SS カイレイ様と食べ物レイヤ「前から思ってたけどさ」
ヨウ「はい」
レイヤ「カイレイ様ってかなりの偏食だよな……」
ヨウ「…………まあ」
ユウ「あれでも食べてくれるようになったんですよ」
ヨウ「あ、姐さんそのりんご……」
レイヤ「ん?」
ユウ「ああ、それじゃダメですね。カイレイ様はその大きさじゃ食べてくれないのでもうちょっと小さくします」
ヨウ「こっちのぶどうもカイレイ様は皮むいてあげないと絶対に食べないので姐さんも皮むき手伝ってください」
レイヤ「甘やかしすぎでは?」
*
レイヤ「カイレイ様がああなのって……もしかして……お前らの育て方が悪いんじゃ……」
ユウ「そ、そんなこと言われても!」
ヨウ「俺たちだって子供なんだからわからないんですよ!」
レイヤ「いやお前ら、前に『俺たちは子供の姿をしているけど実は本当は大人かもしれない……』とかカッコつけて言ってたじゃねえか!!都合の悪い時だけ子供のフリすんじゃねえ!!」
ヨウ「だいたい姐さんだって子供でしょう!15歳の分際で何言ってんすか!」
レイヤ「うるせー!カイレイ様に比べちゃずいぶん大人だ!!」
カイレイ「夜中にはしゃぐな」
「「「すみませんでした」」」