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ニガリクにまつわるお題
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
ニガリクでお題を作って書いた小説です。
長さはバラバラ。最後の話はリックとダリルが会話しているだけですがニガリクと言い張ります。
お暇なときにどうぞ。
【ニガリクにまつわるお題】
・キャンピングカー
・ルシール
・イチゴ
・革ジャケット
・ビデオカメラ
・スパゲティ
・「ありがとう」
・亡き妻
・グライムズ親子
・「リック」
♢だんご♢
ある使用人の一日
##TWD
##ニガリク
#TWD
#ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7後のニガリク。
アレクサンドリアが戦いに負けて、リックがニーガンの専属使用人になった後。
ニーガンの専属使用人として過ごすリックの一日のお話。
ニーガンの専属使用人になったリックのお話が読みたくて書いてみましたが、ただただリックが不憫でニーガンが嫌な奴です。でも個人的にはとても楽しいお話になりました。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
考える人
#TWD
#ニガリク
#カール
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7のニガリク。
リックについて考え続けるニーガンのお話。アレクサンドリアに行ってリックと一緒に過ごします。
カールも登場しますが、出番は少なめ。
リックについて深く考えるニーガンを書きたくて書き始めましたが、難しかったです。ニーガンは本当に難しい。
でもニーガンから見るリックを書くのはとても楽しかったです。
地味めな話ですが、よかったらどうぞ。
♢だんご♢
遠い、あの日。
#TWD
#シェンリク
#ニガリク
##TWD
##シェンリク
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7辺り。ニーガンの支配が続いている設定。
ニーガンと踊ることによりシェーンとの思い出が甦るリックのお話。
憎い相手と過ごしているのに大切な人との思い出が甦るというシチュエーションが良いな、と思って書きました。
シェンリクとニガリクの割合としては半々です。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち⑫(最終話)
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
ウッドベリーとの決戦が終わってから二ヶ月ほどが経った頃、リックは一つの決断を下す。そしてニーガンとの関係も変化を迎える。
遂に最終話です。
「リックとニーガンが味方として出会っていたら、どんな物語が紡がれたのか?」という思いで書いてきました。
ご都合主義な展開は多かったと思いますが、自分が読みたいニガリクの物語を完成させることができて満足しています。
読んでくださった方、コメントやスタンプをくださった方、本当にありがとうございました。
エピローグのような最終話ですが、どうぞ。
♢だんご♢
素の顔
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
S7辺り。
髭を剃ったリックの顔が見たいニーガンのお話。
「ニーガンはリックの顔がどタイプだろうな」と思ったら書きたくなったので書きました。
短時間で書いたので低クオリティ。とても短い。
暇つぶしにどうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち⑩
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
総督の襲撃後、思わぬ人物が刑務所を訪れたことにより事態が大きく動くこととなる。
総督ががっつりと登場します。ドラマのような緊張感が少しでも表現できていれば嬉しいです。
ニガリクの仲も少しずつ…。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
「クリスマス」と定めた日に
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
ニーガンの支配が続いてる状態のニガリク。S7辺り?
リックとニーガンがクリスマスパーティーをするお話。
思いついてパーッと書いたので低クオリティー。特に盛り上がりもないですが、自分の読みたいものを詰め込んだだけの話なので大目に見て頂けるとありがたいです。
メリークリスマス!
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち⑨
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
刑務所での暮らしを整える日々の中、調達に出たグレンとマギーが予定の時間を過ぎても戻らない。二人を心配するリックたちの前に見知らぬ人物が姿を見せる。
物語が大きく動く章です。あの人やこの人も登場して楽しくなってきました。
ニガリクの関係も変化が見えたかな?と思います。
相変わらず長いので、お暇な時にどうぞ。
♢だんご♢
Savior
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7辺りのニガリクですが、本編からは離れています。
自身は救われる気がないリックとリックを救いたいニーガンのお話。
「リックの病み発言にショックを受けたニーガンがリックにプロポーズする」というよくわからない話を書きたくなったので衝動のままに書きました。面白みがなさ過ぎるのですが、供養のために投稿します。
暇で仕方ない時にどうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち⑧
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
リックたちは一人も欠けることなく春を迎えた。ローリの出産が近づく中、リックはウォーカーだらけになった刑務所を見つける。
いよいよ刑務所編です。
オリジナルの展開が増えてきたので、楽しんで頂けるか少しドキドキします。萌えはある、はず。
長いのでお暇な時にどうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち⑦
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
農場を追われて放浪することになったリックたちは厳しさに晒されながらも互いに支え合っていた。そのような中でそれぞれに転機が訪れる。
後半の始まりとなる章です。
秋から冬にかけての話で、放浪中のリックたちを描いてみました。ニガリク成分は濃い方だと思います。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
BEFORE=AFTER
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7辺りのニガリクですが、原作の展開は無視してます。
ニーガンが頭のケガによってリックのことを忘れてしまうお話。
記憶喪失ネタです。ニガリクで書いてみたいとずっと思っていたので完成して大満足です。
自分の萌えしか考えてないので物足りないかもしれませんが、よかったらどうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち⑥
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
農場に滞在することを許されたリックたちは問題を抱えながらも穏やかな日々を過ごしていたが、仲間の身に悲劇が起きる。
ドラマの展開に沿ったストーリーですが、オリジナル要素を盛り込んでいます。納得できない展開になってもご容赦ください。
この章が前半最後の話となります。先はまだまだ長いです。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち⑤
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
期限はあるものの農場での穏やかな日々を過ごしていたグループだったが、納屋の秘密が明らかになったことにより全てが一変する。
ドラマの展開に沿ったストーリーですが、オリジナル要素を盛り込んでいます。納得できない展開になってもご容赦ください。
ニガリク要素以外が大半を占めている状態が継続中です。それでも二人の仲は深まっている…はず。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち④
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
カールのケガが治るまでグループは農場で過ごすことになった。その中でリックはある事実を知り、大きなショックを受ける。
ドラマの展開に沿ったストーリーですが、オリジナル要素を盛り込んでいます。納得できない展開になってもご容赦ください。
