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作品 - お 仕 事 中 に 。

 : 159件
  • 蓮華(れんげ)〜くノ一露出事情〜3月21日、春分の日。
    相方と池袋にプラネタリウムを見に行った。

    「水族館も行く?中で猫耳つけたら魚が食べたくなるか試してよ」

    茶化しているのだろうが、正直面白い発想だなと思った。

    そういえば渋谷で、全裸の女性が走っていて保護されたというニュースを見て、まさかウチの先輩がと思った。
    どうやら違ったみたい。

    我々くノ一は、組織に入ると先輩や装束を作る人から
    「お前はコレ!」
    と装束を渡されて、それを必ず着るのが不文律となっている。

    装束が選ばれる基準は、まあ、色々私達の体型などを見ての判断だろう。

    くノ一界隈、主に肌の露出の多い装束を着ている者達の悩みとして、敵が自分達を見ても最近何とも思わなくなり、果たしてこんな如何わしい服をわざわざ着る必要があるのかという事を、割と真剣に話し合っている。

    「探せば無修正がネットで簡単に手に入るこの時代!こんな服着て闘ったって、相手はもう歯牙にも掛けないし、夜歩いてたらお巡りさんに、自ら職務質問してくれって言っているようなものですよ!」

    先輩のくノ一がそう嘆いていた。
    先日、敵の中華系マフィアと対峙した際、自分の出で立ちに、さぞかし相手はときめくだろうと思っていたら、問答無用で青龍刀で切りかかられた事がショックだったみたい。

    「もっと刺激的な格好にしましょう!昔、漫画で顔だけ隠して体は全裸というキャラクターがいましたが、あれは我々の未来を予見していたのかもしれませんね!」

    そう言ってたのでついに実行しちゃったのかなあって。
    早まらなくて良かった。

    私は特に何も思わない。
    確か、最初は躊躇した記憶もあるけれど、仕事着だと思って毎日着ていたら慣れたし、頭に諜報道具として猫耳渡された時も、周りのみんなが真剣な顔で見ていたから、コレをつけて任務に当たるのが当たり前と思い、これまたすぐに順応した。

    敵がこちらの格好に慣れたように、それが普通の事と思えば人って慣れる生き物なんだと思う。

    という事は、
    「顔は誰も知らないけれど、体はみんな知っている」
    のあの状態になっちゃう日が、いつか来るのかも。

    いやいや、さすがにアレはちょっと。

    ・・・そうなったとしても、そのうち慣れるのかな?

    「それで敵も同じように慣れると。着るの辞めた方が良いんじゃないの?私みたいにハナから露出の少ないヤツ供給された身としては、堂々巡りだと思うよ」

    私の相方、蓮霧(れんぶ)がそう言った。

    #くノ一  #蓮華
    #イラスト  #illustration
    玉本秋人
  • 昨年(2019)のバカンス中、ユリアンさん昨年の8月にバカンス入れされて無事のんびりできているユリアン閣下であります。
    (ーとはいえ、静かでゆっくりできる環境下で気ままに仕事をされていたんですがそれは…(好きにお過ごしになってるから、お好きなようにさせて差し上げろ)

    今年もバカンス時期に近付いてきましたねぇ!
    また問題なくバカンスへ入って戴けるように致しますんで。



    #ストリートファイター #ユリアン #StreetFighter #urien
    Kawana
  • 2小説表紙『月光の朱き花は彼岸の下で口付けを小説『月光の朱き花は彼岸の下で口付けを』著・蜜柑大福さん
    https://estar.jp/novels/25632474

    小説表紙描かせて頂きました。


    ******

    手を伸ばして指に力を入れて握りしめてもかすりもしない。

    そのまま風にさらわれるように花が何処かに飛んでいってしまった。

    それがとても寂しくて悲しくて、小さく繋がれた手をぎゅっと握りしめた。

    その約束は空に浮かぶ花のように、海に沈む泡のように……消えていった。


    ――――

    「黄泉の国って知ってるか?夜中の午前0時に鏡の前に立つと死んだ人間が手招きして引きずり込むんだとよ」

    「…なんだそれ、都市伝説か?」

    「怖くないのかよー」

    つまらなさそうに唇を尖らせている水季に微笑む。

    水季は怖がりで信じやすいくせに怖い話が好きでよく俺に聞かせてくれる。

    俺は実際に見て体験した事以外は信じない性格だから作り話として楽しませてもらっている。

    水季の事をバカにしているわけではない、むしろ幽霊がいるなら会いたい。

    俺を育ててくれた老夫婦と、両親に……会いたい。

    いつもそう願っていても会った事がないからもう諦めている。

    **

    いつもは感じないものを感じる、とても嫌な予感がする…またアイツが暴れているのか。

    再びため息を吐き、今日の仕事は終わったから屋敷の中にひまりと一緒に帰る。

    ひまりはなにか変だと気付いたようだが、原因が分からずそわそわと周りを見渡して落ち着かない。

    このにおいは酷く嫌悪する嫌いなもので、眉を寄せた。

    「人間のにおいがする」



    *****
    小説お借りしています。


    #オリジナル #創作 #オリキャラ #ファンタジー #BL  #異世界
    朔羽ゆき
  • 3【TOYBOX:CS】ペタルデス&ハロウトイボックス

    【奴らについての情報は少ないのに、奴らが仕留めた賞金首はやたらと多い。もはや"何でも屋"なんかじゃなくて"賞金稼ぎ"じゃないか?】

    世界観:TOYBOX【https://galleria.emotionflow.com/79674/511327.html】にお邪魔しているキャラクターです。

    2021.8.27〜 UG637より脱退

    異世界出身の何でも屋兼賞金稼ぎ。目撃情報は少なく居住地も不明。
    行動範囲は広いが、2人を見つけたいことならまだインクの乾いていない蝶と花のグラフィティを探すといい。すぐそこをぶらついているだろう。
    合法・非合法は問わないが、金にものを言わせる・無闇に他人を傷付けるものは嫌うなどある程度ポリシーに沿った依頼しか受けつけない。相手の警戒心さえ利用した騙し討ちや計画性を持って罠に嵌める戦術が得意であり、対人戦にめっぽう強いためか何でも屋をする一方で賞金稼ぎとして名を上げている。依頼を受けての仕事はボディガードとしての活躍が多い。
    彼女らが捕まえた賞金首や喧嘩をふっかけ負けた者達には、必ずと言っていいほどなかなか落ちないインクで蝶と花の落書きがされている。

    元々UG637に売り手として所属していたが、【メディエーション】のホスト・ベクターが燈によって指名手配されたことを受けて脱退。相変わらず何でも屋としても働くが、賞金稼ぎとしての活動に重石を置き始めた。敵対関係が続く限り、今後UG637に現れることはないだろう。
    「面倒事になる前におさらばさせていただきましたよ!ワタクシどものポリシーにそぐわない事に加担するのはごめんですゆえ!」



    ペタルデス(Mzyうpえっtあ♀)
    おくびょう/かんがえごとがおおい

    一人称:ワタクシ・ワタシ
    二人称:アナタ、〜さん

    「にゃはは!人を騙していいのは騙される覚悟がある方のみですぞぉ!」
    「"これは自分たちの獲物"ぉ?知りませぬな、こういうのは早い者勝ちですぞ!ワタクシどもが先に狩っただけの話でありますゆえ敗北者はお帰りくださいませ〜!!」
    「ンー?ワタクシ"見逃してやる"なんて一言も言っていませんぞ?にゃははははは、ワタクシに捕まった時点で運の尽きというわけでございますなぁ!」

    「…誰も信じるな、とは言いませんけど。信じるものは選んだ方がいいですよ。ワタシからの忠告です」
    「女二人組だからとナメていたでしょう?そういった慢心を持った輩はワタシ達の格好の餌なのですよ」
    「恩人に、お互いに優しくあって欲しいと言われました。……ワタシも、むやみやたらと人を傷付けるのには疲れましたから」

    ハロウと共に行動する眼帯の女性。
    素は臆病で物静かな常識人であるものの、他人を信じず常に警戒状態を保っているため、日常的に"他人と敵対する事を恐れない大胆な悪人"を演じている。
    素に戻る事は少ないが、子供の前では振り回されても怒らず遊び相手になるなど穏やかな一面も。

    慎重で疑い深いためゴーストダイブで背後を取る、状態異常で相手を鈍らせる等の戦法を好み正面切っての戦いを嫌う。
    ただし腕っ節はそれなりに強く、複数人を一人で相手するのに苦しまない程度の実力はある。
    普段使用している大きな投げナイフはエネルギーを奪い、それをいやしのはどうとして出せる特殊な石を加工して武器にしたもの。みねうちの効果がありとどめを刺すことはできないようになっている。投げて攻撃することは少なく、握ったまま短剣のような扱いをすることが多い。
    服の中にいくつか暗器を隠し持っているほか、ゴーストダイブの空間を利用しライフルや刀、爆弾などを必要な時に取り出せるようにしてあるなど扱う武器は多彩。彼女の使う鬼火は蝶の形であり、相手を火傷にする他、武器に纏わせたり爆弾の着火などに使用される。
    元々は特殊なインクを戦闘に使用していたが、残り少なくなってきたため使用頻度は減っている。代用品はあるが戦闘中に使う余裕がないらしい。

    後天的なオッドアイであり、眼帯をしている目は光に弱く視力が年々下がっている。暗所であればそれなりに見えるらしい。
    酒に非常に弱く、酒気だけで酔いそうになるほど。酒を飲んでしまうと泣き上戸になり本音を隠せなくなってしまうため絶対に飲もうとしない。



    ハロウ(rいーfいあ♀)
    ずぶとい/こうきしんがつよい

    一人称:わたし
    二人称:誰かさん、呼び捨て

    「よく分からないままペタルに流されるままやってる気もするけど!いつものことだし、なんだかんだ楽しければ良いよね!」
    「ハロ〜ハロ〜のハロウでーすっ!誰かさんだあれ?出会いは偶然?必然?それとも依頼?まあまあまずはお話ししようよ、ね!」
    「残念でしたー、囮だよ!こんな夜中に女の子が一人で出歩いてる時点で疑わなきゃダメだよ〜?まあわたし大人だけどね!身長低いだけで!身長低いだけで!!」

    「んー?知らないよー、誰かさんが先に悪いことしたんでしょ?自業自得だからしょうがないよね?生死与奪権はこっちにあるよね?ね!じゃあバイバイグッバ〜イ!」
    「わたしが生き残りたいのって楽しく自由に生きたいからなんだ〜!誰かにこき使われて掟に縛られるのってつまんないでしょ?だからペタルみたいにある程度好きにさせてくれる人のところにいるのがやっぱり一番だね!」

    ペタルデスと共に行動する小柄の少女(成人済み)。
    彼女の相棒を自称するが、保身の為ならペタルデスを差し置いた敗走も逃亡も厭わないとも明言している。
    よく言えば人懐っこく、悪く言えばなれなれしい超の付く鋼メンタルとポジティブの持ち主。ただし自分のことしか考えない・相手の気持ちが分からない等、サイコパスじみた言動が目立つ。本人曰く"優しくなるために頑張っている最中"。
    ハイテンションな言動とは裏腹に冷静に立ち回るのが得意。精神攻撃や情に訴えるものは彼女に何の意味もなさない。

    すばしっこく身のこなしは軽やかだが、身体は小さく力は弱いため戦闘は苦手。囮として動くほか、味方を強化する技の効果を持つ道具や逆に相手の能力を下げるトラップなどでペタルデスのサポートをし、直接的な戦闘はほとんど彼女に任せっきりにしている。
    普段使用しているナイフはエネルギーを奪い、それをいやしのはどうとして出せる特殊な石を加工して武器にしたもの。みねうちの効果がありとどめを刺すことはできないようになっている。
    元々は特殊なインクを戦闘に使用していたが、残り少なくなってきたため現在はどくどくの効果のみがある代用品のインクを使っている。

    本当は他者の感情変化に敏感であり相手の気持ちを察するのが非常に得意なのだが、彼女はなぜ相手がそう思ったのかを理解することができず、共感することがない。
    ペタルデスを保身の為いつでも裏切る気でいるというのは本心からの言葉ではあるが、同調圧力や抑圧された環境に強い苦手意識を持っている一方で自分が一人で生き残れるほど強くないことに自覚があるため、この先彼女の相棒という立場を捨てる可能性は低いだろう。
    こわらじ
  • 2[TOYBOX:CS]アイザック・L・アイゼンハワー【アイゼンハワー専務は、トイボックスの人々のより良い暮らしを考えています。そのために南区を安全な地域にするべく、我々[MADMAM]は南区の奪還に向け日々作戦を続けています】――マッドマム広報部発行・社員紹介パンフレットより
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    シャンティさん【https://galleria.emotionflow.com/79674/gallery.html】のポケ擬世界観、「トイボックス」【https://galleria.emotionflow.com/79674/511327.html】に参加させていただくキャラクターです。
    ぶっちゃけ悪役ポジションで考えたキャラクターです。
    MADMAMの経営陣の中でも危ない思想を持った感じの人という感じで作らせていただきました。
    今後物語の中でいろいろと茶々を入れてくると思います。

    【所属組織】
    民間軍事会社MADMAM
    https://galleria.emotionflow.com/79674/535091.html


    以下は設定文です。

    --------------------------------
    役職:取締役専務
    本名:アイザック"アイク"・レオポルド・アイゼンハワー(Isaac "Ike" Leopold Eisenhower)
    性格:冷静 / 考え事が多い
    出身:トイボックスセル
    種族:蔭帝励怨♂

    「私はトイボックスの住人が安心して暮らしていける社会を作ることを第一としている。社員の皆、私に協力してくれたまえ」
    「メビウス社長、アナタの手を煩わせるまでもありません。アナタの代わりにこの私が"トイボックス"をより良い世界へと作り変えます」
    「ついに時は来た。"アレ"を使って【南区】のゴミどもを浄化する。【南区浄化作戦】開始だ」

    民間軍事会社[MADMAM]の経営陣の一人で、創設にも関わっている人物。役職は取締役専務。
    また【南区】の奪還に関する作戦や、イーストシェードからの武器調達の責任者でもある。
    トイボックス世界が形成されたころに発生した戦争でメビウス社長に命を救わており、その頃から彼のことを心から敬愛している。

    表向きにはトイボックスの住人達の生活を第一に考えており、そのため【北区】の巡回や【南区】の奪還、装備の増強に力を注いでいるが、
    裏では文字通り【南区】を浄化するという苛烈な思想に取りつかれており、南区の住人たちをゴミや害虫同然に見下している。

    上述の戦争において、後の【南区】の住人たちの狂気を垣間見たことが彼の思想に影響を与えており、メビウス社長の考える"トイボックス世界の平和"と彼の思う"平和"は乖離が起きているようだ。
    「命を無駄にしない」社長に対し、彼は「命を無駄にする/しようとする」人物である。
    彼の目指す"平和"のために、彼の思想に共感する社員たちを中心とした直属部隊を配下に置いており、独自に何らかの"計画"を推し進めているようだ。

    また、右腕は鉄砲を仕込んだ義手となっており、有事の際には「狙い撃ち」で指先から水の弾丸を撃ち出す。

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    アイゼンハワー直属部隊【ストレイ・チルドレン】

    アイゼンハワー直属の私設部隊。死亡扱いの十数名の社員で構成されている。
    全員黒ずくめの戦闘服を着用しており、MADMAMのロゴの白黒を反転させた部隊章が彼らのトレードマークである。
    隊員のコールサインは「ストレイ・〇〇」。アイゼンハワーは「ストレイ・ゼロ」のコールサインを使用する。
    【南区】での任務が主であり、MADMAM本部が関与しない非公式作戦に従事している。

    --------------------------------

    #ポケ擬 ##設定集 ##TOYBOX
    黒野すらる
  • 番凩 ##二次創作

    【MEIKO・KAITO】番凩【オリジナル】
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm4794708
    ↑こちらの動画のお二人です。
    2016年くらいに描きました。

    この時はたまたま描きたい気分になったんですけど、仕事してPは楽曲だけならずイラストも美しくて動画見てるだけでお腹いっぱいに満たされるのであんまり自分で描きたいってなれず……割と貴重なファンアート。

