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  • ほしなみ Link Message Mute
    2018/06/04 1:20:41

    SS名刺

    SS名刺メーカーさんで作った短文画像から、気に入っているものを。

    #創作 #オリジナル #詩歌

    more...
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    • 少女革命ウテナ考察既に小説ではない方でも上げてますが、試験。
      #考察
      #少女革命ウテナ
      ほしなみ
    • 麗しの海フェルマイ・星結び後
      Twitterに上げたものをこちらにも。引き続き居場所探し中……。
      #フェルマイ #本好きの下剋上
      ほしなみ
    • 怖いもの知らずを愛する方法 #本好きの下剋上 #フェルマイ

      アナスタージウスとフェルディナンドがゲヴィンネンをしながらローゼマインの話をしていたら、おや?様子が……。
      アナスタージウスのコレジャナイ感には目をつぶって頂けると。

      (こちらを久しぶりに動かします。pixivとバイバイしたくて居場所を探し中……。)
      ほしなみ
    • 男と影と影に殺される夢を見た。
      毎日毎日、繰り返し見た。
      段々とそれが本当なのではないかと
      現実よりも真実なのではないかと思って
      汗みどろになって考えた。
      「殺されたくない」
      「殺されたくない」
      必死になって助かる方法を考えた。
      それで、そんな夢見がちで臆病な彼は
      いっそ影を自分から殺してしまえ、と思ったらしい。
      それで、ある秋の夕暮れ時に長く長く伸びた影に、ぐさりとナイフを突き立てた。
      影ば悶え苦しみながら小さく言った。
      お前が俺を殺したその時から、俺はお前でなくなった。俺は殺されて初めて俺になったよ。
      お前が世界の客になる日も、そう遠くは無いぜ。
      そして次の日から、彼に影は無くなった。
      彼は影の最期の言葉を不安に思いながらも、それ以外は心安らかに暮らしていた。
      なあに、あんなのは末期の強がりさ。
      そう思って、幸福をこれでもかと享受していた。
      不安も薄れ、平和が続いたとある日の事、夕暮れ時に影を殺した道を通った時だった。
      前から歩いて来る、真っ黒な奴が居る。
      彼とそっくりの背格好をした、陰鬱で凶暴な気配のする男だ。
      「やあこんにちは、俺を俺にした者よ」
      男は笑ってそう言った。彼はその男の正体に気付いて震え上がった。
      「お前は俺を世界の主にしてくれた。だからお前は世界の客になる。今までと入れ替えさ。さあ、お客人は世界にあれこれ口出ししちゃ失礼だろう」
      そうやって、彼は胸にぐさりとナイフを刺された。どばどばと溢れる血は、地面を真っ黒に染め上げた。男はにやにやと笑いながら、そのまま凝っと血を見つめていた。
      やがて、そろりと歩き出すと、血は影になって彼の足元にへばりついた。

      #創作 #オリジナル

      ***
      Tumblrから。
      影に殺される夢を見た。
      毎日毎日、繰り返し見た。
      段々とそれが本当なのではないかと
      現実よりも真実なのではないかと思って
      汗みどろになって考えた。
      「殺されたくない」
      「殺されたくない」
      必死になって助かる方法を考えた。
      それで、そんな夢見がちで臆病な彼は
      いっそ影を自分から殺してしまえ、と思ったらしい。
      それで、ある秋の夕暮れ時に長く長く伸びた影に、ぐさりとナイフを突き立てた。
      影ば悶え苦しみながら小さく言った。
      お前が俺を殺したその時から、俺はお前でなくなった。俺は殺されて初めて俺になったよ。
      お前が世界の客になる日も、そう遠くは無いぜ。
      そして次の日から、彼に影は無くなった。
      彼は影の最期の言葉を不安に思いながらも、それ以外は心安らかに暮らしていた。
      なあに、あんなのは末期の強がりさ。
      そう思って、幸福をこれでもかと享受していた。
      不安も薄れ、平和が続いたとある日の事、夕暮れ時に影を殺した道を通った時だった。
      前から歩いて来る、真っ黒な奴が居る。
      彼とそっくりの背格好をした、陰鬱で凶暴な気配のする男だ。
      「やあこんにちは、俺を俺にした者よ」
      男は笑ってそう言った。彼はその男の正体に気付いて震え上がった。
      「お前は俺を世界の主にしてくれた。だからお前は世界の客になる。今までと入れ替えさ。さあ、お客人は世界にあれこれ口出ししちゃ失礼だろう」
      そうやって、彼は胸にぐさりとナイフを刺された。どばどばと溢れる血は、地面を真っ黒に染め上げた。男はにやにやと笑いながら、そのまま凝っと血を見つめていた。
      やがて、そろりと歩き出すと、血は影になって彼の足元にへばりついた。

      #創作 #オリジナル

      ***
      Tumblrから。
      ほしなみ
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