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作品 - お 仕 事 中 に 。
: 159件
うまいのヒミツ
ゆい「お母さ~ん うちに新しいアルバイトの子がきたんだって?
こんにちは。私、和実ゆい!食べるの大好き!中学生2年!
へぇ~あなたびんちょうタンって言うんだ!よろしくね!
ねぇ、うちでどんな仕事するの?
溜めた水に長時間浸かる?
ん?ご飯を炊く時一緒に釜の中に入ってご飯を炊く!?
えっ仕事内容ハードすぎない?
次回[おいしいヒミツは備長炭!]をお楽しみにねっ!
次も見ないと500キロカロリーパーーーーーーーーーーーーーンチ!」
#デリシャスパーティ
♡プリキュア
#デリシャスパーティプリキュア
#和実ゆい
#和実あきほ
#びんちょうタン
#コメコメ
#みなべ町
皇杞宗 利武
33
2022年5月のカレンダー
トップ絵は手ブロで描いた去年(2021年)の5月の日記絵です。
https://tegaki.pipa.jp/137674/26054990.html
毎月初めにその月の表紙絵と1日(ついたち)の分をUPして、 一日1枚ずつ追加していきます。
その年のその月の日記絵をトップに持って来たいところですが、全然間に合っていません。
GWがあるので5月の日記絵はだいたい連休中に描けてます、が、去年は全然描くものが決まらなくて連休明けてからでした。
今年は仕事がさらに忙しくなって、連休すら取れるどうか…まぁ、ここんとこ毎月月末ギリギリで描けるか描けないかになってるので、いつもどおりっちゃぁいつも通りですが💧
来年あたり、もう使える日記絵が無くなるんじゃないかと余計な心配してます。心配するくらいならちゃんと毎月描けよって話ですね
毎日のカレンダー絵、今年こそ世界や日本に起きた歴史的な事柄を描こうと思っていたんですが、仕事はもうしばらく続けることにしまして、誕生花を新しく描くことにしました。『あれ?これ前に見たぞ』という絵が出てきたら、ああ、時間がなかったんだなと思ってください。
H.SHIZU
7
カープリャ ムウマ♂
【痛くしないと言っているうちにお願いを聞いておけ。何も感じれなくなる前にな】-MADMAM隊員 DISTRICT配属
「大丈夫、痛くしないから...ね?だからこのフォークで...刺されてほしいんだ」
「新鮮な魂!!新鮮な恐怖!!新鮮な血液!!君のは全部僕のものだ!!!!」
「見返りは高くつくよ。それが嫌ならこの話は無しだからね。」
「森は僕の食卓だよ。絶対に逃がさないからね。」
一人称:僕 二人称:呼び捨て
年齢:"人間でいえば"15くらい 身長:150cm
所属:無所属 MADMAM施設のDISTRICT8から脱走した個体。
南区で唯一MADMAMによって確保されたスパイクである。
元はとある種族の最後の生き残り。
現在はとある目的のために活動しており、しばしば南区へ出入りしている様子。鉱物や様々な資材を溜め込んでいるようだ。
【データ】
人里離れた場所を好む、霧の深い森と化したゴーストノーズに住まう亜人。
人目につくところで言えば夜の街に現れることが多いが、日中は基本的に森をうろついている。明るい場所を歩くときはベールを纏って活動するようだ。
森で迷い人を見つけたら"食事"の見返りに案内をしてくれる。
恐怖の感情、血液からしか賄えない養分があるせいで他人との接触を断つことはできないので、必要に応じて夜の町だったり、人気の少ない路地などに繰り出す。臆病で泣き虫な性格だが "自分は力を持っている" ということを認識してからやや強気な一面も現すようになったが、その力を無闇に振りかざすことは無い。
他者を圧倒すれば怖いもの等何もないとの考えから【やられる前にやれ】を信条にしており、無人化したゴーストノーズや南区では自身の脅威とみなした存在を即座に攻撃する。
食事の質が良いほどその力も引き出すことが可能。逆に言えば、質の悪い食事だけだとそれほど力を引き出せないが、空腹時に限ってはリミッターが解かれた状態になるようだ。
スパイクの影響が【魔力】にのみ異常に特化したスパイクの中でも変わり種であり、その力を使って武器にたくさんの特性を付与することが出来るようになったようだ。使える魔力は膨大だが長期戦が苦手。
以前はMADMAM施設のDISTRICT8に拘留されていたが、ピニャータパーティの騒乱に紛れて脱走に成功したようだ。
彼の種族の体液 特に涙には超高濃度の魔力が含有されており
武具や薬の効果を高めたり、付与したりする際に重宝されていた。
そんな彼の涙を求める手段として、以前の世界で取られた方法は彼の種族の迫害である。
彼らを斬り付けて血を浴びた剣には力が宿り、彼らの血液を飲めば力が増し、彼らを痛めつければ流す涙はあらゆる力をもたらした。
MADMAMにおける魔法装具の開発に彼が関与しているという噂がMADMAMに存在する。
身を守るために作り出した彼のフォークは魔力が大量に注がれた結果具現化されたものであり、任意の性質を持つことができる代物。余剰魔力は常にこのフォークに回しているようだ。
望めば戦車ですらケーキのように易々と貫く切れ味を持つし、ポケットサイズに小さくすることもできるし、数を増やすことも更に大きくすることもできる。なんならフォーク以外のものにもできる。
しかし小さくすると感情の吸収効率が落ちるので、あまり小さくすることを好まない。
手元になくとも性質は変えられるので、万が一に奪われたり落としたりしても悪用される心配は無く、必ず手元に帰ってくる仕様だ。
基本的に彼が""付与するようにしている""性質は【刺した生物から恐怖心を吸い取る】【刺した相手のトラウマや幻覚を鮮明に想起させる】【刺した相手に傷をつけない】【自分に対する脅威から自動で身を守る】性質だが、彼が意識していない性質は付与されない。
不意を打っても必ず防がれるため一見無敵に思えるが、根気強く攻撃し続ければ消耗して攻撃が通るという単純な弱点もある。
刺さっても体に傷がつくことはないが、恐怖心を吸収する都合上トラウマを想起させる性質を持たせている。既に恐怖している場合はただ刺してくることが多いようだ。
恐怖心が不足することによって飢えると豹変して凶暴化すると「食べること」に執心するようになり、フォークに【傷をつけない性質を付与する余裕がなくなる】ほか、彼の周りを浮遊する水晶に噛みつかせる等危険で手荒な手段を講じるようになる。人の身体程度なら軽々と食い千切ってしまうほどの咬力を持つので注意...止めとばかりにフォークをぶっ刺してくる。
しかし防御に考えを振る余裕もなくなるので、彼を最も倒しやすいのはこの時だ。
DISTRICT8で散々な目にあわされたのか、MADMAM関係者や自分に敵意を持った相手、銃器を持ち歩いている者に対しては一切の容赦無く襲い掛かる。
そんな彼の口癖は「痛くしないからね」
ちなみに彼の泣き声を聞き続けると生命力を吸い取られてしまうのだが、その影響は【急速な老化】といった形で顕現する。(1秒につき1年分)
彼が返してくれない限り戻ることは絶対にない。
彼と本当に仲良くなれれば、見返りにお願いはされるだろうが涙や血液を提供してくれるだろう。
質の良い恐怖心に拘り始めたら何をするか分からない危険も持ち合わせている点から、MADMAMからは極秘に回収命令が下されている。
【バックストーリー】
他者との関わりを避けるような深い森の奥に位置する村で"亜人"と呼ばれる種族のもとにカープリャは生まれた。
カープリャが自我を持つようになると、彼の家族はすぐに魔力の扱い方に関する教育を始めた。
単純な力や身体能力では劣ることが多い彼らの種族が淘汰されないようにするためには、身体に流れる膨大な魔力の扱いを極めることが不可欠であるからだ。
"亜人"と呼ばれる種族の中でも非力であった彼らは、その魔力の扱いに特化していたお陰で厳しい環境に適応し、小さなコミュニティで互いに助け合って生きていた。
彼らの居た世界では"エンチャント"と呼ばれる技師の技術であり、その技術はカープリャの住む村人は皆が一流のエンチャント技師であった。
満足に言葉を話せるようになると必要なものは自らの魔力で生成し、既存の物にも魔力で様々な性質を付与したりする創作性を持った彼は
周囲の大人たちからチヤホヤされており、人に寄り添いあって生きる事の大切さを子供ながらに認識していた。
お気に入りは足を素早くする靴で、空いている時間が有れば広い自然を駆け回り、時には木の実を集めて回ったりして過ごした。
そんな日々を過ごしていた彼はある日、今にも倒れてしまいそうな迷い人と遭遇する。
"みんなと助け合って、分かちあえる子になりなさい" そう教えられていた彼はその旅人に水と食料を与え、森の入り口まで送り届けた。
もしかしたらこの人は家までとても遠いかもしれない。そう考えた彼は、旅人が履いていた靴に魔力を付与し、身体が羽のように軽くなる靴を与えた。
良いことをしたと彼は上機嫌でその日は村へと戻った。
暫くすると彼の村のもとに、大きなカバンを背負い、ボロボロになった来訪者が現れた。あの時に助けた村人が一人とほかにも数名。その仲間だろうか?
話によればカープリャが与えた靴の話が来訪者の街で広まり、カープリャの住む村との交易を望んでおり、その為に時間をかけてはるばるやってきたというのだ。
来訪者は近くでは力を持った王国の権力者であり、彼の提案は魔力で物品に性質を付与──いわゆるエンチャントの技術の見返りに物品や技術を提供するというのだ。
技術も物品も、彼らにとっては無くても特段困るものでは無かったのだが、はるばる相手もこんな森の奥にやってきたのだ。
村人たちは少し話し合った後にその商談に合意。そうして小さな村と王国のつながりが生まれた…
しかし、それがもたらしたのは豊かな生活とはかけ離れた日々であった。
優れたエンチャント技師達の住まう村の噂はあっという間に広まり、毎日数多の旅人が村を訪れては仕事を依頼した。
見返りは確かにあったが、王国の人々は彼らの技術にのみ価値を見出していた。その結果として要求のハードルが上がり続け、村人たちが疲労から依頼を渋るようになると王国の民たちはヤジを飛ばし、心無い言葉を投げかけた。
人というよりはまるでモノ扱い──子供ながらにカープリャはそう感じており、日に日に疲れていく家族や隣人を見ては心を痛めていた。
この交易が一方的な搾取だと気づくには、村全体が世界を知らなさ過ぎたのだ。そしてそんな日常は一人の短気な来訪者によって大きく変わり始める。
現状に不満を訴えた技師たちはストライキを決行、それでは困ると王国民も衝突。口論がヒートアップし、来訪者が村人の一人を殺害してしまう。
血を浴びた剣が炎を纏うようになった瞬間、王国民の技師たちを見る目は完全に"人"から"モノ"へと変化した。
「こいつらの血を浴びればエンチャントされるぞ!」
その一言をきっかけに、抵抗する技師たちや村人たちを無理やりに連れ出し、連れていけないと判断された村人はその場で"素材"にされていった。
カープリャはその間村に居なかったが、血みどろになった村に帰ってくると何が起こっているのかはすぐに理解した。
「早く、あなただけでも逃げなさい。私たちなら大丈夫だから」
何かで切り付けられたであろう大きな傷を負った母親と父親。
子供であるカープリャですら仕事に駆り出され、普段なら潤沢に流れる魔力が無い状態では母親の傷を癒すにも、戦うにも非力すぎた。
寄り添うことしかできなかった。王国の民がカープリャを見つけると捕まえるように叫ぶ。
内心ではそんなはずはないと分かっていた。抗うだけの力も残されていないと。
自分を逃がすために自らが身を張って囮になろうとしているのだと。
逃げ出したらきっと両親は助からないのだと分かっていた。
背後から喧騒が聞こえなくなるまでずっと走り続け、疲れ果てたカープリャは高い木の上で一晩を過ごした。
敵と戦う知識こそなかったが、自然の中で生き抜く術を身に着けていたカープリャは自分の感覚と創作性に従い、野生に生きる存在になった。
彼の痕跡を追ってくる王国民に怯えつつ、飢えにも蝕まれながら反撃の機会を窺う日々。こんな会話が聞こえる。
「できれば殺すな。血液よりも涙にものすごい魔力が宿っていることが分かった。生かすだけで価値がある。」
捕まった後にどんな結末が待っているのかを容易に想像させる一言にカープリャは恐怖した。身を隠さなければならない。
しかし注意すべきものは王国民だけではない。飢えと渇きは確実にカープリャを蝕んでいく。
カープリャはある日一人だけ孤立した王国民を発見する。反撃するなら絶好のチャンスだ。
"どんな生き物でも美味しく食べる事ができる巨大なフォーク"を誂え、上から襲い掛かった。
フォークが体を貫いたとき、ひどく怯えた表情をした相手と目が合う。村で倒れていた隣人がしていた、見覚えのある表情。死と直面した時の顔。
その瞬間、彼は理解してしまった。恐怖心を吸収することでしか得られない最高の栄養があること。
何故両親が身を挺して自分を逃がしたとき、不思議な高揚感を感じたのか。
何故自分の種族は他の種族との接触を避けるような場所に居を構えているのか。
しかし、最後の一人になってしまった彼を止める家族も隣人ももうどこにもいなかった。
王国民が自分たちをモノ扱いしたように、カープリャもまた王国民を人ではなく獲物として見るようになったのもこの頃であった。
カープリャが潜伏する森で犠牲者が増え始めると不吉な森だと噂されるようになり、偵察に現れる来訪者も物々しく変化していったが良質な栄養を得たカープリャはすっかり魔力も回復し、持ち得る創作性で彼を狩りに来た獲物をどうやって狩るかを考え、実行するようになっていった。
どんな装いに身を包もうとも、自然の中でずっと生きてきた彼にとっては森が食卓同然であった。
明日はどうやって料理しようか。最初は来訪者たちに怯えて隠れる日々を過ごしていたが、今は来訪者が来ないとがっかりするようになっている。
ある日目を覚ますとそこは見慣れた森ではなく、見慣れない建物が立ち並ぶ場所。寝ぼけているのだろうか?二度寝をしようと試みたが、その為には襲い来る存在があまりにも邪魔すぎる。
そして何より、自然を味方につけられない状況というのもあるが、相手の能力が単純に高いのだ。
困惑しながらも応戦していたところに現れた、鉄の杖のようなものを携えた黒づくめの集団。王国の民とは全く装いが異なるが何者だろうか?
王国民が新手の技術を身に着けたのだろうか?戦えばわかるだろうと考えた彼は応戦するが、助けに来たと彼らは言う。
目撃者は残さないようにしている以上、自分の能力についてはたとえ王国民でも詳しくは知らないはず。
見慣れない地域の人々なら尚更自分の事など詳しく知っているはずがない。
長い狩りの時間は彼に絶対的な自信をつけさせていた。
それにここに来てから、いつもよりも体に魔力がみなぎっていることにも気が付いている。普段なら付与できる性質は2つまでだったものが、3つも4つも付与できる。
彼らの話が嘘であれば思い知らせるまでだ──そう考え、一先ず彼らの保護に乗じることにした。
──その数週間後である。マッドマムの収容施設の一部を壊滅させたうえで"巨大なフォークを携えた何か"が脱走したのは。
トイボックスのデータベース
不法侵入!20「まぶしい笑顔!」
炎天下の駅前で兄の晃博を待ちくたびれるように汗をにじませていた正幸!ようやく現れた兄は電車ではなく、大きなエンジンと共にでかいバイクに乗った勇ましい姿だった。東京の大学を卒業してから向こうで働いていたため、盆や正月もフルタイムの勤務で中々こっちに帰ってこれなくて、メールのやりとり以外でまともにあったのは、かれこれ6年ぶりになる!
バイクを止めヘルメットを外した兄はますます大人っぽくなっていた。身長も高かった!正幸がそんな姿の晃博に認めていると、久しぶりだな!とからかい好きの懐かしい声でこっちにやってきた。
晃博「なんだお前今にも、逝っちまいそうな顔しやがって!ちゃんとめし食ってんのか?(笑)」
正幸はその言葉でようやく我に返った!
正幸「兄ちゃん相変わらず冗談きついけど、ほんと暑さで逝きそうだよ…!(待ち過ぎて…)(-_-)てか、バイク新しいの買ったんだね!なんか前のより大きくない?」
晃博「大学出てすぐに向こう(東京)で大型免許とってやった!試験一発だぞ!凄えだろ!やっぱドライブなら車よりバイクだな!( ̄▽ ̄)」
正幸「すごい!(◎_◎;)まあ、兄ちゃん高校の時もう普通二輪とってたもんね!そこまではまるとは思わなかったけど…!見えはって彼女にかっこいい所見せたかった感じでしょ!無駄遣いして大丈夫なの?車の製造工場だっけ?向こうで就職決まってそれっきり会えなくなって!まさかこっちに帰ってきてたなんて思わなかったよ!」
晃博「先月親父が腰ひねって動けねえって母さんからメール来てさ!一応心配でな!仕事が支障出そうだとか言ってたからよ!あいつとは卒業してすぐ別れたよ!なんか、働き出したら全然遊べなくなってつまんねえとか言われて!あっさりな!(;´д`)」
正幸「兄ちゃんと同じ旅行の趣味があって意気投合してたんじゃなかったの!スマホに向こうから結構メールよこしてたじゃん!写真も送ってきてまあまあ可愛い彼女だなって思ってたけど!いろいろあったんだね!父さんの事は全然知らなかったな!僕が追い出されてすぐかな!大丈夫なの!」
晃博「親父ももう年だしな!じき73だし!久しぶりに会ったらしんみりしちまったよ!なんか商店街の飾り付けで張り切り過ぎたんだとよ!」
正幸「そういえば夏まつりだったんだね!まあ、この年になって楽しむ余裕とかなくなったけど…!」
晃博「お前まだ25だろ年寄りみてえな事言ってんじゃねえよ!まあ、俺も30カウントダウンまできてるし、偉そうに言えねえけどよ!」
正幸「まだ、兄ちゃん8だから2年あるよ!じゃあ、今は工場の仕事は有給とかで休んでるの?」
晃博「いや、俺の行ってる工場秋から他所の会社と合併するみたいで、勤務先も県がかわるような事聞いたから迷ってよ!で、母さんからメールきた時、もうどうせなら地元で働くかって退職して帰ってきたわけ!とっくに、彼女も居ねえしな!親父や母さんも最初は怒ったけど割とホッとした顔してたぜ!まあ、長男だからって別に惣菜の店つぐつもりねえけど!(笑)」
晃博はそう言ってどさくさに背負っていたでかいカバンを正幸になげる!
