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作品 - 電車

 : 127件
  • 2爆睡しながら幸せな夢を見てる女の子ピクスケの今日のお題が #夢 だったので、電車で爆睡しながら幸せな夢を見ている #女子高生 #描いてみた
    #オリジナル #創作 #オリキャラ #女の子 #かわいい #イラスト #水彩 #ibispaintx #アイビスペイント #デジタルイラスト #jk #可愛い #girl
    Cohaqur@壁打ち漫画垢。
  • 4【もしもTHEALFEE高見沢俊彦さんが、SUICAで電車に乗ろうとしたら予想の斜め上をいく行動をし【もしもTHEALFEE高見沢俊彦さんが、SUICAで電車に乗ろうとしたら予想の斜め上をいく行動をしてしまうと思う】アルフィー漫画マンガイラスト #ALFEE #桜井賢 #アルフィー #イラスト #坂崎幸之助 #マンガ #漫画 #高見沢俊彦 #ギャグぷりんせすはなげ
  • 2KN/HD&電車兄弟 ##おーてつ名簿Heliora_su
  • オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑪「言ったでしょッ。私、用があるのッ!変な言い掛かりに付き合ってられないわッ!」

    振り向き様に金切り声をあげる七奈美。だが阿妻は、無表情のまま…。


         「このままでいいんですか?」


    …と告げた。
     ずっとガン見してきた阿妻だったが、今は更に七奈美の心の奥を透かして見ているような目をしている。
     七奈美の動きと息が……止まった。

    「山口さんは複数により、顔の形が変形するまで殴られてました。そして最後は、鎌のような形状の鋭利な刃物により刺殺されたことが分かってます」

     それを聞いた七奈美の頭の中では、『あの時』の自分に向けて「逃げろッ!」と言った山口さんの顔が思い出され、ギュッと下唇を噛んだ。

    「手口からして、私たちも貴女が犯人だとは思ってません。でも、貴女が真実を告げないことで犯人が見つからなかったら、山口さんの『お母さん』はこれからずっと悲しむことになるでしょうね」

    「…ッッ!」

     大きく見開く七奈美の目。

    「先ほど落谷刑事も言っていましたが、今回の引ったくりも貴女自体を狙ったものかもしれない。身の安全は保証します。どうか協力してください」

     阿妻は椅子から立ち上がると、七奈美に向かって深々と頭を下げた。
     まさかの七光りお坊っちゃまの行動に、思わずギョッとする落谷。
     七奈美はというと…。

    「…………本当にッ? …話したら、私だけじゃなく、私の『家族』も守ってくれるッ?!」

    …と言いながら、あんなにキツい顔つきが、一気に泣き出す寸前の子供のようにグシャリと崩れた。
     阿妻は丁寧に「はい」と頷く。
     ダムが決壊するようにワッと泣き出す七奈美。落谷は立ち上がると、七奈美を支えるようにして元の椅子に座らせた。

    「約束するよ。そのための警察だからね」

     そう、優しく微笑みながら言う落谷。
     たぶん今まで溜めに溜め込んでいたのだろう、七奈美の目から涙が止まらたくなった。

     ーー…十数分後。
     
     ひとしきり泣いて心が落ち着いた七奈美。その顔は、初めの第一印象よりもかなり幼く見える。
     そしてハンカチですする鼻を押さえながら、ポツリポツリと話始めた…。


     七奈美は落谷が言ったとおり、キャバクラに働いていた。それもあまり品の良いとはいえない店だった。
     「制服は仕事か?」という落谷の質問があったが、始めは確かに仕事だった。
     より多くの客の指名を受けるため、店外のアフターや休みの日でも客とデートという形で接客をした。
     その時には、大体今着ているような男受けする服を着ていくのだが、なかには服装などの細かい指定をしてくる客もいる。
     そう。20代にもなって高校の制服を着たのは、始めはそんな経緯からだ。
     ここまで聞いて、「どうしてそこまでするの?」と落谷が問う。

