【世界情報】変遷魔法世界(ユーバーガング)第1種世界情報ここでは、世界の基本情報についての情報開示を行う。
☆基本情報
登録世界名:“変遷魔法世界”(ユーバーガング)
世界分類:「滅びた世界」
観測者:『精霊』、『魔法使い』、人間(「人類」、只人)
世界相:「T-/M+」→「T=/M+」→「T=/M=」→「T+/M=」→「T+/M-」
☆世界の大雑把な説明
既に滅んだ世界。時代の変化と共に、世界のあり方が大きく変化した魔法の世界。
かつては誰しもが魔法を扱える世界だったが、次第に魔法が廃れ、無くなってしまった。
世界命名の由来は『プロジェクト・ユーバーガング』と呼ばれる百年計画によって世界が滅んだため。
☆この世界出身の「トゥルークビルト」
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NUUMMITE ヌーマイト
・PYRITE パイライト
・MARCASITE マーカサイト
・PYRRHOTITE ピロータイト
・TROILITE トロイライト
・HOWLITE ハウライト
・MAGNESITE マグネサイト
・CELESTITE セレスタイト
・CASSITERITE キャシテライト
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第2種世界情報ここでは、世界固有の単語についての簡易的な情報開示を行う。要は用語辞典である。
ここに載っていない固有用語に関しては「共通用語辞典」にて情報開示を行う。
☆か行
・『刻魂術』
☆さ行
・「錫」
・『精霊』
☆た行
・『転換点』
・『電動魔法』
☆は行
・『プロジェクト・ユーバーガング』
☆ま行
・『魔法使い』
・『迷宮核』
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第3種世界情報ここでは、世界の《法則》、特に他の世界と大きく異なる点などについての情報開示を行う。
☆特異的な世界維持機構と『精霊』
そもそも、世界とは《観測者》の意思によって生み出される《可能性》を消費し、その存在を維持する機構である。
この世界『ユーバーガング』では、他の世界と仕組みが異なっていた。
世界を維持する《可能性》を生み出しているのは、『精霊』と呼ばれる者達だった。
この世界の基板となった「かつて滅びた名も無き世界」には「魔法」が存在していなかった。
創造神である「錫」は、この基板世界が滅びた原因は「魔法」が存在していなかった事だと考え、世界の《法則》に「魔法」の概念を追加した。
しかしながら、かつての《観測者》である「人類」では、新たに追加された「魔法」の《法則》を維持するのに必要な《可能性》を生み出すことができなかった。
そこで「錫」は、自らの肉体を材料として、『精霊』と呼ばれる存在を生み出した。
『精霊』は食事や睡眠を必要としない不老不死の存在であり、『魔法使い』から供給される《可能性》を消費することでその存在を保っていた。
『精霊』は、『魔法使い』や「人類」の何倍もの《可能性》を生み出す能力を有しており、『精霊』によって生み出された大量の《可能性》は世界の中心へと貯蓄され、世界を維持するために用いられた。
☆『魔法使い』
《法則》へと「魔法」が加えられた際、「錫」によって「人類」が変化させられた存在。
魂に「魔法」の『要素』を有する生物を、『ユーバーガング』では『魔法使い』と定義している。
この「魔法」の『要素』があることによって、『魔法使い』は他の世界と同じように「魔法」を扱うことができる。
『ユーバーガング』が『魔法使い』へと求めることは『精霊』の存在を保つことであり、「魔法」を扱うことはあくまで「おまけ」である。
『精霊』が自身の存在を保つ為には『魔法使い』によって生み出される《可能性》を消費する必要がある。
「人類」が生み出した《可能性》ではその存在を保つことができない。むしろ、存在を希薄化させる毒となる。
『魔法使い』が持つ魂には「魔法」の『要素』が刻まれており、これによって《可能性》が『精霊』の体質に合うように改変されている。「人類」が生み出す《可能性》が『精霊』の存在を希薄化させる要因は、「魔法」の『要素』がないためである。
『精霊』の存在が薄まりすぎると、周囲に存在する《法則》とは異なった物(《変異体》)となってしまい、世界の《法則》によって塗りつぶされ、消滅してしまう。
ジュースと水を例にこの現象を説明する。ここは読み飛ばしてOK。
『精霊』の原材料は、言わば「魔法」の『要素』の塊。濃縮ジュースみたいな物である。
このジュースは放っておくと蒸発して無くなってしまうため、随時継ぎ足していく必要がある。
『魔法使い』が継ぎ足せるのがジュース、「人類」が継ぎ足せるのは水である。
ジュースが『精霊』という樽に注ぎ込まれれば、樽の中身は満たされ、存在を維持できる。
水が入るとの中のジュースは薄まっていく。
薄まりすぎた場合、世界によって廃棄処分されるといった感じである。
☆『転換点』
『魔法使い』は時間経過によってその総数は減少するという性質がある。
これは、世界に存在する魂が転生を繰り返すことによって摩耗するからである。
『ユーバーガング』には、死者の魂は転生して新たな命になるという《法則》がある。
死者の魂は亡くなった肉体から離れた後、世界を漂ってから別の肉体へと宿る。
この移動中に魂の表層は希薄化するため、転生後に前世の記憶や肉体情報が残らないで済むのである。
基本的に魂に宿る『要素』は魂の深層部に刻まれているため、希薄化の影響を受けない。
しかしながら、「錫」によって刻み込まれた「魔法」の『要素』は魂の中層部に位置している。
魂の中層部は希薄化の影響を、表層部ほどではないにしろ、受けてしまう層である。
このため、『魔法使い』の魂は、転生を繰り返すほど、「魔法」の『要素』が削られ、「魔法」を持たない「人類」へと変化することとなる。
この状況を打破する存在こそ『転換点』と呼ばれる存在である。
『転換点』はとある2つの能力を持つ『魔法使い』であり、世界の《法則》によって数百年~数千年に一度、『ユーバーガング』へと産み落とされる存在である。
『転換点』が持つ能力とは、「魂を観測する力」と「自身の持つ『要素』を他者へと書き写す力」である。
この2つを組み合わせることで、「人類」へと「魔法」の『要素』を付与し、『魔法使い』へと変化させることが可能となっている。
これによって、世界に存在する『魔法使い』の数が減少する事への対策ができていた。…はずだった。
『ユーバーガング』の歴史ではちらほらとこの『転換点』が見られ、その大体が文明の発展に貢献している。
しかしながら、「人類」を『魔法使い』へと変化させる、という役割を全うできた者はゼロである。
『転換点』はそれなりの数がいたものの、「自身の持つ『要素』を他者へと書き写す力」を扱うことができたのは1人しかいなかった。
これは『転換点』の周囲には『魔法使い』しかいなかった、という社会的理由と「自身の持つ『要素』を他者へと書き写す力」があまりにも特殊だったという2つの理由により起きてしまった、どうしようもないことだった。
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第4種世界情報ここでは、世界の歴史についての情報開示を行う。
【編集中】
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第5種世界情報ここでは、■■■■についての情報開示を行う。
【情報破損】