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    一知半解

    骨と肉の間を蚍蜉ひふ塗渡とわたる。
    群れ動く痛痒は大小を問わず首から下を蠢き回る。己の身の内側から溢れかえる不快は熱を持った痛みとなって、そこかしこに鈍痛を齎す。
    横向きに丸まって掻巻の中に頭まで埋もれる吉継は動かない。痛みの場所を認識し、敢えて意識を切り離す。自分の体ではないと誤認することで苦しみから逃れる。
    吉継は息を吐きながら、足先の筋肉の強張りを解いていく。足指から足の甲、足首、脹脛と順繰りに脱力している間にも、苦痛は引き続き大きくなっていく。常通りよと自分の中で繰り返しながら、十数年間繰り返してきた手順を追っていく。
    首から下の筋肉の緊張を解いてしばらくすると熱が体中に満ちる。その辺りで切り離していた意識を元に戻す。すると最初は僅かだった疼痛が、一つ息を吸うごとに耐え難いほどの激痛へと変わっていく。しかし不思議なことに、蛙を水から茹でるかの如く痛みは直ぐ様体に馴染んでいく。
    が、それも一瞬のことに過ぎず、あっという間に肉体が感知できる最大の痛苦にまでなる。
    そこで思い切って、痛みの大波に身を任せる。当然槍で刺されるような酷痛が体の隅々に走り、場合によっては呼吸すら見失う羽目になる。そうなるとどうか。
    限界を超えた苦痛の大波に飲まれた意識は、空の点と成り果てた凧の糸を手放す様にして急激に途切れ、瞬く暇もなく世界は黒に沈む。後は目覚めるまで眠り続けるだけのことだった。
    端的に言えばただ何もしないで気絶するまで痛みに耐えるというだけの話である。しかしながら、この苦果だけは過去誰にも何にも引き渡すことが出来ないと判明していた為、吉継は諦めていた。無論体の中で痛みを肥え太らせることは本意では無かったが、季節の変わり目や昼夜の急激な温度差によって否が応にも生じるそれから逃れることは出来ない。投げ捨てた匙はとっくの昔に錆び付いており、吉継は一人掻巻の中でただただ呼吸をするだけで精一杯であった。
    息を吸い、息を吐く。そのことだけに集中することで、意識を痛みから切り離す。今の吉継にはそれしか行えなかった。

