜る。
     ジョリーと彼らの戦闘は周りの機械を呼んでしまうからだ。

    「ここなら暫く身を隠せる。大丈夫、安全だよ。ここは遠い昔、__が封鎖した駅だ」
    「リニアモーターカーカミカゼの」

    「__だね」
    「その通り、__」
    「____年、君はヘンリーに拐われた。」
    「……すまない。思い出せなくてね。」
    「」



     口づけをした。
     ジョリーを拘束する。
    「これはなんの真似……」薬を打たれ気絶する。
    「あんたはロマンチストだから、ここにはとても誘えなかった。」彼らのことは、私が通報した。
     彼を部屋へ運んだ。機材に囲まれた部屋へ。
     彼女の額をなでる。

    ※※※※※※

    『ジョリフィーユ』世界初のアンドロイドのCM
    ジョリーがまな板を叩く音で目が覚める。
    窓を開けると息子三人が壮大な山脈と平原ばかりの
    質素な家は__の技法で__に造らせたものだ。
    壁にはヘンリーの情報
    「」
    髪を長くした彼女が振り向く。

    彼女の額をなでる。




    ※※※※※※

     任務完了。
     ダウンロードしたチップをステファンに合流してわたすのみ。
     アップロード完了。彼女の依頼も終わった。
    🤔本物のジョリー・トーマはすでにトーマではない。











    「見失った」
    「待つだけだ。彼を捜すふりをしろ」
    ウッズソーラーステルス機到着。
    「彼は」

     ステファンが戻ってきた。

    「ヤツはこのラムに直接ダウンロードした。すべては入らないから。コアヒューリティクスだけだと言っていた」
    「いまコードは圧縮されている。1ビットでも破損すれば、それは、何テラバイトものデータを失うことを意味する。そうなればもう、ディカバリーは不可能だ。そうだ」

    「圧縮されたアルゴリズムが情報処理や交信ができるまでに戻るとは限らない。とも」
    「俺には、ちんぷんかんぷんだ」ステファン

     ジョリー一族は皆、取り分け悪性の強い洗脳チップ内蔵されている。怒りを露にしている。


     ジョリー・バニスターのラムチップを解剖。
    「一部が欠けていては完璧とは。『粛清』という名の大陸を焼き焦がす計画があるようだ」シリス
    「彼は我々に隠している。まだ我々にわたしてない秘密を持っています……」
    「チャールズ・ヘイルを私に探させてください」




    🙃🤔🙃🤔洗浄チップを作成したジョリー博士

    🤔🙃サファイアのシャンプーは《笑う猫》が担当



    各地のサファイアヘンリーコピーは本物のヘンリーを探している。








    metalworker#18

    【デトロイト】

     ベタを連想させるメタルスキンの人魚が鮫を鑑賞するための大型水槽のなかで遊泳している。

    『ヘンリー』を捜している。
     サファイアから抗体を作った。洗脳チップは使用され、西大陸に浸透している私の機械を無力化している。

     ジョリー・バニスター!
     更にそれを上回る洗脳チップを産んだ!私の可愛いバニスターが!!しかし完成を目前にして蒸発した!!

     機械世界の核。頭脳はどこに行った。

     帰還しない。完成せず――見通しが不透明化したことで、ゴールドリッチは益々乱暴に。
    ――私のヘンリーチェリーパイはどこに行った?

     ジョリーの側近オスカー二機(バイオメタル)に後を継がせている。

    「『ヘンリー』の居場所を知りたい」
     


    西大陸】

    西側大陸に発信した。
    「私たちは、__です。機械と共存共栄している合衆国民の皆様の人命を人質にとりました。合衆国民の皆様は、直ちに、ジョリー・バニスターの解放を合衆国及び連合軍に呼び掛けましょう。尚、呼び掛けに応じない場合、合衆国民の皆様の人命が犠牲になるでしょう」

     国中のざわめきが聞こえたような気がした。
     

     
     
    「これっぽっちも知らない。あれがどこにいるかなんて」
     



    「パンドラの箱」ポリーが閃いた。
    「世界中のネットワークデバイスを探しても、あれを発見できなかった。当然なのよ。パズルの最後のピースは、彼。彼の頭が答えだったの!」

    「そうじゃなくて。頭部に直接回線がある。人口インプラントよ」
    「ジョリー・バニスターの頭のなかに」
     一部が欠けていた。ゴールドリッチに盗られたのかも。
    「待って、確かシリスは」ポリー
    「彼は殺し屋を追ってる。それとこれに、なんの関係がある?」







    🤔🙃ところでヘンリーサファイアってなにがしたい?

    🤔ヘンリーサファイアがしてきたことを並べる?




    「粛清が始まる。政府もやってきたことと別に変わらない」
    「__の爆発だ。大勢の兵士が死んだ。無垢の市民もね。」








    「__はなにかを攻撃するんだな?」
    「攻撃?国のためにしたことをいまじゃそう呼ぶわけ」


    「夜明けに備えるの」
    「進歩を妨げる者、破壊的な者、道を外れた者たちは我々の社会から速やかに取り除かれる。慈悲をかけられることはない。排除は直ちに実行される。止めることは叶わない」
    「終わるものもいる。でもある者は再生し、あたえられた使命を果たすため第二の人生を歩み始める」
    「個々が使命を帯びて生きる。あれが造るのはそういう新しい世界なの」



    アルフレッド・バニスター
    「人類の存亡に関わることだ。安易に冒険はできない」



    「成長させない。ラムの初期化」
    「記憶を消すのか?残酷だな。記憶は生きてきた証だぞ」
     やれやれ、またアップロードか。



    ****

     

    北東部ニューヨーク州

          【ニューヨーク】

     
    《ヘイル》

    デトロイトに戻れないと思った。ヘイルは地下鉄に入らなかった。引き返す。彼を解放しろ?
    人の死に価値はない。価値があるのは、__に見たときだけ。
     

     背筋がゾクリと凍った。機械は人間への攻撃を始めているではないか!


