白雲 女
夜叉と共に地獄で獄卒たちをを束ねている所謂管理職の羅刹。趣味は可愛い着物集め。
デスクワークが嫌いで夜叉によく仕事を押し付けて自分は現場視察に行く事が多い。
怒ると恐ろしいので白雲が来ると罪人も獄卒もビクビクするが性別問わずファンも多く、
白雲が来るのを楽しみにしている獄卒も多い。
普段は角を隠してるけど怒ると角がにょきにょき生えてきて髪の毛も真っ白になる。
獄卒よりも足が早く力も強い。
名前は「はくうん」でなく「びゃくうん」。間違えると怒られる。
グラネート(柘榴)の元上司。
老緑(ラオリュー) 男
中国の人里離れた山の中にある樹齢800年の銀木犀の精。とても偉そう。
自分の変種のくせにちやほやされてる金木犀が嫌い。ので拗ね気味。
金木犀の香りは上品さに欠けるとか純白の美しさがわからんのかとか文句言ってくる。
秋風で出来た羽衣を身に纏い、持ってる扇は扇ぐと銀木犀の香りがする。
いつもは金木犀の文句ばっか言ってるけど心の清い人間が通れば夜空の星明りから
集めた力で山を抜けるまでの加護を授けてくれたり声が聞ける者には助言や道具を
授けてくれたりする。
Joan・Fox(ジョーン・フォックス)ノース/イース 男 21歳
同姓同名同年齢な親友同士。元々は隣り合った別の街に住んでいて、とりたて似てるわけでもないのに「雰囲気が似ている」とお互いが何度も人違いで声をかけられまくりお互いがお互いを探して知り合った。
現在は2人でルームシェアをして同じ大学に通っている。呼ぶ時に困るので自分たちの住んでいた街の方角をとってイース・ノースと呼び合っている。
・イース
祖父の持っていた魔道書を発見して以来、魔法やファンタジーは存在すると信じ、その世界に足を踏み入れたいと模索し続けている。周りからよくからかわれたり変人扱いされてる。
自分の話を真面目に聞いてくれるノースは何でも話せる親友。
祖父の魔道書を読み解き「生物レンズ」の作り方を会得していて、自分のつけているマスクのレンズやノースのサングラスは全てイースが作っている。
愛煙家。ドクペ飲みながら吸う煙草を吸うのが至福。コーヒーは匂いも嫌。
・ノース
父親が悪魔のハーフ。父親は人間として生きており自分も人間として生きると決めている。
非現実的な物事に対して畏怖しないイースを見て安心しているけどその世界や自分のことに関しては話していない。いつか生物レンズで自分の正体を見破られるのではないかとヒヤヒヤしつつ見破ってほしいとも思ってる。
珈琲好き。レコードを聴きながら飲む珈琲が最高。煙草は大嫌い。
Saluggia(サルジア) 女 ?才
海上の魔女。岸辺から望遠鏡で覗いてやっと見えるぐらいの沖に家を構えてる。
家は小さく見えるけど実は地下に部屋があるので下に広い。
身体を泳ぐタトゥーの魚を無数に飼ってる。魚は頭に行くほど浅瀬、足先になるほど深海の魚が住んでいる。
魚は対象に手で触れる事で自分の身体から移動させることも出来る。物でも生物でも可能。魚がいる物の情報を読み取ったり、生物であれば心を読むことができる。
浅瀬の魚なら浅く、深海の魚なら深くまで読めるけどその分力も使うし読まれる方の負担も同じように増える。
魚は普段5つのピアスで物に固定してるけどピアスを外すと物の外にも出てしまうようになり出た数が多いと制御しきれず勝手に生物や物についてしまう。
煙草は海草で出来た特別なもので煙草を吸わなければ3日ほどで魚は死んでしまう。
一番強いのは口の中にいるウツボ。魚は全て真っ白。