    故に、突然目の前の暗闇が消えた時は何が起こったのかがまず理解出来なかった。
    「大丈夫か、刑部。」
    次いで聞こえた声と言葉を頭の中で処理するのにも時間が掛かった。それより先に認識した顔には常の笑みが無く、ただ淡々と事実だけを認識している瞳だけがあった。反射的に吉継は睨もうとするが、背中の中央辺りを刺されたような鈍痛が走った。
    発作からの逃避に失敗した吉継は浅い呼吸で褥を掴む。大きな痛みの後は、しばらく耐えきれない程ではない疼痛が続くことは経験上知っていた。それを呼吸で制しながら、吉継は体を起こそうとした。
    ああ、とそこでようやく来客は膝を折り、吉継の脇から腕を通して自分の立てた膝に凭れさせる。相変わらずの膠漆こうしつに鬱積しつつも、度重なる苦痛で疲労していた吉継はそのままされるがままでいた。
    男は器用なもので、病身を抱いたままの右手で何かを左に動かし、今度は左手で動かした物の中からまた何かを掬い上げた。吉継、と閨での呼び名に変わると同時に、ぽたりと水滴が手から零れる。
    角度的に中身が見えなかったが、急かされたので吉継は仕方無しに口を開けた。揃えられた指先から何かが口の中に流れ込む。水と、硬質な何か。口内に広がる冷たさはまるで流れの早い清流がそのまま形を成したような涼やかさがあった。
    吉継は微かに霞かかる白眼を男の横顔に向ける。その視線の鋭さに気付きながらも、次の手当に勤しむ男は吉継を見ないで、少し楽しげな声で答えた。
    「氷だよ。お前がここ数日床に臥せっていると聞いて、三成がわざわざ京まで行って持って帰ってきたそうだ。」
    余計なことを、と吉継は微笑む男に対して思う。氷室の管理は吉継の部下の担当であり、週に何度か京との連絡便がある。それを分かっていてこの男は言葉巧みに三成を動かしたのだと吉継は理解していた。
    しかしながらその甘言を払いのける程の力は残っていなかった。舌の上の氷塊が金平糖程度の大きさになったところで、次のものが流し込まれる。包帯の覆いが無いひずんだ指は吉継の弱った顎へ強引に差し入り、幾重もの傷痕が残ったままの親指が角の取れた四角を押し込んでいく。
    口の中の氷が溶けて、水分が生じる。それを嚥下すれば、乾き張り付いた喉へ潤いが齎される。痛みの大波の合間にある休止に相応しい施しに安堵の息を吐き出しながら、吉継は改めて自分を腕の中に収める男をめつけた。男は相変わらず吉継を見ないままに答える。
    「言っておくが、ワシは三成に何も言ってないぞ。この部屋に行こうと思った時にたまたま出くわして、これをお前に渡すように頼まれただけだ。」
    いくつあるのか、男は氷を自分の口にも運んだ。その言葉を信用しない吉継は呆れたような息を吐きながら半眼に伏せる。男はがりがりと奥歯で氷を削りながら、嬉しそうに笑う。その含みのある笑いに、吉継はうんざりした様子を隠さなかった。
    やがて準備を整えたらしい男は、ずり落ちかけている吉継の上身をもう一度引き起こすと、顎を上げて口を開かせる。痛みのぶり返しが始まった吉継は眉間に皺を寄せつつ、顎の力を抜いた。
    次は氷ではなく、何かの薬のようだった。白い薬包紙の角が半分に折られ、僅かに開いた吉継の唇の間に入り込む。黒の粉の味は特に無かったが、鼻に抜ける程度には甘さがあった。
    水分が残っている喉に粉薬が纏わりつく。咳き込みかけた吉継の口元が何かで塞がれる。そのまま流れ込んできた冷たさの入り交じる生温い液体は、開けたままになっていた吉継の口を抜け、喉を鎮めて臓の底へと落ちていく。それが今し方男が噛み砕いていた氷と溶けた水であることを知った時には、吉継の口からも喉からも薬は綺麗さっぱり無くなってしまっていた。
    男は吉継の下顎を掴んで口の中を確かめる。火が一つしかない冥闇の内で何が見えたものかと吉継は飽き飽きするものの、男はよしと確認の意を呟く。それからようやく瞳の先が交わった。
    微量の光を蓄えた梔子くちなしの瞳は深い慈悲めいた色で吉継を見ていた。吉継は何も言わずに瞼を半分閉じる。しばらくの間の後、男は両腕を吉継の胴に回すと、背もたれにしていた膝を下ろし、力の入らない病躯を抱きかかえる。己の身の内に溜まった熱よりも高い体温と明瞭な脈動。痛みと痛みの間にだけある怠さが抜けない吉継にとっては、疎ましい以外に感情の起こらない行動であったが、それでも男の好きなようにさせていた。
    続けて男は片腕で腰を囲むと、よっと小さな掛け声を掛けて自分の太腿の上に吉継の両脚が渡るように抱え直す。いつの間にか胡座に組んだ上に座らされていることに気が付いた吉継は面倒そうな眼差しを男に送る。男は吉継の想像通り、如何にも人畜無害といった破顔で応えた。
    やがていつもの様に事の前の戯れが始まる。白布に覆われた首筋に唇が幾度となく触れ、腰に回した腕の先にある右手が腰や太腿を執拗に撫で回す。男の親指の腹は、まるで骨と肉の間で蠢く虫達を入念に押し潰していくような動作を見せている。反論することさえ億劫な吉継は男の右の首元に頭の側面を預ける。
    すると男は我が意を得たりとばかりに吉継の帯を緩めると、襟を開いてそこから上腕に指を滑り込ませる。その時ずきりと何処かが大きく痛んだが、最早吉継にはどうでも良かった。
    それより、と吉継は今更ながら変化に気付く。瞼が重くて目が開けられない。痛くはないのに意識が遠い。意識が遠いということは手足が遠い。察した吉継は右腕を上げようとするが、何か目に見えない重石おもしを載せられてしまったかのように動かない。
    吉継は唯一動かすことが出来る目で男を見た。それすらも薄ぼんやりとしている様は向こうにも伝わったらしい。男は常の微笑みを翻し、薄情さが目立つ顔になる。その酷薄さこそがこの者たる所以ゆえんであるとする吉継は、吐けるものなら溜息を吐いて笑うところだった。
    「さっきのか? あれは北に行った時に最上から貰ったものでな。何でも『どんな痛みでも一晩だけ消し去る』薬だそうだが、ワシが飲んでも大した効果が無くてな。」
    ふと何かを思い出したように笑いながら、男は尚も吉継の頬に自分のそれを擦り合わせる。それから「少しだけ夢を見た程度だ」と耳元で囁くように告げると、それを掻き消すように包帯の上から耳に唇を重ねた。これまでの痛みの代わりに重さが全身にのしかかっている吉継は、最後まで残していた聴覚情報の処理を投げ出して、両の瞼を閉じた。
    目の前に再び闇が現れ、体中の輪郭がどろりと溶け出していくような感触が始まる。男がまた何言なんことか宣っていたが吉継は理解出来なかった。
    体中が重い。自分の体の範囲が分からない。意識が遠退く。肉と魂が渾然一体となって沈んでいく。不快では無いが、好みではない。これならまだ痛みの方が生きているという実感がある、とまで吉継は考えた。
    もしかすれば、という言葉が不意に浮かぶ。もしかすれば次の目覚めは無いのかも知れない。そこまで思ったところで吉継の意識は途切れた。いつの間にか明日を望んでいる自分が居たことに気付くには、後一歩ほど届かないままであった。