    テトテッドで楽曲をカバーしてテトテッドの絵を描く方が自分の中の需要と供給が噛み合うので描きやすいという。笑

    #VOCALOID
    #KAITO
    #MEIKO
    あきひか
  • 6[TOYBOX:CS]エイギル・ソーン【奴は絶対に人前ではあの気味の悪いマスクを脱がない。それがクソ暑い夏日だったとしてもだ】――[MADMAM]社員
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    シャンティさん【https://galleria.emotionflow.com/79674/gallery.html】のポケ擬世界観、「トイボックス」【https://galleria.emotionflow.com/79674/511327.html】に参加させていただくキャラクターです。
    バラクラバの似合うpkmnは誰だ?というところからこやつの構想が生まれました。
    あんぽんたんなやつですが、トイボックスの治安を守るため、傭兵として頑張ってもらいます。

    【所属組織】
    民間軍事会社MADMAM
    https://galleria.emotionflow.com/79674/535091.html

    みみずくさん宅のシノちゃん【https://galleria.emotionflow.com/87914/535797.html】とはチームメイト。

    作中の海賊放送[メディエーション]で彼のことを取り上げてもらいました。
    https://www.youtube.com/watch?v=_P0tV92duMo

    以下は設定文です。

    --------------------------------

    コードネーム:[ブギーマン]
    本名:エイギル・ソーン(Aegil Thone)
    性格:能天気 / 少しお調子者
    出身:ウェストサイドセル
    種族:亜擬瑠打亜♂

    「【北区】での仕事は楽でいいねぇ。だって定時まで歩いてるだけで金もらえるしな」
    「このまま何も事件とか起きねーといいな~。俺痛いの嫌だし」

    民間軍事会社[MADMAM]に所属する新人兵士。
    目立つデザインのバラクラバが特徴であり、彼を一目見れば誰もが頭に残るであろう。
    しかし、このバラクラバは人前では外したがらず、理由を聞いてもはぐらかされてしまう。
    素顔を見られたくない理由は不明だが、親交を深めると理由を話してくれるかもしれない。

    また、いたって能天気な性格であり、MADMAMに就職したのも「金払いがいいから」らしい。
    勤務態度もまじめとはいいがたく、巡回中に音楽を聴いたり「メディエーション」のラジオ放送を聞いていたりするようだ。
    そのせいで定時連絡をすっぽかすこともあり、彼の上司は常に頭を抱えているという。
    音楽ジャンルは「ブギ」が好き。

    #ポケ擬 ##設定集 ##TOYBOX
    黒野すらる
  • 関門橋ゲートの航空水先人突如空飛ぶ陸地が現れた世界で新たに生まれた職業”航空水先人”海上しか移動できない空島は海峡で混雑を起こすのでこれを整理するのが主な仕事。日夜大橋を利用して作られたゲートを中心に活動し、発生する様々な問題対応する新米航空水先人のお話

    #オリジナル #創作 #オリキャラ #女の子 #ファンタジー
  • 3隔絶された未調査の区域―南区"奥に進めば進むほど手に入れられるものの価値は上がる。マレフィックの危険度も比例して上昇する。マレフィックの数だって増える。反比例するのは、そこまで進んだ人の生存率だけ"-シャマロ


    トイボックスに満ちている不明なエネルギーが高濃度に充満した隔離地域。
    トイボックスが生まれた元凶と呼ばれる大穴からは絶えず膨大なエネルギーが観測されている。希少性の高い道具や物資が北区に比べて多く、様々な世界の道具(ポケダンの道具から魔道書等のメルヘンなものまで)が手に入る区域でもある。

    エネルギーの影響を受けて体が強靭に変異し、その変異に耐え切れなくなったポケモン(擬人化、原型問わず)や人間が理性を失って暴れ回っている。
    そんな彼らを"マレフィック"と呼称する。こうなってしまったら、なんの技も打てないような人間ですら第一線の脅威となる。

    時折理性を残した個体が確認されており、その場合は"スパイク"と呼称され、個別に名前が設けられる。

    不明な力で構成された高さ100mの壁で包囲されたこの区域は並大抵の通信機器では北区との通信は出来ず、外からは真っ白に見える。
    不思議なことにライフラインは生きている為、その気になれば生活も出来る。


    出入りにはボックス転送の技術が応用され、生体認証を用いて【データベースに登録された住民であれば】指定の場所から転送が可能。南区からも所定の転送装置からしか戻ることが出来ず、北区住民にしか起動できない。

    入退場は記録されており、事前の申請無しに7日以内に退場を確認できなかった場合はAIによって死亡判定がなされデータベースから消去される。悪く言えば、申請無しに1週間滞在すると脱出できなくなる。
    非常な措置にも思われるが、あまりに長時間長居(1週間~1か月)することでマレフィック化してしまうため、理にかなった処置である。

    ある種の"免疫"がある者が北区でも存在しており、そんな彼らは南区に出入りしてもマレフィック化することは無い。

    その危険性から調査は難航し、内部では誰も取り締まる存在が居ないことから犯罪の温床にもなっているようだ。

    その危険性から誰も出入りしなかった時期があり、久々に侵入した隊員に依れば【以前よりもマレフィックが強力、危険になっていた】との報告がある。

    「野生の生き物ってのは、自然と力があるボスが頭角を現す。でも"南区のボス"みたいなのが一匹も居ないのは何故だ?」―MADMAM・調査隊員


    !確認されているランドマーク一覧


    ◆朽ちた城
    中世を彷彿とさせる、かつては王国の象徴とされた難攻不落の立派な城だったが、南区に城ごと飛ばされてから陥落するのに時間は掛からなかった。城壁や門は黒く焦げて崩れ去っており侵入は容易いが、損傷の少ない部屋は辛うじて住み着ける環境が整っている。ウィスプが属していた王国の名残。

    ◆グラウンド・ゼロ
    南区を南区足らしめたすべての元凶でありこの街の起源。強大な力を発し続ける巨大で底の見えない大穴。
    この中からもマレフィックが飛び出すことが確認されているが、例外なく危険性が非常に高い。周辺には常に希少な物資が打ち捨てられている。

    ◆オールドオーサカ
    どこかの世界線に属する国に街並みが酷似しているとの報告を受け、都合上そう呼ばれている街。
    こんなことに成っていなければトイボックスセルと並ぶ区域になっていたとされる。比較的建造物への損傷が少なく、ライフラインも稼働しているため、暮らすにはもっとも適している。ドミノの故郷。

    ◆撃墜されたドローン
    マッドマムが隔絶されて間もない南区を偵察するために送り込んだ巨大ドローンだったが、突然制御不能に陥ったことにより撃墜された。
    今でも搭載されているカメラは生きているようで、CCTV代わりの役目を果たすことはできる。

    ◆SS支配下エリア
    コミュニティであるショートストローが辺りの住民を一掃・制圧。支配しているエリア。破壊された車や鉄骨などでバリケードが設営されている。拠点はこのエリアに存在するグランドホテル。
    この一帯に立ち入った者は常に誰かの視線を感じるという。

    ◆廃棄された前線基地
    最低限の設備を取り揃えられた即応前線基地。
    初めての南区の調査に乗り出したが、すべての想定を遥かに越えた結果、装備や設備の回収もそのままに撤退を余儀なくされ、以後放置されている。民間に流れないはずのマッドマムの軍事品を市民が持っているとしたら、ここが出所だ。

    ◆無人商業施設
    巨大な通信塔が倒壊した地域。かつては賑わったこの市場を取り仕切っているのはマレフィックだ。商品は何も並ばず役に立つものも並んでいないが、賑やかさで言えば在りし日の賑やかさを上回っているだろう。
    CCTV,通信設備が最も生きている区域でもあり、不明な電波を受信することもある。

    ◆スーサイドパーク
    在りし日は市民の声で賑わう広々とした公園だったと推測される、自然豊かな公園。エネルギーに曝された影響か、草花は自然界に似つかわしくない蛍光色で占められている。グラウンドゼロに最も近い区域であることも有り、出現する物資の質も最高品質だが、巣食っているマレフィックの強さも辺りの存在とは一線を画している。希少な物資が山ほど残っている理由はそういうこと。
    トイボックスのデータベース
  • 2MZK BIRTHDAY 2020 scene4 「HAPPY MY DEATH DAY」2020/1/8@大阪RUIDO

    2020年のライブ初め。
    どうしても仕事が休めず、午前中でなんとか上がらせてもらって、scene4「HAPPY MY DEATH DAY」のみ参戦しました。

    8X年組の集会(笑)に行くといつもそうだけど、ただ同い年で仲が良いだけではない、彼らならではの関係性に胸があたたかくなる。
    お酒をガンガン行く流れは相変わらず心配だし、もうちょっとなんとかならないかな…と思ったりしますが、
    それはさておき、みんなでわちゃわちゃ楽しそうにしてるのは見てて幸せです🥰

    あらためて美月お誕生日おめでとうでした🍰

    ##report_illust
    ##華の8X年組
    ##vistlip
    ##ダウト
    ##CHIYU
    ##The_THIRTEEN
    ##GOTCHAROCKA
    あゆみa.k.s緋人
  • 免疫力向上キャンペーン~トマト~今回も公共性抜群の巨乳美女です!!
    さりげなくセクシー度アップな感じだ!!

    新型コロナウイルス(中国からのウイルス)対策!!
    免疫力向上キャンペーン!!

    今回のテーマはトマト!!

    トマトです。栄養が豊富で体にいいです。
    免疫力向上にトマト!

    ◎リコピン
    ◎ビタミンC
    ◎βカロテン

    トマトにはこれらの栄誉があります。
    風邪に有効なビタミンCも豊富なのは嬉しい。

    リコピンは様々な効果を有しています。美容、抗酸化作用があるといわれていますね。
    トマトのリコピンは免疫バランスを整えます。また、トマトのビタミンCはNK細胞を活性化させ、免疫力をアップする効果があるといわれています。

    体が冷えないように気を付けつつ、トマトを食べるのもいいでしょう。

    「トマトが赤くなると医者が青くなる」というコトワザがあります。
    ザックリ言うと、トマトが健康をもたらし病気にかからなくなるから、仕事がなくなる医者が青くなるという意味です。
    それほど、トマトには病気の予防効果、健康効果があるという事なのでしょう。

    トマトたっぷりのケチャップもグッド。
    「ケチャップをかける」という形でトマトをとるのもアリです。
    自分にあった方法でとればいいかと。

    トマトは美容にもいいといわれています。
    肌がツルツルにもなりますね!



    コロナ(武漢熱)対策! 免疫力が上がる食べ物はこれだ!
    https://ncode.syosetu.com/n3040gb/

    【免疫力】草薙悠弥、日本人の免疫力をあげる【食】
    https://ncode.syosetu.com/n3030gb/

    Twitter
    https://twitter.com/neoas_1

    #オリジナル #オリキャラ #巨乳 #おっぱい #女の子 #美女 #健康 #コロナ
    無透(旧neoas)
  • 3小説表紙『影絵』小説『影絵』著・honoluluさん
    https://estar.jp/novels/25371605
    小説表紙描かせて頂きました。



    *******


    恋人にしたい人の、
    夜を独占したくて。

    熱を出したと口実にすれば駆けつけてくれる、看病してくれるかと。
    馬鹿な僕は風邪を引こうと冷たい雨の中を歩いてみた。

    恋人にしたいその人は、熱を出したとラインをしたら、ドラッグストアで買ったあれこれを持って残業の筈だった仕事を切り上げやってきてくれた。

    僕の看病をしてくれたらその風邪が彼に移り寝込んでしまった。
    今度は看病は僕の番、と思ったら僕は急な仕事で出張になってしまった。

    一週間後、出張から帰ったら彼の横には知らない女の人がいた。彼女に世話になったと告げられて、それがその後結婚して、つい先日離婚した彼の奥さん。

    ふと昔のそんな苦い笑い話のような話を思い出した僕。

    「 覚えているかなぁ 」

    と草太に話すと。

    「 さあ、そんな事あったか?」

    と、
    惚けているの?
    彼女との馴れ初め、忘れるふりをするほどまだ離婚したことがショックなの?




    *****
    (*小説お借りしています)
    #BL #オリジナル #創作 #小説 #小説表紙  #幼馴染
    朔羽ゆき
  • 5ドミノ ムウマージ♂(SH4NTY仕様カラー)"文明的な生存競争も原始的な生存競争も切り抜けた。今はその中間を生き抜いている"―ドミノの手記

    【台詞サンプル】
    「元の世界じゃ俺みたいなのは異常な存在やった。でも今は、ホンマなら誰もが普通やと言うモンが全部異常に見えるんや」

    「動けば殺す。武器を下ろせ。腹ばいになれ。・・・よし、話せ。妙な気は起こすなよ。まずはお前は何者や」

    「子供、女、老人、どんな奴やろうがこの辺りじゃ油断ならへん。武器を持ってる奴は特に。だからこそ少しでも怪しかったら引き金を引く、それがこのイカれた世界で生き抜いていくための新しい常識や」

    「話し合いだけでもしないのか、やと?常識的な話や、奴等を見ろ。そこいらで銃を振り回して戦車や装甲車を走り回らせてるような奴等と交渉の余地があるんか?言葉の代わりに弾丸が飛んでくるのがオチやろ。」

    「美味しい話には大体裏があるモンや、与えた物よりも多くの利益の得るためのな。お前は有利な位置に立ってるつもりかも知れへんけど思ってるよりこっちはアホちゃうぞ。俺は2回死んだ事あるから殺す殺さへんではビビらん、お前は何か企んでるのはわかっとるんや、全部話せ。でなきゃこの話は無しや。」

    「燈とは手を切った。俺らを利用してこの辺りを支配する計画を立てていたみたいやけど、あいにく俺は誰かの下につくつもりは無い。対等な相手にしか俺は交渉はしない。ベクターやったっけか、お前は対等に見える。今のところはな」


    ドミノ ムウマージ♂
    【MADMAM隊員は"ノーマッド"と呼称】
    年齢 25 一人称:俺 二人称:呼び捨て お前
    居住地:ショートストロー支配下エリア

    所属:ショートストロー リーダー
       黎明の鐘(役職:スペード)

    175cm 60kg

    元々は普通の人間だった経歴を持つ。三回世界を飛び回って今に至る。
    黎明の鐘での役職はスペード。島での警護よりは、南に生き残っているスパイクの保護に乗り出したようだ。
    魔力や魔法には縁がないため権力を除けば一切の恩恵を受けられないが、スパイク特有の性質は消えておらず十分な脅威となる。

    黎明の鐘では人間だった頃の普通の暮らしを取り戻したかのように、街中の飲食店で寛いでいる様子を見かけるようになった。



    特殊な装備(黒いリボン)によって本来使えない【癒しの波動】を使うことが可能。
    同じ装備を持った者同士での通信が可能だが、今や役に立たない機能だと本人談。
    危険察知能力・決断力に優れており、磨かれたサバイバル能力は彼にガラクタから罠や銃等の装備を作れるほどの熟達したクラフトスキルを身に付けさせた。

    南区に飛ばされて直ぐに盛大に歓迎されたせいで誰も信用しておらず、北区についての情報は知らない。馴染みのある風景だという理由からオールドオーサカに隠れ家を作って潜伏しているが、最近は拠点を南西に移したようだ。
    南で数少ない正常な存在であるモルヒネとティーベと手を組んだ小規模なコミュニティ、ショートストローのリーダーを務める。
    銃器の扱いに精通しており、改造、分解、点検をこなす。装甲車のタレットすら改造できてしまう程には腕は確か。


    銃器を持った者に対して異様な敵意を向ける為、銃器を持っていると否応無しに攻撃される。マッドマムと会話を試みる前にやたら攻撃するのもこのせい。

    技に関してはシャドーボールの扱いにのみ非常に長けており、形を変えたり、技を組み合わせたり、銃から撃ちだす等の手法を用いて戦闘する。
    ただし、銃無しだと離れて居れば動いていない相手にも当たらない。
    また、防弾性シールドのようなオリジナルの身代わりを用いる。

    手が触れる距離まで近寄ると、体内にシャドーボールを発生させて相性を無視した攻撃を用いる。ノーマル以外は致命的な損傷を負うので近寄るほど危険。

    戦闘意思がない事を証明できなければ、確実に命を奪おうと行動するようになった。

    飛ばされる前の世界ではクチートの想い人が居た。

    彼が歩んだ道のりはここから順次→https://www.pixiv.net/artworks/57760104

    日記形式→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7276727


    【経歴】
    ドミノは島国で生まれ育った、ごく普通の人間であった。彼の住む国は災害が多く、地震や台風等の災害を身近なものとして成長していく。
    ある日、定期的に起こる災害とは一線を画した災害が起き、テレビ越しに非現実的な光景を安全な場所からそれを見ていた時に彼は言い様の無い感情を抱いた。

