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    卯の花腐し
    雨が降っている。伊達への返書を抱えて転がるように左近が出て行くと、多言を好まない三成と二人きりになった屋敷には最早雨音以外聞こえない筈だった。

    『お前も折れることなんてあるんだな。』
    「煩いぞ徳川。」

    戸が広く開くという理由だけで宛がわれた屋敷の中でも最大の居室を十二分に持て余しながら、吉継は中庭を臨む障子の隣で幾度となく読み返してきた為政に関する書物を開いていた。それを覗き込むように体の全てを半透明にした家康が肩に乗る。重さを感じないながらもその行動が鬱陶しいと感じた吉継は書から目を離さないまま左手で退くよう合図を出すが、家康は見えなかった体で無視をした。
    『あんなに三成と死にたがってたお前がまさか伊達に下ってまで二人と生きる道を選ぶとは意外だと思ってな。』
    「ぬし……われらとはここでようやく再会したと宣っておった筈。」
    『ん? ああそうだったな。』
    「ぬしの本性は狸より性が悪い……。」
    苦虫を奥歯で噛み潰したように表情を歪ませた吉継を見て、家康は生前通りの快活な笑顔でふわりと宙に浮かぶ。病の悪化で視界が狭まってきている吉継ではあったが、人とは違うその動きの滑らかさをつい目で追ってしまう。そうすると全身の部分部分だけが仄かな黄に照る輪郭で出来た家康と目を合わせる羽目になり、毎度毎度深い溜息を吐くことになってしまった。
    「三成は佐和山に戻る。伊達は恙なく天下を治むる。もうこれで良かろ、早よに成仏せよ。」
    『うーん、後もう少しだけ見届けさせてくれ。秀吉殿と半兵衛殿にお会いした際にその辺りを咎められるとワシも辛いのでな。』
    「太閤と賢人がぬしのようにのろのろと現に留まっておる訳が無かろ。」
    『ははっ、それもそうかも知れないな!』
    笑ってはいるが自分の言葉を聞き入れた訳でも無いのが同時に知れて、吉継は呆れた仕草でこめかみを親指で押さえる。家康はくるくると器用に背面から縦に回りながらまた吉継の肩の上に顔を乗せた。
    『まあそう細かいこと言うなよ刑部。ワシもようやく自由になれたんだ、次の世までの猶予ぐらい存分に味わいたいんだ。』
    「ぬしを殺した三成の傍に憑くのがぬしの自由か? 死んでからも絆される男よなぬしは。」
    『ワシが憑いてるのはお前だぞ刑部。何せ三成は隣に居ても も全然気付いてくれないからな!』
    「あれはわれと違い此岸しか見えぬ目ぞ、当然であろ。」
    『ああ、だから感謝してるぞ刑部。お前が居てくれて本当に良かった。』
    これもまた生前と変わらない様子で微笑むので吉継はぞっとする。死して怨霊に近しい身となっても保たれる善性など古今東西の妖かし語りにもついぞ無い。却ってこの男の底抜けさを知らしめているその様子は、初対面から抱き続けていた気味の悪さを常に日毎更新し続けていた。
    「蜻蛉はまだ帰って来ぬのか。」
    救いを求め嘆くように吉継が言えば、空中であぐらをかいて両腕を胸の前に組んでいた家康はこてんと首を傾げて告げる。
    『忠勝なら天下平定が成った時に成仏したぞ?』
    「……主たるぬしを置いてか? あの精忠無二がか?」
    『死んでからも忠義を尽くすとは言ってくれたが流石に冥土へまでは連れて行けないからな。先に生まれ変わって覚えてたなら墓にでも参ってくれと言ったら泣いてたよ、まさか泣かれるとは思わなかったがなあ。』
    「ぬしが冥土に行く訳が無かろ。噂に拠れば三河の民は未だに竜より狸を好いておるぞ。」
    『おっ、その辺りは三成と同じだな! まあ三河の皆は強いからな、ワシが居なくとも商売上手にやっていくさ。』
    「抜け目無いの間違いであろ……。」
    死ぬ前からお喋りな男ではあったが、話す相手が自分しか居ないせいか余計に煩く思える。読書を諦めた吉継は深い深い溜息をついて、脇息代わりの行李に両の腕を投げ出して身を任せた。