    「お金が欲しいからに決まってるじゃないッ」

     七奈美は吐き捨てるように言った。
     制服は、自分が本当に高校のときに使っていたモノを着た。一緒に持っていたバッグも、当時の使っていたままの学校指定のモノだ。
     落谷は民家の防犯カメラに映っていたバッグのチャームホルダーを思い出し、七奈美に気づかれないところで「やっぱりっ♪」という顔をする…。
     七奈美も、いくら客の要望とはいえ「20代にもなって、こんな格好するなんて…」と憂鬱で仕方なかった。
     だがそのデートの帰り、電車に一人で乗っているとき気づいた。
     …周りが誰も自分を見ていないことに。
     元々童顔で、それが今の仕事にはマイナスだと思っていた七奈美。だから、メークや服装で何とか色気を出そうと頑張った。
     でも…。
     電車の窓。外の夜の暗さが窓を鏡のようにして、制服の七奈美を映し出す。
     そこには、ほとんど化粧をしないことで高校生の時とあまり変わらない自分がいた。
     心が踊った。
     映っている自分の口元が、どんどん上がっていった。
     当時、リアル高校生だった七奈美には、青春と呼べる思い出は無かった。
     小学生のとき、クズみたいな父親が借金だけ残して死んだ。母親は本業とバイトのWワークで、その借金をなんとか返済していた。
     七奈美も、年頃になってから大好きな母親を助けるため、常にバイトに明け暮れた。それと同時に、より良い給料を貰える会社に就職するため、学業も頑張った。
     部活なんてやる余裕なんて無かった。それどころか、友人とまともに遊んだ記憶も無い。
     でもその努力が報われ、高卒でも最良な就職先に内定することができた。父親が残した借金も、あと少しで完済の目処がついた頃……母親に異変が起きる…。
     仕事も家事も手つかず、ボーとする時間が増えていった。色々なことを忘れることが多くなった。
     病院で診察を受けたところ………若年性アルツハイマーだと診断される。
     多分、七奈美が就職を決まったことで、母の長年に渡った緊張の糸がプツッと切れたのだろう。
     どんどん酷くなっていく一方の母親を残して、決まっていた就職先で働くのが難しくなった。けれど、まだ借金も返していかなければならない。
     悩みに悩んだあげく七奈美が出した決断は、夜の仕事だった。
     幸い七奈美は幼い顔立ちだが、容姿は悪くない。キャバクラに勤め始めて、すぐにそこそこ客がついた。
     店と母親の世話で、自分を見失うぐらい目まぐるしい日々が三年続く。
     そんなときに現れた、電車の窓に映る高校生と見まごうばかりの自分…。
     この時には、借金のほうはなんとか返し終えていた。母親のことがあるが、金銭面だけでいえば少しは余裕ができていた。
     そこから七奈美は、客とのデート以外でも制服姿で出歩くようになる。
     友達とワイワイとはいかないが、この格好で街をブラブラ歩くだけで、あの時の青春を取り戻せるようで楽しかった。
     なにより、本当の自分でいられた。
     キャバクラという仕事上、服装も化粧も色気のある大人の女を演じてきたが、本当の七奈美は可愛い服やファンシーな小物が大好きなのだ。
     それらを、制服姿でウインドショッピングするだけで幸せだった。
     …が。
     そんな小さな幸福も、あるときを境にまた苦痛へと一変する。



    #オリジナル #創作 #オリキャラ #刑事 #小説 #挿絵 #相棒 #バディ #ミステリー #推理 #事件
    神嘗 歪
  • 小田急線の旅 #小田急線  #江ノ島  #電車  #旅羽雲けむ
  • 帰郷 #オリジナル #背景 #風景 #写真 #写真加工 #スナップ #都市  #夕方  #駅  #電車くなどなぎ
  • 過ぎてゆく時間 #オリジナル #背景 #風景 #写真 #写真加工 #スナップ  #電車くなどなぎ
  • 線路 #オリジナル #背景 #風景 #写真 #写真加工 #スナップ  #空  #電車  #線路くなどなぎ
  • 轟さん #こちら葛飾区亀有公園前派出所 #こち亀 #モブキャラ #轟さん #母親 #人妻 #熟女 #ぽっちゃり #むちむち #下着 #過去絵を晒す 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の「ガンコ電車の巻♪から「いつみても新鮮な衝撃(笑)」の下着姿の轟の奥さんです❤️(過去絵です)ヤーモン
  • やらなくて後悔するよりもやって後悔した方がいいって言うよね #阪急電車#涼宮ハルヒの憂鬱 が浮かんでくるので現場の独断で強硬に #朝倉涼子 さんを描いた

    #illustration #女の子 #二次創作 #digital
    #お絵描き好きさんと繋がりたい #SOS団
    #文句あるの当然よっ
    湯淺吉極(@絵のお仕事求職中)
  • #オリジナル  #写真加工  #風景  #背景  #写真  #駅  #電車  #スナップくなどなぎ
  • 赤い傘雨の日、あの人は駅まで迎えに来てくれた。

