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- 東京花菱大学付属女子高等学校野球部ナインよっしゃ、9人揃ったな。
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#矢車翔子 #沢北龍子玉本秋人 - ライト荒泉花穂(あらいずみ かほ) #女子野球 #イラスト
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#東京花菱大学附属女子高等学校野球部
東京花菱大学付属女子高等学校野球部(東花女子)の右翼手(ライト)。
長い足と耳たぶがチャームポイントで、好きな食べ物は鴨せいろ。
読売ジャイアンツの坂本勇人選手の熱狂的なファンであり、大体次の日、学校で彼女に会うと「おはよう!昨日のハヤト見た!!?😍😍😍😍」で始まる。
元々は坂本選手と同じショートを希望していたが、瀬能久知子がいたのでセカンドをやっていた。しかし「ハヤトの守備はもっと華麗だよ、久知子」とワンプレーごとに比較してくるので、久知子が監督に助けを求めた結果、久知子から一番遠いライトのポジションを任される事になった。
坂本選手のバッティングをDVDでスローモーションで観ながら真似した結果、打つのが難しい内角打ちを身につけ、長打力もあるため主に3番か、坂本選手と同じ強打の2番を任される。
しかし、チャンスで緊張しすぎて凡退してしまう事が多く、一時悩み、フォームを変えたり配球を勉強したり、「だから僕は笑顔になれる」を熟読したりと、試行錯誤したがあまり上手くいかなかった。
落ち込んで悩んでいた時、レフトの沢北(さわきた)に、「ハヤトさんはそんなにクヨクヨしないよ?」と言われ、フォームだけでなく、坂本選手の強いメンタル面も見習おうと試みた。
ハヤト!ハヤト!!ハヤト!!!
「元気出た?」沢北は、花穂が他人に対してハヤト比較論を持ち出してくるので、半ば冗談で言ってみただけだったのだが、それが功を奏したらしく、
「うん!」
と、花穂は力強く頷くと、
「そう、私は・・・・・・ハヤト!!」
その日だけではあるが、彼女はついにハヤトになってしまった。
しかし、チャンスの弱さを克服し、3番荒泉花穂は、東花女子ナンバーワンポイントゲッターとして華々しく生まれ変わったのである。玉本秋人