イラストを魅せる。護る。究極のイラストSNS。

GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。

  • 1 / 1
    しおり
    1 / 1
    しおり
    消えない残像
    「今日の弁当、うまかった」

    たった一言。それなのに。

    「おう。」

    愁の顔が見れねえ。だって、笑ってる──それがどうしようもなく俺の気分を落ち着かなくさせて──。
    ──顔、上げらんねえ。なんだよこれ、意味不明すぎだろ。

    何もかも分からなくなって。ただひたすら食堂の床を見続ける。
    だけど。
    ──その視界にさえ、愁のつま先が入り込む。

    動揺して後ずさる。──が、既に食堂の壁に追い込まれていた俺は、もうこれ以上、さがることなどできねえ。──ぐっと更に愁の気配が近付く。

    「明日もよろしくな」

    ただ、逃げらんねえ。──それだけはどうしてか分かってしまった。










    **************

    校舎裏にあるベンチ。そこに座って昼飯を広げる。朝、きっちりと包んだ風呂敷は、皺一つなくきれいなまんまで。もったいねえがそれをゆっくりとほどいていく。
    ──補講も残すとこあと1日半。昼のチャイムと共にとっとと教室を出て、ここに来た。今日も天気が良いからちょっとばかし暑いが、あそこに比べりゃここは日陰も多いしそうでもねえ。
    ベンチの後ろに並ぶ木々が、影を作っているからだ。──そこを通って時々、涼しい風が通り抜ける。

    風呂敷から出てきた弁当の蓋を開け、箸を取り出す。今日のメニューは那雪曰く白身魚のソテー、付け合わせに焼いたパプリカとピーマン、スナップえんどう、なすの和え物。それと甘い玉子焼き。それらをざっと眺めたまんま、固まる。──食欲がねえ。目の前の弁当はうまそうだなって思うし、実際にうまいって分かってるのに、さっきから一向に箸が進まねえ。

    そのまましばらく固まっていると、ベンチに広げた弁当の向こうから、盛大に息を吐く音が聞こえてくる。
    弁当の向こう側──二人がけのベンチのもう一方の端に座わってるのは、久しぶりに昼飯を一緒に食っている聖だ。俺はそれを一瞥だけし、また弁当を眺める。向こう側からはもう一度同じように息を吐く音が聞こえてきて。

    「結局何が不満なわけ?」

    聖が意味不明なのはいつものことだけど。別に不満なんてねえよ。

    「そんなもんねえ。」

    じっと弁当から視線を外すことなくそう返す。とりあえず一口──と、箸を玉子焼きへと伸ばす。少しだけ端が焦げてるが、味は悪くねえ。──ちょっとばかし甘い気もすっけど。
    まあ、愁にはきれいに焼けたやつ入れたし、無罪だろ。

    「あっそ。じゃあ機嫌良くしてくんない?」

    そう言って、聖は最後の一口を口にする。──どうやら購買で買ったらしいサンドイッチは全て食べ終えたみてえで。

    「…………別に、普通だろ。」

    次はメインの白身魚。ついでに付け合わせの野菜にも箸を付け、少しずつ昼飯を食べる進める。──相変わらず食欲はねえが、食べないことにはどうしようもねえ。

    「普通じゃないから言ってるんだけどね~」

    一向にそっちをちゃんと見ねえ俺なぞお構いなしに、飲み物を一口飲んだ聖がそう愚痴る。
    お前を押し付けられた俺の気持ち分かる?──とか何とか。ついでに意味分かんねえことをぐちゃぐちゃ付け加え、聖がまた息を吐く。──つかさっきから何なんだよ。有罪過ぎんだろ。ちょっとうぜえ。そんな態度が漏れ出たのか。