    赤い傘の骨が、一本折れている。


    あの日も、こんな雨降る日だった。

    まだ幼かったわたしは、飼っていたイヌのエフと散歩に出掛けた。

    しかし、散歩に行きたかったわけじゃない。

    買ってもらったばかりの“赤い傘”がうれしくて、傘を使うのが目的だった。


    雨は散歩の途中から、雷鳴を伴うどしゃ降りとなった。

    そんな激しい風雨を、傘で懸命にしのいでいたあたしは、うっかり道路へ飛び出したことに気付かなかった。

    そして、運悪く、目の前に出会い頭のトラックが……。


    あたしは、無傷だった。

    身代わりとなったのは、飼いイヌのエフだった。

    エフはあたしがトラックとぶつかる瞬間、身を呈して守ってくれたのだ。


    あれから、10年。

    雨の日は、いつもエフの姿を思い出す。

    ちぎれんばかりにシッポを振り、屈託ない笑顔のエフを。


    下校中の電車の窓から、あいにくの雨模様となったのがわかった。

    こんな時にかぎって、携帯のバッテリーが切れている。

    肩を落とし改札を抜けると、正面入り口にあたしを迎える待ち人が。

    その人物とは、まぎれもなくエフだった。

    見間違いではない。

    なぜなら、手には、幼い頃に買ってもらったあの赤い傘を持ち、屈託なく笑っている。

    風景が滲んでいくのは雨のせい?

    いや、あたしの両目が、豪雨となったからだろう。
    てってれー松田
  • 独り占め #オリジナル  #写真加工  #風景  #背景  #写真  #駅  #電車  #スナップくなどなぎ
  • 待ち合わせ #オリジナル  #写真加工  #風景  #背景  #写真  #駅  #電車  #スナップくなどなぎ
  • 旅の始まり #オリジナル  #写真加工  #風景  #背景  #写真  #駅  #電車  #夕方  #スナップくなどなぎ
  • 待ちぼうけ #オリジナル  #写真加工  #風景  #背景  #写真  #駅  #電車  #シルエット  #夕方  #止まれくなどなぎ
  • signal #オリジナル  #写真加工  #風景  #背景  #写真  #駅  #電車  #夕方くなどなぎ
  • poptune entrance #オリジナル  #写真加工  #風景  #背景  #写真  #駅  #電車  #スナップくなどなぎ
  • 紫陽花電車 #鉄道 #夏 #風景 #イラスト羽雲けむ
  • 5ドミノ ムウマージ♂(SH4NTY仕様カラー)"文明的な生存競争も原始的な生存競争も切り抜けた。今はその中間を生き抜いている"―ドミノの手記

    【台詞サンプル】
    「元の世界じゃ俺みたいなのは異常な存在やった。でも今は、ホンマなら誰もが普通やと言うモンが全部異常に見えるんや」

    「動けば殺す。武器を下ろせ。腹ばいになれ。・・・よし、話せ。妙な気は起こすなよ。まずはお前は何者や」

    「子供、女、老人、どんな奴やろうがこの辺りじゃ油断ならへん。武器を持ってる奴は特に。だからこそ少しでも怪しかったら引き金を引く、それがこのイカれた世界で生き抜いていくための新しい常識や」

    「話し合いだけでもしないのか、やと?常識的な話や、奴等を見ろ。そこいらで銃を振り回して戦車や装甲車を走り回らせてるような奴等と交渉の余地があるんか?言葉の代わりに弾丸が飛んでくるのがオチやろ。」

    「美味しい話には大体裏があるモンや、与えた物よりも多くの利益の得るためのな。お前は有利な位置に立ってるつもりかも知れへんけど思ってるよりこっちはアホちゃうぞ。俺は2回死んだ事あるから殺す殺さへんではビビらん、お前は何か企んでるのはわかっとるんや、全部話せ。でなきゃこの話は無しや。」

    「燈とは手を切った。俺らを利用してこの辺りを支配する計画を立てていたみたいやけど、あいにく俺は誰かの下につくつもりは無い。対等な相手にしか俺は交渉はしない。ベクターやったっけか、お前は対等に見える。今のところはな」


    ドミノ ムウマージ♂
    【MADMAM隊員は"ノーマッド"と呼称】
    年齢 25 一人称:俺 二人称:呼び捨て お前
    居住地:ショートストロー支配下エリア