正幸「えっ?何だよこのカバンの荷物!?めっちゃ重っ!食料!?Σ(゚Д゚)」
晃博「親父もだいぶ回復したし!お前から(泣)きメールさんざんきたからな!部屋探しも含めてついでに…どうせならお前と暮らしてえと思ってよ!」
正幸「いや、今僕が住んでる家は最悪でさ…」
晃博「取りあえずなんか飲むか!顔めっちゃゆだってるぞお前!( ̄▽ ̄)」
正幸「兄ちゃんも今そうとうスケベ面してるよ!(笑)」
そう言い返した正幸は自然と照れ笑いを浮かべ、晃博も汗だくの顔のまぶしい笑顔で正幸の背後にあった自販機にポケットから財布のお札を取り出し札入れに通した!
#不法侵入!
#イラスト
#小説
#日記
#BL
#フリーター
#ホラー
かざぐるま
葉っぱと棘!4「強制バイト!?」
母親の涼華と何気に家で鉢合わせしてから収まらない隼人の口論は住んでいるハイツのアパートの外まで声が漏れる勢いだった!
隼人「うっせえっていってんだよ!( # ゚Д゚)綺麗事ばっか言って丸め込みやがって、結局俺は問題児扱いかよ!いつまでもガキ扱いしてんじゃねえよ!」
涼華「1人で大きくなったような顔するんじゃないの!あんたがガキみたいにすねてるからでしょ!いい年して自分の口で何も言えないでキレるなんて恥ずかしいと思わないの?( ⊳Д⊲
#)
」
隼人「別になんもねえよ!てめえに知って欲しい事なんて!俺の言う事いちいち真に受けて干渉すんなっての!そんなにうざいんなら施設にでも行ったっていいんだぞ、俺は!( # ゚Д゚)」
涼華「そんなわけにいかないでしょ!あんたはお母さんの大事なたった1人の息子なんだから!最近はますます大好きだったお父さんにそっくりになってきて…!立ちなおれたのだって、隼人のお陰なのよ!」
隼人「なんでそこに親父が出て来るんだよ!てか、親父に似てるから大事にしたいとか頑張るとか言われたって俺全然うれしくねえし!かえって不信になるし鳥肌たつわ!そんなきしょい目で見てたのかよ!似合わねえ厚化粧まで最近家の中までしやがって!家中香水でくせえんだよ!( # ゚Д゚)」
涼華「これはバーの仕事の為よ!悪かったわね!そうじゃなくて…!もちろんお父さんの事は大好きだったけど、本音で言ったら、今1番大切で好きなのは隼人だから!」
隼人「好きとか順番つけられんの嫌いなんだよ!( # ゚Д゚)どうせバーの男にもそう言ってくどいてんだろ!親父化けて出てくんじゃねえ!」
涼華「それは、誓ってないわ!お母さん仕事はしっかり割り切ってるから!隼人を裏切ったりしないし、その心配はいらないから!」
隼人「もうどうでもいいし疲れたよ!さっさと食べて仕事いけよ!」
涼華「こんな状態じゃいけないわよ!ほっといたらあなた何するか…!」
隼人「なんもしねえって!てめえにも、迷惑かけねえし…!」
涼華「ちょっと待って!メールが…何回も来てるから!」
さっきからちょくちょく涼華の部屋の方からピコン、ピコンと耳障りな音が聞こえていたが隼人との口論で中々出れずにいた。
隼人「うぜえ…!しつこくかけんなって言っとけよ!( # ゚Д゚)」
涼華「仕事の娘なの!最近仲良しになってバーに一緒に働いているんだけど、なんだか体調崩してるみたいで入院するかもしれなくて!今日お母さんのパートのスーパーにも顔を見せにきたの!」
隼人「めんどくせえ!そんなやつとつきあうからだろ!」
涼華「同じ職場だからそういう訳にもいかないでしょ!あんまり揉めるような事言いたくないし!あんまり喋らないこだから孤立しないようにお母さんが横からフォローする事も仕事になってるのよ!」
隼人「ちっ!」
涼華「で、彼女もシングルで小さなお子さんがいるらしくてその子がすごく手がかかるみたいなのよ!知的に障害もあって旦那さんとはそのせいで離婚したみたいで…近くの養護施設や託児所とかもお願いしたんだけどいろいろあって預かってくれないんだって…」
隼人「聞いてねえしそんな事、いちいち話すなよ!」
涼華「それで仕事の時つい話しに合わせて、家にも反抗期で手のかかる息子がいるって、あなたの事を流れで喋っちゃって…!」
隼人「なんで俺の話?めっちゃ悪口だろ!」
涼華「退学して遊びほうけてるみたいな事言ったら!仕事中の間だけでもあなたに見てて欲しいとか言われるようになっちゃって!彼女そうとう参ってるみたい!」
隼人「勝手に家の恥さらしてんじゃねえよ!てかなんでそんな話しになってんだよ!ガキの世話なんてぜってえごめんだからな!」
涼華「断ったわよ、お母さんも何度も!でもあなた結局アルバイトもする気ないんでしょ!お金まで払ってくれるってメールで言ってくれてるの!家で面倒みられるんだから楽じゃない!」
隼人「いやいや楽じゃねえだろ!問題児のガキなんか押し付けられていい迷惑だし!そんなやつこそ施設にぶち込めよ!」
涼華「だから、それが難しいってさっきから…」
隼人「ふざけんなよ、マジで!俺の事都合のいい道具にしやがって!( # ゚Д゚)」
涼華「どうしても彼女お願いしたいって聞かなくて、あなたに直接言いたいらしくて今から家に来たいって言ってるの!」
隼人「いや、無理だって返事返せよ!そもそも人の家庭の問題に首を突っこんだてめえがわりいんだろ!( # ゚Д゚)」
涼華「だからあなたの口からはっきり言ってくれれば彼女も納得すると思うから!」
隼人「知らねえし、会うつもりもねえよ!」
涼華「あなたはなんでそんなに聞き分けがないの!だらだらして働く気もないなら少しくらいお母さんの約に立ちなさい!( ⊳Д⊲
#)
」
隼人「またそれかよ!いい加減にしろよ!都合のいい時だけ母親、母親言いやがってほんと便利な言葉だな!( # ゚Д゚)」
そんな口論をくりかえし数分すると、玄関のインターフォンがなった。
涼華「とにかく彼女、来たみたいだからお願い!」
隼人「はあ!家教えたのかよ!ありえねえし!何考えてんだよ!( # ゚Д゚)」
涼華「お母さんの仕事のお付き合いだと思って今回だけは言う事聞いて!」
隼人「だからオモリなんかしねえよ!( # ゚Д゚)」
涼華に強引に押されるまま玄関に行くと髪の長い若い女性がかなり疲れた表情でたっていた。
隼人たちを見るなり丁寧なお辞儀をして、
女性「すみません、よろしくお願いします!m(_ _)m」
涼華「いいのよ!前にも話した通り、うちのこ、学校やめてひましてるから気にしないで!」
言葉を失っている、隼人をいい事に勝手に話しを進めてしまうお人好しの涼華!
我に返り涼華をにらむ隼人に気にせず、
涼華「あら、かわいい!(*´▽`*)」
女性の背後からこがらで無表情な少年!
女性「無愛想でごめんなさい!」
と、何度も頭を下げるが、それよりもその見覚えのある少年の顔に隼人はさらに眉をひそめてしまった!
隼人「マジかよ!」
#葉っぱと棘!
#イラスト
#小説
#日記
#BL
#ショタ
#児童虐待
#ホラー
かざぐるま
葉っぱと棘!3「キレる17才!?」
家に帰ってからもいろいろ気分が晴れなかった隼人。制服のまま自分のベッドに横になり夕方外が、暗くなってくるまでうたた寝していると玄関のドアが空き誰かが帰って来たのが分かった!もちろんそれは母だと分かったが、少し小腹も空いた隼人は何気に台所に行きテーブルにあった値引きシールの貼られたロールパンの袋を掴んでまた部屋に戻ろうとした…が母、涼華(すずか49)も自分の寝室から出てきた為、バツが悪そうにそのまま椅子に座った!昼のパートだけじゃなくしばらく前から始めた、夜のバーの仕事もあり似合わない厚化粧で出てきた!50手前にあまり似合わないイヤリングに紫のお揃いの服に染めた髪に口紅!隼人は興味なしの軽蔑じみた視線をおくる!
涼華は隼人を見つけると疲れていた顔から急に無理に笑顔をつくるように…!
涼華「はやちゃん、ごめんね!遅くなっちゃって!オープンしたばかりのお店だから忙しくて!暗いから電気つけて!」
隼人「昼間チラ見したけどめっちゃ外とか、ガラガラだったし!(-_-)」
ロールパンぱんをひとつ皮肉げに頬張る隼人
涼華「見に来たの?その時間帯はね、夕方はやっぱりそれなりに沢山くるのよ!お昼とかちゃんと食べた!冷蔵庫にお寿司入ってたけど分かった!お母さんこのまま食べたら…!('ω')」
隼人「いや、知らねえし!あるんなら机の上置いてけよ!( # ゚Д゚)」
涼華「だってはやちゃんいつ帰ってくるか分かんないし!出しといたら腐っちゃうでしよ!」
隼人「嫌味かよそれ!!退学届け出しに行っただけだからすぐ帰ってきたし!さみいから、腐んねえだろ!頭使えよ!( # ゚Д゚)」
涼華「お母さん朝出かけるまで、ストーブつけてたから…それに古いからいたむのも早いかもしれないでしょ!」
隼人「うっせえな!値引きの期限切れのやつばっか漁ってきやがって!どうせ売れ残りでただだったんだろ!そんなの俺に食わせんなよ!こっちはイライラして食欲もねえのに!(-_-メ)」
冷蔵庫から牛乳を出して隼人のテーブルに持ってくる涼華。
洗っていないコップは朝のまま置かれていてパートを掛け持ちする涼香の生活の忙しさがうかがえる!
涼華「買い食いとかしてるからでしょ!いい加減にして!食べれるだけましでしょ!お母さんも仕事いろいろ始めたばかりで大変なのに…いくら反抗期でも、それくらいの事察しられる年でしょ!お父さんがいなくなってから私もまだ身体が完全じゃないの・・・!」
隼人「はあ!そんなん、てめえらの不注意で起こした事だろ!事故る時自分の身ぐらい自分で守れって話し!おしどり夫婦とか言われて浮かれて歩いてたんだろ!俺を巻き込むなよ!当たられる筋合いねーし!( # ゚Д゚)」
涼華「別にお母さん怒ってないわ!お父さんと浮かれてた事も認める!そのせいであんたを苦しいめに巻きこんじゃった事も…!挙げ句に警察の人にお世話になるまで追い詰めちゃって…!」
隼人「それは別に関係ねえし!!(-_-メ)」
涼華「なんだかんだあんたはお父さんに似て優しいから!学校をやめようと荒れたのだってお母さんの為だったんでしょ!お母さんずっと気持ちが沈んでたし!あんたぐらいの年だと、素直に言えなくて反抗する子多いみたいよ!夜のお仕事の方であたしと同じようにシングルのママさんたち結構いるからよく聞くのよ!」
隼人「あっ!何言ってんの?ちげーし!( # ゚Д゚)勝ってに他人の価値観とか俺に重ねんなよ!マジでうぜえ、ババア…!」
涼華「どっちにしてもあんたは学校を辞めちゃったんだから、これからはお母さんを手伝って欲しいの!それは本音!母子手当も一応受けられる事にはなったけどなるべく貯金したいし!親戚の叔父さんにはあんまり迷惑かけたくないし!バイトでもいいから一緒に頑張りましょ!('ω')」
隼人「いや、勝手に話し進めんなよ!俺まだ働く気ねーし!てめえら親の責任で悪いと思ってんならどうにかして、ちゃんと養えよ!( # ゚Д゚)」
涼華「ママさんの中に、いじめで高校を不登校になってやめちゃった娘がいるんだけど、ちゃんと家を助けて働いてくれてるそうよ!」
隼人「いや、そいつはそいつ!俺は俺だよ!( # ゚Д゚)そもそもいじめられる自分が悪いんだろそいつ!」
涼華「そうね!ってあなたも言えないでしょそれは!お母さんの為じゃなかったんなら自分の意思で学校やめた事になるじゃないの結局!」
隼人「いや、それは…!親父がいなくなったのと学校に行くのとイライラがたまって半分はどっちにしろてめえらのせいだし!親父がいなくなってからも、こっちにストレスかけてメソメソ泣きやがって…!」
涼華「人のせいにばっかしないの!( ⊳Д⊲
#)半分てゆう自覚があるならきちんとそれだけの
、けじめをつけなさい!今年高3にもなるんだから、って…辞めちゃったあなたにはもう関係ない事ね!」
隼人「分かってて、傷口えぐるような事言ってんじゃねえよ!ケンカ売ってんのかてめえ!( # ゚Д゚)」
涼華「いつまでも、青春気取ってんじゃないの!家が大変な時に!あなたはもう学生じゃないのよ!」
隼人「偉そうに言うなよ!浮かれてたとめえらも…!( # ゚Д゚)」
涼華「過ぎた事いつまでもグチグチ言ってないで求人誌でも貰ってらっしゃい!( ⊳Д⊲
#)
」
と、持っていた牛乳パックをドンと机にたたきおいて白い液体が少し飛び散った!元々両親もヤンキー気質があった為怒ると怖い所があるが負けていない隼人!
隼人「だから、働かねえって!もう苛つかせんなよいちいち!俺の事なんも知らねえくせに、知ったかぶりしやがって!( # ゚Д゚)」
涼華「だったら何を知ってほしいってゆうの!( ⊳Д⊲
#)学校さぼって1日だらだら過ごしてたあなたに
、たいした立派な悩みなんてないでしょ?」
怒鳴るようにテーブルをバンと立ち上がって自分の部屋へ行こうとする隼人を涼華も腕を掴みしびれを切らして必死に説得しようとする!
#葉っぱと棘!
#イラスト
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#日記
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#ショタ
#児童虐待
#ホラー
かざぐるま
5
★Commission はじめました!★
SKIMAやココナラにて、デフォルメ(SD)イラストのお仕事募集中です。ご興味がありましたら下記サイトにてお気軽にご相談いただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
★SKIMA
https://skima.jp/profile?id=112935
★ココナラ
https://coconala.com/users/2202367
★Skeb
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@wan2_wolf
※Skebはオリジナルと二次創作公認プログラムの作品のみお受けしております。(ご自身のオリキャラであれば公序良俗に反しない範囲での商用利用可。)また、リクエスト多数の場合お断りさせて頂く事がございます。ご了承の程よろしくお願いいたします・・!
#オリジナル
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#お仕事募集中
#有償依頼
#commission
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ほぺち
不法侵入!16「真夏の大掃除!」
暖炉の老人に襲われかけてから、正幸は精神もさらにまいってしまって、台所にはほとんどよりつけなくなり家では2階に引き込もる生活になった。
そして、バイト先はあれから3日目で売れ残りのほとんどの商品の引き取りがすんで後は古い事務用品などの処分だけだった。寝不足の顔で森田店長とモップやぞうきんがけでほぼヘトヘト状態の正幸。
川田「何だか日に日に疲れた顔してない!家でちゃんと休んでるかい?」
正幸「いえ、あんまり、最近寝れていなくて…!いろいろありまして!」
川田「実家のお母さんたちに心配かけちゃ駄目だよ!(笑)生きていくといろいろと大変な事が多いけど!岡部くんは、やっぱり実家に戻るのかい?」
正幸「まあ、そのつもりですけど…まだ、どうなるか!店長はどうするんですか?」
川田「私は家内が三重の実家で小さな旅館をしていてね!最近やめた数人の中居さんがいるらしくて人手が足りないって言われて私も含めてお手伝いに誘われたんだ!大変かもしれないけど、こんな事があった後で、ちょうど決心もついて家内と話して思いきって引っ越すことにしたよ!」
正幸「旅館ですか!結構忙しそうですよね!ここの時みたいに、のんびりはしてられないんじゃ!」
川田「そうなるかもね!こんな年とったおじさんが、正直言うとかなり不安なんだけど、やると決めた以上しっかりと旅館の皆さんに迷惑かけないように頑張るつもりだ!君は若いからまだ、いろいろな仕事に挑戦するなりこれから自分に自信をつけられるように頑張りなさい。」
正幸は、店長のありがたい言葉を背後に聞き、うなずきながら古くてもう使わなくなった備品の入ったダンボールを今回被害にあった地域の物品等を回収処分に回っているという、店からすぐ坂の下の回収板がついた場所に「最後の最後まで力仕事!」と汗じっとりの寝不足顔でふらふらと運んでいった。
#不法侵入!
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かざぐるま
不法侵入!13「半洗脳!」
その日は結局まる一日停電のままコンビニの食料品は缶詰を含めてほぼ完売してしまい、残りの雑貨用品や週刊誌等は仕入れた本社に返品する事がだいたい決まって3日以内には店を閉める事になりそうだ。蒸し暑い店内の衛生面を考えるとそれがベストかもしれない。もちろん僕も多少の飲料水は確保して買ったけど、すでに電車も完全に再開して通勤していた店長は何も確保することなく、筋肉痛の身体をかばうように笑顔をみせて駅へ歩いて行くのを見送り別れた!
そして、自転車を引いて逃げる覚悟で家から飛び出してきたはずの正幸だったがやはり一日のじっとりと絡みつくような暑さに体力を奪われ、最終的にはまた険しい坂道に吸い寄せられるように自宅に向かい登って行った。別の意味で精神がかなりまいってしまっているのか、正幸は店長にも警察にも不審者の事はなぜか喋ろうともしなかった。よっぽど老人の圧力かオーラが強かったのかわからないが…!
