創作SNS GALLERIA[ギャレリア]
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作品 - 音楽 OR たま OR 知久寿焼 OR 柳原幼一郎 OR 石川浩司
: 2907件
No.677 ウマノホネ
競走馬に魅せられた男の末路。とある一人の若者。ギャンブルとは無縁だったが、先輩に誘われ競馬場へ。何頭もが競い、ある時は予想通り。ある時は意外な結末。賭けるスリルもそうだが駆け抜ける馬が格好良く、足しげく通うように。勝つより負けが増えても、馬が見たい。借金は増えるばかり。返済のために女性相手に夜の世界で働き始める。器量だけは良かったため、客に貢がれても店でナンバーワンになっても稼いだ金は返済ではなく馬に貢ぐ。もう引き返せない。とにかく走る馬が見たい。いや、もう馬になりたい。もはや病的。そんな彼に突然、幸か不幸かチャンスが訪れる。仕事上、酒を煽りすぎて体を壊して若くして命を落とす。願いが通じたのか死ぬ際に奇妙な呪術士と出会い、遂に馬にしてもらった。ただし、ゾンビだが。死んだ、という事実を認めない彼らはホストと馬の骨という奇妙な組み合わせで、好きな女性ができては結婚を願うも相手の両親からは見たまんま「どこの馬の骨かわからん!」と当然ながら猛反対され、ストレスから夜中に通行人を包丁を持って追いかけ回すらしい。恐ろしいがご安心を。いわゆる都市伝説の一つである。
#イラスト
#アナログイラスト
#オリジナルキャラクター
#アクリル絵具
#モンスター
#怪物
#お化け
#馬
#ウマ
#骨
#ホスト
#都市伝説
ts198806095666
Adobe draw練習絵
#忍たま乱太郎
#二次創作
#女の子
トモミちゃんが描きたくてトモミちゃんを描いてみました。
落書きにAdobe drawでも使ってみようかなと候補のソフトの一つにしています。
すわろふすきー💎
No.690 かまくびハンター
非常に強い毒性を持つヘビだが、あまりにも頭が大きく重いため、動作が緩慢で獲物には逃げられてばかり。理想的なハンターであるネコ科の素早さを盗むため交尾の直前に静かに近づき雄の足に噛みつき、遅効性の呪いの毒牙を突き刺す。気づかず毒が回ったまま交尾すると雌はこの蛇を身籠る。誕生し、進化も退化もないこの怪物は類も目も属も唯一であり、色違いも似たような生物も存在しない。以前の鈍足さが嘘のように力強い跳躍力を手に入れた今では木から木へと移動しながら獲物を仕留め、森の中で野宿する旅人も平気で襲う。
#イラスト
#アナログイラスト
#オリジナルキャラクター
#色鉛筆
#モンスター
#怪物
#お化け
#ヘビ
#ネコ科
#爬虫類
#哺乳類
ts198806095666
そういう意見もあるんですね。話 は 以 上 で す か ?
ラインスタンプ制作中。
「ぺぺたまあまり好きじゃないんですよね」と言われた時のぺぺたマン。
#イラスト
#Illustration
#ぺぺたマン
#ラインスタンプ
玉本秋人
ぺぺたまを食べよう!
ラインスタンプ制作中。
#イラスト
#Illustration
#ぺぺたま
#ぺぺたマン
玉本秋人
3
LINEスタンプ③
スタンプまたまた作りました。
https://store.line.me/stickershop/product/14149416/ja
家族の連絡用というコンセプトで作ってみました。
ご興味頂けましたら覗いてみて下さい😊
いぬぽめ
10
Love♥Trigger
2014年頃に考えた自キャラコンセプト『Love♥Trigger(ラブ♥トリガー)』のまとめページ用表紙絵&キャラたちをリメイクした物のまとめ(キャラは随時追加予定)。
一昔前のバラエティ系ガンシューティングゲームをイメージした創作で、コンセプトテーマは『恋愛』。
2〜6枚目は正義側の組織『ラブセイバーズ』のメンバーで、名前は順にイトシ、アイ、ジョー、レン、ラブたま。
7枚目以降は悪側の組織『恋愛殲滅同盟(れんあいせんめつどうめい)』のメンバーで、名前は順にメイダ、セパル、トロイ、クラッシュ。
##自創作まとめ
#しづキャラ
#創作
#オリジナル
#オリキャラ
#Love_Trigger
詩月
初めてこちらで投稿します
たまに絵をかいています(n*´ω`*n)
#オリジナル
#女の子
#オリキャラ
komomomo_momo
ユキandトモミ 花のくノ一組コス
カクレンジャー見ていたら描きたくなりました。
ちょっと忍たまのくノ一とポジションが似てるような、、、?