    所属:ショートストロー リーダー
       黎明の鐘(役職:スペード)

    175cm 60kg

    元々は普通の人間だった経歴を持つ。三回世界を飛び回って今に至る。
    黎明の鐘での役職はスペード。島での警護よりは、南に生き残っているスパイクの保護に乗り出したようだ。
    魔力や魔法には縁がないため権力を除けば一切の恩恵を受けられないが、スパイク特有の性質は消えておらず十分な脅威となる。

    黎明の鐘では人間だった頃の普通の暮らしを取り戻したかのように、街中の飲食店で寛いでいる様子を見かけるようになった。



    特殊な装備(黒いリボン)によって本来使えない【癒しの波動】を使うことが可能。
    同じ装備を持った者同士での通信が可能だが、今や役に立たない機能だと本人談。
    危険察知能力・決断力に優れており、磨かれたサバイバル能力は彼にガラクタから罠や銃等の装備を作れるほどの熟達したクラフトスキルを身に付けさせた。

    南区に飛ばされて直ぐに盛大に歓迎されたせいで誰も信用しておらず、北区についての情報は知らない。馴染みのある風景だという理由からオールドオーサカに隠れ家を作って潜伏しているが、最近は拠点を南西に移したようだ。
    南で数少ない正常な存在であるモルヒネとティーベと手を組んだ小規模なコミュニティ、ショートストローのリーダーを務める。
    銃器の扱いに精通しており、改造、分解、点検をこなす。装甲車のタレットすら改造できてしまう程には腕は確か。


    銃器を持った者に対して異様な敵意を向ける為、銃器を持っていると否応無しに攻撃される。マッドマムと会話を試みる前にやたら攻撃するのもこのせい。

    技に関してはシャドーボールの扱いにのみ非常に長けており、形を変えたり、技を組み合わせたり、銃から撃ちだす等の手法を用いて戦闘する。
    ただし、銃無しだと離れて居れば動いていない相手にも当たらない。
    また、防弾性シールドのようなオリジナルの身代わりを用いる。

    手が触れる距離まで近寄ると、体内にシャドーボールを発生させて相性を無視した攻撃を用いる。ノーマル以外は致命的な損傷を負うので近寄るほど危険。

    戦闘意思がない事を証明できなければ、確実に命を奪おうと行動するようになった。

    飛ばされる前の世界ではクチートの想い人が居た。

    彼が歩んだ道のりはここから順次→https://www.pixiv.net/artworks/57760104

    日記形式→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7276727


    【経歴】
    ドミノは島国で生まれ育った、ごく普通の人間であった。彼の住む国は災害が多く、地震や台風等の災害を身近なものとして成長していく。
    ある日、定期的に起こる災害とは一線を画した災害が起き、テレビ越しに非現実的な光景を安全な場所からそれを見ていた時に彼は言い様の無い感情を抱いた。

    国のため、人のために尽くすべく軍隊に入る道を選んだ彼は学校を中退して軍に六年間勤め、身の守り方、危険物の取り扱い、戦術、効率的な驚異の排除方法、サバイバルのいろはを学んだ。
    これらの技術が始めに活かされたのは、彼が一度目の異世界の扉を潜った先であった。

    不思議のダンジョンというものが生成されるその世界では、自分と同じように人間だったと自称するポケモン達が多く存在した。
    彼は有志を集め、チームを結成し、崩れていた世界の均衡を取り戻した内の一員として称えられた。一通り役目を終えると何て事はなかったかのように普段の生活へと戻り、時々まるでマンガかアニメのようだと懐かしんだ。

    そして彼は再び災害に巻き込まれることになる。新型の感染症が発生したと
    聞いたとき、彼の周りはそ知らぬ顔をし、誰もが問題視していなかった中、彼だけは重大な危機感を抱いていた。そして彼が思い浮かべる最悪な想定は、そっくりそのまま現実に投影されることとなった。全世界か、はたまたこの国だけか。そんな心配は、空港や電車、インターネットといったあって当たり前のものが麻痺した中では悪い意味で不要であった。

