それ行けUMブラザーズ★それ行けUMブラザーズ★
〜お兄ちゃんがんばる の巻〜
27代(幼児)「あにうえ、きょうはとってもいい天気です。散歩にいきましょう!」
嵐童「うん?…ああ、確かにいい天気だ。たまには散歩もいいかもしれないな……って、風魔!ってか幼児の動き早っ!!待てっ!!止まれっ!!!!」
嵐童「風魔待て!止まれ!!危ない!!誰か、誰か弟を止めてってうわすごいディフェンススルーのフットワーク!!……風魔、そっちは崖だ危ない風魔ああああああああああああ!!!!」
27代「あっ、変な虫!😆(方向転換)」
✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽
27代(青年)「今では兄とはほとんど会話も無く……寂しいものですな。あ、21代様、あれが少年時の兄上が謎の身投げをした崖です。兄上……幼い頃よりそれほど思い詰めていたとは……」
蓮華「お前の兄が凄まじい形相でこっちを見てるぞ」
27代「何か用なのかな?」
おしまい。
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〜亜空の城塞なんて嫌いだ!の巻〜
27代「兄上をワンパンしたくてがんばって血器棍棒強くして吸魂も主武器中心に振ってこれはいけるとわくわくしていたのについ亜空の城塞に行ってしまいボスに負けた我の話お聞きになります?」
嵐童「聞いてて非常に腹が立つが残念だったな」
27代「兄上〜〜😭😭」
嵐童「よしよし」
おしまい。
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〜GO GO TRAVEL!の巻〜
「それでは第27回月氏家族旅行に出立する。我が弟よ、旅の装備にぬかりは無いな?」
「無いと思いますが兄上、一泊二日旅行で一週間用スーツケースがぎちぎちって一体何を入れておられますか」
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「さて目的地に着いた。これより10分間のトイレ休憩をとる。その後移動し、11時20分のバスで第一の観光地に向かう。観光の後昼食。出立は13時00分である遅刻せぬこと。のち13時25分発の電車で…って、彼奴目はどこに消えた!!!!」
「(LINEメッセージ)『適当に見て回ります宿で合流しましょう』」
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「兄のいうことを聞かぬから道に迷った挙げ句に飯処が見つからず泣きながらカバンの中に入ってたグミを食うはめになるのだ。反省したか」
「ううっ…まさか駅の周りにコンビニや牛丼屋が無い地域が存在するなんて…助かりました兄上……」
「さて其方が迷子になったせいで予定が狂ったがなんとか調整して観光を続ける。この電車に乗るぞ。ここは一時間に一本しか便がないから乗り遅れ……」
「あっ兄上ご覧くださいあそこに面白い顔ハメが一緒にやりましょうはいチーズあっ…電車行っちゃった……」
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「貴様のせいで予定が狂いまくりだ大馬鹿者!!!!」
「まあまあ兄上、多少のトラブルがあったほうが旅の思い出になるってものですよ!あ、ほら、宿が見えてきた!良かったぎりぎり日付が変わる前にたどり着けましたね😊」
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「まったく……ようやく風呂に入れた…どこかの愚弟のせいで予定が狂いまくりだ本当にまったく…」
「聞こえてます兄上」
「聞こえるように言ってるんだ」
「しかしながら兄上、まあ色々ありましたがとても楽しい旅でございました!このような旅にお誘いくださりありがとうございました」
「……うむ」
「お疲れ様でございます。ささ、背中をお流ししましょう」
「う、うむ……では、頼む」
「(背中に文字を書く)」
「うむ……?『兄上』……『ありがとうございます』……?」
「流石は兄上、正解でございます」
「ふん……館に還るまでが旅だ。忘れるな」
「(更に背中に文字を書く)」
