■ジャングルクルーズ黒べえ
(藤子不二雄とディズニーのコラボ?)
祝 ジャングル黒べえ 初DVD-BOX化!
ツイッターで「ジャングル黒べえ」ファンの投稿で初めて情報を知り、幻のアニメのDVD化に思わず嬉しくなり、私もお祝いイラストを描いてみました♪
長年のファンからすれば、本当に「やっと」の想いと願いが叶った・・・のではないでしょうか?
■作品ができるまで
本作は藤子作品としては珍しくテレビアニメ化企画が先行した作品で、藤子はストーリーと漫画連載を担当した。
キャラクターの原案は宮崎駿が手掛けている。ただし、宮崎が出したアイデアは「アイヌ神話のコロポックルと人間の交流を描く」という、完成作品とは全く異なるものであった。宮崎とともに原案を作った楠部三吉郎によると、コロポックルの兄妹が人間の住宅天井裏に住みつき、人間のものを「狩猟」と称して勝手に持ち出すストーリーであった。主人公(コロポックル)の名前から『チッカとポッカ』という仮題がつけられて楠部が毎日放送に持ち込んだところ、番組化の運びとなったが、無名であった宮崎に毎日放送は難色を示した。
楠部が藤子不二雄に頼むという代案を出し「企画の形がなくなるかもしれないが注文は付けない」という条件で了解を得る。楠部がそのあと藤子・F・不二雄に事情を説明して(企画書や原案の絵は見せずに)依頼したところ、「発想はおもしろい」が「このままじゃ難しい」という理由で、自分なりの発想で描き直してできたのが、アフリカ先住民をモチーフとする『黒べえ』であったという。 藤子・Fはのちに楠部に対して「楽しい作品だったけれど、でもあれは私のキャラクターじゃないね」と述べたという。また、「なかなかキャラクターに感情移入できなかった」とも語っている。
■封印・・・幻のアニメに
1989年7月に黒人差別をなくす会が、同じく藤子作品である『オバケのQ太郎』の「国際オバケ連合」の回の描写が黒人差別であると指摘。これを受けて、藤子プロ、単行本を出版していた小学館、中央公論社は、『オバケのQ太郎』の当該エピソードが収録された単行本を増版中止・回収措置をとったが、この際に余波や後難を避けるため、抗議や指摘がなかった本作を同時に自主回収したと見られている。
その後、本作を「封印」扱いにし、単行本は絶版、『バケルくん』第2巻に収録された一部エピソードや藤子不二雄の漫画百科なども別作品に差し替え、アニメ版は放送を自粛し、事実上闇に葬られてしまった作品となった。また、この後1999年に発売された「東京ムービー アニメ大全史」でも、冒頭の「東京ムービー テレビアニメ作品年表」や巻末の「サブタイトル・リスト」では、放送期間や全サブタイトルが紹介されているものの、作品自体は紹介されていない。
なお、自主回収について出版社による公式な説明はなされておらず、公には単なる「販売元品切れで重版は未定」として扱われている。本作の出版がなされなくなった経過についてライターの安藤健二が取材を行い、『国際オバケ連合の抗議を受けた出版元が「黒人差別をなくす会」の背景に部落解放同盟などの同和団体があると思い込んで萎縮し、自主回収の形で葬ったようである』との結論に至ったが、関係者の証言を得て事情を明らかにするまでには至らず、依然詳細は不明のままである。
※wiki 「ジャングル黒べえ」より転載
個人的な意見なんですが、黒人差別をなくす会に萎縮して独断で作品を封印する前に、実際にアフリカの人達に黒べえのキャラクターを見てもらって判断して頂いた方が明確かも知れません。
「可愛い!」と判断してくれれば問題ないし
「不快だ!」と判断されれば差別なんでしょう・・・きっと?
黒べえ「コレ、ジャングルの常識!」
↑
日本の非常識でしたが・・・(笑)