・サクラ ショータ/“カチューシャライオン”の“ライオ”
この世界の魔法を研究し始めたばっかりの駆け出しの研究者。未成年。
所謂『物語の中の魔法』に憧れて攻撃系の魔法を作りたいと思っている。
その為に必要な材料のほとんどが水下街にあることがわかった為、バンのギルドにお世話になる。
担当は素材の研究、分析、活用。
・“クラゲニンゲン”/“竜宮城の乙姫”の“リュー”
天上街では“クラゲニンゲン”と呼ばれる深海生物の生き残りで神子さん。
“クラゲニンゲン”は人間反対派と和解派に分かれて内部抗争をしていたが、少し前に反対派が勝利、ほとんどの和解派が死に、反対派も結局は人間に駆除された。
彼女は人間とかどうでもよかったので、抗争が収まるまで水下街のお城に一人で隠れていた。
そして何だかんだでバンのギルドに保護されて現在に至る。陸生タリスマン持って陸にも上がる。
担当は深海生物との対話、交渉など。
※魔法とは
天上街で使用される『魔法』は機械を動かすためのもの。
一般的には大気中のエネルギーである『マナ』を、機械の動力部へ流し込むことを魔法と呼んでいる。
しかし物語などでは『魔法』はとてもファンタジックな、例えば炎や水を操ったりするものとして描かれていることが多く、かつての魔法は『そういうもの』だったのではないかという説もある。
ライオはこの説を研究し、かつての魔法(=古代魔法)を復活させることを人生の目標に掲げている。
なお、この説は中二病扱いされており、世間からの風当たりはあんまりよろしくない。
※“クラゲニンゲン”とは
比較的初期に発見された深海生物。意思の疎通の出来る珍しい種類だが、非常に攻撃的というのが通説。しかし遭遇するのは反対派ばかりなのでそれも仕方ない。
体の構成物質のほとんどが水分であり、自由自在に姿を変化させることが出来る。
ちなみに服も体の一部だったりする。
※陸生タリスマンとは
陸生石という天上街原産の鉱石を使ったタリスマン。
例えるならば深海生物用水生タリスマン。水中のように陸上を動ける。
普通、深海生物を運搬する時は、陸生石ブロックを使うので、現存するのはリューの持つもののみ。
※陸生石とは
天上街の湖などに存在する水のフィールドを展開する鉱石。
石の中に茶色の砂のようなものが溜っているのが特徴。この砂は重力に従う。
周囲に水のフィールドを展開するという能力を持っており、家庭でも水道の代わりとして使われている。
あまり知られてはいないが、この陸生石は『水没車』にも使われている。
深海生物捕獲用に所持しているギルドは多く、比較的安価で手に入る。
ちなみに、水下街での対盗賊用兵器などにも使用されており、天上街では一番手に入りやすい鉱石として有名。
・ちなみに。
リューはそもそも人間を知らなかったのでバンたちに会ったときに適当にリックを真似した。
でもリック二人じゃやばいよな、となって男3人で頭をひねった結果リックをベースに女の子になった。
割と煩悩に従って決めたので巨乳。服はリューが巫子服をモデルに適当に真似した。
どうでもいいことだけど“クラゲニンゲン”に性別はないのでリューは気分で性別を変えて楽しく過ごしている。
魔法習熟度(0~100)
バン:60(『水没車』を扱える程度)
リック:100(機械のエキスパート)
ライオ:20(日常生活を何とか送れる程度)
リュー:0(魔法使えない)