    国のため、人のために尽くすべく軍隊に入る道を選んだ彼は学校を中退して軍に六年間勤め、身の守り方、危険物の取り扱い、戦術、効率的な驚異の排除方法、サバイバルのいろはを学んだ。
    これらの技術が始めに活かされたのは、彼が一度目の異世界の扉を潜った先であった。

    不思議のダンジョンというものが生成されるその世界では、自分と同じように人間だったと自称するポケモン達が多く存在した。
    彼は有志を集め、チームを結成し、崩れていた世界の均衡を取り戻した内の一員として称えられた。一通り役目を終えると何て事はなかったかのように普段の生活へと戻り、時々まるでマンガかアニメのようだと懐かしんだ。

    そして彼は再び災害に巻き込まれることになる。新型の感染症が発生したと
    聞いたとき、彼の周りはそ知らぬ顔をし、誰もが問題視していなかった中、彼だけは重大な危機感を抱いていた。そして彼が思い浮かべる最悪な想定は、そっくりそのまま現実に投影されることとなった。全世界か、はたまたこの国だけか。そんな心配は、空港や電車、インターネットといったあって当たり前のものが麻痺した中では悪い意味で不要であった。

    状況が少しでも改善されていくことを期待したが、所属不明の防護服を着た兵士達が目につく人間を射殺して回っている光景や、よってたかって荷物を持った人間を襲撃するグループを目撃したとき、彼の期待は消えた。敵は病原菌だけではなく、人間にもいる。自分が何をするべきなのか、冬の凍てつく寒さと飢えが頭の中から彼を蝕みつつある中では正常な判断は下せなかった。普段の彼ならコミュニティに足を運び、手を取り合う道を選んだだろう。
    だが彼は玩具の銃を改造して殺傷能力があるものに改造し、人に挨拶するような感覚で弾丸を撃ち込んで戦利品を漁る日々を過ごした。救いの手を市民に差し伸べることはなく、訓練で培った射撃の腕を存分にふるった。守る筈の存在に、守るための技術を奪う為に振るうようになった。

    順調に思えた彼の新しい生活は、彼の視界外からの狙撃によってあえなく終わりを迎える。
    浄化のために雇われた民間軍事会社の被害がここ最近無視出来ないレベルに達していたために警戒が強まっていたからであった。
    呼吸が乱れ、視界が歪む。ここまでかと目をつむって目を開けると、彼は再び異世界へと渡っていた。

    その世界でも不思議のダンジョンが生成されているらしく、世界中で混乱が起きているという現地民の話を聞き、彼はこの世界に飛ばされたのには意味があると考えた。役目を果たせば元の世界に帰れる一心で、彼は意気込んだ。
    というのも、人間の頃の記憶の大半を失っていたのだ。
    すぐさまギルドに参加し、情報収集をする為にダンジョンへと赴く。話が通じそうなクチートとその仲間達を見つけ出し、有益な情報はないかと話しかけた。全てを変えてしまう出来事が起こるとは知らずに。

    "中立の立場を貫く"とは名ばかりのならず者集団を束ねるクチート。有益な情報と引き換えに名をマウィーレというそのクチートはドミノに提案する。
    【うちとお前のギルドを掛け持ちしろ。断ればどうなるかわかるだろう?】
    自分の人生を左右する決断をほんの一分でしろというのだ。

    彼は思考の末に抵抗するも負傷してしまうが、彼女に対する憎悪の意識が消えることは無かった。確かに施設の使用、情報の入手等の便利な側面はある。しかし、身を置くだけで自分のギルドの情報は垂れ流される上に、まだ新入りの自分がそんな情報を提供したところで出所を探られるのが関の山だろう。
    人間の頃の記憶は欠如していたが、彼の体に染み付いた経験はそんな状況下でも冷静さを保たせていた。

    必ずマウィーレを何時か殺す。まずは信用を勝ち取る必要があるが、仲間内に掛け持ちを悟られてはならない。その上で世界の問題を解決する糸口を探す。簡単なことではなかったが、不可能ではなかった。

    不運だったのは、事態を解決する糸口を掴んだのと同時期に彼が人間の頃につけていた日記を発見してしまうことだった。
    元の世界に帰るために奮闘してきたが、元の世界は文明が崩壊してまともに生存するのは難しいという事が読んでとれた。
    大きく分ければ人間に戻って潔く終わりを受け入れるのか、仲間を裏切り事態の解決を可能な限り遅れさせ、あわよくば失敗させるのかの究極の選択を迫られることになるが、どの選択肢を選んでも【普通の暮らしは出来ない】という事が共通した。

    彼はギルドを裏切り、共に戦禍を潜り抜けた仲間を手にかけ、諸悪の根元である存在の排除を妨害に走ったが、何もかもがもう遅すぎた。体に青い花が咲く不治の病気を患い、人間の頃と全く同じことをしていることに気がついた時にはもう全てがどうでもよくなり、自暴自棄になる中でも寄り添おうとするマウィーレに、彼はいつの間にか特別な感情を抱いていることに気がつく。今思えば何だかんだ言いながらも自分を心配し続けてくれていたのは彼女ではないか。

    ドミノは彼女に、自分に対して究極の決断を強いた仕返しも兼ねた最後のお願いをする。どの道助かる手段がないなら、死に方くらいは決めたって問題ない。

    【マウィーレ、俺の頭を撃て。無理なら自分でやる。】

    身体中に赤い花が咲き誇る様子は、もう先が長くないことを示していた。想いを寄せた人にせめて殺して貰うことこそ、彼の最期の望みであった。銃を手渡そうとする彼の意識は、マウィーレが銃を手に取る前に途絶えた。

    次の瞬間、彼はどこか違和感がある見慣れた街にいて、人間の姿に戻っている。怪我も、血も、体中に咲いていた花もない。それどころか以前よりも身体の調子がいい。

    だが顔が自分の顔ではなく、以前の姿の特徴を切り出したような姿であることに気がついた。そして今自分が居る静か過ぎる街も、決して平和では無いことを彼は本能で感じ取っていた。まだ見ぬ脅威と戦う必要がある。

    彼が居るその街が、空間ごと転移された彼のかつての出身地であるということは誰も知らない。
    トイボックスのデータベース
  • シャマロ ヒトモシ♀「この夜の街で迷子になって、シャマロに会ったら選択肢が与えられる。少し魂を分け与えて安全を手に入れるか、他人に全部奪われるかだ。引き算はできるだろ?」-UG637の常連

    【台詞サンプル】
    「わたしが現れたって事はそういうこと。キミじゃすぐやられそうだし、どうする?」
    「だから提案したのに、間抜けめ。まあ、残り物は頂いておこうかな。」
    「1か0かの簡単な話だよ。0が好きな人って言うのはあまり聞かないんだけどな。」
    「あの情報にはきっと裏がある。怪しいほど、危険なほど、関わるものが大きいほど面白い。今この街にはそんな奴が一人居るんだ。お高くつくけど知りたい?」

    身長:150cm おっとりした性格。18歳相当。
    一人称:わたし 二人称:キミ
    居住地:ウィッチノーズ


    夜にのみ現れる案内人。街の情勢を知り尽くしており、安全なルートや誰が危険であるかまで把握しており、南区に侵入しようとすると警告してくれる。
    UG637に所属しており、数少ない【地下以外でも商売を行う】売り手の一人。感情表現が乏しいが、甘いものが好き。

    裏の情報、誰が誰に狙われているといった水面下での情報に精通しており魂を少量分け与えることで手を貸してくれる。
    命を狙われていると不安がる者が多く彼女の元に訪れるようだ。
    自分に用がある者か、自分にとって用がある者にしか興味を示さない。

    危険な状態に置かれた者の案内、度を越した犯罪を犯した者の情報を機関に回し、賞金首として指定するのが彼女のもう一つの仕事。
    ほうっておいたほうが利益になると踏んだ場合はその限りではない。
    退屈・・・いや、安全な日中は屋敷で寝ていることが殆ど。

    炎の扱いが下手で戦闘は専門外。自分の炎で身体を焦がしたため顔が黒い。
    ちなみに身体はマシュマロ製だ。
    トイボックスのデータベース
  • ドラゴンのリュウさんドラゴンのリュウさんは、「人運び」の仕事をしている。

    わかりやすくいえば、タクシーである。

    この、お客さんの指定した場所までドラゴンの背に乗せ運ぶサービスは、物珍しさもあり、大好評だった。

    しかし、問題がひとつ。

    リュウさんは、とにかく時間にルーズな性格であった。

    そのため、予約時間に遅れることがたびたびあり、会社へのクレームもあとを絶たない状況が続いた。

    これに激怒した会社社長は、ドラゴンのリュウさんをクマの姿へと変える罰則をあたえた。

    そして、「次に時間に遅れるようなことがあれば、今度はクマからネズミの姿に変える!」と、警告を促した。

    クマなら、まだなんとかガマンできたドラゴンのリュウさんであったが、さすがにネズミはマズイ。

    ドラゴンのリュウさんの飼っているネコが、時折ネズミをくわえて来ては、得意そうな顔をしている。

    ネズミの姿に変えられたら、自身が自分のペットに捕らえられかねない。

    だから時間にルーズなドラゴンのリュウさんも、今回はさすがに焦った。


    今日の予約へむかう時間は、すでに15分遅れていた。

    今朝は気がゆるし、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』を見入っていたら、時間を過ぎてしまったのだ。

    番組はどうせ、録画していたので、仕事が終わってからゆっくり見ればいいのである。

    ああ、ついついが、悪夢を呼び込む。

    とにかく、お客さんのもとへ急がなくては。

    ドラゴンのリュウさんは、急いだ。

    彼の後方には、パトロール中のパトカーがいることなど、知るよしもなく……。

    〈解説〉
    あたしの場合、待ち合わせ時間には、早めに着くように心がけています。

    なんなら早めに着き過ぎて時間をもて余し、近くの本屋さんに寄ってたら、逆に遅れたなんてこともあり、本末転倒です(苦笑)。

    動画は、日本のテレビアニメでよく見かける、典型的な“同トレスブレ”です。

    少しだけずらして描いた2枚のセル画を、交互に入れ替えくり返すと、こんな感じにブレた動きが完成します。

    スピード感を出す以外にも、笑いブレ、泣きブレ、怒りブレなど、あらゆるシーンにて多様できます。

    #GIFアニメ
    #クマ
    #飛ぶ
    #かわいい
    #リュウ
    #ドラゴン
    #リュウソウジャー
    #タクシー
    松橋まいのまいの
  • 12【曲擬人化】 RIZING FIRE HAWKRIZING FIRE HAWK

    34歳/190cm/火属性・近〜中距離戦系
    一人称→我(われ)、俺(気を許した者に対して)
    二人称→貴殿、貴公、呼び捨て、○○殿、○○嬢、お前(気を許した者に対して)
    好きな物→猫、ラーメン、かっこいい音楽とメカ、アイス、デカめの風呂

    DDR AのEXEXを仕切る剛敵兼セイバーの方の曲選も担当する人事部長。
    EXTRA曲やボス曲、高難易度曲には影響を及ぼさないが、常にプレッシャーを放ち移植を迫る(時には拘束して連れて行く)が、本人の趣味も兼ねて曲はしっかり聴き込んでおり気に入った点などを潤沢な語彙力で延々と語ってくれる。
    他A曲からは「ナンパだ」「曲タラシ」などと言われる。
    ちなみに登場時は新しい名のEXTRAとなる際の曲とあって緊張と気合を入れていたが、移植されるたび段々気を抜くのでプレッシャーが和らいで行くらしい。
    固めの口調や性格もEXTRA曲としてややキャラ作りの要素もある。
    目的のためなら手段は選ばない、と計算を含んだ言動もするが、やや天然な言動もたまに混じる。

    剣を振るう事もあるが兵を指揮する方が得意である。
    激になると番いのツミ型のメカによる中距離攻撃が可能になる。

    兜は脱ぐけど目は描かれないタイプのメカクレ。
    素顔を見た事がある者曰く「普段は深紅だが時に炎の様に煌く目を持つイケメン」らしい。

    ・RIZING FIRE HAWK
    ・モッティー
    ・インナー
    ・安定しないバストサイズ
    ・軍服版
    ・EXTRA ATTACK
    ・鎧・改
    ・ナガスギル イヌ
    ・モッティー2
    ・上のウェアなし水着
    ・装備着用イメージ

    #曲擬人化
    to_no_128
  • 【女体化注意】天使アメジストラブナイツA×Dにて諏訪部順一さんが担当される天使アメジストを女体化して見ました。アメジストは鳥がモチーフの様なのでパッと見は一番天使らしいかも知れませんね。
    因みに本日は福山さんが体調不良でラブナイツをお休みされるそうです。以前からも無理して仕事されてたらしいので休んで元気になって頂きたいです。しかも代理の立花慎之介さんもお忙しい中だそうなので、本人も今度は自分が倒れるのではと仰られると余計に社長二人が共倒れにならないか心配ですが、引き受けたからには無理しない程度にやって頂ければと思います。体調崩しやすい季節ですが、福山さんの復活を心よりお待ちしています。
    #天使 #女体化 #アナログ
    Leon(^・ω・^)
  • 「アンタにはめずらしく、手甲をつけてるんだな。今日は火遁は使わねぇのか?」
    「・・・・・・・」
    (無視かよ)

    ------------

    仕事中に無駄口をたたかない男シノノメ

    (寒いからつけてるだけ)


    #オリジナル #創作 #創作忍者 #忍者 #覆面 ##創作忍者:お題以外
    ナガラ
  • 2ネンドール♀寄/ネブタジェセル「ウチはさ、王様のことをまだ許したつもりはないけど、真実を知ってもなお恨むほど阿呆じゃないのサ。」
    「バカデカい力持ちとちみっこい器用なヤツ、正反対だけどウチたち相性いいのサ。まあアゾートはアレさえなければ完璧だと思うけどネ…」

    アグリー帝国に侵攻された後、カロス王国に亡命してきたオービル国出身の女性。その後カロス王国軍特殊小隊に入隊した。平時はアゾートと共に葬儀屋の仕事をしている。
    陽気でノリがいい。背がとても高く、かつ力持ち。代わりに細かい作業は苦手なのでアゾートと作業を分担している。リカームのことは許すつもりはないが、恨みもしないことにした模様。一人称はウチ、二人称はアンタ。
    #ポケ擬 ##中立国 ##カロス王国
    智月上也
  • 野次馬デビル9月の中旬、歯医者の定期検診に行ってきた。

    前回の検診から約半年後で、ウチにお知らせのハガキが送られてきてね。

    こういうのはマメに行くんだぜ、オレ。

    定期検診なので、
    虫歯ができてないかのチェックと歯の洗浄。
    いつもの事さ。

    案内されたイスに座り、二の腕にホクロがついたお姉さんに目隠しをされて洗浄。
    こういう特徴を書いたりするのはキモいか?(笑)
    いやあ、それでも何か目に入ってね。へへへ。

    下の歯の洗浄が終わり、
    「口をゆすいで下さい」
    と目隠しを優しく外される。左側に用意された紙コップの水で口をゆすいでふと右側を見やる。

    隣の人との間には壁、壁というか、仕切りかな。

    上にちょっとしたモノが置けそうな。

    そこにいたのさ。
    コイツがね。


    見たことのない生物だ。
    いや、もちろん人形なんだけれども、
    オレは即座に、

    「野次馬デビルだ!」
    と思った。
    羽と、歯と、どこか好奇心を抱いたような瞳からね。

    良く見るとバイキンに見えなくもない。
    バイキンを模したマスコットなのかもな。

    どことなく
    「はっひっふっへっほ〜!」
    の出来損ないに見えなくもない。

    歯のバイキンのマスコットなのかもしれんが、生憎俺は虫歯じゃない。
    コイツもオレが目隠しされている間、口の中を覗き込んでいたのかもな。
    オレから目をそらしている。虫歯のないヤツには文字通り眼中にないのだろう。

    だが、オレが見つめている事には気づいているんだろうな。目をそらしつつも笑っているからね。



     

    若干のダミ声で
    「見てないよ〜、知らないよ〜」
    とか今にも言いそうだ。
    なんだよ、
    ちょっとカワイく見えてきたじゃないか。

    窓の外は秋の空。駐車場からココへと自分が歩いて来た道。
    紅葉の類は無かったが、関東は台風一過で忙しなかった日々が終わり、外は穏やかな午前の陽気に包まれている。

    もしかしたら意志は持っていても、マスコットの体である以上、野次馬デビルは外に出たくても出れないのかもしれない。

    外の世界を知らないのか?
    いや、知っているのだろう。
    まさか、この歯医者内で精製されたわけではあるまい。どこかの工場で産声をあげ、ここにやって来たのだ。
    最近か、あるいはずっと前の事か。己の運命を呪い、1人悲しみに暮れた夜を幾度となく過ごしたのやもしれない。それでも絶望せずに、自分がやって来た道を部屋の窓から眺めながら、秋空に心を飛ばし、まだ見ぬ世界を想い描いている。その最中なのかもしれない。

    そう考えると彼の顔が、
    『ショーシャンクの空に』の
    ティム・ロビンスのように
    見えなくも、なくもなくもなくもない。
    (by天気の子)
    次の定期検診は4ヶ月後。

    おい、野次馬デビル。人の言葉は知っているか?