今回もニガリク要素が少なくなってしまいましたが、濃いとは思います。個人差があるので「薄い!」と思ったらごめんなさい。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち③
#TWD
#ニガリク
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
リックは食料調達のためにシェーンとカールと共に森に入り、その最中に事件が起きる。それはグループの運命を変えるものだった。
ドラマの展開に沿ったストーリーですが、オリジナル要素を盛り込んでいます。納得できない展開になってもご容赦ください。
ニガリクタグを付けたら詐欺になりそうなくらいにニガリク要素が少ないです。ニガリクを探せ!という気持ちで読んでください。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
家族写真
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7辺りのニガリク。
大切にしてる家族写真をニーガンに奪われたリックのお話。
「ニーガンはグライムズ親子の写真を勝手に持って帰りそう」と思ったので書いてみました。
特に盛り上がりのない私向けの話です。お暇な時にどうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち②
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
ニーガンと共にCDCへ向かうことになったリックは、その道中で思いがけない再会を果たす。
ドラマの展開に沿ったストーリーですが、オリジナル要素を盛り込んでいます。納得できない展開になってもご容赦ください。
前の章に比べると地味な展開になってしまいました。次からグッと動くかな?
長いのでお暇な時にどうぞ。
♢だんご♢
道なき未知を拓く者たち①
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
「リックを最初に拾ったのがニーガンだったら?」というIFストーリー『生まれ落ちた日』の続編。
リックの家族を捜す旅に出たリックとニーガンだったが、過酷な世界での旅は簡単なものではなく……。
ドラマの展開に沿ったストーリーですが、オリジナル要素を盛り込んでいます。納得できない展開になってもご容赦ください。
長編なのでのんびり書いています。次の章を投稿できるのがいつになるのか不明です。
完全に私得な話なのでお暇な時にどうぞ。
♢だんご♢
森の奥にて
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7辺り。
ニーガンの散歩に同行するリックがニーガンと共闘することになるお話。
大したことはありませんが、ウォーカー相手に手斧やルシールを振り回すシーンがあるのでご注意ください。
ニガリクの共闘が見たいので書きました。意外と上手く連携して戦いそうなんですよね、あの二人。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
プリンシパルとアンサンブル(後編)
#TWD
#ニガリク
#腐向け
#夢小説
##TWD
##ニガリク
S7の頃。前作の続きで、ケガの治療のためにサンクチュアリに滞在するリックを世話する主人公がリックとニーガンの関係性を目の当たりにするお話。
夢小説なので主人公はドラマに登場するキャラクターではありません。夢主がキャラクターたちと関わるのを楽しみつつニガリクを堪能する作品です。
夢小説とCP小説を合わせた作品なので苦手な方はご遠慮ください。
主人公とキャラクターが恋愛関係になる展開もありませんのでご了承ください。
前編よりも主人公がリックに肩入れしています。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
プリンシパルとアンサンブル(前半)
#TWD
#ニガリク
#腐向け
#夢小説
##TWD
##ニガリク
S7の頃。救世主として日々を過ごす主人公が偶然リックと関わり、それをきっかけにリックやニーガンと深く関わるようになるお話。
夢小説なので主人公はドラマに登場するキャラクターではありません。夢主がキャラクターたちと関わるのを楽しみつつニガリクを堪能する作品です。
夢小説とCP小説を合わせた作品なので苦手な方はご遠慮ください。
主人公とキャラクターが恋愛関係になる展開もありませんのでご了承ください。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
生まれ落ちた日
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S1初回。
ニーガンが病院でリックを見つけるお話。
S1初回にニーガンを放り込んだだけ。ニーガンの過去について原作の設定を使っているので未読の方はご注意ください。
S1の時点でニガリクが出会っていたら最強コンビになったのでは?という妄想を形にしてみました。別人感が強いです。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
リック受けまとめ2
##TWD
##ニガリク
##ダリリク
##メルリク
ぷらいべったーに投稿した作品のまとめです。
ほぼニガリクでした。
よかったらどうぞ。
♢だんご♢
恋しい、と獣は鳴いた
#TWD
#ダリリク
#ニガリク
#腐向け
#オメガバース
##TWD
##ダリリク
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7辺りのダリリク・ニガリク。
リックと番になっているダリルがリックと引き離されて情緒不安定な時にニーガンと話すお話。ダリルとニーガンのちょっとしたバトル。
「αが番のΩに依存する」という設定で書きたくて書いてみました。会話してるだけなので特に盛り上がりのない地味な仕上がりです。
気が向いた時にでもどうぞ。
♢だんご♢
二度目の結婚⑥(最終話)
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7のニガリク。
リックがニーガンと政略結婚をするお話。リックとミショーンは友情止まり。
思いを通じ合わせた後の二人の話。最終話です。
100%の幸せを得ることはできないけれど、それに近い形を目指しました。それでもかなり幸せだと思います。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
二度目の結婚⑤
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7のニガリク。
リックがニーガンと政略結婚をするお話。リックとミショーンは友情止まり。
今回はニーガンに対する気持ちを少しずつ受け入れていくリックが、ある日調達に行った先で想定外のことに遭遇するお話です。
リックとニーガンのかっこよさを頑張って描いてみたつもり…です。
今回は今まで以上に「これ誰?」という感じがするかもしれません。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
二度目の結婚③
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7のニガリク。
リックがニーガンと政略結婚をするお話。リックとミショーンは友情止まり。
今回はサンクチュアリの将来に危機感を抱いたリックがある行動に出ます。
今回の話はニガリク以外で大きく物事が動くのでちょっと固い雰囲気です。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
二度目の結婚②
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7のニガリク。
リックがニーガンと政略結婚をするお話。リックとミショーンは友情止まり。
今回は結婚して2ヶ月が経ち、2人の関係に変化が訪れます。
「打ち解けるのが早すぎる」というツッコミを入れたくなるかもしれませんが、これがだんごクオリティーということでお許しください。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
二度目の結婚①
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7のニガリク。
リックがニーガンと政略結婚をするお話。リックとミショーンは友情止まり。
今回は結婚に至るまでと新婚初日のお話です。
「読みたい」を詰め込んだご都合主義全開の話です。ニガリクを幸せにするために書きました。
長いのでお暇な時にどうぞ。
♢だんご♢
赤い糸の憂鬱
#TWD
#カルリク
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##カルリク
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7のカルリク・ニガリク。
リックとニーガンが赤い糸で繋がっているのが許せないカールのお話。
特殊な設定がありますが、深く考えない方がいいかも?
