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#)ちょっと今日はいろいろあったんだよ!そのせいで散々なめにあってずっとイライラして忘れようとしてたのに
#)入ったらすぐトイレなんだし!ああでも
#)学校さぼって1日だらだら過ごしてたあなたに
#家族ドラマ
#)クラスのやつらとちょっとからかってやろうとしただけだし!そしたらあいつら最後は
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#)そのせいでお母さんが親の責任を取らされてる訳なんだから!あんたなんかのために!
#)てか
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#)満タンのバケツの水を頭にぶち当てるなんて
#)半分てゆう自覚があるならきちんとそれだけの
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葉っぱと棘!4「強制バイト!?」
母親の涼華と何気に家で鉢合わせしてから収まらない隼人の口論は住んでいるハイツのアパートの外まで声が漏れる勢いだった!
隼人「うっせえっていってんだよ!( # ゚Д゚)綺麗事ばっか言って丸め込みやがって、結局俺は問題児扱いかよ!いつまでもガキ扱いしてんじゃねえよ!」
涼華「1人で大きくなったような顔するんじゃないの!あんたがガキみたいにすねてるからでしょ!いい年して自分の口で何も言えないでキレるなんて恥ずかしいと思わないの?( ⊳Д⊲
#)
」
隼人「別になんもねえよ!てめえに知って欲しい事なんて!俺の言う事いちいち真に受けて干渉すんなっての!そんなにうざいんなら施設にでも行ったっていいんだぞ、俺は!( # ゚Д゚)」
涼華「そんなわけにいかないでしょ!あんたはお母さんの大事なたった1人の息子なんだから!最近はますます大好きだったお父さんにそっくりになってきて…!立ちなおれたのだって、隼人のお陰なのよ!」
隼人「なんでそこに親父が出て来るんだよ!てか、親父に似てるから大事にしたいとか頑張るとか言われたって俺全然うれしくねえし!かえって不信になるし鳥肌たつわ!そんなきしょい目で見てたのかよ!似合わねえ厚化粧まで最近家の中までしやがって!家中香水でくせえんだよ!( # ゚Д゚)」
涼華「これはバーの仕事の為よ!悪かったわね!そうじゃなくて…!もちろんお父さんの事は大好きだったけど、本音で言ったら、今1番大切で好きなのは隼人だから!」
隼人「好きとか順番つけられんの嫌いなんだよ!( # ゚Д゚)どうせバーの男にもそう言ってくどいてんだろ!親父化けて出てくんじゃねえ!」
涼華「それは、誓ってないわ!お母さん仕事はしっかり割り切ってるから!隼人を裏切ったりしないし、その心配はいらないから!」
隼人「もうどうでもいいし疲れたよ!さっさと食べて仕事いけよ!」
涼華「こんな状態じゃいけないわよ!ほっといたらあなた何するか…!」
隼人「なんもしねえって!てめえにも、迷惑かけねえし…!」
涼華「ちょっと待って!メールが…何回も来てるから!」
さっきからちょくちょく涼華の部屋の方からピコン、ピコンと耳障りな音が聞こえていたが隼人との口論で中々出れずにいた。
隼人「うぜえ…!しつこくかけんなって言っとけよ!( # ゚Д゚)」
涼華「仕事の娘なの!最近仲良しになってバーに一緒に働いているんだけど、なんだか体調崩してるみたいで入院するかもしれなくて!今日お母さんのパートのスーパーにも顔を見せにきたの!」
隼人「めんどくせえ!そんなやつとつきあうからだろ!」
涼華「同じ職場だからそういう訳にもいかないでしょ!あんまり揉めるような事言いたくないし!あんまり喋らないこだから孤立しないようにお母さんが横からフォローする事も仕事になってるのよ!」
隼人「ちっ!」
