イラストを魅せる。護る。究極のイラストSNS。

GALLERIA[ギャレリア]は創作活動を支援する豊富な機能を揃えた創作SNSです。

  • 1 / 1
    しおり
    1 / 1
    しおり
    だからオレを巻き込むな


    今年は台風に襲われることもなく、無事に──とは実は言い難いのだが、それでも無事に──綾薙祭が終わって。
    オープニングセレモニーで盛り上がった熱狂そのまま、大盛況で綾薙祭は幕を下ろした。

    その感動と興奮の余韻に浸る暇もなく、お互いに軽く労っただけで、オレ達はそのあとすぐに控えていた中間試験を迎えた。

    そうして慌ただしかった日々も落ち着き。少しだけ乱入者によるハプニング等も味わいながら、平穏な学園生活をようやく送れいる今現在。


    何故かオレはものすごく逃げ出したい状況に追いやられていた。──しかも自分の部屋で。


    まあ、確かに。ここはオレの部屋であってもオレだけの部屋ではないのだけど。
    それに、あの夏の辺りから、そんな予感はしてたけど。──多分気付いてるのに、気付かれてるなとは思っていたけど──。
    だからって目の前でいちゃついて良いって理由にはならなくね?ならねえよな?

     
    つか、他所でやれよ!

     
    「愁~」

    上機嫌な北原が隣に座る男、愁へと声をかける。それに返事をする訳でもなく、顔を雑誌に──膝の上に載せた──向けたままの愁。

    …………これをいちゃつくと感じるオレも結構キテるなとは思うが、これがいちゃついていないとも言い切れないので仕方がない。……なんでコイツらのそんな事知ってんだろ、オレ。おかしくね?


    全く返事を返さない──なんなら顔さえ向けない──愁にめげることなく、話しかける北原を見て。こいつのメンタルまじですげえよな──と感心しながら、オレは今日これから一緒に出掛けてくれる子猫ちゃんを探していた。急なためか、なかなか予定が合う子が居らず、オレの方がめげそうだった。

    ──この際誰でも良い。オレがこの部屋から出掛けられるなら何でも良い。子猫ちゃんとのデートを諦めたオレは、暇している同級生が居ないか、知ってる連中に手当たり次第メッセージを送る。が。すぐに返ってこないそれに苛立ちながらも──既読もなかなか付かねえし──、こうなったら一人でも口実を見つけて出掛けようと、仕度をするために立ち上がる。と。

    数回のノックの音ともに来訪者が顔を出す。救いの手が差し伸べられた気分になって、そちらを向くと、そこには──。

    「廉いるー?あ、デート中に悪いんだけど、ちょっと第2寮まで来てくんない?」

    「なんだよ、聖。何の用だよ。」

    「いや、俺もわざわざ呼ぶ程でもないと思うんだけどさ~。あいつらがうるさいから。」

    まあ、それなら廉迎えに行くのも俺じゃなくて自分達でしろよって俺的には思うんだけど──と、にこにこ笑ってるようで笑ってない顔で、来訪者である南條が言う。

    こいつさらっと爆弾発言した気がするんだけど、否定もされなかったそれを蒸し返して墓穴を掘りたくなかったオレは聞かなかったフリをする。──うすうすそんな気はしてたが、認めたくねえ時だってあんだろ。

    「マジで何の用だよ、それ。呼び出しといて何もなかったら有罪だからな。……愁、わりい、ちょっと行ってくる」

    どうも南條の迎えに、律儀に応えるようで。北原が立ち上がる。全く分かってねえようだけど、行くのかよ。まあ、どうもteamの呼び出しみたいだし、今となっては何だかんだでそれなりに仲が良い──北原は馴れ合いはしねえって言ってるけど──彼らからとあれば、素直に向かうようで。
    そしてそれを。

    「気を付けていけよ」

    さっきまで反応すらしなかった愁が、わざわざ顔を上げて送り出す。一瞬のことで多分、正面に座ってたオレしか気付いてない──当の本人達を除いて──と思うが、愁が北原の気を引くように腕を引っ張ったのをオレは見た。──いや、見てしまった。