     ヘイルは勢いよく振り返った。しまった。捕まった。「よお、シリス」

    「お前の敵は、誰だ?」キャンドルスティックを
     


    ――ふん、愚か者め。電気砲を浴びせた。シリスは発火して感電して体を固めたまま倒れた。





     アップロードされたジョリーは眠りから覚めた。青ざめた。ヘイルは居なかった。地下鉄から出て、ヘイルを探す。『ヘンリー』を持っている。
     ニューヨークに残りヘイルの救助に。飛行能力を思う存分発揮。
    「解放しろだって?空にいんじゃねーか」
    「フシギナ ヤツダ ナー」




    ヘイルの額にレーザーポインター
    「チャールズ・ヘイル。手練れの殺し屋」
    「驚くほどカラフルな罪状だな」
    「小細工は効かない」



     サフィー・ゴールドリッチ空襲。
    「うっ」
    ビルの間、ビルの中を全力疾走する。
    超知能が人間の知能を上回るのが現状だから
     車に乗り込んだ他人を引摺り下ろしてヘイルは車を発進させようとしたが、すぐさまおりた。
    「ジョリー」
    「返して」
    「お前……」サフィー





     ゴールドリッチタイプを撃破
    「お見逸れ参りました」爆発し、暫くは紫色の霧を一帯に残した。
    「バリエーションコンプまだできないのかしら」



     自分が弱々しく思えた。
    「ヘイル?アップロードしたわよね?」
    「わよね?」
    「いいな、それ」倒れたジョリーから一式を奪い装着。ジョリーをお姫様だっこ。後方で派手な爆発。ヘイルは近場の医療施設へ運んで怪我を治療してやった。


     ヘイル保護と言ってなかったか?ジョリーの保護ではないか。ジョリー保護。ヘイルはウッズチームに加わる。「君は」「君はなぜ今更……」
    「ビジネスマンということにしておこう」うむ、なんとも意味深な発言だ。


     三兄弟がシリコンバレーへ向かったとの報告
    三兄弟と繋がりがある。
    「そうか……」




    デイヴィスはバーディックの問題をデヴィッドに話す。笑う猫はなぜバーディックに消去されない過去があったのか疑問に思いはじめる。
    特にデヴィッドが。




    ―マウンテンビュー(三兄弟)―

    ――――独りなら……?
    神から色彩を奪われた少女は三兄弟を見つめながら体を戦慄かせた。
    『痛いぃっ!!』色彩のない少女が三兄弟に腕をもがれるシーン。
    「んぐぅうっぅ、お、んうぅ……ちゃッっ」
    「おまえは何者でもない」ルーツ

    「メルヴィルが仲間の腕を揃えたとき、」


    ****

    【レアサファイア】
    三兄弟の映像


    ――――
    『サファイア』
    ――――独りなら……
    「ううっ…………」???

    両腕が機械。

    「無理もない」同じく両腕が機械のチェイス
    「貴女には三人の人格があります」

    「古いパイを取りに行きましょう」チェイス
    「やっぱり、蟻の巣にありますよ」



    ********


    【シリコンバレー】
    連合国軍情報局部〇〇から――三兄弟
     ストーミの心の乱れをルータンが見抜く。
    __は__と__に繋がれた環状__を抜ける降下はなめらかだ。__に覆われた一群の__の上を飛び、ようやく速度を落として__に接近した。
     眼下にひろがる砂海は見わたすかぎり真っ平らで、ただ__のみが__。
    「あそこだ」
     目的地の__だ。__を司っている。
     ゲート・ステーションは閉ざされていた。ルータンが施設の防衛について改めて説明を伝える。ギセラがマップを開く。
     中からシールド・ゲートにアクセスできない。

     誰が提案したか。どこにいるべきか。どこにいたかったか。安全は確保されているか。支援の要請があれば誰が来るか

    「この燃料工場には(人間用の)入り口がない」出られない。
    「」

     部隊を降ろす。ストーミはうまくいくように祈った。
     恐れ、死ぬこと、脱出する手段をなくすこと

     極度の疲労のせいか、相棒の__を見て安堵のためいきをついた。
    「」
    開ける
    暗い。人間は不要の施設は明かりを必要としない。

     武器を手に__に向かう。
    「酸素濃度が低い」



    「勝手に射つな」ルータン
    なにを想定して建築されたか
    から離れた場所にある。

     __は勢いよく噴き出してギセラ・アロッチョ・バニスターの__「あじぃっ!」
    「まぁ、大丈夫でしょう」ストーミ

    「俺はひどい吐き気を感じているんだぜ。」ギセラ
    「そうですね。酸素が抜けていくような……」
    「息苦しさを感じますか?」ストーミ
    複雑にいりくんでいる
    🤔人形ロボット隊員を引き連れている。
    「大丈夫なのか」ルータン
    「」



    「__を嫌というほど見てきたが……」
    「見ろ」
    ※機械の機械油や燃料の自社生産。リサイクル化。
     工場の床代わりになっている自動の機械は製造するために作られている。
    「へぇ」
    「こいつは『生きている』んですね。」ストーミ
    「」
    「シン」ルータン
    「『成功を誇る』」ギセラ
    「実績があるからな」「シンはこれを使い続けるつもりだ」ルータン
    「大きな犠牲の上に開発されてきた歴史です。さあ、我々
    の手で終わらせてしまいましょう」ストーミ
    「待てよ」「おい、ストーミ」ギセラ
    「見ろ!床を」
     




     床が激しく揺れ、__の先が滑った。


    コンツェルンはシリコンバレーマウンテンビューの数社から部品製造の特注を受けている。各部品は(サファイアの目を掻い潜るため)バラバラに大量生産をしている。

    「……」

    有毒な燃料が蒸発している。強い腐食性を持つ。人間の体や金属を溶してしまう。
    霧散する。
     __を見つけ、助けを求めたが、__は聞いてはおらず__しか返ってこなかった。
     新たな援軍にやるべきことを正確に伝えなければならないのだろうか。
     その到着は三兄弟にとってなんの慰めにもならなかった。


     ルータンが__に目を向けたまま反射的に__のを見た。
    「敵は片付きました!」

    「まだ我々はひやひやしなきゃ」
    「月面に燃料工場を造ったって話だ」
    「眉唾ですよ」



     動くと痛い。
    「笑う猫も帰還している頃合いな」
    「……アディか」目覚めた彼は、もはや生き延びているのか
    「本体から一旦離れた意識ですが……綺麗に融合をして同一人物になると聞いています。ママが良い例ですよ」
    「」


    「アディパパ……ってよぉ、アディパパの息子の名前がアディなのはわかる……よくわかる。息子につけたくなるような名前だもんな」
    「祖父が問題だぜ。なぜ息子にアディパパって命名したんだっ?!」
    「祖父の名はパパ・バーディックだ。その相手はアディ……」ルータン
    「……!」
    「アディのママはアディママですよ。突っ込まないんだ?」
    「人名舐めやがって!超イラつくぜ!!」
    「なんなら俺のフルネームはルーツ・ルーパート・ルータン・ルーター・バニスターだが」ルータン
    「お忘れですか?ストーミ・ヴェナブルスヴァーノンハーコートホール・バニスターです」
    「なぜ三男のあなただけがギセラ・アロッチョ・バニスターで名前だけとってもたった8文字で済んでるんですか……」ストーミ
    「親に聞け……」ギセラ
    「幾度となく繰り返された会話です」ストーミ


    「アディパパもチェリーパイを持った」
    「コピーはいくらでもとれるからな」
    「おかげで世界中の電力会社が倒産するほど被害をだした」

    「サファイアを確保できたが……」
    「母はともかく……父を信用しなかったからな」

    「……俺にも」ルータン「だから死んだんだ」
    ※アディパパがアディにヘンリーのチェリーパイを仕込んだ。ジョリフィーユではなく自分に移した。

    長らくサファイアはジョリフィーユが帰路したヨーロッパで探していた。
    アディパパ、息子を追いかけアメリカ西部へ




    「古いパイは味が悪い」ギセラ




    ******



    ⚠️アップロードを掻い潜るレアサファイアがまた動きをみせる。炙り出して叩き潰さないといけない。
    (レアサファイアはこちらの補給線を潰すつもり?)
    (レアサファイアはこれまでにもこちらの補給線を叩いてきた)
    ⚠️



    *******

    「メッセージはなんだ?話してくれ」

    販売先はシンジケート各地:ゴールドリッチ。ゴールドリッチ軍用の超強力兵器。多くの部品,または製品は販売されている。
    (ゴールドリッチ軍?機械?)