だから、誰にも相談せず、身体がえらい思いまでして家にたどり着いた時には激しく後悔する事になるのだ!
だいぶ日が暮れてきて、長屋の前にくると、正幸は玄関の前に自転車を止めて不審者が入ってきた方の外側にまわってみる!そこには、錆びた金具の棒が折れて暖炉?だと思われる外側の扉が開きかかっていた!
おそらく中に汚れがたまらないよう外からも灰が掃けるようにつくられてたのかな!使われていない暖炉だったらしっかりと施錠してくれなきゃ困るよ!と改めてあいつが現実に家の中に入り込んでいた事を理解して、これまでいくつか不審者とすれ違い見てきた様子を頭にフラッシュバックしながら、どうしたらいいのかと、正幸は恐怖しながら疲れてまわっていない頭で再び悩み始めた。そして暖炉の隙間から漏れてくる、あれだけ不快だった独特な不審者の体臭の臭いもそんなに嫌じゃなくなっていたのも事実だった。
正幸「なんか僕やばいかもしれない…!(>_<)」
正幸はしばらく中にあいつがいるかもしれない開かれた暖炉の扉をしばらく固まったように見つめていた。
#不法侵入!
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かざぐるま
不法侵入!4「不満と愚痴!」
この状態じゃ、時期に水道やガスも使えなくなるだろうな!かけ持ちで働くのも微妙な感じで今は中々考えられなくて、今日だいぶへとへとに動いたせいか考える気力もうせてるせいかな!
店長良い人だけどちゃっかり地味にこき使ってきたりするからね!
今日も商品の入れ替え店長は菓子パンとか弁当とかそんなに重くない箱ばっか運んで僕は醤油やボトルに缶詰とか身体に負担になるものばかり、しかも閉店間際にはじめるから帰る時間まで伸びるし
店長涼しい顔して「やっぱ二人でやると早いな!」って、いやいや店長も重いやつも運んでくださいよって話しだよ!まあ、いつもそんなに忙しくなく楽させて貰ってるしやっぱ仕事だから文句言えないよね!それに僕は、もともとはっきりしゃべる性格じゃないし、だから残業代出るのかどうかも聞けなかった。時給は950円。ああ、だめだ!なんか僕、疲れてると人の嫌な部分しか見えなくなっちゃうみたいなんだよね!(-_-)結局何が言いたいかと言うと電気や水道代とか毎月払っていけるかどうか心配ってことなんだけどさ!
でも流行っていない今のコンビニでいつまで続けて働けるかどうか!?
もとは、市の市場としてあった店らしいけど昔よりお客がどんどん減っていって閉めてしまい、その延長で今のコンビニになったそうだ。だからちょうど何か働いてみたいとぶらぶらと歩いていたら入口のガラスに募集の張り紙がしてあったのが運だったけどいつ閉めてもおかしくないよと店長から毎回呪文のように言われていた。
幸いスマホだけは連絡とるの大変だからって母たちが払ってくれるみたいなんだけど…!
って、やばい、電気止められたら充電できないじゃん!Σ(゚Д゚)
いろいろ動揺している正幸、不運はまだまだはじまったばかりのようです。
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かざぐるま
不法侵入!3「吐き気!」
正幸が働いているコンビニは駅からちょっと離れている小さなお店で目立たないせいか日常的にあまりお客の出入りはすごく少ない。つまりバタバタする様子はほとんどなく、暇なときは眼鏡のおおらかな40代後半くらいの男の店長から、座って雑誌でも読んでて良いよと言われるくらい楽なのだ。バイト時間が9時から夕方6時、コンビニと言われているけど閉店もあって普通のスーパーの感じだ。夜は流石に人がほとんど来ないかららしい。
でも、今日は久しぶりに商品の入れ替えが多くて、店長とふたり賞味期限近い、食品なんかを夢中でチェックしてたせいか、閉店時間が30分くらい遅くなってしまった。初めてまともに仕事をしたような感じだ。詳しいことは後で話すけど、だから今日は特に疲れていて、帰ったらゆっくりしたかったのにわけのわからない現象のせいでちっともやすまらない!
相変わらず嫌なにおいがしつこく充満してるけど、何とか部屋に上がり夕飯を食べようと奥の台所の土間にあるガスコンロでやかんに火をつけ小窓を開け、カップ麺にお湯をそそいだ。薄暗くてついでに部屋のあかりのスイッチを押すが入らなかった。
これも変な怪奇現象かと思ったがたぶん7月に入ってから電気代を払ってなかったのが原因だとわかった。ここに引っ越してきてからもう1ヶ月半ちょっと!両親から家賃以外は極力自分で払うように努力しろと言われていたのだ。
正幸「お金はともかく、実家に電話したら扇風機くらい送ってくれねえかな!(;´д`)あちい~!」
汗だくのシャツを替えて、むなしく暗がりの中に座り、カップ麺の香りと混ざった部屋の香りに吐きけを覚えながら僕は眉間にしわを寄せて減っていってしまう、貯金の残りを頭に浮かべて正幸はため息をもらした。
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かざぐるま
こがらしの季節!8「わんぱく小僧襲来!」
ああ、もお〜!
堪忍袋の尾がきれかかった学が台所に向うと開いていた小窓からジャンプしながら覗いている太一と皮肉にも目があってしまった。
太一、学を見つけるとさらに大声でからかいはじめた。
太一「おっ、引きこもり来やがった!いつまで寝とんだておまえ…さっきお前の父ちゃん自転車で行ったぞ!めっちゃ怖い顔して…\(^o^)/」
学、いらだって勢いよく玄関まで走りドアのカギを開けて、バンと…!
学「やかましいって言っとるだろ〜!人の迷惑もわかんないのかよ、おまえは!( ⊳Д⊲
#)
」
すると、学の怒りなどお構いなしに無視して台風の風のように学の手をかわして、スルリと中に入ってきた太一!皮肉笑いしながら、いきなり…
太一「うるせえ〜、さっさと開けろ、この、コモリが…!うりゃあ〜!\(^o^)/」
太一のふいのひじ打ちが腹にドスっと、もろ入り、咳き込む学!
学「痛て…って、こもりとか、関係ないだろ!おい、勝手に入るなって!<(`○´)>」
太一、靴を無造作に脱ぎ捨てて、部屋に上がり込むと…
太一「なんか、部屋あっちい…こもりの匂いがこもっとるし!マジ死ぬし!\(^o^)/」
学「うるさいわ!お前の臭いよりましだし…なんでお茶なんか持参してんだよ!( ⊳Д⊲
#)てか
、ど朝っぱらから来んじゃねえよ!」
太一「さっき、団地の掃除で貰ったし!草むしりめっちゃ疲れたし、朝の掃除、お前なんで来んとさぼっとんの!引きこもりのニートが威張っとんなって!(^o^)」
学、ニートと言う、太一の言葉についムキになってしまい、声を荒げて…
学「そんなの、強制じゃないだろ!団地の掃除なんて、暇でやりたいやつがやればいいんだから!ちょっと手伝って、渋いお茶貰ったくらいで喜んでるお前にはピッタリの仕事かもな!さっさと飲んで自分ち帰れよ!俺今から朝飯だから…お前がいたら飯がまずくなるだろ!( ⊳Д⊲
#)
」
太一「ニートのゴミが、調子にのって、なんか言っとるし!\(^o^)/」
太一は、そうはやしたてて、悪びれた様子もなけ、持っていたお茶のボトルのフタを開けてちびちび飲みながら、そのまま奥の学の部屋に向かった。
学「はあ〜!調子乗っとるのはお前だろ!( ⊳Д⊲
#)
」
ため息を吐きながら、朝っぱらから精神が休まらない学…!
#こがらしの季節!
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かざぐるま
こがらしの季節!6「深夜の自主学習!」
引きこもりの種類は、大体、大きく分けると3つある!
押し入れ型、室内型、アウトドア派型。
まず、押入れ型は、ひと目をさけ押し入れなどの狭い空間をこのんで、人によっては、誰かに命を狙われているとか、被害妄想にちかい行動にでる者もいる。その場合被害妄想型とも呼ばれ、1番重症的なパターンだ。
2つ目は、室内型。自室あるいは、家の中は普通に行き来出来て、テレビをみたり、家族と会話したり、個人差はあるが普通に生活できる。1番よくあるパターンで、中には、ストレスの発散で周りの家族に威張ったり、何かをしてもらうのが当たり前だと、ずるがしこい王様タイプになってしまう人もいる。
最後に、アウトドア派型は、外も普通に出歩いたり買い物に行ったりも出来る。人と気さくにあいさつをかわしたり、見た目は普通と変わらないけど、学校や仕事、大きな社会にかかわるプレッシャーとかに弱く、家ではないけど、心の空に閉じこもってしまう意味から引きこもりの仲間の分類にされているが、人と触れ合う機会もあるので、何かのきっかけがあれば自立の可能性が1番近い、あと一歩の段階のパターンでもある。
他にも、夜間自室型、夜間アウトドア派型など、ひと目を嫌うパターンの型など個人差で沢山あるようだ。
深夜に目覚めた、学はトイレに行きたくなって、洗面所に向かうと台所のテーブルにこてっちゃんとギョウザがそれぞれの皿にラップされ豆電気で反射されて光っているのが分かった。リュックに入れていたはずのスマホも充電器にさされ満タンになっていた。勝義が気をきかせてやってくれたのだろう。流石にちょっと小腹は空いていたが、今つまむと胸焼けとかしそうでトイレをすませたらボトルの水だけ、飲んで隣の部屋でいびきをかいていた勝義を起こさないようにスマホだけ持ち寝床に戻った。
起きた時、タオルケットが身体にかけられていて、これも、勝義がしてくれたのだろう。父はいつも何かと気にかけてくれて学は心では感謝しているが気恥ずかしいのか、なかなか口に出して言えなかった。
仮眠を取りすぎたせいか、目が覚めてしまって寝転ぶと学はしばらくネットなどでかちかちして時間をつぶしていた!
ベランダを全開に窓をあけるとちょうど心地よい夜風と空の真上に薄黄色い月がまぶしく光っている。深夜のせいか手すりのすき間からみえる団地の電気はほぼ真っ暗だった。
退屈しのぎに、夕方、太一にからかわれた引きこもり検索とかをして、適当に流し読みし頭の中で自分の想像で照らし合わせ、「押し入れ型だとオマルとか持ってきてもらうのかな?(-_-)僕の場合、買い物とか外出もするし、アウトドア派に近いような・・・!ていうか、呼び方普通に外出型でよくない?」など、心の中で突っ込みをいれていた。
ついでに、人間関係とかも調べていると、人は間近にいる人に1番影響を受けやすくそれによって、体調に支障が出やすいとか…!
いろいろ読み過ぎて目が疲れると、学は目を細めてスマホをおろした。
学「ふう〜!とりあえず、明日、あいつ(太一)が来ても居留守使うことにしよう!(-_-;)」
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4
ナイトキャップ(★ムウマージ)
【水の流れを止めればどこかに水溜りが出来る。でもその水をそのままにしておけば、その水は腐って他の土地はやせ細っていく。キミはそれでいいのかな?嫌なら行動を起こそうか。】―ナイトキャップ
【台詞サンプル】
「この金庫に入れておけば安心?それは面白い事を言うね、それじゃやってみよう。懸け金は金庫の中身だけど、別にいいよね?」
「僕は魔法が使えないんだ。使わないんじゃない。進化前に積むはずの経験をすっ飛ばしたから身につかなくなっちゃってさ。...は?弱いなんて一言も言ってないよ?」
「富裕層って人たちは自分一人じゃ使い切れないお金や物を集めるのが得意でも、配るのはどうにも苦手みたい。だから僕が再分配してあげてるんだ。慈善事業ってやつだよ」
「僕を捕まえたいならやってごらん。お金が欲しいんでしょ?それは僕も同じだけど、キミとは違う所がある。死ぬ覚悟だってこっちは出来てるけどキミはどう?無いならこっちから行くよ」
「UG637?命を金に換える死の商人さ。現に南で人が沢山死んでる。マッドマム?最高に勘違いの激しい人殺し集団だよ。今言った彼らは両足が吹っ飛んで死にそうな僕を見ても、そこには誰も居ないようなフリをした。」
「お宝やお金を盗むのは勿論だけど、必要なら命も奪うよ。それが嫌なら、僕にそんなことをさせる前にあきらめてくれる?」
★ムウマージ ♂
年齢:14歳
身長:140cm(帽子込みで170cm) 体重:20kg(内10kgが義足)
一人称:僕 二人称:キミ
居住地:ゴーストノーズ
盗賊・もしくは義賊。
好き:お金 宝物 人肌 スキンシップ
嫌い:しつこい人 両足の幻肢痛 思いやりに欠ける人
幼くして進化してしまった影響で魔法が使えない魔法使い。かげうちしか使うことが出来ない。魔法使いの面汚しにはなりたくないと、引き止める手を跳ね除けて自ら黎明の鐘に移住する権限を破棄した。トイボックスが創立する際の大戦で両足と家族を失ったがスラム街で一命を取り留め、盗みで生計を立てるようになった。義足を装着しているものの歩くことが苦手で自力だとヨタヨタ歩くが、帽子から生える影の腕を使うことでなに不自由なく活動が可能。それが無くとも浮遊できる為、少なくとも移動に関しては何の不自由も無いようだが、どちらも親の形見だったり人から作ってもらった物である為、手元に無いとかなり心細そうにする。
影うちだけしか使うことが出来ない代わりに威力、正確性共に特化しており、彼にかげうちの扱いで適う者は居ないだろう。
性別を勘違いさせれば相手は油断することを知っているのか、性別を間違えられる事やそういった装いに身を包むことには抵抗がない。影の手、および影の手で掴んだ物はどんなに分厚い壁もすり抜ける為「ただ何かに入れただけ」ではどんな堅牢なセキュリティも突破できる。それだけでは駄目な際は道具を用いて対処するようだ。
眼鏡には道具や人の位置がわかる機能が搭載されている為、ある程度目標を選り好んでターゲットを決める。大戦終結後、街の住民が格差に喘ぐ中でも膨大な資金や物資を持っておきながら何の支援も執り行わないUG637や富裕層に恨みを抱いており、彼らに被害が集中しているので賞金首に指定されている。奪った資産を貧困層の住民に配り歩いているお陰で貧困層から手厚く支持されており、身を隠す場所には難儀しておらず住民たちは口裏を合わせている。
分配の見返りに求めるものは様々だが、人肌が恋しいのか夜のお店に行くことが多い。スタッフ曰く「抱きついたり甘えてくるだけでそれ以上の要求はしてこない」そう。
戦闘が避けられない場合には義足に仕込んだ剣や帽子からの影を活かし、一気に畳み掛ける戦法を好む。
大戦で死を淵から這い上がった事もあってか恐怖心が麻痺しており、失うものも自分の命くらいの物なので、必要であれば相手が何者であれ命を奪うことや自分の身体が傷つくことに抵抗はなく、やや自暴自棄な面が見られる。
殺す・殺される恐怖に対しては一切の動揺が見られないが、自分を必要とする存在や愛してくれるような存在が目の前に現れると激しく動揺する。照れ屋。
しかし裏を返せば騙されやすいということでもある。
名前の由来は獲物を見定めた夜はわくわくして眠れないことを理由にお酒からとってつけられた。
ナイトキャップのカクテル言葉=眠れぬ夜、あなたを想う。
【経歴】
ナイトキャップは魔法使いの親の元に生まれた一人だった。
杖を一振りすれば火が起き、水が生み出され、掃除も一瞬で終わるような
生活の中で魔法を使う事が当たり前の世界で生まれ育った。
そんな生活の中で親の背中を見て育ったナイトキャップは自分もそうなりたいと願い、魔法使いとしての道を歩み始めた。
最初にナイトキャップが身に着けた技術は、魔法とは異なり、彼の種族がもともと使用できる「影を使役する能力」であった。
鍛錬すれば自分も母親や父親のような立派な魔法使いになれる。そう信じて鍛錬の日々を過ごしたが、魔法使いの芽は何の前触れもなく、自分の知っている当たり前の日常と共に摘み取られてしまう。
自分が足良く通った公園が、愛すべき隣人が、誰よりも見知った両親たちが突如現れた次元の歪みへと飲み込まれていく。
誰かの魔法がいたずらで見せた幻影か、新しい魔法の実験だろう。彼を含め、そう思い込む者は少なくなかった。
そして次元の歪みに飲み込まれた先で強い衝撃を受け、彼を呼ぶ声を聴きながら彼は意識を手放した。
次の瞬間、彼は激痛と共に意識を取り戻す。あって当たり前の両脚が吹き飛んでおり、目の前には父親の被っていた帽子がボロボロになって落ちていた。
周りは血の海であたりの建物は燃え盛り、火の手がナイトキャップに迫る。
こんな状況で親が自分を見捨てるはずがない。子供の彼にも見知った者たちの生存が絶望的であることは瞬時に理解できた。
父親の帽子を手繰り寄せ、力なく横たわる衰弱しきった彼の視界にけたたましく破裂音を鳴らす見慣れない武器を振り回す集団が目に入る。
体温が下がっていく。力も入らない。どうしてこんな目に遭わなければならないのか?
何故この物々しい装備をした集団は自分を助けてくれないのか?
どうして自分にはこの状況を打開できる力がないのか?