    吉継は顔よりも一寸ほど上に居る家康を少し顎を上げて見上げる。手で掬い上げた水のように向こう側の朽ちた土壁が透けて見える家康は紛うこと無き彼岸の存在であった。生前の人望からすればそれはもう手厚く丁重に深い哀悼の意を以って正しく葬られただろうに、何の因果か未練かは知らないが未だに此岸を彷徨っている。とあらば弔った者達が報われないことが分からぬ程には鈍感な男では無いことを、大軍の豊臣の中でも三成を介して最も近くに居た吉継は一番よく分かっていた。山を穢すと祟られると言ったのは確かに自分ではあるがこんな祟られ方とは思わなんだ、と考えていると吉継が黙り込んだ分黙っていた家康が不意に口を開いた。
    『刑部、お前もワシが冥土に行くと思わないのか?』
    「ぬしはまず賽の河原に行くべきよな。われらから疾くと離れよ。」
    『自分の葬儀を初めて見たんだが、みな口々にワシが浄土へ行ける行く行くべきだと言っていてな。結局天下泰平すら成し遂げられなかったワシは甘言で万民を死に追いやっただけの大罪人だと思うんだが。』
    大して悩んでない様に聞かせながらもその実あまりにも重すぎる艱苦を隠した声色。複雑怪奇極まるその内面を一言で察した吉継だったが、最早指摘することすら億劫であるので渋々ながら家康の望み通り主とした返答を避け、わざと枝葉に寄る。
    「初めてとは笑わせる、まず自らの葬儀を見ること自体が正気の沙汰では無いぞ。」
    『そうか? でもまず気が付いたのがそこだったからなあ。』
    「はぁぬしはぬしの葬儀の時に目覚めたと。せん立っての話と随分違うが?」
    『まあそう細かいこと言うなよ刑部。』
    「ぬしのその笑みに騙された者が今の話を知ったら失望に打ち震えるであろうな、三河の大狸よ。」
    手厳しいなと少しも堪えていない笑みで家康が応えると、辟易とした表情を隠しもせず吉継は頬骨に指を当て上体を起こす。すいと位置を下げていた家康は鼻先が触れ合いそうな距離にまで近付いていた。
    「喜べ徳川、ぬしは紛れもなく浄土行きよ。」
    『え、さっきまでお前ワシは冥土に行くと』
    「冥土にころり堕ちるはぬしではなくわれよ。ぬしは精々浄土にて至福の時を永久に過ごすが良い。」
    『それはどういう意味だ、お前の話は難しくて分からん。』
    「ぬしと同じ処へなど真っ平御免と言うておるのよ。」
    『へえ、なら三成はどうなんだ? 左近は?』
    「あれらに彼岸は似合わぬ。蜻蛉や太閤らと同じように即輪廻よ、テンセイよ。」
    『じゃあ何でお前とワシだけ向こうに残るんだ?』
    「ぬしとわれは三成の来世に必要ないからよ。」
    しばらく吉継は家康と見つめ合っていた。いつぞやに見た体から放たれた気と同じ色をしたかつての同僚は、出会った頃から何ら変わらない温和な表情でそこにあった。何故これが成仏出来なんだか。その理由を薄々解してはいた吉継ではあったが、それを認めるのは何だか腹立たしいため、残り短い人生ながらもそれを絶対に口にはすまいという強い決意をこの時固めたのだった。
    やがて家康は笑い、また身を伸ばして背面で一回転する。刑部、と朗らかに呼びかける声は正に太陽そのものであり、元より溌剌を好まない吉継は先にも増してより気疎い気分になった。
    『もし生まれ変わることが出来たなら、ワシとお前は再び三成に巡り会えると思ってるのか! お前も大層な夢を見る男だな!』
    「……ぬしのその皮肉さが豊臣の頃にあったのならば、われも躍起になってまでぬしを遠ざけはせなんだが。」
    『フフフ、それは無理な相談だな刑部。ワシのこれは死なねば言えぬ言葉だ。』
    「絆絆と煩い男ではあったが、実のところは絆された四つ足とは傑作よなケッサク。」
    『あっははは! だからこそワシには十万の皆がついて来てくれたんだ、建前も突き通せば真だぞ?』
    嫌味もここまで真正面から押し返されればいっそ清々しい。この世で最も未練から懸け離れていると思っていた男のとんでもない不幸を舌先で転がしながら、やれ三成に次いで退屈せぬことよなと吉継は投げ出していた本を手に取った。
    雨はまだ降り続いている。