涼華「で、彼女もシングルで小さなお子さんがいるらしくてその子がすごく手がかかるみたいなのよ!知的に障害もあって旦那さんとはそのせいで離婚したみたいで…近くの養護施設や託児所とかもお願いしたんだけどいろいろあって預かってくれないんだって…」
隼人「聞いてねえしそんな事、いちいち話すなよ!」
涼華「それで仕事の時つい話しに合わせて、家にも反抗期で手のかかる息子がいるって、あなたの事を流れで喋っちゃって…!」
隼人「なんで俺の話?めっちゃ悪口だろ!」
涼華「退学して遊びほうけてるみたいな事言ったら!仕事中の間だけでもあなたに見てて欲しいとか言われるようになっちゃって!彼女そうとう参ってるみたい!」
隼人「勝手に家の恥さらしてんじゃねえよ!てかなんでそんな話しになってんだよ!ガキの世話なんてぜってえごめんだからな!」
涼華「断ったわよ、お母さんも何度も!でもあなた結局アルバイトもする気ないんでしょ!お金まで払ってくれるってメールで言ってくれてるの!家で面倒みられるんだから楽じゃない!」
隼人「いやいや楽じゃねえだろ!問題児のガキなんか押し付けられていい迷惑だし!そんなやつこそ施設にぶち込めよ!」
涼華「だから、それが難しいってさっきから…」
隼人「ふざけんなよ、マジで!俺の事都合のいい道具にしやがって!( # ゚Д゚)」
涼華「どうしても彼女お願いしたいって聞かなくて、あなたに直接言いたいらしくて今から家に来たいって言ってるの!」
隼人「いや、無理だって返事返せよ!そもそも人の家庭の問題に首を突っこんだてめえがわりいんだろ!( # ゚Д゚)」
涼華「だからあなたの口からはっきり言ってくれれば彼女も納得すると思うから!」
隼人「知らねえし、会うつもりもねえよ!」
涼華「あなたはなんでそんなに聞き分けがないの!だらだらして働く気もないなら少しくらいお母さんの約に立ちなさい!( ⊳Д⊲
#)
」
隼人「またそれかよ!いい加減にしろよ!都合のいい時だけ母親、母親言いやがってほんと便利な言葉だな!( # ゚Д゚)」
そんな口論をくりかえし数分すると、玄関のインターフォンがなった。
涼華「とにかく彼女、来たみたいだからお願い!」
隼人「はあ!家教えたのかよ!ありえねえし!何考えてんだよ!( # ゚Д゚)」
涼華「お母さんの仕事のお付き合いだと思って今回だけは言う事聞いて!」
隼人「だからオモリなんかしねえよ!( # ゚Д゚)」
涼華に強引に押されるまま玄関に行くと髪の長い若い女性がかなり疲れた表情でたっていた。
隼人たちを見るなり丁寧なお辞儀をして、
女性「すみません、よろしくお願いします!m(_ _)m」
涼華「いいのよ!前にも話した通り、うちのこ、学校やめてひましてるから気にしないで!」
言葉を失っている、隼人をいい事に勝手に話しを進めてしまうお人好しの涼華!
我に返り涼華をにらむ隼人に気にせず、
涼華「あら、かわいい!(*´▽`*)」
女性の背後からこがらで無表情な少年!
女性「無愛想でごめんなさい!」
と、何度も頭を下げるが、それよりもその見覚えのある少年の顔に隼人はさらに眉をひそめてしまった!
隼人「マジかよ!」
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かざぐるま
葉っぱと棘!3「キレる17才!?」
家に帰ってからもいろいろ気分が晴れなかった隼人。制服のまま自分のベッドに横になり夕方外が、暗くなってくるまでうたた寝していると玄関のドアが空き誰かが帰って来たのが分かった!もちろんそれは母だと分かったが、少し小腹も空いた隼人は何気に台所に行きテーブルにあった値引きシールの貼られたロールパンの袋を掴んでまた部屋に戻ろうとした…が母、涼華(すずか49)も自分の寝室から出てきた為、バツが悪そうにそのまま椅子に座った!昼のパートだけじゃなくしばらく前から始めた、夜のバーの仕事もあり似合わない厚化粧で出てきた!50手前にあまり似合わないイヤリングに紫のお揃いの服に染めた髪に口紅!隼人は興味なしの軽蔑じみた視線をおくる!
涼華は隼人を見つけると疲れていた顔から急に無理に笑顔をつくるように…!