    「うん、だから俺に当たらないでくれる?」

    にっこりと。あの腹黒を隠しもしねえ笑みを向けられてしまい。
    ──そんな有罪過ぎる微笑み、いつもなら何とも思わねえし、無視するだけだが。

    「自分で機嫌良いって言ったよね?」

    と、ついでのように付け足され。


    「……………………」

    ──んなこと、言われたって。


    視線を再び弁当の上に落とす。玉子焼きと違い、両面程よく焼けた白身魚。味付けの塩コショウは那雪がやっただけあって、絶妙にうまかった。──付け合わせの野菜の塩コショウは俺がやったから、少しだけ味がばらついてる。許容範囲と言えば許容範囲だろ。──多分。なすの和え物もちょっとだけ入れるもん間違えたんだが──まあ、うまいから無罪だろ。那雪だって大丈夫って言ってたし。
    ──でも、こいつら──パプリカやピーマンになすとか──の下ごしらえは、ほとんど俺がやったんだ。味付けはともかく、作るのは俺だってやったんだし──。
    スナップえんどうの筋とりだって。那雪じゃなくて俺がやったんだぜ。──へたをうまくとらねえと筋もうまくとれねえとか有罪だろ。

    「でもきれいにできただろ、愁──」

    そう言って顔を上げて固まる。──ちげえ、今目の前にいるのは聖だった。

    「あー、わりい……」

    何故か嫌そうな顔ではなく、目を見開いて固まった聖から視線をそらし──そのまま校舎の方へと顔を向ける。白い建物のせいか、さんさんとあたる太陽が反射して、少しだけまぶしい。それを目を細めて──ただ、じっと見つめる。
    時々、ベンチの上から影が落ちてきて、視界を覆う。まぶしさがやわらいだ一瞬──見えた残像を振り払うように目をつむる。風が吹く度に木陰は揺れ、まぶたの向こう側を明るくしたり暗くしたりを繰り返す。


    ──そんな中。ゆっくりと息を吐き出した聖が口を開くのを感じた。


    「とりあえず、弁当食べなよ。」

    どんな顔をしてんのかは見えねえけど。有無を言わさない聖の圧力に負け──目を開けて、のろのろと箸を動かした。




     
    昼休みになった瞬間に。挨拶もそこそこに弁当を抱えて教室を出た。今日は愁とは食わねえと──弁当渡すのは那雪に頼んだと──朝、学校来る前に聖には話してあった。だから、そっち(team漣)で食う、とも。まあ、実際、校舎裏来たのは聖だけだったけど。別にそれ自体はいつもの事だし──気が向いたら一緒に食べるし、そうじゃなきゃバラバラで食べるし──来なくたって一人でここで食ってた。

    だけど。

    愁に顔合わせねえと決めて。──逃げ出しといて。
    愁の事考えちまうの、ダセえだろ。有罪じゃねえか。


    この弁当を広げた時、愁がどんなリアクションをとったのか。──気にならねえ訳じゃねえけど。

    ただ。
    あの愁の笑顔をもう一度見たとき、俺はどうしたらいいのか分からない。それだけだ。



    ***************



    寮生活してて会わねえようにすんのは、意外と簡単にできる。──だから今日一日、愁と会わねえ洋にするのもできるって思ってた。

    愁が大体どの時間帯に夕飯を食べに食堂を利用しているか知っていたから、避けるのは簡単だった。

    このまま会うことがなければ、あとは明日の一日のみ。
    弁当作りは言い出した手前、途中でやめんのは嫌だったし、愁には食べてもらいたかったからやるけど。そこと昼さえ逃げきれば、明後日からは夏休みだ。──愁から逃げてんの、まじでだせえ。有罪だろ。

    でも、明日が終われば──しばらく愁と会うこともなくなる。
    今の俺にはとにかく愁と会わないこと、それだけが重要だった。だって──


    ──だって、あんな愁の顔、初めて見た。


    初めてだった。あんな風に笑う愁を見たのは。
    昼の時間を一緒に過ごすようになって。オーランド役を競っていた時の愁とも、普段の授業中に盗み見る愁とも、全然違え愁の顔を。確かにいっぱい知ることはできた。今まで知らなかった愁の表情──無表情のようで、時々口角が上がってること、逆に眉間にシワが寄ることがあること、からかう時は案外有罪な顔をしてること、時々、まぶしそうに目を細めること──色んな愁の顔を知った。
    案外食欲に従順で満たされるまではひたすら食い続けること、話を聞いてないようで聞いてること、そうは言っても興味ねえことには関心が薄いこと──知らなかった愁をたくさん知って。正直浮かれていた。愁との距離が縮んだようで。だけど。


