キノロンパ 第一章「後ろの正面 逆さまの人」非日常編 コトダマ《モノクマファイル1》
被害者名は空音鳥子。死因は大量出血によるショック死。死亡推定時刻は23時20分頃。首元に大きな傷口があり、そこから出血している。他にも刺し傷が多くあり、そこからも出血している。
《モノクマファイル2》
被害者名はルイス=サンジェス。死因は???。死亡推定時刻は23時40分頃。他に怪我の痕跡も残っている。左胸を握った包丁で刺していて、仰向けで倒れていた。
《首の骨折》
ルイスの外傷は首の骨折。脊髄損傷している可能性が高く、運良く生きてもしばらく動けなかっただろうと推測できる。
《ルイスの遺体》
包丁を両手で胸に刺している状態。ルイス自身の血じゃなく、外からの血痕が飛んでいる。口元の血痕の飛び方は、血肉を貪る獣とよく似ている。
《ルイスの遺書》
ルイスのポケットに入れてあった遺書。一人一人に対する思いと、彼がどうして死のうと思ったのかが丁寧に綴られていた。
《床の傷》
細い傷。よく見ないと見逃してしまいそう。薬臭い臭いがした。周りには壊れた手すりが落ちていた。
《カラオケの参加メンバー》
10日目のカラオケに参加していたのはフィオ、ファル、サン、セツナ、龍紀、鳥子、舞々、レイ、リーベの9人。
《死体発見アナウンス》
学校棟から娯楽施設に3階の渡り廊下を通ってきた龍紀が鳥子の遺体を発見し、アナウンスが鳴る。その後、手すりが壊れていることに気づき下を見たところ、入ってくるリナと、倒れているルイスを発見し、アナウンスが鳴った。リナが3階に上がってくる間に、学校棟からフィオとファル、サンが来た。
《壊れた手すり》
3階の手すり。手すりの1部は1階に落下している。残っていた手すりには所々血が付着していて、争いあったであろう形跡が残っている。
《現場に入れないネロ》
ネロは血が苦手で現場に入ることができない。菊もネロが現場に入ることは止めるとはっきりと言っている。
《菊とネロの証言》
菊は20分にサンと家庭科室前であっていて、12時過ぎまで図書室の方で何かないか調べていた。
ネロは研究棟にいて、誰にも会っていない。
《様子がおかしいルイス》
ヤオと菊が11時過ぎくらいに寄宿棟で会っている。そこでのルイスは熱があるようなふわふわとした感じではあったが受け答えはしっかりしていて、体調不良程度に思った。
《薬の注文票》
二日前にセツナが毒薬を注文している。使用用途はカミサマに使うとのこと。5日目から10日目までほぼ毎日朝にルイスが睡眠薬を注文している。
《塗られた猛毒》
ヤオがセツナに渡したはずの毒。ルイスに刺さった包丁から同じ臭いがした。かすり傷でも負うと死に至る可能性がある。ルイスの部屋に小瓶があった。
《浅葱の証言》
23時20分頃にヤオが草木を採取をしているのを見ている。その後、40分まで庭にいたが誰も出てくるところを見ていない。40分頃に学校棟に入った。庭にいる間にサンと菊が寄宿棟から学校棟を通っているのを見ている。
《バーの参加者》
バーに参加したのは、星華、浅葱、菊、ネロ、ヤオ。
《購入履歴》
購買で買ったもの一覧。毎日のようにルイスが発作を抑えるための薬を購入している。
《サンの証言》
23時20分頃に家庭科室前で菊に会っている。その後、二階の探索を行っている。何回か扉の音は聞いているが、何時かはわからない。
《レイの証言》
23時から23時40分までリーベと風呂に入っていた。その後、上がった50分過ぎに星華がマッサージチェアのカプセルから誕生するのを見て起こしに行った。
《包丁の本数》
9時くらいにレイが調べたところ、包丁は揃っていたと言う。
《混浴のごみ箱》
混浴に捨てられていた紙の塊。何か書いてあったが、水で濡らしてびりびりに破かれていて、インクが滲んでほとんど読めない。唯一読めたのは『ぼくは、生きたかった。』。