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小説『桃紅柳緑』
小説『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由──』著・当麻咲来さん
https://estar.jp/novels/24931169
P221~ 第十四章(4)
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=221
****
声だけは必死に堪えたまま、代わりに嗚咽する呼吸が乱れていく。こんな風にアキが泣いたのは、去年の夏以来かもしれない。
でも今日のアキはもっと辛そうで。なんで彼ばっかりこんな苦しくてつらい思いをするんだろうって、どうしようもなく怒りが湧いてくる。
何よりアキが可哀想で、苦しくて息が止まりそうになる。
「ごめん……」
アキを抱きしめて何度も謝る。いつからアキはこんな事で悩んできたんだろう。俺が好き勝手に、毎日楽しく友達と遊んでいる間も、ずっとその記憶が彼を苦しめていたのに違いなくて。そして、今回の事だって、俺がもう少しアキの事を気にしていたら、きっと彼の変化に気づけたはずなのに……。
「本当に、ごめん………」
その度に、アキは小さく肩に顔を押し付けたまま、首を左右に振る。
「もう、こんな苦しい思いさせないから。俺がお前を守るから。……ずっと、傍にいるから……」
自分に決意するように、何度もそう囁いて、その艶やかな髪を撫ぜる。
俺なんて馬鹿でいい加減で、なんにもできない奴だけど、アキのためだったらアキにこんな想いをさせないためだったら、何でもやれるってそんな風に思う。
だからいつもみたいに意地悪な言い方で、俺に冷たくしてくれていいから、いつもみたいに、どこか冷めてても綺麗な笑顔を、また俺に見せて欲しいって、ちっとも温まってこない冷たい背中を撫ぜて、アキの嗚咽が止まるまで、ずっと、抱きしめていた……。
***
(*小説お借りしています。
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朔羽ゆき
小説挿絵『桃紅柳緑』
小説『桃紅柳緑──アイツが俺を嫌いな理由と、俺がアイツのことが気になる理由──』著・当麻咲来さん
://estar.jp/novels/24931169
P214~ 第十三章【12】
挿絵描かせて頂きました。
https://estar.jp/novels/24931169/viewer?page=214
***
その匂いに眉をしかめ、思いがけず眩しい光に目がなれるまで、一瞬の間があって、それから、ゆっくりと視界が晴れてくる。
そこに居たのは……。
最初は大きな蝶が蜘蛛の巣に囚われているみたいに見えた。
力なく足掻く蝶の、なまめかしい紅い羽根が、ゆらゆら揺れている。
次の瞬間、状況を判断する前に声にならない悲鳴を上げながら、俺は本能的に部屋へ駆け込んでいた。
目に飛び込んできたのは、紅い古風な着物を着たアキだ。
ゆらりゆらり、と揺れているように見えたのは、肘のあたりから、釣り上げられるように捉えられた腕の下で揺れる振り袖だ。男がその肘を捉えている。
俺は目の前の光景を理解するより先に、こちら側にアキを引っ張っていた。アキの両肘を掴んで押し倒すようにのしかかっていた男を引き剥がす。
瞬間、ぬらりと光る屹立したものが、目の端に見えた気がしたけど、それは全力で脳内から消し去った。そうでないと、このままこの男を殺してしまいそうだ……。
「何を………」
突然の乱入者に行為を止められて、状況が理解出来てないのであろう男の視線を見ないようにして、俺は半ば呆然としたまま、本能で男の喉元に竹刀の先を突きつける。
「そういうお前こそ、何してんだよ、自分の息子に!」
***
*小説お借りしています。
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