涼華「はやちゃん、ごめんね!遅くなっちゃって!オープンしたばかりのお店だから忙しくて!暗いから電気つけて!」
隼人「昼間チラ見したけどめっちゃ外とか、ガラガラだったし!(-_-)」
ロールパンぱんをひとつ皮肉げに頬張る隼人
涼華「見に来たの?その時間帯はね、夕方はやっぱりそれなりに沢山くるのよ!お昼とかちゃんと食べた!冷蔵庫にお寿司入ってたけど分かった!お母さんこのまま食べたら…!('ω')」
隼人「いや、知らねえし!あるんなら机の上置いてけよ!( # ゚Д゚)」
涼華「だってはやちゃんいつ帰ってくるか分かんないし!出しといたら腐っちゃうでしよ!」
隼人「嫌味かよそれ!!退学届け出しに行っただけだからすぐ帰ってきたし!さみいから、腐んねえだろ!頭使えよ!( # ゚Д゚)」
涼華「お母さん朝出かけるまで、ストーブつけてたから…それに古いからいたむのも早いかもしれないでしょ!」
隼人「うっせえな!値引きの期限切れのやつばっか漁ってきやがって!どうせ売れ残りでただだったんだろ!そんなの俺に食わせんなよ!こっちはイライラして食欲もねえのに!(-_-メ)」
冷蔵庫から牛乳を出して隼人のテーブルに持ってくる涼華。
洗っていないコップは朝のまま置かれていてパートを掛け持ちする涼香の生活の忙しさがうかがえる!
涼華「買い食いとかしてるからでしょ!いい加減にして!食べれるだけましでしょ!お母さんも仕事いろいろ始めたばかりで大変なのに…いくら反抗期でも、それくらいの事察しられる年でしょ!お父さんがいなくなってから私もまだ身体が完全じゃないの・・・!」
隼人「はあ!そんなん、てめえらの不注意で起こした事だろ!事故る時自分の身ぐらい自分で守れって話し!おしどり夫婦とか言われて浮かれて歩いてたんだろ!俺を巻き込むなよ!当たられる筋合いねーし!( # ゚Д゚)」
涼華「別にお母さん怒ってないわ!お父さんと浮かれてた事も認める!そのせいであんたを苦しいめに巻きこんじゃった事も…!挙げ句に警察の人にお世話になるまで追い詰めちゃって…!」
隼人「それは別に関係ねえし!!(-_-メ)」
涼華「なんだかんだあんたはお父さんに似て優しいから!学校をやめようと荒れたのだってお母さんの為だったんでしょ!お母さんずっと気持ちが沈んでたし!あんたぐらいの年だと、素直に言えなくて反抗する子多いみたいよ!夜のお仕事の方であたしと同じようにシングルのママさんたち結構いるからよく聞くのよ!」
隼人「あっ!何言ってんの?ちげーし!( # ゚Д゚)勝ってに他人の価値観とか俺に重ねんなよ!マジでうぜえ、ババア…!」
涼華「どっちにしてもあんたは学校を辞めちゃったんだから、これからはお母さんを手伝って欲しいの!それは本音!母子手当も一応受けられる事にはなったけどなるべく貯金したいし!親戚の叔父さんにはあんまり迷惑かけたくないし!バイトでもいいから一緒に頑張りましょ!('ω')」
隼人「いや、勝手に話し進めんなよ!俺まだ働く気ねーし!てめえら親の責任で悪いと思ってんならどうにかして、ちゃんと養えよ!( # ゚Д゚)」
涼華「ママさんの中に、いじめで高校を不登校になってやめちゃった娘がいるんだけど、ちゃんと家を助けて働いてくれてるそうよ!」
隼人「いや、そいつはそいつ!俺は俺だよ!( # ゚Д゚)そもそもいじめられる自分が悪いんだろそいつ!」
涼華「そうね!ってあなたも言えないでしょそれは!お母さんの為じゃなかったんなら自分の意思で学校やめた事になるじゃないの結局!」
隼人「いや、それは…!親父がいなくなったのと学校に行くのとイライラがたまって半分はどっちにしろてめえらのせいだし!親父がいなくなってからも、こっちにストレスかけてメソメソ泣きやがって…!」
涼華「人のせいにばっかしないの!( ⊳Д⊲
#)半分てゆう自覚があるならきちんとそれだけの
、けじめをつけなさい!今年高3にもなるんだから、って…辞めちゃったあなたにはもう関係ない事ね!」
隼人「分かってて、傷口えぐるような事言ってんじゃねえよ!ケンカ売ってんのかてめえ!( # ゚Д゚)」
涼華「いつまでも、青春気取ってんじゃないの!家が大変な時に!あなたはもう学生じゃないのよ!」
隼人「偉そうに言うなよ!浮かれてたとめえらも…!( # ゚Д゚)」
涼華「過ぎた事いつまでもグチグチ言ってないで求人誌でも貰ってらっしゃい!( ⊳Д⊲
#)
」
と、持っていた牛乳パックをドンと机にたたきおいて白い液体が少し飛び散った!元々両親もヤンキー気質があった為怒ると怖い所があるが負けていない隼人!
