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    風下る いちしの花は いなのみの眼前に広がる黄金の波は、熱を払う秋風にのたうっている。それを囲む真紅の枠は同じ風に流されながらも、僅かに頭を揺らすのみで動かない。天高く晴れた処暑の末侯に相応しいその光景は、目を病んだ吉継にとっては酷く毒なものであった。
    「これは見事だな! 流石は天下の豊臣軍と言うべきか。」
    兜の陰に引っ込めた目を薄く擦っていた吉継は、隣から発せられた大声に思わず左目を顰めて応じる。重く実りつつある稲穂と同じ色をした胴鎧と手甲が陽光を押し戻している。その凄烈せいれつさにも目を痛めた吉継は一度強く瞼を瞑った。慣れ親しんだ皮膚の裏の闇すらもしんするほどの陽がただただ疎ましい。
    しかし隣の男はまるでそれが当然かの如く振る舞う。過ぎ去った真夏の残渣たる陽射しを浴び、それらに育まれた産物を良しとする。健全たるその行いが、吉継にとっては不快この上ない。二、三度の長い瞬きの後、吉継はようやく隣で上機嫌そうな笑みを貼り付ける男に視線を向けた。
    「誰も居らぬのに世辞とは愉快なものよ。」
    「世辞などではない、これはワシの心からの本心だ。ここまで広大な稲田は他に見たことがない。この地の者達はさぞ開墾に苦労したことだろう。」
    よくもまあこれほどするすると言葉を紡げるものだとある意味で感心する。しかしながら自らが発した台詞の冒頭に否定はなく、吉継は改めてこの男の状況認識の早さに辟易ともした。
    実際、自分達の周囲に人影は一切無く、誰かが潜めるほどの草木も無い。加えて今日は風が強く、少し離れただけですぐに声が聞こえなくなる。何か話すのであれば、ここまでの条件が整った場も中々無かった。
    辺りの背の低い山々から流れる風の向きが変わり、ほとんど正面から受けるようになる。目元に上げた手首から流れる包帯の端が宙にはためく。乾いた目に水を含ませるように再度瞼を閉じた吉継はその耳に、獲物を眼差す低音を聞いた。