    状況が少しでも改善されていくことを期待したが、所属不明の防護服を着た兵士達が目につく人間を射殺して回っている光景や、よってたかって荷物を持った人間を襲撃するグループを目撃したとき、彼の期待は消えた。敵は病原菌だけではなく、人間にもいる。自分が何をするべきなのか、冬の凍てつく寒さと飢えが頭の中から彼を蝕みつつある中では正常な判断は下せなかった。普段の彼ならコミュニティに足を運び、手を取り合う道を選んだだろう。
    だが彼は玩具の銃を改造して殺傷能力があるものに改造し、人に挨拶するような感覚で弾丸を撃ち込んで戦利品を漁る日々を過ごした。救いの手を市民に差し伸べることはなく、訓練で培った射撃の腕を存分にふるった。守る筈の存在に、守るための技術を奪う為に振るうようになった。

    順調に思えた彼の新しい生活は、彼の視界外からの狙撃によってあえなく終わりを迎える。
    浄化のために雇われた民間軍事会社の被害がここ最近無視出来ないレベルに達していたために警戒が強まっていたからであった。
    呼吸が乱れ、視界が歪む。ここまでかと目をつむって目を開けると、彼は再び異世界へと渡っていた。

    その世界でも不思議のダンジョンが生成されているらしく、世界中で混乱が起きているという現地民の話を聞き、彼はこの世界に飛ばされたのには意味があると考えた。役目を果たせば元の世界に帰れる一心で、彼は意気込んだ。
    というのも、人間の頃の記憶の大半を失っていたのだ。
    すぐさまギルドに参加し、情報収集をする為にダンジョンへと赴く。話が通じそうなクチートとその仲間達を見つけ出し、有益な情報はないかと話しかけた。全てを変えてしまう出来事が起こるとは知らずに。

    "中立の立場を貫く"とは名ばかりのならず者集団を束ねるクチート。有益な情報と引き換えに名をマウィーレというそのクチートはドミノに提案する。
    【うちとお前のギルドを掛け持ちしろ。断ればどうなるかわかるだろう?】
    自分の人生を左右する決断をほんの一分でしろというのだ。

    彼は思考の末に抵抗するも負傷してしまうが、彼女に対する憎悪の意識が消えることは無かった。確かに施設の使用、情報の入手等の便利な側面はある。しかし、身を置くだけで自分のギルドの情報は垂れ流される上に、まだ新入りの自分がそんな情報を提供したところで出所を探られるのが関の山だろう。
    人間の頃の記憶は欠如していたが、彼の体に染み付いた経験はそんな状況下でも冷静さを保たせていた。

    必ずマウィーレを何時か殺す。まずは信用を勝ち取る必要があるが、仲間内に掛け持ちを悟られてはならない。その上で世界の問題を解決する糸口を探す。簡単なことではなかったが、不可能ではなかった。

    不運だったのは、事態を解決する糸口を掴んだのと同時期に彼が人間の頃につけていた日記を発見してしまうことだった。
    元の世界に帰るために奮闘してきたが、元の世界は文明が崩壊してまともに生存するのは難しいという事が読んでとれた。
    大きく分ければ人間に戻って潔く終わりを受け入れるのか、仲間を裏切り事態の解決を可能な限り遅れさせ、あわよくば失敗させるのかの究極の選択を迫られることになるが、どの選択肢を選んでも【普通の暮らしは出来ない】という事が共通した。

    彼はギルドを裏切り、共に戦禍を潜り抜けた仲間を手にかけ、諸悪の根元である存在の排除を妨害に走ったが、何もかもがもう遅すぎた。体に青い花が咲く不治の病気を患い、人間の頃と全く同じことをしていることに気がついた時にはもう全てがどうでもよくなり、自暴自棄になる中でも寄り添おうとするマウィーレに、彼はいつの間にか特別な感情を抱いていることに気がつく。今思えば何だかんだ言いながらも自分を心配し続けてくれていたのは彼女ではないか。

    ドミノは彼女に、自分に対して究極の決断を強いた仕返しも兼ねた最後のお願いをする。どの道助かる手段がないなら、死に方くらいは決めたって問題ない。

    【マウィーレ、俺の頭を撃て。無理なら自分でやる。】

    身体中に赤い花が咲き誇る様子は、もう先が長くないことを示していた。想いを寄せた人にせめて殺して貰うことこそ、彼の最期の望みであった。銃を手渡そうとする彼の意識は、マウィーレが銃を手に取る前に途絶えた。