自分への無力感と命の危機。そしてそんな自分自身への怒りが彼の中で何かを目覚めさせた。
手元にある父親の帽子から黒い手が伸びて彼の体を包む。まるで父親や母親に抱きしめられるような…身に覚えのある感覚だ。
自分は一人ではない──妄想か幻覚か、勇気づけられた彼は傷口を焼いて止血し、影を操って少しでも安全な場所へと逃げおおせた。
まるで戦争のような騒ぎが収まり、町が北と南で分けて呼ばれるようになったころ、再建が進んだ見慣れない街での生活の手段として盗みを働くようになる。
助け合うべき状況の中、力のあるものが弱者を搾取してより力の格差を広めている現実を目の当たりにした彼は
初めは盗みを正当化して罪悪感をかき消すためにちっぽけな正義感を振りかざした。
そんな生活を何年も続けた結果、彼は賞金首として指名手配されてしまうのだが、そのころには始めに感じていた罪悪感はとうに消えていた。
彼は戦利品を立場の弱い者へと分配しており、いつしか罪悪感の為に振り回していた正義感を自分の大義の為に振りかざすようになった。
「力があるというだけで弱い者を虐げていい理由にはならない」 でも勿論弱いものが皆善人とも限らない。
彼は必要だと感じた者へは手を差し伸べ、必要だと感じた者へは"仕事"を行い、その結果として貧民層からの絶大な支持を得ていた。
失った存在を誤魔化すために彼は毎晩娼館へいき、失った脚を補うために義足を身に着け、今日も彼は自分の大義の元に悪事を働く。
これ以上失うとしても、失うものは自分の命くらいだ。でも自分の邪魔をするなら、いくらでも失わせてやる。
どんな金庫も、どんな警備も関係ない。どれも同じだ。
ナイトキャップは自分の事を"魔法使いなのに魔法が使えない落ちこぼれ"だという。
でも彼の仕事を知る人々は口をそろえてこう言うのだそう。
彼はまるで"どんなものでも盗み出す魔法使い"だと。
トイボックスのデータベース
青い影法師!18「さるのおとし子!」
はいはいするようになってから双子はさらにはしゃぎ声とミルクのおねだりの行動がひどくなってきた。動くとお腹をすかせるから絵理香はなるべく双子をベッドから出さないようにしていた。母は家では仕事で疲れて寝ている事が多いので昼過ぎに学校から帰ってきてから夏休みのえんちょうのように双子の面倒をみることになっている。正直出したらそこら中はいはいして、壁とかで頭をぶつけてぎゃん泣きする事が毎日の週間で目に見えていたから、宿題をしながらの絵理香にとってはただうっとおしいばかりでしかなかった。
取りあえずミルクがほしそうだったので絵理香は面倒くさそうに、30分くらい早いけどさらえて1杯でからになる粉ミルクに、ポットのお湯をそそいで哺乳瓶を双子がみているベッドの目の前の床においてやった。
30分でアツアツのミルクが冷めはじめるから飲む頃にはちょうど良い温度になっているはずだけど、見せつけらる双子にとっては手に取れない哺乳瓶を前にいらだちを感じて火がついたようにぎゃん泣きするばかりだ。
絵理香は気にもせずに別の部屋で漢字の書き取りの宿題をさらさらとノートにシャープペンを走らせていた。
#青い影帽子!
#イラスト
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かざぐるま
青い影法師!15「竜巻色の空!」
なんとか夏休みも終わり絵理香は昼間は学校に行きはじめたから家で双子の面倒はしばらくおわずけ、と言う訳にもいかず夜勤疲れで眠っている母とバトンタッチな感じで引き続き家に帰ると双子のお世話をするはめになる。台所のテーブルの椅子に腰掛けて眠っていた母の楓(かえで)を絵理香は優しく後ろから肩をもむようにそっと触れた。双子が部屋で泣いていて寝られないのかとすぐわかった。はふいに驚いたように、おかえり、ほんとよく泣くわねえ〜!疲れて目の下のくまがうっすらと目立つ母に絵理香も大変だよ〜、なんてなかなか言えず双子の泣き声で毎回心の中でわきあがる竜巻を震える手に必死でこらえていた。1歩間違えたら無意識に母を絞め殺してたかもしれない。と、魂が抜けた人形のような笑みを絵理香は背後霊まるだしでつくっていた。
楓
「びっくりした?おかえり!あの子たちほんとよく泣くわね!1日全然休めなかったわ!」
絵理香
「いつも放っておけばかってに寝ちゃうんだけどね。お母さん肩めちゃくちゃこってるよ!」
双子
「おぎゃあああ〜〜〜!!」
楓
「お隣さんあれから何も言ってきたりしてない?」
絵理香
「夏休み中は夜泣きでさんざん壁ドンしてきたけど、最近何も言って来なくなっちゃったよ。その前に9月になってから息子さんほとんど来ていないっぽいよ!私は相変わらず今も寝不足だけど。」
楓
「ふう〜!5か月過ぎだから、まだまだ、これから夜泣きは本番ね〜!個人差があるんだろうけど…絵理香は偉いわ!ちゃんと嫌がらずに2人のおしめも替えたり出来て…!」
絵理香
「(私もすごく限界なんだけどね、身体にムチ打ってやっているよ!泣きさけぶあいつらに不眠で何度も殺されかかってるし…(
#^
ω^))お母さんは仕事大変?」
楓
「お陰様でね!職場は事情を話して夜勤にしてもらってるからね。夜は家より静か過ぎてそのまま寝ちゃいそう。(笑)でも、認知症の方が夜中に急に歩きはじめたりしちゃうからね!はらはらしちゃうわ。」
絵理香
「でも4月からあの子たち来て6ヶ月近くになるね!ベッド小さいのか最近立ち上がろうとばかりしてるよ!危ない気がして私がすぐに押し倒してる。それで泣いちゃうんだけど!(笑)」
楓
「(あんたは〜)そっちの方が危ないわよ!けどもう立ち上がれるなんて成長早いわ〜!生まれたのが確か4月のとうか(10日)って聞いてたわね。最近は髪も生えて来て顔つきまでしっかりしてきちゃって…」
絵理香
「お父さんに似てるかな?」
楓
「どうだろうね〜!(ため息)そろそろ出かけるわね!あとミルクの粉がもう1杯分くらいしかないみたいだからまた、間を見て買ってきてね!」
絵理香
「いつものドラッグストアでしょ!」
楓
「近いからね!この間の割り引き券まだ使えるんじゃない?1割だけど…!」
絵理香
「たぶん!粉ミルクって高いから割り引きあるとほんと助かるよね!」
楓
「確かに!(笑)」
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かざぐるま
狂い咲き!7「河原の大将!?」
頑張ってとった魚はほとんどバケツから飛び出て全滅してしまいやり場のない恨みと落ち込みで愕然としていた麻斗。大きく立ち直れないほどのため息が漏れてしまった。
だけど炎天下の下、虚ろな目で川辺に目を向けた時、なぜか沢山の魚がこちらに押し寄せているのがみえた。
麻斗はしばらく状況を疑ってしまったがすぐに理由を察した。
向こう側の川で学生たちが騒いでいたからだ。釣りをしながら爆竹するなんて、非常識過ぎるにもほどがあると思うけど、そのおかげでこちらには今、好都合の状況というわけか!
だいぶ暑さでやられてへとへとになっていた麻斗だったがこのまま手ぶらで帰っちゃうのもあじけなかったのだ。「日の光りの傾きからして、3時半をまわったころかな!」時計がなく正確な時間はわからなかったが、麻斗は意地をはり「もう少しだけねばって見よう!」と、疲れた足を持ち上げ、たもとバケツを手に川辺に走って行く。死んでしまった魚は申しわけないと思い川に戻したが、当たり前のように二度と生き返らなかった。
麻斗は向こう側にいる学生たちに見えない草に隠れた位置で、再びバシャバシャと魚を追いかけまわし始めた。結構大きなフナやコイが固まって泳いでいたけどすばしっこくて中々つかまえられない。
「ふう〜!だめだな〜!」動き回るととめどなく吹き出る汗が麻斗の体力をうばっていく。
麻斗「トイレ行きたくなってきたな!(-_-)」
日がまた少し傾き始めいつの間にか爆竹も騒ぎ声も向こう側から何も聞こえなくなっていた。もともと釣りを楽しんでいる感じじゃなかったし、する事なくなったから帰ったのかな?
と勝手に安堵の笑みを浮かべている、麻斗。
けど、
なんか向こうのトイレに行くまでしんどいし我慢できないかもしれない!(-_-;)
麻斗はそうつぶき、しばらく考え込む仕草をすると、今だけごめんなさい!(>_<)といきなり草の茂みに寄りかかってズボンのチャックを降ろしておしっこを始めた…
が!
そのタイミング悪く「おい!」と荒く太い声が麻斗に向かって飛んできた。敵意剥き出しのようなその声!
我に返った麻斗は焦るように途中でズボンをサッと上げてると、こっちに歩いてくる1人の学生が麻斗をにらみながらさらに声を荒げてきた。
学生「てめえ、何さっきからずっと調子こいて人の島、荒してくれとんだ!ボケーッ!( # ゚Д゚)」
紛れもなく麻斗に、何かといちゃもんをつけてきていた学生だった。
麻斗はやばい!Σ(゚Д゚)と思ったが強い圧におされ身体が動けなかった。
どさくさにまぎれて魚たちが固まった麻斗の足の下をくぐるように流れのある向こうへと逃げていった。
#狂い咲き!
#イラスト
#小説
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#BL
#河原
かざぐるま
普通じゃねぇから!1「風に舞い上がるセーラー服!」
なんだか急にいつも暗い話しや絵ばかりだったから思いっきり家族のドタバタコメディを描いてみたくなりました!なんとなく描いたけどこんな感じのキャラクターが浮かびました!高校1年生の小百合(さゆり)と小学3年生の悪ガキの龍太(りょうた)の姉弟です。
龍太りょうた(小3)
俺の家は年の離れた姉ちゃん小百合さゆり(高1)がいてパート勤めの母ちゃんに酒好きで女癖の悪い父ちゃんがいる。偉そうなことは言えず、そうゆう俺はちょうがつくほどのお調子者の悪ガキで、学校ではしょっちゅう、いたずらしては楽しんでるごく普通の少年盛りの人間だと思ってる。だからストレスもたまらねえお気楽人間だと思うか?けど俺にもいろいろあるわけよ!
さっきも言ったように家が貧しいのも原因かな!父ちゃんはその日暮らしのフリーでたまに日雇いの仕事に出かけるかでかけないかで、ほぼ母ちゃんのパート代のかせぎで家は持ってる感じだ!そのせいで家のほとんどのものは節約でゲームもほとんど買ってもらえねえ。ランドセルは貰い物のお古だし、来てる服もリサイクルショップやバザーや貧しい人支援とかの中古ばっかり。贅沢言えねえけど・・・!
そんでも姉ちゃんが生まれた時はまだ父ちゃんもわりと真面目に働いて家での生活も何かと安定してたみてえだ。それが、いつのまに夫婦の愛情期限が過ぎたのか俺が生まれる頃には父ちゃんも母ちゃんもほぼ毎日喧嘩が多くなって最悪な状況だったって。覚めるの早くねえか・・!(-_-;)
父ちゃんは夜も飲み歩くし、それは今にいたってもだけど!愛情不足っていうのか!?おかげで俺の頭も顔も母ちゃんのストレスで腹に栄養ぜんぜん足んなくて産みおとされたっていう、おち!満たされねえってゆうか・・・!はあ!五体満足で生まれてきてりゃ幸せじゃねえかって?まあ、そこ突っ込んでくれんなって!他人にどんなけ言いくるめられられたって、感情や幸せなんて結局、本人じゃなきゃわかんねえって、父ちゃんも酔って寝言いってる時よく聞いたが、何となく俺もその通りだな~って思った!
変な所で気が合うって、やっぱ似た者親子なのか!あんな、姉ちゃんのセーラー服姿に興奮してデレてる変態おやじと同類なんて思いたくもねえけど、俺もたまに、そんな事あったり・・!姉ちゃんのセーラー服姿まぶしいぃ~!って・・・話し戻すと、要するに姉ちゃんは結構まともな顔で生まれたのに俺って何かさえない中途半端で出来損ないな感じするって言いたかったってわけね。周りのやつらから「美女とチビザル」とか、うぜぇほどからかわれるし!それはコンプレックスって言っていいのか?(-_-;)難しいことはわかんねえけど、バカだからさ!けど、そんな俺の強い願望が神様に通じたのか、それからしばらくして俺にも家族にも人生をひっくり返すような出来事がおきたわけよ!
#普通じゃねぇから!
#イラスト
#小説
#日記
#コメディー
#姉弟
#家族ドラマ
かざぐるま
3
クロッキー100
#クロッキー
#ジェスドロ
#マンレボ
#みにまるジェスドロ
反省会・・・・・・・・・
みにまるさん配信にお邪魔。
女性のジェスドロ。円筒をとにかく意識・あと比率。
比率については直せばいいになってきたので、一回比率意識しつつも手癖で描いて、デジタルなら縮小したりずらしたり上手くやれると説得力が出たような。
一つアウトプットさせてもらった。(4枚目の絵)
・動物クロッキー
動物は大まかな形さえとってしまえば、削ったり影つけたり足したりすると大体いい感じになる。
鳥の羽のような細かいものは時間がないと無理だけど、描けると繊細に見えていいんだろうな。。。
でも動物って描けると動物ばっか描いててもイラストに充分なりえるし、需要高いし、いい感じでデフォルメ化させるのもありかも。
・・・・・・・
マンレボさん(女性のスーツコーデ)
スタイルいい人のスーツは萌えますよね。
1ミリでもスマートさ、カッコよさが出ればいいんだけど。
スーツ女子カッコよく描けたら魅力マシマシだろうな!
先にやった「円筒」の考え方が良くいかせたと思う。基本ズボン系は円筒が上手くいけばかっこいいとおもう。
・・・・・・・・・・・
(長くなってしまってすみません。以下は個人メモなので読まなくて大丈夫です。)
クロッキーはじめた時から数を気にしてなかったけど、100回以上、一日に一度30分くらいは絵に集中する時間を作って描くことが継続できたことに素直に感動しました。
クロッキーはじめてすぐに1か月くらいサボった時もあったり、クロッキー描くたびに疲れ果て何もできないときもあったくらいなんですが、「描いてきたのに描けないコンプレックス絵描き歴20ウン年」をいい加減解消したい。という気持ち一心で描いてきました。
おかげでチラホラお仕事もらったり・お声がけいただけたり。
そのたびにまだ力不足を感じるのでもっと目的をもって描いていこうと思います。問題点ばかりだからね。
(追記:クロッキーのポーズなどをポートフォリオ作成に大いに役立たせていただき、ポートフォリオや制作作品で高評価もらえたという事がありました。言っとくけどトレスとかしてないからね!)
これからもまだ描きまくらないと描けないものの方が多いので、これからもっと描けるもの増やしていけるように頑張ります!
クロッキー100回やった今からむしろスタートラインに立てた?見えた?ような?
今までの感じととくに変わりなく、練習ばかりしてもダメだし本番的な絵も投下していくこともあると思いますが、なんでもとにかく描きま~す。
めらうめ
3
いでにゃんと飼い主あず
#イデアズ
猫と青年
ここはとある不思議な生物を取り扱うショップ。魔法を使えるこのショップの陽気な店主は世界中を旅行しながら、世界でひっそりと暮らす不思議な生物と契約を交わしてこのショップを営んでいる。
この店に来る客はマニアな層もいれば、子どももやって来る。ただし、ショップの扉を開ける事ができればの話だ。取り扱っているものが魔法界にとっても貴重な生物だったりするので、店主のお眼鏡にかなった者だけがお客として入れるようになっている仕様だ。(店主曰く、詳しいことは企業秘密さ!らしい)
このショップにいる生物、例えばドラゴンの系統に近い、小さな雷を発生させるトカゲだったり、鋭い嗅覚と強靭な脚力を備えた白銀の毛並みの狼だったり、賢い知恵を持つ紅色のコブラだったり___種類は多岐に渡る。
ただこのショップで店主の次に、古株となりつつある生物がいる。
それはとても人に懐きにくく、不思議で特徴的な毛並みを持つ猫である。世にも珍しい青い毛並み……その毛はまるで炎のように燃えているのだ。この炎は猫本人が心を許した者以外がその毛並みに触れるとヤケドを負わせてしまう性質を持っていた。
この猫は嘆きの島で野良猫として生をうけ、子猫時代には、同じように青い毛並みを持つ人間の男の子に世話をされていた。しかし、その家族から不気味な生物に近づいてはいけないと男の子が咎められてしまい、行くあてなく彷徨っていたところ、店主に拾われたのだ。
猫はそう言った己の性質と過去の一件で、人と距離を置くような性格になってしまった。当の本人は「別にひとりでも充分ですし」といった態度で、今まで、お店に来た客たちが、他の生物たちを連れていく後ろ姿をずっと見送ってきた。
とある雨の日、約一ヶ月ぶりにショップの扉が開いた。店内に足を踏み入れた客は、透き通った少し癖毛気味の銀髪と、空のような青色の瞳を持つ、紳士風の青年だった。
青年は物珍しそうに辺りを見回した。店の奥から出てきた店主が話し掛ける。
「やあ、ようこそ。ここは気まぐれな扉が選んだお客様だけが入ることができる、ちょっと不思議な生き物を取り扱ったショップだよ!」
青年は感じの良い笑みを浮かべながら店内を見回しつつ、声を出した。
「これはこれは、随分と複雑な魔法が張り巡らされた場所にたどり着いたかと思えば…、ふふふっ、僕、ちょうど一緒に暮らす使い魔を探していたんですよ」
「ハハッ!君からは随分と優れた、膨大な魔力を感じるよ♪そうだねぇ……そんな君にピッタリの子がいるんだ、見てみるかい?」
陽気な店主は、なんだかんだあの古株の猫の事を気にかけていたので、今回はいいチャンスかもしれないと、内心とてもワクワクしていたのである。
tako8megane
創作の設定その2
作中のえらい人と強い人達のメモです
聖騎士達なんか仰々しい名前ついてるけど基本的には小ネタ漫画に時々出張してくるだけの変な人集団だと思って貰えれば…(適当)
あとすなぎもはアポストルではないです。ログの付録。
忘れた頃に増えるよ!