    「愁、すぐ戻ってくるから帰んなよ!」

    そう言って北原は南條と共に慌ただしく出ていった。


    先ほどまで喋ってた人間がいなくなったからか。急に静かになった空間で、オレはしばらく動けずにいた。

    さっきの出来事がかなり衝撃的だったせいで。

    だってあの愁が。
    数分前まで北原が何をしようと気にも留めてなかった愁が。顔さえも向けずにいたあの愁が。──北原がそばを離れる、となった瞬間に見せたあの態度が、かなり意外過ぎて。
    オレはここから逃げ出そうとしてたことも忘れて、つい愁をガン見しちまった。──男をガン見とか──例え幼なじみであっても──、後から考えるとかなり鳥肌もんだけど──。

    多分その衝撃が抜け切らなかったせいだ。つい口を挟んでしまったのは。

    「愁って、もしかして──結構北原のこと好きなのか?」

    言って、オレは慌てて口を塞ぐ。何を言ってんだよオレ。コイツらには関わらねえと決めていたのに──。

    「なんだ、急に。」

    「あー、いや……」

    相手にしてないようで、実はちゃんと聞いていて。北原がほしいときに返事をしてるのも、顔を向けてやってるのも、幾度となくこの部屋で行われてきたことだから──知ってはいたのだが。この幼なじみが案外、ちゃんと恋人として北原廉を扱っていることに。

    あの暑い夏の終わりに。『愁と付き合うことになった』と、何故か北原から報告されたオレは、わざと『 どこに?』と返して、北原を憤慨させていた。“付き合う”がいわゆるそう意味だと、分かった上で分からないフリしてやった。コイツらに巻き込まれたらオレまで悲惨な目に会いそうで。──どうしても避けたかったから。

    それから度々愁がこの部屋を訪れるようになって。オレは関わらねえと心に決めながら、何回かコイツらの痴話喧嘩に巻き込まれていた。──だから、知ってた。愁がちゃんと北原を好きなことも。北原が愁を好きなことも。それをお互いに理解しあっていることも。

    まあ、知ってんのと、実際に目の前で見んのは大分違えんだけど。

    オレが、あのまんま何も言わないことに疑問に思ったのか。愁が眉間にシワを寄せ、こちらを見てくる。

    「あー、何でもねえって、マジで。ちょっと驚いただけだって」

    分からないフリをしたのに、愁と恋人であることを隠そうともせずに、むしろ知ってる体で愁とのことを話しかけてくる北原とは違い。オレはこの幼なじみからは特に何も報告を受けたことはなかった。ただ、今までのことから、知ってはいるのだろうと気付いているなと、気付いていたのだが。──それでも直接的な話をしたことはなかった。まあ、他人の──しかもヤロウのそんな話、聞きたくもない、ってのが本音だが。(勝手に幸せにやってろよ、としか思わねーし。)

    それでも幼なじみのことだ。気にならない訳じゃなかった。ちゃんとうまくやってるのか。少し、──いや、かなり気になっていた。楽しそうに話す北原から、うまくいってんだなと安心していたが。

    愁に色々と聞いてみたくなかった訳でもない。──ただ。自分から話す北原と違って、こっちが聞かない限り話そうともしない愁からわざわざ聞き出すのは、ちょっと嫌だっただけで。そんな風にしたら、“気になってます”、って言ってるようなもんだし。

    「まあ、付き合ってるからな。そりゃそうだろ。」

    オレは答えなくて良いと、そう言ったつもりだったのだが。
    ──だからやだったんだよ。愁とこういうこと話すのは。

    「そうかよ。」

    こうなったらヤケだ。ついでに聞きたかったこと全部聞いちまおう。その方がスッキリすんし、きっと気にならなくなる。北原の落ち込む姿は結構こちらにもクるものがあり(普段のこと考えるとかなりあり得ねえから)、──つい構っちまうから。愁がちゃんと北原を思ってるなら、それを気にする必要もなくなる。はず。だから。