隼人「だから、働かねえって!もう苛つかせんなよいちいち!俺の事なんも知らねえくせに、知ったかぶりしやがって!( # ゚Д゚)」
涼華「だったら何を知ってほしいってゆうの!( ⊳Д⊲
#)学校さぼって1日だらだら過ごしてたあなたに
、たいした立派な悩みなんてないでしょ?」
怒鳴るようにテーブルをバンと立ち上がって自分の部屋へ行こうとする隼人を涼華も腕を掴みしびれを切らして必死に説得しようとする!
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かざぐるま
こがらしの季節!9「部屋荒らし!」
学の部屋に走ってきた太一は、散らかってる服の上をなおも、お構いなしに踏み歩いて、そして、はしによけて立てていた母が使ってる、マット式の青い折りたたみベッドをいたずらに、引っ張り出しそのまま開こうとした。
もちろん、あわてて太一を追いかけてきた、学は太一をやめさせようと必死だ。
学「おい!勝手に散らけるなよ!服踏むな!てか、手え洗ってねえだろ!草ぬいた手で触るなって!また洗わないかんくなるだろ〜!( # ゚Д゚)」
太一「いや、最初から散らかっとるがん!引きこもりで掃除できんて完全に人間、終わっとるし!\(^o^)/」
神経がイラッとして、むきになって口調がさらに荒くなる学!
学「何言っとんだて!どう見たって、勝手に不法侵入して部屋荒らしまくってる、おまえの方が終わっとるだろ!いいから服の上にベッド開けんなよ!よけいしわくちゃになるだろ!その前に汚い足で踏むなって、さっきから…!( # ゚Д゚)」
荒口調で言っても、ふざけてやめようとしない太一の手を強引につかんで離そうとする学!
太一「そんなん最初からおめ〜が部屋掃除しときゃ問題なくねえ!ニートが俺に、当たんなって!離せストーカー!警察にゆうぞ!\(^o^)/」
学「ストーカーじゃねえわ!( # ゚Д゚)あっ!?( # ☆Д☆)」
・・・と、太一は不意打ちにいきなり男の大事?!なところをにぎってきた!
一瞬焦った、学の反応にいたずらの笑みを浮かべる太一!
学「…てお前、今まともに、掴んだだろ〜!( ⊳Д⊲
#)
」
太一「正当防衛だし〜!\(^o^)/」
学「ふざけんなよ!調子のって、人ん部屋荒らしやがって!( ⊳Д⊲
#)
」
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かざぐるま
こがらしの季節!8「わんぱく小僧襲来!」
ああ、もお〜!
堪忍袋の尾がきれかかった学が台所に向うと開いていた小窓からジャンプしながら覗いている太一と皮肉にも目があってしまった。
太一、学を見つけるとさらに大声でからかいはじめた。
太一「おっ、引きこもり来やがった!いつまで寝とんだておまえ…さっきお前の父ちゃん自転車で行ったぞ!めっちゃ怖い顔して…\(^o^)/」
学、いらだって勢いよく玄関まで走りドアのカギを開けて、バンと…!
学「やかましいって言っとるだろ〜!人の迷惑もわかんないのかよ、おまえは!( ⊳Д⊲
#)
」
すると、学の怒りなどお構いなしに無視して台風の風のように学の手をかわして、スルリと中に入ってきた太一!皮肉笑いしながら、いきなり…
太一「うるせえ〜、さっさと開けろ、この、コモリが…!うりゃあ〜!\(^o^)/」
太一のふいのひじ打ちが腹にドスっと、もろ入り、咳き込む学!
