共通用語辞典固有用語ここでは「トゥルークビルト」で取り扱っている固有用語についての解説を行う。
世界によって意味が異なってくる用語に関しては、各世界の【世界情報】を参照すること。
☆用語に付く括弧(「」『』《》)の違い
・「」…「作者による特殊な解釈」があるものの、おおよそ一般的な意味とは解離してない用語。
・『』…「トゥルークビルト」の作品内において、特殊な解釈が存在し、かつ、それぞれ世界ごとに異なる性質を有している/
有している可能性がある用語。
・《》…「トゥルークビルト」の作品内において、特殊な解釈が存在し、かつ、世界をまたいで共通の意味を持つ用語。
☆あ行
☆か行
・《可能性》
物質、現象、概念、《法則》――あらゆるモノを存在せしめる根源。
あらゆるモノがその存在を維持するために消費される資源。
《観測者》の活動によって生じ、世界という機構を動かす動力源。
・《冠字》
《降臨者》に与えられる称号や名前…の様なもの。区別するための記号のようなもの。
「役職」と言うのが一番近い。
この《冠字》を見れば、その降臨者の種類や強さが大体計れるようになっている。
・《観測者》
意思を有し、世界に存在する《可能性》を拡大させる存在。
世界が存続するためには、モノが存在するだけで生じる《可能性》では不足である。
世界を成り立たせる存在と言える。
・《虚無》
《世界》と《世界》の間に位置する何もないトコロ。
何も無いため、《可能性》が存在していない。
《世界》からにじみ出た《法則》に溢れてはいるものの、《可能性》が存在しないため《法則》は機能していない。
あらゆる《世界》の《法則》で塗りつぶされた黒き空間でありながら、あらゆる《法則》を否定する白紙の空間。
《世界》から飛び出し、生身で《虚無》へと落ちた場合、周囲に存在する《法則》によって《可能性》を根こそぎ奪われ、たちまちその存在は消滅してしまう。
・《権能》
《上位神座》や《降臨者》が有する固有能力の総称。
取り扱いによっては《世界》を簡単に滅ぼせるほどの力。
下の『権能』とは異なり、自身の持つ《法則》と異なる《法則》の影響を受けない。
《降臨者》が持つ《権能》には《虚無》に対しての防護壁を形成する力が組み込まれており、これにより《世界》間の移動が可能になっている。
・『権能』
世界の内側に存在する『上位存在』が有する力。「魔法」より遥かに《法則》への干渉力が強い力の総称。
・《降臨者》
《根源》の「剪定システム」によって生み出される「《根源》の使徒」。
「オリジン・オーダー」と呼ばれる、《根源》によって与えられた絶対命令に従って行動を行う。
それぞれに異なる《権能》と《冠字》が与えられている。
《虚無》を通じて《世界》間の移動を行うことができる。
・《根源》
《世界樹》の根元。原点。剪定機構。
《世界》の枝分かれと発展を継続させるための機構であり、それを邪魔する《世界》や存在を抹消する為の機構。
そこには意思・方向性と言った《法則》は存在せず、役割をこなすだけの機械的な「システム」だけが構築されている。
☆さ行
・《上位神座》
「トゥルークビルト」のメンバーのうち、《権能》を有する者達の総称。
ただし、《権能》を有している場合でも、それが《降臨者》由来だった場合は《上位神座》にはカウントされない。
《世界》へと与える影響力が大きすぎるが故に、行動を制限されている場合が多い。
・『上位存在』
《世界》に存在する一般的な《観測者》と比較して、《法則》への影響力が強い存在の総称。
要は、ダーザインにおいて《神格観測者》と呼ばれる存在の事。
・《世界》
内部に《法則》を有する閉じた領域。
《可能性》を消費して、自身の存在を保つ機構。
・《世界樹》
《根源》から始まり、無限に枝分かれを続けるモノ。離れた《世界》同士を繋ぐ《路》を形作るモノ。
無数の平行世界を生み出す「枝分かれ」の枝部分。物質としては存在してないものの、《虚無》の中に確かに存在するモノ。
・《世界の外殻》
《世界》を閉じる“境界”。他世界の《法則》による影響を《世界》の内部へと与えないための防護壁。
VS能力の一つ、「バースシールド」の最上位にあたるモノ。対結界。
☆た行
☆な行
☆は行
・《滅び行く世界》
過剰な滅びや過剰な進化によって選択肢が失われた世界。存在を維持する為だけに《可能性》を浪費する《世界》。
何の発展性も見られず、枝分かれが生じなくなった世界。ただただ、いつか来る「滅び」を待つだけの《世界》。
他の《世界》に対して《感染》を引き起こす可能性が高い。
存在を抹消して、新しい《世界》の材料にした方が発展性がある。
こういった理由により、《根源》による排除対象となっている。
・《滅んだ世界》
記録には残っているものの、もはや存在していない《世界》や、《観測者》が存在しない《世界》の総称。
新しい世界が生まれるための基板や材料になる場合もあれば、《虚無》に飲まれて消える場合もある。
☆ま行
・「魔法」
魔力を用いることによって《法則》へと干渉し、引き起こされる超常現象の総称。
・『迷宮』
いわゆるダンジョン。『迷宮核』を起点として形成される人工的な閉鎖空間。
内部は『迷宮核』に基づいた《法則》によって満たされている。
《法則》の種類にも寄るが、大抵はモンスターや宝箱が存在している。
・『迷宮核』
「混沌」の概念を有する“何か”。様々な《世界》でその存在が確認されている。
どこからともなく出現し、周囲に存在する《可能性》や物質を消費することで『迷宮』を作り出す。
大抵は『迷宮』の最奥に鎮座し、『迷宮』の拡張を行っている。
ごく稀に自らが生み出したモンスターに取り込まれたり、『迷宮』を形成するための材料に変化したりする。
発生した《世界》とは異なる《法則》を有していることから、特殊な武器へと加工される場合もあるが、入手難度が高すぎるため、その様な武器が作られることは滅多にない。
中には「意思」を宿すモノもあるらしい。
☆や行
☆ら行
☆わ行
次ページへ進みますか?【更なる情報開示】 → Y/N
命名規則ここでは「トゥルークビルト」で取り扱っている種族の命名規則についての解説を行う。
☆種族
基本的には「」で表されるような、一般的なファンタジー世界における種族分類を基礎としている。
そこから、その種族分類には含まれていない属性・性質・職業などを前後に付け加えている。
例:火属性の性質を持ったゴブリンの騎士の場合(適当)
→ファイア+ゴブリン+ナイト ⇒ ファイア・ゴブリン・ナイト
「種族」に関しては、割と初期に形成された設定であり、扱いは割と適当。
☆《降臨者》
呼び方は、「○○」の降臨者、もしくは「○○」。
「○○」には《冠字》が入る。
《冠字》による降臨者の種類分け・ある程度の強さ等の計り方に関しては、別記事を参照。(未制作)
☆《上位神座》
現在、第8席までが確認されている。
席順は結構適当。気まぐれで決まっている。
呼ぶ時には、席次→保有する《権能》→名前、の1セットで呼ばれる事が基本になっている。
ただ、これだと無駄に長いので、《権能》やあだ名で呼んでいる場合が多い。
例:白妙(「白色の御茶会室」の管理者)
⇒第1席「傍観」ゲオルギウス・アイネ・トゥルークビルト