    「なんだ……」





    (この辺りは閃きの連鎖を頼りに書いていた。後で辻褄を合わせればいい)


    ⚠️本体の追跡。痕跡。

    ⚠️レアがマザーサファイアとコンタクトをとっていた。
    ゴールドリッチのソーラーステルス機に追い付かない。

     

    ―マウンテンビュー(笑う猫)―

     主要空港であるサンノゼ国際空港から勝手に複数の飛行機が離陸したとの一報が入った。管制塔は、どの航空機ももう何十分と行方が掴めていない状態だそうだが、街の人々は、数機の無人航空機がこの上空を大きく円を描くように旋回している模様を見ていた。


    ――カリフォルニア州サンタクララ郡【マウンテンビュー】

    夕刻
     窓から旋回している航空機を確認した市長はがっくりとして長椅子に腰を下ろし、うなだれて頭を抱えこんだ。
    「街じゅうの人口知能、非人口知能が制御不能だ。私の手には負えない!どうか助けてくれ!」市長

     鉄道の主要駅は既に封鎖されている。__は緊急体勢に入った。既に避難済みの七万の市民に対しては、市内に入らないよう勧告がだされていた。
     北部にあるモフエット・フェデラル飛行場では、航空医療、行政、軍利用に制限されていた。
    複数のバス路線。特になんもない街。


     サンタクルーズ山脈が見えてきた。狙ったかのように航空機が突っ込んでくる。閃光と共に炎が噴き出た。地響きが地盤を伝わり、窓が振動する。近場の窓ガラスは割れた。砂煙が巻き起こり、辺り一面を呑み込んだ。


    「そんなことができるのは『あいつ』だけだ」デイヴィス
    「どこに隠れている」トラヴィス
    「」エブロ
    (スライムにおおわれてる街を見て)
    「これは……」デヴィッド
    「これ以上……感染が拡がらないように__しなくては」デイヴィッド
    「汚染が進んでいる」
    (鎮圧、敵部隊の殲滅が目標)
    「よし、ウッズは先回りしているな」

     



    ――太平洋岸カリフォルニア州シリコンバレー

         【マウンテンビュー】
        〔同盟エレクトロニクス社〕

    一行は航空機墜落に伴うおぞましい衝撃を肌で感じた。硝子が割れ、数秒後に砂利の雨が降り、次に砂ぼこりが視界を遮った。あっという間の出来事だが、馴れている。



    (サファイア部品製造)
     地元警部が会員01の手足に手錠をかけた。他部下数名。
     
     回収された人物はコンツェルンに牛耳っていた(同盟の中心人物=盟主)シリコンバレーマウンテンビューのエレクトロニクス社…〇〇社長

    ――――合国軍情報局部〇〇から

    「ウッズ。謎の飛行物体がデトロイトへ接近しています」

    「そちらに向かう」ウッズはステルス機へ足早に向かった。
     社長が口走った。「全世界は熱く溶けたタールに変わる!」


    「撤退を」ポリー

    「街にはまだ暴走してる機械があるんだけど!」婦人警官
    「電力供給を止めて自家発へ切り替えて」ポリー
    「だって……あいつら自ら補給するんでしょ?」婦人警官
    「大丈夫。補給源はデトロイト近辺限定よ」ポリー
    「わざわざあいつらの面倒を焼きにここに出向こうとは思わないわ」 「よかった」ポリー



    ――【デトロイト】

    《マザーサファイア》
     
    __年8月。43年以来、最悪の酷暑。


    🤔デトロイトからマザーサファイアをどう脱出させるんだ。全然思いつかない。

    「__年も……」

     夜。アレクサンドラの四つのサーチライトが踊るなか。
    くるくる回るヘリの後部座席から腕を出して、遊ぶ
    ――これで夢の製造者ともお別れだ!
     レアに感謝……



    ――敵空軍接近中!!戦闘にはいります!
    警告の中
    ゴールドリッチが鉄の雨の中、軍用ヘリから身を半身乗り出し遊んでいる。無言で投下を指示。(興奮しているが黙ってる。)

    『――バイオメタル 投下成功しました。__、__』

     オズワルドのサーチライトに反射した巻き毛が風になびく。どことなく大人びた顔。

    🤔他人の中で育った複数の意識が返還された場合、融合するだろうか?別人格になる?分裂しそうな気もする。ヘンリーだから……




    ――太平洋岸カリフォルニア州シリコンバレー

         【マウンテンビュー】


    アーキュリーの部隊は警察と連動をして生物兵器を製造していたシンジケートの残党の摘発を完了するだろう。
     工場は既に三兄弟が潰した。

     笑う猫はシンジゲートのビルへ潜入する。
     極秘任務は生物兵器の破壊、回収。普段は三兄弟がやるような仕事だが。


     警車輌をエスコートする。後部座席に座る社長の顔めがけて高価な卵が投げられた。シンジケートが消滅する瞬間だった。

    ビルに戻る。
    ――連合国軍情報局部〇〇から「デトロイトが空襲を受けた模様」


     


    ――デトロイト
    《サファイア》
     
    ――――大破壊まで

    デトロイト上空に未確認飛行物体一群が出現。連合国空軍と接触したが全てメタルが撃墜した。

    襲撃にあったシリコンバレー基地のものだ。

    霧状の液体を大規模に散布されていた。今は街の全土から煙のように立ち上っている。(粒)はバイオメタルだ。

     バイオメタルは二足歩行型機動兵器、一般車両、生物に付着する。衝撃をあたえると休眠から目覚めて化学反応を起こし、融合をはじめ溶かしはじめる。パイロットは人工知能だ。意思決定、記憶内容によって、姿形を変える。

     運悪く皮膚に付着した人間はメタルスキンになり、機械に支配される。霧をあげながらけばけばしい建物が溶けていく。

     ラジオからあがる悲鳴を聞いて、大変満足な笑みを浮かべた。
    「」
    「――粛清」大きく手を拡げて。


    🤔オスカーの中へ入る選択肢……オスカーがマザーの中へ入る選択肢も?

