一応この世界の中では「能力を使った犯罪行為は重罪」ってことになってます。
能力を持たない人も普通にいるわけだし能力を使った犯罪行為は「空手の有段者は
正当防衛でも攻撃したらやばい」みたいなそんなイメージ。
それでなくても特に意味もなく能力を日常で使いまくるのはあんまり薦められた
事ではないです。能力の反動もあるしね。
そんな「能力を使った犯罪行為」に対抗するべく出来た組織がGSKに対する
敵組織さんです。
「政府の組織」って書いたけど国際的な組織です。国境関係ないです。
「能力を使った犯罪」に対抗する組織なんでメンバーはみんな能力者で、しかもほぼ全員レベル3以上の能力者さんで構成されています。
表向きは世界で起きてるテロやそれに準ずる犯罪を取り締まり、更にそれらを行った者の入る専用刑務所の管理などをしている組織です。
でも裏ではその刑務所に収容された人を非人道的で人権無視しまくった”使い方”をしてる人たちです。
使い方としては人前じゃ言えない人体実験やブラック企業も真っ青な労働をさせたり、あとは身体をばらばらにされて困ってる表の人たちの一部にさせちゃったりします。
このことは世界でもほんの一握りの人たちしか知りません。
表向きはピンチになったら駆けつけてくれるヒーローな組織!って感じです。
組織のトップさん(以下トップさん)は元々でっかくて重罪を犯した人たちばかりを収容してた刑務所の所長さんで、すごい能力者至上主義です。
「犯罪を犯すような社会ルール守れない低脳でレベルの低い人間は全員死んでしまえ」と常々考えてるぐらい犯罪者が嫌いで、更に「無能力者は能力のある人間の足を引っ張っている世界のお荷物」だと考えています。
元々この能力犯罪に対する組織自体はあったんですが囚人たちを”使う”ようになったのはトップさんが組織のトップになってからです。
それに伴い内部の人間も色々変わったりしてます。
この組織に入るには条件や審査があります。
1、能力が開花している
2、誰か、もしくはどこからかの推薦がある
3、筆記テスト、体力測定、何度か行われる適性検査に合格する
1に当て嵌まり2を経て3を通過した人が初めて組織の一員になれます。
3についてはどれも大切ではありますが筆記テストと体力測定はおまけみたいなものです。一番重要なのは適性検査です。
適性検査は普通の企業が使うようなものですが、「無能力者・罪人=必要ない存在」「利用できるものは全て利用すべき」という思考の人を選出するような質問が含まれていて、何度か行われる検査全てでこの思考を持っていると判断された人であれば筆記テスト、体力測定の結果が悪くても入れます。
大体こんな感じです。
あとはGSKみたいに班的なものが複数ある感じです。