創作SNS GALLERIA[ギャレリア]
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トロイメライ メテノ♀寄
【散々迷惑行為を動画ブログで堂々とやってるのに誰も彼女を捕まえないのはターゲットが金持ち連中に限られているからだろう。それだけこの街の住民の富裕層に対する不満は激しいってことだ】―ポッドキャスト収録中のベクター
「ハァ?家が汚れた?車が壊れた?じゃあお金で解決だ★…その為のお金なんじゃないの?」
「お金があれば何でも解決できると思うなよ、このクズ」
「"キラーキラー星"のトロイメライで~す!今日は富裕層の持ってる車を盗んでみようと思いま~す♪」
「金持ちだけが安全な場所に居られる時代は終わったんだよ、おわかり?」
「汚れたお金をキレイにしてこの街にまた回してる。それの何が問題なの?」
身長:160㎝
一人称:メライ・私
二人称:ちゃん
居住地:トイボックスセル
無邪気な性格 暴れるのが好き
一言でいうのなら過激な迷惑系ユーチューバー。動画ブログにて「KILLERKILLER★」チャンネルで活動している。
富裕層を狙って派手な外見にお似合いな派手な犯罪を"殺し以外"は好き好んで行っており、白箱事件以降はその活動を激化している。
盗む、壊す、汚すことで台無しにすることを特に好んで行い、その成果を自撮りと共にアップしている。明るい口調で話すが毒舌であり「金持ち連中が大事にしている物をぶち壊す」ことが大好き。
当然のごとく賞金首に指定されているが、富裕層に対する不満を抱いた視聴者からは非常に好評で誰も捕まえようとはしない。
メテオビームでスーパーカーを吹き飛ばす映像がとくに有名。
南区で回収したMADMAMのドローンの部品を転用·改造し、自分を自動的に追尾、随伴する撮影ドローンとして使用する程にはメカにも強く、必要な機能を目的に合わせて付け替えたりする等、自分が使用する物品に対する愛護精神や拘りが強い。
ドローンは多数所持しており、相手を自動的に追尾、銃撃する武装ドローンや自身の防御力を上昇させるフィールドを展開させるドローン等を駆使して戦闘もこなすことが出来る。本気で自分を捕まえに来た相手には自爆ドローンを大量に向かわせて戦う。本人はその攻撃を「流星群」と呼称している。
沢山のガジェットを収納しているジャケットを脱ぎ捨てる(殻を破る)ことで体が大幅に軽量化し、身の危険を感じると素早く立ち去ってしまう上、追い詰められるほど能力が向上するアドレナリン中毒者。
生計はスパチャで担い、時折【富裕層から富裕層の市民に嫌がらせの高額依頼】が来ることもあり、そういった依頼の時はいつもよりもド派手に破壊行動を行う。街中でストリートアートを残し、刺激的な行動を起こすクランポンや富裕層しか狙わないナイトキャップとは気が合うらしく、時折行動を共にしている事やサポートに回ることも多い。
トイボックスのデータベース
2
ドク(キラフロル♀)
「「死んでも綺麗なまま死ねる」なんて価値観が宝石病を爆発的に流行らせてしまった。でも実際───慣れ果てた宝石の表情は皆苦悶に満ちた表情だった。そんな宝石が美しいとは思えませんがね」―収監中のインタビュー記録より
「呼吸があれば生きていると言えるのか、と聞かれた時…以前の私は答えることができなかった。今ならそうだと答えられる」
「死んでいないだけの生き方は生きているとは言えない。それは死ぬのを待っているだけ…とりわけ宝石病相手では」
「お休み、せめて安らかに。」
一人称:私
身長:180㎝(帽子込み200㎝)
現在地不明
元DISTRICT8収容個体
宝石病進行度:未感染。ただし血中に宝石病と同等の毒性あり
宝石病専門の医者。宝石病非感染だが、身体に流れる血液の成分は患者に診られる結晶と類似した結晶が多くみられる。
研究が世界的に進んでいなかった世界なので、専門と言っても殆ど分かっていることは少ないのが現状であるので、行動を共にする二人の経過観察を兼ねて治療法を探し求めて旅をしていた。文明レベル的にはトイボックスよりも少し遅れていた程度だったらしい。
スカージ、アンビュランスと共にトイボックスに召喚されたが、カープリャの脱走に乗じて脱走して以降、三人のまとめ役を務めており健康管理も一任。彼女の調査により、一時的な治療法、症状、作用、耐性についての記録がなされ、その結果はマッドマムにも共有されている。
元々は街の小さな病院の医者であり、宝石病の専門でもなんでもない外科医であった。病気の流行と共に大都市へ招集がかかったが、治安の悪化と医療体制の崩壊と同時に大都市を逃れた。
荷物持ちでチームの盾となるアンビュランス、患者であり強い戦闘力を持つスカージと三人で治療法を探す旅をしつつ「病人に安らぎを与えること」を信条とした彼女は時に命を長らえ、本人やその身内などが望むのであればその命を奪う。というのは宝石病を急速に加速させ、意識を喪失させる化合物を用い、苦しむ前に安らかに眠らせる事で安らぎを与えるのである。
望むのであれば延命措置、通常の病や怪我の治療なども担う。
宝石病患者の血液に見られる結晶に近い物質が元々血液に含まれているため宝石病には感染しない体質だが、その作用は行使することができる。
彼女には免疫があると考えた全世界の医師による【患者へ少量輸血する試み】は「通常の十倍以上の宝石病の急激な進行」をもたらした。
戦闘は好まず衝突、対立も避けるが、チームを守るために宝石病を武器として行使する事を厭わない。宝石で構成されたメスを投げる、注入するなどして応戦し、それらで傷をつけられてしまえば急速に感染が進行する。
一人だけの場合は宝石を粉塵にしたものを振りまいて鎮圧。感染拡大防止のため、感染者は即座に処分する。
トイボックスのデータベース
119 ブロロローム♂
「力に取り憑かれた者はその力を間違えると自分を滅ぼしてしまう事は明白だ。少し探せば悪い見本は幾らでも見つかるというのに」ー119
「ドク、病気の診断を頼めるか。少し体が硬くなっている気がする」
「竜の血じゃないが飲め、スカージ。少しは楽になる。贅沢言うんじゃない」
「こうなるとは思わなかったならどうなると思ったんだ!?お前は何も考えちゃ居ない!」
119 (アンビュランス)ブロロローム♂
身長:180㎝
年齢:26
一人称:私
二人称:君 呼び捨て
所在地:現在地不明 元DISTRICT8収監個体
宝石病進行度:ステージ2 右目が宝石化している。
ステージ初期の宝石病感染者であり、スカージ、ドクと共にDistrict8に召喚された。彼とスカージの調査及びドクの証言から「タイプや種族による宝石病への耐性は個人差があれど、ごく一部の種族を除いて免疫は存在しない」ことが示唆されている。感染拡大を防ぐために他者への接触は一切行わず、冗談半分で触れようとすれば怒りだしてしまう。
マッドマムによる自分たちへの扱いに対して警鐘を鳴らしているが、実験という名の調査を止めない様子を見るに、聞く耳は持たれていないようだ。
その様子を見て危機感を抱いた彼もカープリャの脱走に乗じて脱走。同じく収監されていたドクとスカージの脱走も手引きした。
パルデアと呼ばれる彼の元居た世界ではドク、スカージと共に治療法を探す旅をしていた。保安官の経験を持つ救命士であり、病が流行りだした頃に事態の鎮静に向かったが、絶え間ない出動に加えて暴動や略奪が広まったことで治安が維持できなくなったことを受けて撤退。撤退間際には彼の業務は"患者を病院へ迅速に運ぶ"という業務から"医薬品を求めて病院に押し寄せる暴徒の鎮圧"に変わっていた。圧倒的な暴徒の数に勝算が無いと判断した119はドクと患者のスカージを連れ出し、大勢の患者や同僚を見捨てて病院を立ち去った。
それから治療法探しの旅が始まる。
【適者生存】を信条としており、チームや自分を生き残らせるためには冷酷にも思える判断を下すこともある。強い者が生き延びるのではなく、生き延びた者が強いのだ。
曰く「旅の最中で一面が宝石になった街をいくつも見てきた」らしい。
空気中の毒素や汚染された物質を帽子から取り込んで自分のエネルギーに変える能力を持ち、彼の周りでは幾分か綺麗な空気を吸うことができるが、汚い空気の中でしか生きられないわけではない。
チームの役割はアタッカー兼タンクを受け持ち、スカージが苦手な攻撃を庇いながら自分たちへ向かう脅威をいなす。身体が強く、二人を担いでも車並のスピードで動くことが可能であるが、皮肉にもその力で患者を長時間担ぎまわったことで感染した。
常に冷静な性格で落ち着いており、元気いっぱいなスカージを引き留めるのは彼の役目。正義感が強く、理不尽な事や筋が通っていないことに対しては声を上げて怒るなど、情熱的な一面を持つ。
腰に添えた二丁の銃は上記の毒を高濃度で高威力の弾丸としてリボルバーで撃ち出す(ダストシュート)が、あくまで自衛の手段。命中すると撃たれた個所から直ちに猛毒が広がり、解毒しなければ1時間で死に至る。装填数は6発。
人を襲うことはなく血液パックでのみ治療を行うが、新鮮な死体を発見すると帽子で血液を濾過して取り込むという独自の治療を行い、それが叶わない場合は自ら傷ついて瀉血を行う。
その治療法ゆえに貧血気味なことが多いため、鉄分が豊富な飲食物を好む。
【経歴】
アンビュランスは片田舎のの保安官として務めていた経歴を持つ救命士だ。
治安は至って良好。何の変化もなく犯罪も起こらない。起こったとしてもバーでちょっとした喧嘩があるくらいだ。保安官としての役目を果たしているのかを疑問に感じた彼は"無駄な時間を過ごしている"と感じるようになる。
正義感に溢れていた彼は【もっと自分が活躍できる場所がある】と感じ、大きな町へ渡る決心をする。街が大きくなれば、それに比例して治安も悪くなるだろうとの考えから起こした行動であった。
多くの人を救いたいという心意気と身体能力を買われ、彼は救命士としての新たな人生を歩み始めることになる。傷病者を素早く病院へ安全、かつ確実に送り届けるのが彼の使命だ。火事の現場に残されている物が居れば躊躇わず突っ込み、銃撃戦に巻き込まれた市民の救出など、救命士というよりは最早特殊部隊のような活躍を見せることもあった。度々危険を顧みずに突っ込んでいく彼のやり方に上司は頭を悩ませたが、彼の人生は充実感に満ち溢れていた。
多くの人を"危険な状態から救い出す"ことに熱心になるあまり"脅威にさらしている原因の排除"という、短絡的な発想に至ることも珍しくなかった。
それでも順調に思えた彼のスーパーヒーローとしての活躍は、とある病という巨大な壁にぶち当たってしまう。人々や建物が突如として宝石に侵食される病が流行りはじめ、彼の務める病院には助けを求める市民が殺到した。
前例のない症状に加えてどういった経路で感染するのかも分からないまま感染は拡大し、世界が混乱するまでに大した時間はかからなかっただろう。
足が宝石に置き換わり動けないといった救助要請が入れば、普段の彼であれば即座に駆け付けただろう。運んだところで受け入れ元である病院がパンクしてしまっては"安全な場所に送り届ける"使命は成しようがないどころか、その頃には感染者が多く集う病院こそが最も危険な最前線になっていたのである。
その病に【宝石病】という名前が付けられる頃には彼の勤める病院はもはや機能しておらず、どれだけ救助要請が来ても駆けつけることも何もできず、ただ患者たちに寄り添う事しかできない日々を過ごした。できる事と言えば、彼がしばしば昼食として足繁く通っていたサンドイッチ屋の看板息子であるスカージの話し相手を務める事と、片田舎から召喚されたドクという名の医者の相手をすることくらいであった。なぜなら彼も患者の一員であったからだ。
略奪や暴動、意図的に感染を拡げるもの達が現れた時、多くの標的は食料品店等の生活には必要なものが取り揃えられる場所であったが、やがてその矛先は医療用品が取り揃えられた病院にも向けられることになる。
病院の物品、患者を蹂躙すべく数多の暴徒が押し寄せる。バリケードを設置して応戦するが、破られるのも時間の問題だろう。多くを見捨てて少数を救うか、ここで全て斃れるか。取った選択は少しでも救える前者だ。
「最早私にはこの病院は棺桶にしか見えない。一緒に来ないか」
彼が声をかけたのはスカージとドクの二人。一緒に行動を共にするなら、なるべく気が知れていて何かに特化している者がいいだろう。
バリケードが破られた音がする。3人で病院を抜け出し、当てもない治療法探しの旅が始まった。第3の人生の幕開けだ。
その道中で宝石病についての理解を深め、得られたデータは後に大いに役立てられることになる…とある民間軍事会社によって。
トイボックスのデータベース
3
スカージ ハバタクカミ♂寄り
【握手をすればその人のことが分かる。例えばその人が宝石病に感染しているかどうかは特によくわかるだろう】-MADMAM DISTRICT8職員
「血を飲まないと病気が進む…一時的には止まるってことが分かってるんだ。竜の血は長い間止まってくれるんだけど、いきなり吸血したらダメ…だよね?アンが言ってたよ」
「触らない方が良いよ!病気に掛かりたくないでしょ…俺は警告はしたからね!?」
「晴れた日は身体の調子が誰にも負けないくらいに良いんだ。それでもやる?」
「もっと根本的な治療法が必要なんだ、どうしたらいいのか答えは見えないけど…きっと治るって信じてる!」
「"野生が強すぎる"って言われたけどどういう事?仕留めた獲物を食べているだけなのに」
スカージ ハバタクカミ ♂寄り
一人称:俺
二人称:お前
身長:170cm
年齢:18
体重:2kg
現在地:不明 北区に潜伏中?
宝石病進行度:ステージ4.5 目、脚、背中が宝石化している。
生存競争が非常に激しい隔絶された地域で生まれ、長い間そこで暮らしていた影響で今でも野生が強く攻撃的であり、強力な種族であるはずのドラゴンタイプを「獲物」呼ばわりする程の戦闘力を有する。
血液の味やタイプの相性の面も相まって鋼タイプを苦手としているようだ。
普段は子供のような無邪気な接し方をしてくるが、笑顔で人をズタズタに引き裂く狂暴性も持ち合わせているので騙されてはいけない。口周りが血で汚れていることが多いことがそれを物語っているだろう。
メビウス社長が持ち込んだ技術(正確な異世界の観測・大量の物質の転送)の実験のため、MADMAMが別世界から呼び出して極秘裏にディストリクト8に収監していた個体。その理由は【宝石病】という病に罹患している点にあり、調査・軍事転用の為に収監されていた。
本人からすれば【いきなり転移させられた挙句不自由な施設で散々な扱いを受けている】ので非常に不機嫌だった様子。カープリャの脱走の混乱に乗じて脱走したが、その際隊員数名と交戦…一方的な戦闘を繰り広げた。
膝から下がヒレのようになっており、空中を揺蕩うように移動する。誰かにおぶられることを好むが、チームメンバーを除いて今はそれが叶わない。
収監時は"宝石病がもたらすタイプを一時的に変えてしまう能力・高いエネルギーを放出する性質"に特に注目されていた。非常に強力な超能力と不思議な光を行使し、目をくらました後素早く飛び掛かり、押し倒したあとズタズタにしてしまう。光そのものにも損傷を与える力を持つ。
体調や気分は頭上の輪で観測することが可能で、調子が悪いほど黒く、調子が良いほど赤く光る。ご機嫌だと回ったりするなど感情が表に出るので嘘をつくことが出来ない。微細な光の粒子で構成されているため触れることは出来ないようだ。
元居た世界では宝石病はありふれていた病気であるようで、治療法を求めて三人のチームで世界を放浪していた。担当は高速アタッカーの用心棒兼サンドイッチづくり担当。
外界に出て初めて食べたサンドイッチに感動してパン屋で働いていた経歴を持ち、旅の合間にもよく手作りで振舞っていた。
病に関しては【もう仕方がない】と開き直っているためあまり気にしては居ない様子。子供の純粋さに肉食動物の狂暴性を合わせたような性格。
"感染していない生物の血を摂取すると病気の進行度が後退する"という理由で抱き着いて噛みつく(ドレインキッス)ことによって血を摂取するほか、血液パック等での"治療"を試み、死体を与えると食らいつく。
素早いおかげで吸血も数秒で終わらせてしまうので感染拡大の影響はない様子で、被害者によると「急に首がチクっとしたと思ったら小さな穴が開いていた」とのこと。
アンビュランスからそのやり方をしばしば叱られているが、叱るだけで終わるのは彼の素早さでは太刀打ちが出来ないせい。
竜の血が流れている個体や強力な能力を持った個体…とりわけドラゴンタイプの血を非常に好んでおり、発見すると自制心を失ってとびかかってしまうが、決して悪意があるわけではない。
その理由は「噛み付いたあとには必ず治療を行う」ところにあるだろう…スカージを攻撃していなければの話だが。
宝石病罹患者全員に共通するが、長時間触れたものを有機物・無機物問わず侵食してしまう体質である彼の目線では非感染の人々は言うならば【貴重な治療薬】同等であり、感染していない他人に対しては必要最小限の接触しかせず(ドラゴンタイプ除く)物の移動や自分が移動するときも念力により浮遊して行う。
【自分や仲間に直接的な被害を与える存在には遠慮なく攻撃してもいい】という思想を持っているため、治安が悪い地域での目撃情報が多い。圧倒的な火力と敏捷性を持つが、何度か攻撃を受けてしまうと一気に弱気になって逃走してしまう。
トイボックスのデータベース
2
宝石病
【命を無駄にしない事がモットーの人物が望んでこれを持ち込んだのなら、MADMAMは一線を越えている…そしてその線は遠いところにあって見えないところにある】―ベクター
数ある世界線のどれかからトイボックスに持ち込まれた病。
MADMAMによる【異世界の性格な観測・物質の確実な転送】の結果持ち込まれた。
現在はトイボックスに溢れる【UHエネルギー】の代替に使用する計画があるとの噂があるが真偽は不明。
症状:有機物・無機物が徐々に宝石化する 高エネルギーを放出する
宝石化した部位の感覚喪失
作用:タイプの変更 能力の向上(任意で発動する) 機械等の性能の向上
感染条件:生存している患者による長時間の接触・血液感染 宝石の体内への侵入
一時的な治療法:非感染者の血液の摂取 血液の一定量の流出、透析 感染箇所の切断
根本的な治療が確立されていない病であり、強力な作用と副作用を持ち合わせている。使用するとタイプが自分が望んだとおりに一時的に変更されて能力も向上する代わりに症状も加速してしまう諸刃の剣。汚染レベルが高いほどその能力の上昇力も高く、末期患者の放つ攻撃はどんな技でも高威力と化す。
つまり、力を行使すればするほど脅威度が増す代物。
ステージ1:ごく軽微な感染。身体のごく一部の硬化。自覚症状がない場合も多い。能力上昇値:5%
ステージ2:軽度の感染状態。自覚症状有り。体の表面の一部の宝石化。能力上昇値:20% ステージ3:中程度の感染状態。およそ3割程度の宝石化。能力上昇値:30%
ステージ4:重度の感染状態。身体の5割の宝石化。感染者周囲に光る粒子が見られる。能力上昇値:50%
ステージ5:極度の感染状態。身体の8割の宝石化。能力上昇値:80%
ステージ6:完全に宝石化するが、生命反応が確認できる。破壊することで拡大を防止可能。
宝石病の力を行使した際は体から粒子が溢れ出るが、この粒子には短時間であれば害がないことが確認されている。
患者が長時間触れた物質は全て宝石に侵食され始めてしまうが、機械などに関しては性能が向上することが確認されている。
最終的には身体全てが宝石化してしまう(感染時の状況により数日~数年の個人差あり)が、こうなった頃には【何らかの理由で誤飲する・宝石そのもので体をケガする】ようなことが無い限り感染の危険性はなくなっている。やがて資源や装飾品に姿を変えていくだろう。
無機物に関しては汚染個所を破壊する事で拡大を防ぐことが出来るが、破砕した際の吸入を防ぐための装備を揃えてからの実行を推奨している。その上で最も問題視されているのは、完全に宝石化した遺体からの土壌の宝石化である。
非感染者の血液を摂取するか自分の血液を一定量抜くことで小康状態に保つことが確認されている。
※感染者の血液に触れた途端に感染してしまうので要注意。
【命を無駄にしない事がモットーの人物が望んでこれを持ち込んだのなら、MADMAMは一線を越えている…そしてその線は遠いところにあって見えないところにある】―ベクター
数ある世界線のどれかからトイボックスに持ち込まれた病。
MADMAMによる【異世界の性格な観測・物質の確実な転送】の結果持ち込まれた。
現在はトイボックスに溢れる【UHエネルギー】の代替に使用する計画があるとの噂があるが真偽は不明。
症状:有機物・無機物が徐々に宝石化する 高エネルギーを放出する
宝石化した部位の感覚喪失
作用:タイプの変更 能力の向上(任意で発動する) 機械等の性能の向上
感染条件:生存している患者による長時間の接触・血液感染 宝石の体内への侵入
一時的な治療法:非感染者の血液の摂取 血液の一定量の流出、透析 感染箇所の切断
根本的な治療が確立されていない病であり、強力な作用と副作用を持ち合わせている。使用するとタイプが自分が望んだとおりに一時的に変更されて能力も向上する代わりに症状も加速してしまう諸刃の剣。汚染レベルが高いほどその能力の上昇力も高く、末期患者の放つ攻撃はどんな技でも高威力と化す。
つまり、力を行使すればするほど脅威度が増す代物。
ステージ1:ごく軽微な感染。身体のごく一部の硬化。自覚症状がない場合も多い。能力上昇値:5%
ステージ2:軽度の感染状態。自覚症状有り。体の表面の一部の宝石化。能力上昇値:20% ステージ3:中程度の感染状態。およそ3割程度の宝石化。能力上昇値:30%
ステージ4:重度の感染状態。身体の5割の宝石化。感染者周囲に光る粒子が見られる。能力上昇値:50%
ステージ5:極度の感染状態。身体の8割の宝石化。能力上昇値:80%
ステージ6:完全に宝石化するが、生命反応が確認できる。破壊することで拡大を防止可能。
宝石病の力を行使した際は体から粒子が溢れ出るが、この粒子には短時間であれば害がないことが確認されている。
患者が長時間触れた物質は全て宝石に侵食され始めてしまうが、機械などに関しては性能が向上することが確認されている。
最終的には身体全てが宝石化してしまう(感染時の状況により数日~数年の個人差あり)が、こうなった頃には【何らかの理由で誤飲する・宝石そのもので体をケガする】ようなことが無い限り感染の危険性はなくなっている。やがて資源や装飾品に姿を変えていくだろう。
無機物に関しては汚染個所を破壊する事で拡大を防ぐことが出来るが、破砕した際の吸入を防ぐための装備を揃えてからの実行を推奨している。その上で最も問題視されているのは、完全に宝石化した遺体からの土壌の宝石化である。
非感染者の血液を摂取するか自分の血液を一定量抜くことで小康状態に保つことが確認されている。
※感染者の血液に触れた途端に感染してしまうので要注意。
トイボックスのデータベース
4
ホーネット(ムウマ♂)
「この街は壊すしかしない人が多すぎる。だから僕は壊すよりも直すことを選んだ」―ホーネット
身長:160㎝
年齢:16
一人称:僕
二人称:きみ ~さん ちゃん
照れ屋な性格 異性に免疫がない。
所在地:黎明の鐘 クローバー階級
別の世界線から送り込まれてきた少年。南区のスパイク個体であり、体力と力にそのブーストがかかっているようだ。飛ばされた際のショックで記憶を欠損しているようで以前の世界の記憶を失ってしまっている。
普段は家のガレージで物を開発したり修理したりして過ごすことが殆どであり、仲良くなるか幾らか報酬を持ち掛ければ快く修理に応じてくれるだろう。
純粋な性格をしており騙されやすい一面がある。
戦うことを好まず「直すこと」「改造すること」を好んでいるようで、ジャンクを組み合わせて道具を作り上げる事や動かなくなった機械を修理してしまえるほどの実力を持つ。素材さえあれば医療機器を作成することで間接的に人々を治すことも可能だ。
クランポンと類似性があるが親が誰なのかは本人の記憶が無いので不明…だが、一家のうち誰かが絡んでいるのは間違いないだろう。
しばしば外の世界に遊びに行くことが多く、現在は学生として日々勉学に励んでいるようだ。定期的にトイボックスに帰ってくるため、1か月で強制送還される制約を潜り抜けるという裏技を使っている。
自由に外の世界を行き来する装置も自力で開発した。
トイボックスのデータベース
20
転生者コミュニティ:ホッカイドウ
「あの世がオフ会会場になるなんて、俺たち夢でも見てるのか?」──ムゥ二等兵
元々は数多く存在するディスコードのサーバーの一つである。
何者かによってそのホッカイドウに属する「ポケモンを擬人化している絵描き」が次々に襲撃され、ゲームの中の世界であるはずのパルデアにその全員が転生。
2023/1/4現在、15名の殆どが事故を装った暗殺(?)で命を落としている。
転生した人(絵師)たちはツイートのツリーから!