カルリクとニガリクで三角関係が読みたくて書きました。カールの前に立ち塞がるニーガン美味しいです。
「カールは赤い糸が見える」という特殊設定がありますが、深く考えず雰囲気を味わって頂ければと思います。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
飽きたなら、さようなら
#TWD
#ニガリク
#腐向け
##TWD
##ニガリク
pixivに投稿した作品と同じものです。
S7辺りのニガリク。
ニーガンに素っ気なくされるようになったリックが徴収の前日に調達に出かけるお話。
ニーガンに素っ気なくされるリックを書いてみたかったので挑戦してみましたが、あんまり素っ気ない感じがしないかもしれません。
よかったら、どうぞ。
♢だんご♢
さよなら、私のアルファ
#ニガリク
#TWD
#腐向け
#オメガバース
#オリジナルキャラクター
##ニガリク
##TWD
pixivにも投稿している作品です。
【本能が「欲しい」と囁いた】の続きになります。
ニーガンが運命の番と出会ったため、サンクチュアリを出ていくことにしたリックのお話。
オリジナルキャラクターが複数名登場します。出番が多く、ニガリクの子どもも登場するので苦手な方はご注意ください。
詳細は1ページ目に案内がありますので、そちらをご覧ください。
ニガモブ要素を少し含みますし、ニーガンがひどい男です。
よかったらどうぞ。
2018.6.21 一部を修正しました。
♢だんご♢
雛の巣作り
#ニガリク
#TWD
#腐向け
#オメガバース
##ニガリク
##TWD
pixivにも投稿している作品です。
【本能が「欲しい」と囁いた】の番外編。
ニガリクが番になって1年が経った頃のお話。
よかったら、どうぞ〜。
2018.6.21 一部を修正しました。
♢だんご♢
本能が「欲しい」と囁いた
#ニガリク
#TWD
#腐向け
#オメガバース
##ニガリク
##TWD
pixivにも投稿した作品です。
S7のニガリクで、オメガバース設定を使用しています。
ネタバレになるので詳細は控えさせていただきます。
好きなように設定を詰め込んでいますが、よかったらどうぞ。
2018.6.21 一部を修正しました。
♢だんご♢
リック受まとめ
#ダリリク
#シェンリク
#腐向け
#TWD
#ニガリク
##ダリリク
##シェンリク
##ニガリク
##TWD
privatterで投稿したものと今までに投稿していないものをまとめました。
平和な世界だったり、ドラマ沿いだったりごちゃ混ぜです。
◆今日のダリリク:相手が風呂を上がっても髪を乾かさないので仕方なくドライヤーをかけてやる
# 同棲してる2人の日常
https://shindanmaker.com/719224
髪を濡らしたままバスルームから出てきたリックを見て、ダリルは眉間に思いきりシワを寄せた。
リックが「疲れた」と何度もボヤきながらバスルームに入っていった時点でこうなることは予想していたが、予想通りになったからといって喜ぶことはできない。
ダリルは髪の先から雫を滴らせるリックを捕まえるとバスルームへ引きずっていき、ドライヤーの熱い風をリックの髪に吹きかけ始める。
乱暴な手つきで髪を乾かしてやるとリックが苦笑いを浮かべた。
「放っておいてくれて構わないんだぞ?」
「バカか。風邪でも引かれたら困る。」
それも理由の一つではあるが、リックに構いたいというのが一番の理由。
普段は頼もしく凛々しい男がダリルの前では気を緩めて無防備になるのが嬉しい。それだけ自分に心を許しているということなのだと思うと甘やかしてやりたくなる。
そんなことをリック本人に言うつもりは少しもない。
そんなわけで、ダリルは緩みそうになる顔を引き締めながらリックの髪を乾かし続けたのだった。
End
◆今日のシェンリク:昼下がり、相手が楽しそうに洗濯物を干しているのを、洗濯物をたたみながら眺める
# 同棲してる2人の日常
https://shindanmaker.com/719224
今日は仕事は休み。
そのためシェーンはリックと共に惰眠を貪り、遅めの朝食……ではなく昼食を食べてから活動を始めた。
洗濯機を回しながら食器洗いや掃除を行い、それが終わると昨夜干した洗濯物を取り込んでいく。
洗濯物の取り込みが終わった時点でリックが洗い終わった衣類を持って姿を見せた。
「干すのは俺がやるからシェーンは洗濯物をたたんでおいてくれ。」
「任せろ、相棒。」
仕事中のような受け答えに笑い合いながら各自の仕事に取りかかる。
Tシャツをたたみ、ジーンズをたたみ、タオルをたたみ……。
シェーンはキレイにたたんだ衣類を並べながら洗濯物を干すリックに目を向ける。
物干しに洗濯物を干していくリックの顔には笑みが浮かんでいる。それだけでなく鼻歌まで歌っているようだ。
「何がそんなに楽しいのだろう」と首を傾げかけて、シェーンは自分の口元も緩んでいることに気づいた。
ああ、そうか。二人一緒なら何をしていても楽しい。
シェーンはリックも自分と同じなのだと気づき、自分の笑みがますます深いものになっていくのを自覚した。
これが終わったら次は何をしようか?