学「痛て…って、こもりとか、関係ないだろ!おい、勝手に入るなって!<(`○´)>」
太一、靴を無造作に脱ぎ捨てて、部屋に上がり込むと…
太一「なんか、部屋あっちい…こもりの匂いがこもっとるし!マジ死ぬし!\(^o^)/」
学「うるさいわ!お前の臭いよりましだし…なんでお茶なんか持参してんだよ!( ⊳Д⊲
#)てか
、ど朝っぱらから来んじゃねえよ!」
太一「さっき、団地の掃除で貰ったし!草むしりめっちゃ疲れたし、朝の掃除、お前なんで来んとさぼっとんの!引きこもりのニートが威張っとんなって!(^o^)」
学、ニートと言う、太一の言葉についムキになってしまい、声を荒げて…
学「そんなの、強制じゃないだろ!団地の掃除なんて、暇でやりたいやつがやればいいんだから!ちょっと手伝って、渋いお茶貰ったくらいで喜んでるお前にはピッタリの仕事かもな!さっさと飲んで自分ち帰れよ!俺今から朝飯だから…お前がいたら飯がまずくなるだろ!( ⊳Д⊲
#)
」
太一「ニートのゴミが、調子にのって、なんか言っとるし!\(^o^)/」
太一は、そうはやしたてて、悪びれた様子もなけ、持っていたお茶のボトルのフタを開けてちびちび飲みながら、そのまま奥の学の部屋に向かった。
学「はあ〜!調子乗っとるのはお前だろ!( ⊳Д⊲
#)
」
ため息を吐きながら、朝っぱらから精神が休まらない学…!
#こがらしの季節!
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かざぐるま
こがらしの季節!3「不快なにおい!」
清掃業の父親の収入だけじゃたりないのかな?あれこれ回らない頭で考えていたら、すぐにエレベーターが降りてきて、すごすご太一と一緒に乗り込んだ。扉が閉まり密室になると汗臭いというか独特な体臭が太一から匂ってきた。お風呂にはちゃんと入っているのか太一のそばにいるといつもこの香りが匂ってくるのだ。学は住んでいる階の5階のぼたんを押しながら再び眉間にしわをよせた。
太一「塾とかいってどうせ寝とんじゃねえ!前、学校の成績順位ドベチンだったし!(笑)机に隠しとんじゃねえって!」
しつこく生意気にからんでくる太一に、ついイライラしてしまったのかうっかり、
学「ジャージとかちゃんと洗っとる?(ー_ー)」と関係ない事を聞いてしまい、やはり太一もどことなく気にしてたのか、
太一「洗っとるわ!( # ゚Д゚)」と怒り出した。
体臭がして、性格も生意気で、キレやすい!変な意味で彼はマイナスの三拍子が揃っているなと、学は納得していて、差別に聞こえるかもしれないが太一は出来るだけそばにいてほしくない人間なのだ。
学「ていうか、太一おまえ自分の階押しとらんがん!(-_-)」
面倒で話しをそらそうとしたが既に太一の階の3階は通りすぎていて最上階の5回についてしまった。
するとドアがあいた瞬間いきなり、
太一「お前の家行っていい?母さんおらんのだろ!( ̄▽ ̄)」
学「はあ?こんな時間に何言っとんの!そろそろお父さん帰ってくるし!駄目だよ!(ていうか入れたくないし!)(-_-)」
だが、すんなり納得するわけじゃなし、太一は不意打ちを食らわすように、
太一「おりゃあ〜しねえ〜、引きこもり〜!ダブルパーンチ!\(^o^)/」とふざけて腹にダブルパンチをお見舞いしてきたのだ!
もちろん、とっさの事でよけることが出来ず学は加減のないパンチを2回、もろお腹にくらって「ごふ、うっ!\(☆Д☆)/!」となった!
一瞬、息が出来なくなりその場に腹をかかえしゃがみ込む学をお構いなしに、太一は、そのままスキップするように・・・。
太一「明日、家行くからお菓子用意しとけよ!\(^o^)/」と開き直りだ!
学が腹を抑えたまま、「はあ〜っ?」と太一に怒り出す暇もなく、太一は去りぎわ5階の全ての部屋のインタホンをピンポンダッシュして走っていった!
学「何してんだよ!( ⊳Д⊲
#)
」
学が怒りかけた時、太一は既に向こうのはしで大声でからかうように、
太一「お前が怒られろお~~〜!\( ̄▽ ̄)/ハハ・・・。(笑)」
とサルみたいにはしゃぎながら階段を降りて行った!