https://twitter.com/live4DZ/status/1604501007865565184?t=3dzU7RtziMx2AL93pvnGRA&s=19
数名が同時期の同じ場所に飛ばされたため「これはまだ増えるぞ」と確信した面々により、一つのコミュニティとして姿を変えた。
拠点を構え、それぞれ新しい生活様式に適応し始めている。
いわば「PKG絵師(パルデアの姿)」といった所。
メンバーは全て死亡当日の記憶のみが消失しているが、「そういや死んだ気がするな」程度に死亡した事は認識している。
──メタな話をしてしまえば、軽いノリで身内をPKG 化してそれにちょっとした設定をつけただけ!
~コミュニティの設定~
▪全員が奇妙な理由で死亡している
▪メンバー同士の情報はスマホで分かる
▪人間にも原型にもなれる。ゲットはできない。
▪資金源はレイド報酬、バトルの報酬等。
""人間の""仕事をすることで報酬を得ることも。
▪普段は各々好きに暮らしているが、なにか有れば召集。理由はサンドイッチ作りからバトルまで様々。
▪稀にスター団のアジトと間違えて攻め込まれる事も。その際は総力戦で撃退に当たる
▪全員が レイドを除いた野生相手 であればまず負けないレベルに達している。
▪拠点は廃墟を改造したもの。スター団のアジトの資材がメイン。
▪自分が戦うこともあるし、人間に紛れてトレーナー紛いの事をすることも出来る。
▪特にチームの目的はない
▪一般人の一部には「北2番エリアの竹林の奥深くに奇妙なコミュニティが存在する」程度には認識されている。
「あの世がオフ会会場になるなんて、俺たち夢でも見てるのか?」──ムゥ二等兵
元々は数多く存在するディスコードのサーバーの一つである。
何者かによってそのホッカイドウに属する「ポケモンを擬人化している絵描き」が次々に襲撃され、ゲームの中の世界であるはずのパルデアにその全員が転生。
2023/1/4現在、15名の殆どが事故を装った暗殺(?)で命を落としている。
転生した人(絵師)たちはツイートのツリーから!
https://twitter.com/live4DZ/status/1604501007865565184?t=3dzU7RtziMx2AL93pvnGRA&s=19
数名が同時期の同じ場所に飛ばされたため「これはまだ増えるぞ」と確信した面々により、一つのコミュニティとして姿を変えた。
拠点を構え、それぞれ新しい生活様式に適応し始めている。
いわば「PKG絵師(パルデアの姿)」といった所。
メンバーは全て死亡当日の記憶のみが消失しているが、「そういや死んだ気がするな」程度に死亡した事は認識している。
──メタな話をしてしまえば、軽いノリで身内をPKG 化してそれにちょっとした設定をつけただけ!
~コミュニティの設定~
▪全員が奇妙な理由で死亡している
▪メンバー同士の情報はスマホで分かる
▪人間にも原型にもなれる。ゲットはできない。
▪資金源はレイド報酬、バトルの報酬等。
""人間の""仕事をすることで報酬を得ることも。
▪普段は各々好きに暮らしているが、なにか有れば召集。理由はサンドイッチ作りからバトルまで様々。
▪稀にスター団のアジトと間違えて攻め込まれる事も。その際は総力戦で撃退に当たる
▪全員が レイドを除いた野生相手 であればまず負けないレベルに達している。
▪拠点は廃墟を改造したもの。スター団のアジトの資材がメイン。
▪自分が戦うこともあるし、人間に紛れてトレーナー紛いの事をすることも出来る。
▪特にチームの目的はない
▪一般人の一部には「北2番エリアの竹林の奥深くに奇妙なコミュニティが存在する」程度には認識されている。
トイボックスのデータベース
19
転生者コミュニティ:ホッカイドウ
「あの世がオフ会会場になるなんて、俺たち夢でも見てるのか?」──ムゥ二等兵
元々は数多く存在するディスコードのサーバーの一つである。
何者かによってそのホッカイドウに属する「ポケモンを擬人化している絵描き」が次々に襲撃され、ゲームの中の世界であるはずのパルデアにその全員が転生。
2022/12/29現在、10名が襲撃、もしくは事故を装った暗殺(?)で命を落としている。
転生した人たちはツイートのツリーから!
https://twitter.com/live4DZ/status/1604501007865565184?t=3dzU7RtziMx2AL93pvnGRA&s=19
数名が同時期の同じ場所に飛ばされたため「これはまだ増えるぞ」と確信した面々により、一つのコミュニティとして姿を変えた。
拠点を構え、それぞれ新しい生活様式に適応し始めている。
いわば「PKG絵師(パルデアの姿)」といった所。
メンバーは全て死亡当日の記憶のみが消失しているが、死亡した事は認識している。
──メタな話をしてしまえば、軽いノリで身内をPKG 化してそれにちょっとした設定をつけただけ!
~コミュニティの設定~
▪全員が奇妙な理由で死亡している
▪メンバー同士の情報はスマホで分かる
▪人間にも原型にもなれる 身体能力はポケモン準拠
▪資金源はレイド報酬、バトルの報酬等。手に入れた換金アイテムは自動で通貨に変換されてしまう
▪普段は各々好きに暮らしているが、なにか有れば召集。理由はサンドイッチ作りからバトルまで様々。
▪拠点は廃墟を改造したもの。スター団のアジトの資材がメイン。
▪自分が戦うこともあるし、人間に紛れてトレーナー紛いの事をすることも出来る。
▪特にチームの目的はない
トイボックスのデータベース
アレクト ムウマ♂
「何でもかんでもルールだ規則だ…っていうのは、僕にはすごく窮屈だった」ーアレクト
13歳 150㎝
一人称:僕 二人称:あなた ~さん
大人しい性格。
軍隊の家系に生まれ、幼少の頃から厳しく育てられたが成長するにつれて"もっと広くて自由に世界を見て回りたい"と願うようになった。親は当然受け入れることはなかったが、軍服を改造したポンチョ、愛用する拳銃を携え、真夜中に家を抜け出し、パルデアに飛び出してからは自由気ままに旅をしている。その育ちから、一通りの家事やサバイバルは並程度にはこなすことが出来る。
対人に関しては事なかれ主義を貫いているため衝突するのはかなり苦手であり、本音を包み隠す傾向がある。誰にでも一貫してフランクに接する。
特注の拳銃は彼専用にチューニングされており、彼以外が使用を試みると「力を吸い取られる感覚」に耐え切れず即座に体調を崩す代物。
拳銃の腕前は一人前だが実戦経験に乏しいため、意表を突かれた行動には対応が出来ない。決断力と判断力には優れる。
甘いものをふんだんに盛り込んだサンドイッチとジャンクフードを好んでおり、毎日見晴らしのいいところでピクニックをするのが大好き。
パルデアの大穴を旅するのが夢。
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ダレット ランクルス♀
"情報の漏洩、遠隔操作。コンピュータをハッキングされることを人は恐れる。じゃあ生物がハッキングされたら?興味深い。やってみよう。"─トゥイークの手帳
「好きにやれって言われたから好きにやるよ~」
「ゲームのキャラクターみたいに動かせるのは楽しいよ。残機なら沢山あるしね」
「トゥイークお菓子持ってきて~ 脳が疲れちゃった~」
「電気いやだ…」
「101のスペア操作しちゃダメ?面白そうだし沢山居るでしょ~?」
一人称:私
二人称:呼び捨て 君
年齢:数か月
性別:♀
身長:150㎝
体重:秘密
好物:糖分(とりわけラムネなどの即エネルギーになるもの) 頭を使う難しいこと
好奇心旺盛。巨乳。
極限の環境下でも拠点を敷設・維持・運用することを念頭に置かれて製造されたトゥイークの創作物。南区で採取されたサンプルを培養させて作られた、有体に言えばホムンクルス…なのだが、普段は引きこもりに近い過ごし方をしている。しかし仕事モードになると一変して真面目にタスクをこなす。
自分を生み出したトゥイークの研究にはとりわけ興味を示して率先して手伝う。
運動以外はそつなくこなす為、目移りしやすく飽きっぽい性格。
身体から分泌する液体に身を包むことでかなり過酷な環境でも活動することが可能。袖から腕を模した形で取り扱うことが多い。
液体の流量の調節で重い物を運び出すことから針の穴に糸を通すレベルの繊細な動きまで幅広い活動にも対応しているほか、強力なサイコパワーの使用も可能だ。
当然防御にも応用ができるが、液体を通じてせいで本体に届く電撃だけは苦手。毒に耐性がない生物にとってはこの液体は劇薬で、並の生物であれば1分も触れ続ければ死亡してしまう代物。
長時間液体に接触するとパソコンがネットワークで繋がるように意識を乗っ取られて彼女の意思通りに動くようになり、その能力は死体(損傷が低い物に限る)ですらも及ぶ。機械やコンピュータを操作することはできない。
「考えたことをそのまま実行する」レベルの精密さで動かすことが出来るが、子機が持つスペック以上の能力を発揮することはできない。
しばしば生物を操作する際は"体内に液体を侵入させる"手段を用いる。
放置すると浸透することで細胞レベルで液体が同化してしまい、彼女が望まなければ解除されることはない。
その数が多いほどダレットの頭脳にかかる負担は増えるが
子機の負担は子機同士で分散されるため増えれば増えるほど長時間の活動が可能。彼女曰く「二桁は操らないと退屈」とのこと。
101と違って頭脳を多方面にフルに使用していることもあり複数の生物を同時に動かしてもダレット自身の動きが鈍ることはなく、むしろ数が増えれば増えるほどその動きが活発になる。
しかしそんな能力にもデメリットがあり、意識を乗っ取るということは感覚をある程度は共有するということにもなる。痛覚も感じてしまう性質上戦闘よりは人手が必要な肉体労働向け。
その為、少数=「偵察」 多数=「戦闘・肉体労働」といった使い分けを行っている。
暫くは苦痛を伴うが、解放された"子機"は毒消しさえ使用すれば問題なく元に戻るだろう…死亡する前に助けられたら、という過程が付くが。
戦闘よりはブレーンや裏方の役目を果たすことの方が多く、トゥイークの製作や情報収集の補佐を行う。自分自身が運動することはかなり苦手で少し走るとバテてしまうほどだが、サイコパワーと先述した液体を駆使することで自分一人を守ることくらいはそつなくこなす。
上記の二つが仮に封じられてしまえば、頭がいいだけしか取り柄がなくなるだろう。
トゥイークの製作物でまともに意思疎通ができるうちの一人であり、しばしば101と一緒に効率的な破壊方法を考案している。
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アレグロ サニゴーン♀
「彼女たちに好きに歌わせろ。歌は世界を救う…なに、君も気に入る」ートゥイーク
年齢:18歳(で死亡した肉体を使用)
身長:170cm
一人称:私
二人称:あなた ~さん 呼び捨て
「死んでから制限がなくなった。むしろ死んで良かったとまで思ってる…」
「"擬人化"と呼ばれている私たちを理解するには、その存在を超える必要がある。トゥイークさんの考えが私にはわかる。」
「"何もない"のも芸術なんだ」
「演奏をする理由ね…世界を救うため。その世界っていうのは、私にとってはこの街が世界。…意味が分からない?最初から期待してないよ。」
トゥイークの製作物。魔法使いの亡骸を使用して生み出された存在。
感情の変化が薄い上に無口であり、何を考えているのかは他人にはわからない。歌声や従者の演奏で人々を魅了する能力を持つ。
身体を任意に灰に変えることが出来、体の大きさを変えたりすることも可能であり、一見肉体に見えるその体は抜け殻に過ぎない。
歌声を聞くと頭にサンゴのような角が生え始める。通常の声についても害があるのかは不明だが、直接声を発せずに念話での会話を行うためその生声を聞いたことのある者は少ない。
自分の角を削り出して誂えた、手に持った大きな指揮棒を振りかざすと彼女の演奏の犠牲になった死者が音楽隊として使役され、必要に応じて出現。
精神に問題がある者ほど強く魅了される傾向があり、時間が経つにつれて身体の石灰化が始まっていき、最後まで演奏を聞いた者は体が完全に石灰化して崩れ去る。魅了中は非常に暴力的な性格になり、アレグロや従者を除き、目に映る者に対しての破壊行動、攻撃を試みるようになる。
悩みも何もない精神的に何の問題もないような人物なら演奏を聴いても影響を受けるまで少し時間の猶予があるだろう。
不定期に街中、森、無人の路地など、場所を選ばずに演奏を行う。
オーケストラのような演奏を行うことが多いようだが、不機嫌だったり調子が悪いと不協和音のような音楽を垂れ流す。気まぐれにフェスのような演奏を行うこともあるようだが、音色に関係なく魅了の効果は失われることは無い。
途中で完全に耳を塞ぐ、聞こえない所まで離れる・気絶させる・従者を全て破壊するなどして「演奏」から引き離せば無傷に戻るが、魅了された対象は演奏から引き離されることに対して強い抵抗を見せる上、すべての能力の向上が見られる。
最長の演奏時間は30分。最短は5分。
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7
カープリャ ムウマ♂
【痛くしないと言っているうちにお願いを聞いておけ。何も感じれなくなる前にな】-MADMAM隊員 DISTRICT配属
「大丈夫、痛くしないから...ね?だからこのフォークで...刺されてほしいんだ」
「新鮮な魂!!新鮮な恐怖!!新鮮な血液!!君のは全部僕のものだ!!!!」
「見返りは高くつくよ。それが嫌ならこの話は無しだからね。」
「森は僕の食卓だよ。絶対に逃がさないからね。」
一人称:僕 二人称:呼び捨て
年齢:"人間でいえば"15くらい 身長:150cm
所属:無所属 MADMAM施設のDISTRICT8から脱走した個体。
南区で唯一MADMAMによって確保されたスパイクである。
元はとある種族の最後の生き残り。
現在はとある目的のために活動しており、しばしば南区へ出入りしている様子。鉱物や様々な資材を溜め込んでいるようだ。
【データ】
人里離れた場所を好む、霧の深い森と化したゴーストノーズに住まう亜人。
人目につくところで言えば夜の街に現れることが多いが、日中は基本的に森をうろついている。明るい場所を歩くときはベールを纏って活動するようだ。
森で迷い人を見つけたら"食事"の見返りに案内をしてくれる。
恐怖の感情、血液からしか賄えない養分があるせいで他人との接触を断つことはできないので、必要に応じて夜の町だったり、人気の少ない路地などに繰り出す。臆病で泣き虫な性格だが "自分は力を持っている" ということを認識してからやや強気な一面も現すようになったが、その力を無闇に振りかざすことは無い。
他者を圧倒すれば怖いもの等何もないとの考えから【やられる前にやれ】を信条にしており、無人化したゴーストノーズや南区では自身の脅威とみなした存在を即座に攻撃する。
食事の質が良いほどその力も引き出すことが可能。逆に言えば、質の悪い食事だけだとそれほど力を引き出せないが、空腹時に限ってはリミッターが解かれた状態になるようだ。
スパイクの影響が【魔力】にのみ異常に特化したスパイクの中でも変わり種であり、その力を使って武器にたくさんの特性を付与することが出来るようになったようだ。使える魔力は膨大だが長期戦が苦手。
以前はMADMAM施設のDISTRICT8に拘留されていたが、ピニャータパーティの騒乱に紛れて脱走に成功したようだ。
彼の種族の体液 特に涙には超高濃度の魔力が含有されており
武具や薬の効果を高めたり、付与したりする際に重宝されていた。
そんな彼の涙を求める手段として、以前の世界で取られた方法は彼の種族の迫害である。
彼らを斬り付けて血を浴びた剣には力が宿り、彼らの血液を飲めば力が増し、彼らを痛めつければ流す涙はあらゆる力をもたらした。
MADMAMにおける魔法装具の開発に彼が関与しているという噂がMADMAMに存在する。
身を守るために作り出した彼のフォークは魔力が大量に注がれた結果具現化されたものであり、任意の性質を持つことができる代物。余剰魔力は常にこのフォークに回しているようだ。
望めば戦車ですらケーキのように易々と貫く切れ味を持つし、ポケットサイズに小さくすることもできるし、数を増やすことも更に大きくすることもできる。なんならフォーク以外のものにもできる。
しかし小さくすると感情の吸収効率が落ちるので、あまり小さくすることを好まない。
手元になくとも性質は変えられるので、万が一に奪われたり落としたりしても悪用される心配は無く、必ず手元に帰ってくる仕様だ。
基本的に彼が""付与するようにしている""性質は【刺した生物から恐怖心を吸い取る】【刺した相手のトラウマや幻覚を鮮明に想起させる】【刺した相手に傷をつけない】【自分に対する脅威から自動で身を守る】性質だが、彼が意識していない性質は付与されない。
不意を打っても必ず防がれるため一見無敵に思えるが、根気強く攻撃し続ければ消耗して攻撃が通るという単純な弱点もある。
刺さっても体に傷がつくことはないが、恐怖心を吸収する都合上トラウマを想起させる性質を持たせている。既に恐怖している場合はただ刺してくることが多いようだ。
恐怖心が不足することによって飢えると豹変して凶暴化すると「食べること」に執心するようになり、フォークに【傷をつけない性質を付与する余裕がなくなる】ほか、彼の周りを浮遊する水晶に噛みつかせる等危険で手荒な手段を講じるようになる。人の身体程度なら軽々と食い千切ってしまうほどの咬力を持つので注意...止めとばかりにフォークをぶっ刺してくる。
しかし防御に考えを振る余裕もなくなるので、彼を最も倒しやすいのはこの時だ。
DISTRICT8で散々な目にあわされたのか、MADMAM関係者や自分に敵意を持った相手、銃器を持ち歩いている者に対しては一切の容赦無く襲い掛かる。
そんな彼の口癖は「痛くしないからね」
ちなみに彼の泣き声を聞き続けると生命力を吸い取られてしまうのだが、その影響は【急速な老化】といった形で顕現する。(1秒につき1年分)
彼が返してくれない限り戻ることは絶対にない。
彼と本当に仲良くなれれば、見返りにお願いはされるだろうが涙や血液を提供してくれるだろう。
質の良い恐怖心に拘り始めたら何をするか分からない危険も持ち合わせている点から、MADMAMからは極秘に回収命令が下されている。
【バックストーリー】
他者との関わりを避けるような深い森の奥に位置する村で"亜人"と呼ばれる種族のもとにカープリャは生まれた。
カープリャが自我を持つようになると、彼の家族はすぐに魔力の扱い方に関する教育を始めた。
単純な力や身体能力では劣ることが多い彼らの種族が淘汰されないようにするためには、身体に流れる膨大な魔力の扱いを極めることが不可欠であるからだ。
"亜人"と呼ばれる種族の中でも非力であった彼らは、その魔力の扱いに特化していたお陰で厳しい環境に適応し、小さなコミュニティで互いに助け合って生きていた。
彼らの居た世界では"エンチャント"と呼ばれる技師の技術であり、その技術はカープリャの住む村人は皆が一流のエンチャント技師であった。
満足に言葉を話せるようになると必要なものは自らの魔力で生成し、既存の物にも魔力で様々な性質を付与したりする創作性を持った彼は
周囲の大人たちからチヤホヤされており、人に寄り添いあって生きる事の大切さを子供ながらに認識していた。
お気に入りは足を素早くする靴で、空いている時間が有れば広い自然を駆け回り、時には木の実を集めて回ったりして過ごした。
そんな日々を過ごしていた彼はある日、今にも倒れてしまいそうな迷い人と遭遇する。
"みんなと助け合って、分かちあえる子になりなさい" そう教えられていた彼はその旅人に水と食料を与え、森の入り口まで送り届けた。
もしかしたらこの人は家までとても遠いかもしれない。そう考えた彼は、旅人が履いていた靴に魔力を付与し、身体が羽のように軽くなる靴を与えた。
良いことをしたと彼は上機嫌でその日は村へと戻った。
暫くすると彼の村のもとに、大きなカバンを背負い、ボロボロになった来訪者が現れた。あの時に助けた村人が一人とほかにも数名。その仲間だろうか?