「うむ……?『第27代』『月氏』『当主より』……」
「😆」
「😡」
「😘」
「✊💢」
おしまい。
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〜お兄ちゃんもっとがんばる の巻〜
ちび27代「あにうえ、怖い夢を見てしまいました……😢」
ちび嵐童「なに?仕方がないな、一緒に寝てやるからこっちに来い」
ちび27代「わーい!(兄上の布団に潜り込む)」
ちび嵐童「やれやれ……」
ちび27代「本当に怖い夢だったんです。(めちゃくちゃ詳細かつ具体的なすごく怖い話)みたいな夢で……」
ちび嵐童「……😱」
ちび27代「でも話したらすっきりしました!おやすみなさい兄上!ぐう💤」
ちび嵐童「……😢(寝れなくなった)」
翌朝寝不足の顔で朝練している、弟想いの兄上なのでした。
おしまい。
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〜お兄ちゃんもっともっとがんばる の巻〜
ちびじゃない27代「兄上、怖い夢を見てしまいました……😢」
ちびじゃない嵐童「貴様何歳だ」
ちびじゃない27代「わーい!(兄上の布団に潜り込む)」
ちびじゃない嵐童「勝手に布団に入るな馬鹿者!!」
ちびじゃない27代「本当に怖い夢だったんですよ」
ちびじゃない嵐童「待てそれ以上言わなくてもいい黙れ」
ちびじゃない27代「(めちゃくちゃ詳細かつ具体的なすごく怖い話)みたいな夢で……」
ちびじゃない嵐童「言うなと言っただろう!!」
ちびじゃない27代「あれもしかして兄上も怖いのですか?」
ちびじゃない嵐童「こ、怖いわけあるか!私は一族長子……」
ちびじゃない27代「と言いますか例によって話してたら怖くなくなりました!おやすみなさい兄上!ぐう。💤」
ちびじゃない嵐童「……😨(天井の染みが人の顔に見える)」
……そして翌朝寝不足で朝練してる、やっぱり弟想いの兄上なのでした。
おしまい。
★特別編★初代月氏三兄弟のお話。
(長兄:天魔、次兄:空魔と言う名前で書いています)
「天魔兄!俺は旅行に行きたい!天魔兄も旅行したいだろう?ちなみに風魔はめっちゃ旅行したいって言ってる!」
「空魔兄、俺は何も言ってなi」
「そうか風魔そんなに旅行したいか!よーしわかったお兄ちゃんに任せろ!と言う訳で行こう!」
「でも空魔兄、旅行と言ってもどこに行くんだ?」
「それは…まあ適当にどこか良さげな所だ!きれいな景色が見れて温泉があって食事が美味ければ最高だな!」
「だからそれはどこ……」
「いちいちうるさいぞ風魔、これからみんなで相談するんだ!兄任せばかりにしてはいかん!」
「す、すまん兄者……」
「うーん旅行サイトを見ても情報が多すぎてよくわからない……」
「ところで空魔兄…先程から天魔兄が黙って背を向けてるんだが、もしかして怒ってるんじゃ……」
「えっ……ど、どうしよう…俺が大騒ぎしたからか?ふ、風魔、ちょっと一緒に謝りに行こう……」
「なんで俺まで謝らなくちゃいけないんだ」
「風魔が旅行行きたいって言ったんだろう」
「俺は最初から何も言ってない!言い出しっぺは空魔兄だろう」
「なに、風魔!兄を見捨てるのか薄情者!一緒に謝ってくれ頼む!」
「なんで俺まで地獄へ道連れにされなくちゃいけないんだ!」
「風魔ー!頼むー!😭😭」
「…よし、行き先と旅館のリストはこんなものか。」
「「へっ??」」
「空魔がさっき言ってた希望を元に旅行プランを考えたぞ。(プリンターから出力)行き先と観光名所、旅館一覧だ。後はお前たちが行きたい所を選べばいい」
「あ、兄者……😭😭」
「て、天魔兄……😭😭」
「たまには旅行もいいだろうし、提案してくれてありがとうな、空魔、風魔。俺は兄弟3人で仲良く旅ができれば十分だから」
「兄者〜😭」
「兄者〜😭」
「何を今から泣いてるんだお前達は。さあ家族会議だ。まずは行き先と旅館だな。どこにしようか?」
「あっ、天魔兄!」
「どうした空魔?」
「だったらいっそ海外旅行にしないか思いきってヨーロッパ周遊とか……」
「😊💢(刀の柄に手をかける)」
「ごめんなさい」
「天魔兄空魔兄、この『北海道犬ぞりツアー』って面白そうだと思わないか(うきうき)」
おしまい。
仲良し月氏三兄弟。