【概要】
「landscape」は、架空の世界「ランドスケイプ」を参加者さん達で作り上げつつ、「旅」をテーマにオリジナルキャラクターで交流しませんかというプチ企画です。
世界観共有型のプチ企画ですので主催からの大きな物語やイベントなどの提示はほぼありませんが、そのぶん参加者さんの自由に物語を作ってくださればと思います。
【世界観-概要】
剣と魔法の中世ヨーロッパ風味ファンタジー。電話やら車やらの機械類は一切存在せず、せいぜい馬車止まりです。
通貨単位は共通で「ネカ」。1ネカ=一円だと思ってください。
人々の名前はカタカナで名前のみ。ファミリーネームの概念はありません。
ランドスケイプ大陸には「ディエム王国」「ヴァニタス連邦」「聖都ピエタ」の三つの勢力があり、参加者の方々にはその大陸を旅する「旅人」としてキャラクターを作成していただきます。(大陸地図:
http://galleria.emotionflow.com/16549/58492.html)
旅人と言っても巡礼中の神官や行商人、見聞を広め中の貴族の坊ちゃん等と色々な人間がいると思いますが、最も多いのは「冒険者」です。
【世界観-冒険者】
冒険者とは世界を旅しながら人から依頼を請け負い生計を立てる、旅人と傭兵の中間のような職業です。「冒険者組合」という組織があり、冒険者の多くはこれに加入しています。
冒険者組合は支部として世界各地に「冒険者の酒場」を置く巨大組織です。大きな町には必ず冒険者の酒場があり、組合に加入した冒険者はその酒場で依頼の斡旋を受けられます。他にも組合員割引や寝床の提供等さまざまなサービスを受けられますが、組合に加入するには各支部ごとに決められた簡単な試験に合格する必要があります。試験に合格すると紋章が焼印された木の札がもらえ、これが組合員の証となります。
巨大な組織ですがその本部はたった一つの馬車であり、リーダーは世界中を転々と移動しているのだとか。
【世界観-魔法】
冒険者の中にはやや少数ですが魔法を扱う者もいます。
魔法を使うためには呪文とそれに対応する触媒が必要であり、集中して呪文を詠唱しながら触媒に何らかのアクションをする必要があります。(例:息を吹きかける、辺りに振り撒く、敵に投げつける等)
また、触媒は火薬や動物の死骸の一部、乾燥した特殊な草花などが一般的なようです。
優秀な魔法使いであればあるほど詠唱が力強く、触媒の扱いが上手く、それに比例して魔法の威力も上昇します。力強く詠唱する為には呪文に対する深い理解が必要であり、そのために魔術師は普段から研究に没頭することが多いようです。
魔法使いはその稀少さや特殊性からやや畏怖され嫌われやすい傾向にあり、また、魔法使いのほとんどが(研究などに没頭するせいもあり)人付き合いを重要視しない性格のためか孤立しがちになっています。
【世界観-宗教】
この世界では唯一神である「神」が信仰されています。神様は一人だけなので名前はありません。ずっと昔、この世界ができるより昔には二人だったのですが、世界を作るときに神様ふたりが争い、勝ったほうだけが神として現在に名を残しました。負けてしまった「元・神様」は、今や邪教や悪魔として忌み嫌われる存在になっています。
この「神」を信仰する宗教は一般的に「神殿」と呼ばれ、聖都ピエタを総本山とし、大陸全土に支部として小規模な神殿を置いています。「全てに平等な幸福を」「邪教には罰を」の精神をかかげ、人々に奉仕するその存在は、基本的には歓迎され、神官は尊敬の対象となっています。
【世界観-宗教-神官】
「神殿」の人間であり、奇跡を引き起こせる人間のことを「神官」と呼びます。彼らは(事実ではないにせよ)神の末裔だと信じられており、「神の奇跡」と呼ばれる魔法のようなものを使います。
「神の奇跡」とは他人に対してプラスの効果を与えるおまじないのようなものです。魔法ほど絶対的な力を感じられる訳ではありませんが、危険もなく、人々にとって「よいこと」が多いため、非常に好意的に受け取られているようです。なので神官は基本的に好かれ、歓迎されます。