    治療中だが、いつでも話しかけてこい。

    オレで良ければ、
    お前の知らない世界を、教えてやるさ。

    #野次馬デビル
    玉本秋人
  • 3ラフ ★ムウマ♂【彼は人に笑顔で接するのが一番好意的な接触だと結論付けた。でもその笑顔が怖いんだ。人間ってのを曲解してる。】-ベールを貼られた住民

    【台詞サンプル】
    「ねえ、キミは今幸せかな?・・・そっか。幸せじゃないならこれを着けててね。」
    「ネメシス~・・・そんなに怒らなくてもいいじゃない、止めてっていったのに止めなかったのは向こうだよ?」
    「きっといい事が起こるよ。君が命を分けてくれたんだ、僕だって命を掛けて誓えば引き分けでしょ?」
    「僕の顔を盗んだな。返せ。今すぐに。」
    「そのしかめ面は何だ?僕が笑顔にしてやろう!」

    年齢 15歳相当

    155cm 10kg
    居住地:黎明の鐘(役職:ダイヤ)

    1人称:僕 二人称:おまえ キミ ~ちゃん 呼び捨て

    【所属】ノンフィクションズ

    笑顔をあしらった特徴的なベールを顔につけている。
    負のエネルギーと生命力が大好物。しかし低品質なものは除く。
    前者のエネルギーを溜め込んだ者からはそれを吸い取り、後者のエネルギーを分け与えた者には幸福を与える。
    その仕事は黎明の鐘に移った今もあまり変わりがなく、権限も全くといっていいほど行使しない。

    元々は人々を怖がらせる事に躍起になっていたいたずらっ子であったが、迫力が無いのか怖がられず、友達も出来なかった。

    人と手っ取り早く仲良くする方法として彼は【笑顔で接すること】と結論付けた。それ以来今のスタイルに落ち着いたとか。

    泣いたり怒ったりしている者を見ると念力で無理矢理口角を上げさせる、呪いをかけて無理矢理笑顔にする、自分がつけているようなベールを装着させる等、あらゆる手で笑顔に仕立てる。

    後者のベールは呪いが込められており【自分は不幸だ】と言う考えを止めるまでは外すことが出来ない代物。元々は彼にとって良質な食事のマーキングであったが、現在はもう一つの異なる意味を持つ。

    懐かれるとイタズラで呪いがこめられていないベールを着けてくることもある。

    幸せそうな人の元には嬉しそうに現れ、少し生命力をわけてくれるようねだる。
    貴方がもし親切に分けるような人であれば、数日の間は妙に運気が良くなるはずだ。少し疲れやすくなるだろうが・・・

    一方で彼は顔を見られることをアレルギーレベルに嫌っている。
    信頼を勝ち取った者以外が無理矢理見れば、彼の気が済むまで追いかけ回され、呪われるか、最悪消されることすらありえる。例外は存在しない。

    そんなことをしたら印が黒くなるのではないかと懸念されていたが、そんな事態に陥った地点で彼が気分を真っ先に途轍もなく害されているので、印が黒くならない。

    黎明の鐘に限らず、しばしば本島でもカフェで甘いものを食べる彼が目撃される。



    【経歴】
    ラフは元々小さな村で産み捨てられた子供の一人だった。
    物心付いた頃には視界に入る人々の多くは食料の確保にも苦労し、毎日の生活にも困窮している様子だったが、病気のように村に蔓延している飢えから来る恐怖の感情が村を満たしている限り、ラフは餓える心配は無かった。食には事欠かなかったが住む家は無く、見ず知らずの子供を養えるだけの余裕がある家も付近には存在せず、雨風に晒される日々を過ごした。

    空腹になることは無かったが、毎日辛そうにする人々が嫌でも視界に入る日常は彼の精神衛生上よい物ではなく、彼は人を怖がらせるよりも誰かを幸せにしたいと願う気持ちが強まっていったが、周りから見る彼は「飢える心配もなく普通な暮らしをする気に入らない奴」だった。ついにある日には腹いせに彼の顔に傷をつけ、ラフの顔には消えない傷跡が残るのだった。それでも彼は、こんな世の中が人の心まで貧しくしているのだという考えを曲げなかった。

    どれだけ好意的に接しようとしても、彼の顔を見る者は不気味がって近寄ろうとしなかったか、機嫌を悪くして突っかかるかのどちらかである事が殆どであった。彼はその対処として笑顔をあつらったベールを顔に纏って人に歩み寄ることにした。どちらにせよ不気味に思えたが、顔のことを言われるよりはずっと心が楽だったし、笑顔を模したベールは彼の表情だけでなく、彼が弱気になるだけの弱点も覆い隠していた。

    恐怖心に飽き飽きしていたラフは新しい食糧として生命力を少し分けてもらう代わりに、幸福が訪れるお呪いをかけることを始める。その試みを初めて受けたのは、生きることを諦めていたようなくたびれた市民の一人が最初の一人であった。ここ数日村にはろくに雨が降らず井戸水も枯渇し、脱水症状が進んだ男はもう長くないように思えた。

    「生きていれば何時か良い事があるから。保証するよ――」
    男はうつろな顔で空を見上げ、最早どうでも良さそうであった。
    が、少しすると大雨が降り、渇きを癒した事で男は活気を取り戻した。
    "命と引き換えに幸福をもたらしてくれる子供"の噂は周辺に忽ち広がり、重い病気にかかっていた家族が全快した、水源を掘り当てた、枯れていた土地に作物が実った、といった報告がラフの元に多く寄せられた。
    やがて生け贄のような存在が現れるようになると、ラフに命を捧げる為に扱われる軽い命と、そんな役には選ばれない身分の高い悠々自適な生活を送る者に村は二分された。

    【人は誰もが幸せでなければならない】―それが信条だったラフは考え方を改め【不幸になるべき者も居る】と考えるようになった。
    次第にベールをつけている時間が長くなり、一人で居る間ですら常にベールを付けている様になった。彼が幸福のシンボル的な存在として扱われる頃には彼の顔を知っている者は殆ど居なかった。

    すべて順調に思えたその村は、ある日突然混乱に陥った。というのも、弱い立場の者を虐げていた者達が連続して不審死を遂げたからだ。ラフは痕跡を残さなかったが、痕跡を残さなかったことが村人の確信にかわった。
    ラフに受けた恩恵を忘れたかのように民衆は彼を責め立て、彼のベールを破り捨てた。口に大きな傷跡が残った彼の容姿に罵詈雑言を浴びせられる。施しを与えられても感謝せず、生きていることにも感謝をしない。
    明日の朝には村を出ろと村長に命令されたが、彼はその日の内に、虐げられていた立場の者を除くすべての村人から命を抜き取って村を後にした。ラフに言わせれば、与えたものを返してもらっただけなのだ。

    この日から彼は顔を見られることと自分は不幸だと言う者に異様なまでの嫌悪感を示すようになり、彼が納得の行かないような答えを出すものの命は容赦なく吸い取っていった。

    当ても無く彷徨う果てに、彼は喧騒に塗れた見慣れない街にたどり着いた。その町では故郷以上に恐怖心が渦巻いている。
    街に入れば、ベールをつけた彼を怪訝そうに見つめる市民。荒れ果てた通り。立ち上る黒煙。ラフにしかめっ面のまま歩み寄った男にラフはただ一言。

    【キミは今幸せ?】
    トイボックスのデータベース
  • 4バンシー ★ムウマージ(原型はSH4NTY仕様)♂"暗闇に身を潜めたのなら、恐れるものは何もない"-バンシー


    「誰にでも沢山の顔があるのさ。誰を相手にするかでその顔を切り替えてみんな暮らしてる。善人ぶってるキミだって一歩間違えば悪人なんだ。」

    「同じ過ちを二回繰り返すのは御免だ。もしも君が僕との約束を破って過ちを犯していたのなら・・・そうだな。種も仕掛けも何もない、君を消すマジックをしよう。たとえ話じゃなくて、これは本気で言ってる。」

    「人は皆幸せになる権利がある。君が望むなら、そうなる為の案内が出来る。」

    「鍵を託せるだけの人に会うのが、僕の一番の夢かな。だから額に鍵穴のタトゥーも入れて有るんだよ」

    年齢 18歳 175cm
    居住地:黎明の鐘(役職:スペード)
    好きなこと:子供 歌うこと 音楽(ピアノ系を特に好む)仲間 家族
    嫌いなこと:敵 子供を傷つける者 「縁起が悪い」といわれる事

    【所属】ノンフィクションズ

    彼は孤児を【楽園】へ導く。その道は善意に満ちている。少なくとも夜の住民の食い物にされるより遥かにマシだろう。

    名前は鍵に彫られている「BANSHE」の文字からバンシーと呼ばれている。
    鍵と鍵穴のタトゥーを入れている。鍵を渡せる存在に会うのが夢。
    誰もが寝静まった夜に歌うことが好き。

    サーカス団の一員、マジシャンを務めていた経歴を持ち、街中でゲリラパフォーマンスを行うことで有名。手品を得意としていてその手腕は戦闘中にすら発揮される。おひねりを与えるとお呪いがこもった4つばのクローバーを差し出してくれる。

    その特技上、道具頼りに戦うのであれば貴方に勝ち目は無いだろう。

    鍵を肌身離さず持ち歩いており、普段は温厚だが鍵に無断で触るとそこそこ親しい程度では激怒されてしまう。

    ペストマスクを付けて街を歩き回り、捨てられた子供や飛ばされて迷い込んできた外部の住民に声を掛ける姿がたまに目撃されている。
    そんな人たちを保護して回っているようだが、保護した者の行く先はごく一部を除いて誰も知らない。

    幼少期に主を守りきれずに迫害された過去があるため、自分のような目にはあわせまいと子供たちを保護する為に積極的に活動している。

    ピアノで奏でられる音楽を好み、しばしばカフェに居る姿が目撃される。


    彼は恵まれない子供達を【白い魔女】の元に案内している。
    そして彼女の承認が降りた場合は黎明の鐘へと住まわせ、降りなければ【登場人物が皆幸せに暮らす物語】に子供達を読み込ませているという。


    【背景】

    ポケモンを好ましく思わない父親を持つ少女の元で育ったバンシーは、元々はありふれたポケモンの一員に過ぎなかった。

    時にいたずらをし、時に寄り添い、何よりも少女が奏でるピアノを楽しみに毎日を過ごしていた。ゴーストタイプは縁起が悪いとの意見が多数派をしめていたが、主である彼女にとっては幸福をもたらすものであった。

    「この子は私を変えてくれた」そう語る少女の名はリサ。新しい扉を開く存在、という意味を込めた鍵を彼女はバンシーに贈り、彼女自身もまた対になるように鍵穴のタトゥーを体に刻むのである。そしてそれを見たバンシーもまた、自分に鍵穴のタトゥーを刻むようせがみ、同じようにタトゥーを刻んだ。常に幸せそうな二人だと、近所でも評判であった。

    長く続くはずの幸せな日々は、町に見慣れない白いクラゲのようなポケモンーー後にウルトラビーストと呼ばれる存在によって発狂した男が現れたことで全てが狂い始める。

    森の中に響くリサの悲鳴。彼女を喜ばせる為に木の実を集めていた彼は慌てて彼女の元に戻ったが、そこにいたのは力なく横たわるリサとナイフを持った男の姿。そしてその背後に控えるウツロイド。彼は敵を討つべく立ち向かうが、普段からバトルとは無縁であり、温室育ちのバンシーが立ち向かったところでどうにかなる相手ではなかった。

    呼吸が弱まるリサに寄り添い、自分も傷だらけでありながらもリサを気遣うが、最早虫の息の彼女の前にはあまりにも無力であった。
    叫びながら走り去る男の顔を目に焼き付け、主を失い、元より快く思っていなかった父親からは迫害され、家も失い、幸福をもたらす者として生きてきたバンシーはその日から何者でもなくなった。
    新たな環境に身を投じては、状況に応じて素敵なように映るよう、別の自分を演じる裏で、いつか来るであろう復讐の時に備えて戦闘に明け暮れる日々を過ごした。
    どれが本当の自分なのかはとっくに分からなくなっていたが、そんな事は生きることに精一杯な状況下では重要視することではなかった。

    そんな彼に転機が訪れる。セレビィを連れたサーカス人間が率いる、派手な衣装に身を包んだ一団が町に現れ、何やら催しをしている事に気がつく。沢山の人間が集まるその催しを彼は注意深く観察し、標的を探し出すために利用しようと考えた。
    それはサーカスと呼ばれる観劇の一つであり、そのサーカスに役立ちそうなスキル、人間が喜びそうな手品なんかはリサとの暮らしの中で既に心得ていた。
    そして彼は自らサーカス団員の団長の前に現れ、自ら捕獲され、即戦力の素敵な新入りを演じることでその地位を確固たるものにしていく。サーカスの裏の活動として孤児を保護して回る活動にも彼は自分のような目に遭って欲しくないという堅い意志の元で積極的に参加していった。

    彼が一人の見せ場を作れるほどに成長したある日、ついに標的を見つけ出すことに成功する。
    ショーが終わり、気分転換に散歩がしたいとテントを抜け出し、標的の生活様相、行動パターン、関わりのある人間を絞りこみ、事故に見せかけて殺害する手段を講じた。

    そこでうまく作用したのが皮肉にも彼の主の命を奪うきっかけになったウルトラビーストの襲撃である。内心気に入らないながらも、喧騒に紛れて彼は事故に見せかけて標的の殺害に成功を収めた。リサが甦ることが無いことはわかっていたが、彼の無念は晴れたという事実さえあればそれでよかった。

    わかだまりが解けた彼はサーカス団員としての活動に精を出す。手品、ショー、子供たちの保護が主な役目だった。
    彼は保護した子供たちがどうなっているのか確かめるべく、子供たちが送られる施設に潜り込んだ。そこで彼は知らなくてよかった真実を目にしてしまう。

    人間たちに実験台にされる子供達。太い針を刺され、白衣を着た人間たちは熱心にノートを録っていたが、その意識は苦しそうにするポケモンたちに向くことはほぼ無いように見えた。
    彼が保護していた子供達は団長に売り飛ばされていたのである。
    平気で命を弄ぶ人間に対する怒り、子供達を間接的にとはいえそんな目に遭わせた自分へのどうしようもない怒り、信じていた人間が行った非道な行いに対する悲しみ。

    徹底的に施設内で暴れまわった後、彼はその日の内にサーカス団を去った。
    メンバーが総出で探し出したが、ついに彼を見つけ出すことは叶わなかった。

    行く宛もなく放浪する最中で彼は見慣れない街に文字通り足を踏み入れている事に気がつく。とういのも、手や足が人間のものになっているのだ。自身の特徴をあしらった衣服も知らぬ間に身に付けている。
    随分大きな街であったが、これほどの街は聞いたこともないし、聞いたことがあればサーカス団員の団長が見逃す筈もない。

    この世界でやり直そう。
    幸福をもたらす者としての新たなスタートラインを切った彼の"人生"は始まったばかりだ。


    元企画のキャラシhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=69178775
    トイボックスのデータベース
  • 梅雨時くノ一 〜アリス〜 #蓮華  #くノ一  #不思議の国のアリス

    「くノ一たるもの、晴れの日は鍛錬、雨の日は勉学に勤しむべきであーる」

    ヒゲをつけた先輩くノ一が言っていた。
    誕生日に贈った高級つけヒゲが大層気に入ったようで、心にもダンディズムがほんの少し芽生えた・・・みたいであーる。

    別に雨の日だからと言って晴耕雨読と言うわけではなく、雨に打たれながらの任務や訓練もあるのだが、どちらもお休み。
    近所の図書館に来てみた。

    「あなたは露出の激しい装束を着て、さらに猫耳をつけると言う恐ろしい事までしているのに、言動が固すぎますね。パーツは豊富なんですから、もっとカワイコぶってくださいね」