リックと一緒ならどんなことをしても楽しいに違いない。
そんな風に心を弾ませながら最後の一枚をたたみ終わると、洗濯物を干しているリックの方へ足を運ぶことにした。
End
◆今日のニガリク:無意識に「おかえり」と言うと相手が驚いた顔で「ただいま…」と小声で返すので、何だかお互いに恥ずかしくなる
# 同棲してる2人の日常
https://shindanmaker.com/719224
遅くなるなら遅くなるって連絡しろ、クソ野郎。
リックは怒りと共に冷めきったスパゲッティの皿にラップを貼ってから冷蔵庫を開けた。
夕食の時間になっても帰ってこなかったニーガンからの連絡は未だにない。「夕食はいらない」という話もなかったので用意はしておいたのだが、日付が変わるまで残り三十分という時間になっても玄関のドアは開かなかった。
ニーガンという男は他人の思い通りになるような人間ではないと知っていたが、少しは一緒に暮らしている者の身にもなってほしいとリックは常々思っている。
「どこかの女の部屋にでも転がり込んだのかもな。」
リックは吐き捨てるように言いながら冷蔵庫の扉を乱暴に閉めた。
あんな男と一緒に暮らしている自分がバカなのだとわかっていても腹を立てずにいられない。
ニーガンの言動一つに振り回され、翻弄され、感情が揺れ動く自分が情けなかった。それなのに離れずにいることも情けなくて悔しい。
「早く帰ってきてほしい」だなんて惨めだ。
リックは静まり返った部屋の中心に佇み、ボンヤリと床を見つめる。ニーガンがいるとうるさいと感じるのに、今はこの静けさが嫌いだ。
どうしても「ただいま」の声が聞きたい。
その時、ドアの開く音が微かに響く。その音に導かれるように玄関へ向かうと、そこにはニーガンの姿があった。
ニーガンはリックを見ると普段通りの笑みを浮かべた。
「文句は後にしろよ。説明してやるから、先にシャワーを浴びさせて……」
「おかえり。」
リックの口から滑り落ちた言葉にニーガンが驚いた顔をする。それは演技ではなく心からのものだとリックは確信した。
ニーガンは驚きの表情を浮かべたまま口を開く。
「……ただいま。」
それは小さな声だった。
そのことが妙な恥ずかしさを呼び起こしたため、リックは片手で顔を覆って俯いた。
「どうして俺が恥ずかしくならなきゃいけないんだ?」
「それは俺のセリフだ。……文句を言われると思ったのに、今のは反則だ。」
意外にも近くで声が聞こえたためリックが顔を上げると拗ねた顔のニーガンが目の前にいた。
リックは一歩後ろへ下がろうとしたが、ニーガンに抱き寄せられたためそれは叶わない。
珍しく真剣な表情のニーガンは唇同士が触れそうな近さで囁く。
「リック、もう一度『おかえり』と言ってみろ。」
結局、この男には逆らえない。
そう思いながら「おかえり」と口にするとニーガンは満足げに微笑む。
そして「ただいま」と共に与えられたのは熱い口付けだった。
End
◆ダリリク/制限付きの逃避行
「笑う横顔に恋をしたのは果たしていつの日だっただろうか」
https://shindanmaker.com/750576
【制限付きの逃避行】
ダリルの視線の先には難しい顔をして考え込むリックがいる。
出会ったばかりの頃のリックはもっと表情豊かな男だったように思う。良いものも悪いものも表情に出していたように思う。
しかし、リーダーとしての重さが増していくとリックの顔からは表情が消えていった。
きっと、背負い過ぎたのだろう。
きっと、失い過ぎたのだろう。
それをどうにかしてやりたくても運命は過酷なもので、誰にもリックを救えない。
だからダリルはリックの傍に行く。頬を撫でてやることしかできなくても、その一瞬だけリックに表情が戻るからだ。
ダリルがリックの隣に立つとリックは視線だけを寄越してきた。
「また考え事か?」
「ああ、別に大したことじゃない。」
嘘つきめ。
そう言ってやりたかったが、言ったところで苦笑するだけだろう。
ダリルは何となくリックに触れたくなって頬に掌を這わせた。そうするとリックは目を細めて幸せそうな笑みを浮かべる。
笑う横顔に恋をしたのは果たしていつの日だっただろうか?
ダリルは最近では滅多に笑わなくなった想い人に胸を痛め、自分にできることの少なさに落胆する。
自分と過ごす時間だけでもリックが幸せだと思えるのならいくらでも傍にいるのに。
そんなダリルの思いをやんわりと拒むようにリックが離れていく。
「……もう行かないと。」
小さく呟いたリックの顔からは表情が消えていた。
「そうだな。」
次にリックの笑顔に会えるのはいつになるのだろう?
