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  • 産めよ、増えよ、地に満ちよ機動部隊Ω-7のささやかな事件記録。休憩中にアベル(SCP-076-2)が読んでいたとある本がΩ-7の面々に衝撃を与えることに!?
    本文:約2千5百文字
    #SCP #SCP_Foundation #二次創作小説 #二次創作 #小説 #2001~5000字 ##ノベルス
    月城 衛@月光城塞
  • 神の系譜 #二次創作小説 #SCP #SCP_Foundation #小説 #二次創作 ##ノベルス #10~2000字
    SCP-076-2【アベル】と(元)家族の関係性について想像してみました。次回は機動部隊Ω-7関連の話を書く予定です。
    ①『エデンの園には帰らない』本文:約1千7百文字
    ②『因果応報』本文:約1千4百文字 この話をベースに動画を作りました→https://www.nicovideo.jp/watch/sm43658560
    ※作劇の都合上、アベルに比較的理性があった頃(Ω-7時代)を想定しています。
    ※筆者の個人的な好みから、“ダエーバイト文明”関連のカノンは採用していません。
    ※アベルとカインが仲違いする元凶となった事件については【聖書の『創世記』の本文から読み取れる内容のみ】をベースに考察しています。
    月城 衛@月光城塞
  • 僕と君の物語Xでの大人の絵本企画の総集編です。本編は18禁のため、その箇所は省いて展示します。
    絵本や寓話をモチーフとした、年齢差など捏造も含みます。
    #二次創作小説 #魔入間 #二次創作 #ナベリウス・カルエゴ #BL #バラム・シチロウ
    みそ子
  • 星空の下の物語カルシチ短編集。if人間界、女装、年齢差あり。 #二次創作小説 #二次創作 #魔入間 #ナベリウス・カルエゴ #BL #バラム・シチロウみそ子
  • 番外編:英雄の福音書 #遊戯王OCG #二次創作 #二次創作小説 #小説 #竜剣士 #空牙団 #英雄のキセキ #10001~20000字 ##ノベルス
    本文:約1万9千文字
    ++++++++++
    ――間違いなくあいつ本人だ。マスターピースが、生きてる……!
    ++++++++++
    竜剣士ラスターPについての妄想を綴った小説です。※同シリーズの話を飛ばして当作品から読むと一部理解不能な描写に出くわすおそれがあります。
    次回、竜剣士物語第二章①メタルフォーゼ編。
    ++++++++++
    Language: Japanese version only (there is no English version).
    **Do NOT translate my novels. **
    **Do NOT execute machine translations on my novels. Machine translations such as Google, DeepL, etc. are NOT wise enough to translate my Japanese sentences into western languages. **
    月城 衛@月光城塞
  • 清冽なる青は白百合とともに #遊戯王ZEXAL #二次創作小説 #エリファス #エリエナ #いい夫婦の日 #男女 #NL #ドン・サウザンド #5001~10000字 #二次創作 #小説 ##ノベルス
    本文:約6千文字
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    Language: Japanese version only (there is no English version).
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    ++++++++++
    ☆遊戯王ZEXAL最終回後のifストーリー
    ☆エリエナのカップル成立に関する話
    ☆恋愛(CP)の話だが、話の前半はほぼ仲人役の出番
    ※ドン・サウザンドはエリファスと和解済み(ドン・サウザンドがエリファスの右腕となった経緯はこちら→ https://galleria.emotionflow.com/108823/664878.html
    月城 衛@月光城塞
  • 永久凍土 #遊戯王ZEXAL #二次創作小説 #バリアン七皇 #メラグ #ナッシュ #兄妹 #5001~10000字 #二次創作 #小説 ##ノベルス
    本文:約8千文字
    あらすじ:バリアン世界を統べる王としての重責を背負うゆえにいついかなる時も涙を見せず弱音も吐かないナッシュと、そんな彼を心配しつつも今一歩彼の内面に踏み込めずにいるメラグ。ある時、ナッシュの身を案じたメラグが彼の自室(バリアン世界に林立する塔の一つ)を訪ねるとナッシュの嗚咽が室内から響いてきて──
    ++++++++++
     遊戯王ZEXAL本編前時空のお話です。兄妹愛メイン・妹の想いの方が強めです。また、バリアン世界の建造物に関する妄想を含みます。
     ZEXAL本編にドルベたちがナッシュを絶対的なリーダーとして崇めているような描写がありましたが、尺の都合か〈人ならざる者となってしまった凌牙を人間に戻したい旧友たち〉の話が優先され〈七皇を率いるリーダーとしてのナッシュと彼を信奉する仲間たち〉の話があまり描かれていなかった気がするので、在りし日の七皇のとある一日を書いてみました。
    ++++++++++
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    Q. 何でナッシュはベクターへの恨み言を言わないの?