    ただの仕事着と、索敵用のセンサーなのに何を言っているのだ、あの食いしん坊は。
    それなのに、カレー屋で頼んだ大盛りを食べ切れず、
    「私は食いしん坊だけど食べる量は常識的ですよ、えっへん」
    などと言って、スマホでケラケラ笑いながら私達を応援に呼んだと思ったら、
    「引退して、ココイチの横にクノイチってカレー屋出したらウケますかねぇ?」
    とか言い出して、後ろの席の敵を追跡中というのを知った時に、私と蓮霧(れんぶ)の血の気が引いたのを知っているのかっ。

    そっちこそ、頭領に次ぐ「桃忍(ももにん)」の二番手という自覚を持って欲しい。

    嗚呼、ダメだ。
    せっかく子どもの頃に読んだ『不思議の国のアリス』を、懐かしいなと思って読み始めたのに、仕事が気になってあの魅力的な世界に行けないや。


    私は心も大人になってしまったみたい、アリス。
    玉本秋人
  • 『蜀山人』 #舞波千景  #講談  #イラスト 

    #drawing

    「つ離れ」という言葉がありまして。

    1つ、2つ、3つと数えて、つで数えられるのは9つ、10から10人と。お客様が沢山いらした時に使う言葉でございます。

    前座がコッソリと舞台端、袖(そで)からお客の数を数える際に、
    「師匠!早くも、つ離れしました!」
    なんて言ったりしますね。

    つ離れができない日は「どうも」と落ち込みたくもなりますけれど、却って人が少ない時には、いつも以上のモノを見せよう、意気込んだりなんてする。

    「近き者説び(よろこび)、遠き者来る」
    と言いますから。
    目の前のお客が、次にいらした時に別のお客を連れてくる。

    それを知っていたせいか、師匠に対して
    「力の見せどころですね!」
    と言って叱られた前座がかつていましてね・・・。

    わたくしです。

    (パンパンッ)


    とんちの名人といえば三人。
    一休宗純(いっきゅうそうじゅん)、曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)、そして本日読みます蜀山人。

    一休宗純は、
    「正月は 冥土の旅の一里塚
    目出度くもあり 目出度くもなし」
    と詠んだ句があります。
    割とひねくれた人で、正月なんかメデタくない!と、言ってしまうような方。
    だから物事の見え方も他人とは違うのでしょうか。

    曽呂利新左衛門は落語家の始祖と言われます。
    初代は太閤秀吉の幇間(たいこ)持ち。
    二世と書いてニセと読ます2代目は上方落語で一斉を風靡した方。

    初代の辞世の句は、
    「ご意向で 三千世界が手にいらば
    極楽浄土を 我に賜る」
    御人柄が現れておりますね。


    江戸時代の末は、文化文政期の頃でございます。

    近世文化が日の目を見、関東という新しい風土が生まれまして、それが中心地の江戸によって洗練されていった爛熟(らんじゅく)の時代。
    果物も肉も、腐る寸前が一番美味いとされる。


    姓は大田、名は直次郎。号を南畝(なんぽ)と言いまして、寛延は2年の、3月3日、桃の節句に御徒町の役人の元に生まれました大変目出度きお方。

    いくつもの名前を持ちます方で、杏花園(きょうかえん)、巴人亭(はじんてい)、四方赤良(よものあから)、四方山人(よもさんじん)などなど。

    19の頃に、寝惚先生と名乗り義文を出してその界隈で名を馳せていましたという事で。
    天才は若いうちから頭角を現すものなんですね。歳をとって天才というのは、確かにあまり聞きません。

    川端康成は「伊豆の踊子」を23、山本周五郎は17で小説を発表しております。
    寝惚と聞くと、山本周五郎の寝ぼけ署長を思い出しますが、頭の切れる方は、普段はみんなああして眠たそうにしているものなのでしょうか。人物画の蜀山人もまるで寝起きのような表情をしております。

    (パンパンッ)

    世の中に蚊ほどうるさきものはなし
    ぶんぶ(文武)といひて夜もねられず

    これも夜寝られない時に考えたような気が致しますね。その勢いで田沼藩に捕らえられるという、おちおち寝言も言えない時代。

    (パンッ)

    蜀山人という名は、師匠平賀源内が風雷山人と名乗っていたので、四方山人(よもさんじん)。
    そこにある時、中国、昔は唐(から)と言いまして、そちらの役人に
    「唐人へ ここまでこいよ 天野原 三国一の富士が見たくば」
    と、手紙を書きましたら、礼状の宛名に「蜀山人(しょくさんじん)」
    と書いてあったのが由来とされております。

    縦書きの四方山人の四方の字が、「蜀」に見えたので「蜀山人」と名乗りなさいとしてあり、こりゃ面白いと雅号に用いたのが始まりとされております。「明治のおもかげ」を書きました鶯亭金升(おうていきんしょう)も、「おうて いきんしゃい」から、ニ葉亭四迷(ふたばていしめい)も、「くたばってしまい」から来ましたしね。名前の由来を辿ると意外な成り立ちに出会えます。

    (パンパンッ)

    豪気な方で、当時の文句は
    春のに、
     澄さんも 富士のつく間も一同に
     どっととわろう 

    春の一国を
     千金ずつに締め上げて六万両の春の曙

    夏のに、
     いかほどに 堪えてみてもホトトギス   鳴かねばならぬ村雨の空

    秋のに、
    もみじ咲く 菊やススキの本舞台  
    まずは今日のこれ切りの秋

    冬のに、
     雪降れば 炬燵やぐらに閉じこもり
     打って出べき勢いは無し

    紀州の殿様に呼ばれ、歌に五色を入れ詠めと言われ、

    色白く 羽織は黒く裏赤く
    ご紋は葵(青)紀伊(黄)の殿様

    借りて着(黄)る 羽織は黒し裏白し
    ここは赤坂行は青山

    を詠んだ。

    蜀山人先生、お酒が好きな方で家来はいつも大変な目にあっていましたそうで。

    ある夜、履き物を履こうとしたら、
    その上に短冊が置いてあった。

    いつ来ても 夜ふけてよもの長話
    あからさまには申されもせず


    本郷に差し掛かって来ますと、加賀様水戸様のご家来がいまして、

    小石川 本郷を指して鳩が二羽
    ミトッポにカナッポ

    武士が蜀山人先生とぶつかった。足がもつれた蜀山人先生、水溜まりに飛び込みそのまま寝込んでしまった。

    家来が慌てて屋敷に連れ戻し、先生に禁酒の願いを持ち出しますと、先生は紙に、

    黒金の門よりカタキ我が禁酒
    ならば手柄に破れ朝比奈
    (朝比奈三郎の門破りのもじり)

    としたためて神棚へと上げます。

    そこに馴染みの魚屋さんが鰹はどうですかと来ましたが、禁酒宣言をした先生、鰹だけ食べても美味くないからと断った。

    しかし、魚屋さんに「酒が飲めて人生ですよ」と言われ、先生あっさり禁酒をやめてまた飲み始めた。

    鎌倉の海より捕れし初鰹 みな武蔵野の腹に入れ

    家来が来て先生約束したじゃありませんかと言われますと、神棚に上げた誓いの紙は書き直されておりました。

    家来が読み直しますと

    我が禁酒 破れ衣になりにけり
    やれツイでくれサシてくれ

    こういった具合で例外を沢山作りまして、春は桜、夏は星、秋は満月紅葉、冬は雪を肴に酒を飲む。
    友がいればいつもより飲み、二日酔いの時も調子を整えばと長薬代わりに飲む。

    生憎わたくしは未成年ですが、酒はそこまで飲みたくなるものなのでしょうか?以前タバコをお吸いになる寄席の案内の方に「タバコってそんなに良いものなのですか?」とお聞きしたら、
    「良いかというより、吸わないと落ち着かないんだ」
    と返された事があります。
    お酒も同じような気がしますけどねえ、講釈を演るにあたり、やはり成人したら芸の勉強のために飲むつもりですが、良く聞くあの言葉。

    「酒は飲んでも飲まれるな」

    蜀山人先生の生き様を、反面教師とする事で次にいきたいと思います。

    (パンパンッ)

    今例に出しましたが、蜀山人先生、煙草も同じでやめられない。

    煙草の火玉、当時は煙管(きせる)でこざいますから夢で火玉が襲ってきたので先生逃げます。かろうじて逃げたらそこは鉄火場で、ここで一服。その火玉がまた襲って自業自得。なんて夢を見たとか見ないとか。
    (パンパンッ)

    博打も大好き。
    しかし自戒の念がありました蜀山人先生、もう博打は止めようと、愛用のサイコロを橋の上から捨てました。
    どんな目が出たのだろうと橋からのぞきこむ始末。何もやめられておりません。

    (パンパンッ)
    旅が大好きです蜀山人先生。

    俳句の名人、松尾芭蕉が芭蕉と知らず、爺さん何か詠んでみろと、訪れた農村でゴザを敷いた村人達に無理難題をふっかけられた事がございました。

    ムッとした芭蕉さんが
    「三日月の・・・」と書いた。
    その時は満月の晩。そんなときに三日月とは何だよ!と笑われておりましたら、その後に、

    三日月の 頃より待つ 今宵かな

    と詠んで、村人達を黙らせたという話がございます。

    近江八景に来たときに蜀山人先生も、籠屋に近江八景をお題にして、全ての場所を詠んだらただで乗せてやると言われました。芭蕉さんと同じ無理難題、無茶ぶりというヤツです。そしてムッとしたというところも同じでございます。

    そりゃあ、詠むのはタダですが大変なんですよ?

    わたくしも講釈を読んでおりますが、知り合いに読売ジャイアンツの坂本勇人選手が大好きな子がいましてね・・・。

    坂本選手と自分の馴れ初めを講釈にしてと頼まれまして。

    断っておきますが、その子は坂本選手とは知り合いでもなんでもなく、観客席でただ見ていて応援をした事しかない、ただのフアンでございます。
    しかしつぶらな瞳で、
    「お願い!舞波さん♥」
    彼女もわたくしを舞波さんと呼びます。屋号(亭号)だからやめてって。

    (パンッ)

    そこをなんとか、「to be or not to be 」
    ハムレットの独白みたいにしたりなんかして。

    「いったいどうしたらよいのか?」
    坂本選手とお近づきになるには。

    「問題はそこだ、荒れ狂う運命の矢先を
     心で受けて耐え忍ぶのがよいのか」
    会いたくても遠くで見つめるしかできない乙女心を、こう表しましてね。

    「それとも敢然と立ち上がり寄せ来る苦難を跳ね除けて終わらせるべきなのか?」
    史上初の読売ジャイアンツ女性選手を目指す彼女の戦いが始まったとか、ストーリー仕立てにしてみましたり、


    「死ぬことは眠ることそれ以上ではない 眠ってしまえば心の痛みも肉体に付きまとう苦しみも終わらせることができる
    これこそ願ってもないことではないか」

    その切り口から始めてみたけど、ネタに困って行き詰まる。
    とりあえず寝て明日また考えよう。
    それを繰り返して、現在でございます。

    嗚呼っ!

    (パンパン!)

    ムッとした蜀山人先生ですが、次の瞬間!

    乗せたから 先はあわづかタダの駕籠
    ひら石山や はしらせてみい

    瀬田、唐崎、粟津、堅田、比良、石山、矢橋、三井

    近江八景全てが入ってぇおります。
    どうだい!

    わたくしがエバる事ではないんですが・・・。

    籠で雑談しておりますと、蜀山人先生、煙草が吞みたくなります。
    火を借りようとしたら、狂歌を詠んでくれたらと・・・。

    入相(いりあい)の 
    鐘の合図に撞きだせば いずくの里も日(火)はくるるなり。

    入相とは日没、夕暮れに鳴らす鐘でございます。籠の中ですから火玉が追いかけて来たら逃げられませんが、外に出した火玉が追いかけてきたら、籠かきの足と火玉、どっちが速いのでしょう。

    火玉に足はありませんから、これは文字通り蛇足ということで、場面転換。

    (パンパンッ)

    京の三条大橋に来てみれば、さぞ立派だと思っていたのだろうが、穴が開いて継ぎ接ぎだらけ。
    しかし蜀山人先生、橋を見てすぐさま思いつきましたのが

    来てみれば 流石都は歌所(うたどころ)
    橋の上にも色紙短冊

    わたくし、蜀山人先生の歌でこれが一番好きでございます。
    口幅ったいですが、『粋(すい)』でございますね。

    文政の6年頃、身体が弱ってきた蜀山人先生。
    病床に伏せる日々が続いておりまして、いよいよもってという時に詠んだのが、

    冥途から 今にも使いが来たりなば
    九十九までは 留守とことわれ

    この世に未練タラタラでございます。

    もっと狂歌を詠みたかった。
    もっと孫と遊びたかった。
    もっと芝居を見たかった。

    もっと旅をしたかった。
    もっと花見をしたかった。

    もっと酒が飲みたかった。
    もっと煙草を、もっと博打を。
    まだやり足りないのか・・・。


    留守といわば またも迎えに来たならば
    いっそイヤじゃと言い切ってやれ


    最後まで洒落ておりました。
    耳を傾けた家来に対して、最期に小さい声で、

    時鳥(ほととぎす) 
    鳴きつるかたみ初鰹
    春と夏との入相の鐘

    江戸の利口者と言われました狂歌名人、大田蜀山人という方のお話し。
    この辺で読み終わりでございます。

    (パンッ)(了)

    (上野講釈亭にて 
     出囃子 船漕ぎ娘)
    玉本秋人
  • 鞠(まり)鞠/まり(デデンネ♀)
    年齢:不明
    ・先生:ヒトトセ
    「わたしになんでもまかせてください!」

    ▼詳細
    がんばりやな性格で「神の使い」を名乗っているが、正式に使いとしての仕事を任されたのはつい最近の新人。
    任務としてあるトレーナーに力を貸してもらう旅の途中で、うっかり船から落ちて漂流したり、少し褒められただけで調子に乗ってしまうところがあるがどこか憎めないマスコットのような存在。
    旅の初めはバトルもできずお荷物同然だったが、仲間の戦う姿を見て勉強してからはそれなりに頼もしい。
    人型にあまり慣れておらず、ほとんど原型でちょこまかと動き回っている。

    ヒトトセやシヅカノは同じ神の使い。鞠は一番下っ端のため、頭が上がらない。
    しかし見習いの青隈や黒斑には先輩風を吹かせたりする。
    ##かぼはた宅 ##ポケ擬
    かぼはた
  • 302018年12月~1月 Mu海(むぅme)式「逆転のレシピ」落描き「逆転のレシピ」は12月に事件が起こってニセ裁判が行われ、1月からなるほどくん達の出番となります。
    最初の2枚は……落描きです(すみません)
    岡さんの仕事風景!!落描き
    ワイが成歩堂龍一や!!落描き
    当の本人はきっと事務所でカンズメだろうな~?落描き。
    年が明けて…
    ゲームの始まり部分を描いてみた簡単な漫画モドキ(4枚)
    「逆転のレシピ」の時系列落描き(ゲームの中のセリフから妄想したものです。)
    漫画モドキのセリフなし(4枚)
    ウインナーを焼くイトノコ刑事

    …と、なっております。
    いつも閲覧や、ハートをありがとうございます!! #逆転裁判
    mu海(むぅme)
  • まくら⑤(上野講釈亭にて) #イラスト  #オリジナル  #drawing
    #舞波千景   #講談  #講釈
    #尾仲愛  #矢車翔子


    パンパンッ!(張り扇の音)

    まず、翔子さんは現在「お嬢様キャラ」なるものに挑戦中です。
    いいですね、わたくしもやはりこうした生業をしていますと、男女問わず様々な人物を演じますから、何かになりたいと言う気持ちは良くわかります。

    尾仲愛さんは唐揚げが大好きな方でございます。
    「3食唐揚げでも飽きないんですか?」
    と、以前に聞いたら
    「さすがにご飯とマヨネーズが欲しいよー」
    と、こちらの予想を超える答えをお持ちになっておりました。

    ちなみに「舞波さん」と、わたくしの事を呼びますが、舞波は屋号、お店の名前みたいなものなので、千景か舞波(屋の)千景と呼んでくださいと、これが一応の芸人のルールとなっております。
    再三、愛さんにも言っているのですが、それでもついつい舞波さんと言ってしまう、おっちょこちょいさんでございます。