リックの傍にいたいのは彼のためなのか、それとも自分のためなのか、ダリルにはそれさえわからなくなった。
End
【この熱さをもたらすもの】ダリリク
照りつける太陽が俺の背中を焼く。
ジリジリと焦げつく背中に滲む汗は不快さしか与えてくれず、眉間にしわが寄ったのを自覚する。
作業する手を止めて休めばいいのに「もう少しだけ」と作業を止められない。生き急ぐつもりはないが、小さな焦りが自分の中に存在しているせいなのかもしれない。
思わず自分に苦笑を漏らした時、後ろから足音が近づいてきた。
「仕事中毒か?水でも飲んで休め。」
姿を見せたのはダリルで、彼は水の入ったペットボトルを手にして立っている。
差し出されたペットボトルを受け取りながら礼を言うと、ダリルの手の甲が俺の頬に触れた。
「おい、かなり熱いぞ。気分は悪くないか?」
「大丈夫だ。だが、そろそろ切り上げた方がいいかもしれないな。」
「あんた、結構汗かきだよな。脱水症状でぶっ倒れても知らねーぞ。」
ダリルは呆れ顔で俺の頬を軽く叩いた。
休まずに仕事を続けてしまうのは俺の悪い癖だ。そんな俺をダリルはいつも心配してくれる。
本当に良い奴だな、と思わず笑みが溢れた。
「気をつける。それにしてもお前は本当に俺のことをよく見ているよな。そんなに俺のことが好きなのか?」
笑い混じりに冗談を言ってみた。
「バカか」と呆れ顔をするダリルを想像していたが、予想とは違ってダリルは目を丸くして俺を見る。その顔が真っ赤に染まるのは一瞬のことだった。
予想外の反応に何も言えずにいるとダリルが耳元に唇を寄せてくる。
「好きだけど、何か文句あるか?」
低く囁かれて背筋にゾクリとしたものが走る。
ダリルは俺から体を離し、鼻を鳴らして去っていく。それを見送ることができないのは全身が硬直してしまったからだ。
ああ、熱い。頬が燃えるように熱い。
思いがけずダリルから与えられた熱に逆上せそうな気がした。
End
【Strawberry】ニガリク
ああ、今日もよく働いた。
そんな充実感と共にリックは体を伸ばす。
スッキリと晴れた青空の下で作業をするのは気分が良い。そのためか今日はいつもより張り切って仕事をしたような気がする。
休むことなく動き回ったので、さすがに体が重い。リックは休憩のために近くの家の壁に背中を預けて座った。
吹き抜ける風の柔らかさが心地良い。
耳に届く住人たちの賑やかな声が穏やかな気持ちにさせてくれる。
様々な困難を乗り越えたアレクサンドリアは希望に満ちた町へと変わりつつある。
(幸せだなぁ)
素直にそう感じたリックは微かに笑みを浮かべた。
リックが幸せな気分を満喫していると足音が近づいてくる。その足音の方へ顔を向ければニーガンが歩いてくる姿が見えた。
ニーガンのシャツの袖には泥が付いている。畑仕事を嫌がらずに行うニーガンを意外に思ったのはそんなに最近のことではない。
敵対し、憎み、戦争までした相手と手を取り合って生きていることが信じられないが、目の前にあるのは全て現実だ。そのことが不思議で、おかしくて、そして嬉しい。
リックがクスクスと笑っていると目の前に来たニーガンが呆れたような顔をする。
「働きすぎておかしくなったのか?」
「違う。気にしないでくれ。」
まだ笑いの余韻を残すリックにニーガンは顔をしかめたが、それ以上は追及せずにリックの正面にしゃがんだ。
リックの前にしゃがんだニーガンの手には苺が乗っている。畑で育てていたものを持ってきたのだろう。
「見事な出来だな。ニーガンが農作業が好きだなんて意外だった。」
そう言ってやるとニーガンはニヤリと笑う。
「小さなレディだと思えば手間をかけるのも惜しくない。」
「何だそれ」とリックが笑っているとニーガンはリックの唇に触れた。
「お前に一番に食わせてやる。口を開けろ。」
その言葉に従ってリックは口を開けたが、ニーガンは苺を自分で咥えてしまう。
一番に食べさせてくれるのではなかったのか?