    A. この時点ではベクターのことを困った奴とは思っているけど別に恨んではいないんじゃないかな。ベクターを憎み出すのはあいつのせいで兄妹揃って死んだことを転生後に思い出した+人間界侵攻時(ZEXALⅡ)にあいつがドルベとメラグを虐殺したのを目撃したのが原因だろうし。
    月城 衛@月光城塞
  • 第一章:英雄の復活④ 真竜の目覚め編 #遊戯王OCG #竜剣士 #竜魔王 #アモルファージ #英雄のキセキ #20001~30000字 #二次創作 #二次創作小説 #小説 ##ノベルス
    本文:約2万文字
    ++++++++++
    ――そして今、お前はオレの元に正義の味方として戻って来たというわけだ。
    ++++++++++
    竜剣士ラスターPについての妄想を綴った小説です。※同シリーズの話を飛ばして当作品から読むと一部理解不能な描写に出くわすおそれがあります。
    次回、竜剣士物語番外編。
    ++++++++++
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    月城 衛@月光城塞
  • ダブルシュガー #二次創作小説 #二次創作 #魔入間 #オペラ #カルオペ #ナベリウス・カルエゴ #なべひらみそ子
  • Hold his hand #二次創作小説 #ロックマンエグゼ #フォルテ #二次創作 #小説 #10~2000字 ##ノベルス
    『ロックマンエグゼ』(著:鷹岬 諒)新装版7巻書き下ろし2ページ目下段~3ページ目上段から発想を得たショートショートです。
    本文:約1千7百字
    電脳獣撃退後、辺境の地を旅するフォルテは一時の道連れとなった宿敵の背に何を思う?

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    月城 衛@月光城塞
  • ウラの王と黒い影 #二次創作小説 #ロックマンエグゼ #セレナード #フォルテ #セレフォル #二次創作 #小説 #5001~10000字 #2001~5000字 ##ノベルス
    セレナードとフォルテの絆の話です(セレナードは性別不明キャラですが、本作では精神面がやや女性寄りです)。
    時系列はいずれも『ロックマンエグゼ』(著:鷹岬 諒)新装版8巻書き下ろし最終ページ以降かつ『鷹岬ロックマンワークスSSR』(著:鷹岬 諒)収録の『フォルテ再会の刻』以前の時期です。
    ①Get ability 本文:約6千5百字
    フォルテのとある勘違いが電脳世界中を巻き込む騒動へと発展!? 騒動の行方やいかに?
    ※若干恋愛っぽい描写があります(が、本人たちにその気はありません)。
    ②Be my diamond 本文:約3千字
    いずれ必ず訪れるフォルテとの永別を憂い、セレナードはとある提案をする。
    ※漫画の他に以下のサイトの記載を参考にしています:http://takamisaki.information.jp/works/?page_id=946

    ※コンビ名(CP名?)はセレナードの方が一枚上手でフォルテを翻弄するという意味でとりあえずセレフォルにしました。
    ※実はずっと前から『ロックマンエグゼ』(著:鷹岬 諒)が好きで、この度ネタを思いついたので自分史上初となるロックマンエグゼ二次創作小説を書きました。こちらのジャンルに関しては投稿は稀になると思いますがお楽しみいただけましたら幸いです。

    Language: Japanese version only (there is no English version).
    **Do NOT translate my novels. **
    **Do NOT execute machine translations on my novels. Machine translations such as Google, DeepL, etc. are NOT wise enough to translate my Japanese sentences into western languages. **
    月城 衛@月光城塞
  • ハッピーエンドロール #魔入間 #オペラ #二次創作 #二次創作小説 #カルオペ #ナベリウス・カルエゴ #なべひらみそ子
  • 七夕SSまとめ Very short novels on twitter 2nd2023/7/7にツイートしたものです。テーマは「七夕」本文:140字小説×4
    These novels are my novels on twitter. There are 4 short novels in this work.
    Japanese and English

    最後のページは各話の解説です。
    ※百合(女性同士の恋愛譚)を題材にした話を含みます。

    I wrote very short novels about Drytron, VRAINS, ZEXAL and Metalfoes.