    おまけ
    刑部、お化けの家康と再会する



    「めっっっっっっっっっっっっっちゃ今更な話ししてイイっすか? ここオバケ屋敷じゃないっスか!?!!!??!!!??!!!??!」
    「今更何を申すかぬしは。われはそれが望みでこの屋敷をぬしが見付けたと思うたのだが。」
    「おばけやしき……? 刑部、何かの罠なのか?」
    「いや罠の類では無いぞ三成。そうさな……そこなる左がぬしの次に苦手としておるものよ。」
    「私が苦手とはどういう意味だ左近、逃言は許可しない。」
    「ぎょーぶさんオレそれめっちゃとばっちりなんスけど!?!?」ガタン

    「……い、今の聞こえました?」
    「なあに大方鼠が騒いだ程度であろ、左腕に近し男の名が聞いて呆れ」ガタガタガタガタンッ

    「賊か。」
    「待て三成、今はわれらの方が賊よ。穏便に行けるのであれば穏便に行くべき。ここは一つ、われに任せよ。」
    「いやこのウチに刑部さんってかえって雰囲気出過ぎでマズいんじゃないッスかね……??」
    「何か言うたか左近。」
    「いっ、いや何でもないっすよーなんでもー。」
    「しかし音のする方は昼に何者も居ないことを三人で確認した筈だ。」
    「そそそそそそそうっすよ! だ、だから別にぎょーぶさんでも誰でも見に行く必要無いって言うか、その、」ゴッ ブオン

    「……浮いたな。」
    「浮きましたね……。」キィン バシッ ドッ
    「? 何が浮いっ三成!!」
    「ああ三成様待って待って待って置いてかないで下さい!!」ドタバタドタバタ バタン ガタン バッ


    「……何も居ない。」
    「ちょ、ちょっと三成様邪魔だったからって襖切るのはどうかと……」
    「ぬしらのそれにはほとほと困ったも、の、」
    『……お前たち、もしかして遂にワシが―――』バッシャアアアアン

    「ちょ……ちょっと刑部さん!?!!!?? 今のオレまじ紙一重も一重ですからね?!???!!!!? 二度とやんないで下さいよ!!!???!!??!!!!!?!」
    「どうした刑部、お前らしくもない。」
    「……ちと、この室から離れられるか両人よ?」
    「!! 何か居たのか刑部! 案ずるな、直ぐに斬滅して終焉だ!!」
    「ああ、ああ、ぬしは話が纏まらなくなるからよい。左近、ぬしの勘は正しかった。対処するに一先ず三成と共に隣の部屋に入りやれ入りやれ。」
    「エッ、じゃあここってマジもんの……」ガッ グワッ
    「左近! 何をする離せ!!」
    「いいから三成様おばけは切れないんです早くこっち来て早く早く!!」
    「ぎょ、刑部、貴様一人で何をするつもりだ!!」
    「ぬしが思っておるようなことにはならぬゆえ安心せよ三成。われはすぐに戻る。」
    「ぎょ、刑部、ぎょうぶー!!!」ズルズルズルズル