話によればカープリャが与えた靴の話が来訪者の街で広まり、カープリャの住む村との交易を望んでおり、その為に時間をかけてはるばるやってきたというのだ。
来訪者は近くでは力を持った王国の権力者であり、彼の提案は魔力で物品に性質を付与──いわゆるエンチャントの技術の見返りに物品や技術を提供するというのだ。
技術も物品も、彼らにとっては無くても特段困るものでは無かったのだが、はるばる相手もこんな森の奥にやってきたのだ。
村人たちは少し話し合った後にその商談に合意。そうして小さな村と王国のつながりが生まれた…
しかし、それがもたらしたのは豊かな生活とはかけ離れた日々であった。
優れたエンチャント技師達の住まう村の噂はあっという間に広まり、毎日数多の旅人が村を訪れては仕事を依頼した。
見返りは確かにあったが、王国の人々は彼らの技術にのみ価値を見出していた。その結果として要求のハードルが上がり続け、村人たちが疲労から依頼を渋るようになると王国の民たちはヤジを飛ばし、心無い言葉を投げかけた。
人というよりはまるでモノ扱い──子供ながらにカープリャはそう感じており、日に日に疲れていく家族や隣人を見ては心を痛めていた。
この交易が一方的な搾取だと気づくには、村全体が世界を知らなさ過ぎたのだ。そしてそんな日常は一人の短気な来訪者によって大きく変わり始める。
現状に不満を訴えた技師たちはストライキを決行、それでは困ると王国民も衝突。口論がヒートアップし、来訪者が村人の一人を殺害してしまう。
血を浴びた剣が炎を纏うようになった瞬間、王国民の技師たちを見る目は完全に"人"から"モノ"へと変化した。
「こいつらの血を浴びればエンチャントされるぞ!」
その一言をきっかけに、抵抗する技師たちや村人たちを無理やりに連れ出し、連れていけないと判断された村人はその場で"素材"にされていった。
カープリャはその間村に居なかったが、血みどろになった村に帰ってくると何が起こっているのかはすぐに理解した。
「早く、あなただけでも逃げなさい。私たちなら大丈夫だから」
何かで切り付けられたであろう大きな傷を負った母親と父親。
子供であるカープリャですら仕事に駆り出され、普段なら潤沢に流れる魔力が無い状態では母親の傷を癒すにも、戦うにも非力すぎた。
寄り添うことしかできなかった。王国の民がカープリャを見つけると捕まえるように叫ぶ。
内心ではそんなはずはないと分かっていた。抗うだけの力も残されていないと。
自分を逃がすために自らが身を張って囮になろうとしているのだと。
逃げ出したらきっと両親は助からないのだと分かっていた。
背後から喧騒が聞こえなくなるまでずっと走り続け、疲れ果てたカープリャは高い木の上で一晩を過ごした。
敵と戦う知識こそなかったが、自然の中で生き抜く術を身に着けていたカープリャは自分の感覚と創作性に従い、野生に生きる存在になった。
彼の痕跡を追ってくる王国民に怯えつつ、飢えにも蝕まれながら反撃の機会を窺う日々。こんな会話が聞こえる。
「できれば殺すな。血液よりも涙にものすごい魔力が宿っていることが分かった。生かすだけで価値がある。」
捕まった後にどんな結末が待っているのかを容易に想像させる一言にカープリャは恐怖した。身を隠さなければならない。
しかし注意すべきものは王国民だけではない。飢えと渇きは確実にカープリャを蝕んでいく。
カープリャはある日一人だけ孤立した王国民を発見する。反撃するなら絶好のチャンスだ。
"どんな生き物でも美味しく食べる事ができる巨大なフォーク"を誂え、上から襲い掛かった。
フォークが体を貫いたとき、ひどく怯えた表情をした相手と目が合う。村で倒れていた隣人がしていた、見覚えのある表情。死と直面した時の顔。
その瞬間、彼は理解してしまった。恐怖心を吸収することでしか得られない最高の栄養があること。
何故両親が身を挺して自分を逃がしたとき、不思議な高揚感を感じたのか。
何故自分の種族は他の種族との接触を避けるような場所に居を構えているのか。
しかし、最後の一人になってしまった彼を止める家族も隣人ももうどこにもいなかった。
王国民が自分たちをモノ扱いしたように、カープリャもまた王国民を人ではなく獲物として見るようになったのもこの頃であった。
カープリャが潜伏する森で犠牲者が増え始めると不吉な森だと噂されるようになり、偵察に現れる来訪者も物々しく変化していったが良質な栄養を得たカープリャはすっかり魔力も回復し、持ち得る創作性で彼を狩りに来た獲物をどうやって狩るかを考え、実行するようになっていった。
どんな装いに身を包もうとも、自然の中でずっと生きてきた彼にとっては森が食卓同然であった。
明日はどうやって料理しようか。最初は来訪者たちに怯えて隠れる日々を過ごしていたが、今は来訪者が来ないとがっかりするようになっている。
ある日目を覚ますとそこは見慣れた森ではなく、見慣れない建物が立ち並ぶ場所。寝ぼけているのだろうか?二度寝をしようと試みたが、その為には襲い来る存在があまりにも邪魔すぎる。
そして何より、自然を味方につけられない状況というのもあるが、相手の能力が単純に高いのだ。
困惑しながらも応戦していたところに現れた、鉄の杖のようなものを携えた黒づくめの集団。王国の民とは全く装いが異なるが何者だろうか?
王国民が新手の技術を身に着けたのだろうか?戦えばわかるだろうと考えた彼は応戦するが、助けに来たと彼らは言う。
目撃者は残さないようにしている以上、自分の能力についてはたとえ王国民でも詳しくは知らないはず。
見慣れない地域の人々なら尚更自分の事など詳しく知っているはずがない。
長い狩りの時間は彼に絶対的な自信をつけさせていた。
それにここに来てから、いつもよりも体に魔力がみなぎっていることにも気が付いている。普段なら付与できる性質は2つまでだったものが、3つも4つも付与できる。
彼らの話が嘘であれば思い知らせるまでだ──そう考え、一先ず彼らの保護に乗じることにした。
──その数週間後である。マッドマムの収容施設の一部を壊滅させたうえで"巨大なフォークを携えた何か"が脱走したのは。
トイボックスのデータベース
レガロ(ミミッキュ♀)
【顔を隠す奴に共通するのは"見られたら困る"。でも彼女は"見た方が困る...必ず困ったことになる"】-スラム街の住人
年齢:18 身長:160
居住地:アンダーフット
気まぐれな性格。暴れるのが好き
一人称:私 二人称:あなた 呼び捨て
「止めろと言われたらやりたくなるんでしょ?痛い目を見たくないなら顔を見ないことだよ。」
「私と似たような子を知ってるけど、あの子とは違うよ。あの子は顔を見られてから始めるけど、私は見られた時には終わっている。」
「この辺りで生きていくには、この力は便利だよ。何かをお願いするときに顔を見せて頼むのは、普通のことでしょ?」
【データ】
アンダーフットでも北区で最も治安が悪い区域で生活する少女。
紙袋を常にかぶって顔を隠して生活し、普段は南に出入りして戦利品を売買することで生計を立てるほか、道すがらチンピラを打ちのめして物品を奪ったりしている。当然、積極的に南区の中で北区の住民を襲う。
後述する呪いの他正面切っての戦闘を好み、戦う意思を見せた相手をシャドークローでズタズタにする。
顔を見た相手には本人の意思に関係なく呪いがかかり、見た時間の長さに応じて呪いの強さも変わる代物。写真や絵でも同様の効果を発揮する。
数秒なら数日気分が悪くなるだけで済むが、数分見ると数日後に死に至ってしまう。10分も見ていたら即死してしまうとの報告もある。
本人の気分次第で呪いを解くこともあり、その性質を利用して交渉を有利に進めたい時などは進んで顔を見せに行くことも多い。
その実は呪いではなく、生命力を奪い取る能力。
呪いを解いているときは奪い取った生命力をそのまま相手に返しているに過ぎない。
つまり絵や写真だと本人が"見られた"という自覚を持てない為、最悪の事態を迎えることが多いようだ。
トイボックスのデータベース
テトロ ★ウツロイド♀寄り
【贔屓抜きで俺の姉ちゃんは可愛いぞ。俺にベタベタひっついてくるのと...手加減無しで俺に寄生してくる点を除けばの話。】―クランポン
「ポンポン~?また私の魔道書に落書きしたでしょ?反省するまで神経毒は中和してあげないからね」
「魔法は難しい、身体の中のエネルギーをコントロールするだとか何とか・・・アドバイスが抽象的すぎ!」
「魔法で何でも出来るものだと思っていたんだけど、一人じゃ限界があるね。」
「こっちじゃないトイボックスがどうなっているか?う~ん・・・少なくとも、こちらとはいくらか違うよ。」
「ポンポンはふわふわしてるんだ。抱き心地がいいからつい・・・気が付いたら寄生してるってだけで、悪気はないんだよ?」
身長:170cm 年齢:体質により意味を成さない
無邪気な性格・好奇心旺盛
所属:黎明の鐘(クローバー)・ショートストロー
【詳細】
違う世界戦のトイボックスから現れたティーベとモルヒネの娘。
黎明の鐘で魔術師としての鍛錬を積んでいたが、クランポンが飛ばされたのを機にこちらにやってきたらしい。依然として鍛錬を積むことは忘れず、身に着けた魔法は南区で試すことが多い。身体能力にも長け、軽やかな身のこなしを見せる。
オフの日は自分の工房で魔道具を製作していることが多い。
クランポン同様南区住民のブーストは掛かっておらず、黎明の鐘による魔力ブーストの恩恵を受けてか取り扱う魔法の性能は高い。
家族を守る為に破壊力抜群の戦闘魔法を好んで学んでおり、自分が産まれ持つ毒と組み合わせることで効率よく敵性存在の無力化が可能だ。
親であるモルヒネ同様ウツロイド由来の毒を分泌できるが、彼女と違い髪や手からの刺胞は任意で出し入れすることが出来る上に毒を送られた者=寄生された者の解毒も任意で可能。
寄生されると強制的に身体のリミットを解除される上に被害者が抱える欲求を極限まで増幅させるようになる為、寄生を解除した途端に被害者はすさまじい反動を伴う。
日常生活でうっかり寄生しないように手には常に白い手袋を嵌めているが、有事の際は手袋越しでも寄生が可能だ。
抱き心地がいいという理由だけでしばしばクランポンが抱きつかれて寄生されているが、モルヒネの血を継いでいる影響で大したダメージはない…ので、悪さをした時のポンポンにだけは一切の手加減がない。曰く「どれだけ毒を打っても悦んでるように見える」
細胞が劣化すると脱皮するように任意で若返る性質を持ち、自分が望んだ年齢に戻ることが出来る。応用することで致命傷からの復帰も可能。(自ら劣化の速度を加速することは出来ない)
トイボックスのデータベース
ジンクス(トゲキッス♀)
「彼女を見て思うんだよ。天国で天使の審査を通るより、こっちでMADMAMの審査を通る方が難しいんじゃないのか、ってな」―MADMAM隊員・懲罰課の述懐
年齢:??? 身長:170cm
穏やかな性格・打たれ強い
1人称:私
二人称:貴方
3人称:彼 彼女
所属:MADMAM・懲罰課
「当たり前のありがたみを知るには、一度それを手放すことが手っ取り早いのです。」
「可哀相?彼が働いてきた行いを考えれば、この程度の苦痛は妥当でしょう。」
「乗り越えてみてください。これは超えられない試練でも苦痛もありません。新しい貴方になる為の第一歩なのですから。」
「一時の幸福を得るために後に待つ祝福を諦める事が出来るのなら、貴方はそのどちらにも値しません。」
【データ】
丁寧な口調で話す、天国から舞い降りた天使。他人を幸福にする使命を与えられて地上へと派遣されたが、満ち足りた国では彼女の出る幕はなく役目を果たせないままで居た。すると自分の役目を生み出すべく、彼女は苦痛を与えた後に恵みを与えることを働くようになった。
恵みを与える手段として苦痛を与える事をしていたが、何時しか手段が目的となり他人に苦痛を与える事が目的になっている事に彼女は気が付いていない。助けを必要とする者が多く居るはずのトイボックスでも苦痛を与えていることがそれを何よりも証明しているだろう。
そしてその手腕を買われてMADMAMに確保された賞金首の取り締まり、懲罰を担当している。
彼女の言う恵みは"当たり前の事"であり、大抵の苦痛を乗り越えて得られる恩恵といえば「通常の状態に戻ること」。
しかし【元々病を抱えていた】【身体に満足行かない点が有った】等の場合はそれが治癒されるので、一概に悪とは言えない分余計にたちが悪い。与えられる苦痛が大きいと身体的な大幅な強化が見られた例もあるが、その苦痛に耐えられずに命を失う者が大半を占める。
彼女の与える"苦痛"というのは、身体の一部の一時的(数日間)な欠損・五感の何れかの喪失、過敏化のどれか。
多くの者は痛覚が過敏にされた場合に耐えることが出来ず発狂、もしくはショック死してしまうことが殆ど。
なお、懲罰として苦痛を与える場合は苦痛が消えるのみで一切の恵みを与えられない。
【バックボーン】
ジンクスは慈愛に満ちた天使のうちの一人として神に仕えていたが、自身に与えられた役目とその結果に不安を抱いていた。
人々を幸せにするために恵みを与え、人々が争いを起こせば秩序を保つことが彼女に天使として生まれついてから与えらえていた主な役割であった。
その役割に強い使命感を持ち、一人前の天使として功労を挙げるため・天使という存在に泥を塗らないため・そして何よりも誰が見ても立派な天使になることを夢見ていた。
人間換算で言うなら義務教育を終えるころ、天使一人につき一つずつの世界を担当するような仕組みになっていた。
特に問題行動を起こすようなわけでも無かったジンクスにも例外なく、担当区域を与えられたが、彼女に割り振られた世界は争いも無ければ干ばつも危機も何もない、非常に恵まれた世界であった。
そうとも知らない彼女は天使としての役割を果たすために毎日世界を廻ったが、どの場所でも彼女を必要とする声は無く、天使を自称する彼女を怪訝な目で見つめる住民が殆どであった。人間と対等に接するには彼女はあまりに人間の事を知らず、人間と対等に生きるにも純粋すぎたのである。
「どうすれば自分は必要とされるだろう?何故必要とされていないのだろう?」──自分の役目を持てない彼女は人間という生き物を相手に頭を抱え、天使としての自分のその功績に言い知れない不安を覚えた。
"人々を幸せにする" 事を考えるうち "自分に与えられた役目を果たす事" にいつしか目的が置き換わっていたことに気づかなかった彼女が導き出した結論は、彼女の天使としての道を大きく踏み外すことになる。
【自分が必要とされる状況を生み出せば良い】と。
それに気づいた彼女はまず木を伐採して湖を涸らし、その所業を近接する村同士が疑いあう状況を生み出した。
暫く経って争いが本格化し始めると、湖が枯れたことによって作物が満足に育たなくなったことで食料が不足し、水源は奪い合いによって争いも絶えなくなり、争いを沈静化すべく他から勢力が加わることで争いが広がると、それに比例して人口も減っていった。
それでは足りないと感じた彼女はバケツをひっくり返したような大雨を降らせ、雲一つない大空を作り出し、大地をかんかんと照り付けた。
ほんの数か月だけで恵まれたその世界は、少なくとも彼女がかかわったその大陸は争いが支配する世界へと生まれ変わった。少しでも資源がある場を見つけ出し、人々は居を構えたが、そこを別の人々が奪いに来るというサイクルが出来上がっていたのだ。
【これで私にも役目が果たせる】
普通の天使であれば…例えば普通の人でも、ゲームで自分が一生懸命に管理する世界が荒れると慌てるか悲しむかするものだが、彼女は違った。
気が済むまで争わせ、争いが沈静化したころに残ったコミュニティに足を運び、元々は彼女が奪い去った物を返す形で─水源や緑を元に戻すと人々はそれを奇跡と呼んで舞い上がり、彼女を女神だと奉った。
目の前にいるその女神こそが、すべての元凶であるとは知らずに。
ようやく必要とされた彼女はそこで初めて人間について学んだ。
【あって当たり前の物ほど、そのありがたみは分からないものだ】と。
【それが戻った時、金銀財宝を与えるよりも喜ぶものだ】と。
【無償で与えるのはあくまでも最終手段でよいのだ】と。
"順調"に事が進んでいたころ、彼女は神に呼び出される。
彼女の所業を上位的存在が見逃すわけもなく、彼女は神の国からの即刻追放処分を受けた。どうして?自分は人々の役に立っているし、感謝だってされている。必要とされているのに。
追放された彼女が行きついた先は管理していた世界ではない、いびつな世界。
北と南で分断された、力で力を支配する物騒な街だ。天使としての役目を果たせば、処分は取り消されるのではないか?この世界でも私は必要とされるんじゃないか?