    ──ああやって笑う愁の顔は初めてだったから。


    詰めた距離が、近付いた距離が、あまりにも近付き過ぎたようで。
    そんなつもりなかった。そこまで都合良く考えてなかった。
    だから。

    怖くなって逃げ出した。
    これ以上愁と近付けばどうなるのか。──自分がどうなってしまうのか。
    鼓動が壊れそうで破裂しそうで、息が苦しくなって。どうしたらいいのか分かんねえ。

    そわそわと。ぴりぴりと。
    すげえ緊張してる。愁に対して。──有罪だろ、そんなの。

    だから、しばらく愁に会わなくて済むように。
    この動悸やそわそわする感情がなくなるまで。ぴりぴりと体中を覆う緊張感がなくなるまで。──時間が必要だったから。
     
    逃げ出したんだ、俺は。──愁から。






     
    **************


    最後の弁当の仕込みを終えて。那雪は用事があるとかで後片付けを引き受け──。特に何も考えず、台の上に残ってる調理器具を片していった。──よく考えたら愁が頼んだんだろうな。有罪じゃねーか。

    ──まあ、目の前の愁に退路塞がれてる今が一番有罪なんだけど。

    大量にあったボールを棚にしまい立ち上がった瞬間、「北原」と愁の声がして。──それが入り口からだったら。もうちょいなんとかなったかもしんねえけど。振り返った先には既に目の前に愁が立ってて。角にある戸棚のとこだったから、後ろは壁だし、これ以上逃げようがねえ。──つか、今逃げたら、 "避けてる" ってモロバレじゃねえか。それは何か有罪だろ。今更だけど。

    「片付け、終わったか?」

    ゆったりと、愁がそう尋ねてくる。
    ──まっすぐにこちらを見つめる力強い愁の目に捕らわれて。俺はこれ以上動けなくなる。

    「ああ。」

    そう返すのが精一杯で。ただ愁のその目を見返すことしかできねえ。じっと。ただひたすら愁は俺を見てくる。

    「愁は──お茶か?それならまだポットに──」
    「お茶じゃねえ。──お前に用がある。」

    愁から発せられる一言一言に。どうしようもなく鼓動がひどく暴れ。──逃げ出してえ。やっぱり。

    「俺に?」
    「ああ。」

    そう言って頷いた愁が、もう一度まっすぐこちらを見てくる。
     
    「今日の弁当、うまかった」

    たった一言。それなのに。

    「おう。」

    愁の顔が見れねえ。だって、笑ってる──あの笑顔で。それがどうしようもなく俺の気分を落ち着かなくさせて。どうしようもなくそわそわと逃げ出しい気持ちにさせて。
    ──顔、上げらんねえ。なんだよこれ、意味不明すぎだろ。

    何もかも分からなくなって。ただひたすら食堂の床を見続ける。白いタイルは照明に照らされてきらきらと反射していた。
    だけど。
    ──その視界にさえ、愁のつま先が入り込む。

    動揺して後ずさる。──が、既に食堂の壁に追い込まれていた俺は、もうこれ以上──さがることなどできねえ。背中全体にひんやりとした壁を感じ。──ぐっと更に愁の気配が近付く。

    「明日もよろしくな」

    愁の笑った声が耳元から入ってくる。
    ──ああ、すごく楽しそうだ。見えねえけど、きっと──からかう時のあの表情をしてんじゃえかなって──。食堂の床、白いタイルの上に有罪な顔をして笑う愁が浮かび──。

    ただ、逃げらんねえ。──それだけはどうしてか分かってしまった。



     

