このきれいな夜空を君と④ガラガラガラ
?? 「穂乃果。今日、大阪からイケメンが転校してくるんだって」
穂乃果 「紗菜、またイケメンの話?」
紗菜 「だって、気にならない?」
大阪といえば昨日の人、関西弁だったな…
もしかしてあの人だったり?
穂乃果 「別に」
紗菜 「ちぇー」
先生 「はーい!今日は、転校生が来たので紹介します!」
?? 「……。」
クラスの女子A 「イケメンー」
クラスの女子B 「カッコいいー」
やっぱり、昨日の人だ
弘 「篠川 弘です
よろしゅう頼んます」
先生 「じゃあえーと、どこにしようかな?まあ、自分で決めな」
弘 「はい……じゃあ、ここにします」
私の横!?
先生 「ん……じゃあ、西宮!しっかりな!」
穂乃果 「はっ、はい」
弘 「よろしゅう」
穂乃果 「はい。あの、昨日は
ありがとうございました」
弘 「あぁ、気にせんでええって」
穂乃果 「いえ、感謝してます」
弘 「あはははは、やっぱ
かいらしぃやっちゃなぁ」
穂乃果 「えっ!可愛くないです……」
弘 「かいらしぃって」
クラスの女子A 「あの…篠川君……私、大阪好きだから話聞かせてもらっていいかな?」
弘 「あぁ、ええよ……どんな話すればいい?」
クラスの女子A 「 うーん……じゃあ、篠川君の親とか友達とか彼女とかの話聞きたい!」
弘 「俺、彼女いてへんよー」
クラスの女子B 「いないんだ……」
クラスの女子A 「ちょっと、私が話してたんだから……」
クラスの女子B 「別に、私も話していいじゃん」
クラスの女子A 「そっそうだけど…」
弘 「ええやん……みんなで話そう!ほら、あんたも」
私!?
弘 「そうやよ」
穂乃果 「うん!っで、何話すの?」
弘 「せやな……みんな何話すの?」
クラスの女子A・B 「関西弁教えて……!」
弘 「ええよ」
彼の笑顔が眩しくて夢なのかとも思った……
だけど、夢だったら悲しいなとも思った……
彼が私の好きな人だったら良かったのに…
何で、忘れられないんだろ、遊…