    **There are some Yuri (stories of love romances between women) in this work.**
    INCLUDING a femslash shipping: Metalfoes Silverd x Raremetalfoes Bismugear

    #二次創作 #二次創作小説 #百合 #NL #男女 #遊戯王OCG #遊戯王ZEXAL #遊戯王VRAINS #ほむきく #エリエナ #メタルフォーゼ #ドライトロン #10~2000字 #140字SS ##ノベルス ##Eng_novels #fanart #yugioh #metalfoes #drytron #ZEXAL #VRAINS #yuri #301~600words
    月城 衛@月光城塞
  • 真心と愛情真心を君に、愛情を先輩に
     
    「平尾先輩」
     啓護は平尾を呼び止める。ここは啓護の部屋だ。二人は多忙な時間をすり合わせて束の間の逢瀬を堪能していた。お互い仕事優先であり、なかなか会えなかったのだ。
     この逢瀬でも会うやいなや、挨拶なんていらないとばかりに顔を引き寄せられ荒々しく唇を喰み合い、服を脱ぐことさえ惜しらしく、お互い吐息を溢し口づけを交わしながら、服も剥ぎ取ってベッドへ向かう。
    「はぁ、啓護くん。もう、待てない」
     激しく啄むような口づけを交わしながらそう話す、珍しく余裕のない先輩に、啓護は思わず喉がゴクリと鳴らす。息を切らして上目遣いをこちらに向けてきて、待てないとは。可愛らしいところもあるものだな。そう感心しているうちに、啓護のシャツは平尾に脱がされ剥ぎ取られた。
     思わす身震いをした啓護だったが、自分ではなく平尾がこういうコトに積極的なのは珍しい。
    「待ってください」
    「は?」
    「あー、えっとですね。今、スキンを切らしているのでやりたくてもできないんですよ」
     そういうや、平尾は明らかに不機嫌になりそんな態度も隠さない。避妊具はセックスに置いて必需品だ。これは俺を守る役目、というよりも平尾先輩を守る役目が大きい。万が一を考えての最優先事項なのだ。
    「……わかりました。仕方ありません。今夜は我慢します」
     子供のようにわかりやすく不貞腐れる平尾を見て、啓護は愛おしさが込み上げる。仕事の時は無愛想で完璧主義で完全無欠の秘書が、自分の前ではあどけない仕草を見せるのだ。
     疑問に思って前に一度尋ねたことがある。なぜ、俺の前では幼くなるんでしょうねぇと嫌味も含めて。しかし、返ってきた答えは意外な、否、想定外のものだった。
    「君のこと、信頼していますから。それに、私は真心を君にあげたいんです」
     今思い出しても鮮明に思い出されて目頭が熱くなる。嬉しくなった俺はそのあと、平尾先輩に対して自分が持てる精一杯の言葉を返したものだ。
    「啓護くん?」
    「あ、はい。すみません。考え事をしていました」
    「またですか。相変わらずですね、啓吾くんは。私、もう帰りますね」
     そう言って平尾は玄関や寝室の脱ぎ散らかした自分の衣服をかき集めて、それを着用しようとしている。
    「待って、待ってください、先輩」
     呼び止めると平尾はため息をついてこちらに顔を向ける。
    「だって、今夜はもうしないんでしょう。ここにいる意味がない」
    「別に、体を繋げるだけがセックスではないですよ。というか、セックスしなくったって、あんたと一緒にいたい。それだけじゃだめですか?」
     平尾の手を握りしめて真剣に話す啓護をよそに、平尾はいたずらっ子な顔を見せて舌をちろりと出すと、「私、欲張りなので両方欲しいです。君とセックスしたいし、一緒にいたい。他愛もない会話で笑い合いたい。ただ手を握って夜の眠りにつきたい」
    「ははっ。じゃあ、それ全部やりましょうよ。」
    「でも、さっき避妊具は切らしているって」
    「セックスは、挿入だけがセックスではないので」
     不敵な笑みを浮かべて平尾に話す啓護だったが、平尾はイマイチ理解していないようで小首を傾げて見せる。その仕草が啓護にクリーンヒットしたらしく、そのまま平尾に思いっきり抱きつくと「しきり直しです。挿入はしなくても、あなたをきっと満足させてみせますよ。先輩」
     啓護の言葉を聞いた平尾はイマイチ意味がわからないでいたが、ふふっと笑うと着衣が乱れたまま啓護の首に腕を回すのであった。
    「楽しみにしていますよ、私の可愛い啓護くん」
      #魔入間 #オペラ #二次創作 #二次創作小説 #カルオペ #ナベリウス・カルエゴ
    真心を君に、愛情を先輩に
     
    「平尾先輩」
     啓護は平尾を呼び止める。ここは啓護の部屋だ。二人は多忙な時間をすり合わせて束の間の逢瀬を堪能していた。お互い仕事優先であり、なかなか会えなかったのだ。
     この逢瀬でも会うやいなや、挨拶なんていらないとばかりに顔を引き寄せられ荒々しく唇を喰み合い、服を脱ぐことさえ惜しらしく、お互い吐息を溢し口づけを交わしながら、服も剥ぎ取ってベッドへ向かう。
    「はぁ、啓護くん。もう、待てない」
     激しく啄むような口づけを交わしながらそう話す、珍しく余裕のない先輩に、啓護は思わず喉がゴクリと鳴らす。息を切らして上目遣いをこちらに向けてきて、待てないとは。可愛らしいところもあるものだな。そう感心しているうちに、啓護のシャツは平尾に脱がされ剥ぎ取られた。
     思わす身震いをした啓護だったが、自分ではなく平尾がこういうコトに積極的なのは珍しい。
    「待ってください」
    「は?」