    「前から気になってたんだけど、愁って北原のどこがいいんだよ」
    どうせ北原が帰ってくるまでここに居続ける訳だし、そのあと出掛ければいいと腰を下ろしたオレは、身を乗り出して愁へと尋ねた。その勢いに気をされてか──それとも今まで聞いてこなかったことを聞いてきたことに驚いてか、愁がぱちくりと目を瞬いた。
    それが何故か別の誰かとダブって、珍しいもんを見たなと思ってしまう。──こんな愁、初めて見んじゃね?

    「……どこって。」

    「あんだろ?付き合ってるっつーならよ。」

    別に何だっていいと思う。容姿でも性格でも。愁が北原を好きなのは知ってるけど、ちゃんと言葉で聞いてみたかっただけだから。どんなとこに惹かれたのか、愁の口からちゃんと語ってほしかった。
     
    「……顔?」

    と、愁が首をかしげながら答える。
    ──確かに何でもいいって思ったが、それは、え、

    「まじ?愁ああいうのがタイプなのかよ???」

    あんま想像できねえんだけど。顔ってことは容姿に惹かれたってことだろ?あの愁が?──つか、疑問系ってどういうことだよ!

    「いや、別にそういう訳じゃねえ。整ってるなとは思うけど」

    それとこれは別だろ?──そう言った愁の顔は、かなり楽しそうなものだった。なんとなく。おちょくられてるんじゃねえかって、気もしなくもねえけど。

    「…………じゃあどういう意味だよ?」

    北原廉のような顔が好みだった訳ではないならどういう意味なのか。
    顔がタイプだったなんて意外すぎる回答でなかった事に少しだけ安堵を覚えながら、そう答えた意図を尋ねる。

    「あいつのころころ変わる表情、結構面白えからな。そういうところが、良いなって思う。」

    少しだけ、考えた後で。そうやって愁が答えた。
    ──その顔は、あまりにも柔らかく。

    「だから色んな表情してるあいつを見てえなって思う」

    目を細め、愁が笑う。もう既にお腹いっぱいであった俺は──何にとは言わないが──、止めようと手を挙げかけるが。その前に、愁が思い出したように──意図したように──付け加える。

    「あとはあの意思の強そうな目だな。ぎらぎらとまっすぐ前だけを見つめるあの目」

    ──それ、は。
    それは多分、愁にだけ向けていた目だ。あの暑い夏の時に。いや、それから最近も真剣な時は確かにそんな表情するようになっていたけれども。

    知りたいって思ったけど。これは。──オレ、墓穴を掘ったんじゃね?やっぱり。

    「──へ、へえ。オレてっきり愁はそこまで眼中になかったと思ってたんだけど」

    あのときの北原廉のやる気が、この男を更に熱くはさせていたけど。でもそれはきっかけに過ぎず。愁の中で残り続ける程だったなんて、誰が思うだろうか。いや、思わなくない?

    「そうか?俺は結構目にしてたからな。あの目がこっち向いてんの。」

    何でもないことのように言う愁だけど、ちょっとだけ口角が上がっている。これは、お前だって知ってんだろ、って顔だ。──いや、オレは幼馴染がどんな表情したって読み取れる訳じゃねえんだけど──。

    つまり、愁が北原に興味持ったきっかけはあそこ、という訳か。──なんか、お互いがお互いにミイラ取りがミイラになったような感じじゃね?それ。

    「そうかよ。」

    これ以上聞いたとこで、ノロケ聞かされてるようになんじゃね?──と、思ったオレは。北原が戻って来る前に、ここを出ることにした。

    「出掛けんのか?」

    急に立ち上がったオレにそう声をかけてくる愁。勝手に話切り上げても気にしねえのが愁らしいっちゃ愁らしいが、その目が笑ってるのをオレは見てしまった。──逃げ出そうとしてんのモロバレじゃねえか。まじかよ。

    「これ以上愁のノロケ聞きたくねえもん。お前らがちゃんと仲良いならそれで別に良いし。──つか、金輪際オレを巻き込むんじゃねえ、っつーの。」

    「聞いてきたのはお前だろ。」

    呆れたとでも言うような愁の声。
    そうだよ、墓穴掘ったのはオレだよ!!