    次の瞬間、彼はどこか違和感がある見慣れた街にいて、人間の姿に戻っている。怪我も、血も、体中に咲いていた花もない。それどころか以前よりも身体の調子がいい。

    だが顔が自分の顔ではなく、以前の姿の特徴を切り出したような姿であることに気がついた。そして今自分が居る静か過ぎる街も、決して平和では無いことを彼は本能で感じ取っていた。まだ見ぬ脅威と戦う必要がある。

    彼が居るその街が、空間ごと転移された彼のかつての出身地であるということは誰も知らない。
    トイボックスのデータベース
  • まくら⑥(銀座お好み焼き屋 八八八八ッ八八〜(ぱぱやぱっぱぱ〜)にて) #舞波千景  #講談

    たった今思い出したのですが、ココ銀座のお話。

    夏のある日に、2丁目駅の近くに非常に大勢の人の列ができていましてね。

    後で調べましたら、加藤純一美術館なる"ゆ〜ちゅ〜ばあ"という職業の方が、あすこでご自分をテーマにした美術展を開かれたそうで。

    インターネットなるものには疎いのですが、大変に影響力のある方なんですね。

    "いんふるえんさあ"とも言うらしいですよ。
    インフルエンザではありません。

    恐らく、ここにおわす皆様が一瞬!頭によぎられたと思いますが。

    一瞬、よぎりましたでしょう?
    一瞬!

    ・・・それは置いておいて。
    (パンパンッ)

    講釈師個人の催し物と言えば、やはり独演会でございます。

    銀座ではまだないのですが、浅草や上野では何度か開かせて頂いた事がございます。

    寄席とは違い、お客様は自分だけを聴きに来られますので、毎回大変な緊張感に包まれます。

    それが時に心地よいなとも思ったりするのですけれども。

    パンフレットやポスターが刷り上がって、見せて頂きながら髪が跳ね上がっていないかな?着崩していないかな?などと確認をしましたり。

    ・・・跳ね上がっていたらそれはそれで面白いな、とか思ったり。

    当日までに一つ一つそういった準備を致しまして、上野講釈亭の方で独演会を開きました。

    講釈亭、我々芸人の控え室にモニターがありましてね。

    あまり大きいヤツではないのですが、それを観ながら客席の空気を我々はいつも感じ取ります。

    まくらはどうしようか?若いお客様が多いみたいだから午前中に食べた『うさぎや(上野にある人気カフェ)』のパフェの話でもしようか?などと話す内容を考えたりするんですね。

    ちなみに銀座でしたら『ぶどうの木』ですね。
    私は講釈師、ただ今皆様に美味しいパフェが食べられる店をお教えしております。

    ・・・お好み焼き屋の中で。
    こちらもデザートにチョコレートパフェがありますから後で頂くとしましょう。

    そんな事をアレコレと考えながらあの日も着替えておりましてね。
    髪を結い、袴なんかも履きまして。

    袴は普段私は履かないのですが、あの日『蜀山人(しょくさんじん)』という話を読むにあたって男性を演じる際に良いかなと考えましてね。

    そうして控え室でいそいそ準備をしていた際、モニターの奥が騒がしい。

    前座が2人ほど、困りましたと言いながら四苦八苦している姿が写りまして。

    辺りをキョロキョロと。
    何か問題が起こったようで、後援会のスタッフ達や上野講釈亭の席亭と、わぁわぁお話をしておりました。

    幕が開くまでお客様の前には出ない腹積もりだったのですが、これは会を開いた張本人の私が処理をしなければいけないなと思い、袴姿でしたが出ていきました。

    前座2人に聞かれましてね。

    「馬はどこに停めれば良いでしょうか?」
    と。

    馬ですよ、馬、お馬さん。
    ポルシェやランボルギーニの事ではありませんよ?

    馬でいらしたお客様がいまして。
    極めて珍しい、馬通勤をされている方が私の独演会にいらしましてね。
    サラリーマンの方なのですが、馬への愛が高じて電車通勤をやめて馬で出社されているという物凄い方でした。

    馬で上野駅周りを闊歩、馬ですからカッポカッポと信号を渡ってきたわけであります。

    しかし私は、プロの講釈師。
    想定外の事が起きても、知恵と閃きによって困難を打開しなくてはこの職業は務まりません。

    私は以前テレビで得た知識として、馬は道路交通法上、「軽車両」になるという事を把握しておりました!

    「駐輪場に案内なさい!」

    すぐさま前座にそう言い放ち、ズバッ!と指示をしたので!
    その瞬間は大変に"すたいりっしゅ"な講釈師だったと思います!

