月に一度の二人が出会える日
ライオットは後ろからルビアを抱えながら最近のルビアの様子を聞いていた
「ルビア、最近無理とかしてない?」
「無理なんかしてないよ?」
「本当?羽根伸ばしたくて空飛んだりしてない?」
「うーん、ちょっとだけ?」
危機感なくふにゃりと笑うルビアをライオットは抱きしめる
「飛ぶのは禁止しないけどさ、無理はしたら駄目だ」
「うん、それは分かってる」
ライオットはルビアのお腹をさすり、耳元で呟いた
「もう一人の身体じゃないんだから」
その言葉を聞き、ルビアは顔を赤らめ
「そうだよね」とまた、嬉しそうにふにゃりと笑うのであった
【報告】ルビアおめでたのお知らせ
以前語った長女話の時間軸をあわせるならそろそろか?ルビアの一族の設定的にもぼちぼちか?とか考えてたんです。
しかし生々しい話をするならライ君まだ学生だしな。卒業するまでにそれは…と思うところもあり、親御さんであるPさんに相談もしてなかったんです。
だからPさんからおめでた提案があったときにはびっくり、話してみたら考えは同じだなと安心したことを覚えております。創作企画って凄い、とも思いました。
長女はライ君卒業後に誕生予定です。