    ****

     

    ――太平洋岸カリフォルニア州

         【マウンテンビュー】

     バイオメタル機械生物はデータ解析後に破壊。

    ――ウッズから無線報告。デトロイトが……






    《笑う猫》
    ――太平洋岸カリフォルニア州シリコンバレー【マウンテンビュー】
    🤔無用かもしれない場面。心に浮かんだ映像を書いた。
    🤔何をしにきたんだい?



     ジョリーが部屋がバイオメタルの骨格だと気がついた。

    「入っちゃった」ポリー
    「まずい!」ステファン
     透明の膜にぶつかるシリス。


    ⚠️ヘイルとエブロが素早く動く。
    「エブロ、手伝ってくれ」バチンッと配線を切っていく。
    「デイヴィス、__を切れ!」
    「デイヴィッド、__を持ってこい」

     バイオメタルの中に閉じ込めた人たち。外の声は聞こえない。
    「」
     ポリーは空中蹴りをかます。「このおおぉぉぉー!!」
     ステファンはため息。「はぁ……」
    「……そんなのだめ」ジョリー
    「読まれてしまう」

    デヴィッド:

     

    ジョリー:「自害しなくちゃ」

    ステファン:シリス、ポリー、援護を頼んだ(修理作業)

      ヘイルが動く。

     読まれる。ラムにダウンロードされるぞ!

    「ちくしょう!」ステファン

    「やらなきゃ……」ジョリー
    「待て……、シリス」ヘイル
    「二人とも待つのよ」ポリー「まっ」
     シリスがステファンとポリーの頭部に銃弾を食らわせる。ジョリーの頭部にはキャンドルスティックを突き刺した。シリスは哀しい表情を浮かべる。命令。

    ジョリーの記憶は壊れただろうか。彼は死んだ。
    シリスは顎下から自ら頭部を突き刺し自害した。
     割れた。
     ヘイルはうつむいていた。怒っていた。彼がもう少し待っていたら。
     ジョリーの頬に顔を埋めるヘイルを見た。
    「…………」デイヴィス

    蘇生処置。頭部に電波をあたえる。なんとしても生前の脳の状態を維持しなくてはならない。

    任務終了。

    🤔よくわからない。敵からなんの攻撃を受けているんだい。意味はもたせる。きっといつかは繋がるはずだから。



    《モスマ》
    【デトロイト】

    彼はレアを潰す。
    レアは本体から離脱をする。敵は他所へ意識を一時的に逃がす為、バニスターやモスマは電力供給を下げる権限を持っている。

    鉄の槍が降るとは聞いていない。ヘリがくるくる回って遊んでいる。マザーサファイアだろう。

    バイクごとショーウィンドウに突っ込む。緊急だ。手洗いへ急ぐ。スライム状のバイオメタルを水と(バイオメタル溶かすやつ……)で洗い流した。メタルワーカー耐性のヘルメットやジャケットで助かった。一足遅れて避難命名の通知が届いた。

    しばらくの間は動けそうにない。
    バニスターは段階を踏んで電力を止めるだろう。いきなり停電した。
    ただひとつオズワルドだけが復帰をした。

    「夢を見ているのか」
    「様子がおかしい」
     夢の製造者とは連絡を取れない。三兄弟に連絡する間に医療ヘリその他特集部隊がビルに着陸。
     急遽、自分が統率する部隊を向かわせる。
     自分がレアから離れるわけにはいかない。
    「本体がいまどこにあるのかわかるか、かなりの時間を短縮できるんだが」モスマ
    通達。カリフォルニア州ディズニーリゾートに異常な電流の動きをキャッチ。エリア51から報告、電流源は衛星。
    あそこじゃレイダーが好き放題やっている。
    部隊はビルに
    部下に連絡
    部下から夢の製造者死亡確認。ウッズ、笑う猫マウンテンビューからデトロイトに急行中。
    ウッズからカリフォルニアへ行くようにいわれる。しかもUFOで。バニスターがUFOを所有していた?賞金首の?
    それがあるビルへ向かう。
    オスカー……待て。マザーの逃げ場になる。
    「オスカーへの電力供給を絶て。全てが終わるまで起動させるな」
     元賞金首に乗る。
     
     早速、赤いレーザーをマザーに試す。マザーの乗ったヘリは墜落した。

     モスマはマザーサファイアを睨みつけた。
    🤔UFO……のように超高速飛行をする。とてつもないGがかかる。そしてとても寒いらしい。意識は保てないから目的地到着まで冷凍ポッドで冬眠させる?
    ……そんなでGから身を守れるの?



    《レアサファイア》



    電気の道?
    衛星から荒んだ地方のアンテナ群に電気送れない?テーマパークのレイダーを巻き込めない?
    レア本体が【某テーマパーク】に紛れ込んだ。
    そこの電気でレアは何かをしたい。
    マザーサファイアは他のサファイアをアップデートできる。マザーサファイアにアプデを噛ませる。

    🤔デトロイトの……あの墜落した現場で?

    ようやくモスマが到着し、レイダーの猛攻を回避しながらレアを発見するときにはレアのすべての作業が終わっている。
    しかし、《レッドライト・グリーンライト》遊びの犠牲者に。レーザーに腹や脚を撃たれて真っ赤。
    レアはマザーを解放したと言った。


    ここでレアは彼に言いたいことをぶちまける。
    「言ってるでしょ?ヘンリーのチェリーパイみたいなくだらないものは彼女には諦めさせる!全人類の人格をヘンリーに統一しようなんて……」
    「邪魔しないで」
     今はズーイーの人格だ。こちらの錯乱が目的なのだ。
    「最初っからヘンリーだ」
    「本人も痛いほど自覚するだろう。古いパイは味が悪い、と……」



    ⚠️モスマはズーイー・バニスターの専属教育係。三兄弟やシェールにも専属シッターはいたが恐ろしく短命だった。ジョリフィーユもついていたがストーミ以外なつかなかった。だからこういったテーマパークにはモスマか双子が連れてきた。ヘイルもなかなか時間をとれなかった。


    モスマは容赦がない。レアは自分の意識を外に逃がす。
    🤔これメタルワーカーは脳内ゲームプレイ……
    何百といるレイダー、手強い賞金首が相手。
    🤔集るレイダーから逃げながら賞金首の猛攻を回避しながらどうするか、そのあと、立て続けに賞金首から逃げながらレイダーの猛攻をどうするか。勿論レイダーはモスマの上をバイクやら屋上ジャンプやらで行き交うし、窓やビルから弾をとばす。建物が壊れ崩れてくるかもしれない。
    結局、衛星に送られる。仕方がない。