ユキちゃんとトモミちゃん好きなキャラなので何回かお絵描きしてましたね。
また描こうかな。普段着もいいけどこっちも良いですね(〃ω〃)
#忍たま乱太郎
#忍者戦隊カクレンジャー
#レオタード
#くノ一
すわろふすきー💎
2021年賀状ぺぺたマン
「2021年!さあ!君もぺぺたまを食べよう!」
#イラスト
#Illustration
#ぺぺたマン
#年賀状
#ぺぺたま
#霊峰ぺぺたマウンテン
玉本秋人
#イラスト
#二次創作
#illustration
#過去絵を晒す
#男の子
#忍たま
#忍たま腐
#綾部喜八郎
#立花仙蔵
oya2suki_3
#腐向け
#落書き
#版権
#ファンアート
#二次創作
#忍たま
#RKRN
#能勢久作
oya2suki_3
3
#イラスト
#二次創作
#illustration
#過去絵を晒す
#男の子
#忍たま
#忍たま腐
#羽丹羽石人
#時友四郎兵衛
oya2suki_3
#イラスト
#二次創作
#illustration
#過去絵を晒す
#男の子
#忍たま
#忍たま腐
#土井半助
oya2suki_3
#イラスト
#二次創作
#illustration
#過去絵を晒す
#男の子
#忍たま
#忍たま腐
#鉢屋三郎
oya2suki_3
2
812♂/ハロルド=クラーク
「僕が大ケガをしたあの日、医者になろうと思ったんだ。友人たちのため、僕を支えてくれた人たちのために。」
ヴェスパー学園で学校医として働く男性。アメストと同じ保健室で働いており、かつ元生徒。ドラム演奏が趣味で、たまにシトラインと共に演奏しているのを見かけられる。視力がめちゃくちゃ低いためメガネがないと生活できないが、怒るとついメガネを破壊してしまうのでできるだけ怒らないように気を付けている。
ラナとは同郷の幼馴染。幼少期はよくエベニーザと共に駆け回ってはケガをし、遊んではケガをし、という感じで保健室の常連客だった。一度大けがをしたときに必死に手当てをしてくれたアメストに憧れて医者を目指した。ついメガネを破壊してしまう理由は自分でもよくわかっていないらしい。やめたい。
一人称は僕、二人称は君。
#ポケ擬
##アヴァロニア
##[ヴェスパー学園]
智月上也
3
849H♂/シトライン・オーエン=テイラー
「センセイが俺のこと大事にしてくれたから、俺もみんなのこと大事にしたいんだ。みんなと一緒にいたいから。」
ヴェスパー学園に併設されている孤児院で働く男性。自身もその孤児院出身である。育ての親でもあるアメストのことを強く尊敬していて、よく行動を共にしている。家事全般が得意。ギター演奏が趣味で、たまにハロルドと共に演奏しているのを見かけられる。幼少期から交友が深いハロルドやラナのことを兄弟のように思っている。
既に自立できる状態であるにもかかわらず、アメストに強く依存しているため彼の下から離れる気がない。オーエンの姓は自身で名乗っている。ジェーンの実兄であるが、本人はそのことを全く知らず、仮に知ってもオーエンの姓を捨てる気はない。ギターは進化した際のお祝いにアメストに買ってもらった。
一人称は俺、二人称はアンタ。
#ポケ擬
##アヴァロニア
##[ヴェスパー学園]
智月上也
30
2020/11_創作ラクガキまとめ
2020年11月に描いたラクガキまとめです。
創作別には分けず日付順に並んでいます。
#創作
#オリジナル
#オリキャラ
#ラクガキ
#ラクガキまとめ
最初の3枚のキャラクターは、こういう雰囲気が好きだなぁで描いたので、厳密には創作キャラクターではないです。でもいずれは、こういう奴が生まれるかも…?
セルフ現代パロ的なの、たまに描くの好きです。セルフ。
Tanotuki(Ts)
一年近く放置してましたがぶっちゃけ音楽作品のアートワークを除くと10月まで絵を描いてませんでした!
i from listening suicidal
3
ずぶ濡れです
#ドラゴンズドグマ
#ポーン
たまに落ちるんだ?大丈夫?ギャレリアさん
ねず
格上と格下
わたしの元気の源は、黄色いブタです。
黄色いブタがそばにいてくれれば、あたしは、元気もりもり。
ハッキリとした記憶はないのですが、黄色いブタは、わたしが生まれる前から我が家にいたそうです。
ポジション的には、黄色いブタはペットなんです。
でも、黄色いブタは、あたしのことを格下に見下しているようでした。
また黄色いブタは、毎朝、あたしを起こしてくれます。
朝6時半になると、前足であたしの顔を強めにガリガリ。
生あたたかい鼻息も、フガフガしてきます。
あと黄色いブタは、好きキライなく、なんでもよく食べます。
なので、あたしのニガテなナスやピーマンを、食べてもらっちゃってます。もちろん、お母さんには、ナイショで(笑)。
散歩の途中、先を行く黄色いブタがふり返り「もう少し早く歩けよ」と、あたしを急かします。
フフフ。あたしはゆっくりと歩み、黄色いブタを後ろから観察するのが趣味なの。
とにかく、黄色いブタを見ているだけで、あたしは、元気が出ます。
〈解説〉
不思議と、そばにいるだけで元気になれる存在がいたりします。
このお話では黄色いブタですが、例えば友人だったり恋人であったり、家族だったり。
あたしの場合、元気の源といえば……
①音楽
②サッカー
③ご飯がススムキムチ
です😄
みなさんの元気の源は、なんですか?