その考えの一部は正しかった。マッドマムが求めていたものを彼女が持っていたことを知ったとき、彼女は天使としてというよりは一人の職員としての役目を与えられた。
あって当たり前の物を一時的に奪い取る・耐えることが出来れば力を手に入れることが出来るという彼女のやり口は、懲罰課における罪人への処罰としてはこの上なく効果的であり、罪人も職員も彼女を恐れているのだが、彼女はその事に気が付いていない。
ちょっとやそっとでは傷つかない上位的存在である彼女にとっては一時的な苦痛というものが理解が出来ない。
「後で待つ長い幸福のためなら、耐えがたい苦痛など存在はしない。終わってしまえばなんてこともないものだ。実際、私は一時的に1を0にした後に2にしているではないか」と。
そんな事よりは、数日前に脱走した者が気がかりだ。
慈愛という名の悪意に満ちた彼女を止めることはできない。
トイボックスのデータベース
4
ナイトキャップ(★ムウマージ)
【水の流れを止めればどこかに水溜りが出来る。でもその水をそのままにしておけば、その水は腐って他の土地はやせ細っていく。キミはそれでいいのかな?嫌なら行動を起こそうか。】―ナイトキャップ
【台詞サンプル】
「この金庫に入れておけば安心?それは面白い事を言うね、それじゃやってみよう。懸け金は金庫の中身だけど、別にいいよね?」
「僕は魔法が使えないんだ。使わないんじゃない。進化前に積むはずの経験をすっ飛ばしたから身につかなくなっちゃってさ。...は?弱いなんて一言も言ってないよ?」
「富裕層って人たちは自分一人じゃ使い切れないお金や物を集めるのが得意でも、配るのはどうにも苦手みたい。だから僕が再分配してあげてるんだ。慈善事業ってやつだよ」
「僕を捕まえたいならやってごらん。お金が欲しいんでしょ?それは僕も同じだけど、キミとは違う所がある。死ぬ覚悟だってこっちは出来てるけどキミはどう?無いならこっちから行くよ」
「UG637?命を金に換える死の商人さ。現に南で人が沢山死んでる。マッドマム?最高に勘違いの激しい人殺し集団だよ。今言った彼らは両足が吹っ飛んで死にそうな僕を見ても、そこには誰も居ないようなフリをした。」
「お宝やお金を盗むのは勿論だけど、必要なら命も奪うよ。それが嫌なら、僕にそんなことをさせる前にあきらめてくれる?」
★ムウマージ ♂
年齢:14歳
身長:140cm(帽子込みで170cm) 体重:20kg(内10kgが義足)
一人称:僕 二人称:キミ
居住地:ゴーストノーズ
盗賊・もしくは義賊。
好き:お金 宝物 人肌 スキンシップ
嫌い:しつこい人 両足の幻肢痛 思いやりに欠ける人
幼くして進化してしまった影響で魔法が使えない魔法使い。かげうちしか使うことが出来ない。魔法使いの面汚しにはなりたくないと、引き止める手を跳ね除けて自ら黎明の鐘に移住する権限を破棄した。トイボックスが創立する際の大戦で両足と家族を失ったがスラム街で一命を取り留め、盗みで生計を立てるようになった。義足を装着しているものの歩くことが苦手で自力だとヨタヨタ歩くが、帽子から生える影の腕を使うことでなに不自由なく活動が可能。それが無くとも浮遊できる為、少なくとも移動に関しては何の不自由も無いようだが、どちらも親の形見だったり人から作ってもらった物である為、手元に無いとかなり心細そうにする。
影うちだけしか使うことが出来ない代わりに威力、正確性共に特化しており、彼にかげうちの扱いで適う者は居ないだろう。
性別を勘違いさせれば相手は油断することを知っているのか、性別を間違えられる事やそういった装いに身を包むことには抵抗がない。影の手、および影の手で掴んだ物はどんなに分厚い壁もすり抜ける為「ただ何かに入れただけ」ではどんな堅牢なセキュリティも突破できる。それだけでは駄目な際は道具を用いて対処するようだ。
眼鏡には道具や人の位置がわかる機能が搭載されている為、ある程度目標を選り好んでターゲットを決める。大戦終結後、街の住民が格差に喘ぐ中でも膨大な資金や物資を持っておきながら何の支援も執り行わないUG637や富裕層に恨みを抱いており、彼らに被害が集中しているので賞金首に指定されている。奪った資産を貧困層の住民に配り歩いているお陰で貧困層から手厚く支持されており、身を隠す場所には難儀しておらず住民たちは口裏を合わせている。
分配の見返りに求めるものは様々だが、人肌が恋しいのか夜のお店に行くことが多い。スタッフ曰く「抱きついたり甘えてくるだけでそれ以上の要求はしてこない」そう。
戦闘が避けられない場合には義足に仕込んだ剣や帽子からの影を活かし、一気に畳み掛ける戦法を好む。
大戦で死を淵から這い上がった事もあってか恐怖心が麻痺しており、失うものも自分の命くらいの物なので、必要であれば相手が何者であれ命を奪うことや自分の身体が傷つくことに抵抗はなく、やや自暴自棄な面が見られる。
殺す・殺される恐怖に対しては一切の動揺が見られないが、自分を必要とする存在や愛してくれるような存在が目の前に現れると激しく動揺する。照れ屋。
しかし裏を返せば騙されやすいということでもある。
名前の由来は獲物を見定めた夜はわくわくして眠れないことを理由にお酒からとってつけられた。
ナイトキャップのカクテル言葉=眠れぬ夜、あなたを想う。
【経歴】
ナイトキャップは魔法使いの親の元に生まれた一人だった。
杖を一振りすれば火が起き、水が生み出され、掃除も一瞬で終わるような
生活の中で魔法を使う事が当たり前の世界で生まれ育った。
そんな生活の中で親の背中を見て育ったナイトキャップは自分もそうなりたいと願い、魔法使いとしての道を歩み始めた。
最初にナイトキャップが身に着けた技術は、魔法とは異なり、彼の種族がもともと使用できる「影を使役する能力」であった。
鍛錬すれば自分も母親や父親のような立派な魔法使いになれる。そう信じて鍛錬の日々を過ごしたが、魔法使いの芽は何の前触れもなく、自分の知っている当たり前の日常と共に摘み取られてしまう。
自分が足良く通った公園が、愛すべき隣人が、誰よりも見知った両親たちが突如現れた次元の歪みへと飲み込まれていく。
誰かの魔法がいたずらで見せた幻影か、新しい魔法の実験だろう。彼を含め、そう思い込む者は少なくなかった。
そして次元の歪みに飲み込まれた先で強い衝撃を受け、彼を呼ぶ声を聴きながら彼は意識を手放した。
次の瞬間、彼は激痛と共に意識を取り戻す。あって当たり前の両脚が吹き飛んでおり、目の前には父親の被っていた帽子がボロボロになって落ちていた。
周りは血の海であたりの建物は燃え盛り、火の手がナイトキャップに迫る。
こんな状況で親が自分を見捨てるはずがない。子供の彼にも見知った者たちの生存が絶望的であることは瞬時に理解できた。
父親の帽子を手繰り寄せ、力なく横たわる衰弱しきった彼の視界にけたたましく破裂音を鳴らす見慣れない武器を振り回す集団が目に入る。
体温が下がっていく。力も入らない。どうしてこんな目に遭わなければならないのか?
何故この物々しい装備をした集団は自分を助けてくれないのか?
どうして自分にはこの状況を打開できる力がないのか?
自分への無力感と命の危機。そしてそんな自分自身への怒りが彼の中で何かを目覚めさせた。
手元にある父親の帽子から黒い手が伸びて彼の体を包む。まるで父親や母親に抱きしめられるような…身に覚えのある感覚だ。
自分は一人ではない──妄想か幻覚か、勇気づけられた彼は傷口を焼いて止血し、影を操って少しでも安全な場所へと逃げおおせた。
まるで戦争のような騒ぎが収まり、町が北と南で分けて呼ばれるようになったころ、再建が進んだ見慣れない街での生活の手段として盗みを働くようになる。
助け合うべき状況の中、力のあるものが弱者を搾取してより力の格差を広めている現実を目の当たりにした彼は
初めは盗みを正当化して罪悪感をかき消すためにちっぽけな正義感を振りかざした。
そんな生活を何年も続けた結果、彼は賞金首として指名手配されてしまうのだが、そのころには始めに感じていた罪悪感はとうに消えていた。
彼は戦利品を立場の弱い者へと分配しており、いつしか罪悪感の為に振り回していた正義感を自分の大義の為に振りかざすようになった。
「力があるというだけで弱い者を虐げていい理由にはならない」 でも勿論弱いものが皆善人とも限らない。
彼は必要だと感じた者へは手を差し伸べ、必要だと感じた者へは"仕事"を行い、その結果として貧民層からの絶大な支持を得ていた。
失った存在を誤魔化すために彼は毎晩娼館へいき、失った脚を補うために義足を身に着け、今日も彼は自分の大義の元に悪事を働く。
これ以上失うとしても、失うものは自分の命くらいだ。でも自分の邪魔をするなら、いくらでも失わせてやる。
どんな金庫も、どんな警備も関係ない。どれも同じだ。
ナイトキャップは自分の事を"魔法使いなのに魔法が使えない落ちこぼれ"だという。
でも彼の仕事を知る人々は口をそろえてこう言うのだそう。
彼はまるで"どんなものでも盗み出す魔法使い"だと。
トイボックスのデータベース
2
世界観設定「トイボックス」
"信じられないかも知れんがアンタはついてるぞ。飛ばされたのがここなら、まだイージーモードだ" ―シルクハットを被った住民
【想像してみてくれ。大きな脅威に対抗する為の砦が破られた時に何が起こるのか。想像できないのなら周りを見ろ。そうやって出来たのがこの街なのだから】―話者不明
時代も技術も入り乱れ、独自の発展を遂げた街を人々は子供のおもちゃ箱に見立てて「トイボックス」と呼んだ。広さは大阪府全域程度。
元々はありふれた人間の世界だった。
突如時空の歪みが発生して全てを飲み込み、様々な時代や場所を無理矢理詰め込んだような、統一感のない風景が広がる街に仕上がってしまった。
隔絶した環境に存在するが、不定期に現れる時空の歪みに飛び込むことで外界と行き来することが可能。
ここに1ヶ月連続で滞在すると不思議な力で繋ぎ止められてしまい、外の世界に飛び出しても一ヶ月で強制的に呼び戻される。
全ての地区に別の世界から頻繁に物資や来訪者が送られてくるため、物的にも人的にも資源には困らないようだ。
最先端の技術から魔法や呪術といった非現実的な力も混在して存在する、つまりはなんでもありな世界。
時代も世界も異なる住民を一つに束ねることが難しいとのことから法の整備が追いつかず、警察が存在しない。区域ごとに特別なルールがある場合もあり、治安の維持は細分化されたコミュニティに依存する形になっている。
幸いにも都合よく言語だけは統一化され、どんな言語を話しても通じるようになっている。
緊急時を除き、指定された場所以外で技や道具を使った戦闘を行った場合は即座にマッドマムや有志の民間人、気まぐれでクリームミサイルにより鎮圧される。
なお、どの区域でも共通して犯罪と見なされる内容の基準は
【他人に経済的・物理的な損傷を与えた】
【街の秩序を乱す行動を行った】
【上記の行動を誘発する行為】とされる。
未成年の飲酒や喫煙程度では賞金首に指定されることは無いが
違法な薬物等。およびその売買は使用者が暴走するという理由で違反になるようだ。
夜は民間や警備による治安維持活動がほぼ行われないが、同一の目撃情報が三件以上、もしくは確かな証拠があった場合は賞金首に指定される。
手配された者が確保された場合の多くは一定期間の労働、使い捨ての存在として危険な任務に当てられるかのどれか。
現場で戦闘が起きた場合、割と躊躇わずに殺傷することも多い。
何の能力も持たないただの人間同然の住民もいれば、手がつけられないようなやつも居て、人間の常識が通用しない世界がそこにある。
大きく 【北区 南区】に分けられているが、この項では北区の街に留める。
◆MADMAM基地
島の一部を占めているMADMAMの基地。隊員はここの寮で暮らすか、自宅からの通勤のどちらかになる。わざわざ街に出向かなくても良いように商業施設や娯楽施設も最低限は揃えられている。トイボックスで唯一全ての設備や人員が丸ごと飛ばされた為、何の変化も起きなかった区域。
◆ウェストサイドセル
農業、酒造業、漁業が盛んな地域。開発がそれほど進んでおらず、最も自然豊かな地域。街の喧騒を良しとしない静かな環境を好む住民が多く暮らしており、一角には高級住宅街が立ち並ぶ。美味しい食べ物や食料が欲しいならココに決まりだ。
◆トイボックスセル
トイボックスで最も栄えた中心都市。高層ビルが立ち並ぶ町並みはタイムズスクエアに近い。夜でも人が出歩く程の治安が良い区域でもあり、娯楽施設も多いため色んな区域からここへやってくる。
そんな区域でも警察署は存在しないが、トイボックスの賞金首が至るところに張り出されている。在りし日のヒウンシティ。
◆マムズキッチン
南区での戦闘を想定、実戦に限りなく近づけるという理由から街の一角が訓練場として機能しており、頻繁に訓練を行う様子が見られる。
MADMAMの基地が近いためか、いかがわしい店が多く立ち並ぶ夜の街としての顔が強い。その他、一通りの商業施設や娯楽施設が揃っている。
事故を防ぐために戦闘エリアでは攻撃力が普段の1パーセントにまで低下し、【通常の威力なら瀕死に追い込まれているダメージ】を受けると強制的に非戦闘エリアに転送される。マッドマムの正規放出品が唯一販売される区域。在りし日のキンセツタウン。
◆ウィッチノーズ→現在ではゴーストノーズ
魔女の鼻のような形からこの名前がついた。
名前の通り、魔女や呪術師等の住民やオカルト的な商品を取り扱うお店が多く立ち並んでいる。フェアリー・ゴースト・悪・草・毒タイプが多く暮らす。
街全体が常に霧で覆われて森も生い茂っており、ミステリアスな区域でもある。科学よりも魔力、といった感じの最もアナログな区域…だったのだが、ある日を境に突然住民が失踪。現在は霧と森しかない無人の地域になっている。
在りし日のクノエシティ。
◆アンダーフット
南区が南区として隔離される以前は危機的状況に陥っていた区域。障壁の設営があと一歩遅ければ、この区域も南区に含まれて居ただろう。
町並みこそカラフルで美しいが、北区では治安が一番悪いため夜間の外出はお勧めできない。その近さから南区に立ち入る住民の数がトップで多く、南区で手に入れた物資を販売するお店まである。空き家が多い理由はお察し。
街の活性化の為に飛ばされてきた住民の居住地を無償で提供している為、飛ばされてきた者が住む場所を探すならここが最も適しているだろう。在りし日のミアレシティ。
◆イーストシェード
工業地帯として機能しているこの区域ではマッドマムが使用する装備の受注、製作が行われている。その為この地区では技術者がとても多い。何か機械や道具を壊したりしたら足を運ぶのもいいだろう。
MADMAMの兵器の投棄所が一部区画に設けられている。
【イーストシェードが賑わいだしたら近い内に何かまずいことが起こる】というジンクスがある。在りし日のグレン島。
◆第8地区(ディストリクト8)
データが破損している。一切の情報が無い。
◆魔法都市・黎明の鐘
巨大な雲に覆われた島。内情を知るものは"印"を持つ者のみと言われている。
詳細はこちら
https://galleria.emotionflow.com/79674/588235.html
"信じられないかも知れんがアンタはついてるぞ。飛ばされたのがここなら、まだイージーモードだ" ―シルクハットを被った住民
【想像してみてくれ。大きな脅威に対抗する為の砦が破られた時に何が起こるのか。想像できないのなら周りを見ろ。そうやって出来たのがこの街なのだから】―話者不明
時代も技術も入り乱れ、独自の発展を遂げた街を人々は子供のおもちゃ箱に見立てて「トイボックス」と呼んだ。広さは大阪府全域程度。
元々はありふれた人間の世界だった。
突如時空の歪みが発生して全てを飲み込み、様々な時代や場所を無理矢理詰め込んだような、統一感のない風景が広がる街に仕上がってしまった。
隔絶した環境に存在するが、不定期に現れる時空の歪みに飛び込むことで外界と行き来することが可能。
ここに1ヶ月連続で滞在すると不思議な力で繋ぎ止められてしまい、外の世界に飛び出しても一ヶ月で強制的に呼び戻される。
全ての地区に別の世界から頻繁に物資や来訪者が送られてくるため、物的にも人的にも資源には困らないようだ。
最先端の技術から魔法や呪術といった非現実的な力も混在して存在する、つまりはなんでもありな世界。
時代も世界も異なる住民を一つに束ねることが難しいとのことから法の整備が追いつかず、警察が存在しない。区域ごとに特別なルールがある場合もあり、治安の維持は細分化されたコミュニティに依存する形になっている。
幸いにも都合よく言語だけは統一化され、どんな言語を話しても通じるようになっている。
緊急時を除き、指定された場所以外で技や道具を使った戦闘を行った場合は即座にマッドマムや有志の民間人、気まぐれでクリームミサイルにより鎮圧される。
なお、どの区域でも共通して犯罪と見なされる内容の基準は
【他人に経済的・物理的な損傷を与えた】
【街の秩序を乱す行動を行った】
【上記の行動を誘発する行為】とされる。
未成年の飲酒や喫煙程度では賞金首に指定されることは無いが
違法な薬物等。およびその売買は使用者が暴走するという理由で違反になるようだ。
夜は民間や警備による治安維持活動がほぼ行われないが、同一の目撃情報が三件以上、もしくは確かな証拠があった場合は賞金首に指定される。
手配された者が確保された場合の多くは一定期間の労働、使い捨ての存在として危険な任務に当てられるかのどれか。
現場で戦闘が起きた場合、割と躊躇わずに殺傷することも多い。
何の能力も持たないただの人間同然の住民もいれば、手がつけられないようなやつも居て、人間の常識が通用しない世界がそこにある。
大きく 【北区 南区】に分けられているが、この項では北区の街に留める。
◆MADMAM基地
島の一部を占めているMADMAMの基地。隊員はここの寮で暮らすか、自宅からの通勤のどちらかになる。わざわざ街に出向かなくても良いように商業施設や娯楽施設も最低限は揃えられている。トイボックスで唯一全ての設備や人員が丸ごと飛ばされた為、何の変化も起きなかった区域。
◆ウェストサイドセル
農業、酒造業、漁業が盛んな地域。開発がそれほど進んでおらず、最も自然豊かな地域。街の喧騒を良しとしない静かな環境を好む住民が多く暮らしており、一角には高級住宅街が立ち並ぶ。美味しい食べ物や食料が欲しいならココに決まりだ。
◆トイボックスセル
トイボックスで最も栄えた中心都市。高層ビルが立ち並ぶ町並みはタイムズスクエアに近い。夜でも人が出歩く程の治安が良い区域でもあり、娯楽施設も多いため色んな区域からここへやってくる。