    「……半兵衛殿はもう長くないのか。」

    尋ねるにしては些か確信の強さが滲む言に、吉継は察する。元よりこの男は薬学に明るく疫に詳しい。そして力を信奉するあまりに単純化して骨格のみとなった大坂城の隅々に至るまで糸を張り巡らせている。当の本人はそれを絆だと嘯いていたが、吉継はそうでないことを理解していた。
    吉継は少し返答を考えたかったが、その逡巡すら回答として読み取る相手ではそうもいかない。かといえば適当に茶を濁すことも明確な返答になる。面倒だとうんざりした気分で吉継は口を開く。
    「ぬしの承知の通りよ。」
    「……そうか。」
    城内で囁かれている噂の大抵を把握している吉継がそう告げると、民の営みを見守る優しい瞳は一転する。吉継に馴染み深い筈のその色は、おかしなことに光を含んでなお朗々と煌めいている。気味が悪い、と吉継は口に出さず思う。
    「秀吉殿はこれからどうされるつもりだ。半兵衛殿亡き後もこれまでと変わらず外つ国を目指されるのか。」
    「さてどうであろ。あの御二方の意志は、あの御二方だけのものであるゆえな。箸にも棒にもかからぬ身のわれが知る由も無い。」
    「お前がか? それは謙遜が過ぎるだろう。」
    男はほのかに笑う。まるで初陣の若武者を励ます古強者ふるつわもののような快活で優しさに満ちた微笑みは、紛れもない己への自信に他ならず、男の何もかもが気に食わない吉継は一層顔を顰める。
    「もし半兵衛殿が身罷られたら、……豊臣方の軍師はお前だけになる。」
    流石に主君が最も信頼を置く参謀の不幸については声を潜める様に、吉継は更に苛つく。この男は何もかもを分かっていながら、否、分かっているからこそにこうして人を試す。そしてそれが対話であると誤認している。人に恵まれず育ったすえであると吉継は認識していたが、男はその部分でさえも取り違えてしまっているようであった。
    「何が言いたい。」
    目元に上げていた手を常通り胡座の膝に戻し、吉継は瑞穂の湖を睥睨する。隣の男は胸の前で組んだ腕を崩すこと無く同じ物を眺める。山風は変わらず正面からすさび、自分と男以外の物事の一切は認識の外にあった。
    吉継は気付かれない程度に瞳を動かし、黄衣の男を見た。山吹の袴に中紅なかべにの腰紐、金黒の草摺に胴鎧。片腕のみの鎖籠手はその編目で細々とした白の反射を濡羽色に焼き付けている。
    曝け出された逆の腕と腹は如何にも皆が望む通りの雄健さに満ちている、が吉継はその皮の一枚下こそが男の本質であると理解していた。
    刑部、と官職の名で呼ばれた吉継はゆっくりと田に視線を戻す。今度は男が腕を下ろし、包帯と面頬で隠された横顔を真っ直ぐ見つめてくる番だった。
    「ワシはこのまま豊臣が外つ国にまで戦火を広げていくことが恐ろしくて仕方が無い。刑部、豊臣に唯一残った軍師のお前なら」
    「何故ぬしがそれを恐れる? 戦うは所詮下々しもじもの兵がやること、上々うえうえのぬしはその高みより見下ろせば良きだけよ。」
    「お前は本当にそう思っているのか? 知っている者の居ない地で、若き命が散らされることを見ているのが本当に許されると」
    「ではぬしが行くか? そこまで言うのであればぬしが兵どもと共に海を渡り、大陸の民をほうきれば良い。ぬしは無駄死にが減らせ、太閤は勝ちを得る。やれ両者万々歳の大団円よ。」
    熱の籠もり始めた声に冷や水を浴びせかければ、熱した石にそれをしたと同様の蒸気が沸き上がる。それは男の場合奥歯を苦々しく噛み締めた顔であり、吉継はそれがここ最近見ていないものであることに気付いた。少なくとも豊臣に参じてすぐ以降には全く見られなくなっていた類の顔であった。
    吉継は記憶との比較でその理由を察し、思わず眉間に皺を寄せる。この男は自分が思っているより厄介かも知れない。第二の皮膚たる白布と白赤の鉄で覆っている己よりも、心底を隠すことに長けている。清廉潔白な外見そとみと言葉の裏にある腹の中が探れないのは、この男が紛れもない戦国の世の育ちであるゆえだと吉継は思い知らされる。
    だか吉継の危惧には気付かないのか、男はいつの間にか握り込んでいた拳を解き、視線を吉継から逸らす。その動作でようやく吉継は自分が殴られる瀬戸際にあったことに気付き、悟られないように乾いた喉を唾で湿らせた。
    「………外つ国に行かないという選択肢は取れないのか。」
    「太閤は折れぬ。死に際で賢人がそうであれと望んだならば、最早止められぬ者は居らぬであろ。その程度、ぬしであればよくよく知ってのことと思うが。」
    「………………。」
    男はもう一度拳を握りかけて、それを誤魔化すように再度胸の前で腕を組む。そして今度は体ごと方向を変え、再び風に靡く稲穂を見つめた。
    吉継も同様に視線を目の前に戻す。山の緑と空の青で囲まれた金は、話の間に随分と縮んでしまったように見えた。この景色を毎日のように眺めていれば、あの幻のように遠大な計画さえ夢とは思えなくなってしまうものなのかと吉継はふと考える。夢と現の最中さなかに何とか命を繋げている身の上ではどうにも理解出来ない話ではあったが、隣の男には理解どころか想像すら出来ないことなのだろうとも思った。