#黄色
#ブタ
#動物
#かわいい
#少女
#元気
#源
#ナス
#ピーマン
#趣味
松橋まいのまいの
オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑪
「言ったでしょッ。私、用があるのッ!変な言い掛かりに付き合ってられないわッ!」
振り向き様に金切り声をあげる七奈美。だが阿妻は、無表情のまま…。
「このままでいいんですか?」
…と告げた。
ずっとガン見してきた阿妻だったが、今は更に七奈美の心の奥を透かして見ているような目をしている。
七奈美の動きと息が……止まった。
「山口さんは複数により、顔の形が変形するまで殴られてました。そして最後は、鎌のような形状の鋭利な刃物により刺殺されたことが分かってます」
それを聞いた七奈美の頭の中では、『あの時』の自分に向けて「逃げろッ!」と言った山口さんの顔が思い出され、ギュッと下唇を噛んだ。
「手口からして、私たちも貴女が犯人だとは思ってません。でも、貴女が真実を告げないことで犯人が見つからなかったら、山口さんの『お母さん』はこれからずっと悲しむことになるでしょうね」
「…ッッ!」
大きく見開く七奈美の目。
「先ほど落谷刑事も言っていましたが、今回の引ったくりも貴女自体を狙ったものかもしれない。身の安全は保証します。どうか協力してください」
阿妻は椅子から立ち上がると、七奈美に向かって深々と頭を下げた。
まさかの七光りお坊っちゃまの行動に、思わずギョッとする落谷。
七奈美はというと…。
「…………本当にッ? …話したら、私だけじゃなく、私の『家族』も守ってくれるッ?!」
…と言いながら、あんなにキツい顔つきが、一気に泣き出す寸前の子供のようにグシャリと崩れた。
阿妻は丁寧に「はい」と頷く。
ダムが決壊するようにワッと泣き出す七奈美。落谷は立ち上がると、七奈美を支えるようにして元の椅子に座らせた。
「約束するよ。そのための警察だからね」
そう、優しく微笑みながら言う落谷。
たぶん今まで溜めに溜め込んでいたのだろう、七奈美の目から涙が止まらたくなった。
ーー…十数分後。
ひとしきり泣いて心が落ち着いた七奈美。その顔は、初めの第一印象よりもかなり幼く見える。
そしてハンカチですする鼻を押さえながら、ポツリポツリと話始めた…。
七奈美は落谷が言ったとおり、キャバクラに働いていた。それもあまり品の良いとはいえない店だった。
「制服は仕事か?」という落谷の質問があったが、始めは確かに仕事だった。
より多くの客の指名を受けるため、店外のアフターや休みの日でも客とデートという形で接客をした。
その時には、大体今着ているような男受けする服を着ていくのだが、なかには服装などの細かい指定をしてくる客もいる。
そう。20代にもなって高校の制服を着たのは、始めはそんな経緯からだ。
ここまで聞いて、「どうしてそこまでするの?」と落谷が問う。
「お金が欲しいからに決まってるじゃないッ」
七奈美は吐き捨てるように言った。
制服は、自分が本当に高校のときに使っていたモノを着た。一緒に持っていたバッグも、当時の使っていたままの学校指定のモノだ。
落谷は民家の防犯カメラに映っていたバッグのチャームホルダーを思い出し、七奈美に気づかれないところで「やっぱりっ♪」という顔をする…。
七奈美も、いくら客の要望とはいえ「20代にもなって、こんな格好するなんて…」と憂鬱で仕方なかった。
だがそのデートの帰り、電車に一人で乗っているとき気づいた。
…周りが誰も自分を見ていないことに。
元々童顔で、それが今の仕事にはマイナスだと思っていた七奈美。だから、メークや服装で何とか色気を出そうと頑張った。
でも…。
電車の窓。外の夜の暗さが窓を鏡のようにして、制服の七奈美を映し出す。
そこには、ほとんど化粧をしないことで高校生の時とあまり変わらない自分がいた。
心が踊った。
映っている自分の口元が、どんどん上がっていった。
当時、リアル高校生だった七奈美には、青春と呼べる思い出は無かった。
小学生のとき、クズみたいな父親が借金だけ残して死んだ。母親は本業とバイトのWワークで、その借金をなんとか返済していた。
七奈美も、年頃になってから大好きな母親を助けるため、常にバイトに明け暮れた。それと同時に、より良い給料を貰える会社に就職するため、学業も頑張った。
部活なんてやる余裕なんて無かった。それどころか、友人とまともに遊んだ記憶も無い。
でもその努力が報われ、高卒でも最良な就職先に内定することができた。父親が残した借金も、あと少しで完済の目処がついた頃……母親に異変が起きる…。
仕事も家事も手つかず、ボーとする時間が増えていった。色々なことを忘れることが多くなった。
病院で診察を受けたところ………若年性アルツハイマーだと診断される。
多分、七奈美が就職を決まったことで、母の長年に渡った緊張の糸がプツッと切れたのだろう。
どんどん酷くなっていく一方の母親を残して、決まっていた就職先で働くのが難しくなった。けれど、まだ借金も返していかなければならない。
悩みに悩んだあげく七奈美が出した決断は、夜の仕事だった。
幸い七奈美は幼い顔立ちだが、容姿は悪くない。キャバクラに勤め始めて、すぐにそこそこ客がついた。
店と母親の世話で、自分を見失うぐらい目まぐるしい日々が三年続く。
そんなときに現れた、電車の窓に映る高校生と見まごうばかりの自分…。
この時には、借金のほうはなんとか返し終えていた。母親のことがあるが、金銭面だけでいえば少しは余裕ができていた。
そこから七奈美は、客とのデート以外でも制服姿で出歩くようになる。
友達とワイワイとはいかないが、この格好で街をブラブラ歩くだけで、あの時の青春を取り戻せるようで楽しかった。
なにより、本当の自分でいられた。
キャバクラという仕事上、服装も化粧も色気のある大人の女を演じてきたが、本当の七奈美は可愛い服やファンシーな小物が大好きなのだ。
それらを、制服姿でウインドショッピングするだけで幸せだった。
…が。
そんな小さな幸福も、あるときを境にまた苦痛へと一変する。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#刑事
#小説
#挿絵
#相棒
#バディ
#ミステリー
#推理
#事件
神嘗 歪
13
TRPGログ
TRPGログ
たまったらまた追加予定
2021/9/20 追加
#TRPG
s_taruto
下の義姉颯馬くん
##あんスタ
#あんさんぶるスターズ!