―――
アイギストス
大司教。えらい。見た目ログと同じ位に見えるけど何歳生きてることやら族で中性的な青年。
生き神と称されていて、不思議な力で人々を導いたりなんやかんやしてる。穏やかで心優しく神秘的…に見せかけといてらってやログには意地悪でだらしなくふざけた一面を見せる事もある。自称ログの親友。
アポストル
アイギストス直属の聖騎士。きっどちゃん曰く憧れてはいるけど『人間辞めてる人達』。めちゃくちゃ強かったり何かに特化している人物を集めている…けどかなた曰く「変な人しかいないよねぇ」
別の地域担当は作中に出てくるまで未定気味。
No.1 ???
いる事にはいるけど今は空席状態。
No.2 シャルル
通称シャル、雷帝。えぐい位強いお上品な佇まいの見た目少年。中身はいい歳のジジ…お兄さん。
性格はかなりキツめで高飛車。ログとは犬猿の仲だけど同時にお互い認め合ってたりしてるし息も合う。元々No.2だったシスターに今もぞっこん求愛中でシスターとログ以外のシスターの子供達には優しく甘い。その為すなぎもの事も溺愛している。カミナリお義父さん。
No.3 ロジャー
お馴染みドスケベ悪人面お兄さん。もうすぐ誕生日な25歳。
でも仕事中は真面目だしシャルが気難しくてクセありまくりだから対人関係のめんどくさいお仕事は人当たりの良いこっちに回される事が多い。かわいそう。
どーでもいいけどアポストルの中でも若い方なのにおっさん扱いされてるのは発言と嗜好がおっさん臭いから。
No.4 ジョージ(偽名)
気のいいオジサン。40代の陰陽師。
別の地域担当で滅多にログ達と顔は合わさないけど、たまに来た時は皆で飲み会してる。こっちの世界でいう日本っぽい地域に住んでてちょこちょこ和の文化を持ち込んでくれる。
チャラ男の式神を飼っている。
No.5 レジナルド
通称レジー、のっぽメガネ。29歳。
歩く図書館とか言われるめちゃくちゃ頭が良くて背が高いオタク。頭がいい分人と関わるのが苦手で無神経な発言が多いけど本人は低姿勢だし悪気はない。
いじられポジで優しくされるとすぐ人を好きになる。
No.6 キャサリン
通称キャシーちゃん。美人オネエマン。32歳。
女子力とプライドと美意識が高いけど基本的に人当たりは良くて気さく。アポストルの中でも自分をちゃんと女性扱いしてくれるログとジョージおじとアルノーがお気に入り。
訳あって別の地域から離れられないからこの位置だけど実は雷帝の人ばりに強いらしい。怖い。
No.7 ---
No.8 ピカリカ
通称ピカち、ピカ姉。底抜けに明るいギャル。21歳。
人懐っこくて素直でいい子だけど戦闘センスが抜群でいずれはシャル達を倒して下克上してやる~って言ってる。自信家で野心ギラギラでお星ピカピカなパーリーピーポー。よくこんぺいとう出して皆に配ってる。
No.9 ---
No.10 ---
No.11 サアディーヤ
通称サーちゃん。褐色巨乳な28歳。
別の地域担当だけど縁あってかなた達と行動を共にする。マウジュという使い魔の男の子を弟のように可愛がっている肝っ玉据わったあらあらうふふ系おねいさん。
No.12 アルノルト
通称アルノー、アル兄。一番の新入りな23歳。
虫使いの青年。戦闘能力は他のびっくり人間達に比べるといまいちだけど情報収集能力に優れててアポストルに選ばれた。すなぎもさんに惚れてて事ある毎にログに空の彼方に投げられている。そんなんだけど気が強くて真っ直ぐなのでログとは良い先輩後輩してる。
使い魔は光蝶のラピスちゃんとラズリちゃん。虫使いだけど普段から一緒にいる虫はこの2頭のみ。プライベートはぐうたら。元カノに「昆虫大好きとかマジで無理」と言われて振られた事をらってに暴露されたり色々とかわいそう。割と美形だし強く生きて。
#創作
#オリキャラ
#オリジナル
きりん🦒
5
ネモフィラ(ムウマ♂)
【夜の南区ほど最悪な場所はない。日中を知っていれば不気味なくらいにな。必ず静かな一帯があるんだが・・・そこは特に危険だ。理由?なんで静かなのかを考えればわかるさ】―調査帰りのMADMAM隊員
【ようやくまともな生活を送ってもらえそうで俺は嬉しいよ。本人は困惑してるみたいやけどな】‐ドミノ
【台詞サンプル】
「過剰な自信は身を滅ぼすよ。そして皆そういう時は決まって"まさか俺が"って顔をするんだ。何度も見てきた...僕としては都合がいいけどね。」
「鎖の繋ぎ目の一番弱い部分を一転集中で狙い続ければ何時かはヒビが入る。これに関して言えば、物も人も同じだよ。」
「お父さんがよく言っていた。"ネモ、命を奪う事は難しくない。相手を生物だと思った途端に難易度は跳ね上がる。頭に一発、胴に二発といった具合にシンプルに捉えればいい"って。だから感情表現が下手なだけ・・・難しいから。」
「ケーキが食べたい。お父さんもお母さんも物を作るのは得意だけど、お菓子は作れないから。」
「夜は静かで好き。静かじゃないなら、静かになるようにする。...でもこの街は何をしなくても静かでいい街だね。」
「あっちじゃ平和な時間が無くなって、悲鳴や銃声が毎日聞こえるのが当たり前。だから普通に暮らしてるこの毎日が変な感じで仕方ないんだ。なじむのに時間はかかりそうだけど...この時間は好きだよ」
年齢:15 155cm 3kg
一人称:僕 二人称:キミ ~さん、ちゃん
所属:ショートストロー
慎重な性格。感情表現が下手で表情に出ない。甘いものと可愛いものを好む。
その次に好きなのは、獲物を追い掛け回すこと。
最近は黎明の鐘への居住権を得て、ドミノからのアドバイスで兄妹で学校に通っている。その際は流石に武器は持ち込まない。
魔法=何でもできる といった認識で憧れを抱いて熱心に勉強しているが、まだ簡単な生活魔法しか使えない(瞬時に汚れをきれいにする程度)
時間軸を飛び越えて現れたドミノとマウィーレ(cirnoさん宅
https://privatter.net/p/5872687
)の息子・・・なのだが、当事者にはまだ認識が薄い。というのも姿こそ人間であれど、本来ならばタマゴグループが違うからだ。
だが良く二人に懐いている上に、二人と同じリボンを巻いているところから"そう言うならそうなんだろう"といった認識。
運動能力が非常に高く、特に聴覚と動いている獲物を捉える感覚が鋭い。父親同様に自分が優位な状況で有害因子に襲い掛かって排除し、母親譲りの決断力とそれを遂行できるだけの意思を持ち、恐怖心を制御・克服するだけの精神力を持つ上に身の危険を感じれば即座に撤退する等、父親譲りの生存能力を持つ。
例に漏れず南区の影響を受けてパワーアップしており、素早さにおいては両親を大きく上回っている。通り様にナイフで急所を切りつけるか、先ずは足などを狙い機動力を削ぐ戦い方を好む。その他にも火薬や毒などを用いる事もあり、正面切って戦うスタイルよりは暗殺者のようなスタイルを好むが、前者が苦手というわけではない。
正面切って戦うことになった際はフードを被り、仮面を着け、顔を見られないように装いを整える。
感情表現が非常に下手でどんな時も大して表情が変わらず、感情を読めるわけでもなければ両親以外には何を考えているのか分かりにくいことが多い。
誰でも分かるのはケーキ等の洋菓子を食べているときの目を細めた幸せそうな時くらいだろう。
元居た世界でも戦って生き延びる為に知識を極振りしていたのか、年上相手にも敬語を使わなかったりと常識や世間知らずなことが多く、彼の中の"普通"がハングリーすぎるせいで黎明の鐘の住民にはしばしば驚かれている。
最近では黎明の鐘で闘わなくても良い日常...いわゆる【普通の暮らし】を経験できるようになった。ハングリーな暮らしの影響でなろう系主人公のようなことをたまに言うくらいにズレているところがあるが、感情表現が少し豊かになったようだ。
トイボックスのデータベース
4
563♂/リカーム=ルーラー
「あの頃みたいに、何かに縛られて生きるのは嫌なんだよッ!」
「お前らさぁ、俺一応お前らの上司なんだけど?泣くよ?」
3000年以上生きている『精神病者(サイコシス)』の1人。該当は『死姦愛好(ネクロフィリア)』。アグリー帝国→カロス王国側。
(彼自身は死姦愛好者ではなく例えみたいなもの)
白雪の恋人、ヴェル・アルター・ソレイユ・シェヘラザードの主人、アリウム・アゾートの親友。
陽気で気さく。元葬儀屋。元はオービル国の王子だったが政権争いに巻き込まれたのが嫌で亡命した。終局根源戦争後は白雪と雪山遭難者の救助と葬儀の仕事をしている。一人称は俺、二人称はお前。
#ポケ擬
##中立国
##精神病者
##アグリー帝国
##カロス王国
##[オービル国]
智月上也
No.677 ウマノホネ
競走馬に魅せられた男の末路。とある一人の若者。ギャンブルとは無縁だったが、先輩に誘われ競馬場へ。何頭もが競い、ある時は予想通り。ある時は意外な結末。賭けるスリルもそうだが駆け抜ける馬が格好良く、足しげく通うように。勝つより負けが増えても、馬が見たい。借金は増えるばかり。返済のために女性相手に夜の世界で働き始める。器量だけは良かったため、客に貢がれても店でナンバーワンになっても稼いだ金は返済ではなく馬に貢ぐ。もう引き返せない。とにかく走る馬が見たい。いや、もう馬になりたい。もはや病的。そんな彼に突然、幸か不幸かチャンスが訪れる。仕事上、酒を煽りすぎて体を壊して若くして命を落とす。願いが通じたのか死ぬ際に奇妙な呪術士と出会い、遂に馬にしてもらった。ただし、ゾンビだが。死んだ、という事実を認めない彼らはホストと馬の骨という奇妙な組み合わせで、好きな女性ができては結婚を願うも相手の両親からは見たまんま「どこの馬の骨かわからん!」と当然ながら猛反対され、ストレスから夜中に通行人を包丁を持って追いかけ回すらしい。恐ろしいがご安心を。いわゆる都市伝説の一つである。
#イラスト
#アナログイラスト
#オリジナルキャラクター
#アクリル絵具
#モンスター
#怪物
#お化け
#馬
#ウマ
#骨
#ホスト
#都市伝説
ts198806095666
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2020年 ポケ擬 よそのこファンアートRTAまとめ(6)
ポケ擬 落書きイラスト集
twitter掲載分 よそのこファンアートRTAまとめ(12)
(2020年8月中旬~2020年11月末)
ファンアートRTAとは名ばかりの普通によその子ファンアートです。
と、このパートで一気に11月半ばまで飛ぶのですが、仕事が繁忙期で
精神的に参っていたせいかお絵かき頻度が減ってしまっていた模様です。
今年こそはもっといっぱい絵を描きたいところ…ッ
#ポケ擬
#よそのこ
##ファンアートRTA
黒野すらる
オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑪
「言ったでしょッ。私、用があるのッ!変な言い掛かりに付き合ってられないわッ!」
振り向き様に金切り声をあげる七奈美。だが阿妻は、無表情のまま…。
「このままでいいんですか?」
…と告げた。
ずっとガン見してきた阿妻だったが、今は更に七奈美の心の奥を透かして見ているような目をしている。
七奈美の動きと息が……止まった。
「山口さんは複数により、顔の形が変形するまで殴られてました。そして最後は、鎌のような形状の鋭利な刃物により刺殺されたことが分かってます」
それを聞いた七奈美の頭の中では、『あの時』の自分に向けて「逃げろッ!」と言った山口さんの顔が思い出され、ギュッと下唇を噛んだ。
「手口からして、私たちも貴女が犯人だとは思ってません。でも、貴女が真実を告げないことで犯人が見つからなかったら、山口さんの『お母さん』はこれからずっと悲しむことになるでしょうね」
「…ッッ!」
大きく見開く七奈美の目。
「先ほど落谷刑事も言っていましたが、今回の引ったくりも貴女自体を狙ったものかもしれない。身の安全は保証します。どうか協力してください」
阿妻は椅子から立ち上がると、七奈美に向かって深々と頭を下げた。
まさかの七光りお坊っちゃまの行動に、思わずギョッとする落谷。
七奈美はというと…。
「…………本当にッ? …話したら、私だけじゃなく、私の『家族』も守ってくれるッ?!」
…と言いながら、あんなにキツい顔つきが、一気に泣き出す寸前の子供のようにグシャリと崩れた。
阿妻は丁寧に「はい」と頷く。
ダムが決壊するようにワッと泣き出す七奈美。落谷は立ち上がると、七奈美を支えるようにして元の椅子に座らせた。
「約束するよ。そのための警察だからね」
そう、優しく微笑みながら言う落谷。
たぶん今まで溜めに溜め込んでいたのだろう、七奈美の目から涙が止まらたくなった。
ーー…十数分後。
ひとしきり泣いて心が落ち着いた七奈美。その顔は、初めの第一印象よりもかなり幼く見える。
そしてハンカチですする鼻を押さえながら、ポツリポツリと話始めた…。
七奈美は落谷が言ったとおり、キャバクラに働いていた。それもあまり品の良いとはいえない店だった。
「制服は仕事か?」という落谷の質問があったが、始めは確かに仕事だった。
より多くの客の指名を受けるため、店外のアフターや休みの日でも客とデートという形で接客をした。
その時には、大体今着ているような男受けする服を着ていくのだが、なかには服装などの細かい指定をしてくる客もいる。
そう。20代にもなって高校の制服を着たのは、始めはそんな経緯からだ。
ここまで聞いて、「どうしてそこまでするの?」と落谷が問う。
「お金が欲しいからに決まってるじゃないッ」
七奈美は吐き捨てるように言った。
制服は、自分が本当に高校のときに使っていたモノを着た。一緒に持っていたバッグも、当時の使っていたままの学校指定のモノだ。
落谷は民家の防犯カメラに映っていたバッグのチャームホルダーを思い出し、七奈美に気づかれないところで「やっぱりっ♪」という顔をする…。
七奈美も、いくら客の要望とはいえ「20代にもなって、こんな格好するなんて…」と憂鬱で仕方なかった。
だがそのデートの帰り、電車に一人で乗っているとき気づいた。
…周りが誰も自分を見ていないことに。
元々童顔で、それが今の仕事にはマイナスだと思っていた七奈美。だから、メークや服装で何とか色気を出そうと頑張った。
でも…。
電車の窓。外の夜の暗さが窓を鏡のようにして、制服の七奈美を映し出す。
そこには、ほとんど化粧をしないことで高校生の時とあまり変わらない自分がいた。
心が踊った。
映っている自分の口元が、どんどん上がっていった。
当時、リアル高校生だった七奈美には、青春と呼べる思い出は無かった。
小学生のとき、クズみたいな父親が借金だけ残して死んだ。母親は本業とバイトのWワークで、その借金をなんとか返済していた。
七奈美も、年頃になってから大好きな母親を助けるため、常にバイトに明け暮れた。それと同時に、より良い給料を貰える会社に就職するため、学業も頑張った。
部活なんてやる余裕なんて無かった。それどころか、友人とまともに遊んだ記憶も無い。
でもその努力が報われ、高卒でも最良な就職先に内定することができた。父親が残した借金も、あと少しで完済の目処がついた頃……母親に異変が起きる…。
仕事も家事も手つかず、ボーとする時間が増えていった。色々なことを忘れることが多くなった。
病院で診察を受けたところ………若年性アルツハイマーだと診断される。
多分、七奈美が就職を決まったことで、母の長年に渡った緊張の糸がプツッと切れたのだろう。
どんどん酷くなっていく一方の母親を残して、決まっていた就職先で働くのが難しくなった。けれど、まだ借金も返していかなければならない。
悩みに悩んだあげく七奈美が出した決断は、夜の仕事だった。
幸い七奈美は幼い顔立ちだが、容姿は悪くない。キャバクラに勤め始めて、すぐにそこそこ客がついた。
店と母親の世話で、自分を見失うぐらい目まぐるしい日々が三年続く。
そんなときに現れた、電車の窓に映る高校生と見まごうばかりの自分…。
この時には、借金のほうはなんとか返し終えていた。母親のことがあるが、金銭面だけでいえば少しは余裕ができていた。
そこから七奈美は、客とのデート以外でも制服姿で出歩くようになる。
友達とワイワイとはいかないが、この格好で街をブラブラ歩くだけで、あの時の青春を取り戻せるようで楽しかった。
なにより、本当の自分でいられた。
キャバクラという仕事上、服装も化粧も色気のある大人の女を演じてきたが、本当の七奈美は可愛い服やファンシーな小物が大好きなのだ。
それらを、制服姿でウインドショッピングするだけで幸せだった。
…が。
そんな小さな幸福も、あるときを境にまた苦痛へと一変する。
#オリジナル
#創作
#オリキャラ
#刑事
#小説
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#バディ
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#推理
#事件
神嘗 歪
4
ララバイ ムウマ♂
【どんな道を通っても、どんな回り道をしても、1日の終わりには夢って名前のメインストリートにたどり着く。わかる?あなたはわたしから逃げられないよ】ーララバイ
台詞サンプル
「どうしてこんな事をするのかって聞かれたんだけど、皆ご飯は食べないの?それだけの簡単の話なんだよ。食事を邪魔されたらどんな生物だって不機嫌になる、ましてやそれが好物ならね。そうでしょう?」
「夢の中では…そうだなあ。わたしはスイッチが入ったホットプレート、君は焼きあがるのをまってるだけのパンケーキの生地だ。わたしはキミが美味しく焼きあがるのを待ってるだけで良い」
「母親も父親も慕えるような存在じゃなかった。どちらもわたしを捨てたんだ。だからわたしはどちらも見習わない」
「確かに淫魔の血は引いているよ。でも野蛮なあいつらと違って無闇には襲わない。でもわたしだって男なんだから、接し方は考えてね。」
「一番残酷なやりかたは死ぬまで殺さない事だって聞いた。だからあなたで試すよ。もっとも、あなたの頑張り次第で死ぬか生きるかが決まる。死に方は苦しい死に方一つだけ。」
一人称:わたし 二人称:キミ あなた 呼び捨て
自分よりも格下相手なら【パンケーキちゃん】その他多少侮辱するような呼び方
年齢:不詳 成熟はしていない。 性別:男 身長145cm(角無しで135cm)
所属:なし
居住地:アンダーフット
【現在組ませていただいている関係】
同居?人:レイラさん(
https://twitter.com/mujyun0717_/status/1336969237768761344
)
数少ない夢を打ち破ったうちの一人。取り扱う魔術に興味を持たれた事によって研究の為に時折家に身を置かされているが、その能力から簡単に目を掻い潜って逃げ出してしまう。一応お世話になってはいるものの「ばば」呼びしたりと尊敬の意を見せている様子は無い。
【ダレンさん】連れ添い(
https://www.uchinokomato.me/chara/show/241226
)
他の世界から現れたところに遭遇して以来行動を共にすることが多い。野ざらしにしておくのもなんなので、確保した家に住まわせているようだ。
いわく「目のやりどころと接されかた」に困っている様子。何か特異な力を持っている事については察しているがそれだけでは狙われない理由にはならない様子。