    「ぬしは夢を見るか。」
    不意に吉継が尋ねた。水気の無い乾いた風はここ数日の晴天を表しており、布越しながら衰えた皮膚に降りかかる陽の光を和らげるだけの涼感がある。久方ぶりの心地良さが口を軽くしたのだと吉継は思うことにした。
    「夢、か? いや、最近は見ていないな。」
    唐突な問い掛けながら先までの強張りを解いた家康は、人懐っこそうに首を傾けながら答える。違うと吉継は無言で顔の前で手を振り、輿ごとくるりと向きを変えた。その動きに合わせるように、家康も半身を捌いて吉継に向き合った。
    「それではない。この先のこと、豊臣の天下の先に見る『夢』はあるのか?」
    「ああ、それならば勿論。皆が手を取り合い、助け合い、支え合う、心穏やかな世だ!」
    再び見せた表の腹に、吉継は少し首を引いて半眼を向ける。明らかに芳しくない反応に家康は顔の前で握った拳の行き先を惑わせる。そこでようやく機嫌を直した吉継は、皮肉そうに唇を歪めて笑ってみせた。
    「では聞くが、われの手を取るものは居るか?」
    「無論だ! 病など気にすることではない、ワシがお前の手を取ろう。」
    「われがぬしの手を? 冗談はよさぬか徳川。われがぬしの手など求むる筈が無かろう。」
    「だがワシはそれでもお前の手を取り、お前の力を生かせる場所へ連れて行くぞ。」
    「それが無意味だと言うのよ、この愚か者めが。」
    それまで声色に含めていた笑みを一気に怒気へ変え、吉継は唸る。その言葉の裏にある本意を察したであろう家康は、一瞬だけ虚を衝かれた顔を見せてから険相を作った。
    「われの手を取る者など居らぬ。われを助ける者など居らぬ。ましてや支え合うなど夢のまた夢よ。」
    「それは違う、お前には力がある。物事を見極め、先を読む力がある。」
    「ならばそれを失くした時にわれに残るものは何だ? 未だ蝕むをやめぬ痼疾こしつと最早人としての形をなさぬ身のみよ。そんな者を一体誰が助ける?」
    「ならお前は何故豊臣に居る。力なくば不要と切り捨てる秀吉殿に何故従っているんだ。」
    「何故分からぬのだ徳川。太閤はわれを切り捨てるからよ。」
    飲み込まれた息のが生々しく響く。予期していない反応だったのか、家康は吉継の返答に言葉を詰まらせ、凍り付いた表情になる。吉継はヒヒッと声を上げて笑うと、胡座の膝の上に左肘をつき、下から覗き込むようにねめつけた。
    「ぬしの望みし世はわれの求める世ではない。力失いしのちにまでぬしのような生温い同情と憐憫で生かされるなどわれはマッピラよ。われが太閤に付くはな、太閤がわれを殺すからよ。」
    「…………………」
    「徳川、何故ぬしは皆が自分と同じように生きると考えられる? ぬしのように頑健で、幸福で、に恵まれた人生が過ごせると考えておる? ぬしのそれは、ぬしが得たものではなかろ?
    吉継が含意を込めて尋ねれば、家康の眉間に深い皺が刻まれる。明らかに不機嫌を示す家康を見て上機嫌になった吉継が何寸かだけ輿を上に浮かせると、二人分程空いていた間を半分だけ詰めて寄った。
    「ぬしは幸福よな、徳川。生まれながらにして戦国最強が傅き、十万の兵民が侍る。そして絆とやらでなおもその数を増やそうとしておる。このまま進めばいずれ日ノ本中がぬしの手の中にあるやも知れぬ。」
    刑部、と家康が名を呼ぶ。その声には不服と同情が含まれていて、吉継にとっては不快極まりない音に過ぎなかった。恐らくそれは相手も同じだろうと吉継は考え、殊更侮辱するように唇を歪めて笑みを作る。
    「だがわれは、われだけはぬしの手を取らぬ。ぬしに助けを求めぬ。ぬしの支えを拒む。この世の全てがぬしを選んだとしても、われはぬしを選ばぬ。
     よく覚えておけ徳川、ぬしの差し伸べる手を払う者が存在することを。ぬしの全てを拒む者が、ここに居るとな。」
    風さえ入り込めない程の至近距離で吉継は家康に捲し立てる。家康はなおも苦い表情のまま吉継を見下ろす。吉継はその瞳が自分よりも遠くにあるものを見ていることを察し、訝しげに両目を眇めた。
    この男は初めからそうだった。空に輝くものの全てを手に入れようとする大胆さと、それを得る為の翼を絆などという脆弱な糸を丹念に撚り合わせて作るだけの執拗さがあった。それは自信と呼ぶには程遠いほどの傲慢さで、己が身の邪魔になるものは全て焼き尽くさんとするほどの強欲そのものである。
    しかしながら表に見せる腹は白々しく、嘘偽りを一切感じさせない瞳で皆の為の泰平の世を謳う。何がこの男をそこまで駆り立てているのか。世の狂気の大半を見てきたと自負する吉継であっても、目の前にいる男のそれを見通せている実感は無かった。