#神崎颯馬
#女装
この衣装たまらなく好きですw 颯馬くん美人だから女装似合いすぎる…(*´艸`*)
ただのサバ
暖かい飲み物とカーディガンであったまろ。
#オリジナル
#創作
#デジタル
#小動物
#動物
#きつね
兎卯子。
しりもち
この格好で尻餅ついたらたまんないですわ
#セーラームーン
#太もも
#レオチラ
すわろふすきー💎
オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑩
「…何の話よッ」
逃道を絶たれて威嚇する猫のように、落谷を睨みつける七奈美。落谷は反対に反応を楽しんでいるように笑う。
そして持っているスマホを操作すると、画面を七奈美のほうに向けた。
「コレって君でしょっ?七奈美ちゃん」
画面には、小野塚が駅から入手した例の防犯カメラ映像が表示されている。
「知らないわよッ!っていうか、顔が出てないじゃないッ。どうして私だって言えるのッ?」
捜査会議でも言っていたが、小さな白い紙袋を持った被害者の山口さんはカメラに向かって正面を向いているが、受け取ろうとしている制服の女性は後ろ向きだ。
「始めから思ってたんだよねーぇ。七奈美ちゃんの後ろ姿、この制服の子にスゴく似てるなーぁって」
これが落谷が部屋に入った直後に上げた、「思うところ」のもう一つだ。
「まさかそれだけでッ?!」
キッと睨みを深くする七奈美。
「まさかーぁっ。でも、「そうだ」って教えてくれたのは君だよ」
「意味、分かんないッ!」
「正確に言えば、君が今身に付けている腕時計が、だけどねっ♪」
「ッ?!」
グッと詰まった顔で七奈美は、先ほど落谷に持ち上げられた手にしていた腕時計を、反対の手で隠すように覆う。
「服やバッグなど高額なモノばかりなのに、それだけがハンドメイドのレザークラフトだ。いくら手作りとはいえ、金額にすれば名の知れたブランドに劣る。それに髪型から足先まで完璧なコーディネートされているのに、腕時計だけが不釣り合いだ」
確かにその腕時計は作りは精巧たが、見た目がかなりアナクロでファンシーだ。
鈍い金色とクリーム色で構成されたゴシック調の丸い文字盤。ベルトには花や蝶を立体的に型どって装飾されている。
原宿とかにいるゴスロリの子とかがしてそうな感じの時計だ。
「それでも何故するか?」と言って、落谷はピッと人差し指を立てた。
「やっぱり『好きな人』から貰ったモノは、肌身離さず身に付けてたいよねーーーぇっ。ねっ、七奈美ちゃんっ♪」
「………」
落谷は女子高生みたいにウインクして、可愛くキメ顔をする。七奈美は、無反応で押し黙ったままだ。
落谷は構わず続ける。
「そして、その腕時計は『ココ』に入っていたっ」
そう言って落谷がトントンと指差したのは、防犯カメラに写った山口さんの手元。あの白く小さな手提げ袋だ。
そこいらの既製品でありそうな袋だが、よく見ればその手提げ、持ち手の根元四ヶ所に白色のハートが付いている。
「この袋が、駅近にある商業施設内の「フラワーガーデン」っていうお店のモノだって判るのには苦労したよ。見覚えがあったっていっても、SNSで前にちょこっと見たことある程度の、うろ覚えだったからねっ」
そう。落谷が今日の捜査会議そっちのけでスマホで検索していたのは、このことだった。
落谷はよく、自分の管轄内地域に関係してそうなSNS情報を貪り見る。それもジャンル関係無くだ。
昔の刑事は、自分の靴を磨り減らして聞き込みをしたり、情報屋とかを子飼いして事件に必要な情報を入手していたが、今はそんなのより一般ピープルが何気に載せるSNSのほうが使い方次第では有益だったりするからだ。
たしかこの袋が載っていたSNSには、写真と一緒に「レザークラフトっていうと男の人が持ち物のイメージだけど、ここは花とか動物とかを型どった可愛い商品がメインで、女子受け必死☆ラッピングもこのお店独自のハートの付いたモノなので、プレゼントにも最適です!!」といったコメントが付いていたと記憶している。
「で、この病院に来る前に寄り道して、そのお店に行ってみた。店員さんが覚えてたよ、この男の人のこと」
そう言うと落谷は、今度は被害者の山口さんのことをトントンと指差す。
「事件が起こる、その日の夕方。服装からして仕事帰り。一人で買いに来て、ラッピングまで頼んだそうだよ。それも気恥ずかしそうに、嬉しそうに頼んだものだから、店員のお姉さんが良く覚えていた。「ああ、好きな女性に渡すんだなーぁ」…って」
うつむき聞いていた七奈美の口元が、なにかに堪えるように微かに震え出す。
「それとそこの店は、商品みんな一点モノだから、一つ一つ写真に撮っといてあるんだって。その男の人が買ったのがコレ」
落谷はスマホの画面を指でスライドさせる。次に出てきた画像は、今、七奈美が着けている腕時計とまったく同じモノだった。
落谷は顔を上げると、七奈美に向かってもう一度聞く。
「映像の制服の女性。君だよね」
いきなり、七奈美は返事もせずにバッと立ち上がった。そしてバッグを持つと、早足で部屋の出口に向かって歩き出す。
