ひとりでホラゲしたらまさかの乱入者が登場人物
・ヒヤ…自称イケボ実況者。最近ハマってることは、アニメのラジオを聴くこと。
・おTさん…低音イケボ。最近は激辛料理にハマってる。
おTさん(以下T)「思ったんだけど」
ヒヤ(以下ヒ)「はい」
T「ヒヤってゲーム下手だよね」
ヒ「……そう、ですか?」
T「殺人鬼にすぐ殺されるし」
ヒ「それはあなたのせいでしょ」
T「前にやったうさぎのゲームも。すぐ死ぬし」
ヒ「まあ、でもあれは難しかったですよ。おTさんが上手かっただけで」
T「かくれんぼもすぐ死ぬし」
ヒ「かくれんぼで死ぬっておかしいですけどね」
T「だから、今回は一人でゲームやって」
ヒ「え?」
T「俺がゲーム用意したから。これひとりでやって」
ヒ「嘘でしょ?」
かくして、とあるホラーゲームを一人で実況することになったヒヤ。
T「夜の学校を徘徊するゲームです」
ヒ「うわ、画面暗っ。え、早速こわい」
T「ちなみに明かりとか無いから」
ヒ「嘘でしょ。ふつう懐中電灯とか持ってますよね」
T「ない」
ヒ「え~めちゃくちゃ暗いじゃん。しかもなんかリアルだなー」
ドンドンドンドン
ヒ「うわなになになに?なんか聴こえた!なんかいたよね、今!」
T「声でか…びっくりした」
ヒ「wwえ、マジで暗すぎて怖い。え、え、待って。なに、なんかいる。これ見付かったらダメ?」
T「死ぬ」
ヒ「しゃがんで。あれ、しゃがめない?いや、しゃがめるね。ゆっくり行こう。よし、よし」
T「おー、いいね」
ヒ「おし、慎重に進もう。大丈夫、いける。いけ「ニャー」
ヒ「えっ!なに?なに!なんか聴こえた!猫?」
T「うちの子だ」
ヒ「びっっっくりした!急にめっちゃ近くで声するから、めっちゃびっくりしたんだけど!はっ!いやあああああああああ!見付かった!死んじゃう!死んじゃう!」
T「走れ。出口はすぐそこだ」
ヒ「いいいいぃぃぃぃやあぁぁぁああああぁああああ!よいしょおおおぉぉぉおおおお!」
T「笑」
ヒ「やった!出れた!走れ走れ。もう二度と来ない!」
T「朝になったら授業あるよ」
ヒ「絶対行かない!」
つづく