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- No.517 ヒカゲとヒナタ脱獄を狙って手を組んだ、性格が真逆な死刑囚の二人。残念ながら脱走する事が叶わないまま殺されたが、地獄に落ちても閻魔大王の粋な計らい?で敢えて妙な連帯感は継続。繋がれた二人一対で行動しているが馴れ馴れしく、楽して生きる事が全てと考えていた能天気な片割れに対し、他人の干渉は一切せず、ひっそりとじっくり考える影のような頭脳派。全く逆の二人はうまくいくはずもないが、それぞれ魔力、剣力に長けており魔界では囚人服のまま特定の場所を保護するよう指示されている。切ろうと思えば切れる繋がりを絶とうとしないのは、怒らせると恐いのはお互い相手だと信じて疑わないため。 #ゴースト #ファンタジーさのたけ
- No.521 !!(ビックリ)スピリット種の幽霊。土に埋めても決して芽吹かない。月夜に外に出しておくとそっと胞子を1つだけ飛ばし、胞子が取りついた生き物の心を吸って成長する。吸った心により様々な姿に育っていく。乱暴者の心で育てば刺々しく、世を恨む者の心の叫びで育てば化け物のような様相になる。育ちきった姿は感情を表す記号を模していることが多い。どの言語の記号になるかは取りついた相手に準ずる。怯えたような姿のこの魔物が多く見られるのは近くに強大な魔物がいる印。因みにこの魔物、いわゆる善人に取りついてしまうと、柔らかな空気感を表現するため仄かに光る霧状になり、そこに満足そうな笑顔が浮かび上がるため、悪人から育ったものよりよほど不気味になる。回復してくれるらしいが、不気味すぎて回復どころか死んでしまう者の方が多いとか。 #ゴースト #ファンタジーさのたけ
- No.537 ハートベビーNo.506詐欺師ハートはその後、子宝に恵まれ一度の出産で10~20の次期「自称詐欺師」を産む。それはそれは小さく、可愛く、目に入れても痛くない存在だが大半の個体は自由に空中を漂うため鳥類に襲われ、体の真ん中から二つに割れて散ってしまう。母から騙し方や身の守り方を学習すると天敵には呪文で対抗し、行動範囲も地上に近い所に限定。それにより将来有望な自称詐欺師は数は安定している。子供ならではの高い吸収力で母よりも呪文には長けており、洞察力も鋭く「可愛い~!」と連れて帰ろうとする「可愛い~!って言ってる私、可愛いでしょ?」的な女性には容赦なく攻撃。かくいう自分達も、幼いながらもそれぞれの個体が自分が一番可愛いと思っている。 #ゴースト #ファンタジーさのたけ