    おい、と背後から呼び止められる。振り返ると声の通り三成が立っていた。
    「今から刑部の許へ行くのか。」
    「ああ、そのつもりだ。何だったら一緒に行くか?」
    「行かん。来るなと言われている。」
    軍の指導教官とあって戦が無くなったのちも黒紫の鎧を纏う三成は、短く答えながら家康に何かを差し出す。浅い手桶の上に被せられた筵を捲ると、中には十六に斬られた氷が入っていた。
    二回りほど溶けているが、一人が食するには充分過ぎる量だろう。兵站管理に厳しい三成が城から持ち出したとは思えず、かと言って城下でこの量を得ようとするならそこそこの高値になるだろう。給金の使い途が分からないのできっと何処かに貯め込んでいる筈だ、とかつて口さがない彼の部下が言っていたことを思い出して小さく笑いながら、家康はそれを受け取る。
    「氷か、また随分買ったな。」
    「あれが寝込む時は大抵熱を出している時だ。冷やせば治る。」
    「ここ最近急に暑くなったからな、高かっただろう?」
    「分からん。城下の氷屋は刑部が入出いりでを統制しているだろうが、店に物が無かったので京へ行った。」
    「……馬で?」
    「私が走った方が速い。」
    「えぇ……。」
    通りでとっぷり日が暮れたこの時間帯でも着替えずに鎧姿のまま城に居るのだと家康は把握した。
    三成は普段二の丸にある練兵舎を兼ねた屋敷に住んでおり、この時間帯であれば湯浴みをして寝間着になっていることが多い。恐らく今日の訓練が終わった後にすぐ街へ出たのだろうが、先に述べた通り氷が売り切れていたので、わざわざ京まで買いに行ったのだろう。馬よりも速く持久力もある三成の驚異の身体能力を改めて思い知らされた家康は困ったように笑いながら、今貰ったばかりの桶を差し出し返した。
    「ならお前が持って行った方が刑部も喜ぶだろう。わざわざ刑部の為に京まで行ったんだろう?」
    「意味が分からん。何処で買おうと氷は氷だ。何故私が京に行ったことで刑部が喜ぶ? むしろあれは城下の氷屋が品切れだったことを気に掛ける男だ。体力が戻ってから調整の情報を取り纏めた方が有用だろう。」
    貴様は何が言いたいんだ?と言わんばかりに、三成は胸の前で両腕を組む。理論尽くの結論に家康はぽりぽりと指先で頭を掻きつつ、うーんと言葉を考える。
    「お前は刑部の体が心配だからこうやって見舞いの氷を京まで買いに行ったんだろう? ならそれを刑部に伝えてみたらどうだと言いたいんだ。」
    「それを言って何になると私は問訊もんじんしている。大体貴様のその恩着せがましい物言いは何だ。押し付けがましいにも程がある。」
    「恩着せがましい上に押し付けがましいと来たか……。」
    「刑部がよく言っていた。貴様ほど恩着せがましい物言いをする者も珍しい。加えて押し付けがましいのも常なのは最早手の打ちようがない、と。」
    「しかも刑部か……。」
    譲らない三成に、今度は家康が胸の前で腕を重ねて唸る。その家康の困った様子に対し、三成はフンと鼻を鳴らして応える。そしてもう用事は済んだとばかりに踵を返して、その場から去ろうとする。三成、と家康が慌てた様子で呼び止めれば、まだ何かあるのかという意味合いの視線が返ってきた。
    「じゃあせめて部屋前の小姓に預ければいいだろう。何故ワシに?」
    「貴様が指に包帯を巻かないのは刑部の部屋に長居する時だけだ。そしてどうせ貴様のことだ、こんな夜分に刑部の許へ行くのであれば匙の代わりに面倒を見るつもりだろう。ならば貴様に預けた方が早いのは自明の理だ。」
    三成が溜息混じりに並べた事実と予想が寸分も違わなかったことに家康は声に出さず驚く。目を丸くしてみせた家康に気付いた三成は、より一層怪訝そうな声と顔で「何だ」と乱雑に投げ付けた。
    「いや……よく見ているなと思ってな。」
    「……下らんことを抜かす暇があるならさっさと行け。私は帰る。桶はくりやにでも渡せ。」
    今にも舌打ちしそうな表情で続けた三成は、今度こそ振り返るまいとする早歩きで遠ざかっていく。その背と手に持っている桶の蓋代わりになっている筵を見比べながら、家康は自分で意識しない内に溜息を吐いていた。
    三成の言葉には嘘がない。言い淀んだならそれは三成の中で答えが出ていない問いかけに限られている。それだけにどう考えるべきなのかと家康は思ったが、恐らくさっきの言葉以上のものはないのだろうということにも見当がついていた。
    家康はまた氷を見た。うっすらと桶の底に張った水は隙間なく置かれた頭上の蝋燭の火を浴びて、まるで水飴のようなとろみがあるように見えた。
    しばらく考えてから家康は小さな藁の織物を元の位置に戻すと、廊下を進み始めた。そして懐に収めた薬を取り出すと、左袖の中に入れる。
    それから「難しいな」とだけ呟いて、上へ向かう階段に足を掛けた。