落谷は溜め息を一つついただけで、慌てて止める様子も無い。代わりに…。
「待ってくださいッ」
今まで落谷の話を無言で聞いては阿妻が、七奈美に向かって低く強く静止の言葉を投げた。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#深海の天秤
#小説
#挿絵
#刑事
#ミステリー
#推理
#相棒
#バディ
神嘗 歪
音
悪口も怒鳴り声も雑音も音楽がかき消してくれた
音楽だけは裏切らなかった
だから、音と一緒になった
#音
#音楽
#楽譜
#音符
#オリジナル
#オリキャラ
#ダークヒーロー
#女の子
#男の子
ピエローン
マリオペイントで初めて描いた絵
時々マリオペイントを使うことがありまして、
たまに描いてます。
試しにドラえもんを描いた絵なのですが、マウスが使いやすかったです。
#ドラえもん
すわろふすきー💎
今日はポッキー&プリッツの日。
たまに食べるとしたらオーソドックスなヤツがいいな。
#イラスト
#Illustration
#ポッキープリッツの日
#野次馬デビル
玉本秋人
2
テルクシノエ
テルクシノエ=クロムウェル(★mえrえsいー)
ずぶとい/からだがじょうぶ
一人称:ボク
二人称:キミ/おまえ
性別不明 女性寄りの体型をしているが精神は男性寄り
「駄目だよキミぃ!命の無駄遣いは良くない!どうせ捨てるくらいならボクにくれないか!?」
「この程度じゃあボクは死なんよ!見たまえ、既に傷口は塞がりつつあるだろう?それともなんだ、この特性を利用して拷問でもする気か?はは!無駄さ!もう痛みには慣れてしまった!」
「戦争なんて人が大量に死ぬものだろう、なぜボク1人が攻められなければならない?それともなんだ、ボクが最終兵器を起動しなければ人は死ななかったとでも?否!あそこで戦争を終わらせなければ、犠牲はもっと増えていただろうさ」
「…まあそんな事考えていたわけではないんだが!ボクはただちょーっとあの最高傑作の威力を試したかっただけだからな!」
アントンポレルのメンバーである特級観測者。アンポレ一の年長者。
3000年前の100年戦争時代【
https://galleria.emotionflow.com/85032/557529.html
】を生きたロルロージュの軍人であり研究者。最終兵器を起動し、数多の犠牲によって戦争を終結させた大罪人。その後遺症として半不老不死と化している。
戦争終結後はイーハトーヴォへと渡り、最終兵器を自身の最高傑作と評しそれを超えるものを作り出そうと秘密裏に実験を続けていたが、とある実験体達が逃げ出したことによって違法行為が明るみになり観測者に拘束された。
本人の自由人な気質と死刑という脅しが効かない以上、制御が非常に難しい。本部も手を焼いており、現在は研究室の提供と一部の研究の許可によって脱走されるのを防いでいる。
頭脳は天才、人間性は最悪。自信家で傲慢、人の気持ちを考えないナルシストでマゾヒスト。倫理観が著しく欠如しており研究と実験のためなら善悪は問わないが、人間としてはポンコツでありずぼらで生活能力が低い。本人もそこに関しては自覚しており、「不死じゃなかったら1ヶ月も保たない」と語るほど。
「命を無駄にすることが何よりも嫌い」だと語るが、自分の知的好奇心を満たすために大量殺人を起こしても命を有効活用したと語るのであまり当てにならない。
##いーてん
こわらじ
免疫力向上キャンペーン~豆腐~
新型コロナウイルス(中国からのウイルス)対策!!
免疫力向上キャンペーン!!
今回のテーマは豆腐。
◎栄養がある
◎腸内環境を整える
◆栄養がある
豆腐は良質なたんぱく質を有しています。
古来から畑の肉と呼ばれ、日本の食文化を支えてきました。
良質なたんぱく質は体の滋養を促し、強い体を作ります。
疲労回復に効果を発揮するアミノ酸を豊富に有しています。
肉体に疲労がたまるとウイルスに負けやすくなるので、疲労回復に有効な成分があるのはGOOD。
☆腸内環境を整える
オリゴ糖が含まれており腸内環境を整える作用があります。
腸内環境を整える事は免疫力を向上(維持)する上で大事です。
免疫を整えるには、腸内環境が重要。
豆腐には、免疫力を向上させるのに必要な要素が充実しています。
手軽に食べらる、安いのもうれしいところ!
豆腐はいいぞ!!
#オリジナル
#オリキャラ
#女の子
#巨乳
#おっぱい
#美女
#水着
#コロナ
#武漢肺炎
無透(旧neoas)
2
小説表紙『放課後は大人時間』
小説『放課後は大人時間』
著・晴れ時々猫さん
https://estar.jp/novels/25727974
小説表紙描かせて頂きました。
*****
「ほとんど氷ねぇんだけど……。てか、そういやコーヒー飲めるか?」
柄沢さんに尋ねられ、ちょっとムっとした。
「飲めますよ」
言い方が、好き嫌いの話じゃなく、子ども扱いするような言い方に聞こえたから。
**
コーヒーを持ったまま僕は自転車のスタンドを蹴り上げ、サドルに跨った。
もう映画を見に行く! 僕は気分を害した!