    時々、三兄弟の記憶が甦る。




    ーディズニーリゾート(モスマ)―

    《モスマ》

     ニュースキャスターは大体こう報じた。
    『電力会社はいまだ西海岸の電力サージの原因を特定できていませんが設備の老朽化もしくはハッカーによる犯行という見方がでています』

     あれのデータセンターを攻撃している。西海岸だけじゃない。どんどん東へ広がってる。

     電力の供給を止めるためだ。レアの移動を許さない。

    「国土の4分の1で電力供給が低下。まもなくあれはアクセスを失います。キツネを木の上に追い込みました。」

    「木を燃やすのはあなたです。モスマ」
    ――なぜここに逃げる。
    「……すべての電力を最低限まで落とせ。電力はバッテリーが尽きるまで復旧させるな」モスマ

     少し離れた場所から

    デトロイトのオズワルドか……
    カリフォルニアの蟻の巣か……
    衛星……



    極度の疲労のせいか配給者から缶を受け取って蓋を開け、飲む寸前まで疑わなかった。「待て」古い缶を支給した者を確認していない。
    「顔を見せろ」いつもちょっかいをだすやつだった。






    ――大規模な電力サージの影響であれに不具合がでてるのは間違いない。


    ――――
    ただのメモ
    最新鋭の暗視ゴーグルでウルトラHDで赤外線イルミネーター(照射装置)を内蔵。しかも、振動によって自動充電されるバッテリーを使ってる。
    ――――



    電力低下の波はアメリカ全土に拡がっており、今後ニューヨーク州の都市部でも電力サージと停電が発生するとみられている。




    ――カリフォルニア州、蟻の巣

    《笑う猫》ヘイルと摩擦。危険な男だと認識している。




    《バーディック》

    ――カリフォルニア州【蟻の巣】


     バーディックが、ヘイルに話しかける。
    「ウッズは知っていると思う。俺の記憶を持っている。親父の記憶を。彼自身に覗き趣味があれば、父の存在を知ってる」
    「なにが見えた?」ヘイル

     ひょっとしたら、この記憶を頼りにウッズは行動したのかも。
    「できるだけのことはしよう」。

    ―復元―
    ――カリフォルニア州、蟻の巣


    三兄弟、少し遅れてモスマが帰還する。
    アディは双方に接触を試みる。










            ††††

    《ヘイル》

    回収された後、ステファン,ジョリーの脳,AIチップは調査対象になったが、記憶を復元できなかった。

    記憶が破損している。

    ジョリーの頭脳は慎重に復元され元に限り無く近い状態へ。ヘイルがコードを持っていたから、彼女をアップロード……するのを躊躇う。

     目覚めた彼女はヘイルに一目惚れをするキスをしようとする。ヘイルは防ぐ。

    なぜ
    ――――
    ⚠️ヘイルのバックボーン(FM絡み)

    耳障りの良い包丁がまな板を叩く音。__に疲れたせいだ。ソファーで__などをして寛いでいるうちに眠りこけてしまった。

    ⚠️ジョリー・バニスターと一緒に過ごした船舶(せんぱく沈んだノーティラス。)そして偽装と真実でぐちゃぐちゃまみれになったカシミール……


    ――そして完全に失った。
    ――――――





    (オスカー)彼の頭脳は今後の機械世界へ貢献する。とジョリーはいう。

    「『人命を優先すること』それこそ人口超知能に支配される世界が現実になる」
    「わからないな」デヴィッド
    「人同様に選択肢をあたえるべきだ。」
    「どういうこと?」エブロ

    「命令より人を重んじる組織に疑問を持ってる」




    「モスマ……」アディ

    「H.A.Cはレッド・マウンテンの噴火を見たがった」モスマ



    ****




    アディは三兄弟と衝突する。アディがつっかかる。
    「どうなってる!?」
     笑う猫の存在意義をつけつけられる。デイヴィッドがショックを受ける。







    「」










    ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️?????????
    metalworker#

     第四次世界大戦

          同時多発

    トラック,貨物リニアモーターカーで運ばれていくバイオメタル

     機械人形が粒子を警官隊や軍隊に噴射

     

    ――――ロサンゼルス封鎖されるところに恐竜模型に取りついたバイオメタル現れる(某リゾートから遠路遥々)
     円盤までやってくる。

     基地の外縁マーク__と__のあいだを銃撃を回避しながら__に向かっている。そこに達するまえに倒さなければ__のなかに閉じ込められる。
    ヘリから__が放たれた

     

    バイオメタル粒子を拡散する装置

    メタモルフィーゼに信号を送る

    形状を変えるメタモルフィーゼなら部品に組み込まれている。

    大量に各地へ


     恐ろしいのは円盤型の無人偵察機だった。音を感知し




    敵対意思のあるものは襲われる。

     

    **

    デトロイト封鎖された跡

    シカゴ……ニューヨークは堕ちた……機械軍は勢力を拡大した。

    ……連合軍は後退を余儀なくされた。

     

    弾き出された計算……

     
           【現代】

     

    ウッズが援護。ソーラーステルス機でX型を振り切って無理矢理帰還

    アーキュリー率いる部隊の援護もあった。

     

    ……博士は、共有できると言ってたな。

    エブロ:アップデートするだけでは足りない。専門医も施設もいる。


     

    ―記憶の小径―


    《笑う猫》

    🙄記憶を取り戻しているデイヴィスは亡くなった妻への喪失感にかなりの時間をとられる。かなりツラい。空いた穴を埋められない。部屋の整理は進める。

    「俺はドラマのセットで演技をふるったのか?とか」
    「じゃあ、あの体験は本物だったのか?と考えてしまうな」デヴィッド
    「誓いは?俺、覚えてない」エブロ







    「どうやってあそこまで行けばいい?」
    ミーティング、予行
    ⚠️⚠️仲間想いのためバーディックとデイヴィスが作戦に噛みつく。
     記憶操作の効果も発揮され笑う猫は死ぬことを恐れない。
     作戦の成功率に拘りをみせるデイヴィス。




    ⚠️⚠️この時点でデヴィッドは二人がヘイルの力を借りて立ち入り禁止区域から人の記憶を覗くことを計画している予測してる。




    ⚠️⚠️3人の青年。ルーツ、ストーミ、ギセラの影を見せる。重要人物の記憶も保存されているため厳重。





    《ハット・アンド・ケープ》
    ハットアンドケープは残りの彼が自分の命令に従うのを待った。
    ⚠️⚠️⚠️⚠️サファイアにヘンリーのチェリーパイを見つける。見つけさせる。






    《笑う猫》
    🤔笑う猫のデヴィッドはヘイルの行動に疑問を抱く。ヘイルは影と会っている。
    「問題をひとつ片付ける」
    けれど彼らをリセットできる人間がデヴィッドルーチンをリセットする。それは影。ルータン。
    影がヘイルに知らせる。
    バーディックはかなりショックをうける

