姫女菀(ヒメジョオン/メガジュペッタ♀)
死神達全ての主人。配下達からはマスターと呼ばれており、誰も名前で呼ぼうとしない。
生まれた死神に名前を与え、全員のことを覚え業績を記録しルール違反とそれに対する罰則も管理することが仕事であり、自ら生者に手を下すことはそうそう無い。が、まどろっこしいことを嫌うためなかなか死なない相手はさっとつかみかかるだけで魂をもぎ取ってしまう。死神や幽霊など実体が無い者はこれでただの塊になってしまうため、彼女が近くにいると空気は凍り付く。悪魔や魔女等普通の魂を持たないものは殺せないため嫌っている。
紅桔梗(べにききょう/シャンデラ♀)
キャリアが豊富な上位の死神。専門は死にたがりの死に損ない。死んで間もない魂を食べることであの世に繋げている。ターゲットに早々に死を促して達成するまで付きまとう。
藤銀杏(フジイチョウ/★シャンデラ♀)
紅桔梗と契約し弟子入りした同じく死にたがりの死に損ない専門の死神。ターゲットに対し友人のように振る舞い生きる気力を湧かせたところで魂を奪うことが得意。
元は友人の目の前で事故死した少女。自らの突然の死に困惑し友人との別れを受け入れられず再び出逢うため紅桔梗と契約し死神になるも生前の姿でもなければ記憶は殆ど残っていない。