    「あ、そうだな」と、席亭さんが何とも思ってなさそうだった事が私の心にちょっぴりと傷をつけましたが、私はそれでも表情を崩さずに気丈に振る舞い続けました。

    騎乗ではありませんよ、気丈ですよ。
    ちなみに机上にはどうでも良い事をやたら大袈裟にしてまくしたてている講釈師の私が手を置いております。

    もちろん馬を飼っている以上、そのお客様も馬が自転車と同じ軽車両扱いになるという事を知っていたのですが、知らなかった前座が慌てふためいていて、それが大きな騒ぎに発展していたという事でした。

    そんなわけでございまして、無事に駐輪場にお馬さんを待機させ、我々はその日独演会をつつがなく務める事ができたのでございます。

    (パンパンッ)

    さて、大変にまくらが長くなりましたが、
    (パンパンッ)
    これから皆様の前で一席読ませて頂きます。
    (パン!)

    そのサラリーマンの方、動物園に遊びに行ってきますと、馬に乗りながら器用に上野西郷像へと続く石段を登っていかれました!
    やっぱり物凄い方でしたね。

    それがあまりに衝撃的だったため、お名前を伺うのを忘れてしまったのですが、もしかしたらこの人の生まれ変わりだったのかもしれません。

    馬れ変わり・・・ちょっと前の紅ー生姜といい、今日の私のダジャレは冴え渡っておりますね。

    ・・・反応が芳しくないのはご愛嬌。

    講釈好きの方にはお馴染み、
    『寛永三馬術』(かんえいさんばじゅつ)
    というお話でございます。

    (パンッ)

    まくら 〜了〜

    講談『寛永三馬術』に続く。
    玉本秋人
  • 外国の電車 - 吉原結衣外国の電車って不思議とカワイイです。
    #吉原結衣 #吉原 #結衣
    Mentoser
  • 是国竜持生誕祭2019ツイッター用イラストかわいくてかっこいい竜ちゃんをお祝いしたく…電車乗りながらの急遽作
    #是国竜持
    甘党うささん
  • Twitterで開催されていた、EIZO株式会社のイラストコンテストへ向けての制作です。
    テーマは「旅」。「日常からの逸脱」が描けていれば幸いです。
    もっと画面全体の構成として、シャドウを意識できるように、精進せねば…!

    <Content:詳細はこちら>
    http://www.c1upp.info/portfolio/sabotage

    <Official:公式まとめ>
    http://www.c1upp.info

    <Twitter:最新情報>
    https://twitter.com/c1upp

    #オリジナル #厚塗り #廃電車 #旅
    0.1
  • 距離片思いの人と端っこ同士で座っているようなイメージ?
    #電車  #カップル
    羽雲けむ
  • 御茶ノ水駅にて昔はこんな感じだったんでしょうか、上も下も電車が右往左往 #風景 #鉄道羽雲けむ
  • オランダの鉄道海外に飛んで、オランダの鉄道です。
    日本の電車のように動力分散方式で走っていて、二階建ての大きな列車が東海道本線のような近郊・都市間の普通列車として運転されていているのが印象的です。日本の電車と雰囲気そんなに変わらない様にも思えたので違和感なく現地で乗り巡れるかもしれません。 #鉄道  #海外  #乗り物  #旅
    羽雲けむ
  • 今では昔の電車 #鉄道  #駅  #京成電鉄羽雲けむ
  • 京阪電車その2
    #電車 #イラスト #アナログ
    羽雲けむ
  • あじさい電車今の時期の箱根登山鉄道、もう少しでこの風景が見られるのも終りです。。
    何気に今の時代にもはや若干数例しか残らない明治・大正・昭和初期の電車の音を響かせる希少な列車が残っている路線でもあるので(※それも翌月で引退)
    鉄道好きもそうでない人でも一度はぜひ足を運んで絵の列車に乗りに行ってみて欲しい路線です。
    #鉄道  #登山電車  #紫陽花  #箱根登山鉄道
    羽雲けむ
  • 京阪電車この間大阪に行った際、いつもは阪急かJRを使うところを
    初めて京阪を使って京都まで行きました。
    思った以上に快適でまた利用して行きたい、という様な路線でした。
    #乗物  #鉄道  #京阪
    羽雲けむ
  • 上野辻講釈〜おでん兄さんと〜 #舞波千景 #辛子家おでん #講談
    #イラスト  #drawing