    蓑虫@諸々準備中 Link Message Mute
    2019/06/13 0:00:18

    一知半解

    BSR:4半兵衛D後家吉+三
    それぞれ少しずつ見てるものが違うことに気付かないまま無為を過ごす星月日の話 視差はいいぞ
    #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継 #石田三成

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    • 逸るか添うか 幸か不幸か※4家康ドラマルート準拠 ※欠損他暴力描写 ※豊臣・徳川以外の滅亡 ※刑部の経歴捏造
      好きなルートに好きなものブチ込んだ結果です。達成感が凄い。家吉かと言われると難しいけど家吉です(いつもの)
      2/3追記:この話の小ネタとか書いてる最中のあれこれまとめ→https://privatter.net/p/4225799

      2/3(日)ComicCity福岡48に参加します。この話を含めたWeb再録3本+書き下ろしの小説本と学バサの突発コピー本です。詳しくは→https://galleria.emotionflow.com/69491/480839.html

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #石田三成 #島左近
      蓑虫@諸々準備中
    • 妬め、嫉め、滅に順え※病み権現 ※各種描写注意(主に暴力・流血・欠損) ※推しの不登場・ナレ死・展開キメラ注意
      家→吉(→)三で3軸関ヶ原 伊達・長曾我部もちょっと出ます

      3軸で『もし家康が元々刑部と仲良かったら』ってことで書き始めたんですけど、書いてる内に家→吉(→)三の片想いを拗らせすぎた感じになってしまいました マジゴメン家康
      裏テーマは地味に『信長・秀吉と同じことをする家康』です 俺の関ヶ原はこれや(火炎瓶を投げながら)