住人A「な〜に!誰?( ̄д ̄)」
学「やばい!Σ(゚Д゚)」
同じ階の住民のおばさんの声がしてドアが空きかけたから、学は面倒になって手前の自分の部屋にそそくさと鍵を開けて入っていった。
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かざぐるま
普通じゃねぇから!6「崖っぷちの姉弟!」
今朝学校での出来事の不満を洗いざらい小百合にぶちまけた龍太!心底興奮して穏やかでない様子・・!
龍太「・・てな感じで、その後救急車は来るわ、他の先生にも叱られるし、おまけに警察まで来ちまってクラスのやつら誰も俺の事かばってくれなかったんだぜ!泣き出すやつまでいたし!こっちが泣きたいつうんだよ!まじ人間不信になるわ!<(`^´)>」
小百合「そりゃそんな状況で警察がくれば、誰だってびびるでしょう!」
小百合、苛立ちのまま、完全呆れ果ててしまって・・・!
小百合「それに、あんたが主犯で乗り気だったんなら、最終的に一番攻められて当然でしょうが!( ⊳Д⊲
#)満タンのバケツの水を頭にぶち当てるなんて
、下手したら先生が死んでたかもしれないのよ!ちょっとは悪気もないわけ!」
龍太「そりゃちっとはあったけど、まさかこんな大げさになるなんて思わなかったんだよ!美川に水がかかって下着とか透けて見えないかなってつい…さ!いつも薄着だからあいつ!へへ…まだおれガキなんだからやってみなきゃわかんねえ事だってあんだよ!しょうがねぇだろ!(
#^
ω^)」
小百合「気色悪い顔して笑ってんじゃないわよ!しょうがないで済むわけないでしょ!どんだけスケベなわけよ!鼻の穴大きくしてやらしい、あんたがやった事は豚にも劣る行為よ!( ⊳Д⊲
#)そのせいでお母さんが親の責任を取らされてる訳なんだから!あんたなんかのために!
」
龍太「けど、美川も軽い脳しんとうだったみてえで意識戻ったって病院で聞いたし、心配ねえって!それに今回の作戦は下着目的じゃなくてテストを中止にさせるのが本命だったんだからさ。美川、月曜の朝いつも漢字の書き取りテストとかすんだよ、俺がいつも赤点とる事知っててだぞ!調子こいててうざかったんだよ〜!」
N、ほんま悪事のかたまりだな〜!(-_-)
小百合「あほくさ!あんた何しに学校行ってるのよ!情けないにもほどがあるわ!結局何の努力もしないハイエナなのね、あんたって!化けの皮が腐っちゃうほど剥がれて笑えてくるわ!人に迷惑かけるなら一生死ぬまで警察のお世話になってなさいよ!( ⊳Д⊲
#)
」
龍太「だからおれは無実だって大丈夫だから、心配ねえってば!(
#^
ω^)」
龍太、ちょっとは、動揺しているのか、小百合の背中をポンとしようと・・!
小百合「別にあんたの心配なんてしてないわよ!近寄らないでよ、変態!めっちゃ手、汗ばんでんじゃない!また、やましい事でも考えてんでしよ!家に入ったらあんたとは一切他人だから話しかけんじゃないわよ!( ⊳Д⊲
#)
」
龍太「そ、そうじゃなくって腹が急に痛くなって…も…れそう…!(TдT)」
小百合「ふん、なんなの!いきなり同情ムードなんか持ってきて、似合わないからやめたら?そんな下ネタで女の子はおとせないわよ!どうせ拾い食いでもしたんでしょ!反省もしないでくずな事ばっかしてるから、天罰よ!」
龍太「うるせえよ、そんなんじゃねえって言ってるだろ!ヽ(`Д´)ノまじ痛えんだよ!今日はあれから授業になんなくて昼からなんも食ってねえし、たぶんさっき寺で地蔵のとこで飲んだ水が原因かも…!のどかわいてうっかり飲んじまったんだ!(ToT)/~~~」
小百合、もう完全、軽蔑の視線のまま・・!
