まさかまさかの……義勇視点
……?善逸じゃないか。
何があったのだろう……?
善逸「うぅ、うぁ……」
息苦しそう……
何があったのだろうか…?
熱か?
善逸「あ、ぎ、義勇さん……」
義勇「何があったんだ?」
善逸「なんか、暑くって…」
義勇「大丈夫か?」(善逸の肩に触れる)
善逸「うっ(ビクッ)」
………?
ただ少し触れただけなのに……
……まさか
義勇「少し、胡蝶に見てもらわないか。」
善逸「は、はい……」
ーーー
胡蝶「媚薬ですね」
善逸「ふふぇ……?」
義勇「……(何かの料理に入っていたのでは…?)」
胡蝶「ですが、私は何も入れてませんし……あの子達が入れるとは思いません。多分、鬼か誰かが何かに入れたんでしょう」
善逸「う……おれ、だいじょうぶですか……?」
胡蝶「効き目が切れるまでは熱や体が敏感になるなどの症状がありますね。命には別状ないので平気ですよ。」
義勇「……善逸、大丈夫か」
善逸「大丈夫…大丈夫……うわっ」(グラッ)
胡蝶「おっと、大丈夫ですか?」
善逸「あぅっ」
胡蝶「すいません、体が敏感なのに……」
ーー
……どうしようか。
何か冷たいものは……
善逸……
善逸「うぁ、ぎ、義勇さん……」
義勇「(ピキッ)…何だ」
なにかがひび割れるような…
気の所為か……
善逸「あ、暑いから……な、何かで冷まして……」(涙目)
義勇「(ブチリ)……」
何か、切れる音がした。
善逸……
お前ってやつは……
善逸「義勇…さん……?」
義勇「……おい」
善逸「ひゃひ」
(ドサッ)
善逸「うぇ?な、んですか…?」
義勇「お前が……」(善逸の隊服を脱がす)
善逸「うひゃっ!?な、なにするんですか!?」
義勇「お前が誘ったんだぞ?」(首筋を舐める)
善逸「うぇっ、あ、あぁっ……」
義勇「……可愛い」
善逸「うっ、くっ」
義勇「誘ったのはお前だ。覚悟しろ。」
善逸「ひぎゃっ!?」