      #戦国BASARA  #BSR  #家吉  #徳川家康  #大谷吉継  #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 卯の花腐し※4小説・西凶丁半編ED後前提 ※家康がお化け ※CP未満の筈
      ネタバレして申し訳ないんですが、刑部が生きてて家康が死んでる展開を中々見なかったので感情のままに書き殴りました
      確か西凶丁半EDって秋ぐらいだったよな……と題名考えてる最中に読み直したら、島津のじっちゃまが『夏はまだ先』って言ってるし、そもそも関ヶ原やったと思ったらやってなかった(4で言うなら小牧長久手だった)ので「もしかして初夏ぐらい……??」となってこの題名になりました 「うのはなくたし」と読みます
      #戦国BASARA #BSR #大谷吉継 #徳川家康
      蓑虫@諸々準備中
    • 悔恨、それから※3三成青ED後前提 ※欠損表現注意 ※推しのナレ死・展開キメラ注意 ※伊達がちょっと格好悪いかも知れない注意
      『三成と忠勝の話書きたいな〜』と思ってたら何か壮大な話になってしまったみが凄い ぶっちゃけ最初と最後が書きたかったってのは秘密やぞ
      書いてて思ったんですけど私が考える三成ちょっと薄情すぎやしないか……後なんか筆頭が被害者過ぎて申し訳無い……この後何だかんだ言って三成と距離保ちつつ良い仲になると思う……ラスパの逆版みたいな感じで……

      #戦国BASARA #石田三成 #本多忠勝 #長曾我部元親 #伊達政宗 #真田幸村 #片倉小十郎
      蓑虫@諸々準備中
    • 牽強付会学バサ:家(→)吉(→三)
      刑部が三成を好き(Like)な事を知ってて本人に警告する家康と、意味が全く分からない刑部の話。学バサの家康はサイコパスなんだかまともなんだか分かんないのヤバいっすね……今後この二人の絡みがあるかどうか分かりませんけど……無いな多分……。
      3か4話で刑部が家康にあっさり話し掛けたのと、伊達や真田には選挙活動するのに刑部にはやらなかったなっていうのが捻じ曲がった形でくっついた結果だったりします。
      #学園BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #学バサ #戦国BASARA #BSR
      蓑虫@諸々準備中
    • 或る秋の日BSR:CP未満の家吉
      これ本当は豊臣天下統一後の薄暗い家吉になる筈だったんですけど、咎狂(舞バサ咎狂わし絆)があまりにもしんどかったので普通に傘下期で仲良くしてる家康と刑部の話になりました。CP味は無いつもりだけど念の為タグ入れ。
      咎狂マジしんどい……しんどいけど家吉担的には超絶燃料なのでみんな見て……家康対刑部戦大体いつも私が言ってる家吉像を5000倍ヤバくした奴なんで是非見て……BSR君裾野広過ぎかよ……
      #戦国BASARA #BSR #家吉 #吉家 #徳川家康 #大谷吉継 #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 風下る いちしの花は いなのみのBSR:バトパ想定家+吉
      バトパ絵巻家康編で三成を『救いたかった』って言う家康は、じゃあ刑部に対してどうだったのかという想定に想定を重ねた謎話 一番難しかったのは題名(何故なのか)
      関ヶ原ストではまだ言ってない(言わない?)ので今後どうなるか楽しみです って言うか関ヶ原スト追加あんのかな……(現在イベ2戦目開催中)

      #戦国BASARA #大谷吉継 #徳川家康 #BSR
      蓑虫@諸々準備中
    • 小指を断つ/繋ぐ※損傷・欠損注意 家康が豊臣に帰順したばかりの時期かつ原作ではない世界線
      というか家康の小指が吹っ飛んだ世界線で刑部がどうだったかという題名そのままの話。ただの趣味です。
      ぶっちゃけ最後まで読んで頂けると分かるんですけど、これで家吉のつもりなんですよ私……エピローグ完全に三吉じゃんとは自分でも思います。でも家吉です(圧)
      何て言うんすか……刑部身内激甘男なんで滅茶苦茶優しい(完全無意識)のに、所詮豊臣の常識に過ぎない優しさだから家康が微塵も分かんない(どころか受け入れがたいぐらいに思われてる)みたいな感じなんすよ……半兵衛は家康が嫌いだから嫌がらせに甘やかしてると思ってて、三成は作中通り秀吉様の臣だからで片付けてる……刑部が家康に複雑怪奇な感情抱いてるのは公式だと思ってるんですが、家康が刑部に複雑な感情を抱いててもいいと思う……個人的な願望です……。