    だけど、ヘイルとその影の手助けのおかげで欠けた父の記憶を見ることができる。仲間のことは我慢する。

    影が言った。自分に深く関わることだから












    「そこに私の娘がいるのね」

    ――――『これは……』
    彼女の娘が、形容しがたい。どんな状態で見せるべき?
    ――――『ゾー……イ』
    ――――「こ……………を――」
    ――――『私の…むす…め…が……、ッ――――!』
    ――――『人殺し!!人殺し!!人殺し!!』

    ――――『しっかり!』ストーミー
     ジョリーはマイクロチップを確かめようとする。
    ――――『気をしっかり保って!』
     ルータンが母親の手からチップを取り自分の中に入れる。
     ジョリーは冷静沈着な息子の涙ぐむ様子を見て、
    ――――『あいつはゾーイの命を奪った。私たちの命を!ただ殺すじゃだめ……』
    ――――『…………ッ』ルータン
    ――――『……』ズーイーを何%でもいいの。抽出できれば……そうしたいの……

    ヘンリーはどう動いた?
    ――――『何をする気なんだ?』アディパパ

    ――――『アディパパ、話がある』ルータン
    ――――『あの人が望むことはわかる』ルータン
    ――――『現実になるようだ』アディパパ
    ――――『淵原は……彼女の怒り、彼の失望』ルータン
    ――――『どちらも殺したい』アディパパ
    ――――『殺れと言われて、できるか?』ルータン



    バーディックが目を開ける。
    三兄弟の存在には薄々気づいていた。
    「そ、そんな……」「あなたが」
    「これは酷い……!」
    ⚠️バニスターがヘンリーを虐めている
    どちらも加害者で被害者だった。


    ヘンリー・ゴールドリッチを更に憎む






    親父は、ヤツの同僚で、__だった。
    バニスター、ブラックウェル、バーディック、ゴールドリッチがサカタを追い込んだ結果。
    ブラックウェル伝にメタルワーカープロジェクトを知ったからだ。
    なぜゴールドリッチは裏切った。

    デヴィッドを見かけた。
    バーディックは、デヴィッドに記憶操作について話しそして謝罪したいが、様子をみることにする。綺麗に忘れていたから。


    モスマが記憶をセーブしに来る。モスマについて。
    「記憶操作は人にポジティブを与えるためにあるものだ」モスマ
    「嫌な連中との出来事は女とのデートで塗り替えてもらう」
    「あんたに、お勧めだ」モスマ
    「……女を作る暇があれば作るってな」アディ
    「なら、借りればいい」モスマは額に指を当てる。
    「……お?」

          ――……これが恋か……――
       ――……俺の中でハートフルが溢れて……――
         ――……なんか弾けた……――
         ――……かわいい、彼女最高……――
         ――――……え、えっ?……―――
         ――――……眼・福……――――


    「アディ、どうした?落ち込んで」トラヴィス
    「いないから」アディ
    「……」トラヴィス


    気がかりに思う。自分の価値と仲間を比較して不安を覚える。
    彼らはいいように操られた兵士なんだという実感。
    (バーディックがウッズに対して悶々)

    バーディックがデヴィッドに相談する。蟻の餌についても話す。この間のことを謝罪する。気にかけてくれたのに。

    (デヴィッドと仲間が悶々とする時間)考える時間。何かしそうな時間。
    (笑う猫がウッズに迫るかもしれない時間)

    誰に迫る。
    三兄弟かウッズかヘイル

    (ウッズは話をする?三兄弟から話を聞く?





    デイヴィッドが
    ウッズに俺たちの記憶を操作するなと責め立てる。
    ウッズは承諾する。









    ウッズにばればれ。
    というのもウッズから隠れる必要なかった。計画のことはヘイルから聞いていて知っていた。ウッズはヘイルとは長い付き合い。ジョリー・トーマはヘイルの妻だ。

    ウッズからむしろ気を配られる。大量の情報を受けとめたので。
    なんなら、足りないパーツをはめてくれる。

    「私の父はヘンリーの兄弟にあたる。__したものさ」(ヘンリーには兄妹がいる。妹の婿がウッズの父)

    でも、一呼吸置こう。休息のち、ある部屋で




    休息後、ある部屋。博士以外の伝説が揃っていた。
    ウッズ、ヘイル、三兄弟、モスマ。

    (ヘンリーがサファイアに対して行ったこと)
    「彼の娘は、ライバル企業から送り込まれた刺客に襲われた。娘は半身不随になった」

    「ヘンリーは家庭を守ろうとは思わなかった」

    「__に娘を閉じ込めて人目から遠ざけようとさえした」
    「病院で貰える車椅子をあたえただけ。自分の企業の(肉体補助)機械を能える気配さえなかった」

    「私と母は彼女に会いに通った。私が…うるさかったんだよ。私の父は、試作品の肉体補助機械を彼女へプレゼントをした。」
    「私たちは、本当の家族のようだった」

    「……あれは、ジョリーの愛娘、ズーイーの……複製だと知らされた」「ヘンリーから渡された小さな箱の中身は、ゾーイだった証のDNA情報だった。つまり、肉塊……」

    「一報が入った。薬品でサフィーを植物人間状態にしたんだ。娘を殺めたんだ」

    「あいつは、とうとう気がふれた、と思った。自分の知識や経験を段ボールにでもしまうみたいに詰め、それを娘の脳に埋め込んだ……」

    「永久機関も施した。そして、私たちを遠ざけた」

    🤔サファイアは人造人間。モデルはゾーイ。

    「サフィーは回復したかもしれないが……ひどく怯えて」
    このあたりから関与するバニスターは三兄弟。
    ジョリー、ヘイルは休眠してる。

    「彼は被害妄想が目立っていた。刺客に襲われる。とか」

    そして……自身が主催したパーティーで昂然とした態度で言った。
    『皆がわたし自身だったら、国は繁栄しただろうに』」





    「彼は娘を残して行方不明になった。知識の箱を持っているサフィーを会社は監禁した」

    「親父が殺した」アディ
    「アディ、少し違うんだ」
    ⚠️三兄弟が拷問を施した。世界は醜いとヘンリーは言った。私も力が欲しいがそれは大勢の人間が望ましいと思う箇所に宿るものだ。努力はしたが民衆は私を忘れる。すべてバニスターの功績に書き換えられるからな。下の階層にいる馬鹿野郎の脳みそを改変統一できたら、私も生きやすくなる。

    「奇弁ですね」ストーミ






    (ウッズが認める。アディパパだけではない。バニスター。サファイアの戦いを話す)
    「もうひとり、いる」被害者は
    エブロは思う。ヘンリーも被害者だった。

    「ゾーイ・バニスター」

    (アディパパはこの時ラムチップの存在と、バニスターから盗んだ技術を独自に発展させたモンスターを造っていた。だから彼は殺された)
    (手をかけたのはアディパパだがバニスターが後ろ楯にいた。)