    「あー、えっとですね。今、スキンを切らしているのでやりたくてもできないんですよ」
     そういうや、平尾は明らかに不機嫌になりそんな態度も隠さない。避妊具はセックスに置いて必需品だ。これは俺を守る役目、というよりも平尾先輩を守る役目が大きい。万が一を考えての最優先事項なのだ。
    「……わかりました。仕方ありません。今夜は我慢します」
     子供のようにわかりやすく不貞腐れる平尾を見て、啓護は愛おしさが込み上げる。仕事の時は無愛想で完璧主義で完全無欠の秘書が、自分の前ではあどけない仕草を見せるのだ。
     疑問に思って前に一度尋ねたことがある。なぜ、俺の前では幼くなるんでしょうねぇと嫌味も含めて。しかし、返ってきた答えは意外な、否、想定外のものだった。
    「君のこと、信頼していますから。それに、私は真心を君にあげたいんです」
     今思い出しても鮮明に思い出されて目頭が熱くなる。嬉しくなった俺はそのあと、平尾先輩に対して自分が持てる精一杯の言葉を返したものだ。
    「啓護くん?」
    「あ、はい。すみません。考え事をしていました」
    「またですか。相変わらずですね、啓吾くんは。私、もう帰りますね」
     そう言って平尾は玄関や寝室の脱ぎ散らかした自分の衣服をかき集めて、それを着用しようとしている。
    「待って、待ってください、先輩」
     呼び止めると平尾はため息をついてこちらに顔を向ける。
    「だって、今夜はもうしないんでしょう。ここにいる意味がない」
    「別に、体を繋げるだけがセックスではないですよ。というか、セックスしなくったって、あんたと一緒にいたい。それだけじゃだめですか?」
     平尾の手を握りしめて真剣に話す啓護をよそに、平尾はいたずらっ子な顔を見せて舌をちろりと出すと、「私、欲張りなので両方欲しいです。君とセックスしたいし、一緒にいたい。他愛もない会話で笑い合いたい。ただ手を握って夜の眠りにつきたい」
    「ははっ。じゃあ、それ全部やりましょうよ。」
    「でも、さっき避妊具は切らしているって」
    「セックスは、挿入だけがセックスではないので」
     不敵な笑みを浮かべて平尾に話す啓護だったが、平尾はイマイチ理解していないようで小首を傾げて見せる。その仕草が啓護にクリーンヒットしたらしく、そのまま平尾に思いっきり抱きつくと「しきり直しです。挿入はしなくても、あなたをきっと満足させてみせますよ。先輩」
     啓護の言葉を聞いた平尾はイマイチ意味がわからないでいたが、ふふっと笑うと着衣が乱れたまま啓護の首に腕を回すのであった。
    「楽しみにしていますよ、私の可愛い啓護くん」
      #魔入間 #オペラ #二次創作 #二次創作小説 #カルオペ #ナベリウス・カルエゴ
    みそ子
  • スモーキング・アンド・ラブここはとあるマンションの一室。
     煙草をふかしている主が再度息を吐くと、出された煙が部屋の中に充満する。
     この場所は鍋島啓護のマンションの一室でるため、煙草を吸っているのは他ならぬ啓護である。
     今日は平尾は訪れてるため、遠慮してキッチンの換気扇の下で吸っているのだが、黒革のソファに座っている平尾は嫌そうな顔をしている。
     それでも啓護は気にした様子もなく、くつろいで煙草をふかしていた。
     匂いに敏感で煙草の匂いもそれの類なのだそうで、苦手という平尾のためにタバコの臭いが充満しないよう配慮したつもりだが、換気扇でも緩和することはできなかったらしい。
     そんな啓護に平尾はため息をつくと、黙って手を差し出す。「これ、よかったら」と短く伝えると、手に持っていた袋を啓護へと差し出した。
     袋を広げて確認してみると、中に入っていたのは大量のコーヒー豆と瓶に入っているミルクだ。
     それをみて啓護は苦笑する。あの後、結局のこうした方がお互いのためだということで、このマンションの合鍵を渡していたのだが、上手く活用したようだ。
    「せっかくコーヒー豆を頂いたので、淹れてあげましょうか?」
     という問いに、平尾は首を振った。そして、そのかわりにといって渡されたものがあと一つ。どうぞと言って渡されたが、中身に見当がつかない。
    「甘いものは苦手でしたよね。なので、こちらも持ってきました」
     渡された物はチョコレートだった。
     煙草を嗜む啓護にとって甘味の嗜好品などというものはあまり縁がないものだった。
     しかし、先輩が自分のために選んだと言っていたので、たまにはこういうものもいいだろうと思って受け取った。
     平尾先輩曰く、こちらはビターチョコなのだそうだ。一口だけ口に含めてみると、確かにあまり甘くないタイプの類ではあるが、やはり自分には甘くないコーヒーやカフェオレの方が性にあっているのだなと再確認させられるだけだった。
     それでも、せっかくもらったものを無下にするわけにもいかず、何より悪い気もするので一応全て飲んでみることにする。
     それにしても、わざわざ自分の好みを覚えていてくれて、それに合わせてくれたというのは嬉しいものだ。
     そう思いながら、コーヒーを飲む。
     うん、やっぱり自分はこちらの方のほうが口に合っている。
     そして一通り飲み終えたところで、ようやく本題に入ることにした。まず最初に言っておかなければならないことがある。それは今回の件についてだ。そもそもこれは自分ひとりの問題であり、他人を巻き込むべき問題ではない。だから、この件に関しては礼を言うつもりはなかった。
     むしろ巻き込んでしまったことを謝ろうと思っていたくらいなのだから。だが、いざ口に出そうとするとなかなか言葉が出てこなかった。そんな自分が情けなく思えてきて、ますます焦りだけが募っていく。