    「…………さて。」スッ
    『あっ。』
    「…………………………………………………」
    『……………………………』

    「……色々問いたいことは無きにしもあらずだが、即刻去ね。死したぬしの顔を見る程われらも暇では無いわ。」
    『そう冷たいこと言うなよ刑部、ワシとお前の仲だろう。』
    「どの面を下げてそれを宣うのか、ぬしのせいでどれ程の歯車が狂ったか。」
    『でも歯車が狂った結果、お前たちは豊臣から離れ自由を生きている。ワシはいつまで経っても死んだままだ。それでは駄目か?』
    「……全てぬしのせいぞ。」
    『三成はともかく、お前は大して思ってないだろそんなこと。』
    「ぬしは相変わらず最初から最期まで腹が立つ。」
    『安心しろ、ワシが見えるのは恐らくお前だけだ。言葉を交わせるのもお前だけだ。』
    「何故そう言い切れる?」
    『お前たちの前に色々と会いに行ったんだが誰にも気付かれなくてな。ああでも、何故か片倉殿だけは気配だけ感じていたみたいでな、中々に寂しいものだったよ。』
    「われの目にはこれほどにまでなくはっきり見えておるが。」
    『本当か!? いやでも不思議だな、まさかお前にだけは見えてるなんて……』
    「われは墓穴に片脚どころか両脚を突っ込んでいる身の上ゆえな。この目も盲しいてからが本領よ。」
    『それは心強いな。』
    「……何故ぬしがここに居る。骸は三河に戻った筈であろ?」
    『ワシもよく分からないんだ。ただお前たちがこの屋敷に住もうとしていたからワシもと思って入ったら、不審な輩が居たので取り敢えずとっちめてたんだが……。』
    「今のぬしほど不審な輩も居らぬと言うのにな。」
    『そう言うなよ刑部。でもほら、さっきまでの奴らも何処かへ行ったみたいだし、少しは住みやすくなったんじゃないか?』
    「そうかそうか、ならば早々に去ね。ぬしが憑くべきはわれらでは無かろう。」
    『じゃあ誰なんだ?』
    「ぬしの交友などわれが知るか。」
    『独眼竜、元親、直虎殿……思いつく限りの宛は当たったんだが気付いたのはお前だけなんだ刑部。これも何かの縁だと思って』
    「絆とやらに殉じたぬしが死してはそれに救われぬか、悲劇よなヒゲキ。」
    『ワシは別に自分自身が救われる為に絆を掲げていた訳では無いぞ、刑部。』
    「……ぬしのそれはほんに気味が悪い。早晩左近に塩を買いに行かせねばな。」
    『塩か? ワシは味噌の方が好きだな!』
    「金吾でもあるまいし、ぬしに食べさせる飯など無いわ。」
    『この体で飯が必要だと思ってるなんて、面白いなお前は。』
    「……祓いの手筈は何処にやったか……。」


    蓑虫@諸々準備中 Link Message Mute
    2018/11/13 2:40:44

    卯の花腐し

    ※4小説・西凶丁半編ED後前提 ※家康がお化け ※CP未満の筈
    ネタバレして申し訳ないんですが、刑部が生きてて家康が死んでる展開を中々見なかったので感情のままに書き殴りました
    確か西凶丁半EDって秋ぐらいだったよな……と題名考えてる最中に読み直したら、島津のじっちゃまが『夏はまだ先』って言ってるし、そもそも関ヶ原やったと思ったらやってなかった(4で言うなら小牧長久手だった)ので「もしかして初夏ぐらい……??」となってこの題名になりました 「うのはなくたし」と読みます
    #戦国BASARA #BSR #大谷吉継 #徳川家康

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    • 逸るか添うか 幸か不幸か※4家康ドラマルート準拠 ※欠損他暴力描写 ※豊臣・徳川以外の滅亡 ※刑部の経歴捏造
      好きなルートに好きなものブチ込んだ結果です。達成感が凄い。家吉かと言われると難しいけど家吉です(いつもの)
      2/3追記:この話の小ネタとか書いてる最中のあれこれまとめ→https://privatter.net/p/4225799

      2/3(日)ComicCity福岡48に参加します。この話を含めたWeb再録3本+書き下ろしの小説本と学バサの突発コピー本です。詳しくは→https://galleria.emotionflow.com/69491/480839.html

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #石田三成 #島左近
      蓑虫@諸々準備中
    • 妬め、嫉め、滅に順え※病み権現 ※各種描写注意(主に暴力・流血・欠損) ※推しの不登場・ナレ死・展開キメラ注意
      家→吉(→)三で3軸関ヶ原 伊達・長曾我部もちょっと出ます

      3軸で『もし家康が元々刑部と仲良かったら』ってことで書き始めたんですけど、書いてる内に家→吉(→)三の片想いを拗らせすぎた感じになってしまいました マジゴメン家康
      裏テーマは地味に『信長・秀吉と同じことをする家康』です 俺の関ヶ原はこれや(火炎瓶を投げながら)