自分の方が弱いとは思っておらず、反抗的な態度も普通に取る。
「それくらい自分でやりなさい わたしより年上のくせに」
「あのさ…キミはわたしに犯されたいの?何が狙いなの?」
「代わりに淫魔をやりなよ。わたしよりずっとお似合いだ」
「キミは自分がルールの外側に居ると思ってる節があるでしょ。前居た場所ではそうでも、ここじゃ違う」
身長:140cm 体重:5kg
夢魔と魔法使いの間に生まれた混血。夢の魔法と影を操る魔法を扱う。日が出ている間や必要以上に明るい場所ではアイマスクを着けていることもあるが、きちんと周りは見えているので問題ないらしい。
夢から夢へと転移することが可能な為、例え出口の無い箱の中に閉じ込めても
脱出できてしまう。
性的な行いをすることで生きる糧を得る種族―いわゆるサキュバスの元に生まれたのだが、性的なことへの関心は並といったところ。
その気になればするかもしれないが、その気にならなければ何もしない。
女性を夜中に襲ったり誰彼構わず孕ませるといったことはせず、淫魔呼ばわりされることをこの上なく嫌っている。
それよりもパンケーキと感情が動いた際に生じるエネルギーを好むようだ。
好きなときに食べたい感情を効率良く探し出すための手段として獲物の夢を自在に操る魔術を用い、目を付けられた者は彼の犠牲になることになる。
質量、能力、物体、彼が願ったとおりの世界になるくらいには夢の魔法の扱いに特化しているが、他は基礎レベル程度にしか扱えない。
お気に入りの夢は、逃げ回る相手をパンケーキに変えて食べてしまう夢。良質なエネルギーが得られるという。
複数の恐怖心(ぜいたく)>>>>恐怖心(美味しい)>>>>>喜び・楽しみ(まあまあ)>>>怒り=悲しみ(わざわざ選ばない) の順番に好む。
本人に自覚はないが、性的な興奮状態にある者の感情は最上級のエネルギーになる。
眠りさえすれば獲物認定されるので、相手が何者であろうと関係なく平等に狙うのだが、力試しを兼ねて魔法使いやその関係者、異端な力を取り扱う者を狙う傾向にある。それゆえ、有名な賞金稼ぎや腕利きのMADMAM兵士、ウィッチノーズに被害が多く見られる。一度や二度負けた程度では諦めずに襲ってくるようだ。
眠るときに枕元に新鮮なパンケーキを置いておけば獲物にならないだろう。普通に生活をしていればそんなことはないだろうが。
質の高い感情を食べ続けると角が赤い光を放ち、最大限に力を振るえる状態になる。この状態なら寝ていなくても強制的に夢の世界に連れ込むことが出来るようになってしまうため、現実世界でも危険な存在になり得る。ただし純粋な睡眠とは違うためか、それほど長時間は続かないようだ。
多数の人物の夢を繋ぎ合わせて同じ世界に放り込むことも可能であるが、どこまでの規模で繋げられるのかは不明。何人も同じ夢に送り込まれた場合は、相当彼が贅沢をしたいということ。感情を効率的に集めるため、その場合はもしかしたら助かるかもしれないという希望がある事が殆ど。ただし脱出できる事例は稀。食べたい感情が満ちている場所に居ればその日の犠牲は出ない。
自在に夢の世界を操るその性質上彼を打ちのめすのは難しい。もしも貴方が【彼の作り出した世界を上書きできるほど魔法に精通している】なら、夢の世界で天狗になっている彼を打ちのめすことが出来るだろう。
そんな彼に最も通用する弱点は"外部からの夢食い"。
もしも彼を怒らせてしまうと巨大な夢の迷路に送られてしまい、自力で脱出することは非常に困難になる。その間は眠り続けることになり、起きる為には脱出しなければならない。どれくらい機嫌を損ねたかにも依るが、かかる日数は運が良ければ数日、悪ければ数週間、最悪そのまま衰弱して死に至るケースも存在する。
ごく稀にだが、見ている夢があまりに幸せすぎる夢であるがゆえに起きないケースも存在する。この場合はもっとタチが悪く、帰りたいと自分で望むか、第三者が同じ夢に潜り込んで引きずり出さない限り起きることは無い。
彼の仕業で引き起こされる眠り続ける現象を【魔女の子守唄】という病として街では認知されている。
彼は、何よりも夢では得られない愛情に飢えている。
【彼を怒らせる行動リスト】
▪淫魔よばわりする
▪全ての夢に対して反応が薄い
▪食事の邪魔をする
【経歴】
魔女と夢魔の間に生まれたララバイは、どちらの種族を基準に見ても曖昧なまま育った。インキュバスのように女性を孕ませて眷属を増やすこともしなければ、魔法使いといわれて思い浮かぶような薬を作ることも、魔法を振るうことも無く、彼はただ「普通」に暮らすことを望んだ。
しかし、母親には望まずして産み落とされ、忌み子として彼を見る周りの目がそれを許さなかった。容姿こそ母親に似て愛らしいものだったが、彼を見るや否や多くの者は彼に石を投げつけ、夜に出歩く彼を見れば「孕まされる」と一目散に逃げ出されるようになると、彼は自分の世界にこもるようになった。
夜に眠って見る夢だけが、唯一自由が許される空間であった。
夢の中では何もかもが自由だ。世界が自分を自由にさせないなら、自分から自由な世界を手繰り寄せるために夢を利用しようと考えた。
母親譲りの魔力が身体に流れていることは彼にとっては幸いなことだが、街の住民にとっては不幸であっただろう。この日をきっかけに、街中では眠ったまま目を覚まさない人々が少しずつ現れ始めた。
毎晩のように眠っている者の夢に入り込んでは夢の改竄を引き起こし、力関係が自分にとって圧倒的に有利だと確信した頃、お腹が満たされるまで拷問によって苦痛を与え続け、自分へ不当な扱いをした者を次々と夢の中に閉じ込めていったのだ。街の住民の5割が目を覚まさなくなった頃には前例の無い症状に医者達は頭を抱え、眠ることを恐れた住民達は次々と身体を壊し、活気のあった街は陰鬱とした雰囲気に変わった。
夢の中では自分を縛ることが出来る者は居なかったが、彼の所業に誰よりも早く気がついたのは母親であった。止めるように叱責されたが彼は聞く耳を持たず、逃げるようにその夜も夢から夢へと飛び移り、やがて今まで見た中でもぐちゃぐちゃな夢の中にたどり着いた。居心地が悪く感じたララバイは夢から脱出したが、周りは深い霧に覆われた見慣れない森の中だった。
それと同時期にトイボックスの街に、眠ったまま目を覚まさない者が現れ始める。人々はその病を「魔女の子守唄」と名づけた。
トイボックスのデータベース
小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑦
「っ♪」
そして今、落谷は澤木課長の命令どおり、新人刑事・阿妻と引ったくりの被害者が手当てを受けている病院に来ている。
乗ってきた車を駐車場に停めると、鼻歌まじりで人差し指にかかった車のキーをグルグル回しながら入口から受付に向かう。
建物内は、ここら辺では一番大きな総合病院の午前中とあって、来ている患者が多い。そして平日だけあって、待合所に座っている人々は年寄り率が高い。
「どうも-っ♪ここに、引ったくりで怪我した二人が来ているって聞いたんだけど、どこに行けば会えるかなっ?」
内容に反して、落谷の軽いノリに不信がる受付の女性。落谷はそんな反応に慣れているのか、すぐにジャケットの内ポケットから警察手帳を出して、自分の顔と手帳内の写真の顔を照らし合わせて見せた。
ニコッと笑う落谷。手帳を見せても、それでも受付の女性の信用度は78%と微妙な上昇で停滞してしまう。
すると急に訝しがっていた受付の女性の表情が、「あっ」という口の開きとともに一変する。
「んっ?」と思った落谷は、女性の視線を辿るように振り向いた。
「落谷刑事ですよね?初めまして、阿妻 陽向(あづま ひなた)です」
受付の女性に聞こえるように、やけに「刑事」のところを強調した言い方。そして、目の前で深々と下げた頭がゆっくり上がる。
そこには眼鏡と猫のようなつり目が視野に飛び込んできた。
(……澤木課長に聞いた話だと、確か25才だよな?)
落谷は直立な姿勢の阿妻に歩み寄りながら、あからさまに品定めをするように頭の先から足の先にかけて視線を動かす。
だが阿妻はそれに動じることなく、落谷の返事をジッと待っているようだった。
その顔は落谷が疑問符を浮かべるほど童顔。十代だって言っても信じてしまいそうなほどだ。
髪は色素の薄いブラウン。動きでフワフワ揺れるほどのカールがかっている。仕事上、染めることもパーマをかけることも基本御法度なので、たぶん地毛なんだろう。
服装は、シャツとパンツが黒。形よく絞められたネクタイは麦藁色。ここまではキッチリしているのだが、何故か羽織っているのはオーバーサイズのクリーム色のカーディガン。これが更に幼さに拍車をかける。
人のこと言えない落谷だが、服装だけいえば阿妻も刑事には見えない。
けれど落谷と全く違うのは、その雰囲気。
強く結ばれた口元に、ピッと伸びた姿勢。顔も減点が見つからないほど、洗練され整っている。
一言でいえば、誰もが阿妻に持つ第一印象は「生真面目そう」だ。片や落谷は、何もかもが浮草のようにユルユル過ぎる。
そんなユルユル落谷は「ん"~~…」と唸りながら、
上下に動かしていた視線を阿妻の顔の正面で止めた。その整った顔の右頬には5cm × 5cmほどのガーゼが貼られている。
カーディガンの袖から見える左手にも、白い包帯が微かに見える。
服も汚れが目立ち、たぶん引ったくりともみ合ったときに全部負ったものなのだろう。
ここでやっと落谷の口が開く。
その第一声が…。
「……陽向というより日陰じゃね?」
これが小野塚だったら絶対にドデカい怒りマークが点灯し、澤木課長が「要らんことを…」と苦笑いする事例だ。
が、阿妻はピクリとも表情を変えず…。
「はい。よく言われます」
…と言った。
声色にも不快や初対面の緊張とかは感じられず、若人特有の感情の揺らぎが無い。
落谷の戯言を肯定するのもなんだが、「陽向」の名前からくる暖かみを感じられない。どちらかというと、波の無い冷たい湖面…といったイメージだ。
(これが『七光り』で『元悪ガキ』…ねぇ?)
落谷は、阿妻の顔を覗き込む姿勢から状態を伸ばし、一歩引いた。
「いきなり、ゴメンっ♪ゴメンっ♪君が『阿妻官房長の息子さん』?」
「はい」
(……反応無しかぁ)
「いいなーぁ。お父さんが偉い人だと、色々と得することも多いでしょ?」
「得かどうかは分かりませんが、父の親しい方々には良くしてもらってます」
(…スゴいな~ぁ。自分で『七光り』のコネを、有効活用しちゃってますって言っちゃってるよ、この子っ)
それでいて落谷の頭半分低いところから見上げる阿妻の目には、上位に立つ優越感といったものも一切無い。
「俺も、ヒナちゃんのお父様の恩恵にあやかりたいものだよっ」
両手を胸の前で開いて、軽口を続ける落谷。ここで初めて、阿妻の表情が微かにピクッと反応した。
「………『ヒナちゃん』?」
「おっ?」と思いながらも落谷は続ける。
「うん。陽向だからヒナちゃんっ。それに刑事になりたてだって聞いたから、ヒヨコでヒナちゃんっ」
今までジッと落谷を見ていた阿妻の目が、斜め下に流れる。
「……………恩恵のほうは、落谷さんには不必要ではないですか?」
「えっ?何でっ?」
小首を傾げる落谷。
「昇進とか興味無いでしょ?貴方を動かす原動力は、ただの『正義感』ですよね」
「プ…っ!」
新人らしからぬ阿妻の言葉に、思わず噴いてしまった落谷。刑事ではあるが、『正義感』なんて自分には程遠い言葉だろう。
「ククク…ッ。ヒナちゃんてば表情筋死んでるのに、言うことは面白いねっ」
そう言うと落谷は阿妻の横に回りこんで、馴れ馴れしく肩に腕を回して体を揺さぶる。
「それもよく言われます。あと、負傷しているところが痛いです」
「あっ、ゴメン」
ハッと離れる落谷。阿妻は左腕をカーディガンの上から擦った。
「少なくとも昇進目的で仕事をしているのなら、上の命令を無視して、警視庁が追っている犯罪組織【ブラッディ・ヴィーナス】のドラッグ製造工場を単身で潰したりしないでしょ?」
ここでまた横に立つ落谷の顔をジッと見上げる阿妻。
落谷は「ヴッ」と唸る。
阿妻が言っているのは、約半年前。落谷たちの署管轄内で、大量殺人が起きたことから始まる。
ここではそこまでの経緯の説明を省くが、最終的にその殺人には犯罪組織【ブラッディ・ヴィーナス】のドラッグ製造工場が関係していることが判った。
落谷はそれを阿妻が言ったとおり、警視庁からの制止を振り切って一人で潰してしまったのだ。
いくら落谷でも、この後の責任問題に発展するのは覚悟した。でも不思議なことに、澤木課長含めた多数の上司にコッテリお説教食らったぐらいで、後は大したお咎めは無かった。
「まあ、日頃の行いが良かったんだろうっ♪」と、一課の部屋で呟いた落谷に、周りの人間は全員「それは絶対に無いッ!」と心のなかで叫んだものだ。
「……ヒナちゃんてば、よく知ってるねー。」
なんとも言えない顔で阿妻を見返す落谷。
「はい。これから組むバディの人となりを知るのも仕事の一環と思い、事前に澤木課長から落谷さんの資料をいただきました」
それを聞いた落谷は、勢いよく阿妻がいる側とは反対方向を向く。
(やっぱ澤木さんッ。初めからヒナちゃんと組ませる気だったじゃないかよッ。それも要らんことまで教えてッ)
ここにはいない澤木課長に向かって、口を尖らす落谷。でもすぐに顔を戻し「まっ、いいや」と投げた。
「で、澤木課長に聞いたんだけど「引ったくりにあった被害者が、今回の殺人事件に関係している」って、進言したんだって?」
「はい」
「その心は?」
「引ったくりの被害者に会っていただいてからお話します」
そう言うと阿妻は受付の女性に「お世話になりました」とばかりに軽く一礼をし、方向を変えると落谷に「こちらに」と促して歩き始める。
頭を下げられた受付の女性は阿妻の紳士的な対応に頬をうっすら桃色に染めた。が、次に落谷が「じゃねー♪」とチャラく片手を振ると、一気に冷めたようにゲンナリとした。
どうやらこの受付の女性の好みは、誠実な男性のようだ。
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神嘗 歪
3
★429 ♂ トゥイーク
「最高の結果を出したいなら好きな事をやることだ。世界が崩壊した今道徳や倫理は意味を成さない。残ったのは最高の遊び場と僕の好きな仕事だ。」-トゥイーク
【こいつのせいで純金にもそれほど価値があるように思えなくなった】ー燈
【台詞サンプル】
「僕にとって宝石や貴金属なんか大して役に立たない。でもまぁ、人を動かすのには役立つ、例えば金塊をお小遣いに人を攫ってくるとかね。」
「人の価値はその人が何をできるかで決まる。だから僕はこの研究を選んだ。間違っているというなら、僕を頼る人が多いのは何でだろうね?」
「良心に囚われていれば技術には限界がある。それが僕と君の一番の違いで、君をただの技術者たらしめている原因なのさ」
「悪いね、人のいじくり方は分かっても、接し方は分からないんだ」
【関係】
研究仲間であり貴重な被検体
タニシさん宅 マリアちゃん
https://twitter.com/zakotanisi2/status/1430759317838319617?t=qlX3cXTrugOGv0kvWTUfaQ&s=19
★429 ♂
一人称:僕 二人称:君、さん
身長:170cm 体重:50kg
てれやな性格。 20歳相当。
元UG637所属。
所在地:無人商業施設の地下(南区)
研究熱心な錬金術師。
食事を忘れるほどに錬金術の研究に没頭することも多く、周りからは気味悪がられることも少なくない。
トイボックスに溢れるムゲンダイエナジーと錬金術を組み合わせることで物質の構成を書き換えてしまうことが出来るほか、十分な素材さえあれば死者をも蘇らせることが出来るまでに達した。
薬草や木の実をすりつぶした物に∞エナジーを混ぜ込んだ手製の煙草を好んで吸っている。
UG637に流通する通貨が独自通貨になったことと関わりがあるとの噂。
普段から抽出したムゲンダイエナジーを抽出、液体化したものを試験管に入れて携帯しているが、彼以外が取り扱うのは非常に危険な代物。
「盗んだ人は皆残念なことになったよ」と彼は言う。
どうなったのかと聞かれればいろんな図を想像するだろうが、恐らくはその全部に該当するだろう。
一時期はその危険性から賞金首に指定されるも【何度殺しても次の日には平気で話しかけてくる】【殺して数時間後に帰宅したら先に自宅に居た】との報告が相次ぎ、その気になれば返り討ちにされるとの危険を感じた機関の判断により、唯一賞金首指名の解除という異例の措置を執られた。
研究熱心だがその成果にのみ関心を示し、被検体が死亡してしまった場合すら"死亡した事実"よりも"実験が上手く行かなかった事"について悔やむ等、道徳心に欠けた部分が散見される。
死ぬ事を恐れておらず、南区にも平気で出入りする。
研究に没頭するあまりに人付き合いが下手で、とりわけ異性に対しての免疫がなく目を合わせて話せない。
ケーキが好物。
やっていることの内容が内容だけに燈が黙っていなさそうだが、止めても無駄だし止められないとのことでお咎めは無かった。
【経歴】
外界出身の錬金術師。素材を集めている最中にこの街に飲み込まれた。
満ち溢れるエネルギー、見知らぬ技術、摩訶不思議な魔法、隔絶された区域、巨大な地下市場。彼にわきあがる感情は恐怖よりも、好奇心が遥かに上回った。見知らぬ物ばかりのこの街そのものが、彼を次のステージへと駆り立てた。崩壊した世界では既存の秩序はひっくり返り、道徳は残されておらず、絶好の遊び場であった。
彼は地下市場で魔術とこの街で生き抜く術を学び、錬金術やエネルギーを組み合わせることで物質の構成を自在に操作する方法を編み出すことに成功した。
石ころから金を、砂からダイヤモンドを生み出していったが、飽くなき彼の探究心は生物へ向いた。一時的に強力な増強作用をもたらす薬品に始まり、恐怖心を麻痺させる違法な薬品が地下市場に出回るまでに時間は掛からなかった。
初めは副作用があまりに強すぎる不良品揃いだったが、品質の改良にする実験台には困ることがなかった。もし実験台に困っても、自分の身を実験台にすることを躊躇うことはなかった。
名を馳せてくると南区に身を隠そうと彼の成果物を求めた賞金首達が彼の元を訪れては、高額な報酬を支払う代わりに進んで実験台になり、ある者は死に、ある物は束の間の脅威となり、ある者は無事に行方を眩ませることに成功したが、彼にとっては実験の結果こそが重要であり"顧客"の行く末よりは、普段は無頓着なはずの昼ごはんに何を食べるかを考える方がずっと重要であった。
ある日、南区を訪れていた彼は実験の成果を文字通り叩きつけられることになる。容量を超えた薬を服用したことによる副作用で我を失った実験台の一撃が彼に炸裂し、攻撃を受けた腹部からは止めどなく血が流れ出る。誰が見てももう助からないのは明らかな状態だった。
【これほどのものを生み出せたのか】―そんな中ですら、彼は生命の灯火が消えるその最期の瞬間ですら恐怖よりも自分の成果物への喜びが上回っていた。
鼓動は弱まり、体温も失われていく・・・不思議と満足感に満たされながら意識を手放した彼の時間はそこで永遠に止まった。
――はずだった。
彼は数時間後に目を覚ます。ここは天国か地獄か、どちらだろうか?
