魔法の学び舎パロのこと設定まとめ
この学校
魔法使いの卵ちゃんが勉強しに来る。変わった専門魔法を専攻できる唯一の学校なので人気がありすぎて難関。それ故に先生になるのも難関。
学校はめちゃくちゃ広い。教室やその他諸々がある本棟(一番でかくて作りがややこしい)、専攻科目の教諭の研究棟、図書館、学生寮、教員寮、嶺二先生だけは敷地の一番遠くの森の近くに研究室兼自分ちがある。
学校の図書館
でかい。渾名は『大図書館』。開架面積だけでも学校図書館としてはトップ。魔法書については魔法協会管理物の写しも含めて所有しているので、だいたいの事はここで分かる。通常の閉架書庫以外に、禁書に相当する物など危険な魔法書は閉鎖書庫で厳重に封印している。そこにないものは魔法協会か一部の魔法使いの個人所有(嶺二先生含む)。本の数や広さが有名だけど、実は点在するはめ殺し窓のステンドグラスがとても美しい。通る光が書物を劣化させないよう魔術が施されていて、直射日光を避けたい書架列の近くに比較的多く配置されている。大図書館一般開放日の際はぜひご覧いただきたい。
魔法使い
魔法を使う。魔力を持っていれば訓練次第といった感じ。大体は魔法や魔術に関わる血筋で続いてく。たまにその流れから外れる人もいる。人間よりはやや長生きする特性があり、身体的な成長については一般的な人間よりもバラつきがある。
魔法協会
魔法使いの組合みたいなもの。魔法使いが昔から存在するものなのでこの協会もずっと昔からある。昔は魔法が異質なもので、世界とのバランスを取るために取り決めも非常に厳しかった。最近では割とゆるい。学校卒業すれば所属するだけは可能なくらいゆるめ。未所属の場合は、魔法に関する研究費の援助は受けられず、専門的な活動はややしにくい。今ではほぼ見られないが、魔法を使うこと自体禁止になる場合もあった。未所属、未登録の理由によっては差別対象になることもある。(過去の名残で、古い気質の魔法使いが差別意識を持っていることが多い)
寮監 寿嶺二
新入生寮の寮監。寮監になる前は普通の教師をしてた。当時の担当は、1年次必修科目の総合学科教師。魔法植物学の研究者でもあるが、この学問の専任教師はしていない(訳ありのため)
学生の時の黒崎蘭丸に出会い、その能力を見込んで魔法植物学を教える。その後教師を辞めて寮監になった。最近寮監の後輩が増えて仕事も楽になったのでだらだら過ごしている。
黒崎先生のことが大好きな年齢不詳。
魔法植物学科教師 黒崎蘭丸
サバイバル系魔法植物学教師(嶺二先生の教えに従った結果)。色々あってこの魔法学校に放り込まれた訳ありボーイ。子供の頃は両眼とも銀色だったりピンク色だったりした。なんと愛らしい。卒業後も嶺二先生の背中を追っかけ続けて、母校の教師の座を勝ち取り押しかけてきた。
嶺二先生のことが大好きな28歳。
魔法数学科教師 神宮寺レン
フェロモン。嶺二先生と仲良し。学生の黒崎くんを生活指導の名目でからかうのが楽しい。この世の全ての事象は計算で読み解けるけれど恋愛の事だけはどうにもならず、解ければきっと美しい数式が書けると思っていて、それがライフワーク。学生黒崎くんと嶺二先生があまりにも分かりやすいので、ちょっかいを出しては勝手に計算し始める。女子生徒に人気。
魔法情報学科教師 美風藍
嶺二先生と仲良し。嶺二先生の地獄のような書斎(物が多い)によくいる。魔法情報学の特性から、自身のプライバシー保護の為気配を消しがち。レン先生とも仲良し。レン先生が黒崎くんをからかっているのを興味本位で眺めている。黒崎先生と寮監にやいやい言う担当。
魔法化学科教師 カミュ
嶺二先生の訳ありを何となく知っているので、それを理由に魔法使いとしての嶺二先生のことがあまり好きではない。でも魔法植物学の研究者としては認めてる。甘いものが好き。
魔法芸術学科教師 一ノ瀬トキヤ
嶺二先生の教え子(一年次のみ)。黒崎くんが在校中に赴任してきた。嶺二先生をとても尊敬していて、先生を辞めてしまったことをいつまでも責めてくる。
寮監 来栖翔
嶺二くんが寮監になってから入学してきたので、先生時代があったのを知らない。とても体が弱かった。寮監が悪い事(授業範囲外の魔力操作法)を教えたのでとても頑丈な子に育ち、卒業後は寮監やりながら引き続きお勉強中。
図書館司書
魔法書管理に能力全振り型。この図書館は本を愛している彼女の世界なので、いつ誰が赴任してきて、誰が入学して卒業したか、図書館に訪れたことがある人についてはだいたい知ってる。最近見た目年齢が少しずつ進んできたのが悩み。
(無害なモブ)
学校概要
魔法学校要項
入学資格:満13歳に達する下記①〜③のどれかを満たす者。
①適性審査を合格した者
②一般試験を合格した者
③協会所属者若しくは該当者からの推薦がある者