      #戦国BASARA  #BSR  #家吉  #徳川家康  #大谷吉継  #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 悔恨、それから※3三成青ED後前提 ※欠損表現注意 ※推しのナレ死・展開キメラ注意 ※伊達がちょっと格好悪いかも知れない注意
      『三成と忠勝の話書きたいな〜』と思ってたら何か壮大な話になってしまったみが凄い ぶっちゃけ最初と最後が書きたかったってのは秘密やぞ
      書いてて思ったんですけど私が考える三成ちょっと薄情すぎやしないか……後なんか筆頭が被害者過ぎて申し訳無い……この後何だかんだ言って三成と距離保ちつつ良い仲になると思う……ラスパの逆版みたいな感じで……

      #戦国BASARA #石田三成 #本多忠勝 #長曾我部元親 #伊達政宗 #真田幸村 #片倉小十郎
      蓑虫@諸々準備中
    • 牽強付会学バサ:家(→)吉(→三)
      刑部が三成を好き(Like)な事を知ってて本人に警告する家康と、意味が全く分からない刑部の話。学バサの家康はサイコパスなんだかまともなんだか分かんないのヤバいっすね……今後この二人の絡みがあるかどうか分かりませんけど……無いな多分……。
      3か4話で刑部が家康にあっさり話し掛けたのと、伊達や真田には選挙活動するのに刑部にはやらなかったなっていうのが捻じ曲がった形でくっついた結果だったりします。
      #学園BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #学バサ #戦国BASARA #BSR
      蓑虫@諸々準備中
    • 或る秋の日BSR:CP未満の家吉
      これ本当は豊臣天下統一後の薄暗い家吉になる筈だったんですけど、咎狂(舞バサ咎狂わし絆)があまりにもしんどかったので普通に傘下期で仲良くしてる家康と刑部の話になりました。CP味は無いつもりだけど念の為タグ入れ。
      咎狂マジしんどい……しんどいけど家吉担的には超絶燃料なのでみんな見て……家康対刑部戦大体いつも私が言ってる家吉像を5000倍ヤバくした奴なんで是非見て……BSR君裾野広過ぎかよ……
      #戦国BASARA #BSR #家吉 #吉家 #徳川家康 #大谷吉継 #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 風下る いちしの花は いなのみのBSR:バトパ想定家+吉
      バトパ絵巻家康編で三成を『救いたかった』って言う家康は、じゃあ刑部に対してどうだったのかという想定に想定を重ねた謎話 一番難しかったのは題名(何故なのか)
      関ヶ原ストではまだ言ってない(言わない?)ので今後どうなるか楽しみです って言うか関ヶ原スト追加あんのかな……(現在イベ2戦目開催中)

      #戦国BASARA #大谷吉継 #徳川家康 #BSR
      蓑虫@諸々準備中
    • 小指を断つ/繋ぐ※損傷・欠損注意 家康が豊臣に帰順したばかりの時期かつ原作ではない世界線
      というか家康の小指が吹っ飛んだ世界線で刑部がどうだったかという題名そのままの話。ただの趣味です。
      ぶっちゃけ最後まで読んで頂けると分かるんですけど、これで家吉のつもりなんですよ私……エピローグ完全に三吉じゃんとは自分でも思います。でも家吉です(圧)
      何て言うんすか……刑部身内激甘男なんで滅茶苦茶優しい(完全無意識)のに、所詮豊臣の常識に過ぎない優しさだから家康が微塵も分かんない(どころか受け入れがたいぐらいに思われてる)みたいな感じなんすよ……半兵衛は家康が嫌いだから嫌がらせに甘やかしてると思ってて、三成は作中通り秀吉様の臣だからで片付けてる……刑部が家康に複雑怪奇な感情抱いてるのは公式だと思ってるんですが、家康が刑部に複雑な感情を抱いててもいいと思う……個人的な願望です……。

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #石田三成 #竹中半兵衛
      蓑虫@諸々準備中
    • 無明の黒点※黒権現(ゴリラ解釈)注意 ※相変わらずの殺傷沙汰注意
      新年あけましておめでとうございます。成長と共に完全に精神を摩耗しきって人々の幸せの為のシステムとしての生き方を自ら望むようになった家康と、そんな家康が齎す世の中を不幸だと理解して秘密裡に手伝うけど自分の三成への感情を知っているのでその辺だけは守ろうとする刑部の話です(一息)
      ちなみにこの後長曾我部緑展開です。書いてる本人はとても楽しかったです。今年もよろしくお願いします。
      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 翹望※暴力注意
      幸村伝軸の家(→吉)+信之 タイトルの『翹望』は「首を長くして待つこと」 分かりにくいけど刑部に永遠に片想いし続ける家康の話(分かりにくいせやな)
      個人的に信之は家康自身を見てないことに家康も気付いてる奴が好きなのでその辺もブチ込んでます お前で言えば刑部のような者……