リックがそんな疑問を抱いているとニーガンが顔を近づけてきた。そしてニーガンが咥えた苺がリックの唇に触れる。「食べろ」という意味なのだと理解したリックは苺をかじった。
かじった瞬間に口の中に果汁が広がり、甘く爽やかな香りが鼻を通り抜ける。リックは自分を真っ直ぐに見つめてくる瞳を見つめながら苺を咀嚼した。
「美味い。」
正直な感想を告げると、それを待ちかねていたかのように残り半分の苺がニーガンの口の中へと消える。
ニーガンは己の唇に付いた苺の汁を舐め取りながら囁く。
「お前のためにこの俺が育てた苺だ。全部食えよ、リック。」
「……本当に押し付けがましい奴だな、あんたは。」
溜め息混じりのリックの言葉を気にしていない様子でニーガンは再び苺を咥えた。
リックは「仕方ない」と苦笑してからその苺を咥える。さっきよりも深く咥えれば唇同士が触れ合う。
そして思いきって苺をかじれば触れ合うだけのものが深い口付けへと変わった。
苺の甘い汁と共に舌を絡め合えば奇妙な背徳感に背筋がゾクリとする。その背徳感を嫌だと思わないのは目の前の男との甘い時間に溺れているせいだ。
(甘い、さっきよりもっと)
この甘さは自分だけのもの。ニーガンが自分のために育てた苺をニーガン自ら与えてくれることで生まれた甘さだ。
そう認識した時、何度も噛むことでドロドロになった苺が喉を下りていった。
まだ食べ足りない、と思ったリックは軽く口を開けて「もっと」と強請る。
「仕方ない奴だ」とニーガンが楽しげな笑みを浮かべながら咥えた苺がリックにはこの世で一番美味しそうなものに見えた。
End
【唐突に告げる】シェンリク
「愛してる。」
シェーンの鼓膜を震わせたリックの一言は何の脈絡もないものだった。
シェーンとリックは二人がけのソファーに並んで映画を観ている真っ最中。
観ているのは恋愛ものの映画ではない。そういったジャンルに興味はなかった。ついさっきまでビール片手にストーリーにツッコミを入れて笑い合っていただけなのだ。
それなのに突然リックが愛の言葉を口にしたため、シェーンは目を丸くして隣に顔を向けた。
「何だよ、急に。」
そう尋ねればリックは楽しそうに笑った。
「何となく言いたかっただけだ。」
「そんなムードじゃなかったぞ。」
変な奴、と苦笑しながら新しいビールに口を付ける。
突然のことに驚きはしたが、悪くはない。
相手のことを常に愛しく思っているのはシェーンも同じだ。
「愛してる。」
今度はシェーンが愛の言葉を口にした。
シェーンが再び隣へ顔を向ければリックも同じようにシェーンを見ていた。
目が合った時、リックの目尻が垂れて幸せそうな笑みが浮かんだ。
そんなリックを「愛しいな」と改めて思ったシェーンの口も弧を描いていた。
End
#ダリリク
#シェンリク
#腐向け
#TWD
#ニガリク
##ダリリク
##シェンリク
##ニガリク
##TWD
privatterで投稿したものと今までに投稿していないものをまとめました。
平和な世界だったり、ドラマ沿いだったりごちゃ混ぜです。
◆今日のダリリク:相手が風呂を上がっても髪を乾かさないので仕方なくドライヤーをかけてやる
# 同棲してる2人の日常
https://shindanmaker.com/719224
髪を濡らしたままバスルームから出てきたリックを見て、ダリルは眉間に思いきりシワを寄せた。
リックが「疲れた」と何度もボヤきながらバスルームに入っていった時点でこうなることは予想していたが、予想通りになったからといって喜ぶことはできない。
ダリルは髪の先から雫を滴らせるリックを捕まえるとバスルームへ引きずっていき、ドライヤーの熱い風をリックの髪に吹きかけ始める。
乱暴な手つきで髪を乾かしてやるとリックが苦笑いを浮かべた。
「放っておいてくれて構わないんだぞ?」
「バカか。風邪でも引かれたら困る。」
それも理由の一つではあるが、リックに構いたいというのが一番の理由。
普段は頼もしく凛々しい男がダリルの前では気を緩めて無防備になるのが嬉しい。それだけ自分に心を許しているということなのだと思うと甘やかしてやりたくなる。
そんなことをリック本人に言うつもりは少しもない。
そんなわけで、ダリルは緩みそうになる顔を引き締めながらリックの髪を乾かし続けたのだった。
End
◆今日のシェンリク:昼下がり、相手が楽しそうに洗濯物を干しているのを、洗濯物をたたみながら眺める
# 同棲してる2人の日常
https://shindanmaker.com/719224
今日は仕事は休み。
そのためシェーンはリックと共に惰眠を貪り、遅めの朝食……ではなく昼食を食べてから活動を始めた。
洗濯機を回しながら食器洗いや掃除を行い、それが終わると昨夜干した洗濯物を取り込んでいく。
洗濯物の取り込みが終わった時点でリックが洗い終わった衣類を持って姿を見せた。
「干すのは俺がやるからシェーンは洗濯物をたたんでおいてくれ。」
「任せろ、相棒。」
仕事中のような受け答えに笑い合いながら各自の仕事に取りかかる。
Tシャツをたたみ、ジーンズをたたみ、タオルをたたみ……。
シェーンはキレイにたたんだ衣類を並べながら洗濯物を干すリックに目を向ける。
物干しに洗濯物を干していくリックの顔には笑みが浮かんでいる。それだけでなく鼻歌まで歌っているようだ。
「何がそんなに楽しいのだろう」と首を傾げかけて、シェーンは自分の口元も緩んでいることに気づいた。
ああ、そうか。二人一緒なら何をしていても楽しい。
シェーンはリックも自分と同じなのだと気づき、自分の笑みがますます深いものになっていくのを自覚した。
これが終わったら次は何をしようか?