    「だから。予想以上だったんだよ。そんなに好きならちゃんと大事にしろよ」
    「してんだろ」

     間髪入れずに、即答する愁。そりゃ確かに?ここぞという時の場面では、そりゃもう分かりやすい程、懐の深さ発揮してんのは知ってるけどよ。──基本的には、お前、亭主関白じゃねえか。
    んな堂々と答えるっつーならよ。

    「じゃあ、オレを巻き込むんじゃねえ!」

    つい最近。かなり派手に──それこそオレだけじゃなく南條や月皇まで巻き込んで──喧嘩しといて、よく言うぜ。

    「………………俺は頼んでねえ」

    お、珍しく愁がそっぽを向いた。その拗ね方が一瞬どっかの誰かとダブったが──気にすることなく、俺は部屋を出ようとする。あれはどっちかというと北原にも問題がなかった訳じゃねえが──そのあと意固地になってた愁も愁だしよ。

    「北原には夕飯前に帰るって伝えといて。それまでなら愁を連れ込んでても良いからよ」

    その言葉に、手を上げるだけで答える愁を見やって、オレはドアノブに手を掛ける。──愁のが分が悪いなんて、久々なので何となく気分が良い。その気持ちのまんま出掛けられるって思ったのに。

    開いたドアの向こう側へと出た瞬間。愁の声が聞こえた。


    「あいつのこと、いつもありがとな。」


    閉まる扉の向こう側で、柔らかく笑う愁が目に入り。

    ──だから。

    オレを巻き込むんじゃねえってまじで!!

    思わず廊下の真ん中で頭を抱え、しゃがみ込んでしまったオレは、傍を通りかかった申渡が声をかけてくるまでそこで蹲っていた。










    ※どうでもいい続き

    「何をしてるんですか?」

    寮の廊下の、しかも自室のドア前で、蹲ってしばらく。(多分、30分くらい?)
    虎石くん、新手の練習方法ですか?──と更に付け加えられたを受け、オレはようやく顔を上げる。
    ──その落ち着いた同級生の声に救いを求めて。

    「さわたり~……」

    完全に涙声のオレに、訝しそうな顔をしながらも、律儀にしゃがみ込んでくれる申渡。

    「どうかしましたか?」

    ──優しい。結構腹黒いところもあるけど、この参謀は基本優しい。まじでありがてえ。

    「オレ、部屋変わりたいかもしんない……」

    「それは……難しそうですが、1日、2日程度でしたら、誰かしらかが乗ってくれそうですね。卯川辺りとか。」

    「確かに……いやでもオレと?──あの犬押し付けたらだめかな……」

    「とても難しい問題ですね……取り敢えず、お話くらいは聞きますので、食堂の方へ行きましょう」

    そう申渡に促され、やっとオレは立ち上がれた。


    結局。申渡に淹れてもらったおいしいお茶を飲んで(何でも経験値上げでこの間習いに行ったらしい)、一息つけたオレは。差し当たりない程度に、同室の愚痴を聞いてもらうこととなった。
    申渡まじでいい奴だよな……本当にありがてえ。
    紫帆 Link Message Mute
    2023/04/27 5:27:15