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #真田信之 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 沼るな天津甕星※病み権現 ※各種描写注意(主に死亡・欠損・損壊) ※3軸関ヶ原家康勝利
      3軸(左近と信之が居ない)世界線でもし家康が刑部を慕っていたらな離反話と、関ヶ原後の家康の様子のダブルパック

      地味に以前書いた『妬め、嫉め、滅に順え』(https://galleria.emotionflow.com/69491/463325.html)の前日譚と後日談が一緒になった奴だったり 離反話のくだりは前作『帰すな熒惑』(https://galleria.emotionflow.com/69491/504839.html)の家康視点でもあります 前2作読んでなくても読めるようには書いたつもり……つもり……

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継 #雑賀孫市
      蓑虫@諸々準備中
    • 52019.2.3(日)ComicCity福岡48 お品書き2/3のCC福岡に参加します! スペースはO53bです!
      温度差の激しい家吉本と既刊のテニプリ8937中心本を持って行きます(無配ペーパーもある予定)
      小説本は4本中3本がWeb再録ですが加筆修正しまくったので大分話の輪郭が違うものもあるようなないような……暗さが増しただけかも知れない……

      以下サンプルページ
      [或る秋の日]https://galleria.emotionflow.com/69491/468426.html
      [落日]https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9941729
      [逸るか添うか 幸か不幸か]https://galleria.emotionflow.com/69491/480837.html

      #戦国BASARA #BSR #家吉 #大谷吉継 #徳川家康
      #テニスの王子様 #テニプリ #8937 #柳生真 #柳生比呂士 #真田弦一郎 #柳仁 #幸赤
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    • 常の通り※4半兵衛D後豊臣天下統一 ※豊臣以外の滅亡 ※病み気味家康で家(→)吉
      かつて自分が欲しかったものを全部くれる刑部に人知れずずぶずぶと溺れていく家康と、それをせせら笑いながら都合が良いのでそのままにしてる刑部の話 メッチャ短いけど気に入ったので
      地味に[落日](https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9941729)の前日譚イメージだったり

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • ※幸村伝ベース史実ネタ入り ※損壊注意 ※現パロオチ
      刑部の持ってた短刀が某美術館にあると知り、色々確認したところ諸々の事情で私が爆発した結果の話 刑部が死んだ後に病む家康が好き過ぎないか私

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 帰すな熒惑BSR:家(→)吉 刑部視点
      もし家康が傘下期時代に刑部と仲良くなってたらな離反前話 ちなみに題名の読みは「きすなけいこく」です

      #戦国BASARA #大谷吉継 #徳川家康 #BSR
      蓑虫@諸々準備中
    • 一知半解BSR:4半兵衛D後家吉+三
      それぞれ少しずつ見てるものが違うことに気付かないまま無為を過ごす星月日の話 視差はいいぞ
      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継 #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 無の目※咎狂後 ※余計な設定付加

      支部に上げた『有の目』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11059748)の家康・伊達間の好感度が高かった場合の話 原作3刑部第一みある話になってしまったのは私が家吉担だからです(謎アピ)
      というか書いてて思ったんですけど、咎狂家康にとって伊達ってワンチャン豊臣の系譜で言う友ポジ(自分の進むべき道を時に糺すことの出来る存在)に成り得るんじゃないかなって……まあ全部妄想なんですけど……
      途中まで暗かったんですけど伊達が最後ハッピーな形でまとめてくれたのでホンマ苦労かけるな……って感じでした 私は幸せな家康が見たいです(地獄に落としてるのお前定期)

      #戦国BASARA #政家 #伊達政宗 #徳川家康
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    • 蝶様借景※病み権現注意 ※4半兵衛D後家康豊臣帰参かつ豊臣天下統一の世界線

      刑部へある贈り物をする家康の話。書き始めた時はただのヤンデレ想定だったのに、何だかミステリーとかホラーみたいなことになってしまった……家康の歪みは乱世が終わってから分かるものだと面白いなという気持ちも無きにしもあらず

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康
      蓑虫@諸々準備中
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