リックと一緒ならどんなことをしても楽しいに違いない。
そんな風に心を弾ませながら最後の一枚をたたみ終わると、洗濯物を干しているリックの方へ足を運ぶことにした。
End
◆今日のニガリク:無意識に「おかえり」と言うと相手が驚いた顔で「ただいま…」と小声で返すので、何だかお互いに恥ずかしくなる
# 同棲してる2人の日常
https://shindanmaker.com/719224
遅くなるなら遅くなるって連絡しろ、クソ野郎。
リックは怒りと共に冷めきったスパゲッティの皿にラップを貼ってから冷蔵庫を開けた。
夕食の時間になっても帰ってこなかったニーガンからの連絡は未だにない。「夕食はいらない」という話もなかったので用意はしておいたのだが、日付が変わるまで残り三十分という時間になっても玄関のドアは開かなかった。
ニーガンという男は他人の思い通りになるような人間ではないと知っていたが、少しは一緒に暮らしている者の身にもなってほしいとリックは常々思っている。
「どこかの女の部屋にでも転がり込んだのかもな。」
リックは吐き捨てるように言いながら冷蔵庫の扉を乱暴に閉めた。
あんな男と一緒に暮らしている自分がバカなのだとわかっていても腹を立てずにいられない。
ニーガンの言動一つに振り回され、翻弄され、感情が揺れ動く自分が情けなかった。それなのに離れずにいることも情けなくて悔しい。
「早く帰ってきてほしい」だなんて惨めだ。
リックは静まり返った部屋の中心に佇み、ボンヤリと床を見つめる。ニーガンがいるとうるさいと感じるのに、今はこの静けさが嫌いだ。
どうしても「ただいま」の声が聞きたい。
その時、ドアの開く音が微かに響く。その音に導かれるように玄関へ向かうと、そこにはニーガンの姿があった。
ニーガンはリックを見ると普段通りの笑みを浮かべた。
「文句は後にしろよ。説明してやるから、先にシャワーを浴びさせて……」
「おかえり。」
リックの口から滑り落ちた言葉にニーガンが驚いた顔をする。それは演技ではなく心からのものだとリックは確信した。
ニーガンは驚きの表情を浮かべたまま口を開く。
「……ただいま。」
それは小さな声だった。
そのことが妙な恥ずかしさを呼び起こしたため、リックは片手で顔を覆って俯いた。
「どうして俺が恥ずかしくならなきゃいけないんだ?」
「それは俺のセリフだ。……文句を言われると思ったのに、今のは反則だ。」
意外にも近くで声が聞こえたためリックが顔を上げると拗ねた顔のニーガンが目の前にいた。
リックは一歩後ろへ下がろうとしたが、ニーガンに抱き寄せられたためそれは叶わない。
珍しく真剣な表情のニーガンは唇同士が触れそうな近さで囁く。
「リック、もう一度『おかえり』と言ってみろ。」
結局、この男には逆らえない。
そう思いながら「おかえり」と口にするとニーガンは満足げに微笑む。
そして「ただいま」と共に与えられたのは熱い口付けだった。
End
◆ダリリク/制限付きの逃避行
「笑う横顔に恋をしたのは果たしていつの日だっただろうか」
https://shindanmaker.com/750576
【制限付きの逃避行】
ダリルの視線の先には難しい顔をして考え込むリックがいる。
出会ったばかりの頃のリックはもっと表情豊かな男だったように思う。良いものも悪いものも表情に出していたように思う。
しかし、リーダーとしての重さが増していくとリックの顔からは表情が消えていった。
きっと、背負い過ぎたのだろう。
きっと、失い過ぎたのだろう。
それをどうにかしてやりたくても運命は過酷なもので、誰にもリックを救えない。
だからダリルはリックの傍に行く。頬を撫でてやることしかできなくても、その一瞬だけリックに表情が戻るからだ。
ダリルがリックの隣に立つとリックは視線だけを寄越してきた。
「また考え事か?」
「ああ、別に大したことじゃない。」
嘘つきめ。
そう言ってやりたかったが、言ったところで苦笑するだけだろう。
ダリルは何となくリックに触れたくなって頬に掌を這わせた。そうするとリックは目を細めて幸せそうな笑みを浮かべる。
笑う横顔に恋をしたのは果たしていつの日だっただろうか?
ダリルは最近では滅多に笑わなくなった想い人に胸を痛め、自分にできることの少なさに落胆する。
自分と過ごす時間だけでもリックが幸せだと思えるのならいくらでも傍にいるのに。
そんなダリルの思いをやんわりと拒むようにリックが離れていく。
「……もう行かないと。」
小さく呟いたリックの顔からは表情が消えていた。
「そうだな。」
次にリックの笑顔に会えるのはいつになるのだろう?