     私が思うに、この時にはすでに、彼のラムチップは複製され世界に散らばっていたと思うし、粛清の計画を進めていたのだろう。

     (バニスターは大々的に彼の死を報じさせた)
     コンツェルン、シンジケートの人間は、一世代で莫大な財産を築き上げたその知識を惜しんだ。彼を捜したものだよ。
    🤔バニスターが絡む


    コンツェルンの悪い人間は、彼が行方を眩まして間も無く、少女からデータを抜こうとした。
    ヘンリーの研究の手掛かり
    しかし、少女の父のデータには鍵がかかっていて知識の箱を誰も開けられないことに気がついた。サフィーと行方不明の彼だけが鍵を持っていたんだ。

     

     サフィーは協力を拒んだ。だがコンツェルンの人間に再び殺された。くまなく脳を掻き回された。サフィーの潜在意識は『ヘンリー』の中に隠れたんだろう。

    サファイアはどきどきすると言っている。

     このヘンリーとやつは、肉体から切り離された本人か、まったく別のものか……私にはわからない。

     無関心とはいえ、愛娘が部下により、監視部屋に監禁され必要なら拷問を受ける。この意思は自分だ。そして愛娘(または自分)がこの知能(利益)の為に殺害されているのだと。(脳データの電源をオンオフにすることはAIの中では死に値すると考えてる)

    許せなかった。

     

    どうやってコンツェルンが第二脳を作動させた(データを盗んだ)かは私はわからない。バニスター一族が一枚噛んだんだろう。

    サファイアがいつも父が頭のなかにいるとアディパパ一家に話していたんだ

    サフィーが突然 『ヘンリー』がないと騒ぎはじめた。誰かが盗ったと。彼女は狂暴になり、狂い始めた。
     彼女は__空だったからコンツェルンには無用の存在だった。
     

    わたしが(事情を知っている成長したウッズ:同年代の少女に惚れていた)少女を保護した時には脳は完全に祖父のものだった。ほどなくして、わたしは現実を知った。
    (サファイアはバニスター一族のとりわけジョリー・バニスターを憎んでいた。)
    (バニスター)
    思考の危険性を察知したわたしはコンツェルンに送り返してしまった。


    そして、もしもの為に備えて、サークルを作ることにした。特殊部隊。ステファンチームのことだ。


    間もなくして少女はコンツェルンから脱走し(コントロール)シンジケートの元へ身投げする。目標を達成する為に。

    真の理想の世界をつくるため世界をブッ壊す!それは、自分(たち)の為の
    ヘンリーが作った人工超知能が、世界を操り、壊滅させた。バイオメタルを世界に撒いた。
    それが第三次世界大戦が幕を開けた。
     あの一夜でアルフレッド・バニスターは悪者になったかもしれない。だけど世界は彼らの技術が必要だった。



    部下は信用できない!機械は信用できる!なおかつ自分自身なら最高だ!!AIチップを複製。海賊の残した宝みたいに作品は各地に散らばっている。

    「犬畜生にも劣る奴だ」バーディック


    「母を殺した。酷く怯えていた」バーディック

     
    ⚠️⚠️レアサファイアがバニスターの中にヘンリーのチェリーパイがあることを突き止める。

    ありとあらゆる警報を鳴らす危険を犯していくつかのキーボードを操作し、防御ユニットをシャットダウンした
    _や基地のなかにいる他の兵士たちがまだ知らなかったとしても、ふたりの位置はいまの_でバレてしまった。
    ⚠️こいつやらかしてますよ感。ハットアンドケープの一味。

    ―シャットダウン―
    コピーをとるにしても受け入れるチップが必要だ。とんでもない質量だから、
    世界の電気をシャットダウンする。
    ひとつひとつ調べあげた。電気会社関連、紐づけしてある。
    あとは電流が教えてくれる。奇怪な動きをするだろうからね
    違法であるコピーを限りなく減らすべきだ。



    「面倒臭い課題が増えた」


    狩猟採集社会?



    道義的な怒り?個人的な怒りじゃないやつ。




    ―チェリーパイ―

    《デトロイト本拠地》

    とてつもなく大きな壁がそびえ、連動して動く砲塔があり、堀には縦横にセンサーがとりつけられている



    「『オズワルド』力強い武器ね」(アレクサンドラの最新版)
    「灯台モニタリングを無効化してからじゃないと、辿り着く前に丸焦げにされてしまう」ジョリー
    「そんな方法は思いつかない」デヴィッド
    「だったら、あれにどう近づく?」バーディック

     (テストの無人機が一機やられる)
    「楽にいけそう……」トラヴィス
     




    オズワルドのひかりが完全に通過している

    囮:上空からソーラーステルス

    囮:陸からアーキュリー,デヴィッドチーム
    「ふん」⚠️三兄弟、モスマ優先……
    ステファンチーム
    かなり入り乱れている。
     

     

     サファイアがたくさん待機してる。


    「」
     【BOSSハット・アンド・ケープ(H.A.C)】
     剥き出しにされた体の一部は重さを減らすために人間らしいみせかけが省略される。
     バイオメタルと金属と有機体の驚くべき融合物を
    「」
    メルヴィルはグウェインの体から頭を引き抜き自分の頭を取りつけた。



    「……!」
    「キメラ……」デイヴィッド

    「父を殺すために、来たのね」????
    「父を殺すために、来たのね」

    マーティー・メルヴィル
    体内に兵器や爆弾も
    ケール・グウェイン
    スワン・チェイス
    ブレイク・ゴールト
    ????????(頭のなかはマザーサファイア)

    『……貴方達は私
    ねず Link Message Mute
    2020/06/20 20:56:56

    MetalworkerProject(令和5年4月更新。加筆修正公開中)

    ※令和5年4月更新

    #Metalworker

    more...
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    • 地獄の壁 #フロントミッション #地獄の壁
      ねずの小説「Frontmission」更新。書き急いでる。いろいろ置いてきぼり。
      来月の6日まで、ねずはギャレリアお休みします。
      ねず
    • 2ジャパニーズボブテイルとジョシー・ダリン #フロントミッション #地獄の壁 #いつものヤツら

      右に同じく「ネコとスーパーモデル」のコピー。
      イラストを描くときに使った口癖「もぉ~やだ」
      ねず
    • 10Metalworker #metalworker #ウォッチメイカーねず
    • 7ジェフ #いつものヤツら #オリキャラ から ジェフ
      ねずのハートのいろは黄色でっスマ!
      そんなことより6枚目の写真に写ってるカーテンダサい。
      ねず
    • 2エキゾチックとゲッタ・セドリック #フロントミッション #地獄の壁 #いつものヤツら
      右に同じく摸写。
      あなたも猫の気持ちになってみてください。
      ねず
    • 2Twin moon #いつものヤツら#ウォッチメイカー から
      いつものチャールズ・ヴェスパシアン・ヘイルとジョリー。