     そんな時、ふいに声をかけられた。
    「――ありがとうございました」
     いきなりお礼を言われて戸惑ってしまう。一体なんのことだろうか? 確かに色々と世話になってしまったことは事実だし、こうして助けてもらったこともそうだ。だが、それだけなら別に礼をいう必要はないはずだ。それに今のお礼の意味もよくわからない。
    「……何の話ですか?」
     だから素直に疑問をぶつけることにした。それに対して、平尾は笑顔を浮かべるだけで何も答えようとしない。それが余計に不安を感じさせる。そして平尾の手がゆっくりと伸びてきたと思うと、頬に触れられる。少しひんやりとした感触が伝わってくる。そこから伝わる温もりはとても
    「私はあなたに助けられたのです」
     先輩が再び口を開く。そこで初めて気づくことができた。さっきの言葉は自分に言われたものではなく、平尾に向けられたものだったということに。つまりあれは自分の心の声が聞こえてしまったということなのか。
    「だから私からも言わせてください。本当にありがとうございます」
    「それとすみませんでした」
     啓護は思わず目を丸くしてしまう。何故先輩が謝罪する必要があるのか理解できなかったからだ。むしろ迷惑をかけてしまったのはこちらだというのに。
     しかし、その疑問はすぐに解けることになった。
    「本当はもっと早くにこうしなければならなかったんです……でも、どうしても怖くて出来なかった」
     その一言で全てを察することができた。
     おそらく先輩自身の過去のことを指しているのだと。
     そういえば以前、こんなことがあった。あの時は確か屋上でのことだ。あのときも同じように手を伸ばしてくれていた。その時、自分はどうして先輩に触れられることをあんなにも恐れてしまっていたのだろう。それはただ単に恥ずかしかったからというだけではなかったような気がする。もしそうなら、今も怖いだなんて思うはずがない。
     それは多分、この人があまりにも優しく触れてくれるせいだったんだろう。まるで壊れ物を扱うかのように丁寧に扱ってくれているのがわかる。だからこそ、なおさら自分の汚さが際立ってくるようで辛く感じてしまうのだ。
     そんなことを考えながら、目の前にある顔を見つめ返す。そこにはいつもと同じ優しい笑みがあった。その表情を見て安心したのか、自然と体が動いていく。
     そのまま平尾の抱きつくようにして身を預けると、平尾もまた察したようですぐに頭を撫でてくれた。その心地よさに身を委ねるように目を閉じる。
     (ああ、ようやく理解できた。俺は……これが欲しかったのだ)
     俺は先輩に抱きしめてもらいたかったのだ。
     ずっと寂しくて仕方がなかったのだ。
     それを自覚した途端、涙が流れ出してきた。
     一度溢れ出た感情は止まることはない。
     次から次に押し寄せてくる波に流されないように必死に耐えようとするけれど、とても耐えられそうにはない。
     今はただ泣きじゃくるしかなかった。そんな自分を包み込むように先輩は強く抱きしめていくれる。その優しさに甘えるように啓護は声を上げて泣いた。
     そしてどれくらい時間が経った頃だろうか。ようやく落ち着きを取り戻した啓護は顔を上 げた。まだ目は赤く腫れぼったくなっているだろうし、鼻水も垂れてしまっている。そして酷いことになっているであろうその顔面をじっと見つめられてしまい、どうにも落ち着かない気分になってしまう。
     しかし、平尾は特に気にした様子もなく微笑んでいる。
     それがなんだか悔しくなって、仕返ししてやろうとおもい、至近距離まで近づいて耳元で囁いてみる。
    「あんたも泣いたっていいんですよ」
     驚いた顔を見せてくれると思ったのだが、逆に嬉しそうな笑みを浮かべられてしまう始末。どうにも敵わないなと思いながらも、啓護は満足げな笑みを返した。

     啓護は自宅のリビングで一人寛いでいる。ソファに深く腰掛けて天井を見ながら、ぼんやりと煙草の煙を吹き上げる。それでも、以前のような虚しさは込み上げてこない。それは間違いなく平尾のおかげである。愛しい人からの力は絶大だ。これからも、鍋島啓護は煙草を吸うたびに平尾から救われたことを思い出すだろう。 #魔入間 #二次創作 #二次創作小説 #カルオペ #オペラ #ナベリウス・カルエゴ
    ここはとあるマンションの一室。
     煙草をふかしている主が再度息を吐くと、出された煙が部屋の中に充満する。
     この場所は鍋島啓護のマンションの一室でるため、煙草を吸っているのは他ならぬ啓護である。
     今日は平尾は訪れてるため、遠慮してキッチンの換気扇の下で吸っているのだが、黒革のソファに座っている平尾は嫌そうな顔をしている。
     それでも啓護は気にした様子もなく、くつろいで煙草をふかしていた。
     匂いに敏感で煙草の匂いもそれの類なのだそうで、苦手という平尾のためにタバコの臭いが充満しないよう配慮したつもりだが、換気扇でも緩和することはできなかったらしい。
     そんな啓護に平尾はため息をつくと、黙って手を差し出す。「これ、よかったら」と短く伝えると、手に持っていた袋を啓護へと差し出した。
     袋を広げて確認してみると、中に入っていたのは大量のコーヒー豆と瓶に入っているミルクだ。
     それをみて啓護は苦笑する。あの後、結局のこうした方がお互いのためだということで、このマンションの合鍵を渡していたのだが、上手く活用したようだ。
    「せっかくコーヒー豆を頂いたので、淹れてあげましょうか?」
     という問いに、平尾は首を振った。そして、そのかわりにといって渡されたものがあと一つ。どうぞと言って渡されたが、中身に見当がつかない。
