4人の寮長と選定の玉座《くそ雑世界観説明》
・某魔法映画みたいに、すごい大昔からある歴史ある全寮制の魔法魔術学校。
・学内には4つの寮が存在し、
入学式に新入生の魔力の質や性格・思想などの在り方(精神性、人間性)、内包している願望(深層心理)を読み取って、
なんらかのマジックアイテムによって所属寮が決められる。
・それぞれの寮には別個に掲げられた精神があり、寮風も違い、独自の魔力の色(4寮によって魔法発動時の色が違う)や寮章がある。
・某ででにーゲーム同様、
基本的な制服の構造は同じだが、所属寮によって制服の1部の色味や腕章が異なるため、ひと目でその生徒がどこの寮生かが分かる仕組み。
《重要な設定》
・有事の際は、学校全体を丸ごと包み込むような魔法障壁や内部の人間や魔法生物を守護する魔法が発動される。
(学校創設時にかけられた複雑な古代魔法によるもの。)
・それでも、それが突破されるような事態に陥った際の、【緊急時のみ使用が許可される特別な魔法】がある。
・各寮をまとめあげる「4人の寮長」には、寮長にのみ与えられる特別なマジックキーアイテムがある。それぞれ、「指輪」「剣」「髪飾り」「ロケットペンダント」などが挙げられる。
・【緊急時のみ使用が許可される特別な魔法】にはそのマジックキーアイテムが必要不可欠で、
寮長4人全員が揃い、お互いの魔力を同出力・高精度・高密度に混ぜ合わせた人離れしたすっげー難易度の魔法を行使することによって発動される。
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条件がメタくそに厳しい。
・「4人の寮長」が全員揃っていること。
・4つの寮の寮長だけが所持を許される「マジックキーアイテム」が4つ全て揃っていること。
・各寮長それぞれの魔法の腕前が特別優れていること。
が最低前提条件。
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また、【魔法】が発動した際どのようになるかは以下の通り。
・この【魔法】は学校内部にのみ、効果が発揮される。
・外部からでの【魔法】行使でも、効果先はあくまで学校内部に限る。
・発動条件がくそ厳しいなりに、
1度魔法が無事に発動されると各寮に付与された古代魔法とマジックキーアイテムによるバフが付き、やべー威力のなんかが学校と寮、それから生徒を守る。
・なので、緊急時はまず、4寮の寮長と教職員(その場に居合わせることができたら)の招集が急務。
しかし、この【魔法】自体が最終手段であり、学校や生徒を守る最後の砦なので、お察し案件。
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・教職員による使用は不可。
あくまで生徒、それも寮長へと選ばれ、その際誓約した4人のみが使用可能。
・そもそも、これは学校の防衛機能や魔法に長けた成人したプロの教職員による対処が間に合わない、
又は何らかの事象によって生徒達自身が各々身を守ることを迫られた際に、各寮長の判断に委ねられたもの。
《ここからが書きたかったとこ‼️》
・「寮長」になるには、各寮の寮生の支持と教職員の賛同が必須だが、最終的には
"寮の意思"によって選定される。
(※本来ならば、選定の間にある玉座を用いた正式な儀式が行われる。)
・選定された暁には、「自分の名が刻印されたたった一つの特別な寮章(その時点で自身が誓約に同意したことになる)」と「マジックキーアイテム」が手元に出現する。
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・もしなんらかのアクシデントで寮長の座が空いた場合(寮長自らが自分の意志によりその座を譲渡、放棄、または死亡)、
自動繰り上げ式に直ちに次代の寮長が選定されることがある。
・その際、当人の意志を問わず、突然身につけていた腕章の意匠が代わり、マジックキーアイテムが手元に現れることになる。
・つまり、逆説的に、もしも急に誰かが寮長に選ばれた場合、自寮の寮長になんらかの事柄が起こったことを意味する。
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これらの設定を踏まえた上で、
某魔法映画みたいに最終防衛戦や大規模な不測の事態に見舞われた際、
普段は仲の悪いけんけんした癖強の4人の寮長が人が変わったように緊急時に即座に招集し阿吽の呼吸で連携を取ったり、
突然最前線で寮生を守って先導していたはずの寮長の座が、急に次代に渡ってきた際「は……ッ」て新寮長や寮生がなったりするシーンが書きたい。
泣きじゃくって欲しいです。性癖。
そゆ夢に見た。
かっこいいのに涙に濡れる決死の攻防戦ストーリー群像劇。
それぞれの寮、4つの物語書きたいよね……。
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・なんやかんやあって、ロケットペンダントの中の自寮の
創設者の意志と
邂逅する場面とか。
・普段は静謐を好み、品があり礼儀正しい誇りある寮長がそれをぜんぶかなぐり捨てて、折れた自前の杖の代わりにマジックキーアイテムである剣で相手を絶対にぶち殺すバーサーカーになったり。
・"この学校の寮長を務めた"という輝かしい肩書きを得るために
薄暗いことでもどんな事をしてでも血反吐はいて底辺から努力して這い上がってきた貧しい孤児院出身の寮長が、身に迫った危険と自寮のこと、念願だったやっと手に入れた寮長の座を天秤にかけて、迷いなく即座に譲渡を選び、互いに深い溝があったはずの副寮長にその座が譲られその事実に呆然自失する副寮長の姿とか。(どこのタコちゃんやトムくんかな?)
・もともとの素養や魔法の腕、寮生からの信頼がすごい厚いのに、他3人の寮長と自分とをどうしても比較してしまって自己評価が低いどこかオロオロしていた控えめな寮長が、自寮生の生死を目の前にしてマジックキーアイテムである髪飾りを頭上に高々と最前線で指揮を執る姿とか。(既視感)
・治癒魔法と遠見魔法に長けた女寮長が、指輪のバフもありつつも必死で寮の垣根を越えて次々に練成して運ばれてくる魔力回復薬をがぶ飲みしつつ、怪我人の治療や外部との接触を図る為に同時並行作業で力を振り絞るシーンとか。(なんとかランキング)
・基本ででにー基準なのでみんな根っこは良い奴で努力家で天才肌。
けど、個性が尖ってて、所属寮とかが意外だったり、人間味にあふれてて、案外マジックキーアイテムが似合ってたり(剣の人)したら楽しい。
でも、満足したのでおわり。