・ヨドベツ アツシ/“ワーカホリック”の“リック”
唯一の『水没車』製造ギルド「ヨドベツ社」の跡取り息子。
『水没車』に限らず機械全般に深い知識を持つが仕事中毒。
バンに『水没車』と自家用車の事故(ただし被害は無し)を起こされ、なんやかんやで無職だったのでギルド「水下街探索事務所」に入る。
ちなみに入る時に少々脅しをかけたのは秘密。
担当は機械整備、『水没車』運転、兵器運用。
・ハナワキ エイジ/“バンダナチャイナ”の“バン”
ギルド「水下街探索事務所」の所長。
深海生物との戦闘を専門にしており、他の事務仕事は苦手なので他に押し付けていた。
水下街探索にてギルドメンバーを一気に失い、失意の中壊れた『水没車』を整備士に持って行ったら事故った(ただし被害は無し)。
リックから脅されるわ勝手に『水没車』改造されるわ何気に踏んだり蹴ったり。
担当は深海生物関連全般。
※『水没車』とは
「ヨドベツ社」開発の水陸両用車。
見た目は普通の車だが、タイヤがなく、陸では常に浮いている。
その下には水が水槽みたいに切り取られており、この部分は入っても何の害もない。ただの見た目だけ。
水中では泡がタイヤ部分にまとわりついている。
※ギルドとは
「ヨドベツ社」のような会社や、「水下街探索事務所」などのサークル的な集まりを、まとめて「ギルド」と呼んでいる。
設立に具体的な条件は無く、国に申請をすれば大体通る。
※水下街とは
リックたちの住む天上街とは別の、眼下に広がる海の中の町の遺跡群。
深海生物という凶暴な生き物が闊歩しており、非常に危険。
だがしかし、地上では手に入らない鉱石や食材、その他もろもろ貴重品の宝庫だったりする。
そのため、「水下街探索事務所」などのギルドに頼んで、宝を求める人は多い。
※天上街とは
水下街の上空、空に浮かぶ巨大な島。ただし、水下街より狭い。
全ての人間がここに住んでいるとされており、他の島などは発見されていない。
(ただ、水下街の探索エリアは広くないので、もしかしたら水下街にも人間は住んでいるかもしれない)
島というよりも大陸がそのまま浮いているといった方が正しいかもしれない。
一つの国家が統治している。
※水生タリスマンとは
想像できるかもしれないけど水中での活動に必要なお守り。
一人一個、水生石という鉱石を加工して作られる。
水生タリスマンは能力を効率的に発動させるよう加工されており、これを所持することで水中でも陸上とあまり変わらない動きが出来るようになる。
※水生石とは
水下街で採取できるもっともポピュラーな鉱石。
内部に淡い水色の液体が溜まって見えるのが特徴。この内部の液体は重力に従う。
周囲に空気のフィールドを展開するという能力を持っており、水下街探索に欠かしてはならないもの。
この水生石のブロックは『水没車』にも使われており、何も加工しない水生石は空気のフィールドを展開する範囲が広い。
なので、対深海生物用の罠などにも使用されている。
※ちなみに
深海生物は陸に上がると死ぬ。原理は不明だが死ぬ。
水生石の空気のフィールドに入っても死ぬので、空気が苦手らしい。
バンは水生石ブロック持ってるけど、これ、ただ単に加工する金が無かっただけです。
あと、リックとかバンとかはギルドネームっていうあだ名制度です
「水下街探索事務所」独特の制度なので他のギルドにはありません
そして奴らお互いにお互いの本名知らないのでリックがヨドベツ社跡取りだってのをバンは知らない。