    「甘いものは苦手でしたよね。なので、こちらも持ってきました」
     渡された物はチョコレートだった。
     煙草を嗜む啓護にとって甘味の嗜好品などというものはあまり縁がないものだった。
     しかし、先輩が自分のために選んだと言っていたので、たまにはこういうものもいいだろうと思って受け取った。
     平尾先輩曰く、こちらはビターチョコなのだそうだ。一口だけ口に含めてみると、確かにあまり甘くないタイプの類ではあるが、やはり自分には甘くないコーヒーやカフェオレの方が性にあっているのだなと再確認させられるだけだった。
     それでも、せっかくもらったものを無下にするわけにもいかず、何より悪い気もするので一応全て飲んでみることにする。
     それにしても、わざわざ自分の好みを覚えていてくれて、それに合わせてくれたというのは嬉しいものだ。
     そう思いながら、コーヒーを飲む。
     うん、やっぱり自分はこちらの方のほうが口に合っている。
     そして一通り飲み終えたところで、ようやく本題に入ることにした。まず最初に言っておかなければならないことがある。それは今回の件についてだ。そもそもこれは自分ひとりの問題であり、他人を巻き込むべき問題ではない。だから、この件に関しては礼を言うつもりはなかった。
     むしろ巻き込んでしまったことを謝ろうと思っていたくらいなのだから。だが、いざ口に出そうとするとなかなか言葉が出てこなかった。そんな自分が情けなく思えてきて、ますます焦りだけが募っていく。
     そんな時、ふいに声をかけられた。
    「――ありがとうございました」
     いきなりお礼を言われて戸惑ってしまう。一体なんのことだろうか? 確かに色々と世話になってしまったことは事実だし、こうして助けてもらったこともそうだ。だが、それだけなら別に礼をいう必要はないはずだ。それに今のお礼の意味もよくわからない。
    「……何の話ですか?」
     だから素直に疑問をぶつけることにした。それに対して、平尾は笑顔を浮かべるだけで何も答えようとしない。それが余計に不安を感じさせる。そして平尾の手がゆっくりと伸びてきたと思うと、頬に触れられる。少しひんやりとした感触が伝わってくる。そこから伝わる温もりはとても
    「私はあなたに助けられたのです」
     先輩が再び口を開く。そこで初めて気づくことができた。さっきの言葉は自分に言われたものではなく、平尾に向けられたものだったということに。つまりあれは自分の心の声が聞こえてしまったということなのか。
    「だから私からも言わせてください。本当にありがとうございます」
    「それとすみませんでした」
     啓護は思わず目を丸くしてしまう。何故先輩が謝罪する必要があるのか理解できなかったからだ。むしろ迷惑をかけてしまったのはこちらだというのに。
     しかし、その疑問はすぐに解けることになった。
    「本当はもっと早くにこうしなければならなかったんです……でも、どうしても怖くて出来なかった」
     その一言で全てを察することができた。
     おそらく先輩自身の過去のことを指しているのだと。
     そういえば以前、こんなことがあった。あの時は確か屋上でのことだ。あのときも同じように手を伸ばしてくれていた。その時、自分はどうして先輩に触れられることをあんなにも恐れてしまっていたのだろう。それはただ単に恥ずかしかったからというだけではなかったような気がする。もしそうなら、今も怖いだなんて思うはずがない。
     それは多分、この人があまりにも優しく触れてくれるせいだったんだろう。まるで壊れ物を扱うかのように丁寧に扱ってくれているのがわかる。だからこそ、なおさら自分の汚さが際立ってくるようで辛く感じてしまうのだ。
     そんなことを考えながら、目の前にある顔を見つめ返す。そこにはいつもと同じ優しい笑みがあった。その表情を見て安心したのか、自然と体が動いていく。
     そのまま平尾の抱きつくようにして身を預けると、平尾もまた察したようですぐに頭を撫でてくれた。その心地よさに身を委ねるように目を閉じる。
     (ああ、ようやく理解できた。俺は……これが欲しかったのだ)
     俺は先輩に抱きしめてもらいたかったのだ。
     ずっと寂しくて仕方がなかったのだ。
     それを自覚した途端、涙が流れ出してきた。
     一度溢れ出た感情は止まることはない。
     次から次に押し寄せてくる波に流されないように必死に耐えようとするけれど、とても耐えられそうにはない。
     今はただ泣きじゃくるしかなかった。そんな自分を包み込むように先輩は強く抱きしめていくれる。その優しさに甘えるように啓護は声を上げて泣いた。
     そしてどれくらい時間が経った頃だろうか。ようやく落ち着きを取り戻した啓護は顔を上 げた。まだ目は赤く腫れぼったくなっているだろうし、鼻水も垂れてしまっている。そして酷いことになっているであろうその顔面をじっと見つめられてしまい、どうにも落ち着かない気分になってしまう。
     しかし、平尾は特に気にした様子もなく微笑んでいる。
     それがなんだか悔しくなって、仕返ししてやろうとおもい、至近距離まで近づいて耳元で囁いてみる。
    「あんたも泣いたっていいんですよ」
     驚いた顔を見せてくれると思ったのだが、逆に嬉しそうな笑みを浮かべられてしまう始末。どうにも敵わないなと思いながらも、啓護は満足げな笑みを返した。

     啓護は自宅のリビングで一人寛いでいる。ソファに深く腰掛けて天井を見ながら、ぼんやりと煙草の煙を吹き上げる。それでも、以前のような虚しさは込み上げてこない。それは間違いなく平尾のおかげである。愛しい人からの力は絶大だ。これからも、鍋島啓護は煙草を吸うたびに平尾から救われたことを思い出すだろう。 #魔入間 #二次創作 #二次創作小説 #カルオペ #オペラ #ナベリウス・カルエゴ
