直江が取ったホテルのプライベートプール。
高耶は靴を脱いで服のままザブンッと入ってしまった。
「え?高耶さん?!」
それは直江が止める間もない行動だったのでプール際で呆気に取られるばかりだった。
そんな直江をよそに高耶は笑ってゆったりと水の感触を楽しむ。
「一度やってみたかったんだよな。服着たまんまっての。ごわごわするけどさっきまで外にいたから冷たくて超気持ちいいぜ」
「しかし、服を脱いだ方がより冷たく感じると思いますが……」
いかにもな返答に高耶は鼻で笑う。
「ばーか。出来ないことやんのが楽しいんだろ?それに……」
チラリと悪戯な目で直江を見る。
「濡れた服って結構イイと思わねぇか?」
あえて深くまでは言わない。
後は視線だけで誘った。
受け取った視線に直江も靴と上着を脱いでゆっくりとプールの中に入る。
高耶の傍にくると抱き上げてキスをした。
冷たい水の中、彼の体温が余計に熱く感じる。
ゆっくり唇を離すと直江がふと笑って、
「ねぇ、せめて靴下は脱ぎませんか?」
「お前ムード台無し!でも、まぁそうだな」
そうして二人で笑って靴下だけ縫いで洋服のまま水の中を楽しむ。
「脱ぎにくいのも、お前好きだろ?」
「今日はやけに誘いますね」
「うっせぇ。オレがその気のうちになんとかするんだな」
「言われなくても」
二人の戯れは終わらない。
END
お久しぶりのギャレリアです。そしていつものまとまらない文です。
突発なのでまとまりません。書きながら考えてるんで^^;
水着もいいけど透けた布の方がエロいよね!って私の中の妄想でこうなってしまいました。ま、画力もないので想像でお願いします。