修業年限は4年。
全寮制(特別な事情があれば考慮可)
1年次から2年次のみ進級試験を行う。内容は2年次以降の専攻科目に準ずる。
2年次進級後は各専攻に応じて履修。
専攻科目の変更は基本不可。
特待生制度について
入学試験の課題において優秀な成績で合格した上位5名のみ1年次の授業料及び教材費を全額免除。
2年次以降は専攻科目担当教員による、課題を規定以上の成績で通過した場合のみ継続可能。
寮則に関して
基本各寮監の指示に従うこと。
1年次寮棟、2年次〜4年次寮棟の門限は共通。
(閉門22時〜開門6時)
但し2年次以降は各寮監へ時間外出入申請可能。
きっかけになった妄想雑記5/19
ガチャ前半終了数分前に嶺二くんを引き当てた事と、その直後ガチャ後半に入りビジュアルを見たところで
「まだ引いてないので魔法の黒崎先生ミリしらすると、ローブも短いし飾りの留め具がリーフ柄っぽいしイモ持ってるし………失敬、薬草とか毒薬とか植物学の先生かな。どうだろう。マンドラゴラを力ずくで引っこ抜く事に定評のあるくろさきらんまる」
2020/5/15に呟いたコレがミリしら成り立たないほど当たっていると教えてもらったのがそもそもの始まり。
その後、ハリ○タ未習得の私がもりもり妄想を始める。以下、ツイ短使って書いた雑記。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
うちの魔法学校の嶺二先生は遥か昔に不老不死の薬精製して飲んでるヒトなので、授業外では一人でめちゃくちゃな事してる。調合したの味見して「あーこれ効き目強いけど確実に死ぬやつだな……どうやって毒抜こう」とか普通に言う。死なないから。植物ずっといじってるのは自分が実験体になれるというのもあるし、最終的に一般人でも誰でも使える知識を積み重ねて世に出したいっていう真っ当な人。そもそも不老不死なんていう生死を操る禁忌に手を出したのも人の役に立てる事を突き詰めて道を間違えただけ。それで魔法協会から追放されてるという経歴なので、得意分野があってもそれを表立ってできない立場。先生はしてるけど総合学科で基礎の基礎だけ教えてるのも専門学科を持つことができないから。ただ、この人は何でもやるし何でも出来ちゃうからめちゃくちゃ強い。
(現教師陣でそれを一番知ってるのが黒崎さんが入学する前に卒業済みの元教え子のトキヤ。この後教師として赴任)
だから、新入生なのに人間離れした黒崎さんの耐久力に驚いて、見込みがあるなって思って口説いて一年生の間はちょっとだけ畑仕事手伝ってもらうようになるわけなんだけど、二年からはそれぞれ専攻に進むから「一年分課外授業って事で成績に付けるね。来年からの専攻教科の先生に話通すから選択決まったら教えて(勝手に進路相談)」って言ったらまだ悩んでるって言われて
「そうなの!?専攻決まってないならぼくんとこおいでよ!!(大興奮) ぼく専門科で授業持ってないけどちゃんと教えるし、卒業もできるから!ね!?」
って勢いに押された黒崎さんは結局卒業まで嶺二先生とのマンツー。別にエロいことはしない。でも黒崎さんは先生が好き。
元々魔力持ちで適性があるから入学した黒崎さんなので「食ってくのに役に立つ事が覚えられればそれでいい」くらいのヤル気しかなかったけど、二人で新しい植物育てたり、新しい調合レシピに失敗したり、二人で喜んだり怒ったり笑ったりなんやかんやしてるうちに植物学が好きになって……というか先生が好きになって、先生が好きな植物学が好きになった。そうなる運命。なぜならまいらすだからです。
でも卒業までに別にいい仲になったりもせず、卒業後は先生からもらった知識を自分なりに突き詰めてって、この分野で名前も知れて来た頃に学校から教師として招かれる。
「嶺二、あ、嶺二先生は」
「だいぶ前にもう教鞭を置かれて、今は寮監をなさってますよ」
でもいつも二人で過ごした先生の植物園はまだちゃんとあって、よかった何も変わってねぇなって思って、そこで何も変わってない嶺二先生と再会して
「ランラン!立派になって……先生になって戻ってきてくれるなんてぼくちん嬉しいよ〜」
懐かしさと嬉しさとやっぱり先生が大好きなのとで胸がいっぱいになるんだけど、何年も経ってるのに本当に見た目も何もかも一切変わってない先生にちょっと違和感をおぼえるところから私の魔法学校の蘭嶺は始まります。(幻覚)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
うちの魔法学校の捏造設定、らんれ以外のとこのメモ。
教師をやめるとなった時にめちゃくちゃ引き止めたのはトキヤ先生で、やめてからも「また教壇に立ってくださいませんか」とネチネチ言い続けてるのもトキヤ先生。魔法使いとしての実力をすごく認めてる。生徒だった頃に自分のやってみたい事と周りが敷いた道の違いに死ぬほど悩んでて、進路を決める後押しをしてくれたのが唯一嶺二先生だけだった。