    みそ子
  • 我が身を盾に #遊戯王VRAINS #二次創作小説 #二次創作 #小説 #2001~5000字 ##ノベルス
    本文:約3千9百文字
    ――親愛なる友へ。
    Aiと遊作との絆について、VRAINSの最終決闘をベースに書いた小説です。
    ※「愛=恋愛! 結婚! セックス!」、「仲のいい男性が二人、何も起きないはずがなく……。」といった思考回路の方やBL・やおいをお求めの方は開く作品を間違えていますのでブラウザバックをお願いいたします。
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    月城 衛@月光城塞
  • ベルベット・ラプンツェル #二次創作 #二次創作小説 #魔入間 #カルオペ #オペラ #ナベリウス・カルエゴみそ子
  • アナスタシオスの憂鬱オペラさんは性別不詳です。 #二次創作 #二次創作小説 #魔入間 #オペラ #ナベリウス・カルエゴ #カルオペみそ子
  • 羅針盤 #遊戯王ZEXAL #二次創作小説 #ドン・サウザンド #エリファス #2001~5000字 #二次創作 #小説 ##ノベルス
    本文:約2千6百文字
    ++++++++++
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    遊戯王ZEXAL最終回後のifストーリーです。
    ZEXALの最終回には、ヌメロンコードによる改変がなされバリアン世界との統合を果たしたアストラル世界でエリファスが引き続き統治者として君臨していると思しきシーンがあり、これまでに一度もカオスを持ったことのない彼がどうやって旧バリアン世界地区と折り合いをつけるのか疑問に思いました。そこで、遊馬との決闘で〈絆が紡ぎ出す希望〉を知った彼は独力ではなく他者と協力する道を選ぶのではないかと仮説を立て、では彼が協力を求める相手は誰なのかと考えた末に辿り着いた結論がこのショートショートです。
    月城 衛@月光城塞
  • ドン・サウザンドに関する考察 #遊戯王ZEXAL #二次創作小説 #ドン・サウザンド #10~2000字 #二次創作 #小説 ##ノベルス
    本文:約1千5百文字
    ドン・サウザンドの性格について自分なりに考察したレポートです。
    ++++++++++
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    月城 衛@月光城塞
  • 第一章:英雄の復活②-2 マジェスペクター編[後編] #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王OCG #竜剣士 #竜魔王 #マジェスペクター #アモルファージ #10001~20000字 #英雄のキセキ ##ノベルス
    本文:約1万4千文字
    ++++++++++
    ――潮時だな、そろそろ本気出しちまってもよさげだぜ。
    ++++++++++
    竜剣士ラスターPについての妄想を綴った小説です。※同シリーズの話を飛ばして当作品から読むと一部理解不能な描写に出くわすおそれがあります。
    次回、竜剣士物語③ダイナミスト編。
    ++++++++++
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    月城 衛@月光城塞
  • 月城衛のエリエナ観 #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王ZEXAL #NL #男女 #エリファス #エナ #エリエナ #10~2000字 ##ノベルス
    本文:約800文字
    エリファス×エナの二次創作を投稿するにあたり
    ・私の中に組み上がったエリファスの人物像
    ・私がこの二人をカップリングさせた理由
    をまとめました。
    私が書くエリエナ二次創作のプロローグ代わりにお楽しみください。

    エリファス×エナ前提の過去作 ※いずれも恋愛要素は薄めです。
    https://galleria.emotionflow.com/s/108823/616659.html
    https://galleria.emotionflow.com/108823/616667.html ※4ページ目のみ
    https://galleria.emotionflow.com/108823/616908.html
    月城 衛@月光城塞
  • 第一章:英雄の復活②-1 マジェスペクター編[前編] #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王OCG #竜剣士 #竜魔王 #マジェスペクター #アモルファージ #10001~20000字 #英雄のキセキ ##ノベルス
    本文:約1万2千文字
    ++++++++++
    ――いずれにせよ、我々はあの半竜の本性を見定める必要がある。彼が本当に信用に足る人物であるのかを。
    ++++++++++
    竜剣士ラスターPについての妄想を綴った小説です※同シリーズの話を飛ばして当作品から読むと一部理解不能な描写に出くわすおそれがあります。
    次回、竜剣士物語②-2 マジェスペクター編[後編]。
    ++++++++++
    Language: Japanese version only (there is no English version).