    もう一つ、説明しなければならない事がありますが、それは一度置いておきます。


    浅草駅に降りた時に、
    「とりあえず唐揚げだね☆」
    の愛さんの言葉、めぐみはあいと書きますので、詰めて「愛言葉」を号令に、唐揚げ屋かあ・・・と、2人を案内しようとしたら、翔子さんが
    「アタシはスイーツが食べたいですわ」
    と異を唱えました。実を言うと、わたくしも気分はスイーツでございまして、心は生クリームを渇望しておりました。

    わたくしの顔が唐揚げの気分ではない、その事を、普段バッターの表情を間近でうかがう、キャッチャーというポジションを任されている愛さんですから、鋭く読み取ったのでしょう。
    プクッ!と頬を、まるで木の実を口一杯含んだリスのように膨らましました。
    愛さん、普段は優しくて控えめな子なのですが、唐揚げが絡むと人が変わります。

    忘れもしません、次の一言。
    「唐揚げ屋さんへの1歩を、今踏んだよね!?舞波さん!!」

    表情だけでなく、運んだ1歩目の足の向きまで見逃さない愛さん。

    踏んだのは事実でございました。しかし、それは唐揚げ屋に行こう!という愛さんの要求に対する条件反射のようなもので、もう一度申し上げますように、わたくしは心はクリーム塗れ。
    つまり、パッフェなのでございます。

    仕方がない、チームの輪を乱したらもうすぐ始まる地区予選に支障をきたすと思い、それでは唐揚げ屋さんに行こうとしました。

    忘れもしません。次の一言も。

    「心を偽るな!本音をさらけ出せ、舞波!」

    実を言いますと、翔子さんもわたくしの事を舞波と呼ぶのでございます。
    芸人のルールなのでやめてって。

    しかし流石は翔子さんです。翔子さんはチームの一番バッターで足がとても速い人です。鮮やかにセンター前を放ち出塁しますと、盗塁で軽やかに2塁ベースを落としいれます。
    盗塁を狙う時には、相手バッテリーの仕草、呼吸、クセ。そして心理を巧みに読み取らなければなりません。
    その人物観察で研ぎ澄まされた鋭い視線が、わたくしの心を射抜いたのでございます。

    と、勝手知ったる間柄ではありますが、友達に往来で自分の体の動きと心の動きを全て暴かれ、何だか恥ずかしくなってしまいました。

    そこで、
    「最初に唐揚げを食べて、デザートにスイーツを・・・重たいですか?重たいですよね?」

    言いながら同意を求めるという複雑な心境でございます。
    すると愛さんが、

    「さっすがだね!舞波さん、機転が効くね!」

    翔子さんも、

    「さすが芸人だな、舞波!」

    その後、愛さんはモジモジして、
    「実は甘いモノも食べたかったんだけど、何だか言いづらくて・・・」

    翔子さんの方も笑いながら、
    「食べたいのは自分だけって思われるのって何かイヤだね!舞波が言ってくれて助かったよ!アタシも今日はガッツリって気分なんだ!みんな同じで良かったー!」

    褒められた瞬間は嬉しかったのですが、最後にもう一つの説明をここで言わせて頂きます。

    わたくし、少食です。

    豆腐半丁の冷や奴と白飯で「今日はよく食べたな、寝れるかしら?」と思うのです。


    対する二人は、非常にご健啖。とっても良く食べるのです。

    結局、人気のお店で唐揚げ定食を食べ、その次にパッフェを喰らうというハシゴを強行する事に相成りました。

    檳榔(びろう)な表現ですが、
    「オエップ」という感じになりました。


    その時の浅草での油とクリーム塗れの思い出を胸に、いや腹に、
    明くる日、ついにココ上野に回ってきます。

    上野はご存知、上野広小路亭に、ココ上野講釈亭、上野演芸場(上野寄席)など、我々芸人達がひしめき合う、大変に愉快な街でございます。かつては上野本牧亭という、講釈師達のメッカとも言える場所もございましたね。

    辻講釈をやりに、上野恩賜公園に良く行きます。
    6月4日から、もう過ぎてしまいましたが、不忍池に佇む弁天堂では毎年「法華教」を読みます。講釈の長編物みたいに数日かけて読むようですね。

    上野周辺を散策がてら、写真を撮ったりなんかしてみたり、後は古地図のアプリで歩いたりなんかも最近はありまして、江戸時代を歩く気分を1人味わっております。

    見ながら歩いていたら以前、側溝に落ちましてね。半身が藻だらけになりましたが、バンザイをしてスマホは濡らさないように努めました。師匠の家にある貴重な古地図を借りていたら破門になる所でしたね。

    パンパンッ!


    上野公園の葉桜。江戸時代は桜の名所でございましたそうで、

     一めんの花は碁盤の
     上野山 黒門前に
     かかるしら雲 

     
    昭和13年、寛永寺総門の黒門跡にて建てられた建碑に歌一首。


    本日お話しをする方は、この方でございます。

    (まくら 了)
    玉本秋人
  • まくら④(上野講釈亭にて) #イラスト #drawing
    #オリジナル   #舞波千景
    #講談  #講釈
    #浅草名物絵葉書クイズおじさん

    空板(からいた)という、講釈師ならではの言葉があります。

    寄席小屋で、講釈師がお客様がまだいらしていない時間に、机を貼り扇で叩き、声を出したりする行為でございます。
    野天での寄席場が盛んだった時代にやっていた事なのだそうで、ホール芸能が中心の今はあまり見られないでしょうね。

    張り扇を叩く音や発声を聴いた外の人達が、「やってるね」と言って、寄席に入って来る。
    朝の稽古と、催し物の宣伝をいっぺんにできる、一石二鳥というやつでございます。

    両国から浅草、田原町から上野までの浅草通りは別名仏壇通り。
    浅草寺と上野寛永寺、仏と仏を繋ぐという事で、仏像屋さんが軒を連ね、今に至るという事ですね。

    店で扱う仏壇は主に北側。
    直射日光があまりささない北向きにしていて、商品が傷まないようにという配慮、ビジネスというものでございます。

    「最近不景気でねえ」
    と丸眼鏡の主の方が言ってましたね。仕事柄、勉強のつもりで伺うのですが、知識欲は働くものの、確かに学校帰りの遊び場や小洒落たデートスポットにはあまり向かないでしょうね。

    空板の話ではありませんが、
    「木魚でも鳴らして御経でも唱えたらどうです」
    と聞いたのですが、
    「坊さん呼ぶ金はないし、適当に唱えて宗派の方を刺激したら面倒だ」
    とすぐに切り替えされました。
    何か良い方法はありませんかね?

    中国では老子が向いた方角という事で西。
    昔の地図では西の方角が上に配置されています。
    だから将軍家の先、西の大阪から来たものは「くだりもの」といって質の良い上品なものとして重宝されたわけでございます。

    逆が、日常でもよく使います「くだらない」と、毎日くだらないという人がどれくらいいるかわかりませんが・・・。

    このあたりの話は、以前ジョイジョイカムカムホールで話しました、浅草名物絵葉書クイズおじさんが教えてくださりまして。

    本名非公開の方なんですが、浅草だったらおじさんに任せてね!とそう言って胸をトンと叩いて咳き込みながらそう言っておりました・・・。

    パンパンッ(張り扇の音)

    雷門通り、あのあたりについても話しましょうか。

    かつては「浅草広小路」と言いましたそうで、ジョイジョイカムカムホールで読みました『浅草風土記』の著者、久保田万太郎氏の生まれたところです。

    両国、上野とかつて3つの広小路がありましたが、今あるのは駅名上野広小路のみでございます。

    広小路は元々江戸時代、江戸の大半を焼いたという振り袖火事の影響でできたものです。

    昔は木造長屋、町の構造上一度火がついたら隣の民家へ次々に燃え移ってしまいまして、建物を壊すしか対処がなかったそうですね。だから広い小路を作ったわけでございますね。

    雷門通りには食べ物屋が沢山ありますので、野球部のチームメイトを誘って食べ歩きをした事があります。

    中でも猛威をふるったのが、
    矢車翔子(やぐるま しょうこ)さんと、尾仲愛(おなか めぐみ)さんの二人でございます。

    「お嬢様っぽいものが食べたいですわ!」
    「浅草で一番美味しい唐揚げを食べさせて、舞波さん!」

    えー、説明しなければならない事が沢山ございます。
    玉本秋人
  • 2マジック ムウマージ♂(sh4ntyカラー)「退屈な日々を忘れたい?それならマジックのお菓子を食べなよ。下手なものを買うよりは新鮮な体験ができる」ー男性の服を着た女性


    170cm 55kg 17歳 
    居住地:トイボックスセル

    【台詞サンプル】
    「甘くて刺激があるのは恋だけ?いやいやいや、僕のお菓子を食べればその考えも変わると思うよ!」

    「この街では雨も雪も降るんだけど、たまにクリームがミサイルに詰まって飛んでくるんだ。誰かが喧嘩をしたときとか。誰か喧嘩してくれないかな?」

    「お酒は飲める年じゃないんだけど、ここじゃ未成年が飲んでもお咎め無しみたいだよ?ボンボンでも作ってみようと思ってるんだ」

    「さっきはああは言ったけど、恋愛がどんな物かにもすごく興味があるよ。きっと素敵な時間なんだと思ってるんだけど、違いないよね?」

    【関係】
    お菓子作り仲間のシャロンちゃん
    https://www.uchinokomato.me/chara/show/267633

    恋人のスピリーちゃん

    【データ】
    中性的な見た目をしているがこれでも男。
    母親の血を多めに受け継いだ影響、程度に本人は捉えている。
    お店を開ける程度にはお菓子を作るのが得意。
    学力、運動は人並み程度の能力。

    が、まともではない薬品を作るノウハウを持ち合わせていて性別を変える薬から惚れ薬といった、時に便利な薬を作っては自前のお菓子に混ぜ込んでいる。

    彼のお菓子を食べた者からは性別が変わった、胸が大きくなった、性別が変わった、姿そのものが変わったなどの報告が絶えない。

    味は非常にいいため、ロシアンルーレット的な楽しみ方をする者も居るとか居ないとか・・・
    戦いや犯罪には無縁だが、キッチンでお菓子作りに勤しむ彼を邪魔して無事に済んだ者は誰一人居ないという噂。

    お金を払えば薬だけ仕入れることも可能。
    ごく稀にUG637の市場に売り手として現れることがあり、関係者からは「知る限りでは一番平和的な売り手」との声が多い。

    UG637の中でも売れ行きは上々。言い換えるなら経験値を相応に得ているので、腕っぷしは見た目ほど弱くない。
    pixiv企画キャラシhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=39673135
    トイボックスのデータベース
  • 4ベクター(ムウマージ♂)"俺を探すのはやめろ。もしも必要なら、俺がお前を探す。俺かお前のどちらかが死んでいなかったら、一緒にやることを考えておけ。"―ベクター

    【台詞サンプル】

    「あの世界で浄化されたはずなんだが、有るべき姿に戻ってこうして生き物らしく生きてる。痛覚もちゃんとあるが、必要ならダークマターも引き出せる。この身体を手に入れるのには苦労した」

    「互いに優しくあって欲しいって事だけが俺の望みだ。地獄絵図は二回ほど見たがもう見飽きた。元の世界の仲間たちが、それを叶えてくれていることを願ってるよ。」

    「よう、お前が聞いているのは、この街唯一の海賊放送、メディエーションだ!この街で起きている最新情報を聞きたいのなら、この番組を聞いてくれ。ホストはこの俺ベクターが務めるぞ!」

    「この街は大抵イカれてるんじゃないかって思うよ、実際そうだと思うけどな。でも気を付けろよ、アンタがどれだけイカれてたって、ここらじゃともかく、南じゃ狙われない理由にはならないからな。」


    「UG637もMADMAMも必要ない。確かに連中は悪い奴等をやっつけてくれてる。でも権力と武力を利用して、自分の利益のためだけに好き放題やるからだ。やつらは市民の監視役だが、奴等の監視役は居るのか?昨日まではいなかった。でも今日からは違う」

    「欲にまみれた結果として崩壊した世界で、自分達さえ良ければ良いと考える奴が足場を築いて、その足場を礎に立ち直っても行き着く先は繰り返しだ。何が言いたいかって?まさにこの街は同じ道を辿ってる。」

    ベクター ムウマージ♂
    (SH4NTY仕様カラー)

    170cm 55kg ??才
    居住地:本拠地はアンダーフット
    黎明の鐘での役職:スペード

    別世界で死亡したが経歴に目を付けたフラジャイルが修復してこの世界に呼び寄せた。役目を与えられた彼はフラジャイルの能力のごく一部ではあるが行使することが出来る。過去のいざこざのせいでギラティナが苦手。

    現在はトイボックスで唯一の不定期海賊放送【メディエーション】のホストを務め、噂される陰謀や事実を織り交ぜて話を進めていく。
    観察力と洞察力に優れ、情報と情報を繋ぎ合わせた結果に見えてくるものをあぶりだす事で有名。彼自身もうわさや陰謀の近い位置に存在する。

    当人にとって知られたくない情報を平然とばら撒くため命を狙うものは0ではないだろう。しかし彼の存在を目にしたという声は不自然に少なく、彼の過去や経歴について知る者もいない。存在を疑う声も挙がっている。
    だが、彼を追った者はことごとく消息を絶っている。

    人間の世界にはもとより憧れを抱いていたため、物騒ながらも退屈はせず
    割と平和に過ごせる今の世界には満足している。
    戦闘は必要最低限しか行わないが、必要とあればいくらでも手を汚すことを厭わない。

    ここ最近になり、何故か燈直々の指名により賞金首に指定されたのだが、相変わらずラジオの放送を続けている。

    黎明の鐘において強力な権限を持つが、出入りさえ出来れば良いくらいの認識なので行使する気はさらさらない様子。

    【使用する技術】
    ・特殊精製されたインク
    一般的な塗料に【どくどく+ちからをすいとる】を込めた代物。彼自身が浴びても効果が無い。この街に来てからは製法を変えたのか上記の効果に加え【落書きがなされた壁や床に限り、空間が捻じ曲がる】ようになった。
    現在は目印を残す程度に使用している。

    ・Xタトゥー
    目に刻み込まれた×マークのタトゥー。ティーベにも同じ模様がある。
    同じタトゥーを入れたもの同士に限り、念じることでの通信が可能。
    何らかの理由で損傷した場合は効果が失われる。
    任意でon offが可能だが、最近は常にOFFにしている。

    ・創造主から奪取した鉱石
    はっきんだまにギラティナの力を結集させたもので、空間をゆがめる技術の元となっている。元々はチャージ時間を要したが、この町では常にエネルギーに満ちているためそんな必要も無いようだ。
    この力のお陰で街のいかなる場所も観測、往来が可能。

    pixiv企画キャラシhttps://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=72235719




    【経歴】
    ベクターは本来であれば、存在すらし得なかった者だ。
    世界のバランスを保つ役割を担っていた神は、今世界を破壊せんとする状況に気を病んでいた。"不思議のダンジョン"と呼ばれる時空の歪みが発生したとき現地のポケモン達が果敢に挑んで行ったが、その多くは"ダークマター"と呼称される負の感情の集合体によって自由意志を奪われていった。
    埒が明かない状況を打開すべく、神は数多くの人間を呼び込み、力を与え、その世界での生存に適した姿も与えた。その役割を全うすれば元の世界に戻すと契約を交わし、元人間と先住民は力を合わせて世界を救うために再び立ち上がる。誤算だったのは、その人間達が状況をさらに悪化させてしまったことである。世界のバランスを崩している元凶を討伐するどころか、手がかりも得られない状況にうんざりした人間達が神に反旗を翻したからだ。

    焦った神は取り急ぎ対抗手段を講じ、ダークマターと反転世界に存在する魂を組み合わせて戦闘のみに特化した眷属を大量に作り出した。その内の一体がベクターである。対抗手段を講じたものの、即席で作り上げた眷属の力や数は十分とは言えず、その戦力差は圧倒的であった。

    その圧倒的な数に神は眷属諸共打ちのめされ、元人間達やポケモンたちはめでたく他の平和な世界や元居た世界へと帰還を果たす一方、バランスを司っている神が斃れたことにより、残された世界は崩壊を始めた。
    かろうじて動けるだけの力を残していたベクター。目に映るのは崩れ行く世界、酷く傷ついた自分と同じ生い立ちの眷属、何よりも自分に憎悪の目を向ける神の姿。戦闘兵器として作られた彼が初めて感じた感情は死に対する"恐怖"だった。考えるよりも早く彼は神に食って掛かり、それを見た眷属たちも彼に続いたことで神はあっけなく命を落とすことになる。