そんな僕に、二人は顔いっぱいの笑顔で、「気を付けて帰れよ!」って手を振ってくれる。
……そうなんだよ……、腹立つんだけど、やっぱりいい人達なんだよ。
それでもぷいっと顔を背かせてペダルを踏みこむと、背後から「柄沢が怒らせた~!」って二人で大笑いする声が聞こえて、「今度は最初からカフェオレ奢ってやるから!」と極めつけの一言を頂いた。
「絶対いらない! バーーーーカ!!!!」
叫んで、全力で自転車をこいだ。
嫌いだ! 柄沢さんなんか、大っ嫌いだ!
****
小説お借りしています。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#BL
#表紙
#小説表紙
#高校生
朔羽ゆき
ミーコの秋の音楽祭
#ニャンダーかめん
#ミーコ
#アナログ
#メスケモ
#ケモノ
#秋
#音楽
#森
#난다난다_니얀다 #미미
TAKE1994
7
【THEALFEEのハッピーハロウィン!!たまにはかっこいい仮装もしたい桜井さんだが…やっぱり】アル
#ALFEE
#桜井賢
#イラスト
#アルフィー
#マンガ
#坂崎幸之助
#高見沢俊彦
#漫画
ぷりんせすはなげ
天使と悪魔の卵
#イラスト
#オリジナル
#創作
#たまご
#天使
#悪魔
#ハート
〇テーマ:
ロゴマークやラベル等のデザインです。
〇イメージ:
天使と悪魔の卵をイメージしました。
〇設定:
①天使と悪魔の要素を入れて描きました。
*天使⇒輪、羽(青色)悪魔⇒しっぽ、羽(赤色)
②左右の羽、輪としっぽで天使と悪魔の対比をさせました。
③目を閉じて穏やかで静かな表情にして、天使側のイメージで表現しました。
*裏の設定として、目を開けたときに悪魔側のイメージを連想させるように描いたつもりです。
④卵・輪・羽・しっぽ・ハートマークなどのパーツごとの形や配置及び角度の設定に時間がかかってしまいました。
⑤薄く淡いイメージで描き始めたのですが、最終的には色味がはっきりとしたものになりました。
*特に、背景のハートマークは、色味が自分の中でピンとくるのに試行錯誤しました。
〇使用ソフト:CLIP STUDIO PAINT
〇ツール:粗い水彩
〇作業時間:約10時間
つむじまめ
4
ララバイ ムウマ♂
【どんな道を通っても、どんな回り道をしても、1日の終わりには夢って名前のメインストリートにたどり着く。わかる?あなたはわたしから逃げられないよ】ーララバイ
台詞サンプル
「どうしてこんな事をするのかって聞かれたんだけど、皆ご飯は食べないの?それだけの簡単の話なんだよ。食事を邪魔されたらどんな生物だって不機嫌になる、ましてやそれが好物ならね。そうでしょう?」
「夢の中では…そうだなあ。わたしはスイッチが入ったホットプレート、君は焼きあがるのをまってるだけのパンケーキの生地だ。わたしはキミが美味しく焼きあがるのを待ってるだけで良い」
「母親も父親も慕えるような存在じゃなかった。どちらもわたしを捨てたんだ。だからわたしはどちらも見習わない」
「確かに淫魔の血は引いているよ。でも野蛮なあいつらと違って無闇には襲わない。でもわたしだって男なんだから、接し方は考えてね。」
「一番残酷なやりかたは死ぬまで殺さない事だって聞いた。だからあなたで試すよ。もっとも、あなたの頑張り次第で死ぬか生きるかが決まる。死に方は苦しい死に方一つだけ。」
一人称:わたし 二人称:キミ あなた 呼び捨て
自分よりも格下相手なら【パンケーキちゃん】その他多少侮辱するような呼び方
年齢:不詳 成熟はしていない。 性別:男 身長145cm(角無しで135cm)
所属:なし
居住地:アンダーフット
【現在組ませていただいている関係】
同居?人:レイラさん(
https://twitter.com/mujyun0717_/status/1336969237768761344
)
数少ない夢を打ち破ったうちの一人。取り扱う魔術に興味を持たれた事によって研究の為に時折家に身を置かされているが、その能力から簡単に目を掻い潜って逃げ出してしまう。一応お世話になってはいるものの「ばば」呼びしたりと尊敬の意を見せている様子は無い。
【ダレンさん】連れ添い(
https://www.uchinokomato.me/chara/show/241226
)
他の世界から現れたところに遭遇して以来行動を共にすることが多い。野ざらしにしておくのもなんなので、確保した家に住まわせているようだ。
いわく「目のやりどころと接されかた」に困っている様子。何か特異な力を持っている事については察しているがそれだけでは狙われない理由にはならない様子。
自分の方が弱いとは思っておらず、反抗的な態度も普通に取る。
「それくらい自分でやりなさい わたしより年上のくせに」
「あのさ…キミはわたしに犯されたいの?何が狙いなの?」
「代わりに淫魔をやりなよ。わたしよりずっとお似合いだ」
「キミは自分がルールの外側に居ると思ってる節があるでしょ。前居た場所ではそうでも、ここじゃ違う」
身長:140cm 体重:5kg
夢魔と魔法使いの間に生まれた混血。夢の魔法と影を操る魔法を扱う。日が出ている間や必要以上に明るい場所ではアイマスクを着けていることもあるが、きちんと周りは見えているので問題ないらしい。
