レンジャーギルド
ホウエン発祥の職業で、レックウザが創始者と言われており、歴史も古い。ここ近年では、他の地方にもギルドが設立されている。仕事は自然保護や遺跡調査といったアウトドアな仕事から、警察や街の人の探し物からお手伝いまでと幅が広い。
ランク制
E〜AAまでのランクがあり、ランクアップが近くなると+が付く。厳密にはFランクも存在するが、見習い時のもの。Cランク以上になると国家間の仲介役として派遣されることもある。
絶対中立。民間人のためにできたものなので、政治や軍事には介入できない。国家から依頼があった場合のみ関与できる。先述の仲介なども、依頼がないと基本的には介入できない。
レンジャーになるには
半年毎にサイユウで行われるレンジャー試験に合格しなければならない。試験内容は一般的な筆記試験と現役レンジャーとの手合わせによる実力試験の2種類。手合わせは発想、戦略などを試すものなので勝つ必要はない。
試験に合格すると懐中時計と手帳を渡される。2つ揃ってレンジャーであることの証明となる。どちらか片方でも紛失すると資格剥奪に繋がることもあるので、紛失した際は速やかに届出を出すこと。
ランクはF(見習い)から始まり、1年経つと自動的にEに上がる。
エンジュ東護院
ジョウト四箇寺の筆頭であり、
因縁切りや結界などを得意とする寺社勢力。悪霊などの類を法国が「祓う」という考え方に対し、東護院は「供養」という考え方を持つのも特徴である。また、十二神将の名を渾名とした者で構成された部隊を持つ。
護法部隊
法国のゾディアックと対をなす東護院の古代遺物回収、調査機関。更に十二の小隊を持つ。小隊のリーダーが十二神将の渾名を持ち、(原作でいうところの)技を5つ使うことができる。寺院に入る際は簡易袈裟を着用する。
アストレア法国
ジョウトの東護院と対をなす聖職者の国。クレセリアが治めており、聖職者は皆ここから教会へと派遣されてくる。浄化、悪魔祓いを得意とする。東護院同様、古代遺物の回収、調査を行う機関がある。
ゾディアック機関
法国の聖霊省に属する古代遺物の回収、調査機関。6人の銃士と6人の騎士で構成されており、其々が黄道十二宮の渾名を持つ。ここでの「騎士」「銃士」は戦闘のできる聖職者も含む。銃士と騎士でバディとして行動する者もいれば、単独行動をとる者もいる。
護法部隊同様にゾディアック機関も小隊を持つところがあるが、少数である。十二宮の渾名を持つ者のみ、技を5つ使うことができる。騎士、銃士は機関のエンブレムを身につけている。
東護院とアストレアは宗教違うだけで、古代遺物回収、調査など、やってることは同じ。仲は良くもなく悪くもなく、といった感じ。
ネームレス
神出鬼没、世界の砂漠を征く名もなき砂賊団。元々名前はなかったが、ある時誰かが「ネームレス」と呼んだ。団長はガブリアス♀のダリア。略奪、破壊を行う為、悪名高いと世間では思われているが、実際は悪徳貴族など、ターゲットは選んでいる模様。また、必要以上の略奪、殺生は行わないことを信条にしている。
とある砂漠の荒廃した街を拠点としている。最近になってようやく緑が増えてきた。
砂上船はこの街で彼女が見つけたもの。鋼の古代遺物を導力機関としている。そのため、古代遺物の回収を行う院、法国(特に法国)から目をつけられている。
悪名高い砂賊と言われているが、彼女達の正体については謎のまま。というのも「ネームレス」は「死者の集まり」だからである。死んだはずの者が砂漠に現れる、そんな噂も流れたことがあったらしい。
ネームレスの真相は
実際は「社会から殺された」生者の集まりである。故に船員は皆「死亡」もしくは「生死不明」とされている。
死ぬことよりも生きることを選んだ者達でもあるので、生への執着はおそらく世界一。
ネームレス 入るには
一度「死んで」いることが条件
比喩であってもなくてもそこは深く追求しない。
本人のあずかり知らぬところで「死亡」認定された、昔の自分を「殺した」、実際に一度死んだ。
理由は様々である。
特務部隊(カロスのみ)
カロス軍には、他地方にはない特務部隊というものがある。その名の通り「特務」をこなす部隊である。
陸軍が華やかな表の顔であるならば、特務部隊は陽の当たらない裏の顔である。
少し前までは七部隊あり、特に第七特務部隊は強者の集まりであった。
しかし現在残っているのは四部隊のみである。
これは、特務部隊が最前線に送られる「落ちこぼれの寄せ集め部隊」であることを意味する。
そもそも、カロスの陸軍が他地方と比較して強いのは、人材の選別にある。
能力のある優秀な人材は陸軍の各機甲師団へ、能力のない落ちこぼれや扱いづらい人物は「消耗品」である特務部隊へと分けられる。
特務部隊で強い人物は上層部が扱えなかった人物であることが殆どである。
先に述べたように、「消耗品」の部隊であるため、斥候役など、危険な任務に出されることが常。
そのため、死亡率も他の部隊よりも多い。