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #石田三成 #竹中半兵衛
      蓑虫@諸々準備中
    • 無明の黒点※黒権現(ゴリラ解釈)注意 ※相変わらずの殺傷沙汰注意
      新年あけましておめでとうございます。成長と共に完全に精神を摩耗しきって人々の幸せの為のシステムとしての生き方を自ら望むようになった家康と、そんな家康が齎す世の中を不幸だと理解して秘密裡に手伝うけど自分の三成への感情を知っているのでその辺だけは守ろうとする刑部の話です(一息)
      ちなみにこの後長曾我部緑展開です。書いてる本人はとても楽しかったです。今年もよろしくお願いします。
      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 翹望※暴力注意
      幸村伝軸の家(→吉)+信之 タイトルの『翹望』は「首を長くして待つこと」 分かりにくいけど刑部に永遠に片想いし続ける家康の話(分かりにくいせやな)
      個人的に信之は家康自身を見てないことに家康も気付いてる奴が好きなのでその辺もブチ込んでます お前で言えば刑部のような者……

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #真田信之 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 沼るな天津甕星※病み権現 ※各種描写注意(主に死亡・欠損・損壊) ※3軸関ヶ原家康勝利
      3軸(左近と信之が居ない)世界線でもし家康が刑部を慕っていたらな離反話と、関ヶ原後の家康の様子のダブルパック

      地味に以前書いた『妬め、嫉め、滅に順え』(https://galleria.emotionflow.com/69491/463325.html)の前日譚と後日談が一緒になった奴だったり 離反話のくだりは前作『帰すな熒惑』(https://galleria.emotionflow.com/69491/504839.html)の家康視点でもあります 前2作読んでなくても読めるようには書いたつもり……つもり……

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継 #雑賀孫市
      蓑虫@諸々準備中
    • 52019.2.3(日)ComicCity福岡48 お品書き2/3のCC福岡に参加します! スペースはO53bです!
      温度差の激しい家吉本と既刊のテニプリ8937中心本を持って行きます(無配ペーパーもある予定)
      小説本は4本中3本がWeb再録ですが加筆修正しまくったので大分話の輪郭が違うものもあるようなないような……暗さが増しただけかも知れない……

      以下サンプルページ
      [或る秋の日]https://galleria.emotionflow.com/69491/468426.html
      [落日]https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9941729
      [逸るか添うか 幸か不幸か]https://galleria.emotionflow.com/69491/480837.html

      #戦国BASARA #BSR #家吉 #大谷吉継 #徳川家康
      #テニスの王子様 #テニプリ #8937 #柳生真 #柳生比呂士 #真田弦一郎 #柳仁 #幸赤
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    • 常の通り※4半兵衛D後豊臣天下統一 ※豊臣以外の滅亡 ※病み気味家康で家(→)吉
      かつて自分が欲しかったものを全部くれる刑部に人知れずずぶずぶと溺れていく家康と、それをせせら笑いながら都合が良いのでそのままにしてる刑部の話 メッチャ短いけど気に入ったので
      地味に[落日](https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9941729)の前日譚イメージだったり

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • ※幸村伝ベース史実ネタ入り ※損壊注意 ※現パロオチ
      刑部の持ってた短刀が某美術館にあると知り、色々確認したところ諸々の事情で私が爆発した結果の話 刑部が死んだ後に病む家康が好き過ぎないか私

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 帰すな熒惑BSR:家(→)吉 刑部視点
      もし家康が傘下期時代に刑部と仲良くなってたらな離反前話 ちなみに題名の読みは「きすなけいこく」です

      #戦国BASARA #大谷吉継 #徳川家康 #BSR
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    • 無の目※咎狂後 ※余計な設定付加

      支部に上げた『有の目』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11059748)の家康・伊達間の好感度が高かった場合の話 原作3刑部第一みある話になってしまったのは私が家吉担だからです(謎アピ)
      というか書いてて思ったんですけど、咎狂家康にとって伊達ってワンチャン豊臣の系譜で言う友ポジ(自分の進むべき道を時に糺すことの出来る存在)に成り得るんじゃないかなって……まあ全部妄想なんですけど……
      途中まで暗かったんですけど伊達が最後ハッピーな形でまとめてくれたのでホンマ苦労かけるな……って感じでした 私は幸せな家康が見たいです(地獄に落としてるのお前定期)

      #戦国BASARA #政家 #伊達政宗 #徳川家康
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    • 蝶様借景※病み権現注意 ※4半兵衛D後家康豊臣帰参かつ豊臣天下統一の世界線

      刑部へある贈り物をする家康の話。書き始めた時はただのヤンデレ想定だったのに、何だかミステリーとかホラーみたいなことになってしまった……家康の歪みは乱世が終わってから分かるものだと面白いなという気持ちも無きにしもあらず

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康
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