    そうしている内に家康は一度強く目を閉じると、まるで溜息のような息を口から吐き出し、ゆっくりと瞼を開ける。その顔はついぞ険しく、反射的に吉継は舌打ちをしてしまった。それを誤魔化すように輿を回した吉継は、これ以上話すつもりはないと家康に背を向ける。
    去り際に失望とも諦念とも受け取れる声で名を呼ばれたが、吉継は振り向かなかった。遠ざかる気配と視線を断つように、山風が荒々しく過ぎ去っていく。吉継はその場を離れながら、主君の権威に依ってった慈恵じけいを目の端に映す。
    揺れ続ける金の穂先が白く瞬く。紅の花弁は無力を示すように天へ向けて指を開く。高きに臨む蒼穹だけが地を這う虫達を見下ろしており、吉継が世を望まない理由はただそれだけで充分であった。


    蓑虫@諸々準備中 Link Message Mute
    2019/10/03 3:45:35

    風下る いちしの花は いなのみの

    BSR:バトパ想定家+吉
    バトパ絵巻家康編で三成を『救いたかった』って言う家康は、じゃあ刑部に対してどうだったのかという想定に想定を重ねた謎話 一番難しかったのは題名(何故なのか)
    関ヶ原ストではまだ言ってない(言わない?)ので今後どうなるか楽しみです って言うか関ヶ原スト追加あんのかな……(現在イベ2戦目開催中)

    #戦国BASARA #大谷吉継 #徳川家康 #BSR

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    • 逸るか添うか 幸か不幸か※4家康ドラマルート準拠 ※欠損他暴力描写 ※豊臣・徳川以外の滅亡 ※刑部の経歴捏造
      好きなルートに好きなものブチ込んだ結果です。達成感が凄い。家吉かと言われると難しいけど家吉です(いつもの)
      2/3追記:この話の小ネタとか書いてる最中のあれこれまとめ→https://privatter.net/p/4225799

      2/3(日)ComicCity福岡48に参加します。この話を含めたWeb再録3本+書き下ろしの小説本と学バサの突発コピー本です。詳しくは→https://galleria.emotionflow.com/69491/480839.html

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #石田三成 #島左近
      蓑虫@諸々準備中
    • 妬め、嫉め、滅に順え※病み権現 ※各種描写注意(主に暴力・流血・欠損) ※推しの不登場・ナレ死・展開キメラ注意
      家→吉(→)三で3軸関ヶ原 伊達・長曾我部もちょっと出ます

      3軸で『もし家康が元々刑部と仲良かったら』ってことで書き始めたんですけど、書いてる内に家→吉(→)三の片想いを拗らせすぎた感じになってしまいました マジゴメン家康
      裏テーマは地味に『信長・秀吉と同じことをする家康』です 俺の関ヶ原はこれや(火炎瓶を投げながら)

      #戦国BASARA  #BSR  #家吉  #徳川家康  #大谷吉継  #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 卯の花腐し※4小説・西凶丁半編ED後前提 ※家康がお化け ※CP未満の筈
      ネタバレして申し訳ないんですが、刑部が生きてて家康が死んでる展開を中々見なかったので感情のままに書き殴りました
      確か西凶丁半EDって秋ぐらいだったよな……と題名考えてる最中に読み直したら、島津のじっちゃまが『夏はまだ先』って言ってるし、そもそも関ヶ原やったと思ったらやってなかった(4で言うなら小牧長久手だった)ので「もしかして初夏ぐらい……??」となってこの題名になりました 「うのはなくたし」と読みます
      #戦国BASARA #BSR #大谷吉継 #徳川家康
      蓑虫@諸々準備中
    • 悔恨、それから※3三成青ED後前提 ※欠損表現注意 ※推しのナレ死・展開キメラ注意 ※伊達がちょっと格好悪いかも知れない注意
      『三成と忠勝の話書きたいな〜』と思ってたら何か壮大な話になってしまったみが凄い ぶっちゃけ最初と最後が書きたかったってのは秘密やぞ
      書いてて思ったんですけど私が考える三成ちょっと薄情すぎやしないか……後なんか筆頭が被害者過ぎて申し訳無い……この後何だかんだ言って三成と距離保ちつつ良い仲になると思う……ラスパの逆版みたいな感じで……