そんな区域でも警察署は存在しないが、トイボックスの賞金首が至るところに張り出されている。在りし日のヒウンシティ。
◆マムズキッチン
南区での戦闘を想定、実戦に限りなく近づけるという理由から街の一角が訓練場として機能しており、頻繁に訓練を行う様子が見られる。
MADMAMの基地が近いためか、いかがわしい店が多く立ち並ぶ夜の街としての顔が強い。その他、一通りの商業施設や娯楽施設が揃っている。
事故を防ぐために戦闘エリアでは攻撃力が普段の1パーセントにまで低下し、【通常の威力なら瀕死に追い込まれているダメージ】を受けると強制的に非戦闘エリアに転送される。マッドマムの正規放出品が唯一販売される区域。在りし日のキンセツタウン。
◆ウィッチノーズ→現在ではゴーストノーズ
魔女の鼻のような形からこの名前がついた。
名前の通り、魔女や呪術師等の住民やオカルト的な商品を取り扱うお店が多く立ち並んでいる。フェアリー・ゴースト・悪・草・毒タイプが多く暮らす。
街全体が常に霧で覆われて森も生い茂っており、ミステリアスな区域でもある。科学よりも魔力、といった感じの最もアナログな区域…だったのだが、ある日を境に突然住民が失踪。現在は霧と森しかない無人の地域になっている。
在りし日のクノエシティ。
◆アンダーフット
南区が南区として隔離される以前は危機的状況に陥っていた区域。障壁の設営があと一歩遅ければ、この区域も南区に含まれて居ただろう。
町並みこそカラフルで美しいが、北区では治安が一番悪いため夜間の外出はお勧めできない。その近さから南区に立ち入る住民の数がトップで多く、南区で手に入れた物資を販売するお店まである。空き家が多い理由はお察し。
街の活性化の為に飛ばされてきた住民の居住地を無償で提供している為、飛ばされてきた者が住む場所を探すならここが最も適しているだろう。在りし日のミアレシティ。
◆イーストシェード
工業地帯として機能しているこの区域ではマッドマムが使用する装備の受注、製作が行われている。その為この地区では技術者がとても多い。何か機械や道具を壊したりしたら足を運ぶのもいいだろう。
MADMAMの兵器の投棄所が一部区画に設けられている。
【イーストシェードが賑わいだしたら近い内に何かまずいことが起こる】というジンクスがある。在りし日のグレン島。
◆第8地区(ディストリクト8)
データが破損している。一切の情報が無い。
◆魔法都市・黎明の鐘
巨大な雲に覆われた島。内情を知るものは"印"を持つ者のみと言われている。
詳細はこちら
https://galleria.emotionflow.com/79674/588235.html
トイボックスのデータベース
3
魔法都市 黎明の鐘
"この日を持って、我々の夜明けとする"―ネメシス
ピニャータパーティ騒動後に現れた島。ベクターの新たな潜伏先でもある。
周辺は最早雲と言ったほうがいい程のミストフィールドに阻まれており、その霧を抜けた先もダイウォールによる保護がなされている為進入は不可能。
外部からの観測も出来ないようになっている。
大量の∞エナジーの影響を受け、魔力にのみバフを与える。
その正体はネメシスが神話から引っ張り出した魔法都市そのもの。
ネメシスが筆頭に統治する自然豊かな島であり、機械も魔法も共存している。町並みは白・青・紫・ピンクなど、ブリムオンを思わせるカラーが多い。
恐怖による支配ではなく忠誠による支配によって安定がもたらされているので治安はトイボックスで髄一を誇る。
う
見方によれば発達した科学とも魔法とも言える発達した文明を持っていた...との事だが、トイボックスに溢れる∞エナジーを使用する形に改変。
島の中央には巨大な∞エナジーが結晶化した鉱石を組み込んだ時計塔があり、これが街の技術の動力全てを担っている。イメージとしてはラピュタが近い。
住民は全員魔法を用いることが可能だが、防衛・戦闘特化、生活特化、工作特化に大きく分類されている。
ウィッチノーズの住民や資源が丸ごとこの島に移ったため、ウィッチノーズは異様な静けさと霧に包まれた森林地帯と化した。
ネメシスから"印"を与えられた者しか自由に出入りすることが出来ず、その入り口は現在、ショートストローの拠点内部にのみ存在する。
一般的な者に与えられる印はクローバー。一部の者は星型などの異なる印を身体のどこかに刻んでいる。それらの者は強力な権限を持つ。
模様と与えられる権限は図の通り。
転送地点は定められており、仮に進入に成功したとしても"印"がないのであれば、問答無用で排除される警備体制を敷かれているようだ。
【住民はそれぞれ互いに共助して生きていく】事を良しとしており、悪事を働くと印が少しずつ黒く濁っていき、逆に人を助ける善い事を行うと白く輝きを取り戻していく。普通に生きていれば何の心配も無いだろう。
完全に黒くなると印と魔力を剥奪された上で南区に転送されてしまう。殺人等は即座の剥奪になるが、自分やこの島に明確な敵意・殺意を持っている相手ならその限りではない。尚、良い事も悪いことも「された側の感情がどう動いたか」で判定されるため、第3者の判断が入ることは無い。
ただし、スペードの所持者であれば内通の疑いがある者などを早期に追放・処分する為の権限を有する。スターの印を持つ者を除き、間違えた対象を処分すると自身の印が剥奪される。
【現在特別な印を与えられている者】
スター:ネメシス
スペード:ベクター・ドミノ・バンシー・オセロ
ダイヤ:ネモフィラ・ティーベ・モルヒネ・ラフ
クローバー:一般的な住民
トイボックスのデータベース
2
"元"架空の存在【ノンフィクションズ】
"もう架空の存在ではない"ーーネメシス
【所属】
ネメシス:
https://galleria.emotionflow.com/79674/537156.html
ラフ:
https://galleria.emotionflow.com/79674/508233.html
バンシー:
https://galleria.emotionflow.com/79674/507868.html
ネメシスによって本から飛び出した者達、もしくはそれに協力する者の総称。
彼女自身が「街の秩序の維持」を願っているので、その生い立ちとは打って変わって基本的には平和な者が多く見られる。
何をやらかすか分からない負の感情を溜め込んだ者や賞金首・犯罪者しか狙わないのもその為。その多くは"素材"として消費される。
ウィッチノーズの見た目が特に異質な雰囲気なのは、ウィッチノーズの住民の多くが彼らの仲間であることに由来する。
ネメシスによって作り出される際に魔力を込められるので魔術の扱いに長けた者が多く、ウィッチノーズを魔法都市として発展させることが目的のようだ。
トイボックスで騒ぎを起こすと直ぐに鎮圧されたり、いい稼ぎの標的になることは誰もが知っている中で大きな事件を起こす者は、出る本が悪かったノンフィクションズの一員であることが多い。
そしてピニャータパーティ騒動が鎮静化したある日、全ての住民がウィッチノーズから姿を消した。
トイボックスのデータベース
地下のブラックマーケット――UG637(アンダーグラウンド637)
【雑用を頼みたい?気に入らないアイツを消したい?表に出回らない物資が欲しい?南区での護衛が欲しい?それならうちに来るといい。ただしアフターケアは保証しないぞ。】―燈
【所属メンバー】
フォルス:
https://galleria.emotionflow.com/79674/499080.html
燈:
https://galleria.emotionflow.com/79674/499075.html
シャマロ:
https://galleria.emotionflow.com/79674/523561.html
そらりすさん宅
ペタルデスちゃんコンビ
https://galleria.emotionflow.com/85032/539835.html
―――――――――――――――説明――――――――――――――――
燈が統括しているトイボックスの地下に存在する闇市場。
燈を除き、売り手はここでは分かりやすくエンブレムを身に付けることが義務付けられている。
ここでは魂(経験値)が独自通貨として取引に使われている。
UG637の領地内では自分の持っている手ごろな財布に見慣れない小銭や札が入っているだろう。それが貴方が持っている【通貨】だ。
外に出た途端に硬貨としての形は取らなくなるが、一部の者は違う形で可視化できるようだ。
ごく少数だが、物々交換等での対応をしてくれる者も居る。
十分に経験値を稼いでレベルが下がらない程度に買い物を堪能しよう。
何?経験値が稼げる場所が無い?あるじゃないか。南区やマムズキッチンに。
――――――――――――――どんな組織?―――――――――――――――
家事レベルの雑用からターゲットの暗殺、人・違法な物品・希少品の輸入、個人や企業についての情報など幅広いニーズに合わせた巨大な市場。
現在のイメージで言うならダークウェブに近い。
北の住民を南区へ駆り立てる要因の一つでもあるため、批判の声も少なくないが、それを超える魅力があるようで誰もまともに取り合わない。
ターゲットの暗殺や人身売買など、痕跡が残りやすいような仕事はトイボックスでは非常にリスキーな商売であるため、高額の報酬を支払う必要がある。
関わると危険な印象を受けるが、売り手には厳重な掟が設けられている。
・市場内でのあらゆる犯罪は禁止。
・暗殺の依頼の際は民間人を巻き込んではならない。
・商売の結果において賞金首に指名されても一切の庇護はしない。
掟を破った者は即時に高額な賞金首に指定され、いち早く仕留めたものに報酬が支払われる。
トイボックスのデータベース
2
民間軍事会社 マッドマム
【最新鋭の技術・装備・戦術。我々が望む後一つのものは【あなた達市民の協力】です。貴方も我々と共に南区を浄化しましょう。】ーマッドマム広報部発行・隊員募集のポスター
【おもちゃ箱を荒らすと、おっかないママがやってくるぜ。気をつけな。】
ーUG637の売り手
【所属】
メビウス社長:
https://galleria.emotionflow.com/79674/539640.html
カチューシャ:
https://galleria.emotionflow.com/79674/521318.html
\\黒野さん宅
エイギル・ソーンさん:
https://galleria.emotionflow.com/77950/536292.html
アイザック・L・アイゼンハワーさん:
https://galleria.emotionflow.com/77950/538294.html
南区の調査と奪還に重きを置く民間軍事会社。
北区の治安維持にも一役買っているが、それは彼らのメインの役目ではない。
が、給料に歩合制が導入されている為か、賞金首は発見次第全力で確保を試みるようだ。
規模は1000人とも10000人ともいわれているが、公表する情報が非常に少なく、戦力の全体図も公にされていない。何気なく暮らしている住民に隊員が紛れ込んでいる、という話もある。
志願制であり、3ヶ月の教育・訓練を乗り越えることで正式に隊員として雇用されるようだ。賞金首にしておくには勿体無い、という理由から,
確保された賞金首にMADMAMへの入隊を条件に恩赦が掛けられてスカウトすることもある。
ウィッチノーズを除いて各地に小さな駐留地を設けられている為、有事の際には即座に駆けつけることが可能となっている。
基地の敷地内には収容所が併設されており、生きたまま確保された賞金首は基地の中で一定期間の労働を課せられる事になる。
希少な個体である場合は研究素材になることもあるようだ。
彼らの目的に賛同した者による資金提供等の形で援助もあって南区の調査は少しずつ確実に進んでいるものの、南区の奪還に関してはまるで歯が立っていない。
技を弾丸に変換して射出する銃、念動力で動作する機械、指向性電気銃、岩石砲を搭載したAPC、携行型高水圧水鉄砲等の現代の装備にポケモンの技を足したような装備が多く見られるのが特徴。むしろ火薬や鉛弾の方がマイナー。
個人・施設の護衛を受けることが多いのだが、何の依頼も無い場合は町を巡回して治安の維持を任せられていることが多い。
技術と権力の濫用、万が一の盗難による悪用を防ぐため、生態認証が設けられている他、権限の無い者が分解・改造を試みた場合は即座に自壊する。
南で何をしようとしているのか、という疑問の声もあるようだ。
トイボックスのデータベース
2
南区で確認されたコミュニティ【ショートストロー】
"あんな奴らに出会って生きてる奴なんてそう居ないし、適当に書いてもバレないよね?"-MADMAM 記録係
所属メンバー
モルヒネ:
https://galleria.emotionflow.com/79674/527394.html
ドミノ:
https://galleria.emotionflow.com/79674/523566.html
ティーベ:
https://galleria.emotionflow.com/79674/499083.html
【拠点】オールドオーサカ:旧グランドホテル
南区でも目立った大きなホテル。それだけ目立てば攻撃されそうなものだが、何故かあらゆる攻撃が通らない他、MADMAMから奪取された装甲車などのパーツを再利用することで要塞化されている。
【貧乏くじ】の意を持った名前の小規模なコミュニティ。
南区に訪れた数少ない正常な者が集まって構成されている。ごく一部だが、北区の住民も含まれているようだ。
装備・技術・人員は大したことは無く、拾ったものや奪取した装備を使用する事が多いようだ。その面で言えば大した脅威ではないと判断されているが、地域に関しては現地民である彼らの方が詳しいため、地の利はあると言っていいだろう。
彼らを厄介たらしめているのは、理性が残っているのに南区民特有の【全能力への超強化】がなされているところにある。
相性抜群の攻撃を打っても大した効果が無かったり、頭を銃で撃ち抜いたのに割と平気な顔をしていたり等、単純な危険度が高い。
しかし、彼らの多くは自分が人外じみた能力を持っていることにまだ気がついていない者が殆ど。【なんか技の威力が高いな】くらいの認識で居る上、能力の半分も使えていないといわれている。
南区で生きているため、彼らにとって脅威かどうかを【武器を持って居る】【話が出来ない】【戦意がある】で判断しており、どれかに該当すれば襲い掛かってくる。
つまり、十分に備えてやってきた北区住民ほど彼らにとっては危険な存在に見えるため襲撃される可能性が高い。
現にマッドマム隊員や北区住民を多く手にかけているため、一部は賞金首に指定されているようだ。
トイボックスのデータベース
クロスデイズ(タンドン♂)
【何かに火をつけたい衝動を抱えてこれまでずっと生きてきた。今は好きなだけつけられる!】-クロスデイズ
【台詞サンプル】
「もう大丈夫だ、俺が来た!全部燃やして解決してやるよ」
「ピニャータパーティの最中に南で大勢の人が消えちまったのをいつもの事だなんて考える奴は、ここ数年間昏睡してたようなヤツだけだ。俺もこんなことしてる場合じゃねえなって思ったそんだけだ」
「火はいいぞ、食い物に使えば大抵のモンは美味くなるし、とりあえず武器として使えば大抵の生物はビビッて近寄らなくなるからスゲェ。馬鹿と火は使いようだ、俺以外はな?」
「酸素がなけりゃ火は消える、燃えるモンがなくなるくらいに全部燃やしちまえば逆に火は消えるんだ、分かるか?誰かが俺よりも先に南でそれをやり遂げやがったんだよ。きっとこいつぁ何かあるぞ。」
「炎も怖いものでも何ともない俺だが俺だって生き物だ!そんな俺が苦手なものは水と後ろ指だ。共通点が分かるか?どっちも差されるとテンションが下がる」
「焼け石に水、オレ様にハイドロポンプってな。確かに水は嫌いだがそんな程度じゃあオレ様は止められないな!」
「大体のものは焼けば美味くなるし、大体のものは焼き続ければ跡形もなくなるか使い物にならなくなるもんだ。でも俺はそんな炎を浴びることで強くなれる。そんな俺を相手にしようってんなら、25Lのプールぐらいは無いと話にならねえぜ?」
「タイプ相性をご存じない?流石の俺も大雨は無理だわ...今日はパス。あとは頼むわ。」
「あのな、できる事とできない事が有るんだぞ」
火を愛し火に愛される男であり、数々の迷惑行為から賞金首に指名された経歴を持つ危険な男。常にライダースーツとオフロードヘルメットの装いをし、ニトロ搭載のバイクで道なき道を駆け回り、バイクがなければニトロチャージで超高速で走り回るせいで誰も捕まえることが出来なかったが、ピニャータパーティを発端にトイボックスが大変なことになり始めた頃に【こんな事をしている場合ではない】とマッドマムに自ら出頭。その素早さと恐怖心を克服できる向こう見ずな性格を買われて偵察部隊として場所を問わずに第一線で活躍している。
高速で走り回りながらロックブラスト搭載の銃で四方八方からの銃撃、タールを染込ませた手製のナパーム爆弾での攻撃を好む。彼が一度好き放題に暴れまわると辺りは炎と煙で一杯になるせいで集団行動には不向きだが、彼にとっては独壇場。相手には身動きを制限させ、自分はその逆でパワーアップしていく状況を意図的に作り出すことが出来る。彼についていくのなら、高温に耐えられるか遠距離からの効果的な攻撃を持つ者に限られるだろう。
炎があれば自ら突っ込んでいき、体温の上昇に比例して自身の身体能力も増すが、冷却が追いつかなくなると"燃え尽きる"によって一気に冷却を行う。
この状態で生半可な水攻撃を行うと、高温の水蒸気であたりが急激に熱されるので却って危険。高速スピンを行うことでその熱気を攻撃に利用することもあるなど、頭の切れる一面も持つ。
もえつきるは技の解く正常1日に一度しか使えない大技だが、敵味方を問わない範囲攻撃となるので使用できる状況は限定的。
入浴以外で雨などの長時間水を浴びることをこの上なく嫌っており、水で無理やり冷却し続けたり、大雨が降っているのを見るとテンションも急下降。その日は何のやる気も出さないだろう。
トイボックスのデータベース
2
メイズ(クチート♀)
「俺がこの子達に向こうで何を教えたのかはわからんけど、工作技術について教えたのは間違いない。よりよい物を作るためには既存のものを壊さなきゃならない事があるって事とか。なぜならメイズが壊したものは性能が向上されて修復するんや。」-ドミノ
身長:150cm 体重:??