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  • ツイッターSSまとめ Very short novels on twitter #二次創作 #二次創作小説 #百合 #遊戯王OCG #メタルフォーゼ #竜剣士 #10~2000字 #140字SS ##ノベルス ##Eng_novels
    #fanart #yugioh #metalfoes #draco #yuri #301~600words
    他のサイトに投稿済のものです。本文:140字小説×5
    These novels are my old art works. There are 5 short novels in this work.

    ツイッター(https://twitter.com/Kalut_31640227)に掲載した140字SSを加筆修正してまとめました。/Japanese and English
    最後のページは各話の解説です。
    ※百合(女性同士の恋愛譚)を題材にした話を含みます。

    I wrote very short novels about Metalfoes and Dracos.
    **There are some Yuri (stories of love romances between women) in this work.**
    INCLUDING a femslash shipping: Metalfoes Silverd x Raremetalfoes Bismugear
    月城 衛@月光城塞
  • 第一章:英雄の復活① イグナイト編 #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王OCG #竜剣士 #イグナイト #アモルファージ #10001~20000字 #英雄のキセキ ##ノベルス
    他のサイトに投稿済のものです。本文:約2万文字
    ++++++++++
    ――ダイヤの原石だろうと、磨かなければただの石ころだ。
    ++++++++++
    竜剣士ラスターPについての妄想を綴った小説です※第零章を飛ばして当作品から読むと一部理解不能な描写に出くわすおそれがあります。
    次回、竜剣士物語②マジェスペクター編。
    ++++++++++
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  • 第零章:英雄の命日 #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王OCG #竜剣士 #空牙団 #50001~60000字 #英雄のキセキ ##ノベルス
    他のサイトに投稿済のものです。本文:約5万2千文字
    ++++++++++
    ――私は……私たちは、必ずや貴様のもとへ舞い戻る。その時こそ、貴様に引導を渡してやる! ティエラァ!!
    ++++++++++
    真竜剣士マスターPの過去についての妄想を綴った小説です。
    次回、竜剣士物語①イグナイト編。
    ++++++++++
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  • 悪霊と傀儡 #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王ZEXAL #ドン・サウザンド #エリファス #10~2000字 ##ノベルス
    他のサイトに投稿済のものです。本文:約2千文字
    English→https://galleria.emotionflow.com/108823/616911.html
    +++++++++++++++++++++
    おとぎ話の最後ってさ、本当に「めでたしめでたし」でいいのかなあ?
    +++++++++++++++++++++
    ☆ショートショート
    ☆ZEXAL最終回後if
    ☆差別及び偏見による迫害表現あり
    ☆NL(エリファス×エナ)要素あり
    ☆ドン・サウザンドが生き返った上にエリファスと和解した前提の話
    ☆ドン・サウザンドの正体は《元一般アストラル世界民》ではなく《アストラル世界から追放された人々のカオスから生まれた精霊》という解釈を含む
    ☆民衆は愚か
    +++++++++++++++++++++
    月城 衛@月光城塞
  • Marble #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王ZEXAL #ドン・サウザンド #エリファス #2001~5000字 ##ノベルス
    他のサイトに投稿済のものです。本文:約3千文字
    English→https://galleria.emotionflow.com/108823/616909.html
    +++++++++++++++++++++
    ――朱に交わりて、青は赤く染まるだろうか。
    +++++++++++++++++++++
    ☆ショートショート
    ☆ZEXAL最終回後の世界観
    ☆ドン・サウザンドがヌメロンコード起動後も蘇らなかった場合のifストーリー
    (※ただし文章中にドン・サウザンドが登場します)
    +++++++++++++++++++++
    宿敵に託されたアイテムで戦うシチュエーションってわくわくしませんか?
    月城 衛@月光城塞
  • ねぇパパ 殺していいですかい? #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王VRAINS #Ai #不霊夢 #5001~10000字 ##ノベルス
    他のサイトに投稿済のものです。本文:約5千文字
    English→https://galleria.emotionflow.com/108823/662421.html
    +++++++++++++++++++++++++++++++++
    オレは相棒を救うためならどんな手だって使ってやるから。
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    短編です。
    Aiが鴻上博士の存在を抹消すべく奮闘します。
    ☆VRAINS最終回後のifストーリー
    ☆Den Cityの旧地名・鴻上家の経済状況等に関する妄想を含みます
    ☆おまけ程度にNL(ほむきく)要素あり(尊と綺久が恋人同士として仲良くしています)
    ☆Ai以外のイグニスも生き返っています
    月城 衛@月光城塞
  • 炎の弾丸 #二次創作 #小説 #二次創作小説 #遊戯王VRAINS #リボルバー #ソウルバーナー #2001~5000字 ##ノベルス
    他のサイトに投稿済のものです。本文:約2千文字
    +++++++++++++++++++++++++++++++++
    浄化の炎がこの身の穢れを祓うだろう。
    私の罪は、消えないけれど。
    +++++++++++++++++++++++++++++++++
    ショートショートです。
    VRAINS 117話「交わらない道」冒頭のシーンからセリフを引用しています。
    ソウルバーナーがリボルバーを引き留めたとき、二人はどんなことを考えていたのか。
    あの結論に至るまでの心情を想像しました。
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