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- No.547ノイジーカップ夜はもちろん、昼間でも近所の住人ですら近寄らない薄暗い喫茶店。集いの場になるどころか毎日、閑古鳥が鳴いている。誰も客がいないため、夜だと勘違いしたゴーストが一匹迷い込んだ。客など来ないのに綺麗に洗われ、逆さまに置いてあったコーヒーカップを高値の帽子とそこでも勘違い。被って片手には備え付けのスプーン、片手にはフォークに大好物の角砂糖を刺して仲間を連れ込み意気揚々と踊っているところに何も知らない旅人が入店。戦うのか?逃げるのか?そこから先は自身の目で確かめた方がいい。会いたいと思っても何せ現在のようにチェーン店が溢れていては、このゴースト達が騒げる場所など見つける方が難しいのだから。 #コーヒーカップ #ファンタジーさのたけ