年齢:14
1人称:私 二人称:あんた 家族にはお父さん・お母さん・兄さん
ショートストローの一員・黎明の鐘(クラブ)
【台詞サンプル】
「壊した物を組み合わせていい物を作り出す方法は、お父さんにもお母さんにも学んだ!いいものが欲しいなら相応の何かを持ってきな!」
「コンクリートだろうが鉄筋だろうが城壁だろうが両断してやるさ!私に切れない物はない、へっへーん!」
「ネモ兄にスピードじゃあ敵わないけど力じゃ負けないよ。この鋏を持たせてみたら真っ赤な顔してプルプルしてたな~w 片方の刃なら何とか持てたみたいだけどね。」
「この黒いリボンは家族の絆なんだ。家族は皆何処かに巻いているから、何時でも何所でも繋がってるよ。」
【データ】
別の世界線から現れたドミノの娘。ネモフィラの話を聞く限りでは同じ世界線から現れた様子で、向こうでは魔法の扱いに家族で最も長けていた。特注の怪力バサミに掛かれば本人の怪力も合わさって大抵の物質は裁断出来てしまう。親譲りの物づくりバカだが、その腕は確か。明朗快活な性格。
生物、有機物を除き、彼女の鋏で挟まれたものは込められた魔力の影響で見た目はそのままに性能を上昇させることが可能。任意で部分的な性質を変異させることもできる他、原形さえとどめていれば復元も可能。
つまりは魔力が続く限り壊した先から強化した物を量産することが出来る。
その日の調子にも左右されるが、1日に1000kg程度まで可能。
片方の刃を外しての刀のような扱いも可能だが、その重量もあって刀というよりは斧に近い。その際は単純な武器と化す。
此方に来てからも工作魔法に長けており、裁断した物資でショートストローの拠点の防衛設備や備品の増強・再構築などをドミノと共に行う姿が見られる。
戦闘はやや不得手であるものの、ネモフィラと共同で戦闘を行うことで互いに苦手な分野をカバー出来るのでネモフィラと一緒に居る事が多く、兄妹仲は良好。暇があれば悪戯を仕掛けることもある。
しかし真正面のケンカやじゃれつきになるとメイズに軍配が上がるため、ショートストローに近しいものであればもみくちゃにされるネモフィラを見ることが出来るかもしれない。
【口元を隠している方が可愛いでしょ?】という理由だけでマスクで顔を隠している。髪は多少の伸縮性と大顎の役割を持っており、原型と同様の働きが可能になっている。食物、水分の摂取が可能な他攻撃にも転用が可能。ただし味覚や痛覚などの感覚はない。
トイボックスのデータベース
3
メタX(♀寄り) 101(ひゃくいち、またはイオ)
【機械は学習する。我々はしない。この子は半分機械なのに学習しない。】―トゥイーク
【台詞サンプル】
「次は何を壊せばいい?戦車?人?建物?それともこの街か?あぁ待ちきれねぇな!」
「次のオレは今のオレよりもずっと上手くやる。次でダメならその次に。一度や二度殺した程度で終わると思うなよ?」
「ま~お前がゲームの主人公みたいなモンだとして、オレがその敵だとしたら…オレは無限に沸いて出てくるモブキャラってトコ。あ、難易度はベリーハードな?」
「ピニャータみたいにぶっ叩いて殴って色んな物が飛び散るのが楽しいんだろ!?お菓子が出てこなくてもがっかりなんかするかよ!」
「なんで壊す事ばっかりやるんだって聞かれたことがある。聞きたいか?オレがやりたいからだ!」
「相手が鋼鉄の鎧を身に着けてきたらもっと固い物で殴るか、高熱で溶かすかだ。なんでも力ずくが手っ取り早いんだよ」
【キャラデータ】
名前:101(ひゃくいち、愛称は"イオ")
一人称:オレ 二人称:オマエ
身長:165cm 体重:秘密
メタX ♀寄り トゥイークに造られた製作物の一人。
出るところは出ているのだが、見た目以外に女性らしさを感じる要素は何処にもなく粗暴。動きやすいという理由だけで露出の高い衣服を好む。
甘いものと物を壊すのが好きだが、壊すものには"物ではなかったもの"も含まれる。考えなしに暴れまわられては修復に手間が掛かると判断され、3度目の復活時にネオジム磁石入りの目隠しをつけられた。彼女自身が外そうとしても手足にも引っ付くので取れない。
折角使える超能力の向上のためとトゥイークは言う。
それでも、より暴れまわれるように工面してくれるトゥイークにはそこそこ懐いている。
元はイーストシェードに打ち捨てられていたマッドマムの失敗作と、とある配達業者から納品された生体を組み合わせて生み出された。機械と生物を組み合わせた試作品として、異国では基礎・入門などの意味を表す"101"の名を冠している。同じ造られた同士のシュレッド・マングルとは獲物を奪い合う仲。
骨格と頭脳は機械に置き換えられている。
経験や自身の情報は全てメモリーに記録されてバックアップを取られている為、不慮の事故なんかで死亡してしまっても設備と肉体があれば何度でも蘇ることが出来る。つまり、死ねば死ぬほど学習して強くなっていく。尚、自分を破壊した者に対しては普段よりも知的な戦法を取るようになる。それでも勝てない相手を想定したのか、自爆機能を自ら搭載した。
生身でも骨格などがトゥイークによって改造されている上、ムゲンダイエナジーによる変異が引き起こされている為に十二分に強靭だが、外部アームユニットを装着することで見た目通りの破壊力と見た目にそぐわない敏捷性を得る。有線と比較すれば意志伝達速度に微量の遅延が発生するが、射程距離に優れる無線(電磁力と超能力の複合操作)接続も可能。
持ち前の頭脳を遺憾なく発揮できているのはこの時だけ。
壊す、戦うことについては熱心に学ぶものの、生物よりも優れているはずの記憶力や演算能力を他にあまり活かそうとしてくれないのがトゥイークの抱える悩み。
トイボックスのデータベース
5
ネモフィラ(ムウマ♂)
【夜の南区ほど最悪な場所はない。日中を知っていれば不気味なくらいにな。必ず静かな一帯があるんだが・・・そこは特に危険だ。理由?なんで静かなのかを考えればわかるさ】―調査帰りのMADMAM隊員
【ようやくまともな生活を送ってもらえそうで俺は嬉しいよ。本人は困惑してるみたいやけどな】‐ドミノ
【台詞サンプル】
「過剰な自信は身を滅ぼすよ。そして皆そういう時は決まって"まさか俺が"って顔をするんだ。何度も見てきた...僕としては都合がいいけどね。」
「鎖の繋ぎ目の一番弱い部分を一転集中で狙い続ければ何時かはヒビが入る。これに関して言えば、物も人も同じだよ。」
「お父さんがよく言っていた。"ネモ、命を奪う事は難しくない。相手を生物だと思った途端に難易度は跳ね上がる。頭に一発、胴に二発といった具合にシンプルに捉えればいい"って。だから感情表現が下手なだけ・・・難しいから。」
「ケーキが食べたい。お父さんもお母さんも物を作るのは得意だけど、お菓子は作れないから。」
「夜は静かで好き。静かじゃないなら、静かになるようにする。...でもこの街は何をしなくても静かでいい街だね。」
「あっちじゃ平和な時間が無くなって、悲鳴や銃声が毎日聞こえるのが当たり前。だから普通に暮らしてるこの毎日が変な感じで仕方ないんだ。なじむのに時間はかかりそうだけど...この時間は好きだよ」
年齢:15 155cm 3kg
一人称:僕 二人称:キミ ~さん、ちゃん
所属:ショートストロー
慎重な性格。感情表現が下手で表情に出ない。甘いものと可愛いものを好む。
その次に好きなのは、獲物を追い掛け回すこと。
最近は黎明の鐘への居住権を得て、ドミノからのアドバイスで兄妹で学校に通っている。その際は流石に武器は持ち込まない。
魔法=何でもできる といった認識で憧れを抱いて熱心に勉強しているが、まだ簡単な生活魔法しか使えない(瞬時に汚れをきれいにする程度)
時間軸を飛び越えて現れたドミノとマウィーレ(cirnoさん宅
https://privatter.net/p/5872687
)の息子・・・なのだが、当事者にはまだ認識が薄い。というのも姿こそ人間であれど、本来ならばタマゴグループが違うからだ。
だが良く二人に懐いている上に、二人と同じリボンを巻いているところから"そう言うならそうなんだろう"といった認識。
運動能力が非常に高く、特に聴覚と動いている獲物を捉える感覚が鋭い。父親同様に自分が優位な状況で有害因子に襲い掛かって排除し、母親譲りの決断力とそれを遂行できるだけの意思を持ち、恐怖心を制御・克服するだけの精神力を持つ上に身の危険を感じれば即座に撤退する等、父親譲りの生存能力を持つ。
例に漏れず南区の影響を受けてパワーアップしており、素早さにおいては両親を大きく上回っている。通り様にナイフで急所を切りつけるか、先ずは足などを狙い機動力を削ぐ戦い方を好む。その他にも火薬や毒などを用いる事もあり、正面切って戦うスタイルよりは暗殺者のようなスタイルを好むが、前者が苦手というわけではない。
正面切って戦うことになった際はフードを被り、仮面を着け、顔を見られないように装いを整える。
感情表現が非常に下手でどんな時も大して表情が変わらず、感情を読めるわけでもなければ両親以外には何を考えているのか分かりにくいことが多い。
誰でも分かるのはケーキ等の洋菓子を食べているときの目を細めた幸せそうな時くらいだろう。
元居た世界でも戦って生き延びる為に知識を極振りしていたのか、年上相手にも敬語を使わなかったりと常識や世間知らずなことが多く、彼の中の"普通"がハングリーすぎるせいで黎明の鐘の住民にはしばしば驚かれている。
最近では黎明の鐘で闘わなくても良い日常...いわゆる【普通の暮らし】を経験できるようになった。ハングリーな暮らしの影響でなろう系主人公のようなことをたまに言うくらいにズレているところがあるが、感情表現が少し豊かになったようだ。
トイボックスのデータベース
103
作成したロゴまとめ
作品に関係なく成果物を纏めたもの
トイボックスのデータベース
3
フラジャイル(∞♀寄り)
"観察し、回収し、手繰り寄せて堪能する。壊れていれば修復してでも、お前が何処にいようとも。遊び飽きるまで徹底的に。他人と違うと思っているのなら、次はお前の番かもな"―著者不明
【台詞サンプル】
「この箱庭で生きていくということは、戦い続けるということ。水を入れ続けたら穴の空いていないバケツからは何時か水が溢れ出る。その水を掻き出す存在は誰だと思う?」
「少し変わった子らが居るようだ。ショートストロー・・・?面白い。観察してみよう。いい役割を果たしてくれるのであれば、ちゃんと守ってあげなきゃね。」
「戦車や装甲車やピカピカの銃器がある中でクリームミサイルだと?ふざけるな、玩具で戦ってるのをみても面白くもなんともない・・・第一この辺りのやつには効果が無いだろうに、もっと激しく戦え!」
「地下市場の奴は少しは役に立ってくれてる。この街の為に色んな意味で。有り難いけど、まだまだ足りない。今後に期待できそうだ。」
「メルヘンチックな世界から玩具箱へ来るだなんて、よく出来たお話ね。魔法都市を作るのは良いけど、何をしてくれるかが問題かな。」
「さて、お前は少し面白い経歴を持っているからここに呼び出した。始めから最後まで全部見ていたよ。だからこそこうして話をする場を設けたんだからな。さあ、今から話すのは今後についての交渉だ。」
フラジャイル ムゲンダイナ♀寄り
グラウンドゼロ最深部(200m)に存在。
一人称:私 二人称:お前
冷静な性格。
望まずしてトイボックスを作り上げ、大きくこの街を北と南に分けた張本人。
普段は他の次元だろうが関係なく観測し、人や物を他の世界から寄せ集め続けている。
今の姿は仮の姿であり、本気を出した時には異なる姿になると本人談。もちろん、この姿のままでも異常なまでの力を持つ。
彼女の声は強くエネルギーに晒された者にしか聞き取れず、そうでない者には波長が合わずノイズにしか聞こえない。
南区の住民の多くが狂乱じみて暴走しているのはエネルギーによる変化に馴染めていない影響も大きいが、その状態の上で命じられ続ける彼女の命令によるもので、有り体に言えば洗脳。
時たま洗脳が通じない彼女が与える力に適合した存在が現れるようだが、不快には思っておらず、何をしてくれるかと期待のまなざしを向けている。物理的な意味で。
種族の能力通りの無限大のエネルギーを持っており、そのエネルギーで街のインフラ保持や空間の歪みを発生させている。そのため、発生しているウルトラホールと呼ばれているものは厳密にはウルトラホールではない。
ワームホールと呼ぶのが正しいだろう。
南区を南区たらしめている元凶でもあり――トイボックスの心臓でもある。
彼女の無力化が南区奪還に最も有効な手段とされているものの、それは人間の心臓を止める事と等しい。そもそも出来るかが問題だが。
北区は平和な現状を維持させる為にただ人や物を絶え間なく転送するに留まっているが、それでは消費が追いつかず♾️エナジーが暴走してしまう事を危惧し、南区限定で強くエネルギーを注ぎ込んだ存在を引き連れている。
勿論、その気になれば収まりきらないだけ転送も出来る。
そうしないのは退屈しのぎが出来なくなるという理由だけにすぎない。
隔離された地域で強化された者たちを延々と殺し合わせ、人や物が減った側から呼び込むことで絶え間なくエナジーの消費を図っているようだ。
曰く「平和に過ごし続ければこの街は崩壊する」
///【バックスト-リー】
前の世界では、ダイマックスエネルギーの暴走によって世界的なパニックが発生。
人間は事態を解決させるための切り札として、捕獲したムゲンダイナのパワーを増幅することでムゲンダイナをキョダイマックス化。暴走したポケモンにダイマックスを差し向けることにした。
時を経て最後の暴走したポケモンを鎮圧することに成功し、事態は収拾したかに思えた。
しかし、ダイマックスが解けずに最後は彼自身が暴走してしまい
無限大のエネルギーが時空をゆがめてしまう。
歪めた先の世界、そのまた先の世界へとエネルギーが漏洩し続けて住民や土地ごと転移。
その結果生まれたのがこのトイボックスだ。
土地ごと運ばれて来たかつての住民の多くは、その強力すぎるエネルギーにもたらされる
身体の変化に耐えられずに凶暴化しており、さながら地獄絵図の様相であった。
大量のエネルギーを吐き出してようやくダイマックスが解除され
落ち着きを取り戻した彼女が壁を作ったことにより、街全体の崩壊は止まることになる。
理屈だけで言えば彼女を倒すことが南区奪還の唯一の手段であるが、
そうなるとインフラは全滅し、物資も行き届かなくなる上に壁も消失することになる。
かといって住民を拉致するのを止めてしまえば彼女がダイマックスで暴走してしまう。
どう扱っても危険な彼女は自分の事を【フラジャイル】と名乗った。
"この世界は終局の瀬戸際で均衡を保つ。今までもこれからもだ。"
トイボックスのデータベース
シュレッド&マングル ウオノラゴン
「あの子達を作るのは簡単だったけど、手懐けるのにはとても手が掛かった。具体的には腕が4本。」ートゥイーク
年齢:??? 性別:雌寄り(手足は男性)
唸り声のみを上げる為言葉を話さない。動作で喜怒哀楽を表現する。
【南区に存在していた住民達を蘇生させると何が起こるか?】
そんな疑問を抱いたトゥイークが疑問を解決すべく、彼の成果物と技術によって繋ぎ合わせられた様々な亡骸を復活させた結果生まれた。南区で高濃度のエネルギーに晒された部位を用いた結果としてか、双方共に口が大きく変異して開いており、身体能力にも非常に秀でている。その能力から恐らくは捕食者サイドだったのだろう。普段は人間同様のサイズの口で会話、食事をする。
死んでいた所を蘇生され、見慣れない体になっていたせいで当時は物凄く凶暴だったが足りなかった腕を"現地調達"で補われ、その恩義を感じてかトゥイークに随伴するようになった。見る者全てに襲い掛かる中でも決して同士討ちをせず、むしろ連携して獲物を追い込む事とその外見から、かつでは双子であったと推測されている。
作るだけ作って満足したトゥイークだったのだが、どうせならと自分が苦手とする家事を教え込み、現在は研究以外はずぼらなトゥイークの身の回りを世話するメイドのような役目を担っている。
さほど戦闘が得意ではない彼に代わって護衛を担うこともあるようだ。
人を襲わないように、怖がらせないように十分に言い聞かせられているのだが、気を抜くと大きく開いた口を開いてしまう。
トイボックスのデータベース
4
ララバイ ムウマ♂
【どんな道を通っても、どんな回り道をしても、1日の終わりには夢って名前のメインストリートにたどり着く。わかる?あなたはわたしから逃げられないよ】ーララバイ
台詞サンプル
「どうしてこんな事をするのかって聞かれたんだけど、皆ご飯は食べないの?それだけの簡単の話なんだよ。食事を邪魔されたらどんな生物だって不機嫌になる、ましてやそれが好物ならね。そうでしょう?」
「夢の中では…そうだなあ。わたしはスイッチが入ったホットプレート、君は焼きあがるのをまってるだけのパンケーキの生地だ。わたしはキミが美味しく焼きあがるのを待ってるだけで良い」
「母親も父親も慕えるような存在じゃなかった。どちらもわたしを捨てたんだ。だからわたしはどちらも見習わない」
「確かに淫魔の血は引いているよ。でも野蛮なあいつらと違って無闇には襲わない。でもわたしだって男なんだから、接し方は考えてね。」
「一番残酷なやりかたは死ぬまで殺さない事だって聞いた。だからあなたで試すよ。もっとも、あなたの頑張り次第で死ぬか生きるかが決まる。死に方は苦しい死に方一つだけ。」
一人称:わたし 二人称:キミ あなた 呼び捨て
自分よりも格下相手なら【パンケーキちゃん】その他多少侮辱するような呼び方
年齢:不詳 成熟はしていない。 性別:男 身長145cm(角無しで135cm)
所属:なし
居住地:アンダーフット
【現在組ませていただいている関係】
同居?人:レイラさん(
https://twitter.com/mujyun0717_/status/1336969237768761344
)
数少ない夢を打ち破ったうちの一人。取り扱う魔術に興味を持たれた事によって研究の為に時折家に身を置かされているが、その能力から簡単に目を掻い潜って逃げ出してしまう。一応お世話になってはいるものの「ばば」呼びしたりと尊敬の意を見せている様子は無い。
【ダレンさん】連れ添い(
https://www.uchinokomato.me/chara/show/241226
)
他の世界から現れたところに遭遇して以来行動を共にすることが多い。野ざらしにしておくのもなんなので、確保した家に住まわせているようだ。
いわく「目のやりどころと接されかた」に困っている様子。何か特異な力を持っている事については察しているがそれだけでは狙われない理由にはならない様子。
自分の方が弱いとは思っておらず、反抗的な態度も普通に取る。
「それくらい自分でやりなさい わたしより年上のくせに」
「あのさ…キミはわたしに犯されたいの?何が狙いなの?」
「代わりに淫魔をやりなよ。わたしよりずっとお似合いだ」
「キミは自分がルールの外側に居ると思ってる節があるでしょ。前居た場所ではそうでも、ここじゃ違う」
身長:140cm 体重:5kg
夢魔と魔法使いの間に生まれた混血。夢の魔法と影を操る魔法を扱う。日が出ている間や必要以上に明るい場所ではアイマスクを着けていることもあるが、きちんと周りは見えているので問題ないらしい。
夢から夢へと転移することが可能な為、例え出口の無い箱の中に閉じ込めても
脱出できてしまう。
性的な行いをすることで生きる糧を得る種族―いわゆるサキュバスの元に生まれたのだが、性的なことへの関心は並といったところ。
その気になればするかもしれないが、その気にならなければ何もしない。
女性を夜中に襲ったり誰彼構わず孕ませるといったことはせず、淫魔呼ばわりされることをこの上なく嫌っている。
それよりもパンケーキと感情が動いた際に生じるエネルギーを好むようだ。
好きなときに食べたい感情を効率良く探し出すための手段として獲物の夢を自在に操る魔術を用い、目を付けられた者は彼の犠牲になることになる。
質量、能力、物体、彼が願ったとおりの世界になるくらいには夢の魔法の扱いに特化しているが、他は基礎レベル程度にしか扱えない。
お気に入りの夢は、逃げ回る相手をパンケーキに変えて食べてしまう夢。良質なエネルギーが得られるという。
複数の恐怖心(ぜいたく)>>>>恐怖心(美味しい)>>>>>喜び・楽しみ(まあまあ)>>>怒り=悲しみ(わざわざ選ばない) の順番に好む。
本人に自覚はないが、性的な興奮状態にある者の感情は最上級のエネルギーになる。
眠りさえすれば獲物認定されるので、相手が何者であろうと関係なく平等に狙うのだが、力試しを兼ねて魔法使いやその関係者、異端な力を取り扱う者を狙う傾向にある。それゆえ、有名な賞金稼ぎや腕利きのMADMAM兵士、ウィッチノーズに被害が多く見られる。一度や二度負けた程度では諦めずに襲ってくるようだ。
眠るときに枕元に新鮮なパンケーキを置いておけば獲物にならないだろう。普通に生活をしていればそんなことはないだろうが。
質の高い感情を食べ続けると角が赤い光を放ち、最大限に力を振るえる状態になる。この状態なら寝ていなくても強制的に夢の世界に連れ込むことが出来るようになってしまうため、現実世界でも危険な存在になり得る。ただし純粋な睡眠とは違うためか、それほど長時間は続かないようだ。
多数の人物の夢を繋ぎ合わせて同じ世界に放り込むことも可能であるが、どこまでの規模で繋げられるのかは不明。何人も同じ夢に送り込まれた場合は、相当彼が贅沢をしたいということ。感情を効率的に集めるため、その場合はもしかしたら助かるかもしれないという希望がある事が殆ど。ただし脱出できる事例は稀。食べたい感情が満ちている場所に居ればその日の犠牲は出ない。
自在に夢の世界を操るその性質上彼を打ちのめすのは難しい。もしも貴方が【彼の作り出した世界を上書きできるほど魔法に精通している】なら、夢の世界で天狗になっている彼を打ちのめすことが出来るだろう。
そんな彼に最も通用する弱点は"外部からの夢食い"。
もしも彼を怒らせてしまうと巨大な夢の迷路に送られてしまい、自力で脱出することは非常に困難になる。その間は眠り続けることになり、起きる為には脱出しなければならない。どれくらい機嫌を損ねたかにも依るが、かかる日数は運が良ければ数日、悪ければ数週間、最悪そのまま衰弱して死に至るケースも存在する。
ごく稀にだが、見ている夢があまりに幸せすぎる夢であるがゆえに起きないケースも存在する。この場合はもっとタチが悪く、帰りたいと自分で望むか、第三者が同じ夢に潜り込んで引きずり出さない限り起きることは無い。
彼の仕業で引き起こされる眠り続ける現象を【魔女の子守唄】という病として街では認知されている。
彼は、何よりも夢では得られない愛情に飢えている。
【彼を怒らせる行動リスト】
▪淫魔よばわりする
▪全ての夢に対して反応が薄い
▪食事の邪魔をする
【経歴】
魔女と夢魔の間に生まれたララバイは、どちらの種族を基準に見ても曖昧なまま育った。インキュバスのように女性を孕ませて眷属を増やすこともしなければ、魔法使いといわれて思い浮かぶような薬を作ることも、魔法を振るうことも無く、彼はただ「普通」に暮らすことを望んだ。
しかし、母親には望まずして産み落とされ、忌み子として彼を見る周りの目がそれを許さなかった。容姿こそ母親に似て愛らしいものだったが、彼を見るや否や多くの者は彼に石を投げつけ、夜に出歩く彼を見れば「孕まされる」と一目散に逃げ出されるようになると、彼は自分の世界にこもるようになった。
夜に眠って見る夢だけが、唯一自由が許される空間であった。
夢の中では何もかもが自由だ。世界が自分を自由にさせないなら、自分から自由な世界を手繰り寄せるために夢を利用しようと考えた。
母親譲りの魔力が身体に流れていることは彼にとっては幸いなことだが、街の住民にとっては不幸であっただろう。この日をきっかけに、街中では眠ったまま目を覚まさない人々が少しずつ現れ始めた。
毎晩のように眠っている者の夢に入り込んでは夢の改竄を引き起こし、力関係が自分にとって圧倒的に有利だと確信した頃、お腹が満たされるまで拷問によって苦痛を与え続け、自分へ不当な扱いをした者を次々と夢の中に閉じ込めていったのだ。街の住民の5割が目を覚まさなくなった頃には前例の無い症状に医者達は頭を抱え、眠ることを恐れた住民達は次々と身体を壊し、活気のあった街は陰鬱とした雰囲気に変わった。
夢の中では自分を縛ることが出来る者は居なかったが、彼の所業に誰よりも早く気がついたのは母親であった。止めるように叱責されたが彼は聞く耳を持たず、逃げるようにその夜も夢から夢へと飛び移り、やがて今まで見た中でもぐちゃぐちゃな夢の中にたどり着いた。居心地が悪く感じたララバイは夢から脱出したが、周りは深い霧に覆われた見慣れない森の中だった。
それと同時期にトイボックスの街に、眠ったまま目を覚まさない者が現れ始める。人々はその病を「魔女の子守唄」と名づけた。
トイボックスのデータベース
3
★429 ♂ トゥイーク
「最高の結果を出したいなら好きな事をやることだ。世界が崩壊した今道徳や倫理は意味を成さない。残ったのは最高の遊び場と僕の好きな仕事だ。」-トゥイーク
【こいつのせいで純金にもそれほど価値があるように思えなくなった】ー燈
【台詞サンプル】
「僕にとって宝石や貴金属なんか大して役に立たない。でもまぁ、人を動かすのには役立つ、例えば金塊をお小遣いに人を攫ってくるとかね。」
「人の価値はその人が何をできるかで決まる。だから僕はこの研究を選んだ。間違っているというなら、僕を頼る人が多いのは何でだろうね?」
「良心に囚われていれば技術には限界がある。それが僕と君の一番の違いで、君をただの技術者たらしめている原因なのさ」
「悪いね、人のいじくり方は分かっても、接し方は分からないんだ」
【関係】
研究仲間であり貴重な被検体
タニシさん宅 マリアちゃん
https://twitter.com/zakotanisi2/status/1430759317838319617?t=qlX3cXTrugOGv0kvWTUfaQ&s=19
★429 ♂
一人称:僕 二人称:君、さん
身長:170cm 体重:50kg
てれやな性格。 20歳相当。
元UG637所属。
所在地:無人商業施設の地下(南区)
研究熱心な錬金術師。
食事を忘れるほどに錬金術の研究に没頭することも多く、周りからは気味悪がられることも少なくない。
トイボックスに溢れるムゲンダイエナジーと錬金術を組み合わせることで物質の構成を書き換えてしまうことが出来るほか、十分な素材さえあれば死者をも蘇らせることが出来るまでに達した。
薬草や木の実をすりつぶした物に∞エナジーを混ぜ込んだ手製の煙草を好んで吸っている。
UG637に流通する通貨が独自通貨になったことと関わりがあるとの噂。
普段から抽出したムゲンダイエナジーを抽出、液体化したものを試験管に入れて携帯しているが、彼以外が取り扱うのは非常に危険な代物。
「盗んだ人は皆残念なことになったよ」と彼は言う。
どうなったのかと聞かれればいろんな図を想像するだろうが、恐らくはその全部に該当するだろう。
一時期はその危険性から賞金首に指定されるも【何度殺しても次の日には平気で話しかけてくる】【殺して数時間後に帰宅したら先に自宅に居た】との報告が相次ぎ、その気になれば返り討ちにされるとの危険を感じた機関の判断により、唯一賞金首指名の解除という異例の措置を執られた。
研究熱心だがその成果にのみ関心を示し、被検体が死亡してしまった場合すら"死亡した事実"よりも"実験が上手く行かなかった事"について悔やむ等、道徳心に欠けた部分が散見される。
死ぬ事を恐れておらず、南区にも平気で出入りする。
研究に没頭するあまりに人付き合いが下手で、とりわけ異性に対しての免疫がなく目を合わせて話せない。
ケーキが好物。
やっていることの内容が内容だけに燈が黙っていなさそうだが、止めても無駄だし止められないとのことでお咎めは無かった。
【経歴】
外界出身の錬金術師。素材を集めている最中にこの街に飲み込まれた。
満ち溢れるエネルギー、見知らぬ技術、摩訶不思議な魔法、隔絶された区域、巨大な地下市場。彼にわきあがる感情は恐怖よりも、好奇心が遥かに上回った。見知らぬ物ばかりのこの街そのものが、彼を次のステージへと駆り立てた。崩壊した世界では既存の秩序はひっくり返り、道徳は残されておらず、絶好の遊び場であった。
彼は地下市場で魔術とこの街で生き抜く術を学び、錬金術やエネルギーを組み合わせることで物質の構成を自在に操作する方法を編み出すことに成功した。
石ころから金を、砂からダイヤモンドを生み出していったが、飽くなき彼の探究心は生物へ向いた。一時的に強力な増強作用をもたらす薬品に始まり、恐怖心を麻痺させる違法な薬品が地下市場に出回るまでに時間は掛からなかった。
初めは副作用があまりに強すぎる不良品揃いだったが、品質の改良にする実験台には困ることがなかった。もし実験台に困っても、自分の身を実験台にすることを躊躇うことはなかった。
名を馳せてくると南区に身を隠そうと彼の成果物を求めた賞金首達が彼の元を訪れては、高額な報酬を支払う代わりに進んで実験台になり、ある者は死に、ある物は束の間の脅威となり、ある者は無事に行方を眩ませることに成功したが、彼にとっては実験の結果こそが重要であり"顧客"の行く末よりは、普段は無頓着なはずの昼ごはんに何を食べるかを考える方がずっと重要であった。
ある日、南区を訪れていた彼は実験の成果を文字通り叩きつけられることになる。容量を超えた薬を服用したことによる副作用で我を失った実験台の一撃が彼に炸裂し、攻撃を受けた腹部からは止めどなく血が流れ出る。誰が見てももう助からないのは明らかな状態だった。
【これほどのものを生み出せたのか】―そんな中ですら、彼は生命の灯火が消えるその最期の瞬間ですら恐怖よりも自分の成果物への喜びが上回っていた。
鼓動は弱まり、体温も失われていく・・・不思議と満足感に満たされながら意識を手放した彼の時間はそこで永遠に止まった。
――はずだった。
彼は数時間後に目を覚ます。ここは天国か地獄か、どちらだろうか?