小百合「バカってほんとに後先考えずに行動するのね!自慢げに威張ってんじゃないわよ、自業自得のくせして!トイレしたくたって結局あんたのせいでいまだに家に入れないんじゃないの!あたしだって我慢してんのよ!さっきから!( ⊳Д⊲
#)
」
N、そうなのか!?Σ(゚Д゚)
龍太「姉ちゃんまだ余裕そうだから、近くのスーパー走ってしてこいよ!ヽ(`Д´)ノ俺はもうゴミバケツの中にでもするからさ!そこにいるとやりにくいんだよ!」
小百合「嫌よ、疲れてんのにめんどくさい!なに元凶のあんたが調子こいてるのよ!自分の事ばっか考えてんじゃないわよ!( ⊳Д⊲
#)
」
龍太「そんなこと言ってらんないんだよ!今は、まじでちびりそうだし!Σ(☆Д☆)」
小百合「てか、トイレの小窓って風通しにいつも開けてるけどあんたなんとかして入れないの!あんたクラスで一番ちびだっていってたし出来るでしょ!そこのゴミバケツ使って窓まで飛びなさいよ!」
N、無茶ゆうな〜!\(◎o◎)/!
小百合はそういってすぐに側にあったゴミバケツをトイレの小窓の真下に引きずって持ってきた。
龍太「無理だって、窓が小さ過ぎるし、今動いたらほんとに漏れそうだし!下痢かも!」
小百合「汚ったない!いいからやんなさいよ!( ⊳Д⊲
#)入ったらすぐトイレなんだし!ああでも
、あたしが先にしてからね!あんたの後だとにおいそうだから!まずは玄関に走って、鍵開けなさいよ!」
N、無茶苦茶いって完全、女王様気分だなこりゃ!((+_+))
龍太「無理に決まってんだろ〜!おりゃあああ〜〜〜!\( # ◎Д◎)/!」
それでも何だかんだと小百合に脅かされながらもゴミバケツにとび乗り背負っていたランドセルと手持ちの少年誌を小窓から中に放り入れると覚悟を決めたように掛け声でジャンプし小窓にしがみつき必死に中に入ろうと両手に力を入れた。が、途中でやはり身体がつかえ動けなくなる!
そんな龍太に追い打ちをかけて下からお尻をカバンでバンバン叩くように小百合がせめる!
小百合「ちょっといつまでそうしてんのよ!さっさとしてよね!あたしだってもう限界なんだから!( ⊳Д⊲
#)
」
動けない状態で両足を激しくあがいてばたつかせる龍太
小百合「とにもう・・・!カエルみたいなでかいお尻してみっともない!( ⊳Д⊲
#)
」
龍太「ち…、ちょっとタンマ!めっちゃ拷問だし!いてぇ!マジ、やめろって!たたくと漏れる〜~!\(☆Д☆)/!」
龍太、瞬間ギュルルル〜〜〜!とそして小百合も力がぬけたように・・・!
小百合がそわそわとふいに蹴飛ばしたゴミバケツの横から何頑張ってるにゃあ~?っとすずしい顔を覗かせているクロ猫がいた!
小百合「もう、ほんとに、いやぁぁぁ~~~!( ノД`)シクシク…」
も、悔しそうに、そのままその場に座り込んでしまった。
N、ありゃりゃぁ~~~!姉弟そろって・・!?( 一一)
#普通じゃねぇから!
#イラスト
#小説
#コメディー
かざぐるま
普通じゃねぇから!5「蘇るハプニング!」
なんだかんだ小百合にぶちぶち嫌味を言われながら耐えるように自宅の長屋に一緒に帰ってきた龍太だったがここでもまだアクシデントが続いてしまう!
家にはまだお母さんは帰って来ていなかった。
小百合
「ちょっとお母さん、まだ帰ってきてないの?ポストに鍵も入れといてくれてないし入れないじゃない!あの飲んだくれのオヤジまでどこ行ったのよ!( # ⊳Д⊲)」
玄関の引き戸をガチャガチャと不満を漏らしている小百合!龍太の家は貧しいせいか合鍵をつくらず一つしかないらしい!