    ************

    「よそ見すんなよ」

    そう言って笑ったその顔が。
    今まで見たことない愁の顔で。
    その瞬間はただ嬉しくて、「愁こそよそ見すんなよ」なんてつい返しちまったけど。


    気付いたらこびりついて離れていかねえ。


    頭の中を占拠した愁のあの笑顔のせいで。俺は翌日もそのまた翌日も。ずっとどうしてかそわそわと、そわそわと落ち着かない気持ちになっていた。



    紫帆 Link Message Mute
    2023/04/27 4:48:05

    消えない残像

    弁当シリーズ6作目
    北原視点です。

    ピクブラに上げてるのと同じ奴です。
    こっち側には途中までしか上げてなかったので、ちまちま上げていこうと思います。放置しててすみません ……

    #愁廉

    more...
    作者が共有を許可していません Love ステキと思ったらハートを送ろう!ログイン不要です。ログインするとハートをカスタマイズできます。
    200 reply
    転載
    NG
    クレジット非表示
    NG
    商用利用
    NG
    改変
    NG
    ライセンス改変
    NG
    保存閲覧
    NG
    URLの共有
    NG
    模写・トレース
    NG
    • 空閑って廉には冷たいよね弁当シリーズのプロローグ(※支部からの転載)
      南條視点です。
      支部で上げてた際にあった廉視点とは分けました。

      支部に上げてたときもそうなのですが、はっちの名前ミスってたので直しました。誠に申し訳ありません。


      #愁廉
      紫帆
    • 空っぽの月曜日弁当シリーズ5作目

      れんれんが逃げ出した後の愁視点
      最後のページは、おまけの那雪視点

      ※支部からの転載。
      支部に上げたシリーズの最新分です。



      #愁廉
      紫帆
    • だから、もう一度──手を洗って待ってろ

      弁当シリーズ2作目。(※支部からの転載)
      北原視点。最後のページだけ虎石視点です。

      支部と違って北原視点分でまとめてあります。
      また、支部に上げてたとき、はっちの名前ミスったままでした。誠に申し訳ないです。


      #愁廉
      紫帆
    • 自覚してないってそんな事ある?弁当シリーズ4作目(支部からの移転)
      南條視点。最後のページのみ北原視点。


      #愁廉
      紫帆
    • あの夏の続き弁当シリーズ3作目
      愁視点(支部からの転載)
      最後のページのみ虎石視点


      #愁廉
      紫帆
    • 空閑は訪ねる直前過ぎるのですが、明日1/28 スタステ13に愁廉で参加いたします。

      サークルスペースは【東4 セ37b】で、
      サークル名は【硝子玉】です。

      新刊は半分くらいWeb再録の弁当シリーズ続編の話をまとめたものです。
      ここに上がってる愁くん宅訪問話と今回上げた廉のマンション訪ねる話を加筆して収録してます。

      また、移転先ですが、Twitter(X)にも描きましたが、下記の個人サイトになってます。
      愁廉についてはまだ移転途中です。そのうち整えて行きます。

      移転先: https://plus.fm-p.jp/u/onigri1024



      ここでの更新は今回限りとなります。
      この話も悩んだのですが、一度Webオンリーにて公開してた話であること、お知らせも兼ねた何かを置きたかったこと、それらの理由でこのお話まではここに上げておきます。
      たまに覗くとカウンターが回っているので読んでいただけてるのであれば嬉しい限りですが、今後は更新しませんので何卒よろしくお願いいたします。

      もう少しだけ残しておく予定です。

      いつもお読みいただき、感謝感謝です。
      誠にありがとうございました。


      #愁廉
      紫帆
    • 開演前 放課後、レッスン室にて弁当シリーズの序章
      まだ育成枠を競ってた頃の二人
      ページ切替で視点が変わります。

      「君と一緒に弁当を」の序章にあたるお話です。
      以前、支部に上げてたものを本に収録するにあたって加筆訂正しました。(全文公開)

      イベント、ありがとうございました。
      直前でTwitter(X)上で告知を行ったため、こちらには特に続報載せなかったのですが、今更ですが上げておきます。
      通販もそっちで情報載せてしまったので、恐縮ですが、ご入り用でしたら、Twitter(X)をご参照くださいませ。
      またしばらくの間、空けておきます。