口の中に広がる鉄の味を感じながら体を起こす。
倒れる前に見た景色と同じ景色、傷一つ無い体。腹部周りが血で染まった服。
攻撃を受けたはずの腹部を中心に血のあとが広がり、その部位だけ服が破れている事が意味するのは、彼が蘇ったと言うことに他ならなかった。
彼が接種した成果物は彼に第二の命を与えたのである。彼の最高傑作は【命】であった。死を乗り越えた彼に限界も恐れるものもなかった。
勿論その度に苦痛はともなうが、彼の好奇心を満たせるだけのやり残している物事の量を考えれば、ひとときの苦痛など些細な問題である。
限界を超えた彼の目には死体も道端の石ころも同等にしか映らない。
平然と今も街を闊歩する彼が"少なくとも"一度死んだという事実を知る者は少しずつ増えている。
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【ペイント】即席の触媒が起こした奇跡【代理投稿】
害獣会の誰も全くやっていない大人気ソーシャルゲーム『FGO』より、
同ゲーム内でもかなりの人気を誇る"キングハサン"こと"山の翁 初代ハサン・サッバーハ"になります。
こちらはTwitterに居た頃の創設者がペイントを用いて約20分程度で仕上げた作品であり、少し感動できるかもしれないエピソードのある作品でもあります。
当時、『FGO』に手を出していなかった創設者は周囲のFGOブームに精神を病みつつも『FGOやってないアピール』を持ちネタにする、流れてきたFGOネタに乗っかるなどしてブームに乗ろうとしては失敗するという日々を過ごしていました。
そんなある日、創設者は当時親しかったフォロワーの方がこの"山の翁"を求めて課金を繰り返すも気配すら感じられず苦しんでいるのを見かけました。
『苦しむフォロワーの為に何かできないものか』と思い立った創設者は、ソーシャルゲーム界隈に伝わる『欲しいキャラクターの絵を描いてガチャを回せば望みが叶う』というスラングを思い出します(こうして描かれた絵を、特にFGO界隈では作中の用語に準えて『触媒』と呼ぶそうです)。
彼はそこから『他人が描いても効果があるのでは?』また『話題性に乗っかれば売名ができるのでは?』と考え行動を起こしました。
即座にペイントを立ち上げ、有志のファンアートを参考に自力で"山の翁"のイラストを仕上げ、祈りのツイートと共にTwitterへ投稿したのです。
ここからが奇跡の始まりでした。それを見ていた件の方は、藁にも縋る思いでか創設者のイラストが添付されたツイートをお気に入り登録。
そして明くる日。早朝、その方はゲームを立ち上げ"山の翁"を求めガチャを回し……見事に引き当てたのです。
これに大喜びした件の方はその様子をすぐにタイムラインで報告し、大勢の方から祝福の言葉を頂いたと聞いています。
他ならぬ創設者もまた件の方の快挙を祝いました。『おめでとうございます。苦労が報われましたね』と。
するとその方は創設者に言いました。『あなたの触媒があったお陰ですよ、ありがとうございます』
その言葉に創設者は心打たれ、感化されてFGOのプレイを始め……てはいませんが、彼に曰く『あの時ほどネット上で他人の役に立てたことは私の人生でもそうないだろう』との事。
今現在FGO界隈がどうなっているのか、彼は全く知らないようですが『願わくば理不尽なガチャの被害に遭い不本意な浪費を強いられるような、そんな方が増えないことを切実に願っている』と言っていました。
#FGO
#Fate
#Fate/Grand
Order
#キングハサン
#ペイント
八幡ヤマブキ@害獣会
オリジナル小説「深海の天秤」一章・ファーストインパクトの挿絵①
オリジナル小説「深海の天秤」の文章
「あれ?今日じゃなかったか、あの例の『七光り』が俺らの一課に来るの?」
デスクが並ぶ捜査一係の部屋。二十人近いスーツ姿の厳つい男たちが今日の捜査会議が終わり、慌ただしく捜査に出るための準備をしている。その中の一人が思い出したかのように声を上げた。
「『七光り』…ああ、官房長の息子かぁ。何だーぁ、初日から重役出勤か-ぁ?!」
声を上げた男の隣が、部屋の柱に掛けてある置時計を睨んで言った。不規則な刑事の仕事上、あってないような仕事開始時間だが、その時間を一時間以上過ぎている。
それを皮切りに周囲の四人ほどが混じって、まだ見ぬ官房長の息子への不平不満が漏れ始めた。
「つーうか、なんでキャリアのボンボンがこんな地方の警察署に来るんだ?パパのお膝元でヌクヌクと机の前に座っていればいいだろッ。どうせ目を瞑ってたって昇進するんだから」
確かに同じ関東エリアではあるが、男たちの職場は東京の喧騒にはほど遠い。
「反対に父親の目が届かないから、コッチに来たんじゃないのか?偉いパパの真下だと、手へ抜けねぇからなぁ」
それを聞いていた内一人が…
「なんかそれだけじゃないらしいぞ。……噂だが」
語尾を小さくしながら、口角の片方を吊り上げて周囲に向かって手招きをする。どうやらここからは、もっとディープな話になるみたいだ。
話に加わっていない周りの刑事たちも、聞き込みをする刑事の性か「馬鹿馬鹿しい」と思いながらも耳をそばだてている。
その中には、刑事にしては一人だけ長Tにシャケットというラフな格好の落谷も自分のデスクでパソコンに視線を向けたままで聞いていた。
「その『七光り』、実は養子らしんだ。だが養子ってぇのも表向きで、官房長が外に作った子で、本妻に子供ができなかったから引き取ったって。そんな生い立ちだからか、昔はかなりの悪ガキで、いくつも警察沙汰を起こして全部親父にモミ消してもらったらしい」
聞いていた全員の表情が一気に歪む。
「はぁっ?何でそんなヤツが刑事になってんだよッ!」
「親父のコネを使えば人生も仕事も楽勝と思ってんだろ、そのバカ息子は」
「親父の方も、そんな恥さらしを近くに置きたくなかったんじゃないか?だから一旦地方に飛ばした…とか」
どんどん沸騰する噂話。聞いていた落谷は、パソコンから視線をズラすことなく小さな溜め息をつく。
どこで仕入れたネタか知らないが、憶測ばかりで聞くに絶えない。真実を追いかけて事件を解決しなければいけないはずの刑事とは思えない内容だ。
とは言え、そんな同僚の幼い思考をたしなめる…なーぁんてしちめんどくさいこと、これぽっちもする気は無い。
そういうことは真っ当な人間がすればいい。そう、人徳のある捜査ー課の課長、澤木などが適任だろう。
そう思っている落谷の目の前を、巌のような体つきに、大仏様のような顔を乗せた澤木課長が横切った。
向かった先は案の定、汚水のような噂を垂れ流している部下のところだ。
「お前たち、まだ捜査に行かないのか?」
声がしたとたん、部下たちは驚いて座っていた椅子から跳ね上がる。
気配を消して近づく。澤木課長の得意技だ。話に夢中になっていた奴らは、真後ろで声を掛けられるまで気づかなかった。
その様子にたまらず失笑する周囲。
「いえ…ッ。今、行こうと…」
噂をしていた一人が、しどろもどろに言い訳をする。その様子はまるで、担任に怒られている生徒のようだ。
だがそこは小ズルい大人。別の一人が話の矛先を変えようと澤木課長に質問を投げた。
「あ…あのッ。今日来るはずだった新人はどうしたのですか?」
新人の遅刻。いくら警察庁の御偉いさんの息子とはいえ、初日からの問題行動に澤木課長も頭を痛めているはずだ。
澤木課長がそのことを嘆くにせよ、庇うにせよ、「課長も苦労が絶えませんね」と同調の一つでもみせれば問題をすり替えただけでなく、周囲に自分たちが喋っていた噂の信憑性が高まる。まだ見ぬ甘ったれ七光りの心象を最大限まで悪くすることで、自分たちを正当化することができる。
そんな見え見えの小細工を落谷は半笑いを浮かべ「さて、どう返ってくるかな」と見物していた。
けれど澤木課長からの返答は、その場にいた全員が思っていたものとはまったく別のものだった。
「ああ。阿妻ならさっき連絡があって、今病院にいる」
まさかの展開に噂していた者たちは沈黙。代わりに近くにいた捜査一課唯一の女性、小野塚が犬の尾っぽのような一つ縛りの黒髪を揺らしながら聞く。
「病院…というと、何かの病気ですか?それとも事故?」
澤木課長は首を横に振るう。
「いや、事件だ。」
「ッ!?」
「事件」という言葉に、室内にいた刑事たちが一斉にザワつく。そのなかで澤木課長は話を続けた。
「阿妻は署に向かっている途中で、複数の男による引ったくりの現場に遭遇したそうだ。そこで阿妻は犯人を捕まえようともみ合いになり、身体の数ヶ所を負傷。被害者の女性も、そのとき犯人たちに突き飛ばされて横転。犯人たちはその場から逃走したそうだ。今、二人とも近くの病院で手当を受けている」
「それで新人…阿妻の容態は?」
「大丈夫、軽傷だ。歩行もできる。」
ホッと胸を撫で下ろす小野塚。
犯人を取り逃がしたことは残念だが、複数の犯人相手に立ち向かっていったことは新人の刑事として称賛に値する。そしてこのことで、例の噂は腐食されたどころか七光り阿妻の心象は180度一変した。
「阿妻みたいな正義感溢れる有望な新人が、この課に入って来てくれたことは喜ばしいことだな」
元々細い目を更に細めて笑う澤木課長。
噂を流した男たちは、周囲からの白い目にいたたまれなくなって「そ、それじゃあ俺たち、捜査に向かいます…」と子声で発っしながら、すごすごと部屋を出ていった。
それを見て他の刑事たちも我に返ったように準備を進め、次々と各捜査に向かうべく退室し始める。
そんななか、まだ部屋にいた落谷の背筋に嫌な予感がゾワッと走った。
見なきゃいいのに、嫌な予感がする方向に顔を向ける。……すると澤木課長が、先ほどより更に仏のような慈悲の笑みで此方を見ていた。
(………ヤバい)
落谷は「何も見ませんでした」といった澄ました顔をユックリと戻し、デスクから立ち上がると出口に向かって歩き出そうとする。
そんな落谷の背後から…
「落谷。ちょっといいか?」
澤木課長の声が肩を叩く。
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神嘗 歪
【トレス】サケて通れぬ運命の始まり【代理投稿】
創設者から投稿要請の連絡がなかった為どうしたのかと思っておりました所、
『どうせならGALLERIA用に新作を仕上げたかったが何もできず、連絡する気になれなかった。待たせてすまない。過去作で悪いが一先ずこれを投稿しておいて欲しい』と、こちらの作品を頂きました。
小学館様より刊行された写真集『[新世界]透明標本2』より、
塩焼きや寿司ネタでお馴染みサケの透明標本になります。
創設者曰くこの作品は、忘れ難い経緯で生まれた作品なのだそうです。
当時Pixivに在籍していた創設者は、小説とフリーツールによって作った画像を軸に活動しており、本人曰く『絵を描くことを諦めていた』そうです。
そんなスタンスで居た彼はある時、一人の絵描き様から『絵を描くんだ』と強い口調で言われたのだそうです。
創設者はその絵描き様を相手に過去トラブルを起こしており、素晴らしいイラストを描かれる天才と崇める一方深い罪悪感も感じていたそうで、
そんな方から『絵を描け』と言われた以上逃げることはできないと一念発起、
深夜のコンビニエンスストアで買ってきたシャープペンシルとルーズリーフで必死に模写したのがこのサケの透明標本なのだとか。
結局この作品は件の絵描き様の目に留まる事もないまま創設者はPixivから逃げ出したそうですが、当時仲の良かった方々からの評判は中々のものだったそうで……
あの頃に頂いた声援を糧に彼は今もトレスを続けているのだと、私は勝手にそう考察しています。
因みに当人曰く『当時付き合いのあった絵描きは皆ヒト型のものを描くタイプばかりだったから、ネタのつもりでサケの透明標本を選んだ』そうですが、皆様はこのチョイスどう思われるでしょうか?
是非コメントでご意見・ご感想など頂けると幸いです。
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八幡ヤマブキ@害獣会
メガジュペッタ♀ ゼノ
"カバンに仕舞われた瞬間、大体は【人】からただの【荷物】になる。文字通りお仕舞いだな"―UG637の売り手
【台詞サンプル】
「アンタ良い目してるね!アタイの目と交換しない?・・・あぁそうか、普通は取り外せないもんな」
「時間を無駄にさせないで。運び屋を探している人は他にももっと居るんだからな」
「はぁ!?こんな傷だらけの死体なんざ不衛生で運べないよ、他をあたりな!」
「痛々しい見た目をしてるって言われるけど、人によってはこれが魅力的に見えるんだ。」
年齢:???
一人称:アタイ 二人称:呼び捨て アンタ
イタズラが好き。陽気な性格。
元はUG637に所属していたが、今はどの組織にも属さない運び屋。
魂が宿った愛用のキャリーバッグで、かつては死体や薬物、拉致された人をメインに運んでいたようだ。巨大な口のような構造をしている上に意思も持っており、"有機物であれば彼女が制止しない限り跡形も無く飲み込んでしまう"事が確認されている。
彼女が取り出さない限りは脱出出来ず、唯一助け出された住民は「まるで体内のようだった」と話したという。
イタズラでカバンをけしかけることもたまに有るようでタチが悪い。
飲み込めるサイズのものならどんな物でも、いくらでも収納が可能だ。
ただし、不衛生なものの輸送は金額に関係なく受け付けない。
依頼はそこそこに舞い込んでいたが、依頼をこなして得られる通貨を使用できる場所がUG637内で限定的であったために表市場で活動し始めた。
仕事の内容が内容だけに狙われることも多かったようで、未だに服のいたるところに暗器を忍ばせている。
今は普通の配達をしていることが殆どだが、高額な支払いであれば危険な代物も請け負ってくれる・・・ただし、現金支払いに限る。
「先に金額を支払いさえすれば中身を聞いてこない」という仕事ぶりが表裏問わず評価されている。
この街が形成される最中の大戦争で犠牲になったとある住民の魂が死体に宿ったことで産まれた。死体なので痛覚が存在しない。
顔のジッパーを開くと暫く動けなくなってしまう弱点を持つが、開いた者はその強力な呪いのエネルギーに身を晒すことになる。
自分を飾り付けることを好み、普通の人がピアスを付けるくらいの感覚で気に入った身体の部位があれば彼女が自分に縫い付けることがあり、その多くはうっかりキャリーバッグに食べられた者から選り好みされたものだ。
噂では、彼女のオリジナルの身体の部位は殆ど無いとされている。
トイボックスのデータベース
3
222♀/アルモグ=ミカイ
「…私があなたをどれだけ嫌いだったとしても、あなたが私を助けてくれた事実は変わらないから…ありがとう。」
「お兄ちゃんは心配しすぎなんだって…だからぁ…そやさかいしつこいって言うてるやないか!人の話聞いてや!」
コルノの妹。
ずっとカラルに執着されていた根源到達戦争参加者。戦争にかける願いは「束縛されずに生きること」。根源到達戦争にて因縁のカラルと対峙するが、乱入したダーインスレイヴによってカラルが刺されて戦闘は中断。刺されたカラルをポケモンセンターに運び込んだ。その後は彼と和解し、彼の気持ちを受け入れることにしたらしい。普段はアローラで暮らし観光ガイドの仕事をしているが、実家はジョウトにあり、色違いの工芸職人の兄コルノがいる。現在はアローラでの昼夜反転現象やUBの出現を受けて、アステール家一同とジョウトの実家で暮らしている。普段は標準語を話すが素に戻ると方言が出る。小さい頃からいじめっ子を逆にボコしてきたので腕っ節が強い。一人称は私(わたし)・ウチ、二人称はあなた。
#ポケ擬
##根源到達戦争
##アルケーの民
智月上也
青い影法師!5「夜泣きの赤子!」
絵理香
「母たちが離婚してからいろいろあったけどベビーベッドとかは母が以前結婚前働いていた保育園に事情を話して運良く使っていない古いベッドを譲ってもらえる事になった。双子にはちょっと小さい気がしたから、この子たち別にダンボールでもよかったんじゃない?と泣きさけぶ双子を横目につい思ったりしちゃう。だけどこの子たち本当にやかましい!どんなけ笑顔で抱いてもほとんど1日中泣いちゃってお手上げ状態!しばらく一緒に暮らせば愛情がわくかもって何気に思ったりもしてたけど逆に日に日に苛立ちがつのって笑顔のしびれがきれるばかりだ。母は最近、近くで募集していた新しい介護老人ホームにパートに行くようになった。だから夏休みに入ってからは私がほぼ家にいて教えられたオムツやミルクのお世話をほとんどしてる感じだけどこの子たちは全然なついてくれる様子もない。それ以前にちっともかわいくない。2人とも豚鼻してて父にも全然似てない気がする。まあ、赤ちゃんだから仕方ないのかもだけど…!(-_-)だからついミルクを飲んでいる時とかわざと途中で取り上げちゃったりして赤ちゃんが困る顔をみるのが私の小さな楽しみになってる。ちゃんとしつけないとね!❤(^_-)-☆」
#青い影帽子!