      #戦国BASARA #石田三成 #本多忠勝 #長曾我部元親 #伊達政宗 #真田幸村 #片倉小十郎
      蓑虫@諸々準備中
    • 牽強付会学バサ:家(→)吉(→三)
      刑部が三成を好き(Like)な事を知ってて本人に警告する家康と、意味が全く分からない刑部の話。学バサの家康はサイコパスなんだかまともなんだか分かんないのヤバいっすね……今後この二人の絡みがあるかどうか分かりませんけど……無いな多分……。
      3か4話で刑部が家康にあっさり話し掛けたのと、伊達や真田には選挙活動するのに刑部にはやらなかったなっていうのが捻じ曲がった形でくっついた結果だったりします。
      #学園BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #学バサ #戦国BASARA #BSR
      蓑虫@諸々準備中
    • 或る秋の日BSR:CP未満の家吉
      これ本当は豊臣天下統一後の薄暗い家吉になる筈だったんですけど、咎狂(舞バサ咎狂わし絆)があまりにもしんどかったので普通に傘下期で仲良くしてる家康と刑部の話になりました。CP味は無いつもりだけど念の為タグ入れ。
      咎狂マジしんどい……しんどいけど家吉担的には超絶燃料なのでみんな見て……家康対刑部戦大体いつも私が言ってる家吉像を5000倍ヤバくした奴なんで是非見て……BSR君裾野広過ぎかよ……
      #戦国BASARA #BSR #家吉 #吉家 #徳川家康 #大谷吉継 #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 小指を断つ/繋ぐ※損傷・欠損注意 家康が豊臣に帰順したばかりの時期かつ原作ではない世界線
      というか家康の小指が吹っ飛んだ世界線で刑部がどうだったかという題名そのままの話。ただの趣味です。
      ぶっちゃけ最後まで読んで頂けると分かるんですけど、これで家吉のつもりなんですよ私……エピローグ完全に三吉じゃんとは自分でも思います。でも家吉です(圧)
      何て言うんすか……刑部身内激甘男なんで滅茶苦茶優しい(完全無意識)のに、所詮豊臣の常識に過ぎない優しさだから家康が微塵も分かんない(どころか受け入れがたいぐらいに思われてる)みたいな感じなんすよ……半兵衛は家康が嫌いだから嫌がらせに甘やかしてると思ってて、三成は作中通り秀吉様の臣だからで片付けてる……刑部が家康に複雑怪奇な感情抱いてるのは公式だと思ってるんですが、家康が刑部に複雑な感情を抱いててもいいと思う……個人的な願望です……。

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康 #石田三成 #竹中半兵衛
      蓑虫@諸々準備中
    • 無明の黒点※黒権現(ゴリラ解釈)注意 ※相変わらずの殺傷沙汰注意
      新年あけましておめでとうございます。成長と共に完全に精神を摩耗しきって人々の幸せの為のシステムとしての生き方を自ら望むようになった家康と、そんな家康が齎す世の中を不幸だと理解して秘密裡に手伝うけど自分の三成への感情を知っているのでその辺だけは守ろうとする刑部の話です(一息)
      ちなみにこの後長曾我部緑展開です。書いてる本人はとても楽しかったです。今年もよろしくお願いします。
      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 翹望※暴力注意
      幸村伝軸の家(→吉)+信之 タイトルの『翹望』は「首を長くして待つこと」 分かりにくいけど刑部に永遠に片想いし続ける家康の話(分かりにくいせやな)
      個人的に信之は家康自身を見てないことに家康も気付いてる奴が好きなのでその辺もブチ込んでます お前で言えば刑部のような者……