    1月東京、上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)。西郷隆盛像の向かって左。

    午前中の上野寄席での高座が終わった昼下がりに、辻講釈をやってみた。

    浴衣姿の西郷さんは愛犬ツンを連れて、今日もヨドバシパンダとにらめっこ。
    いや、今はお互いにクリスマスが過ぎ、骨組みだけになったツリーを見て、「なんか寒そうだね、この子」とでも言っているのかもしれない。

    徳川家の菩提寺(ぼだいじ)、上野寛永寺(かんえいじ)から歩いて石段を降り、不忍池(しのばずいけ)を回った先には旧岩崎邸庭園。
    岩崎弥太郎は三菱財閥の創始者で、日本教育講談全集にも登場する人物だ。
    神田神保町の古書店街で買ったものを読んで覚えた岩崎弥太郎物語を、道ゆく人たちの前でやってみた。もう少し構成し直してみたら高座にもかけてみよう。

    そんな事をしていると、階段を駆け上がって、おでん兄さんがやってきた。

    おでん兄さんこと、4代目辛子家おでん(からしや おでん)。私はおでん兄さんと呼んでいる。

    芸談協会所属の元落語家で、今はとある事情で講釈師に転職した、落語家っぽい名前の講釈師である。浅草の老舗おでん屋松でんの店主を営み、新作のおでんができると私にいつもご馳走してくれる、講釈とおでんと阪神タイガースをこよなく愛す、尊敬する先輩の一人だ。

    「お前に食べさせてやろうと思って店から持って来たんだ。行儀悪いが、まあいいだろ?」
    それは嬉しいが・・・、店からここに?
    「兄さん、どうやってここまで来たの?」
    「走ってきたに決まってんだろ!おでん持って電車なんか乗れっかよ!」
    確かに、浅草から上野までは徒歩でも来れるが、それでも30分はかかるだろう。上野駅方面からは信号もあったはずだ。
    おでんを両手で持ちながら信号待ちしている兄さんを想像して、思わず吹き出しそうになった。

    「ほれ、早く食え、遠慮なんかすんな」
    ・・・うむ、美味い。寒風にさらされて表面は乾いているが、まだ温かく、松でんの出汁つゆがちゃんと染みている。
    きっと、兄さんは何事も全力で行う人なのだ。全力で物事を行うには迷ってなどいられない。
    きっとここへも、迷いなく全力で走って来たのだ。
    ・・・おでんを両手で持って。時々信号待ちしながら。

    「もう少しでプロ野球開幕だなあ、去年は最下位だったから、せめてAクラスに・・・」

    嬉しそうに帽子のツバを触る、そんな兄さんとおでんを食べた。
    玉本秋人
  • 出発進行、電車ごっこをする雛ちゃんズ。
    #オリジナル #デジタル #小鳥
    兎卯子。
  • 帰省時の電車で落書きしてたあけおめ絵描きかけで放置してました(^◇^;)

    #落書き  #あけおめ絵  #亥  #2019
    春月黒猫 @syungetu_comic
  • 真7 アラストール #メギド72

    「生き残れると思って……?」
    ソロモン王たちの祝宴 ファンアート展
    https://megido72-portal.com/gallery/fun-art1810
    の一般公募枠に投稿させていただきました。

    始めた当初はこの子目当てで始めましたが初回10連で出ないと知り結構落ち込んだ記憶があります
    8月下旬に昆虫展の帰りの電車で引いたら来てくれたので本当によかったです
    今ではすっかりスタメンです シトリーさんと組ませめまいと感電でチャージ以外何も出来なくさせるのが楽しくて癖になりそうです

    今回も前回【https://galleria.emotionflow.com/53531/451768.html】と同じく塗りに無駄な労力をかけてしまいました
    めっちゃ疲れた代わりに絵柄が別人みたいになってしまった
    名倉倫敦
  • 木でできたおもちゃの電車
    #木#おもちゃ #電車 #角田真弘 #イラスト
    角田真弘
  • おもちゃの電車セット
    #おもちゃ #電車 #イラスト #角田真弘
    角田真弘
  • メルヘンチックなおもちゃの電車
    #メルヘンチック #おもちゃ #電車 #イラスト #角田真弘
    角田真弘
  • 車掌さんを乗せたおもちゃの電車
    #車掌 #電車 #おもちゃ #イラスト #角田真弘
    角田真弘
  • おもちゃの電車セット箱入り
    #おもちゃ #電車 #イラスト #角田真弘
    角田真弘