    だからオレを巻き込むな

    弁当シリーズ エピローグ
    虎石視点

    ※ピクブラにも同じ奴が上がってます。

    取り敢えず、一旦、シリーズの区切りのお話。
    おまけがまだ幾つかありまして、シリーズの続き的な話もありますので、そちらもまた上げていきたいです。

    シリーズ通してで恐縮ですが、お読みいただけてるだけでとても感謝しております。誠にありがとうございます。


    #愁廉

    more...
    作者が共有を許可していません Love ステキと思ったらハートを送ろう!ログイン不要です。ログインするとハートをカスタマイズできます。
    200 reply
    転載
    NG
    クレジット非表示
    NG
    商用利用
    NG
    改変
    NG
    ライセンス改変
    NG
    保存閲覧
    NG
    URLの共有
    NG
    模写・トレース
    NG
    • 空閑って廉には冷たいよね弁当シリーズのプロローグ(※支部からの転載)
      南條視点です。
      支部で上げてた際にあった廉視点とは分けました。

      支部に上げてたときもそうなのですが、はっちの名前ミスってたので直しました。誠に申し訳ありません。


      #愁廉
      紫帆
    • 空っぽの月曜日弁当シリーズ5作目

      れんれんが逃げ出した後の愁視点
      最後のページは、おまけの那雪視点

      ※支部からの転載。
      支部に上げたシリーズの最新分です。



      #愁廉
      紫帆
    • だから、もう一度──手を洗って待ってろ

      弁当シリーズ2作目。(※支部からの転載)
      北原視点。最後のページだけ虎石視点です。

      支部と違って北原視点分でまとめてあります。
      また、支部に上げてたとき、はっちの名前ミスったままでした。誠に申し訳ないです。


      #愁廉
      紫帆
    • 自覚してないってそんな事ある?弁当シリーズ4作目(支部からの移転)
      南條視点。最後のページのみ北原視点。


      #愁廉
      紫帆
    • あの夏の続き弁当シリーズ3作目
      愁視点(支部からの転載)
      最後のページのみ虎石視点


      #愁廉
      紫帆
    • 空閑は訪ねる直前過ぎるのですが、明日1/28 スタステ13に愁廉で参加いたします。

      サークルスペースは【東4 セ37b】で、
      サークル名は【硝子玉】です。

      新刊は半分くらいWeb再録の弁当シリーズ続編の話をまとめたものです。
      ここに上がってる愁くん宅訪問話と今回上げた廉のマンション訪ねる話を加筆して収録してます。

      また、移転先ですが、Twitter(X)にも描きましたが、下記の個人サイトになってます。
      愁廉についてはまだ移転途中です。そのうち整えて行きます。

      移転先: https://plus.fm-p.jp/u/onigri1024



      ここでの更新は今回限りとなります。
      この話も悩んだのですが、一度Webオンリーにて公開してた話であること、お知らせも兼ねた何かを置きたかったこと、それらの理由でこのお話まではここに上げておきます。
      たまに覗くとカウンターが回っているので読んでいただけてるのであれば嬉しい限りですが、今後は更新しませんので何卒よろしくお願いいたします。

      もう少しだけ残しておく予定です。

      いつもお読みいただき、感謝感謝です。
      誠にありがとうございました。


      #愁廉
      紫帆
    • 開演前 放課後、レッスン室にて弁当シリーズの序章
      まだ育成枠を競ってた頃の二人
      ページ切替で視点が変わります。

      「君と一緒に弁当を」の序章にあたるお話です。
      以前、支部に上げてたものを本に収録するにあたって加筆訂正しました。(全文公開)

      イベント、ありがとうございました。
      直前でTwitter(X)上で告知を行ったため、こちらには特に続報載せなかったのですが、今更ですが上げておきます。
      通販もそっちで情報載せてしまったので、恐縮ですが、ご入り用でしたら、Twitter(X)をご参照くださいませ。
      またしばらくの間、空けておきます。


      お知らせにも記載した通り、移転先が決まり次第、こちらからは撤退の予定です。
      移転してもしばらくは残しておく予定です。

      今後の予定の第一報や移転先等へのアクセスの入り口は、Twitter(X)を予定してます。一応まだ動いてるうちはあそこにいます……

      アカウント名はあっとまーくの後ろに
      【14februaryyy】を付けてお探しください。

      名前はここと同じ【紫帆】でやってます。

      日常ツイ多めなので、情報だけほしい場合はここからのが良いかもしれません……
      移転先の話は書きに来ますので……


      ではでは、いつもお読みいただき感謝感謝です。
      誠にありがとうございます。


      #愁廉
      紫帆
    • お知らせ8月27日 TOKYO FES Aug.2023内の
      星春★スターステップ 12 に、
      サークル【硝子玉】で参加します。
      サークルスペースは【東5ホール ノ57b】です。