夢から夢へと転移することが可能な為、例え出口の無い箱の中に閉じ込めても
脱出できてしまう。
性的な行いをすることで生きる糧を得る種族―いわゆるサキュバスの元に生まれたのだが、性的なことへの関心は並といったところ。
その気になればするかもしれないが、その気にならなければ何もしない。
女性を夜中に襲ったり誰彼構わず孕ませるといったことはせず、淫魔呼ばわりされることをこの上なく嫌っている。
それよりもパンケーキと感情が動いた際に生じるエネルギーを好むようだ。
好きなときに食べたい感情を効率良く探し出すための手段として獲物の夢を自在に操る魔術を用い、目を付けられた者は彼の犠牲になることになる。
質量、能力、物体、彼が願ったとおりの世界になるくらいには夢の魔法の扱いに特化しているが、他は基礎レベル程度にしか扱えない。
お気に入りの夢は、逃げ回る相手をパンケーキに変えて食べてしまう夢。良質なエネルギーが得られるという。
複数の恐怖心(ぜいたく)>>>>恐怖心(美味しい)>>>>>喜び・楽しみ(まあまあ)>>>怒り=悲しみ(わざわざ選ばない) の順番に好む。
本人に自覚はないが、性的な興奮状態にある者の感情は最上級のエネルギーになる。
眠りさえすれば獲物認定されるので、相手が何者であろうと関係なく平等に狙うのだが、力試しを兼ねて魔法使いやその関係者、異端な力を取り扱う者を狙う傾向にある。それゆえ、有名な賞金稼ぎや腕利きのMADMAM兵士、ウィッチノーズに被害が多く見られる。一度や二度負けた程度では諦めずに襲ってくるようだ。
眠るときに枕元に新鮮なパンケーキを置いておけば獲物にならないだろう。普通に生活をしていればそんなことはないだろうが。
質の高い感情を食べ続けると角が赤い光を放ち、最大限に力を振るえる状態になる。この状態なら寝ていなくても強制的に夢の世界に連れ込むことが出来るようになってしまうため、現実世界でも危険な存在になり得る。ただし純粋な睡眠とは違うためか、それほど長時間は続かないようだ。
多数の人物の夢を繋ぎ合わせて同じ世界に放り込むことも可能であるが、どこまでの規模で繋げられるのかは不明。何人も同じ夢に送り込まれた場合は、相当彼が贅沢をしたいということ。感情を効率的に集めるため、その場合はもしかしたら助かるかもしれないという希望がある事が殆ど。ただし脱出できる事例は稀。食べたい感情が満ちている場所に居ればその日の犠牲は出ない。
自在に夢の世界を操るその性質上彼を打ちのめすのは難しい。もしも貴方が【彼の作り出した世界を上書きできるほど魔法に精通している】なら、夢の世界で天狗になっている彼を打ちのめすことが出来るだろう。
そんな彼に最も通用する弱点は"外部からの夢食い"。
もしも彼を怒らせてしまうと巨大な夢の迷路に送られてしまい、自力で脱出することは非常に困難になる。その間は眠り続けることになり、起きる為には脱出しなければならない。どれくらい機嫌を損ねたかにも依るが、かかる日数は運が良ければ数日、悪ければ数週間、最悪そのまま衰弱して死に至るケースも存在する。
ごく稀にだが、見ている夢があまりに幸せすぎる夢であるがゆえに起きないケースも存在する。この場合はもっとタチが悪く、帰りたいと自分で望むか、第三者が同じ夢に潜り込んで引きずり出さない限り起きることは無い。
彼の仕業で引き起こされる眠り続ける現象を【魔女の子守唄】という病として街では認知されている。
彼は、何よりも夢では得られない愛情に飢えている。
【彼を怒らせる行動リスト】
▪淫魔よばわりする
▪全ての夢に対して反応が薄い
▪食事の邪魔をする
【経歴】
魔女と夢魔の間に生まれたララバイは、どちらの種族を基準に見ても曖昧なまま育った。インキュバスのように女性を孕ませて眷属を増やすこともしなければ、魔法使いといわれて思い浮かぶような薬を作ることも、魔法を振るうことも無く、彼はただ「普通」に暮らすことを望んだ。
しかし、母親には望まずして産み落とされ、忌み子として彼を見る周りの目がそれを許さなかった。容姿こそ母親に似て愛らしいものだったが、彼を見るや否や多くの者は彼に石を投げつけ、夜に出歩く彼を見れば「孕まされる」と一目散に逃げ出されるようになると、彼は自分の世界にこもるようになった。
夜に眠って見る夢だけが、唯一自由が許される空間であった。
夢の中では何もかもが自由だ。世界が自分を自由にさせないなら、自分から自由な世界を手繰り寄せるために夢を利用しようと考えた。
母親譲りの魔力が身体に流れていることは彼にとっては幸いなことだが、街の住民にとっては不幸であっただろう。この日をきっかけに、街中では眠ったまま目を覚まさない人々が少しずつ現れ始めた。
毎晩のように眠っている者の夢に入り込んでは夢の改竄を引き起こし、力関係が自分にとって圧倒的に有利だと確信した頃、お腹が満たされるまで拷問によって苦痛を与え続け、自分へ不当な扱いをした者を次々と夢の中に閉じ込めていったのだ。街の住民の5割が目を覚まさなくなった頃には前例の無い症状に医者達は頭を抱え、眠ることを恐れた住民達は次々と身体を壊し、活気のあった街は陰鬱とした雰囲気に変わった。