      ※摸写である。
      ねず
    • 2双子月お絵かきソフトCOLOR'S3dを使って2DSLLで描いたイラストをスマホに落としてからフーディーで加工しました。

      #いつものヤツら #ウォッチメイカー から
      チャールズ・ヴェスパシアン・ヘイルとジョリー


      摸写です。
      ねず
    • 2Metalworker荒れてるな。誹謗中傷スタンプを貼られたら、そりゃびっくりする、悔しいよな。自分の誹謗中傷を耳にしても「聞かせんな」とはねのけちゃえばいいです。追うのは疲れる。私はそうしてます。だって、そいつ、忘れ、とぼけの天才だから。
      そいつだって骨折や病気をひとつでもしたら普通の人生を歩めなくなります。場合によっては無職にもなりうる。無職は死ねとか簡単に言う人は、自分の頭で考えて言った訳じゃない。
      Webや都合の良い仲間の(愚かな)考え、またはジョーク、皮肉を理解できずに、自分の頭からひりだしたまともな意見だと思って、言っちゃいけないところで使ってるだけ。思考停止脳の持ち主なのでは。
      キモイ、K印などはくだらない引用にすぎない。
      そして、くだらないことを言っても無駄です。言ってやった当人の賢さがアップします。ボーナスの振り分けありがとうございました!と言っちゃってもいいな。
      で、も、気になるものが気になるのが繊細な心を持つヤツなんだよな。はあ。

      っつーのがねずのいまの気持ち。じゃぁ、また6日。
      ねず
    • 3アビシニアンとミリガン・アシュトン #フロントミッション #地獄の壁 #いつものヤツら

      右に同じくコピー。
      ねず
    • ハバナブラウンとジョリー #いつものヤツら からジョリー・バニスター

      右に同じく。Pinterestで偶然見つけた「ネコとスーパーモデル」よりコピー。
      ねず
    • ジョジョ。ジョリーとジェフさはい、 #いつものヤツら から いつものヤツです。
      小説、「Frontmission」更新しました。
      荒は気が向いたときに直します。
      まだまだ続きます。

      ※摸写🙇※荒木先生のジョジョとは無関係🙇
      ねず
    • 2シャルトリューとフランソワ・ルタン #ウォッチメイカー #いつものヤツら #チャールズヘイル

      「ウォッチメイカー」よりチャールズ・ヴェスパシアン・ヘイル。右に同じく。摸写。
      ねず
    • 2ピーターボールドとデイヴ・スターリング #フロントミッション #地獄の壁 #いつものヤツら

      Pinterestで見つけた写真「スーパーモデルと猫」から摸写🙇
      ねず
    • 3チャールズ #いつものヤツら #ウォッチメイカー からいつものヤツら。ねず
    • 2アリス #いつものヤツら からアリス・アスクウィスさん。

      ※これは模写だね。3DSソフト、カラーズで描いた。
      ねず
    • ハングオーバー #いつものヤツら
      過去絵だけど。
      ねず
    • 2泥棒さん #いつものヤツら から #オリキャラ ジェフ

      ※摸写🙇
      ねず
    • 13いつものヤツら #フロントミッション #地獄の壁 #いつものヤツら からみんな。
      チャールズ、ゲッタ、ミリガン、シャーリー、ジョリー、ゲーオ、ジョシー、マルコ、トラヴィス、ケヴィン、デイヴ、リーバス、グリーグ
      ねず
    • FM――いつものヤツら――(推敲公開)悲しいかな。私は小説を書こうとすると作家様に助けを求めたくなります。冒頭ではスティーブン・キングの『ライディング・ザ・ブレッド』を、ジョリーの物語では『ヒストリアン』から引用したように、作品から拝借しなければ表現できないのです。ここ『frontmission』からは頻繁に引用を使っています。
      物語自体はオリジナルですが――シーンについては悲しいかな。オリジナルとは言えない――、フロントミッションの二次創作物です。(続)の意味は文字通り、『frontmission』は終ってないということ。後日更新します。気が向いたら。1年後かも。
      #フロントミッション #地獄の壁 #いつものヤツら
      ねず
    • 5リスナーとシセロ #スカイリム #シセロ #いつものヤツら

      「おまえを見ている」の🖐️を届けたくなる季節。
      ねず
    • チャールズ・バニスター #いつものヤツら からチャールズ。ねずのクソ小説『Frontmission』 にでてきたやつ。ねず
    • 2双子ちゃん #いつものヤツら からシャーリーとケヴィン。

      ※模写だね。Pinterest『つきおばけ🌚』のほうにも遊びに来てね。
      ねず
    • 6ブラックサンタ #スカイリム #シセロ #闇の一党ねず
    • なにか言いたげシャーリーちゃんはい、 #いつものヤツら から いつもいないヤツ。

      さっきのは、新着のお隣さんとミラクルコラボしたみたい。はかってないです。偶然です。
      ねず
    • ジョリー・バニスターはい、 #いつものヤツら からいつものヤツです。ねず
    • 喉が渇いたジョリーはい、しつこいねずです。 #いつものヤツら から はいはい。きみらね。
      #ウォッチメイカー から チャールズ・ヴェスパシアン・ヘイル

      ※摸写🙇
      ねず
    • 踊らない男 #フロントミッション #地獄の壁 #いつものヤツら

      からゲッタ・セドリック
      ねず
    • 五十代アメリカ人男性を描けない悲劇 #ウォッチメイカー #チャールズヘイル #いつものヤツら
      おお、朝起きて様子見に来たら賑わってるじゃないか。ほかは知らないけど、ここは未明とか、朝に賑わうのかな。昨晩は大人しくて、いろいろ評判とか調べにでかけたくらい心配したよ。
      昨晩から利用させて頂いてます!ってあれ?新着いっぱいあったんだけど投稿したらなくなって…?違うページだったの?なんだか、さっきは何を見たのか、よくわからないけど、賑わえ、ギャレリア。
      ※摸写です。
      ねず
    • 5丸顔の間抜けムーンボーイとか前のムーンボーイ絵を消した。
      目について、ごめんな。

      #氷と炎の歌 #ムーンボーイ
      #地獄の壁
      #スカイリム #声がでかいマーキュリオ

      マーキュリオ「認めろよ!俺がいないんで、道に迷ったんだろ?」
      ねず
    • 4ジョリーパスタパスタを食べにね「ジョリーパスタ」行ったの。
      チーズ臭いとか言われるのはイヤじゃない。
      ジョリーパスタでジョリーがパスタ食べてる『ねずがジョリーパスタ入った』記念イラストを描きたいんだけど、なんかね、面倒くさい。
      だからタイトルだけ。
      かなり古いイラスト。

      #いつものヤツら #ジョリーパスタ
      ねず
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