リックの傍にいたいのは彼のためなのか、それとも自分のためなのか、ダリルにはそれさえわからなくなった。
End
【この熱さをもたらすもの】ダリリク
照りつける太陽が俺の背中を焼く。
ジリジリと焦げつく背中に滲む汗は不快さしか与えてくれず、眉間にしわが寄ったのを自覚する。
作業する手を止めて休めばいいのに「もう少しだけ」と作業を止められない。生き急ぐつもりはないが、小さな焦りが自分の中に存在しているせいなのかもしれない。
思わず自分に苦笑を漏らした時、後ろから足音が近づいてきた。
「仕事中毒か?水でも飲んで休め。」
姿を見せたのはダリルで、彼は水の入ったペットボトルを手にして立っている。
差し出されたペットボトルを受け取りながら礼を言うと、ダリルの手の甲が俺の頬に触れた。
「おい、かなり熱いぞ。気分は悪くないか?」
「大丈夫だ。だが、そろそろ切り上げた方がいいかもしれないな。」
「あんた、結構汗かきだよな。脱水症状でぶっ倒れても知らねーぞ。」
ダリルは呆れ顔で俺の頬を軽く叩いた。
休まずに仕事を続けてしまうのは俺の悪い癖だ。そんな俺をダリルはいつも心配してくれる。
本当に良い奴だな、と思わず笑みが溢れた。
「気をつける。それにしてもお前は本当に俺のことをよく見ているよな。そんなに俺のことが好きなのか?」
笑い混じりに冗談を言ってみた。
「バカか」と呆れ顔をするダリルを想像していたが、予想とは違ってダリルは目を丸くして俺を見る。その顔が真っ赤に染まるのは一瞬のことだった。
予想外の反応に何も言えずにいるとダリルが耳元に唇を寄せてくる。
「好きだけど、何か文句あるか?」
低く囁かれて背筋にゾクリとしたものが走る。
ダリルは俺から体を離し、鼻を鳴らして去っていく。それを見送ることができないのは全身が硬直してしまったからだ。
ああ、熱い。頬が燃えるように熱い。
思いがけずダリルから与えられた熱に逆上せそうな気がした。
End
【Strawberry】ニガリク
ああ、今日もよく働いた。
そんな充実感と共にリックは体を伸ばす。
スッキリと晴れた青空の下で作業をするのは気分が良い。そのためか今日はいつもより張り切って仕事をしたような気がする。
休むことなく動き回ったので、さすがに体が重い。リックは休憩のために近くの家の壁に背中を預けて座った。
吹き抜ける風の柔らかさが心地良い。
耳に届く住人たちの賑やかな声が穏やかな気持ちにさせてくれる。
様々な困難を乗り越えたアレクサンドリアは希望に満ちた町へと変わりつつある。
(幸せだなぁ)
素直にそう感じたリックは微かに笑みを浮かべた。
リックが幸せな気分を満喫していると足音が近づいてくる。その足音の方へ顔を向ければニーガンが歩いてくる姿が見えた。
ニーガンのシャツの袖には泥が付いている。畑仕事を嫌がらずに行うニーガンを意外に思ったのはそんなに最近のことではない。
敵対し、憎み、戦争までした相手と手を取り合って生きていることが信じられないが、目の前にあるのは全て現実だ。そのことが不思議で、おかしくて、そして嬉しい。
リックがクスクスと笑っていると目の前に来たニーガンが呆れたような顔をする。
「働きすぎておかしくなったのか?」
「違う。気にしないでくれ。」
まだ笑いの余韻を残すリックにニーガンは顔をしかめたが、それ以上は追及せずにリックの正面にしゃがんだ。
リックの前にしゃがんだニーガンの手には苺が乗っている。畑で育てていたものを持ってきたのだろう。
「見事な出来だな。ニーガンが農作業が好きだなんて意外だった。」
そう言ってやるとニーガンはニヤリと笑う。
「小さなレディだと思えば手間をかけるのも惜しくない。」
「何だそれ」とリックが笑っているとニーガンはリックの唇に触れた。
「お前に一番に食わせてやる。口を開けろ。」
その言葉に従ってリックは口を開けたが、ニーガンは苺を自分で咥えてしまう。
一番に食べさせてくれるのではなかったのか?
リックがそんな疑問を抱いているとニーガンが顔を近づけてきた。そしてニーガンが咥えた苺がリックの唇に触れる。「食べろ」という意味なのだと理解したリックは苺をかじった。
かじった瞬間に口の中に果汁が広がり、甘く爽やかな香りが鼻を通り抜ける。リックは自分を真っ直ぐに見つめてくる瞳を見つめながら苺を咀嚼した。
「美味い。」
正直な感想を告げると、それを待ちかねていたかのように残り半分の苺がニーガンの口の中へと消える。
ニーガンは己の唇に付いた苺の汁を舐め取りながら囁く。
「お前のためにこの俺が育てた苺だ。全部食えよ、リック。」
「……本当に押し付けがましい奴だな、あんたは。」
溜め息混じりのリックの言葉を気にしていない様子でニーガンは再び苺を咥えた。
リックは「仕方ない」と苦笑してからその苺を咥える。さっきよりも深く咥えれば唇同士が触れ合う。
そして思いきって苺をかじれば触れ合うだけのものが深い口付けへと変わった。
苺の甘い汁と共に舌を絡め合えば奇妙な背徳感に背筋がゾクリとする。その背徳感を嫌だと思わないのは目の前の男との甘い時間に溺れているせいだ。
(甘い、さっきよりもっと)
この甘さは自分だけのもの。ニーガンが自分のために育てた苺をニーガン自ら与えてくれることで生まれた甘さだ。
そう認識した時、何度も噛むことでドロドロになった苺が喉を下りていった。
まだ食べ足りない、と思ったリックは軽く口を開けて「もっと」と強請る。
「仕方ない奴だ」とニーガンが楽しげな笑みを浮かべながら咥えた苺がリックにはこの世で一番美味しそうなものに見えた。
End
【唐突に告げる】シェンリク
「愛してる。」
シェーンの鼓膜を震わせたリックの一言は何の脈絡もないものだった。
シェーンとリックは二人がけのソファーに並んで映画を観ている真っ最中。
観ているのは恋愛ものの映画ではない。そういったジャンルに興味はなかった。ついさっきまでビール片手にストーリーにツッコミを入れて笑い合っていただけなのだ。
それなのに突然リックが愛の言葉を口にしたため、シェーンは目を丸くして隣に顔を向けた。
「何だよ、急に。」
そう尋ねればリックは楽しそうに笑った。
「何となく言いたかっただけだ。」
「そんなムードじゃなかったぞ。」
変な奴、と苦笑しながら新しいビールに口を付ける。
突然のことに驚きはしたが、悪くはない。
相手のことを常に愛しく思っているのはシェーンも同じだ。
「愛してる。」
今度はシェーンが愛の言葉を口にした。
シェーンが再び隣へ顔を向ければリックも同じようにシェーンを見ていた。
目が合った時、リックの目尻が垂れて幸せそうな笑みが浮かんだ。
そんなリックを「愛しいな」と改めて思ったシェーンの口も弧を描いていた。
End
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