夢の中では自分を縛ることが出来る者は居なかったが、彼の所業に誰よりも早く気がついたのは母親であった。止めるように叱責されたが彼は聞く耳を持たず、逃げるようにその夜も夢から夢へと飛び移り、やがて今まで見た中でもぐちゃぐちゃな夢の中にたどり着いた。居心地が悪く感じたララバイは夢から脱出したが、周りは深い霧に覆われた見慣れない森の中だった。
それと同時期にトイボックスの街に、眠ったまま目を覚まさない者が現れ始める。人々はその病を「魔女の子守唄」と名づけた。
トイボックスのデータベース
小説挿絵『桃紅柳緑』
小説
『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由─』著・当麻咲来さん
https://estar.jp/novels/24931169
P231~【第十四章 (14)】
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=231
***
「アキ……好きだ……」
俺をおかしくさせる、闇を映した漆黒の瞳をまっすぐに見つめる。
もう何度目かすらも忘れた告白を繰り返す。アキは一瞬困ったように視線を揺らした。
「……慶は、ほんま阿呆やな……」
そう言いながら、ゆっくりと艶やかな睫毛を揺らしてまばたきをし、睫毛の縁にたまった涙を、ポロリとこぼす。
そっとその頬の涙に唇を寄せる。苦くてしょっぱいその味は、アキが今まで一杯、流してきた涙の味だ。
「阿呆でもいいよ……」
俺がそっと覗き込んだアキの瞳は、すごく優しい色合いだった。
「阿呆でも、好きな人の涙ぐらい拭えるし……」
もう一度、今度は涙で潤む目元にくちづける。
「阿呆でも、アキが好きだし。阿呆でも、アキのこと護ってやりたいし……」
囁きながら、その男子にしては紅い艶めいた唇に視線を落す。一瞬ためらってアキの瞳を見つめる。ふっと艶やかに、でもどこか優しげに笑って……アキが瞳を伏せる。
「まあ、阿呆でも……」
アキが瞳を伏せたまま、呆れたように囁く言葉が、艶めいた唇の中で小さく吐息としてもれた。
「俺も……」
小さく唇に柔らかい笑みが浮かぶ。
「……慶が……」
言葉にならず、唇が形だけで言葉を紡ぐ。我慢の効かない俺は次の瞬間、触れ合った唇でそれを感じる。微かに動く唇は……。
「……好きや……」
って囁く形を……していると、
……俺は、そう思った。
****
(小説お借りしています。
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朔羽ゆき
色男子 銀汰(ぎんた)
第2回目 銀色の銀太です!
1回目に続きまたまた目つきが悪い男の子
を描きました!
髪の毛の生え方研究しようと思います。
一歩一歩成長!
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にぱ
小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』
小説『勇者だった俺は今世こそ平凡な人生を歩む!』著・りおさん
https://estar.jp/novels/23984425
P830~ 『兄の虚実』(7)
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/23984425/viewer?page=830
****
――弟が学園に来ても、もっと冷静に対処できると甘く見積もっていた。
(とんだ誤算ですよ)
だが予測していてしかるべきだった。
昔から――この弟にはさんざん振り回されていたのだから。
入寮からこっち、島に着いて早々に騒ぎを起こし、反省房入りし、ちょっと目を離した隙に死にかけたり、新聞沙汰になったり、急所を締められたりと落ち着く暇もなく次から次へと冷や冷やさせられ通しで心の休まる暇もない。
まだ入学から二か月弱にも関わらず、騒動に巻き込まれ過ぎである。
おまけに裏風紀にまで勝手に所属する始末だ。あんな苛酷で人使いの荒いブラック組織になぜ自ら望んで関わろうとするのか理解不能である。せめて一言相談があっても良さそうなものなのに、事後承諾だったのも腹立たしい。
平凡に、目立たず騒がず大人しく生きたいなどと、どの口が言うのだ。まるで真逆ではないか。
そんなきかん坊な弟にお灸を据えるのは、兄として当然の権利である。
「……さて、お仕置きの時間だよ、翔」
無抵抗の弟に圧し掛かる自分は、きっと清廉さからはほど遠く、いっそ悪辣にすら見えるだろう。
『天地開闢の祖にして全知全能を司るリリスリアージュ=サイレンシス=カシアス=ル=エンジューンよ。我の祈りに応えたまへ』
何千回…いや、数え切れぬほど諳んじてきた起句を唱えた渉は、ゆっくりと弟に顔を近づけた。
世界を違えた今も尚、神はその申し子を穢す罪咎に身を投じた己にさえ寛大に応じ、己はその御業の残滓に縋って恩恵を享受する。
『この者に、女神の忠実な僕(しもべ)たるハーヴェス=トール=ライリーヒンの名において癒しと再生の息吹を与えん」
もし――、神が真実正しき存在ならば、自分は天の雷に貫かれていてもおかしくはないだろうに…。
***
(*挿絵箇所より、1p前部分からお借りしています。
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