      お知らせにも記載した通り、移転先が決まり次第、こちらからは撤退の予定です。
      移転してもしばらくは残しておく予定です。

      今後の予定の第一報や移転先等へのアクセスの入り口は、Twitter(X)を予定してます。一応まだ動いてるうちはあそこにいます……

      アカウント名はあっとまーくの後ろに
      【14februaryyy】を付けてお探しください。

      名前はここと同じ【紫帆】でやってます。

      日常ツイ多めなので、情報だけほしい場合はここからのが良いかもしれません……
      移転先の話は書きに来ますので……


      ではでは、いつもお読みいただき感謝感謝です。
      誠にありがとうございます。


      #愁廉
      紫帆
    • お知らせ8月27日 TOKYO FES Aug.2023内の
      星春★スターステップ 12 に、
      サークル【硝子玉】で参加します。
      サークルスペースは【東5ホール ノ57b】です。

      当日は弁当シリーズをまとめた本を頒布予定です。
      文庫本300pカバー付き(あれば)で、値段は1000~1500円辺りで考えています。
      内容は、プロローグからおまけまでの収録で、最近こちらで上げたお宅訪問話は入りません。あと他に今回の書き下ろしが2本、今は非公開の以前公開してたお話1本が入ってます。

      当日ご参加される場合は、よろしくお願いいたします。


      ピクブラのことがあり、少し色々考えてまして、
      今後、公開場所を変える予定です。
      ちょっと色々思うところがありまして、こちらもそのうち取り下げるつもりです……
      (しばらくは置いておきますが)

      以上となりますが、よろしくお願いいたします。


      #愁廉
      紫帆
    • 北原廉のお宅訪問in空閑家弁当シリーズの続編第一弾です。
      空閑視点です。
      2ページ目はおまけで、虎石視点となってます。
      (※ピクブラより転載)

      タイトル通り空閑家を訪問するれんれんの話です。視点はくがくんですが。夏休み前の約束通り、一緒に課題をするために北原が空閑家へとやって来ます。

      4月のWebオンリーにも掲載していた作品です。上記にあるようにピクブラから持ってきました。
      当時、お読みくださった方、誠にありがとうございます。
      Webオンリー時は省略いたしました虎石視点のおまけを追加してあります。
      そちらもお読みくださると幸いです。

      いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。感謝感謝です。


      #愁廉
      紫帆
    • おまけ詰め合わせ弁当シリーズのおまけ話
      南條視点→月皇視点→北原視点
      ページ切替で視点が切り替わるようになってます。

      ピクブラにはバラバラと上げましたが、同じ題材なので、こちらではまとめて上げときます。
      三期五幕ネタです。本編の裏でこういうことがあったら良いなってのと、空閑くんに大分夢見たような内容です。

      先日はスペースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。それでだと思っているのですが、ぽつぽつお読みいただけてるようで、とてもありがたいです。

      お読みくださり、誠にありがとうございます。感謝感謝です。


      #愁廉
      紫帆
    • だからオレを巻き込むな弁当シリーズ エピローグ
      虎石視点

      ※ピクブラにも同じ奴が上がってます。

      取り敢えず、一旦、シリーズの区切りのお話。
      おまけがまだ幾つかありまして、シリーズの続き的な話もありますので、そちらもまた上げていきたいです。

      シリーズ通してで恐縮ですが、お読みいただけてるだけでとても感謝しております。誠にありがとうございます。


      #愁廉
      紫帆
    • 名前を付ける弁当シリーズ9作目
      空閑視点→北原視点
      前回同様、視点はページで区切ってあります。
      最後はおまけで、北原視点です。

      ※ピクブラにも同じ奴が上がってます。


      おまけはちょっとだけ、今は見れない箱ネタに触れてます(絵だけならアニメでも出てきますが)。あそこはどうしても愁廉としては拾っとかないと、と思いまして。あとドラマCDの打ち上げパーティーネタにもほんの少しだけ触れてます。打ち上げパーティーでの愁くんの当時の廉への評を聞くと、ゴーヤジュースが本当に友情の証になるので不思議です(※個人の見解です。)とても愁廉でした、ありがとうございます。


      #愁廉
      紫帆
    • この関係に弁当シリーズ8作目
      空閑視点→北原視点
      (視点はページにて区切ってあります)

      ※ピクブラにも同じ奴が上がってます

      #愁廉
      紫帆
    • 空閑愁の独白弁当シリーズ7作目
      空閑くんの独白

      ※ピクブラにも同じ奴が上がってます

      #愁廉
      紫帆
    CONNECT この作品とコネクトしている作品