口の中に広がる鉄の味を感じながら体を起こす。
倒れる前に見た景色と同じ景色、傷一つ無い体。腹部周りが血で染まった服。
攻撃を受けたはずの腹部を中心に血のあとが広がり、その部位だけ服が破れている事が意味するのは、彼が蘇ったと言うことに他ならなかった。
彼が接種した成果物は彼に第二の命を与えたのである。彼の最高傑作は【命】であった。死を乗り越えた彼に限界も恐れるものもなかった。
勿論その度に苦痛はともなうが、彼の好奇心を満たせるだけのやり残している物事の量を考えれば、ひとときの苦痛など些細な問題である。
限界を超えた彼の目には死体も道端の石ころも同等にしか映らない。
平然と今も街を闊歩する彼が"少なくとも"一度死んだという事実を知る者は少しずつ増えている。
トイボックスのデータベース
海賊放送 メディエーション
【アンタが何を知ってるかは知らない。俺も大したことを知らない。だが"聞いた話"なら話は別だ】―メディエーションのホスト・ベクターより
https://t.co/6uwrTa1PaJ?amp=1
トイボックスで起きていること、噂されていることをメインに取り扱う、子の街で唯一のラジオ放送。ホストはベクターが努めており、情報収集のために現地に足を運ぶこともあるほか、視聴者から送られてくるタレこみや要望に応える形でも放送を行う。
彼の好奇心をかきたてる内容であれば、危険な南区にも足を運ぶことがあるようだ。
彼の視点で話が進んでいく為、本当のこともあれば見当違いな事を言っている事もある内容なので、軽い気持ちで聞くといいだろう。
話の内容には本来開示されていないはずの機密情報や、人があまり広めたがらないような噂やあまり知りたくないような事も含まれていることが多く、評判は半分半分といったところだろう。
彼を快く思っていない者が居るのも確かで、そんな者の大体は彼の居場所を躍起になって探す事が殆どなのだが、見つけることが出来ないようである。
序盤は燈からの要望により顔を出していたのだが、機材の不調により顔を出さなくなったようだ。
情報収集のために現地に足を運んでいる筈のベクターだが、彼の目撃情報は少ない。
【アンタが何を知ってるかは知らない。俺も大したことを知らない。だが"聞いた話"なら話は別だ】―メディエーションのホスト・ベクターより
https://t.co/6uwrTa1PaJ?amp=1
トイボックスで起きていること、噂されていることをメインに取り扱う、子の街で唯一のラジオ放送。ホストはベクターが努めており、情報収集のために現地に足を運ぶこともあるほか、視聴者から送られてくるタレこみや要望に応える形でも放送を行う。
彼の好奇心をかきたてる内容であれば、危険な南区にも足を運ぶことがあるようだ。
彼の視点で話が進んでいく為、本当のこともあれば見当違いな事を言っている事もある内容なので、軽い気持ちで聞くといいだろう。
話の内容には本来開示されていないはずの機密情報や、人があまり広めたがらないような噂やあまり知りたくないような事も含まれていることが多く、評判は半分半分といったところだろう。
彼を快く思っていない者が居るのも確かで、そんな者の大体は彼の居場所を躍起になって探す事が殆どなのだが、見つけることが出来ないようである。
序盤は燈からの要望により顔を出していたのだが、機材の不調により顔を出さなくなったようだ。
情報収集のために現地に足を運んでいる筈のベクターだが、彼の目撃情報は少ない。
トイボックスのデータベース
メガジュペッタ♀ ゼノ
"カバンに仕舞われた瞬間、大体は【人】からただの【荷物】になる。文字通りお仕舞いだな"―UG637の売り手
【台詞サンプル】
「アンタ良い目してるね!アタイの目と交換しない?・・・あぁそうか、普通は取り外せないもんな」
「時間を無駄にさせないで。運び屋を探している人は他にももっと居るんだからな」
「はぁ!?こんな傷だらけの死体なんざ不衛生で運べないよ、他をあたりな!」
「痛々しい見た目をしてるって言われるけど、人によってはこれが魅力的に見えるんだ。」
年齢:???
一人称:アタイ 二人称:呼び捨て アンタ
イタズラが好き。陽気な性格。
元はUG637に所属していたが、今はどの組織にも属さない運び屋。
魂が宿った愛用のキャリーバッグで、かつては死体や薬物、拉致された人をメインに運んでいたようだ。巨大な口のような構造をしている上に意思も持っており、"有機物であれば彼女が制止しない限り跡形も無く飲み込んでしまう"事が確認されている。
彼女が取り出さない限りは脱出出来ず、唯一助け出された住民は「まるで体内のようだった」と話したという。
イタズラでカバンをけしかけることもたまに有るようでタチが悪い。
飲み込めるサイズのものならどんな物でも、いくらでも収納が可能だ。
ただし、不衛生なものの輸送は金額に関係なく受け付けない。
依頼はそこそこに舞い込んでいたが、依頼をこなして得られる通貨を使用できる場所がUG637内で限定的であったために表市場で活動し始めた。
仕事の内容が内容だけに狙われることも多かったようで、未だに服のいたるところに暗器を忍ばせている。
今は普通の配達をしていることが殆どだが、高額な支払いであれば危険な代物も請け負ってくれる・・・ただし、現金支払いに限る。
「先に金額を支払いさえすれば中身を聞いてこない」という仕事ぶりが表裏問わず評価されている。
この街が形成される最中の大戦争で犠牲になったとある住民の魂が死体に宿ったことで産まれた。死体なので痛覚が存在しない。
顔のジッパーを開くと暫く動けなくなってしまう弱点を持つが、開いた者はその強力な呪いのエネルギーに身を晒すことになる。
自分を飾り付けることを好み、普通の人がピアスを付けるくらいの感覚で気に入った身体の部位があれば彼女が自分に縫い付けることがあり、その多くはうっかりキャリーバッグに食べられた者から選り好みされたものだ。
噂では、彼女のオリジナルの身体の部位は殆ど無いとされている。
トイボックスのデータベース
2
オセロ(ムウマージ♂)
"交わした契約はちゃんと守れ。奴にチップを恵みたいのなら話は別だがね。"――燈
【台詞サンプル】
「やあ、ご注文はなんだい?うちのコーヒーには自信があるんだ。美味しくて寿命が縮むくらいにね!何?冗談に聞こえないって?冗談のつもりで言ってないよ」
「当たり前だし分かっていると思うんだけど、契約は絶対に破らないようにね。自殺願望があるわけでもなければ、狙われたくないでしょ?」
「君は美味しそうだ!綺麗に死んでもらおうかな!」
「南で任務に当たっていたら武装した市民を間違えて撃っちゃってね。急に飛び出してきたからビックリしてやったんだけど、お前はクビだ~って!酷いと思わない?」
「新しいお仕事は島に蔓延る虫を追い払うこと!今の所そんな話はあまり聴いていないし、ないほうが良いけどね。」
年齢:22程度 性別:♂
一人称:ボク 二人称:~さん 貴方 呼び捨て (仕事中はネメシスは店長呼び)
居住区:黎明の鐘 役職:スペード
所属:元UG637 ノンフィクションズ 無邪気な性格。
迫害された魔女の血が染みた絵本から飛び出した本の住民。
マッドマムを不名誉除隊された経歴を持っており、その後数少ない暗殺者としてこの街で暗躍していたのだが、彼の野望でもあった魔法都市が具現化した現在はUG637から脱退し、島の警備に重しを置くようになった。
普段はフランチェスカのカフェで働いているが、もしもの事があれば現場にすっ飛んで行き自体の対処にあたる。暗殺家業に長く浸かっていたことに加えて相手も相手だったのでカンが鋭く、怪しいかどうかは"匂い"で分かるという。
事実、具現化当初にドサクサに紛れて島に侵入した不届き者を数人排除している。
もしも怪しいと思える人が居るのなら、カフェで働くオセロに【オセロに一杯】と描いた紙と、その対象の写真を添えて手渡そう。
もしも正しければ、彼から後日謝礼が届くだろう。もし違った場合でも「そんなこともある」程度で済ませてくれる。
血染めの本の影響であるヘマトフィリア(血液嗜好症)は治らず、少量の血液を入れたコーヒーを特に好む点においては特に変わりがない。印の制度の関係から気楽に暗殺をするわけにもいかなくなったので、彼が処分した異分子は彼が持ち去っていくことが多い。
出動の際は銃を仕込んだ仕込み杖を愛用し、毒・呪いを込めた超小型の弾を飛ばす手口を用いる。発砲音も聞こえない為周辺住民を不安にさせることもない…というのは建前で、実際は仕留めた獲物を無駄なくいただく為の手法。
杖を使った近接格闘も卒なくこなす。
もしも彼が眼帯を取ってじっと見つめてきたら興味をもたれた証拠だ。
たちの悪いことに右目は常に黒い眼差しが発動している。
トイボックスのデータベース
2
ヨノワール♂ メビウス
【俺たちの雇い主ってどんな顔か知ってるか?俺は知らないがこれだけは知ってるぞ。なんでも、"この町で最も命を無駄にしない人"だって噂だ。会ってみたいもんだぜ】―MADMAM隊員の会話
【台詞サンプル】
「我々の任務は市民を守ることだ。だが忘れてはならないのは、その市民には隊員である君達、そしてその友人、家族も含まれるということだ。私はその為に全力を尽くす」
「命を無駄にしないとはよく言われるとも。しかし、実際は戦争の最中で眠りについていた者を起こした。決して褒められたことではないよ。」
「物は壊れても代えは効くが、君たちはそうは行かない。変わりになる存在は居ないのだ。無理はするなよ?」
「退屈なあまり勤務態度が悪いだと?ふふ、良いじゃないか。我々が退屈であるという事は、傷つくものが居ないということだ。」
「この任務も生きて帰ろう。そしてその後は私の奢りだ!」
居住地:??? 年齢:50 身長:1.8m
一人称:私 二人称:~さん ~君 呼び捨て
MADMAMのCEOを勤めており、別世界では下っ端から大佐まで上り詰めた経歴を持つが、判断ミスで直属のチームメイトを4人死亡させてしまった事で引退した。
この街が形成される最中に飛ばされたかなりの古株であり、その際は最前線で戦った。いわく「鬼神の如き戦いっぷり」と言われている。
だがその噂とは打って変わって穏やかな性格。
普段はトイボックスに居ない事が多いが、たまにマッドマムに顔を見せては隊員たちを労ったり、訓練の査察に現れては彼自らが訓練を指揮することもあることが確認されている。
銃身を切り詰めたウィンチェスターライフルを愛用しており、有事の際に対応できるよう常にスーツの懐に忍ばせている。
彼が「この街で最も命を無駄にしない」というのは事実であり、隊員が南区で犠牲になることを心苦しく思っている。が、必要とあればどんなに荷が重く、非情だと言われるような決断だろうが下す程の意思の強さを持つ。
曰く「責任を負ってこそ上の立場足るもの」。
彼が基地に訪れた際には必ず見慣れない技術を持ち込んでくることから、常に外の世界に隊員を守るための技術を集めに出向いているのではないか、と言われているようだ。
メビウス直属の特殊部隊【カロン部隊】
【友よ。今一度私に力を貸してくれ。】――戦闘中のメビウス
彼は死亡した隊員、住民を使役することが確認されている。
彼直属の【カロン部隊】を保有しているが、MADMAM内部でも知る者は居らず、その実力は4人の分隊ですら一般的な中隊規模に及ぶ。元々死んでいるために粉々にでもしない限りは無力化出来ず、敵が死亡した矢先に配下に加えることが出来るため敗北を知らない。
MADMAMの一般隊員たちではどうしようもない事態が発生した際やMADMAM内部の秩序が崩れた際に始動するとされており、今現在で出動が確認されたのは一度きりである。
この街が発生して南区がまだ南区と呼ばれる以前の壁も存在せず、阿鼻叫喚を極めていた際に初めて出動し、最前線で戦ってこの街が全て南区になるのを食い止めた。
その途中で【雇用】され、役目を果たした亡骸は手厚く彼に葬られた。
チームメンバーは彼が現役の兵士だった頃の亡くなったチームメイト4人である。
トイボックスのデータベース
3
隔絶された未調査の区域―南区
"奥に進めば進むほど手に入れられるものの価値は上がる。マレフィックの危険度も比例して上昇する。マレフィックの数だって増える。反比例するのは、そこまで進んだ人の生存率だけ"-シャマロ
トイボックスに満ちている不明なエネルギーが高濃度に充満した隔離地域。
トイボックスが生まれた元凶と呼ばれる大穴からは絶えず膨大なエネルギーが観測されている。希少性の高い道具や物資が北区に比べて多く、様々な世界の道具(ポケダンの道具から魔道書等のメルヘンなものまで)が手に入る区域でもある。
エネルギーの影響を受けて体が強靭に変異し、その変異に耐え切れなくなったポケモン(擬人化、原型問わず)や人間が理性を失って暴れ回っている。
そんな彼らを"マレフィック"と呼称する。こうなってしまったら、なんの技も打てないような人間ですら第一線の脅威となる。
時折理性を残した個体が確認されており、その場合は"スパイク"と呼称され、個別に名前が設けられる。
不明な力で構成された高さ100mの壁で包囲されたこの区域は並大抵の通信機器では北区との通信は出来ず、外からは真っ白に見える。
不思議なことにライフラインは生きている為、その気になれば生活も出来る。
出入りにはボックス転送の技術が応用され、生体認証を用いて【データベースに登録された住民であれば】指定の場所から転送が可能。南区からも所定の転送装置からしか戻ることが出来ず、北区住民にしか起動できない。
入退場は記録されており、事前の申請無しに7日以内に退場を確認できなかった場合はAIによって死亡判定がなされデータベースから消去される。悪く言えば、申請無しに1週間滞在すると脱出できなくなる。
非常な措置にも思われるが、あまりに長時間長居(1週間~1か月)することでマレフィック化してしまうため、理にかなった処置である。
ある種の"免疫"がある者が北区でも存在しており、そんな彼らは南区に出入りしてもマレフィック化することは無い。
その危険性から調査は難航し、内部では誰も取り締まる存在が居ないことから犯罪の温床にもなっているようだ。
その危険性から誰も出入りしなかった時期があり、久々に侵入した隊員に依れば【以前よりもマレフィックが強力、危険になっていた】との報告がある。
「野生の生き物ってのは、自然と力があるボスが頭角を現す。でも"南区のボス"みたいなのが一匹も居ないのは何故だ?」―MADMAM・調査隊員
!確認されているランドマーク一覧
◆朽ちた城
中世を彷彿とさせる、かつては王国の象徴とされた難攻不落の立派な城だったが、南区に城ごと飛ばされてから陥落するのに時間は掛からなかった。城壁や門は黒く焦げて崩れ去っており侵入は容易いが、損傷の少ない部屋は辛うじて住み着ける環境が整っている。ウィスプが属していた王国の名残。
◆グラウンド・ゼロ
南区を南区足らしめたすべての元凶でありこの街の起源。強大な力を発し続ける巨大で底の見えない大穴。
この中からもマレフィックが飛び出すことが確認されているが、例外なく危険性が非常に高い。周辺には常に希少な物資が打ち捨てられている。
◆オールドオーサカ
どこかの世界線に属する国に街並みが酷似しているとの報告を受け、都合上そう呼ばれている街。
こんなことに成っていなければトイボックスセルと並ぶ区域になっていたとされる。比較的建造物への損傷が少なく、ライフラインも稼働しているため、暮らすにはもっとも適している。ドミノの故郷。
◆撃墜されたドローン
マッドマムが隔絶されて間もない南区を偵察するために送り込んだ巨大ドローンだったが、突然制御不能に陥ったことにより撃墜された。
今でも搭載されているカメラは生きているようで、CCTV代わりの役目を果たすことはできる。
◆SS支配下エリア
コミュニティであるショートストローが辺りの住民を一掃・制圧。支配しているエリア。破壊された車や鉄骨などでバリケードが設営されている。拠点はこのエリアに存在するグランドホテル。
この一帯に立ち入った者は常に誰かの視線を感じるという。
◆廃棄された前線基地
最低限の設備を取り揃えられた即応前線基地。
初めての南区の調査に乗り出したが、すべての想定を遥かに越えた結果、装備や設備の回収もそのままに撤退を余儀なくされ、以後放置されている。民間に流れないはずのマッドマムの軍事品を市民が持っているとしたら、ここが出所だ。
◆無人商業施設
巨大な通信塔が倒壊した地域。かつては賑わったこの市場を取り仕切っているのはマレフィックだ。商品は何も並ばず役に立つものも並んでいないが、賑やかさで言えば在りし日の賑やかさを上回っているだろう。
CCTV,通信設備が最も生きている区域でもあり、不明な電波を受信することもある。
◆スーサイドパーク
在りし日は市民の声で賑わう広々とした公園だったと推測される、自然豊かな公園。エネルギーに曝された影響か、草花は自然界に似つかわしくない蛍光色で占められている。グラウンドゼロに最も近い区域であることも有り、出現する物資の質も最高品質だが、巣食っているマレフィックの強さも辺りの存在とは一線を画している。希少な物資が山ほど残っている理由はそういうこと。
トイボックスのデータベース
【ネメシス】ブリムオン
【本一冊で終わるほど人生は短くない。だから私たちは飛び出すことにした】―本を司る魔女
【台詞サンプル】
「身体が悪いのに酒タバコを止めないその姿勢。お前は与えられたその命に相応しくない生き方をしている。だから知り合いにもっと相応しい者を用意した―何?まだ死にたくない?ではなぜその間際まで考えを改めない?」
「本を盗んで何も言わないから許されたと思っているのなら大間違いだぞ。代金は大目に払ってもらう。なに、悪いことをしたから牢屋にはいるのと一緒じゃないか。」
「ラフ・・・殺すくらいなら新しく仲間を呼んだほうが良かっただろうに、お前は感情的過ぎる。仲間を増やしたいのなら殺すのは良くないな。壁に小石を投げたって跳ね返ってくるだけなんだから。」
「バンシーの情熱には流石の私も圧されたよ。過去に相当な何かあったのだろうが、詮索は無用だ。見ようと思えば何時でも見られるが、それは公平じゃない。私にだって節度はあるとも」
「私の理想の世界には、マッドマムも地下の市場も必要ない。だが根絶するのも骨が折れる。だから我々の世界を新しく作り出した。機会を与えてくれたことに感謝するぞ、ベクター。」
居住地:黎明の鐘 役職:スター
年齢:???
