くりかえされる諸行無常 よみがえる性的衝動
冷凍都市のくらし
分厚い大学ノートが鉛色に埋まってゆく 精神が浄化して行く錯覚
内臓が体操してとても乱雑 ドドメ色に澄み切った俺の脳内色彩感覚
黒髪の思い出を美化 モノトリアムの地獄絵図をそんなに見たいか?
そんな少年性をいつまでたっても誇示しとる可愛げもクソもない大人子供
成仏できんユーレイどもの声も枯れ果て 俺は俺のこんな戯れ言につくづく
呆れ果て 孤独の淵をさまよいDONZOKOの極みを見た様な気になって
それでも俺は意地になってそれでも俺は意地になって
それでも、それでも、それでも俺は意地になって
求め続ける、求め続ける、求め続ける 脳が揺さぶられて頭ん中が
サアーっとするあのカンジを それはどこにある?どこにある?どこにある?
それにあわせてバンドの練習をしよう 脳内映像をビデオにダビングして
夜中に一人で酒飲みながら見よう これは嘘にぬり固められた自己解放
そりゃわかっとる 自問自答
ガキが笑っていた
なーーんにもしらずにただガキが笑っていた
汚染された俺らが生み出したこの世のすべてをなにも知らずにただ笑っていた
新宿三丁目の平和武装や 片目がつぶれた野良猫が発する体臭や
堕胎手術や 30分25000円の過ちや
陰口叩いて溜飲下げとる奴らや 徒党を汲んで安心しとる奴らや
さりげなく行われとるURAGIRIや 孤独主義者のくだらんさや
自意識過剰と自尊心の拡大や 気休めの言葉や
一生の恥や
投げやりや
虚無や
繰り返される諸行無常を
この世のすべてを何も知らず ガキが笑う