    欠損した身体を眷属から剥ぎ取ったダークマターで補い、足りない力は神から奪い取り、自分の身体に収まりきらない力は神の持っていた鉱石に閉じ込めてて持ち出して彼は崩れ行く世界を後にしたが、次元を飛び越えてたどり着いた先は、数少ない物資や領土を奪い合い、誰かが死のうと気にしないような世界だった。

    生物として積んでくる筈の経験の一切を飛ばし、ただ命を奪う為だけに創り出された彼が生物らしく振舞うことは簡単なことではなかったが、彼は自分を創りだした神への反抗としてか、せめて生きた痕跡を残そうと考えるようになる。その思想の一環として彼は完全な体であった自分の一部を使って仲間-ティーベを作り出し、孤独の寂しさを埋めた。今の自分は生物としても戦闘兵器としても中途半端であり、何者でもないのだ。

    自身を構成しているダークマターは幸か不幸かこの世界にも有り触れていたものであった為、彼は自らの身体の一部を使って特殊な塗料を作成し、他人から力を奪い取って神から得た次元を捻じ曲げる力を完全な物にしようと画策する。【命を奪うのではなく救う】それこそが彼の理想とする生きた証であり、
    同調する者も現れ始めたことで彼の計画は順調に進んだ。その最中で命を奪う必要もあったが、自由には犠牲が付き物であること、何かを守るためには何かを奪わなければならない事を理解するには、生物として存在している者達よりも十分すぎる経験を積んでいた。

    全てが上手くいっていたが、彼の身体を構成しているダークマターを浄化する世界樹が芽吹いたことで先行きが曇り始める。彼の身体も例外なく浄化され始めて力を失い始めている事は、残り時間が少ないことを示していた。とはいえ、ダークマターが浄化されなければこの世界は一から混沌の世界を繰り返すことになる。
    自分は存在してはいけないーー疑問は確信へと変わり、確信は行動へと移る。神から奪い取った力が完全に復旧すると誰かを救う為に彼に協力した者へその力を共有していった。

    そしていよいよ彼とティーベが浄化されきろうとしたとき「もっとこの世界に居たい、友達と一緒に居たい」とティーベが涙ながらに呟いた時、彼は躊躇い無く自分の力を全てティーベに注ぎ、ティーベを完全な生物として成り立たせたのだ。それはティーベが浄化されずに生き残ることと同時にベクター自身の死が確定されることとなったが、最初から無駄死にするつもりなど無かったのだ。

    その場に崩れ落ち、浄化されて塵と化していくベクターの頭の中に自分を呼ぶ声が木霊する。もう役目は果たしたし、生きた痕跡も残した。残った仲間達も幸せにやってくれるだろう。不思議と恐怖心は無く、そのまま眠るように意識を手放した。

    しばらくの時間が経ち、目覚めないはずの意識が目覚める。
    土の上に居たはずのベクターが次に目を覚ましたのは、嘗ては輝かしい文明を築いていたであろう街の中。
    消え失せていたはずの手足があり、ティーベにコアを明け渡すために切り開いた胸の傷は、赤く光る得体の知れない何かで埋められていた。
    自分の姿も変わっている。ポケモンのそれとは違う人間の姿に。だが技は問題なく扱えるし、身体にダークマターが流れているのも感じる。

    今の俺は何者としての役目を果たせばいいのだろう?
    そして誰が何のために自分をよみがえらせたのだろう?
    混乱している彼の頭の中に、聞き覚えの無い声が響く。

    【お前に頼みたいことがある。面白い経歴を持ってるな。】

    彼はその声の主を探し、ついに見つけた。
    そしてそれと同時に、彼はこの街で生きていくための新たな目的を見つけたのだ。
    トイボックスのデータベース
  • 6ティーベ(ムウマ♂)sh4ntyカラー「特性が不眠だとか、眠らされても起きる道具があるから負ける筈がないと言う奴がいる。そんな奴に待っているのは眠るまで殴り倒されるって結末だ」ーベクター

    【台詞サンプル】
    「お前は僕を攻撃した!だからとっても悪い奴だ!悪い奴はやっつけて良いって聞いたからネンネさせる!」
    「くらげちゃん、触るとちょっと気分が悪くなるの!仲良くしたいけどどうすれば良いかな、僕わからないんだ」
    「ここは何をしても誰にも怒られないから良いところ!怖くないのって言われるけど、怖くないよ?」
    「チョコレート欲しい!だめ…?じゃあねんねする?」


    居住地不明。何処にでも現れる。

    身長:140cm
    体重:40kg

    所属:ショートストロー

    好き:夢 お菓子 優しいひと チョコレート
    嫌い:命令 怒鳴り声 


    ベクターの弟。精神年齢も肉体年齢も不明だが、子供相当の立ち振舞いをするので難しいことは理解できない。
    負の感情が積もり積もったダークマターで体の大部分が構成されている。
    出身は兄と同じ世界。

    彼が言うには「兄弟揃って作られた存在」らしくこの世界にきてから人間の姿になったらしい。
    伊達に戦闘兵器でなかった事を感じさせる点として怪力であり、人間程度ならタオルを振り回すように扱うことができるほど。
    公園と同じ感覚で南区で駆け回っており、現地で知り合った【優しい白いくらげ】【青い魔法使い】と仲良くやっているそうだ。
    彼らを守ると褒められるため、積極的に南で見かける者に攻撃を仕掛けるのが目撃されている。ベクターと同伴に限りごく稀に北区を出歩くこともある。


    人懐っこい性格で優しくしてくれる者には甘えん坊な一面が見られるが、彼の獲物を奪ったり、偉そうに命令するのはご法度だ。
    一定の損傷を負わせてしまうとダークマターが暴走してしまうため、収まるまでは凶暴になる。

    夢食いで食べる夢が大好物だが、眠らせる技を持たないため
    警棒でぶん殴って気絶させてから夢を食う力技を行い、特徴的な落書きをする。
    夢食いを受けた相手の知識と記憶を得ることが出来る能力を持つ。

    顔に目が×マークの笑顔の落書きを残されていたら、きっと彼の仕業だろう。
    食べた夢から知識を得るため、知識には誤りや偏りが多く見受けられる。

    まだまだ成長途中であり善にも悪にもなりうる存在。
    ベクターが用いるものと同じ技術を使うことが出来る。

    基本的には夢やお菓子などを食べるが、空腹状態で傷を負うと人を襲って食べることもある。
    トイボックスのデータベース
  • 5シャンティ【知らないほうが良い事もある。でもどうせ聞きたがるんだろ?】-シャンティ

    【台詞サンプル】
    「壁の向こうは玩具箱だった、なんて人に言ったら頭がおかしいと思われるよ。だからここについての話は皆に内緒だよ」

    「姿が変わっても何ら不便しないよ?というか、あそこじゃ姿が変わるくらいで他は特に変わらないんだ。入っちゃいけない所なんてこっちにもあるしね。」

    「ためしにカメラをハッキングして色々と覗いてみたんだ。そしたら興味深いものを見つけた。なんだったか知りたい?…いや、やっぱり止めた。これは本当に知らない方が良いことだ」

    「ここだけの話、ラジオに情報を与えてる人のなかには僕も含まれてるよ。大事そうに隠されていた情報だったから、正しいんだと思う。」

    「魔法、か…遠くに離れた人と会う魔法、なんてものは無いかな?会いたい人がいるんだ。」

    シャンティ ムウマージ♂
    (SH4NTY仕様カラー)

    身長:170cm 体重:60kg
    年齢:18 一人称:僕 二人称:キミ 呼び捨て

    居住地:トイボックスセル

    泣き眼鏡、ハートの瞳孔、ビーニーがチャームポイント。
    1日経てば汚れごと消え去るインクにフラジャイルの発するエネルギーが乗り移った結果、扉を壁に描く事で自在に外界を行き来するツールへと成り代わった。アーティストとして活動している。

    美味しいコーヒーを飲むのが好きで、日中カフェを巡る姿を良く見ることができる。

    最近、ウィッチノーズで魔術についての勉強を始めたようだ。
    そのとき限定の衣装は、魔法使いと聞いて思い浮かべるようなステレオタイプのものだ。

    そしてその他、電子機器のハッキングに長けており、南区の墜落したドローンやCCTV、スピーカーシステムを利用して街の様子を探っている。
    音声で正常な者を導くこともある。

    pixiv企画のキャラシ→https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61699692


    【経歴】
    マフィアの父親と"掃除屋"の母親を持つシャンティにとって、普通に暮らすという事はとてもプレッシャーであった。仕事はかなり安定しており、お金に困ることは無く裕福な家庭に育ち、十分な愛情も受けて育ったが、自分の両親が裏家業に手を付けていることを幼い頃から知っていた。家族のことをどう話せばよいのかわからなかったのだ。

    学校では度々親がどんな仕事をしているのかを授業の一環で発表するような機会が訪れるたびに彼は"普通の父親"像を作り上げてクラスの皆にそれを発信した。彼は親を愛していたが、子供の純粋さを通して素性をありのまま話すということはシャンティが社会的に抹殺されてしまうことを意味していた。
    普通に育って欲しいという親は願っていたが、父親の部下が裏切りを起こし、内部告発をしたことにより彼の父親がマフィアの関係者であると噂され始めた事によってその願いは崩れ去ってしまう。

    実際は関係者どころかそのトップに君臨していた上父親の力を持ってすればもみ消すことは容易ではあったが、一番の被害はシャンティに対する周りからの扱いという形で現れた。同じクラスの生徒からは避けられ、時には暴力を振るわれ、教師は見て見ぬ振りをするような日常が積もり積もった結果学校に行かないようになり、彼に暴力を振るった者の所持物や家などに落書きをする事で静かな暴力を振るったが、街に配置されたカメラは周到に機能を停止され、人が居ない時間を狙っていた為に彼の犯行を証明する手段は存在しなかった。

    父親にとって都合の良くない証拠を所持していた者が突如失踪を遂げ、証拠不十分として釈放されて"潔白"が証明された後に彼は久々に登校したとき、彼が落書きを残した家に住んでいた住民が行方不明になっていた事も恐らく無関係なのだろう。父親はシャンティを守るべく、中学校の卒業と同時に遠い国の高校に入学することを提案し、彼もそれを快く受諾した。

    高校での生活は彼にとって理想な物であった。
    自分と同じように自信が持てず、誰かに認めて欲しい、自分の存在を残したい、そんな同じ考えを持つ者で小規模なアーティストサークルを立ち上げ、一日経てば汚れごと消し去る特注のインクを用い、勉学の傍らで街の美化活動に勤しんだ。のけ者にされているような生徒も中には居たが、彼は決して悪く言うことは無く受け入れ、家族同然に扱った。

    そしてその中で、自分の生い立ちを全て理解した上で受け入れてくれる掛け替えのない恋人を手に入れた。

    彼は高校を卒業すると、ストリートアートで培った経験を活かしてアーティストとして活動し始める。無許可で描くものではなく、金銭を受け取って合法的に描くグラフィティやミューラル、CDのジャケットなども手につけていた。
    そしてその裏で、警察、政治家などの犯罪記録、秘匿されていたデータを表ざたに引きずり出すハッカーとしても暗躍していた。
    【高潔な正義など存在しない】が彼の座右の銘だ。


    ある日、彼が絵の依頼でマジックアートを描いていたとき、描いた扉が実際に開くところを目にする。興味本位でドアを開いた先を覗くと摩訶不思議な街が広がっていた。そこでは自分は人間の姿と今の姿を自在に切り替えられるのだ。

    そしてその日、唯一外界とトイボックスを自由に行き来する存在が街に降り立った。
    トイボックスのデータベース
  • 2フォルス ムウマ♂【ああ見えてあの子、前に盗みをしてたんだよ。ふふ、しかもワタシからさ】ー燈

    「本からおっかない魔女が出てきたんだ。本から出た途端その本は焼かれて・・・怖くなって逃げ出したんだ。だって、僕なんかにどうにかできるわけないでしょ?」

    「生きていく為に悪い事は沢山してきたよ、人から物を盗むことがとっても多かった。自信が付いてきて、燈に目を付けたのが運のつき・・・いや、ラッキーだったんだと思う。人が違えば僕は今頃死んでいたかもしれないんだ。」

    「色々と覚えようとは頑張っているんだけど、今の僕じゃ戦う為に使うような強力な魔法は3秒くらいしか使えないんだ。でも生活の為の魔法なら大体覚えたよ!」

    「一人じゃ出来ないことばっかりだけど、周りに出来る事が多い人が沢山居るから困った事はないよ。いつかは役にたちたいな。」

    「ひ、ひえ・・・殺される・・・」

    身長:120cm 体重:2kg
    一人称:僕 二人称:お前 ~さん
    年齢:12
    幼少期に満足に食べられなかった影響で成長が遅い。

    居住地:ウィッチノーズ
    UG637に燈のアシスタントをする形で所属。

    【関係】
    魔法使いの友人 マギアさんhttps://twitter.com/nomanother/status/1477196382109061122?t=VWaTsoHJSSEBPHL9gOIRcg&s=19

    幼少期は違う世界に居たらしいが、その記憶の一切は失われており、技能も同様に失われている。燈に拾われてからは魔法使いの見習いとして燈の家で居候している。
    普段は雑用・魂の回収・燈の仕事の補佐に勤しんでおり、空いた時間のほとんどを魔道書を読んで過ごしている。
    時折読んではいけないような危険な本を読んでいることもあり
    ウィスプもそんな本を読んだせいで抜け出してきた。

    体温がゴーストタイプらしくとても低く、死んでいるんじゃないかと思うほど。そのため触れられることを極端に嫌うが、寒がりでもあるため
    独りで居ることを好まない。そもそも臆病なので一人で居るのが苦手。

    悪戯程度の魔法しか今は使えず、魔法使いとしてはかなりの未熟者。
    ウィスプによると【魔法使いとして十分な素質がある】らしく、燈といるせいか炎の扱い、相手の動きを止めることには既に長けているようだ。

    闇の石で進化すれば使える魔法も増えるはずだと考えており
    いつかは魂を集めて闇の石を手に入れたいと考えている。

    魔法で人のためになることをするのが夢。


    【背景】

    フォルスはトイボックスがトイボックスと呼ばれる以前の、大戦争の戦禍が収まりつつある頃に現れた。以前の世界の記憶は全く無かったが、魔女の血が流れている事といたずらっ子であることだけは、彼が関心を示すことを見れば分かった。

    子供ながらにして一人トイボックスへと送られたが、大戦争の残した爪痕はあまりにも深く人々に残されていた。あるものは家族を、あるものは財産を、あるものは全てを失っていた。
    災厄の驚異は去ったが、人々の不安や負った傷から来る反動による暴動によって、街全体の治安はまだまだ低水準なままであった。
    そんな状況下であったため、彼がお腹を空かせてさまよっていても気に掛けられるほどの余裕があるものはそう存在しなかった。

    森に入っては木の実を集め、手頃な獲物を見つけ出すと驚かしてエネルギーを集める。しばらくは人間の姿をしながらも原型の頃と同じような生活をし、窮地を凌いでいたフォルスだったが、今よりもよい生活を求めたことによって次第に悪戯はエスカレートしていく。

    そんな生活が数年続くと、大声を出す程度のイタズラは次第に盗みを働く犯罪へと変わっていった。金銀などのような価値の有るものは盗まず、普段手に入れられないようなお菓子を好んで盗み出した。子供がそんなものを持っていても、取り合う人など居ないと考えたのである。そしてなによりもその場その場を生きる彼にとっては一瞬の心の癒しが必要であった。

    盗みに味をしめたフォルスは最近出来たとされる地下市場の存在を知り、そこの面々から希少な品物を盗もうと画策する。そうだな、出来れば魔道書なんか良い。高くて手に入らないし実用的だ。そんな魔道書を持っているのは、あのシルクハットを被った奴だ。
    鞄の中身が見えなくとも、込められた力の気配でわかる。あれは大層な魔道書だ。

    朝一番の市場が開く前。入り口の鍵を開けるタイミングで鞄ごと盗み出すことに成功する。
    今回も勝ちだ!上手くいった!お見事なものだった。さあ、隠れ家に帰って戦利品を漁ろう…
    その意志に反して体が全く動かない。
    テレキネシスで自由を奪われるまでは鮮やかなものだった。