      当日は弁当シリーズをまとめた本を頒布予定です。
      文庫本300pカバー付き(あれば)で、値段は1000~1500円辺りで考えています。
      内容は、プロローグからおまけまでの収録で、最近こちらで上げたお宅訪問話は入りません。あと他に今回の書き下ろしが2本、今は非公開の以前公開してたお話1本が入ってます。

      当日ご参加される場合は、よろしくお願いいたします。


      ピクブラのことがあり、少し色々考えてまして、
      今後、公開場所を変える予定です。
      ちょっと色々思うところがありまして、こちらもそのうち取り下げるつもりです……
      (しばらくは置いておきますが)

      以上となりますが、よろしくお願いいたします。


      #愁廉
      紫帆
    • 北原廉のお宅訪問in空閑家弁当シリーズの続編第一弾です。
      空閑視点です。
      2ページ目はおまけで、虎石視点となってます。
      (※ピクブラより転載)

      タイトル通り空閑家を訪問するれんれんの話です。視点はくがくんですが。夏休み前の約束通り、一緒に課題をするために北原が空閑家へとやって来ます。

      4月のWebオンリーにも掲載していた作品です。上記にあるようにピクブラから持ってきました。
      当時、お読みくださった方、誠にありがとうございます。
      Webオンリー時は省略いたしました虎石視点のおまけを追加してあります。
      そちらもお読みくださると幸いです。

      いつもお読みくださり、誠にありがとうございます。感謝感謝です。


      #愁廉
      紫帆
    • おまけ詰め合わせ弁当シリーズのおまけ話
      南條視点→月皇視点→北原視点
      ページ切替で視点が切り替わるようになってます。

      ピクブラにはバラバラと上げましたが、同じ題材なので、こちらではまとめて上げときます。
      三期五幕ネタです。本編の裏でこういうことがあったら良いなってのと、空閑くんに大分夢見たような内容です。

      先日はスペースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。それでだと思っているのですが、ぽつぽつお読みいただけてるようで、とてもありがたいです。

      お読みくださり、誠にありがとうございます。感謝感謝です。


      #愁廉
      紫帆
    • 名前を付ける弁当シリーズ9作目
      空閑視点→北原視点
      前回同様、視点はページで区切ってあります。
      最後はおまけで、北原視点です。

      ※ピクブラにも同じ奴が上がってます。


      おまけはちょっとだけ、今は見れない箱ネタに触れてます(絵だけならアニメでも出てきますが)。あそこはどうしても愁廉としては拾っとかないと、と思いまして。あとドラマCDの打ち上げパーティーネタにもほんの少しだけ触れてます。打ち上げパーティーでの愁くんの当時の廉への評を聞くと、ゴーヤジュースが本当に友情の証になるので不思議です(※個人の見解です。)とても愁廉でした、ありがとうございます。


      #愁廉
      紫帆
    • この関係に弁当シリーズ8作目
      空閑視点→北原視点
      (視点はページにて区切ってあります)

      ※ピクブラにも同じ奴が上がってます

      #愁廉
      紫帆
    • 空閑愁の独白弁当シリーズ7作目
      空閑くんの独白

      ※ピクブラにも同じ奴が上がってます

      #愁廉
      紫帆
    • 消えない残像弁当シリーズ6作目
      北原視点です。

      ピクブラに上げてるのと同じ奴です。
      こっち側には途中までしか上げてなかったので、ちまちま上げていこうと思います。放置しててすみません ……

      #愁廉
      紫帆
    CONNECT この作品とコネクトしている作品