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #真田信之 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 沼るな天津甕星※病み権現 ※各種描写注意(主に死亡・欠損・損壊) ※3軸関ヶ原家康勝利
      3軸(左近と信之が居ない)世界線でもし家康が刑部を慕っていたらな離反話と、関ヶ原後の家康の様子のダブルパック

      地味に以前書いた『妬め、嫉め、滅に順え』(https://galleria.emotionflow.com/69491/463325.html)の前日譚と後日談が一緒になった奴だったり 離反話のくだりは前作『帰すな熒惑』(https://galleria.emotionflow.com/69491/504839.html)の家康視点でもあります 前2作読んでなくても読めるようには書いたつもり……つもり……

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継 #雑賀孫市
      蓑虫@諸々準備中
    • 52019.2.3(日)ComicCity福岡48 お品書き2/3のCC福岡に参加します! スペースはO53bです!
      温度差の激しい家吉本と既刊のテニプリ8937中心本を持って行きます(無配ペーパーもある予定)
      小説本は4本中3本がWeb再録ですが加筆修正しまくったので大分話の輪郭が違うものもあるようなないような……暗さが増しただけかも知れない……

      以下サンプルページ
      [或る秋の日]https://galleria.emotionflow.com/69491/468426.html
      [落日]https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9941729
      [逸るか添うか 幸か不幸か]https://galleria.emotionflow.com/69491/480837.html

      #戦国BASARA #BSR #家吉 #大谷吉継 #徳川家康
      #テニスの王子様 #テニプリ #8937 #柳生真 #柳生比呂士 #真田弦一郎 #柳仁 #幸赤
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    • 常の通り※4半兵衛D後豊臣天下統一 ※豊臣以外の滅亡 ※病み気味家康で家(→)吉
      かつて自分が欲しかったものを全部くれる刑部に人知れずずぶずぶと溺れていく家康と、それをせせら笑いながら都合が良いのでそのままにしてる刑部の話 メッチャ短いけど気に入ったので
      地味に[落日](https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9941729)の前日譚イメージだったり

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • ※幸村伝ベース史実ネタ入り ※損壊注意 ※現パロオチ
      刑部の持ってた短刀が某美術館にあると知り、色々確認したところ諸々の事情で私が爆発した結果の話 刑部が死んだ後に病む家康が好き過ぎないか私

      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継
      蓑虫@諸々準備中
    • 帰すな熒惑BSR:家(→)吉 刑部視点
      もし家康が傘下期時代に刑部と仲良くなってたらな離反前話 ちなみに題名の読みは「きすなけいこく」です

      #戦国BASARA #大谷吉継 #徳川家康 #BSR
      蓑虫@諸々準備中
    • 一知半解BSR:4半兵衛D後家吉+三
      それぞれ少しずつ見てるものが違うことに気付かないまま無為を過ごす星月日の話 視差はいいぞ
      #戦国BASARA #家吉 #徳川家康 #大谷吉継 #石田三成
      蓑虫@諸々準備中
    • 無の目※咎狂後 ※余計な設定付加

      支部に上げた『有の目』(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11059748)の家康・伊達間の好感度が高かった場合の話 原作3刑部第一みある話になってしまったのは私が家吉担だからです(謎アピ)
      というか書いてて思ったんですけど、咎狂家康にとって伊達ってワンチャン豊臣の系譜で言う友ポジ(自分の進むべき道を時に糺すことの出来る存在)に成り得るんじゃないかなって……まあ全部妄想なんですけど……
      途中まで暗かったんですけど伊達が最後ハッピーな形でまとめてくれたのでホンマ苦労かけるな……って感じでした 私は幸せな家康が見たいです(地獄に落としてるのお前定期)

      #戦国BASARA #政家 #伊達政宗 #徳川家康
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    • 蝶様借景※病み権現注意 ※4半兵衛D後家康豊臣帰参かつ豊臣天下統一の世界線

      刑部へある贈り物をする家康の話。書き始めた時はただのヤンデレ想定だったのに、何だかミステリーとかホラーみたいなことになってしまった……家康の歪みは乱世が終わってから分かるものだと面白いなという気持ちも無きにしもあらず

      #戦国BASARA #家吉 #大谷吉継 #徳川家康
      蓑虫@諸々準備中
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