    鞄の持ち主は地下市場の主。名前は燈という。
    黄色い瞳からは青い炎が燃え盛る。フォルスにも燈が怒っているか、少なくとも感情が高ぶっている事くらいは簡単に察しがついた。
    イマイチ地下市場が何なのかは良くわからないが、この辺りは治安が悪い。親も何もない子供が一人死んだところで誰も気にしない。
    つまり、鞄を盗んだ腹いせに殺されてもおかしくない…

    一言も話さず真っ直ぐに一歩ずつ歩み寄られ、距離が縮む事にフォルスの恐怖心も比例して増幅していく。目の前に恐怖の対象がいながらも、何の抵抗も出来ないという事実が彼の思考を次々と掻き消していく。

    【お前、私の使いにならないか】

    燈から発せられた意外な言葉。自由も利かない上に命の保証もない。それに使いになるというのは、考え方によっては衣食住のどれかは保証される筈。色んな考えが過ったが、死ぬ事に対する恐怖が最高潮にまで高まった彼に選択肢は残されていなかった。

    以来、彼は地下市場の主の雑用…もとい、補佐役としてトイボックスに根を下ろしている。
    一つだけフォルスが今もわからないのは、鞄を盗んだときに目が燃えた意味だ。
    燈本人に聞いても「子供に奪われて慌てるほど間抜けじゃ無いさ」と笑われてしまうのだ。

    いつか立派な魔法使いになることを夢見て、身の丈に合わない魔道書を手が空いたら読み漁るのだ。
    トイボックスのデータベース
  • 3燈 ランプラー「技術や人員、装備などの全体図では圧倒的に我々が上だろう。だが個人の技量や能力など、細やかな部分でその能力を試しあったとき、我々はあの地下市場には劣っているのだ。」―MADMAM上層部

    【台詞サンプル】

    「何でも力ずくでやろうと思えば時間が掛かる。だから私は頭も使うようにしているし、フォルスにもそう教えている。相手を理解して常に相手の一歩先を行けば、恐れるものなど何処にも無い。」

    「私から盗みを働くとはいい度胸をしているな。私は怒っては居ないが、この地下市場の常連は"軍資金"が欲しいようだ。まぁ頑張って逃げてみてくれ──これより、彼を"追放処分"とする。」

    「金を稼ぎに行った事が原因で南で死ぬようであれば、身の丈に見合った手段を選ばなかったってだけの事だ、ワタシには関係ない。年下を打ち負かしていい気になったガキ大将が、武装したギャングに立ち向かって死んだところで私に責任はない、そうだろう?」

    「ワタシは金が好きってわけじゃない。金を使って人を動かすことが好きなんだ。現にこの市場も多くの人たちが自分が考えた最高の代物を取り揃え、その最高の代物を手に入れる為に危険を冒してでも金を稼ぐ。その資金ですら、使う人によって用途が分かれる。例えばワタシみたいに食べたりな。勘違いするなよ、ここで言う金は魂だからな?」


    身長:170cm 体重:50kg 性別:【必要ないだろ?】
    居住地:トイボックスセル


    ブラックマーケット【UG637】のオーナーを務めるほか、夜間の治安維持を担う。年齢は人間換算で二十歳ほどで、現実には200ほどで、性別は【何故だ?必要か?】と答えるだけで教えてくれない。
    トイボックス構築の大戦争の最中に現れた。
    相手の力量が瞬時に分かる能力を持つ。

    存在が確実なものであればどんな物でも仕入れられるが高級志向である。
    仕入れる品は一級品・アーティファクト級が多いがそれだけの値段が張るのでご利用は計画的に。
    金銭のやり取りも応じるが勿論高額であるため、どちらが簡単なのかは貴方次第。尤も、貴方が非合法な仕事を生業にしているならどちらも大差は無いだろう。

    そのラインナップから盗みを働くものも居るようだが、彼(彼女)から盗みを働いて1時間も逃げおおせた者は存在せず【わざと盗ませて追うのを愉しんでいる】と噂されている。

    悪人や生きることを諦めた者、時おり現れる招かれざるものを葬ることで魂を回収している。獲物を逃がさない為にフォルスを同伴させているようだ。

    手に持っているメイスや、メイスから出る炎に燈以外が触れてしまえば、たちまち魂を吸い取られてしまう。逆に与えることも出来る。

    感情が高ぶると目から炎が吹き出す。楽しいか喜んでいるかが多いのだが、肩書きのせいで気が気ではないだろう。育てたら面白い事になりそうという理由でフォルスを居候させている。

    ショートストロー構成員と取引があったことが明らかになったが一方的に破棄された為、彼らの排除に向けて動き始めた。その一環でベクターを賞金首に指定。彼の行方を追っている。

    そしてある人物にコンタクトをとり始めたようだ。

    【経歴】

    燈はこの街の古株に数えられる一人だ。大戦争を生き延び、今や経済の一助を荷うほどの市場のトップという地位を持つが、元々はスラム育ちであった。

    大戦争によって治安が最低水準に落ち込んだとき、彼は家族総出で悪事を働き始めるようになる。スリのような盗みは日常茶飯事的に行われ、必要とあれば大胆に強盗を働くこともあった。その過程で命を奪うこともあったが、彼の一族は炎の扱いに非常に長けていたために証拠が残る心配をする必要はなかったのである。
    一時期街の至るところで火事が多発したが、何れもガス漏れ等の事故として処理された。

    ある日燈は何もない空間から希少な品物が転送されてくるのを目にし、このままでは戻れなくなると感じた燈は、路上で露天を開くことを画策する。売り上げは上々で好調に思えたが、彼の性別や年齢を見るや舐めた態度を取る者も当時は多く、無礼な相手にも下手に出なければならない生活に苦労した。
    それでも燈はお金を貯めて小さな店を家族で開くことにようやく成功する。
    家族で悪事から足を洗うと誓いを立てた矢先に、彼らは今までの行いの報いを受けることとなる。

    燈が品物を仕入れて家に帰ったとき、目にしたのは血の海と化した我が家であり、売上金は全て奪われ、荒らされ尽くした愛すべき店であった。既に誰にも息は無く、あまりに突然訪れた惨劇に燈はただ呆然と立ち尽くすことしか出来ないまま何日も過ごした。

    そんな燈を変えるきっかけとなるのは、黒い服を来た集団が燈の元を訪れたことである。
    呆気に取られる燈にその男は無言で写真を見せる。何れもが殺害された者達の写真だ。
    「君らをこんな目に会わせた者達の末路だ。法も秩序もないこの街にはこのやり方しかない。我々に付けば、君はもっとやれる。」
    燈はマフィアの元で"研修"を積んで彼らのやり方を学び、常に他者の一歩先に居るためのスキルを身に付けた。
    難儀な相手にも臆せず交渉し、納得が行かない答えが返ってこれば優しい言葉に"添え物"をして聞き直す。抜け道を使って裏を掻こうとする相手が如何なる手段を講じても、最後には、或いは途中で燈が居る。出だしの立場が平等であるなら、燈にはそれだけで十分であった。

    あらゆる手段で逃げ道を塞ぎ、選択肢を絞らせ、燈が望むように事を運ばせ、犯罪を働き始めた者へ容赦も慈悲も無くなった頃には、燈の年齢や性別だけで舐めて掛かるものはどこにも居なかった。それでも性別や年齢を気にするような相手には【何故だ?必要か?】と返すようになったのもこの頃である。
    手荒な手段はあまり取りたがらなかったが、必要なら徹底的にやり通した。

    一人でも任せられると見た男は燈に鍵と鞄を託す。中身は不思議な力が込められた本と、大きな鍵とその鍵を使うための場所が記された地図だ。その鍵を開けた先には、広大な市場が広がっていた。

    「君なら私の所有物を上手く扱えるだろう。代わりに、この子を見たら気にかけてほしい。早ければ数年以内にこの街に私を探して訪ねてくる筈だ」

    そう言い残すと一枚の写真を手渡し、男は姿を眩ませた。
    燈自身は汚れた仕事からは足を洗ったが、地下市場を作り上げ、今では裏のトイボックスのボスとして君臨している。悪事を働く場合は、同じ悪事を働く者へ対してのみに限られるようになった。

    燈を恐れるものは当然多く存在するが、彼が手荒な手段に出るのは看過できない悪事を働いているものに対してのみであり、トイボックスに紛いながらも秩序をもたらした存在という声も多い。
    トイボックスのデータベース
  • 蓮華〜くノ一露出事情〜 #絵を描く人々  #私が描いた世界
    #創拡

    昨日、3月21日は春分の日。相方と池袋にプラネタリウムを見に行った。「水族館も行く?中で猫耳つけたら魚が食べたくなるか試してよ」茶化しているのだろうが、正直面白い発想だなと思った。
    そういえば渋谷で、全裸の女性が走っていて保護されたというニュースを見て、まさかウチの先輩がと思った。どうやら違ったみたい。
    我々くノ一は、組織に入ると先輩や装束を作る人から「お前はコレ!」と装束を渡されて、それを必ず着るのが不文律となっている。装束が選ばれる基準は、まあ、色々私達の体型などを見ての判断だろう。
    くノ一界隈、主に肌の露出の多い装束を着ている者達の悩みとして、敵が自分達を見ても最近何とも思わなくなり、果たしてこんな如何わしい服をわざわざ着る必要があるのかという事を、割と真剣に話し合っている。
    「探せば無修正がネットで簡単に手に入るこの時代!こんな服着て闘ったって、相手はもう歯牙にも掛けないし、夜歩いてたらお巡りさんに、自ら職務質問してくれって言っているようなものですよ!」
    先輩のくノ一がそう嘆いていた。先日、敵の中華系マフィアと対峙した際、自分の出で立ちに、さぞかし相手はときめくだろうと思っていたら、問答無用で青龍刀で切りかかられた事がショックだったみたい。
    「もっと刺激的な格好にしましょう!昔、漫画で顔だけ隠して体は全裸というキャラクターがいましたが、あれは我々の未来を予見していたのかもしれませんね!」そう言ってたのでついに実行しちゃったのかなあって。早まらなくて良かった。
    私は・・・、特に何も思わない。確か、最初は躊躇した記憶もあるけれど、仕事着だと思って毎日着ていたら慣れたし、頭に諜報道具として猫耳渡された時も、周りのみんなが真剣な顔で見ていたから、コレをつけて任務に当たるのが当たり前と思い、これまたすぐに順応した。敵がこちらの格好に慣れたように、それが普通の事と思えば人って慣れる生き物なんだと思う。
    という事は、「顔は誰も知らないけれど、体はみんな知っている」のあの状態になっちゃう日が、いつか来るのかも。いやいや、さすがにアレはちょっと。・・・そうなったとしても、そのうち慣れるのかな?
    「それで敵も同じように慣れると。着るの辞めた方が良いんじゃないの?私みたいにハナから露出の少ないヤツ供給された身としては、堂々巡りだと思うよ」
    私の相方、蓮霧(れんぶ)がそう言った。

    #くノ一  #蓮華  #オリジナル
    玉本秋人
  • 332019年4・5月3月下旬〜5月中旬、ほぼ連休中のもの。魔王を描くのは楽しいなあ。仕事が忙しすぎて寝るので精一杯です。よその子が雑におります。CPは東宇と天雨があるかもしれません。 ##第81世界 ##第1123世界槐原凛音
  • まくら③(浅草ジョイジョイカムカムホールにて)昨日の上野講釈亭では紅しょうが姉さんと、とこぶし姉さんの3人で「天晴れ日本娘」の俥読み(くるまよみ)をやりまして。
    俥読みというのは長編物を変わりばんこに読む講釈のリレーでございます。リレー講釈とか言う方もいれば、リレー読み、俥、交代読み、えー、他に何かありましたら芸談協会の事務所にでもお電話ください。時々時間を持て余した、夕月葵さんという方がお出になります。
    私事ですが、先日高校の野球部の練習試合に出まして、手前味噌ですが1人で3打点を挙げ、チームに貢献する事が出来ました。先制点、追加点、そして勝ち越し点と、全てゲッツーで記録するという珍しい日でございました。
    試合後によくチームみんなと喫茶店に行くのですが、こうして喋る仕事をしていても最近の女子高生とやらが食いつく話題がよくわかりませんね。一応女子高生の端くれなんですが、いつも何を話そうか考えてしまいます。服も着物の話はできますが、流行のファッションの話ですとか、野球の話もロッカールームで反省会はしたんだからもういいよ、などと言われますし、結局は勝手知ったる葵さんとばかり話をしてしまいます。
    このままではイカンなあと思っていたら、漫画の話が始まりまして、漫画だったら時々買って読むぞと勢い勇んで、この前読んだ手塚治虫先生の「ブッダ」の話を持ちかけたんですね。あそこまで皆黙るとは思いませんでしたね。面白いんですよ、ブッダ。カピラヴァストゥの王子シッダルタ、のちのブッダが己の運命を悟り、僧の道を行く事を決意する話ですが、仲間と旅を乗り越え、苦行を重ねるにつれてやがてその苦行というものに疑問を持ち、人びとへの真の救済とは何かを探求していく所ですとか、襟を正しつつも夢中で読んでおりましたので、てっきりみんなも身を乗り出して聞いてくれて、なんだったらコミックス全巻9人で俥読みするくらいの気持ちでいたんですが、全く話に乗ってくれませんでしたね。
    しまった、失敗(しくじ)った。と思ったら、瀬能久知子(せのう くちこ)さんという方が「アタシ読んだことあるよー!」って言って、助かったと思いました。
    「何かタッタタッタ言ってる漫画でしょ!?タッタとかナラダッタとか、ダイバダッタとかタッタタッタタッタ!あはははは!ねえねえ、最後読んでないんだけどさあ、どうなった!?ブッダ、タッタにタタッ斬られたあ!?なーんつって!」
    引っ叩いてやろうかと思いましたね。

    #オリジナル #舞波千景 #講釈 #講談
    玉本秋人
  • 6110♂/ギフト=ディリティリオ「これもボクの仕事のうちでねぇ。ラッキーって気持ちはわかるんだけど、ここは引いていただけないかな?お嬢さんたち。」
    「仕事だってオレ言ったよ、なぁッ!消えてもらうよ!子供相手だって容赦しないさ!」

    根源到達戦争参加者。戦争にかける願いは不明。WPAの隊員でモネの2人目のパートナー。対化学系担当兼医療担当。現在は魔導学校の保健室の方に異動しており、養護教諭として働きながら任務に当たったり、チオの能力制御の手伝いをしたりしている。
    「血液毒化」の特性持ちで、自身の血液から作成した薬品等を用いて戦闘や治療行為を行う。血液中の毒素の濃度で作成できる薬品が異なるため、調節用に毒ガス吸引用のマスクを携帯している。戦闘時は特別な毒液を自身に注入してから戦い、その際気分が高揚して口調が荒くなる。結構お茶目でモネと共に悪戯をしてよく怒られている。レムレースとは研究所時代からの腐れ縁。彼女とその弟に愛されて夜しか眠れない。一人称はボク(オレ)、二人称はキミ。

    #ポケ擬 ##WPA ##根源到達戦争 ##魔導学校 ##GoG
    智月上也
  • 8681♂/グラム=ディストール「『私のぶんまで生きてね』と言われたんだ。我が主人の最後の願いを、命令を、破る事は許されない。」
    「幾許の月日が経とうと俺の愛は妻に、忠誠はあの少女に。」


    シルヴィアの夫、リジル・セレイア・リラの父。
    ##(準備中)
    元盗賊の騎士。元原型の突然変異種であり、それ故にスラムに捨てられた過去を持つ。亡霊の少女に忠誠を誓い、彼女が消滅してからはシルヴィアの斡旋のもと各地で警備や傭兵の仕事をしていた。
    真面目で冷静。左腕と右脚がない。そのため普段は義手義足、車椅子で生活している。ヴォラールとは主人関係で犬猿の仲。主夫で親バカ。一人称は俺、二人称はお前。
    #ポケ擬 ##ラウンズ  ##GoG
    智月上也
  • ナミコス泉里香年末年始が終わり、本日仕事始めの企業が多いと思います。ただ、中には求職中の方もいることでしょう。求職と言えば、大晦日からオンエアされた、求人サイト「indeed」のCMで、泉里香さんがONEPIECEのナミのコスプレをしたことが話題になっています。今回は、そのイラストを描きました。
     実はかくいう私も、今月半ばから新しい職場に転職するということで、心機一転頑張っていきたいと思っております!
    #泉里香  #ONEPIECE  #ナミ  #コスプレ  #indeed
    ギース・ハマード