身長:180cm 体重:???
一人称:私 二人称:呼び捨て・お前(接客中はお客様)
接客中は丁寧語で話すが、そうでない時は凛とした男勝りな口調で話す。
元々を辿れば、彼女は様々な本の登場人物の思念の集合体である。そんな形の無い思念が魔道書に注ぎ込まれたことで魔女として具現化した。
黎明の鐘で本屋【フランチェスカ】を営む魔女であり、当区域の長を務めている。とは言ったものの、島の住民はみな秩序を乱すことなく穏健に過ごしているので、長らしいことをしていることはあまり無い。だが必要とあらば権限を行使して事態に対処する。
島民が使用できるあらゆる魔法を高水準で使用可能な大魔女でもある。得意なものは、本屋の手入れに使うような生活魔法。
その本屋は不思議な力で満ちていて、足を踏み入れた者の求める本が必ず揃っているという。堅苦しい文庫本から誰でも読める漫画は勿論、魔法使いの愛読する魔道書も問題なく揃えられている。18禁コーナーも勿論ある。
中にはカフェも併設されており、中でゆっくりと読書を楽しむことが可能だ。
代金は「寿命」を支払うことで取引されていたのだが、現在は必要がなくなったので通常の金銭による支払いに変更がなされた。
目的や夢も何も持たず、毎日を惰性で生きている者を非常に毛嫌いしているようで【生きる価値がない】とはっきり言い捨てるほど。やや選民思想的な考えを持つ。
本の世界を自由に行き来する・させることが可能であり、人を入れ替えることで本の世界の住民を具現化させることが可能。
その入れ替える対象として【大きな負の感情を長期間抱えた者】【島の秩序を乱したもの】【島や島民に不利益をもたらした存在】が選出される。
黎明の鐘が具現化するまではいそいそと住民を"誘拐"していたのだが、最近は魔法使いの素質がある者の元を現れては島に来ないかとスカウトをかけることがあるようだ。
トイボックスのデータベース
4
クランポン・クロスアイ(ムウマ♂)
【色んな世界線の奴が来るのは知ってたさ。でもまさか、俺たちの技術を持ったティーベの息子がやってくるとは思わなかった。相手は多分…このトイボックスにいる。】ーベクター
年齢:15 男 身長:150cm
愛称:ポンポン
居住地:アンダーフット(ベクターが押さえた居住地に居候)
ショートストロー拠点 北区の学校に通う学生
黎明の鐘 クローバー持ち(耳の後ろ)
「オレのお父さん、こんな時代もあったんだな・・・今の父さんからは想像できない。それに名前も違う。でも帽子は代わらないし警棒も同じだ。俺には分かる」
「あんた、ベクターだろ?父さんが良く話してくれたし、今着てるこの服もアンタの形見らしい。昔話や思い出話を聞いてみたいよ。歴史の教科書よりずっと面白そうだし、大丈夫なら話してくれねぇかな?」
「ケンカを売ってるなら買ってやる!返品もクレームも無しでな。それでも損失を出すのはお前だけだ。俺は大損させるのが好きだぜ」
「お前みたいな群れているときは粋がってる奴を叩きのめすのが俺は大好きなんだよ。大体は口だけ達者なヘタレ野郎で、見せしめに一人潰してやればおとなしくなるんだからな」
「俺の作品を探して触れてみてくれよ、一日不思議な気分に浸れることを約束するからさ」
「姉ちゃんまた俺に毒…ぐえっ…」
時間軸を飛び越えて現れたティーベの息子。
向こうでは【クロスアイ】という苗字があり、ティーベの名前も違うようだ。
刺激的な事を好んでおり自分の身を危険に晒す事に抵抗を示さず、火があれば油を注ぎ花火が爆発すれば躊躇わず突っ込んでいく。その性格のおかげか、危険な場所に取り残された人を通りがかりに助け出すことも。
生物由来の毒にとても強い体質であり、毒を摂取することが趣味。
母親が毒を毒にも薬にも出来るほどに精通しているらしく、それに憧れての行動。病気とは無縁なほどに健康体。その体質をもってしても姉や母親の毒は強力すぎるのか、何かしらの作用が出てしまうらしい。
母親の体質は【成長はすれど老化しない】という形で遺伝している。
テトロという姉がおり、抱き心地がいいという理由でしょっちゅう引っ付かれ、毒にやられて寄生されていることが多いのだが満更でもないらしい。
常に持ち歩いている好物のシガレットはお気に入りの毒が染み付いたものであり、耐性が無い者が食べると手足のしびれが起きたり、暫く味覚を失う代物。
悪夢を夢食いすることも好むなど、ゲテモノ好きな一面がある。
ベクターやティーベが用いる「異世界の技術」の一部を用いることが出来る。その技術を用いて、触れると使えないはずの技が一日限りで使えるようになる落書きを街のどこかに書き残している。
ティーベの怪力を"必要に応じた身体能力の向上"という形で遺伝している上に格闘術も会得しており、素手の殴り合いでは並みの人間どころか並の格闘タイプでも太刀打ち出来ない。ケンカをした者曰く「ケンカや殴り合いというよりは"素手で殺しに来る"」。
バトル好きで頻繁に訓練場で稽古をしていることが多い。
ティーベには「ポンポン」と呼ばれていたようで、ティーベやベクターといった親しい間柄以外にそう呼ばれると露骨に不機嫌そうにする。馬鹿にされたりナメられることを嫌うが、悪意が無かった場合は説明すれば由とする等、理性的なところもある。
生意気な性格だが褒められると照れるところもあったりと、ただ単に素直では無いだけである。
オカルト的なことが好きな彼にとって、この街は全てが好奇心を満たす遊び場だ。
最近ベクターの手引きにより黎明の鐘とショートストロー拠点を自由に行き来する手段を得た。
トイボックスのデータベース
3
モルヒネ(ウツロイド♀寄り)
【俺はゾンビ映画でゾンビになった仲間を撃たない主人公やその仲間達にイラつくタイプだった。いざ自分が当事者になってからは、そんなシーンは見るのも嫌になった】―確保作戦から生き延びた隊員
【台詞サンプル】
「ここは恐ろしい…でも無理に人と話さなくて良いのは助かる、でも…怒鳴るお客さんは居ない代わりに物騒な人が沢山いるのは、嬉しいとは言えないかな…」
「早くここから出ないと…ドミノさん、あなたの力が必要になる。無事にここを出るためには、お互い協力しないといけない。だから、怪我をしたり、身体を悪くしたときは、私に言ってくださいね」
「ティーベ君、君は普通の生き物じゃないよね…あれだけの毒を受けてもぐったりするなんて普通じゃないよ。もしも戦う事があれば、私が力を出せるようにしてあげるからね…」
「ここは皆頼もしいんです。私は人の身体を弄ることしか出来ないけれど…でもそれが頼もしいと言ってくれるんです」
「ようやく平和な暮らしが出来るって聞いて、これでも嬉しいんですよ。薬屋でもやってみようかな…?」
身長:165cm 体重:50kg
居住地:グラウンド・ゼロ付近
所属:ショートストロー
黎明の鐘・役職:ダイヤ
一人称:私 二人称:~さん ~くん、ちゃん
好き:薬で元気になった人を見る事 かわいいもの
嫌い:争い事全般 敵意のある存在
南区に居住する数少ない一人であり、数少ない正気の住民。
臆病な性格で非好戦的。物静か。
歩くのが苦手なので常に裸足で少し浮遊しているが、重力を受けると陸に揚げられた魚のように可哀相なことになる。
うろついている所をドミノと遭遇し、手を組んで生き延びる道を選んだ。
ティーベと行動を共にすることが多い。
黎明の鐘に出入りできるようになってからは、街の薬屋やアパレルに顔を出すことが多い。薬屋を開こうかと考えている様子。
飛ばされる前の世界では看護士をすることで生活していた。というのも、持ち前の神経毒を調節さえすれば、大抵の死の縁に立たされた者を起き上がらせる事が出来たからだ。毒の濃度によって効能を変える事が出来るのが売りであり、命を奪う毒薬からアドレナリンのような命を救うような薬、果ては夜のお供のような効果まで幅広く調合が可能だ。
加工、調節せずに摂取すると身体能力を極限まで引き上げる他、自由意思を奪い去る危険な神経毒になる。
そんな毒が体中に常に巡っている影響か、身体が老化しても一定周期で若返る体質を持つ。
そんな神経毒が常に手から分泌されるため袖を縛っているのだが、それでも触れるのは危険。手には無数の細やかな棘が生えているのでおさわり厳禁。髪はクラゲの腕のように細やかなトゲがあり、刺激を与えることで刺さる。
髪は触手も兼ねており自由に動くほか、3m程度に伸ばすことが可能。
それでも触れるなら自己責任だが、可愛いものには自分から触りがち。
危険が迫ると、神経毒を大量に分泌することで擬似ヘドロウェーブによる一掃を行う。
南区に飛ばされてからは襲い掛かってくる者に対して毒を打ち込むことでコントロールして身を守っている。戦闘は好まないのだが、住民を従えて南区を闊歩する姿から、意に反して彼女を恐れる声は多い。
ただし、彼女から先制して攻撃を行うことはほぼ無い。
服は澄水性の素材で出来ているためすぐに毒を弾くのだが、分泌される毒が身体を伝ってくるため、下着の類いははいてない。
トイボックスのデータベース
5
ドミノ ムウマージ♂(SH4NTY仕様カラー)
"文明的な生存競争も原始的な生存競争も切り抜けた。今はその中間を生き抜いている"―ドミノの手記
【台詞サンプル】
「元の世界じゃ俺みたいなのは異常な存在やった。でも今は、ホンマなら誰もが普通やと言うモンが全部異常に見えるんや」
「動けば殺す。武器を下ろせ。腹ばいになれ。・・・よし、話せ。妙な気は起こすなよ。まずはお前は何者や」
「子供、女、老人、どんな奴やろうがこの辺りじゃ油断ならへん。武器を持ってる奴は特に。だからこそ少しでも怪しかったら引き金を引く、それがこのイカれた世界で生き抜いていくための新しい常識や」
「話し合いだけでもしないのか、やと?常識的な話や、奴等を見ろ。そこいらで銃を振り回して戦車や装甲車を走り回らせてるような奴等と交渉の余地があるんか?言葉の代わりに弾丸が飛んでくるのがオチやろ。」
「美味しい話には大体裏があるモンや、与えた物よりも多くの利益の得るためのな。お前は有利な位置に立ってるつもりかも知れへんけど思ってるよりこっちはアホちゃうぞ。俺は2回死んだ事あるから殺す殺さへんではビビらん、お前は何か企んでるのはわかっとるんや、全部話せ。でなきゃこの話は無しや。」
「燈とは手を切った。俺らを利用してこの辺りを支配する計画を立てていたみたいやけど、あいにく俺は誰かの下につくつもりは無い。対等な相手にしか俺は交渉はしない。ベクターやったっけか、お前は対等に見える。今のところはな」
ドミノ ムウマージ♂
【MADMAM隊員は"ノーマッド"と呼称】
年齢 25 一人称:俺 二人称:呼び捨て お前
居住地:ショートストロー支配下エリア
所属:ショートストロー リーダー
黎明の鐘(役職:スペード)
175cm 60kg
元々は普通の人間だった経歴を持つ。三回世界を飛び回って今に至る。
黎明の鐘での役職はスペード。島での警護よりは、南に生き残っているスパイクの保護に乗り出したようだ。
魔力や魔法には縁がないため権力を除けば一切の恩恵を受けられないが、スパイク特有の性質は消えておらず十分な脅威となる。
黎明の鐘では人間だった頃の普通の暮らしを取り戻したかのように、街中の飲食店で寛いでいる様子を見かけるようになった。
特殊な装備(黒いリボン)によって本来使えない【癒しの波動】を使うことが可能。
同じ装備を持った者同士での通信が可能だが、今や役に立たない機能だと本人談。
危険察知能力・決断力に優れており、磨かれたサバイバル能力は彼にガラクタから罠や銃等の装備を作れるほどの熟達したクラフトスキルを身に付けさせた。
南区に飛ばされて直ぐに盛大に歓迎されたせいで誰も信用しておらず、北区についての情報は知らない。馴染みのある風景だという理由からオールドオーサカに隠れ家を作って潜伏しているが、最近は拠点を南西に移したようだ。
南で数少ない正常な存在であるモルヒネとティーベと手を組んだ小規模なコミュニティ、ショートストローのリーダーを務める。
銃器の扱いに精通しており、改造、分解、点検をこなす。装甲車のタレットすら改造できてしまう程には腕は確か。
銃器を持った者に対して異様な敵意を向ける為、銃器を持っていると否応無しに攻撃される。マッドマムと会話を試みる前にやたら攻撃するのもこのせい。
技に関してはシャドーボールの扱いにのみ非常に長けており、形を変えたり、技を組み合わせたり、銃から撃ちだす等の手法を用いて戦闘する。
ただし、銃無しだと離れて居れば動いていない相手にも当たらない。
また、防弾性シールドのようなオリジナルの身代わりを用いる。
手が触れる距離まで近寄ると、体内にシャドーボールを発生させて相性を無視した攻撃を用いる。ノーマル以外は致命的な損傷を負うので近寄るほど危険。
戦闘意思がない事を証明できなければ、確実に命を奪おうと行動するようになった。
飛ばされる前の世界ではクチートの想い人が居た。
彼が歩んだ道のりはここから順次→
https://www.pixiv.net/artworks/57760104
日記形式→
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7276727
【経歴】
ドミノは島国で生まれ育った、ごく普通の人間であった。彼の住む国は災害が多く、地震や台風等の災害を身近なものとして成長していく。
ある日、定期的に起こる災害とは一線を画した災害が起き、テレビ越しに非現実的な光景を安全な場所からそれを見ていた時に彼は言い様の無い感情を抱いた。
国のため、人のために尽くすべく軍隊に入る道を選んだ彼は学校を中退して軍に六年間勤め、身の守り方、危険物の取り扱い、戦術、効率的な驚異の排除方法、サバイバルのいろはを学んだ。
これらの技術が始めに活かされたのは、彼が一度目の異世界の扉を潜った先であった。
不思議のダンジョンというものが生成されるその世界では、自分と同じように人間だったと自称するポケモン達が多く存在した。
彼は有志を集め、チームを結成し、崩れていた世界の均衡を取り戻した内の一員として称えられた。一通り役目を終えると何て事はなかったかのように普段の生活へと戻り、時々まるでマンガかアニメのようだと懐かしんだ。
そして彼は再び災害に巻き込まれることになる。新型の感染症が発生したと
聞いたとき、彼の周りはそ知らぬ顔をし、誰もが問題視していなかった中、彼だけは重大な危機感を抱いていた。そして彼が思い浮かべる最悪な想定は、そっくりそのまま現実に投影されることとなった。全世界か、はたまたこの国だけか。そんな心配は、空港や電車、インターネットといったあって当たり前のものが麻痺した中では悪い意味で不要であった。
状況が少しでも改善されていくことを期待したが、所属不明の防護服を着た兵士達が目につく人間を射殺して回っている光景や、よってたかって荷物を持った人間を襲撃するグループを目撃したとき、彼の期待は消えた。敵は病原菌だけではなく、人間にもいる。自分が何をするべきなのか、冬の凍てつく寒さと飢えが頭の中から彼を蝕みつつある中では正常な判断は下せなかった。普段の彼ならコミュニティに足を運び、手を取り合う道を選んだだろう。
だが彼は玩具の銃を改造して殺傷能力があるものに改造し、人に挨拶するような感覚で弾丸を撃ち込んで戦利品を漁る日々を過ごした。救いの手を市民に差し伸べることはなく、訓練で培った射撃の腕を存分にふるった。守る筈の存在に、守るための技術を奪う為に振るうようになった。
順調に思えた彼の新しい生活は、彼の視界外からの狙撃によってあえなく終わりを迎える。
浄化のために雇われた民間軍事会社の被害がここ最近無視出来ないレベルに達していたために警戒が強まっていたからであった。
呼吸が乱れ、視界が歪む。ここまでかと目をつむって目を開けると、彼は再び異世界へと渡っていた。
その世界でも不思議のダンジョンが生成されているらしく、世界中で混乱が起きているという現地民の話を聞き、彼はこの世界に飛ばされたのには意味があると考えた。役目を果たせば元の世界に帰れる一心で、彼は意気込んだ。
というのも、人間の頃の記憶の大半を失っていたのだ。
すぐさまギルドに参加し、情報収集をする為にダンジョンへと赴く。話が通じそうなクチートとその仲間達を見つけ出し、有益な情報はないかと話しかけた。全てを変えてしまう出来事が起こるとは知らずに。
"中立の立場を貫く"とは名ばかりのならず者集団を束ねるクチート。有益な情報と引き換えに名をマウィーレというそのクチートはドミノに提案する。
【うちとお前のギルドを掛け持ちしろ。断ればどうなるかわかるだろう?】
自分の人生を左右する決断をほんの一分でしろというのだ。
彼は思考の末に抵抗するも負傷してしまうが、彼女に対する憎悪の意識が消えることは無かった。確かに施設の使用、情報の入手等の便利な側面はある。しかし、身を置くだけで自分のギルドの情報は垂れ流される上に、まだ新入りの自分がそんな情報を提供したところで出所を探られるのが関の山だろう。
人間の頃の記憶は欠如していたが、彼の体に染み付いた経験はそんな状況下でも冷静さを保たせていた。
必ずマウィーレを何時か殺す。まずは信用を勝ち取る必要があるが、仲間内に掛け持ちを悟られてはならない。その上で世界の問題を解決する糸口を探す。簡単なことではなかったが、不可能ではなかった。
不運だったのは、事態を解決する糸口を掴んだのと同時期に彼が人間の頃につけていた日記を発見してしまうことだった。
元の世界に帰るために奮闘してきたが、元の世界は文明が崩壊してまともに生存するのは難しいという事が読んでとれた。
大きく分ければ人間に戻って潔く終わりを受け入れるのか、仲間を裏切り事態の解決を可能な限り遅れさせ、あわよくば失敗させるのかの究極の選択を迫られることになるが、どの選択肢を選んでも【普通の暮らしは出来ない】という事が共通した。
彼はギルドを裏切り、共に戦禍を潜り抜けた仲間を手にかけ、諸悪の根元である存在の排除を妨害に走ったが、何もかもがもう遅すぎた。体に青い花が咲く不治の病気を患い、人間の頃と全く同じことをしていることに気がついた時にはもう全てがどうでもよくなり、自暴自棄になる中でも寄り添おうとするマウィーレに、彼はいつの間にか特別な感情を抱いていることに気がつく。今思えば何だかんだ言いながらも自分を心配し続けてくれていたのは彼女ではないか。
ドミノは彼女に、自分に対して究極の決断を強いた仕返しも兼ねた最後のお願いをする。どの道助かる手段がないなら、死に方くらいは決めたって問題ない。
【マウィーレ、俺の頭を撃て。無理なら自分でやる。】
身体中に赤い花が咲き誇る様子は、もう先が長くないことを示していた。想いを寄せた人にせめて殺して貰うことこそ、彼の最期の望みであった。銃を手渡そうとする彼の意識は、マウィーレが銃を手に取る前に途絶えた。
次の瞬間、彼はどこか違和感がある見慣れた街にいて、人間の姿に戻っている。怪我も、血も、体中に咲いていた花もない。それどころか以前よりも身体の調子がいい。
だが顔が自分の顔ではなく、以前の姿の特徴を切り出したような姿であることに気がついた。そして今自分が居る静か過ぎる街も、決して平和では無いことを彼は本能で感じ取っていた。まだ見ぬ脅威と戦う必要がある。
彼が居るその街が、空間ごと転移された彼のかつての出身地であるということは誰も知らない。
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