「杖で描くよりも筆の方がそれっぽいんじゃない?」って魔術道具を作ってくれたり、「普通じゃできない事をやったほうがいいよ。そうだなー例えば…ほら、こんな風にこの満天の星空をそのまま絵の具にしちゃう、なんてことも魔法ならできるでしょ?」←簡単にやって見せる。トキヤの「なんだこの人マジかよ…」顔は本人NG。
「魔法の力をどう使うかなんて誰が決めるの。君でしょ。新しい事に挑むのは素晴らしい事なんだからね。君が思い描いたものが無駄になるわけが無い。時間がかかっても絶対に実を結ぶよ」結果、トキヤは魔法芸術の新しい道を開拓して、ここに追随してきたのがセシルと真斗。真斗も嶺二先生の生徒。「昔同じように悩んでた生徒がいたなぁ」って懐かしくなる嶺二先生と、余計な事は言わないでくださいねってなるトキヤ先生。
真斗もやりたい事が本当に役に立つのか悩んでる系。この世界で魔力を織り込んだ物を使うのは比較的大掛かりな事になるので(でかい結界を張ったり、防衛の為に使ったり、儀式や式典に使ったり、職業としては公務員的な位置付け?。この技術の腕がいい魔法使いは貴重)だけど、そういうのに憧れてるわけじゃなく、もっとミニマムな個人単位でできるものをやりたい。手芸教室で刺繍を習うくらいの手軽さで、誰にでも身近なものにしたい、みたいな。嶺二くんも、自分の研究は魔法は使えないけど魔力は持ってる人や全くの人間にも落とし込みたいと思ってる人だからその気持ちを汲んであげられたので、トキヤ先生へ直に推薦する。で、トキヤ先生は嶺二先生から教わった事をそのまま真斗に教えてあげる。
寒色二人は魔法でやるには特殊な事を専門にしてるなって思ったのと、嶺二くんとトキヤの関係性って私の特別なので(CPではない)
捏造がすぎる。すまん。
公式年齢は全く考慮してません。
トキヤが一番入学早くて、卒業後先生になった頃に真斗が入学。
真斗と入れ替わりで黒崎さんが入学してくる。
嶺二くんが先生やってたのはここまで。黒崎さんの卒業後に先生をやめる。この子を送りだしたらもういいかなって思うくらい、黒崎さんに植物学その他諸々をみっちり教えたから。寮監兼任してた龍也さんが学校の運営側に回ることになったので、先生やめる代わりにそこを引き継いでほしいと言われて学校に残る事に。
寮監になってから面倒見たのが翔ちゃん。お兄ちゃん気質だったから、本人に興味があればこっちの仕事(教える側)に向いてるなって思って授業で絶対やらない寮監嶺二くんオリジナルの魔法とかこっそり教えてたらすっかり懐いて、卒業後も引き続き学校で魔法使いとしての技術も磨きながら寮監に立候補。院生みたいな感じ。そして現在に至る。
魔法学校の卒業生で現在先生してるのは以上。他は外部からの赴任。
カミュ先生は嶺二くんの過去の事を少し知ってるので魔法使いとしての嶺二くんの事はあまり好きじゃない。認めてないが近いかも。協会を追放された者が魔法使いを名乗るなこの恥知らずめくらいの、ライトなやつです。でも、嶺二くんの植物園にはお世話になっているので魔法植物学者としての嶺二くんの事は嫌いじゃない。
ちなみに、魔術協会から追放されてても魔法使っちゃいけないわけではなくて、援助が受けられなかったり格下に見られたり差別されたり、魔法使いとして活動や生活がしにくい程度(真っ当であれば普通は所属していられるから)
Fateなにがしシリーズよりゆるい。組合みたいなもん。
レン先生は、嶺二くんの事を気に入ってる。よく遊びに来ては「恋に落ちる魔法の薬は作れないの?」を必ず言う。毎回言う。「レンレンの魔法数式で解けないものをぼくが作れるわけないでしょ」「ブッキーならできると思ってるんだけどな」
藍先生も嶺二くんの事を気に入ってる。というか研究対象として見ている。嶺二くんの持ち物や嶺二くん自身が持ってる情報量が凄すぎて「レイジは歩く博物館」だとか言ってるけど、これは誰も意味が分かってない(カミュ先生だけうっすら分かってる。黒崎さんはゆくゆく分かるようになる←重要)。よく遊びに来ては、書斎を勝手に漁って気が付くと帰ってる。別に嶺二くんも気にしてない。
嶺二くんが過去に禁忌を破ってしまう原因になった出来事が何だったかをうっかり見てしまった時は、さすがに出禁になりかけた。プライバシーに関わる情報に触れない約束して許してもらう。
音也、那月、セシルは引けてないので詳しく分からないけど、ふんわりミリしらすると
那月は天文学かな。星詠みとかしそう。
セシルはトキヤのサイストから言語学とかでしょうか。
音也分からん……運動か格闘系なのかな…
(6/5追記 その後結局ガチャでセシルと那月はお迎えできました)