人々に教えを広め奇跡を分け与えるために、巡礼の旅に出る神官も少なくありません。この場合、道中の護衛として冒険者を雇うのが一般的です。
【世界観-宗教-邪教】
前述した神ではない廃れた神のことを、邪神、もしくは悪魔と呼びます。基本的に忌み嫌われるものであり、街中で邪教を説くようなことがあれば間違いなく神殿、もしくは自治軍等に処刑されるでしょう。
ごく稀に「邪神の末裔」と呼ばれる人間が生まれることがあり、この人間は生まれながらにして「禁術」を扱うことができます。
「禁術」とは相手の寿命を短くする代わりにその傷を癒すもので、世界で唯一即時的な効果のある治癒魔法と言っても良いでしょう。しかし相手の寿命を縮めるというリスクのせいで忌み嫌われており、呪いと称す者もいるようです。
この術を使うと是非に問われず邪教の信者であると断定されてしまうため、使うことができてもひた隠しにしている者が多いようです。
【世界観-動物】
この大陸には、現実の地球にも生息しているような一般的な動物からモンスターのような不可思議なものまで、非常に多くの生き物が生息しています。
危険性の低いものは動物と呼ばれますが、危険性の高い、その中でも人間を好んで襲う生き物たちは総称して「四つ足」と呼ばれています。
【世界観-動物-四つ足】
人間を好んで襲う、危険な生物のことです。冒険者や警邏隊、王立騎士などの主な敵であり、町を出れば勿論のこと、市街地にも時たま出没することがあります。
魔法を使うものもごく少数ながら存在しますが、知力が低い為か多くの場合ひとつの種族につき一種類の決まった魔法しか使えません。
【世界観-動物-竜】
人間とも動物とも四つ足とも違う生き物、それが竜です。非常に知能が高く強大な力を持つ為、畏怖を込めてそう呼ばれています。
稀少な生物で、今やごく少数が伝説の中にのみその姿を見せるようです。
知能は人間もしくはそれ以上に高いのですが、人語を話すことはできません。
△世界観ここまで△
【お約束】
・交流用キャラクターとして投稿できるのは「旅をしている」キャラクターのみです。また、王族等の重要なポジションについているキャラクターは申し訳ありませんがNPCのみとさせていただきます。
・世界観に反した内容の投稿はご遠慮ください。世界観について疑問等がございましたら、お気軽に主催のツイッターアカウント(@erosimezi)か質問用記事(
http://galleria.emotionflow.com/16549/58632.html)までご連絡ください。
・R18、R18に相当するグロ系の作品は企画タグをつけてのアップロードをご遠慮ください。
・山をひとつ吹っ飛ばしたりするような最強キャラは禁止です。
・この企画のテーマは「旅」です。ひとつの街に定住したり恋をしたり戦争をしたりも素敵ですし禁止はしませんが、頭の隅っこに「旅」という字を置いておいてあげてください。
【タグについて】
当企画に関係する作品をアップロードする場合、こちらで指定したタグをつけてくださると交流がスムーズになるかと思います。(強制ではありません)
・【ランドスケイプ】→基本タグ。ランドスケイプに関する記事全てに適用されます。他のタグをつける場合も基本としてこれを併用します。
・【ランドスケイプ:キャラクター】→交流用キャラクター、NPCの投稿時に追加するタグです。
・【ランドスケイプ:アナウンス】→公式からのお知らせ等の記事につくタグです。
要するに→キャラクターを投稿する際は【ランドスケイプ】と【ランドスケイプ:キャラクター】、交流記事や関連するイラスト等を描く場合は【ランドスケイプ】のみ、のように使用します。
長々とここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
もし少しでも興味がおありでしたら、是非、一緒に世界を作りませんか?
ランドスケイプの世界で、お待ちしております。
スペシャルサンクス:こめだわらさん(世界観を作るときにお世話になりました!)