龍太
「まじでえ〜!?母ちゃん昼間病院で先帰れって言われてだいぶたつのに、何してんだよ!<(`^´)>」
小百合
「はあ〜?病院てなんなの!お父さん運ばれたってこと?てかなんであんたそんな大事なこと知ってて黙ってんのよ!( # ⊳Д⊲)」
龍太「違うし、父ちゃんのことはしらねえよ!病院に運ばれたのは俺の担任の美川(よしかわ)だよ!( ゚Д゚
#)
」
N、なれなれしいな〜!(-_-)
小百合「どうしてあんたの担任の付き添いにうちのお母さんが駆けつけなきゃならないのよ!( # ⊳Д⊲)どうせあんたがまた何かやらかしたんでしょ?その前に何、生意気に自分の担任の事馴れ馴れしく呼び捨てにしてんのよ!何様気取りなのほんと!」
龍太もだんだんうんざりして・・・!
龍太「姉ちゃんに言われたくね〜し!( ゚Д゚
#)ちょっと今日はいろいろあったんだよ!そのせいで散々なめにあってずっとイライラして忘れようとしてたのに
、思い出させんなよ!」
小百合
「威張り散らしてんじゃないわよ!あんたが元凶なんでしょう!この疫病神!( # ⊳Д⊲)」
龍太「だからちげーし!( ゚Д゚
#)クラスのやつらとちょっとからかってやろうとしただけだし!そしたらあいつら最後は
、俺だけのせいにしてとんずらしやがったんだぜ!ひでえだろ!」
小百合「ちょっとからかってがなんでこんな、おおごとになってるわけ!ひどいのはあんたの頭と間の抜けた顔でしょうが!( # ⊳Д⊲)それでお母さんパートまで休むはめになったんでしょ!何をやったのよ!」
龍太「もう言わねーよ、言ったって怒るだけだし疲れんだよ!姉ちゃんの相手すんの!( ゚Д゚
#)
」
小百合「いいから言いなさいっての!気になるでしょ!またそのくっだらない週刊誌でどつかれたいの!( # ⊳Д⊲)」
龍太は手に持ってた少年ゾンビの週刊誌を取られまいと後ろ手に隠すように眉間にシワをよせしぶしぶ話しだした。
回想、今日の朝!
龍太のクラスの授業が始まる前、教室の入り口でひもを両手にいたずら笑いの龍太!数人の生徒も、はやし立てるように笑いをこらえてる時ちょうど3年2組担任の美川茜(よしかわあかね)28がピンクの派手な洋服の爽やかな笑顔で入ってきた。
美川「おっはよー!みんな〜ちゃんと漢字のテスト勉強やってきた〜?机の上の物しまってね!♡始めるよ〜!(*´▽`*)」
みんな、「ハーイ!\(^o^)/」とかわるがわるはやし立てる声が続いて・・・!
龍太「ば~か!勉強なんか、なんもしてねーよ!グヘヘ…( ̄▽ ̄)」
N、スケベヅラしてんなあ~!(-_-)
A男「先生一番上のボタンはずれてるぞ〜!❤」
B男「まじで…ギャハハ!!!」
C男「龍太、やれやれ〜!(≧▽≦)」
D子「龍太やめなさいよ!( ⊳Д⊲
#)
」
E男「先生上見て〜!(笑)」
F男「やばいよ〜!(*^▽^*)」
G男「先生は胸しまってえ〜!❤\(^o^)/」
入り口の上には10リットルぐらいてんこ盛りに水が入ったバケツが仕掛けてあったのだ!美川はそれに気づく事なく戸を横にがらっと開いてストレートに教室に入っきた瞬間、たくらみ笑いの龍太によってバケツに繋がれていたひもがひかれ派手に水をかぶるはずだった!
K子「先生あぶない!Σ(゚Д゚)」
美川「えっ!?」
しかし予想はおおいに外れてグラっと傾き落ちてきたバケツは虚しくほぼそのまんまの重量のまま、もろ美川の後頭部にぶち当たるように、ガンと直撃してしまった!
そして美川が「うっ!」とよろけて床におでこのひたいもその後同時に打ち付ける感じで倒れ、バケツの水は床に叩きつけられるようにバッシャァーンと広がりわれて、クラスは静まり返り、うつ伏せのまま動かなくなった美川を生徒一同は目前に一気に教室が凍りついた!シーン(゜〇゜)(゜◇゜)(゜〇゜)(゜▢゜)(゜▢゜)/!
N、おいおいおい・・!全員、大丈夫か!?\(◎Д◎)/!
#普通じゃねぇから!
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かざぐるま
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