#イラスト
#小説
#日記
#ホラー
かざぐるま
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夢オムエア新刊「DO NOT」サンプル
★2020/07/27開催ymcsオンラインオンリー「夢に恋するオムライス」さま合わせのエア新刊サンプル+既刊通販の御案内です。
夢オムさん開催ありがとうございます&おめでとうございます!!
★【エア新刊】
「DO NOT」(サンプル版) ■ A6文庫判/小説12P+α/¥0
JACKお稽古期間拓崚本、の、サンプル版です。
12月下旬ころ実体化予定で進行中。
雰囲気ダイジェストカット+本編1章サンプル+おまけの時系列資料&あとがきセット。
お仕事・お稽古パートがメインのためCP要素は控えめですが、ナチュラルに我が家の拓崚世界線です。
アッツいジェネとアッツい拓崚は、好きですか?
★【その他インフォメーション】
■各種既刊通販:BOOTH
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(全年齢~R15・R18作品あり/BOOTHにてゾーニング設定済)
■おたよりフォーム
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燃(萌)え語り等々、お気軽にポチっとしていただけましたら小躍りして喜びます(´˘`*)
あとエア新刊サンプルがあんまりにも拓崚成分薄いので「漢字一文字」お題(「夏」「光」など)もこそっと受け付けております。よろしければどうぞ~!(消化は後日ツイッター上にて)
>>07/27イベント後追記:一文字お題ありがとうございました!
ツイッターのお題箱経由でいただいたもの、確認させていただいてます^^*
楽しく書かせていただきますので今しばらくお待ちくださいませ…!
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##Takuma*Ryosuke
なっぱ(ふたば)▪️通販BOOTH
雨上がりくノ一〜シェルブール〜
この仕事は、人と接触しない最たるものだと思っている。
下忍の頃は同期や先輩について仕事を共にこなすのだが、中忍になってからは単独行動が多い。
中にはコンビやトリオで活動する者もいるのだが、私は時々相方と組むだけ。
それも招集がかかった時だけなので、蓮霧とは仕事よりもプライベートで会う方が多かったりする。
それもこんなご時世なので最近は人づてにお互いの近況を報告するばかり。
・・・聞いた話、カエル君達と楽器の演奏会に興じているとか。
仲が良いんだか悪いんだか。
まあ、あまり決めつけないようにしよう。
前はプライベートで図書館に行って、不思議の国のアリスを読んだりしていたのだが、何だか出かけるのも億劫になってしまった。
最近の雨続きの気候もその理由の1つなのかもしれない。
それならアウトドア派からインドア派に切り替えよっ♪という事で、部屋の掃除をしたり筋トレをしたりして家での時間を増やし、それなりに充実した毎日を送ったりしている。
観葉植物でも買おうかな・・・レオンとかつけたりして。
コンテンツが充実しているので、サブスクリプションで映画も最近見放題だ。
最新の映画は少し高いけれど、少し前に流行った映画ならタダ同然に観られる。
私が生まれる前の古い映画もね。
「モーナミー♪」
「ジュテ〜ム♪」
『シェルブールの雨傘』という全編登場人物が歌うフランス映画を最近観たのだが、
いやあ・・・たまらんですなあ。
「たまらんですなあ」なんて普段使わないのだが、
あまりにも自分好みの映画だったもので、こんなセリフを使ってしまった。
恋人が戦争に行ってしまって、新たな恋を大事にしなさいと娘に諭す母親。
あなたが恋を忘れられないのは、
『若いからよ』。
そうよね、きっと一時の激情も未練も時が解決してくれるんだわ。
でも、でも!
「モ〜ナム〜」
「ジュテ〜ム!ジュテ〜ム!」
高らかな歌い声の中に悲しさが満ち満ちている。
本当にあの恋は、こんな形で終わってしまったの!?
あんなにお互い想いあったのに!
観ながらそんな事をずっと考えたりなんかして・・・。
嗚呼・・・素敵。
映画の中のように、外は雨模様。
季節は夏、梅雨の時期がここまでズレるとは思わなかったけど、朝観た天気予報ではもうすぐ雨続きの日々も終わるらしい。
それはとっても良い事。
でも今だけ、今だけは。
雨上がるまでは、映画の世界にいさせて。
#くノ一
#蓮華
#オリジナル
#シェルブールの雨傘
#イラスト
#illustration
玉本秋人
2
オセロ(ムウマージ♂)
"交わした契約はちゃんと守れ。奴にチップを恵みたいのなら話は別だがね。"――燈
【台詞サンプル】
「やあ、ご注文はなんだい?うちのコーヒーには自信があるんだ。美味しくて寿命が縮むくらいにね!何?冗談に聞こえないって?冗談のつもりで言ってないよ」
「当たり前だし分かっていると思うんだけど、契約は絶対に破らないようにね。自殺願望があるわけでもなければ、狙われたくないでしょ?」
「君は美味しそうだ!綺麗に死んでもらおうかな!」
「南で任務に当たっていたら武装した市民を間違えて撃っちゃってね。急に飛び出してきたからビックリしてやったんだけど、お前はクビだ~って!酷いと思わない?」
「新しいお仕事は島に蔓延る虫を追い払うこと!今の所そんな話はあまり聴いていないし、ないほうが良いけどね。」
年齢:22程度 性別:♂
一人称:ボク 二人称:~さん 貴方 呼び捨て (仕事中はネメシスは店長呼び)
居住区:黎明の鐘 役職:スペード
所属:元UG637 ノンフィクションズ 無邪気な性格。
迫害された魔女の血が染みた絵本から飛び出した本の住民。
マッドマムを不名誉除隊された経歴を持っており、その後数少ない暗殺者としてこの街で暗躍していたのだが、彼の野望でもあった魔法都市が具現化した現在はUG637から脱退し、島の警備に重しを置くようになった。
普段はフランチェスカのカフェで働いているが、もしもの事があれば現場にすっ飛んで行き自体の対処にあたる。暗殺家業に長く浸かっていたことに加えて相手も相手だったのでカンが鋭く、怪しいかどうかは"匂い"で分かるという。
事実、具現化当初にドサクサに紛れて島に侵入した不届き者を数人排除している。
もしも怪しいと思える人が居るのなら、カフェで働くオセロに【オセロに一杯】と描いた紙と、その対象の写真を添えて手渡そう。
もしも正しければ、彼から後日謝礼が届くだろう。もし違った場合でも「そんなこともある」程度で済ませてくれる。
血染めの本の影響であるヘマトフィリア(血液嗜好症)は治らず、少量の血液を入れたコーヒーを特に好む点においては特に変わりがない。印の制度の関係から気楽に暗殺をするわけにもいかなくなったので、彼が処分した異分子は彼が持ち去っていくことが多い。
出動の際は銃を仕込んだ仕込み杖を愛用し、毒・呪いを込めた超小型の弾を飛ばす手口を用いる。発砲音も聞こえない為周辺住民を不安にさせることもない…というのは建前で、実際は仕留めた獲物を無駄なくいただく為の手法。
杖を使った近接格闘も卒なくこなす。
もしも彼が眼帯を取ってじっと見つめてきたら興味をもたれた証拠だ。
たちの悪いことに右目は常に黒い眼差しが発動している。
トイボックスのデータベース
紅しょうが姉さんと。
『やろうか』
『まだ早いか』、
少々悩んでいる。
「千景姉さん、おはようございます!」
「ご苦労さまです、千景姉さん!」
楽屋に入るなり、
見たことの無い2人に挨拶をされた。
1人はメガネ、もう1人は髪がボサボサの切れ目の男子。
「バカヤロ、初めて会うんだから名前を言いやがれ」
阪神タイガースのキャップと着物姿。
そして近くにくると香ってくるおでん出汁の匂い。
辛子家おでん兄さんである。
となるとこの2人は・・・。
「失礼しました!辛子家じゃがいもです!」
「辛子家いかぼーるです!」
メガネがじゃがいもで、ボサボサがいかぼーるか。新しく入った兄さんの弟子2人、なかなか真面目そうである。
本日は我々が所属する芸談協会の定例寄席。
スタッフカードを首に下げた関係者が通路でバタバタしている。
最近オンライン上で寄席演芸の人気が急上昇中という事で、演芸チャンネル運営会社に我々芸談協会の面々もガッツリと協力する運びとなったのだ。
『オンライン上での公開生中継!あなたのお家が寄席になります♪』
という事で、やり直しの利かない一発勝負である。
収録は2日あり、今日は初日。
明日2日目は頭取や鶴々先生、ほくほく亭じゃがばたあ師匠、山椒斎こ粒大先生と、協会の大幹部が一同に集結する。
アプリでも視聴できますので、良かったらダウンロードしてくださいね♪
楽屋入り。
私が脱いだ履物をいかぼーる君がすぐに整えてくれた。
悪いなあ、なんか。
お礼を言おうとしたら、逆に深々とお辞儀され、じゃがいも君と2人で楽屋から出ていった。
前座の時分はやる事が沢山あるからね、懐かしいな。
私のように歳の近いスタッフと浅草の人気スイーツの話で盛り上がっていたら、出番の先輩を呼び出すのを忘れて大目玉を喰らった、なんて事のないように気をつけて欲しい。
畳の楽屋。
奥には今にも死にそうな顔のいも太郎兄さん(体調は良さそう)と、紅しょうが姉さんが机に肘をついて大きなビンを眺めていた。
山椒斎(さんしょうさい)紅しょうが姉さんは、真打講談師になって10年の人。
年齢は聞いた事はないが、
「人間(じんかん)50年って、そのぐらいが生きるにはちょうど良いかしらね、色々ともう疲れたわ」
と以前お酒の席でつぶやいていたので、何となくぼやけた数字が頭に浮かぶ。
主に江戸時代の遊女や、吉原を舞台にした話。
怪談物だと『妲己のお百』など、女性が噺の肝となる読み物を得意とする人だ。
姉さんの講談は男性ファンが多い。
美しくも怪しい江戸の遊女に惑わされた後は、姉さんのサイン会には目もくれずに帰っていくのだ。
ため息をついているので擬音にするとスススっと、姉さんの横に座りビンの中を覗きこんだ。
大きなビンはハブ酒だった。
黄色く濁った酒の中に、大きなハブが沈んでいる。
ほほお、これはこれは・・・、こんなに間近にハブを眺めるのは初めてかもしれない。
身を乗り出してもっと良く眺める。
そんな私に横目で気づいた姉さん。
おっと、挨拶を忘れていた。
「姉さん、おはようございます」
「飲む?頂きもの」
「飲めません、未成年ですので」
コレは姉さんが仕掛けるちょっとした「試し」である。
相手が未成年と知ってて、酒やタバコをやるかを敢えて聞いてくるのだ。
今のように挨拶がてらいきなり聞いてくる事もあれば、楽しく話が盛り上がった所で間髪入れず聞いてきたりする。
仮に未成年でコッソリやってしまっている人の場合、不意打ちで
「やります」
「"今日は"結構です」
などと答えてしまう場合があるのだ。
「ビール専門です」とクールに答えた若造もいたとか。
ソレを師匠や先輩、時には頭取に報告する事で協会の秩序を保つという、姉さんの燃えるような正義感からくる言動である。
ちなみに念を押すが、私は今の所本当にやっていない。
勇ましいなあ!
ハブ酒のハブに目を戻すと、何とも厳かな形相をしていた事に気づいた。
確か、ハブ酒を作る際には生きたままのハブをビンに入れ、焼酎などを注ぐと聞いた事がある。
酒の中でハブがもがけばもがくほど、美味しいダシが取れると言うのだ。
飲めないが、以前おでん兄さんが美味い美味いと言ってたから、味を想像したりして羨ましいとは思った。
ただ、ハブ酒の味を想像したりするのはもちろん人間側の事であり、当のハブにとって正に今際の際である。
さぞかし苦しみ、あるいは我々を睨みつけて死んだのだろうと思っていたのだが、このハブはまるで眠りについたかのように静かに佇んているようだった。
きっと酒を注ぎ込まれた瞬間、いやもしかしたらもっと早く、それこそ野生の大地を元気に這っていた所を捕らえられた時だったのかもしれない。
早々に己の運命を悟り、見苦しく足掻くのは却ってハブの恥と想い、堂々と
『我はハブ酒なり!』
と言って昇天したのではないだろうか?
それくらい堂々とした死に姿だ。
このハブ酒の銘柄は「は武士(ぶし)」、
うむ!名前に偽りはなし!
まるで忠臣蔵の主人公、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)の魂が乗り移ったかのようである。
「忠臣蔵にしよう」
ハブを見ていてインスピレーションが湧き起こる感覚を私は覚えた。
実は今日来る前に悩んでいた事として、最近覚えた赤穂浪士伝を高座に掛けようか迷っていたのだ。
その中でも大石内蔵助が出てくる、
『大石東下り(おおいしあずまくだり)』
という、忠臣蔵の噺の中でも取り分け面白い部分がある。
仇討ちを果たすため、京から江戸へと向かう大石内蔵助達赤穂浪士。
ちなみに、江戸時代の地図では今では言う西の方角が北側となっていたため、東は南側だから「下る」と言うわけだ。
道中、垣見左内(かきみさない)という近衛兵の親玉みたいな人が待ち構えている。
大石さん、よりによってこの垣見左内に対して、
「私が本物の垣見左内です、通してくれ」
と言う。
「ふざけた奴だ!」
と刀を取ろうする左内だったが、
『大石内蔵助 行年(享年)四五』
という奉書を見つけた瞬間、この方は亡き忠君への義のため、命をかけて江戸の吉良邸に討ち入りに行くのだなと悟る。
そして何と本物であるにも関わらず、
「私が偽物でした」
と言い、左内は大石さん達赤穂浪士を通す・・・という筋である。
噺の筋は覚え稽古を重ねたのだが、やはり人前で大石内蔵助を演じるとなるとハードルが高いなあと思って、高座にかける事に足踏みしていたのだが、今日演る事にしよう。
仮に不評だったとしても、批判も自らの不出来も飲み込めば良いじゃないか。
それは苦しい事かもしれないが、酒が口に入り命が絶たれたハブほどの苦しさではないだろう。
まさかハブを眺めた事で、今悩んでいる事に対する光明が見え肝が据わるとは思わなかった。
視線に気づいて顔を上げると、紅しょうが姉さんと目があった。
「何十年も演るもんなんだから、難しかろうが大ネタだろうが早い方が良いよ」
そして姉さんの黒目はまた私から離れていった。
まさか私のためにハブ酒を持ち込んで・・・。
・・・私も弟子を取ったら、
さり気なくこういう事ができる人になりたいな。
「千景姉さん、お願いします!」
じゃがいも君が入り口から現れて私を呼んだ。
演る噺は決まった・・・、このハブのように勇ましく行くとしよう。
「いっちょカマしてこい!」
いも太郎兄さんと話し込んでいたおでん兄さんが威勢良く私に声をかけてくれた。
いも太郎兄さんは・・・えーと、うつむきながら何やらブツブツと。
確か今日のトリだったな。
目に怪しい光を宿しながら、両手を刀に見立て何やらズブリズブリと言っている。
『お富与三郎』でもやるつもりかな?
あんな暗い噺をオンライン中継のトリに・・・、まあいいか。
通路に出て振り向くと、片手にハブ酒を抱えた姉さんが手を振ってくれていた。
そんな姉さんに
「お先に勉強させて頂きます」
と頭を下げると、
私はじゃがいも君といかぼーる君に案内され、小劇場の袖へと向かったのだった。
(6月某日)
#講談
#舞波千景
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#illustration
#山椒斎紅しょうが
#ハブ酒
玉本秋人
昔々の寒中お見舞い(笑)
寅年だからトラロープって、安直~★
前回の日本陸軍描いた後から、
仕事で疲れ果てて、
ほとんど絵を描かなくなっていく時期に、
突入していったなぁ。
さて、試しで予約投稿してみた。
どうかなぁ?
#過去絵を晒す
#妄想空自
#オリジナル
#オリキャラ
#マウス塗り
#グリーティング
ささ・K
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